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2024-08-14 15:49

【書籍紹介】時間の使い方の納得度を高める秀逸本を見つけました。

様々な時間論の本がありますが、今回見つけた本は時間のタグづけを行ったり、ポートフォリオを作ることによって、時間意識を向ける知恵がちりばめられていました。秀逸の本です。
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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。
この放送では、音や音楽諸々について、小松の思っていることをですね、1日1個お伝えしている、そんな番組となっております。
えっとですね、おかげさまで、ちょっと喉とかですね、風邪の方、だいぶ治ってきたんですけど、ちょっとまだ、えっと、お聞き苦しいところがあるかもしれないのでね、
ご勘弁いただきながらね、聞いてほしいなと思います。
今日はですね、もう久々の本の紹介しようかなと思っております。
リスナーさんからですね、ちょっとたまには本の紹介してよっていうような連絡があったので、これはちょっと最近いいなと思った本をね、ちょっとお伝えしようかなと思います。
この本はですね、時間論なんですね。
現代人はね、時間がなかなかこう、ないというか、何かに追われてる感覚ってないですかね。
僕は結構ね、ちょっともうありすぎて、もうなんか笑おもつかむ思いなんですけども、
この本のタイトル、このプリン、今食べるか我慢するかっていう、全然時間と関係ないやんっていう、そんな本のタイトルですけど、
しかもですね、これ帯を見ると、プリンの写真が書いてあるんですよ。
プッチンプリンみたいな写真なんですけど、これ見るとね、時間論じゃないやんっていうね、これなんでそうなのかっていう、
そういうところからこれ多分興味を引かせるところだと思うんですけど、
ヒントがね、時間のタグ付けっていうことが書いてあって、これすごいなと思ったので、早速本編の方行っていきましょう。
それでね、時間のタグ付けってすごい言葉だなっていうふうに思うんですね。
これは我々生きてる中で、24時間って本当に平等に流れていくじゃないですか。
で、その24時間の中で、充実してる時間もあるし、本当になんか矢のように飛んでいくようなね、
もうダラダラしてるような、そういう時間もあるだろうし、いろんなところがあると思うんですけど、
時間に対する意識付けをどうするかっていう、そこを具体的に61項のコツとして書いてある本だったんですけどね。
これでちょっと面白いのがですね、時間にネーミングというかタグ付け、名前付けをしていこうということで、
これね、帯にも書いてあるんですけど、帯には書いてないか。あ、書いてありますね。
4つのね、時間のパターン書いてあるんですね。
まず、役割の時間と投資の時間と浪費の時間と幸福の時間なんですね。
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役割、投資、浪費、幸福ね。
これいちいち喋ると、なかなか本文にぜひ読んでいただきたいんですけれども、
普段、我々が時間がすぐ経ったな、浪費したなっていうね、無駄な時間だったなっていうふうに思う時間の過ごし方ってありますよね。
それがですね、おそらくね、浪費の時間っていうふうな意味付けになると思うんですね。
ダラダラした時間とかね、何もできなかった時間とか、無意識に過ごしてきてですね、
無駄と感じる時間っていうのがまずね、浪費の時間ということなんですね。
これは生きてる姿勢にもね、つながると思うんですけど、
時間とか生きてることに意識をあんまり強く向けなかったらですね、ダラダラ過ごしちゃう。
ダラダラが決して悪いことではないんだけど、過ごすことってありますよね。
僕もね、ちょっと疲れたときなんかこういうモードになると思うんですけど、
これがね、典型的な後で振り返ると少し残念に感じる時間なんですね。
それからちょっと優先順位といいますかね、レベルを上げていきましょうかね。
で、その次にですね、あるのが役割の時間っていうね、これダラダラした時間ではないんだけれども、
これ役割、これね、義務に近い時間なんですよね。
やらないといけないことにかける時間っていうことなんですよ。
例えば家事とかね、雑務とか生活のための行動というね、
仕事なんかこれ典型的ですよね。
これもっと細かく言うと仕事に行かれる方で、今あの通勤電車に乗って聞いておられる方ね、
結構いらっしゃると思うんですけども、
そういうね、あの通勤の時間、で何かこう支度をする時間とかね、
生活のために何かすべき、買い物でもね、どうしてもこう食材を買うときってあるけど、
それってもう役割ですよね。
そういうふうな時間が流れていくっていう、それが二つ目なんですね。
で、その上にですね、何があるかというと、これ投資の時間っていうものがあるんですね。
この投資の時間っていうのは、特定の目的があったとしたら、そのために努力している時間なんですね。
これ僕で言うとですね、音楽、僕日々関わってるんですけど、
指の練習、ピアノで言うと指の練習ですよ。
これね、しないと動かないから、もうやめるわけにはいかない。
でも、やるのすっごくめんどくさい。
本当にね、自分が快楽のためにしたいことって音楽でもあるんですよね。
即興演奏したいとか、自分の好きな曲を弾きたいとかね。
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それじゃなくて、その手前にあるような何かすべきというか、
やると次の演奏がうまくなったり、自由にどんどんフレーズが弾けるようになるとか、
そういうふうなところになるので、これ投資ですよね。
未来に対する演奏向上のための投資の時間として、
例えば、ハノンの練習があるとか、フレーズの早いパッセージの練習があるとかっていうことがあると思うんですけど、
これがね、投資の時間なんですね。
これ、他聞いてらっしゃる方で、何か資格を取るっていうことを今されてる方いらっしゃいますよね。
英語の資格とか、あとは仕事に必要な様々な資格の時間ってあると思うんですけど、
その勉強時間、将来のためにこれ絶対いいだろうって言うんだけど、
目の前の時間だと結構これもうきついなとかね。
そういう時あると思うんですけど、それがね、投資の時間というふうになりますね。
そして最上のところにあるのがですね、幸福の時間です。
やりたいこととか喜びを得て幸せを感じる時間なんですね。
これ例えばなんですけど、僕は結構ね、それを毎日のお土産のようにね、ちょっと意識的に作ってます。
例えば朝起きた時とか寝る前に、ストレッチとかですね、あと深呼吸とかですね、ロングブレスとかヨガとかやってるんですけど、
これね、自分の幸福の時間だと思うんですね。
なんか頭が空っぽになるとか、今日1日どんなふうに過ごしたかなっていうのを振り返りの時間になるわけですね。
これ振り返りもね、ちょっとこれ話ずれていきますけど、振り返りを1日の中でした人、してない人では、なんか充実度が全く違うんですよね。
なんか忙しくても、最後寝る時にね、10分とか15分くらいなんですけど、ベランダに出て、ベランダのない人は出なくてもいいんだけど、
そこでロングブレスしたり、ちょっとトークの音を聞きながら、1日何したかなとかね、これちょっと良くなかったなとか、これでも1つ気づきがあるからいいなとかね、
そういうふうに思う時間っていうのが、いわゆる今ここに存在しているということで、マインドフルネス的なところだと思うんですけれども、
これを僕はもう楽しみに変換とかしたりしてますね。
あと幸福の時間はね、やっぱり散歩したりとか、僕は自転車に毎日乗って通勤で仕事に行っているんですけどね、雨の日じゃない日はね。
そういう時は役割の時間、先ほど伝えた生活のために必要な行動ですよね、移動っていうのはね。
それをしながらでも幸福の時間として両方のタグ付けしながら時間を過ごしていくことも可能なわけなんですよね。
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とするとですね、やっぱり時間一つ一つの意味っていうのを、その都度都度ね、同じ1日我々24時間しかないですからね、
ほんと長いことあってほしいって思うんだけどね、無理なんだよね。
それで一つの時間、今から何か過ごすっていう時間があるじゃないですか。
そんな時に、この4つの中で今は役割の時間なのかな、投資してるのかな、浪費なのかな、幸福なのかなっていう風にね、あったとしましょうね。
すると、今はもうこれは浪費だから、浪費の時間だったんだなっていう風にすると、いろいろな気づきがあると思いますしね。
あとはね、僕理由に言うと幸せの時間っていうのは、幸せというか満足していくためにはですね、いろんな時間があったとしても、
この時間をプラスでタグ付けできないかと、幸福の時間にもね、つなぐことができないんじゃないかな、できるんじゃないかっていう風に思うことがですね、
結局のところですね、人生を充実になっていくことのきっかけになるのかなという風にね、この本を見ながら思いました。
あとはですね、ほんと時間の都合上で、それこそ時間ね、言えなかったんですけど、
キーワードとしては、時間磨きとか、時間の選択力とか、あとね、すごいよ、時間のポートフォリオっていう言葉も書いてあってね。
さっきのね、4つの時間を1日の中でこう、例えば過ごしたことの時間を関数して、パーセント、大体のね、どれぐらいだったかなっていう円グラフをね、書いていくと、
1日のね、自分の時間の使い方がわかってくるんですね。
結局のところ、この本の素晴らしいのはですね、じゃあ幸福の時間をたくさん作れよとは一切書いてないんですよ。
タグ付けするのは自由だと、選択するのはあなたの自由っていうね、これがいいなと思ったんですね。
ということで、これ一生役立つ時間の法則、これ素晴らしいなという、こんな本がね、僕時間論が本当に好きでね、いろいろ読んでるんですけど、
これは数年の中で秀逸だったですね。
ということで、こちらのチャプターに一応リンクを貼っておきますので、Amazonの。
よろしかったらね、ちょっと目次見るだけでもすっごくいいので、ぜひぜひお勧めということで、
このプリン、今食べるか我慢するか、これはね、どっちでもいいんだよ。
これタグ付けしたらいいので、どっちも正解も不正解もないっていうことなので、
そんな感じで時間をね、我々ね、皆さんこうぶん回していきましょう。
自分の思うままにぶん回すと、より幸福の時間につながるんじゃないでしょうかね。
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ということで今日はですね、ちょっとあの、このボイシーのやり方ね、三部構成にしてみました。
一チャプターが10分ぐらいなので、どのチャプターが自分にとって一番リズム感あるかなと思ってやったんですけど、
なんかね、やっぱ一筆書きでやるっていうことを本来したかったんだけど、
つまり一チャプターで終わらせようとすると、シンプルでいいじゃないですか。
でもね、やっぱこれパッケージですよ。やっぱボイシーって、生の目の前にいるような雑談とかそういうのもあるんだけど、
なんかね、10分とか、すごく構成を考えるとちょっと緊張感が湧くっていうところがありますから、
こんな感じで今日は三部作で過ごしてみたんですけども、いかがだったでしょうかね。
明日はもうちょっと声が良くなってるかもしれないなと思います。
あとね、この番組で変えてみたのは、ちょっと取り溜めしてたんですよ。
1日多い時だったら3本とか4本ぐらい一気に取り溜めしてやってたんですけど、取り溜めするとすごく楽なんですよね、本当に。
1日1日やっていくとすごくしんどいんだけど、しんどい以上に伝わるのは、
今日何か小松こう近い時間で生きてるなっていうのが多分届いてると思うんですよね。
そういうことができるのがいいのかなと思ったり、いろいろ無理のないように気持ちよいところでこのボイシー続けていこうかなと思っております。
それでは最後にお知らせをいくつかさせてください。
僕の40枚目のアルバムね、漢方音楽2がついにリリースしまして、すっごい満足なんですね。
いろいろ毎日満足してるってことをこれで伝えてるんだけど、今日の発見ポイント伝えましょうかね。
今日ですね、ジャケットのデザインが改めていいなって思ったんだけど、それが何かというと質感がいいんですよね。
今回ジャケットが18センチの大判なんですけども、この紙、紙ジャケットの紙がバガス紙なんですよ。
バガスっていうちょっとザラザラした雰囲気の繊維が少し見えるような紙なんですよね。
それが今回の松本さんにデザインしてもらったんですけど、ちょっといい感じで浮き立ってるんですよ。
質感のあるビジュアルデザインなんですよね。
それがバガス紙とうまいこと調和して、なんとも言えない立体感があるっていう紙というか物としての価値がめちゃくちゃ上がったなって思うんで。
そんな風な体感性。本当に今って音声をデジタルで聞くっていうのが普通なんで、なんであえてCDで買うかっていうことですよ。
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しかもね、ちょっと申し訳ないけど今回価格が高いっていう。3850円ですからね。
なので、なかなかこうちょっとどうしようかなって思われる方もいらっしゃると思うんですけど、やっぱりね製作費がかかってる。
しかもクオリティ上げましたので、そういう価値を感じていただける方にぜひ流通というか届いてほしいなと思ってます。
こちらの方にCDのベース経由の申し込みサイトのURLをお伝えしておきますのでご覧いただければと思います。
それでは今日ここまで聞いていただきましてありがとうございました。
それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
15:49

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