1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. 知らないとまずい、クロスの話
2025-04-27 13:15

知らないとまずい、クロスの話

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


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はい、おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は日曜日ということで、モーニングレビュー音のひと品というお題でお話しさせていただくんですが、今日のタイトルは、知らないとまずい、クロスのお話、というお話でございます。
MORNING NOTEは、表現サンダーシーにあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。本日はYouTubeライブとインスタライブも並行して行ってます。もしよければコメント書いていただけると嬉しいです。
スタンドFMでお聴きの方はコメントやレター、あといいねボタンね忘れないようにチェックしていただければ嬉しいです。
というわけで今日なんですけども、クロスについてのお話でございます。楽器を使っていらっしゃる方には本当に絶対に知っておいてほしいなということで、知らないとまずいクロスの話ということでお届けしたいなと思います。
クロスって何かはもちろんご存知だと思うんですけども、楽器専用の布巾ですね。
指紋を取ったり、埃を取ったり、水分を取ったりするもので、楽器の劣化を防ぐ大事な存在なんですけども、言うても存在は地味ですよね。
なので使うか使わないかで楽器の寿命が変わるっていうことを実はあんまりご存知ない方が多かったりするんです。今日はその辺を少しだけお話したいなと思うんですけども、そもそも論としてクロスって必要なの?っていう話なんですよね。タオルじゃダメなの?っていう話なんですが、タオルでもいい部分もあるとは思うんです。
ただですね実はタオルっていうのは結構繊維が荒かったりするんですよね。なので楽器によっては傷をつけちゃったりすることもあります。同じようにティッシュじゃダメなの?っていうこともあるんですけどもティッシュもね結構実は硬かったりするんですよね。ティッシュも使い方によってはいいんですけどあかんこともあります。
例えばピアノとかギターのボディーを吹くような場合はやっぱり繊維の荒いタオルとか硬いティッシュでは傷がつく可能性があるんですね。細かい傷がねついちゃうことがあります。なので吹けば吹くほど傷だらけみたいなことになってしまうこともあるのでやっぱりここはね専用のクロスを使っていただきたいなぁと思うわけです。
じゃあそのクロスってまあいろいろあるんですけども種類と特徴っていうのを簡単にまとめてみました。まずは一番よく目にする面のクロスです。
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あの普通のクロスですね。いわゆるクロス。あれは何かと言いますとまあ特徴はとにかく安いことですね。
平瀬楽器もうちのオリジナルクロスは確か店頭で380円とかそれぐらいで販売しています。とにかく安い。吸水性がすごく良い。でもねやっぱりどうしても使っていると毛羽立ってしまって埃が目立ちやすくなります。気軽に使えるっていうのが特徴かなと思いますね。
もう一個マイクロファイバークロスというのがあります。ちょっと薄手でちょっとしっとりとした生地。これは指紋とか油汚れもすごく取りやすくて万能型ですね。これは本当にうちでもお勧めしているクロス。マイクロファイバークロスですね。
あんまりこれ使われている方は最近いないんですけどもセイム川というクロスがあります。セイム川というのはシカの川ですね。うちの方でも売っているキョンセイムっていうのが売っているんですけどもこれはコジカのキョンっていうちっちゃいシカの川なんですけどもこれは高級ですけども油とか水分に強いです。
特に管楽器の人とかによく使われるかなと思うんですけどもセイム川の特徴としてましてもともとそのシカが持っている油分があるのでいい感じでコーティングしてくれたりするんですよね。なのでセイム川は結構いい高級なクロスだったりします。
他にも専用の溶剤を染み込ませたシルバークロスとかシリコンクロスみたいなのがありましてこれは色々特徴があるんですよね。特徴今話してるんですけども特徴があるんで適当に選ぶと吹いたつもりが逆に傷つけることがあります。
例えば先ほど言いましたシルバークロスっていうのはシルバーポリッシュという銀の楽器銀メッキの楽器ですねを吹くときに使うような溶剤が染み込ましてありますのでそれこそやっぱり金メッキの楽器とかラッカーポリッシュの楽器とかに使うと大きく傷をつける恐れがあります。
シリコンクロスはシリコンの溶剤が染み込ましてあるのでそれ時代では傷いくことないんですけども変にツルツルになってしまったりすることもあるんですよね。だから普段使っている楽器がちょっと変わった感じになっちゃうぞということもあるのでこれは上手に使い分けしてください。
クロスの使い分けなんですがね楽器によって使い分けをまあ楽器によってっていう明確なことは特にはないんですけどもまあ例えばピアノとかギターの場合は面のクロスかマイクロファイバークロスを使っていただければなというふうに思います。
3楽器も面のクロスマイクロファイバーでもいいんですけども使えるんであればSM側使っていただいてもいいかなと思います。SM側すごい良いんでね。ピアノの場合は外側外装の部分はちょっとワックスみたいなものがついてツルツルになっているので外側を吹いたクロスで鍵盤を吹いちゃうとこの鍵盤がねツルツルになるんですよ。
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なので鍵盤と外側のクロスを分けていただくとかねそういうふうにしていただいた方がいいかなと思います。管楽器の場合はオイルとかグリスとかを使うじゃないですか。オイルとかグリスとかをついた布で外側を吹くと当然ですけど汚れちゃいますよね。
そこらへんはね使い分けをしていただくのが絶対必須になります。まあ汚れてもいいってわけじゃないですけども例えばオイルとかグリスとかつく場合はタオルでもいいと思いますしティッシュともったいないかな。汚れてもいい使い捨てのものでやっていただいて外側外装吹く場合はさっき言いましたSM側であったりとかマイクロファイバークロスとかちょっとお値段が高いやつ使っていただくいうふうに使い分けしていただくのがいいかなと思います。
もう一個管楽器で使うクロスの仲間としてスワブというのがありますよね。スワブもまあ広い意味ではクロスなんですよ。あれ管楽器の中にやっぱ水分が残っちゃうとですね錆とかカビとかあとまあ場合によっては割れたり管楽器の場合はねする原因になります。
見えないところもやっぱきちんと手入れをするっていうのが必要なんでスワブもまあ普段のお手入れで多分皆さんね使われていると思うんですけどもあのやっぱり使っていただきたいなと思います。
最近はね僕らのね現役の頃は金管楽器でスワブってなかったんですよ。売ってなかったんですよ。だからあのちょっと意識高い人らはクラリネットのクロスを切ってね使ってたんですけども今は金管楽器もスワブ売ってますのでぜひスワブも使っていただくと楽器を長持ちさせるっていう意味ですごくいいなと思います。ぜひぜひ使ってください。
クロスなんですがまあお手入れ使っていただくクロスなんですがこのクロス自体のお手入れっていうのも実は必要だったりするんですよね。
まあと言ってもそんなに別にねあのクロスを磨いたりする必要はないんですけどもあの一番最初に言った面のクロス一番お安いクロスこれはね消耗品なんです。
まあお安いクロスなんで頻繁に取り替えていただく必要があります。頻繁につっても1ヶ月に一遍する必要はないんですけどもあの面のクロスはあの毛羽立っちゃうっていう風な特徴があるって言いましたね。
なのであの選択して使うとねゴワゴワになっちゃいますしそれこそ毛羽立ってしまいますのでもう選択せなあかんなってなったら新しいのに取り替えてください。
そうしないとあのゴワゴワだったクロスでね楽器を拭くと傷いきますんでねずっと使うもんじゃありません。
一方ですねマイクロファイバークロスっていうのは選択しても ok なんですよ。
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マイクロファイバークロスはぜひちょっといいものを買っていただいて選択して使ってください。
僕はねあの昔現役の自分は結構高いマイクロファイバークロスを使ってました。
当時まだマイクロファイバークロスがそんなに出回ってなくて1枚3000円ぐらいのやつ買ってたんですよ。
でもあのずっと使えるんで本当にずっと使ってますね1枚のクロスを3年とか5年とか使ってました。
全然あの破れたりあのクタクタだったりしないんでそういうのをやっていただくのがいいかなと思います。
でセーム川セーム川も高級品なんですけどもこれもあの水とかぬるま湯であの手洗い手洗い揉み洗いっていうんですかねしていただいて全然大丈夫です。
中性洗剤を使っていただいても大丈夫なんですけどもあのセーム川は痛みやすいので必ず影干しをしてください。
あの外で天日干しするとねバキバキになるんでねそれだけ注意してくださいね。
使い古して洗濯してしまった面のクロスあと天日干したセーム川とかこういうので楽器を吹くとですね楽器を痛めちゃいます。
ちょっとここらへんはねリスクがあるなと思っていただければと思います。
今日はね楽器のクロスの話をしましたけども例えばメガネとかスマホとかタブレットあとテレビなんかにはマイクロファイバークロスを使っていただいてもいいかなと思いますし。
銀のアクセサリーね趣味で作っていらっしゃったりする方いらっしゃいますよね。
あと銀のスプーンとか銀色の食器スプーンとかフォークとかああいうのはシルバークロスシルバークロス使っていただくと結構ピッカピカになったりします。
あと家具とかあと車のお手入れにセーム川ね車好きな方はセーム川使われてますよね。
セーム川は車のお手入れとか家具にも全然使えますので他の用途として使えるんで結構楽器用のこういったクロスって専門のお店で行くと結構高いんで楽器用のやつ買っていただくのもいいと思いますよ。
シルバークロス銀のアクセサリー屋さんでシルバークロス買ったら結構高いらしいですからね。
楽器用のシルバークロスでかくて安いんでぜひ使ってください。
はいというわけで今日はクロスのお話をさせていただきました。楽器を長持ちさせたいんだったらクロスも正確に選んでいただく。
なんとなく適当に選んで吹くんじゃなくてやっぱり正しいクロスで丁寧に吹くっていうことがやっぱり大事です。
クロス一つで楽器の寿命が変わってきますんでちょっと分からなかったらね店員さんに聞いていただいたら結構ですのでぜひ正しいクロスを選んでください。
はいというわけで今日の日曜日はモーニングレビュー音の人品という話題で知らないとまずいクロスのお話ということでクロスのことをお話しさせていただきました。
今日からちょっとだけクロスにもこだわってみてください。
はいというわけで最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
12:03
この番組の感想とか音楽レッスン動画イベントに関するご質問ご相談は平成楽器の公式ラインで受け付けております。
LINEの検索画面で平成楽器と検索していただくと平成楽器サンダーセンターっていうのが出てきます。
それを友達追加していただければと思います。
明日月曜日はですねピアノの耳だいりということでピアノのお話をさせていただく予定にしておりますのでまた明日の朝もモーニングノートぜひ聞いていただければと思います。
今日は日曜日ですね皆さん多分お休みだと思いますけども僕はこれからホールに行って発表会のお仕事でございます。
6時半に入ってもう速攻本番で多分帰ってくるの7時ぐらいかな今日は1日舞台袖でお仕事をさせていただく予定にしております。
皆さんはいい1日というかもうそろそろゴールデンウィークですよね。
いい1日いいゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。
ではではいつも言ってらっしゃいって言うんですけども今日は行ってきます。
頑張ってきます。
ではでは。
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