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2025-11-03 11:01

【京都魔界探訪】マンガミュージアム、"水っぽい土地"の音楽制作記

京都国際マンガミュージアムの環境音楽を制作した裏には、ある不思議な物語がありました。

あの場所は、かつて小学校の校舎。しかし、その土地にはもっと深い記憶が眠っています。僕が音楽制作を通して感じ取ったのは、ひんやりとした「水っぽい土地の精」。そして驚くべきことに、このミュージアムでは「水の精」らしきものの目撃情報が多数あるというのです。​

今回の配信では、その土地が持つ独特の「肌感」を、いかにして一瞬の感性で捉え、音楽に落とし込んでいったのかを語ります。これは単なる音楽制作の話ではありません。土地の記憶と共鳴し、目に見えないものを形にする。そんな京都ならではの不思議な感性の世界へご案内します。

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サマリー

このエピソードでは、京都国際マンガミュージアムについて、換気音楽や地域の特性、水っぽい土地の影響が語られています。高低差や地下水の存在が精霊と関連付けられ、音楽制作にも影響を与える様子が描かれています。

京都国際マンガミュージアムの紹介
はい、お疲れ様です。小松でございます。今ね、あのマンガミュージアムにいるんですよね。
あの、ここの場所で、僕の換気音楽をね、もう今から、えっと、いつぐらいかな、2007年ぐらいから使っていただいているので、もうね、17年ぐらい使っているような場所で、
で、過去3回ぐらいね、音源を変えたんですけど、京都の場所とね、ちょっとこう、外国人の方とか、そんな話ちょっとしてみたいなというふうに思います。
もうね、目の前でもね、これどこだろう、やっぱりこう、普通の西洋じゃない地域ですよね、中東とか、あとあの、
その辺り、もちろんね、アジアの方も多いですし、もう本当にどこの国の人が多いから来てるとか、そんな感じじゃなくてね、本当にもう、
分散した状態でね、外国の方が来ておられるんですけど、そのね、2005年にね、あのこれ、京都国際マンガミュージアムでできましたけど、
それからね、もう本当に驚くばかりの変化がね、あるというか、で、あの、入場料金もね、だいぶ変わったんですよね。
始め、いくらだったかな、500円だか600円だかぐらいなのが、今1000円かかってますからね、倍ぐらいしてるんですけど、
まあね、ここの場所が、なんかね、あの、ちょっとこう、京都の中ではね、ちょうど町中なんですよ、カラスマオ池という町中なんですけど、
独特のなんていうかな、邪気ではないけれども、ちょっとね、まあ、霊という言い方だと非科学的にはなりますが、
少し、あの、この世とあの世に近いところというかね、あの、精霊がいるような感じのね、場所なんですね。
で、元のね、これ事務局長とよく話をしている時にですね、あの、まあ、マンガミュージアム、これもともと立池小学校というね、
あの、ここの地元の学区の小学校の跡地を使って、あの、2005年から、えっと、京都市とですね、聖火大学と共同運営してるんですけど、
地域の特性とその影響
あの、閉まった後ですよね、これ5時に閉まるんだけど、それでね、よくあの、霊が見えるっていう人が結構いて、結構なんですよ、何人も結構いる、
え?って感じですけど、夜に静かになった時にね、僕の環境音楽も止まった後で、なんか屋根とか、隣のビルとかにね、あの、向こうからこっちを見てるような感じの、あの、状況になるというか、そういう風景を見るっていうことが多くて、
なんかね、ここだけが少し水っぽいんですよね。僕もここ何度も来て、今日今雨降ってるから水っぽいのは当然なんですけど、
立つ池ですからね、池があったというような感じね、あの、街中でここ一番意外とね、あの、これ、ここのエリアで言うと高い地域というか、
少しね、坂の上っぽいんですよね、あの、実は京都ってこう、あの、南北にね、あの、高低差があるとよく言われるじゃないですか、あの、
北大寺の方が、えっと、陶寺というね、お寺の塔の高さとほぼ同じぐらいね、えっと、100メートルぐらい上がるんですよね。
で、そういうあの、南北の、あの、高低差っていうのは確かにあるんだけど、ここね、あの、東西のね、特に、あの、西の方がだいぶね、低くなるんですよ、これ。
あの、からすま通りという、ちょうど、あの、京都駅から、あの、中央にね、抜けてる通りがあるんですけど、ちょっとね、下がっていくんですよ、二条の方とか、
あとは千本通りとかにどんどん下がっていくっていうような感じで、ここはね、割と高いところ。
で、しかも、ちょっと東に行くとまた低くなるんですよね。だからここがね、ちょっとこう、あの、魚の背骨みたいな感じで、あの、割と高い状況なんですよね。
で、まあ、水は高いところから低いところを流れるっていうのは、まあね、通例ではありますけど、ここね、高いところなんですよね。
高いところにもかかわらず、水があるってこれどういうことっていうことなんだけど、これ種明かしをするとですね、地下水なんですよ。
地下水が特にこのエリアはものすごく多くて、それが地下水が上から下へというかね、あの、左右という言い方いいのかな、東西に、あの、こう、流れ出るんですよね。
で、ここの地下水のあたりがなんかね、精霊に近い感じだなあっていうね、つぶつぶつぶっていうかね、そんな感じがするんですよね。
あの、場所ごとに人って何かね、感じるんですよ。ここは水っぽいところかな、火であるかなとかね、そういうのがあって、あの、そういう感覚ってすごくあるんですけど、
まあ僕このあたりにね、長らく住んでますが、やっぱなんかね、25年ぐらいいてもね、あの、全然嫌にならないんですよね、ここ、不思議と。
あの、場所の持っているあの地域のね、この地場というものはすごくね、あの、無視できない要素ですよ。
あの、地域に住んでるこの場所にね、一緒に住むとか、いろんな家族と住むとかあると思うんですけど、やっぱ全然ね、その場所によっての地域のこう、空気感。
特にあの、えっと、地面と自分とのグラウンディングな部分もあるし、あと周りとの日照時間ですよね。
あの、建物があるかとか、あと山があるかとかね、谷があるかとか、川があるかっていうところのあたりで、
すごくね、人に影響を与えるというところがあります。あまり川に近すぎるところだと、湿気にやられたりとか、あと山でもね、僕あの、まあこれ言うとちょっと語弊あるけど、あの、今、聖火大学にいるんですけど、あの、ものすごい湿気なんですよね。
音楽制作のプロセス
あの、比叡山の麓、岩倉の麓ってね、とんでもない湿気なんですよね。なので、あの、同僚が言うにはですね、あの、
もう、買った本が半年で、半年でもうね、かびたっていうような、そういう場所で、しかもあの、岩倉の方って一つこう、あの、地面というかね、盆地になってるからね、水というか湿気のね、あの、防ぎようというかね、これ流出が難しいんですよね。
という感じのところがあるので、あの、その場所場所の空気感ってすごく大事で、で、僕あの、換気音楽とか音を作るので、空気の、やっぱり魔術師じゃないですか、音楽を作るって、だからね、その空気の感じる、こうなんていうかな、あの、五感で空気を感じる感じ方っていうのが、すごくね、あの、影響を及ぼしてるんですね。
で、ここのね、漫画ミュージアムの話に戻すんですけど、ここはね、やっぱ水っぽいなという。で、しかもね、竜池小学校がね、もともとはコンクリートと木造建築をね、あの、それで作られていたので、その2005年にリノベーションで、その京都聖火大学とね、京都市がこれ運営する中で、えっとこれ、改築する、当時ね、あの、イノベーションめちゃくちゃ流行ったんですよね。
で、それでやっていくとね、やっぱりなんかね、うん、やっぱ木をたくさん使ってるんですよね。木とね、ガラスとね、ちょっと真剣材、でも木とか空気感、あの、それは温存されている場所があるので、あの、変わらないんですけれども、あの、やっぱね、木と水っていう感じですよね。
だから割と昔の小学校の、ちょっとカビ臭い小学校の空気感というのがね、漫画ミュージアムであるわけなんですけど、そこに合わせてね、ファーストアルバム作ったんですよ。
あの、割とね、やっぱなんかこう、ぐーっと入り込んでいくような、しかもこう、漫画を読んだり、なんか物思いを目にふけて生活する中ではすごくね、あの、心地よい音楽っていうか、まあそんな感じでね、曲作ってみたんですよね。
で、2回目に作ったのもそういう感じ。スクールメモリーズっていうのが2回目ですね。最初は京都アンメンスっていうアルバムなんですけど、2回目がスクールメモリーズ1、そして2022年ぐらいにスクールメモリーズの2っていうアルバムを作ったというね。
今ちょっと雨というかね、なのでちょっとお客さんが転びかかったね。すごいでしょ?なんか僕が喋るとこういう風になっちゃうんだよね。やばいよね。僕はやってないけどね。怖いよね。水っぽいとか言いながら、あ、滑る、水で滑るっていうね。受験生の人いないかな、大丈夫かな。
そんな風に水に近いところがあるので、そういう感じの音色を使ってみた。すごくね、スクールメモリーズの1と2と聴いていただくとね、なんか水っぽいですよ。
そういうのがやっぱりね、場所によってそういうのがないとね、なんかもうどこでもいいからありきたりの音楽作るわってなると、やっぱりちょっときついんだよね。なんかその最後の一振りっていうのがね、どうしてもね、曲というのは影響を及ぼすので。
そんな風なね、空気感みたいな。この京都国際マンガミュージアムは変わらず水っぽいよね。全然水っぽいというところがあって。それだから多分僕が曲を作っても変えようかなというふうなことはね、クライアントさんというかね、運営者は言われないしね。
他の場所でも全然別の曲しましたって聞いたことないね。ずっと鳴ってるよ本当に。だからそういうね、場をちゃんと考えた上で曲作る。そして曲作るだけじゃなくって響きもね、ちゃんと考えていてほしいなというふうに思ったので、今日はね、京都国際マンガミュージアムからそんなお話をしてみました。
最近ね、ちょっとこのボイシーとかね、スタイフね、毎日配信し始めて、ちょっと調子良くなっているのでね、どこまで続くかわかんないけどね。そんなもう、Bでやりますよ。そんなギムでやらないからな。ということで、よかったら11月17日ね、ミミキンを済ませば世界が変わる。ぜひぜひ。
マンガミュージアムの話はちょっとまだ作る直前だからしてないけれども、京都のそうしたね、空気感、存分に感じていただける書籍でありますので、ぜひお買い求めください。URL貼っておきますからね。よろしくお願いいたします。小松でした。
11:01

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