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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。
今日はですね、ドリルと配線と天井裏。楽器屋って何屋ですか、というお話をさせてもらいます。
このMORNING NOTEは、兵庫県三田市にあります、何の変哲もない楽器店、平瀬楽器がお届けする、毎朝10分くらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りとか、動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝ちょっとずつお話ししています。
朝の支度とか、月のお供に耳だけご参加いただければ嬉しいです。
はい、というわけで土曜日は、里でフリートークということで、フリートークに近いお話をさせていただくんですが、何をお話ししようかなと思ったことで、
今日は今までやってきた、ちょっと変わった仕事についてのお話をしたいなと思います。
先ほどもちらっと言いましたけども、平瀬楽器って、いわゆる普通の楽器店をやってるんですけども、
これ楽器屋の仕事?みたいな仕事がちょこちょこあるんですよね。
そもそも楽器店の仕事って、皆さんどんな仕事だと思われてますでしょうか。
その名前の通り楽器を売るのが仕事なんですよね。
まずこれね、覚えておいてください。楽器を売るのが仕事です。
はい、じゃあちょっと変わった仕事、変遷をお話ししたいと思います。
その1、これもずいぶん前も10年以上前、そんなことないか10年ぐらい前の話なんですけども、取引先の幼稚園さんからちょっとご依頼を受けまして、
職員室においてる放送設備の入れ替えができないかという打診がありました。
幼稚園だけじゃなくて小学校とかいう学校関係って、
例えば1階の教室だけ案内するとか、2階の教室だけ放送を流すとか、
そういうことが切り替えができるようになっているちょっと特殊なページアンプというアンプが入っていることが多いんですね。
これどこの学校行ってもどこの幼稚園行っても同じ機種が入ってるんですよね。
もうどっこもこれやなみたいな。
そのページアンプが調子悪くなったんで新しいのにしてくれという話で、
でもそれって本当は電気屋さんの仕事なんです。
でも電気屋さんが面倒くさいというかわからへんから嫌がってしないんですよ。
そこの幼稚園もそれで困ってて、じゃああんたできる?みたいに言われて、
今のページアンプがあるんであればそれをそのまま入れ替えるんやとできますよみたいな感じでやらせていただいたんです。
いわゆる放送設備の入れ替え工事ってやつでね。
工事っていう時点で学期的な仕事じゃないやんって思うんですけど、
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それは1回目うまいことできました。
2番目、その後ですね、某市民センターの放送設備を入れ替えるという案件がありまして、
機械室っていうのがあるんですね。でっかい機械室、壁一面機材みたいな。
そこをばらして放送設備を入れ替えさせていただきました。
作業自体はわりとシンプルやったんですけども、見た目がインパクトビビりましたね。
これは学期屋の仕事じゃないなと思いましたね。
その次、同じ某市民センターの視聴覚室ってあるじゃないですか。
あそこのスピーカーの交換をしてくれと言われまして伺いました。
スピーカーの交換っていうとね、まあ学期屋さんの仕事っぽいなと思うでしょ。
思うんですけど実際はですね、いってみるとまあそこそこ大きなスピーカーなんですけども、
コンクリートの壁にドリルで穴を開けてこっつい金具で固定するっていう完全に工事でしたね。
そのためにでっかいドリルとかコンクリー開けるビット、ダイヤモンドビットを買いましたもん。
これはうちの仕事じゃないなと思いましたけど、まあ無事ついて今でも普通に機嫌がなってくれてるんでね。
あれ見るたびにうちがやった仕事だなと思ったりしてます。
続いてだいぶ現代というか近づいてきて、コロナの時にですね、うちがまあ結構配信をいっぱいやってたっていうことで、今でも配信やってるんですけども。
ある写真屋さん?写真館さんからちょっとご相談を受けまして撮影スタジオを新しく作ったんだけども、そこに配信用の音響システムを入れてほしいと。
そういう打診がありました。
もともと打診があった時点ではまだ何も建ってなかったんですよね。
もう建物がなかった状態で図面だけ見させてもらってたんですけども。
そろそろ工事できるよみたいな話で行ったらもうほぼできちゃってて、屋根もできてるんですよ。
だからその出来上がった天井にスピーカーつけて、天井の中頭突っ込んで、そのスピーカーのケーブルを送るという、完全に電気屋さんの仕事でしたね。
しかも高所作業やったんですよね。結構高いところの工事で、もう出来上がったところやったからあれは大変でしたね。
写真館のスタジオって広いじゃないですか。
だから多分6メーターとか7メーターとか大きい長いケーブルを引き回ししたんですよ。
高いところやったから工事は大変でしたね。もう完全に電気工事の仕事でした。
僕、先輩にこういう電気工事のケーブル屋さんがいてあるんですよ。
事前にその先輩にどういうところ注意したらいいですかって聞いていったんで、しかも道具とか変えていったんでね、何とかなったんですけども、あれは大変でしたね。
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それ工事終わった後に、Zoomとかの配信用の設備をちゃんと環境を整えて変えるっていう、結構大変な仕事でした。
あれはほんまに工事やったな。
で、その次です。
これもまあまあ最近になるんですけど、近所にね、おしゃれなバーができるということで、あそこのバーをこの地域で一番良とにしたいという風なオーナーさんから依頼を受けまして。
で、うちが声かかってね、本当にこれは図面の段階から相談に行きました。
で、またその建物自体がようやく出来上がって、スケルトンの時に見に行ったんですけどね、もうコンクリートだけの時に行ったって、よくわからへんな思って見とったんですけども。
ここら辺にカウンターが来るから、ここら辺に客席が来るから、みたいな聞きながら、へーと思って。
で、図面見して、もう電車はこの辺にスピーカー置きましょうか、みたいなやったんですよね。
だから図面の段階から関わって、実際施工までさせていただいたんですけど、もうね、さすがに何回もやってるんでね、天井作業にも慣れてますし、こういう施工も図面の段階から関わるのも慣れてるんでね。
工事屋さんにね、割と指示を出せるレベルになりましてね、ここの段階で我々が入るんであれば、こういうところの工事のやり方をこんな感じにしておいてください、みたいなお願いなんかしちゃったりしてね、割とスムーズにできるようになりました。
ほんまね、やればできるもんやなってちょっと思ったんですよね。
だからまあ、うちらは本当に楽器屋さんっていうと、ピアノとかギターとかドラム打ったりとか、エレキギター用のアンプ付きスピーカーですね、皆さんアンプっていうんですけど、ああいうスピーカーとかもちろん販売はします。
で、簡単な音響設備も販売をもちろんしますけども、今日言ったこういうのってね、正直楽器屋さんの仕事じゃないんですよ。
じゃあ誰の仕事ってなったら、これはね、電気屋さんの仕事なんですよ、本当はね。
でも、幼稚園の時に言いましたけど、電気屋さんね、この辺の仕事やっぱり嫌がる方が多いんですよね。音のことわからへんみたいなこと言ってね、嫌がる方が多いんですよ。
なので、うちみたいな何でもやるような楽器屋があるっていうのを知ってるところは、うちみたいなところに有的ありますね。
僕らはね、お仕事なんで、勉強させてもらうつもりで、いかしてもらって喜んでいただけるんであれば、させていただいて、僕らも経験値上がりますしね、すごい良い経験だったなと思っております。
で、今ですね、進行中の案件が、まだちょっと変わった案件が2件ほど抱え中なんですね。
1件はもう動いてるんです。もう1件はまだまだです。まだ全然、もうかれこれ1年ぐらい前から相談を受けてるんですけど、まだなんですよ。
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でもこれもまたね、楽器屋の範疇じゃないなという仕事をやってます。
これもね、また公表できるようになったらお話ししたいなと思っております。
そんなわけで、平瀬楽器屋はですね、楽器屋、ほんと何の変哲もない楽器屋なんですけども、こんな仕事もできるって言うとちょっと臆がましいけど、やってますんで、こんなのできるみたいな相談はいくらでもさせていただきます。
あんまりしたくないけどね、電気屋さんの真似事みたいなのはね、怖いからね。
でもまあ、やっぱり音扱う仕事ですし、先ほどみたいなオシャレなバー、一番いい音のバーにしてくださいとかいう仕事って本当にあれはね、やりがいがあったなと思ってるんですよ。
電気屋さんと僕ら、電気屋さんが悪いわけじゃないんですけども、電気屋さんと僕らが確実に違うところって、やっぱりその使うケーブル一本一本こだわれるっていうところなんですよね。
そこのバーに関しては、やっぱりこれぐらいの最低限、これぐらいのランクのケーブルイレート感と一番いい音とは言えないよね、みたいな感じのものをあえて選んでやらせてもらっています。
スピーカーとかアンプとかは別にどこで買っても一緒なんでね。だからそこらへんのチューニングというか、選定みたいなのはわりとこだわってやらせていただけたので、そこはちょっと電気屋さんと違うところかなと思うところでございます。
音を扱う仕事をさせていただいているんですけども、ほんと気がつけば工事とか配線、構造とかまでは言ってないですけども、そんな感じの話までできるようになってて面白いなぁと思ってますね。
音に関わることは何だってやりますんで、こんなのできるかっていうのがあればまたご相談いただければと思います。
ちょっと変わったご相談、むしろ大歓迎でございますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
はい、というわけで今日はそれが楽器の仕事みたいな話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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そこで投げていただきましたらまた回答させていただきます。
そこでね、モーニングノート聞いたよとか書いていただくと僕のテンションが上がりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
はい、というわけで今日は土曜日ですね。皆さんお休みなのかな。
僕は今日は、これ実は収録でお届けしてるんですけども、今日は発表会。
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今日と明日はピアノの発表会がありまして、もうすぐホールに入る時間ということで今日はちょっと収録でさせていただきました。
明日も多分収録になるかなと思うんですけどね。
皆さんは週末、いい週末をお過ごしいただければと思います。
僕は仕事頑張っていきます。
それではいい一日をお過ごしくださいませ。
いってらっしゃいませ。
