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2024-11-24 10:02

【環境音楽】母の葬儀で自作の専用音楽を流した感想。

5年前に制作したお葬式のための環境音楽を母の葬儀で実際に流してみた感想を赤裸々にお伝えします。
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お疲れ様です、小松正史です。
今日はですね、環境音楽、特にですね、お葬式のための環境音楽の話をね、ちょっとしてみたいなというふうに思います。
私ごとなんですけども、10月の25日なんですが、実の母がですね、亡くなりまして、今実家にね、戻ってまして、本日ね、今収録しているのが10月の27日の日曜日なんですけど、
無事にですね、告別式を終えまして、そしてあの夜ですね、ちょっと仏壇の前で、ちょっと母の写真をね、ちょっと見ながら配信をね、しているような感じでございます。
それでそのピエタっていうね、今から5年ぐらい前に作ったアルバムがありまして、それがお葬式のための環境音楽ということで、サイバーと言いますか、ホールのために作ったアルバムなんですね。
それをですね、ちょっと薄々ですけど、やはりですね、恒例の父母のいずれどちらかが先に亡くなるだろうなっていうね、そんな気持ちもありましたので、その時のことを予定して実は作ったアルバムでして、
こちらにですね、URLを貼っておきたいと思うんですが、そのアルバムを実際にですね、ホールの中で流して、そして今回と言いますか、家族層というか、不特定多数の方というかね、そこの方はお断りして、
それで家族との最後のお別れの時間を大事にしたいなと思って、そんな感じでね、クローズドでさせてもらったんですが、その時にですね、ほのかにホールに流させてもらったんですね。
いろいろこう、親が直接亡くなるっていうのは、すごくどなた様にとってもですね、大きな出来事であり、心の整理っていうのはね、なかなかつかないと言いますか、それが時を経て変わっていくんでしょうけど、
ホヤホヤというかね、今日曜だから金曜日になったんですかね、だから2日前なんですけどね、すごく新しいというか、そういう状況なので、今ちょっとまだ宙にフワフワして動いているというか、そんな感じがするんですけど、実際に流してみてですね、本当に良かったなというか、そんな感じがしました。
で、その方向性はですね、個人のために向けた曲ではないんですよ、実は。お葬式のための環境楽。これね、もうお気づきだとは思うんですけど、残された家族とか親しい人とかね、そういう生きてる人のための曲ということで作ったんですね。
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作らせてもらったというよりも、僕の基本的に環境楽っていうのは、自分が作りたいからとかね、自分発信のモチベーションということで、アート思考ね、アート思考は自分発信っていう言葉を僕はよく学生の前でよく言っててね、笑われちゃうんですけど、アート思考は自分発信みたいな、そんな感じで作った曲なんですね。
で、何が良かったかというと、やっぱりすごく目の前に遺体がいるわけですから、実の親の遺体を見たというかですね、ちょっと入院期間が長かったので、すごく状況的にね、すごく大変な遺体だったわけなんですけど、やっぱりすごく親は親で生きてるね、元気な頃の姿とね、
目の前にある遺体との差分というかね、その辺りは想像力で見たような感じなんですけども、やっぱりすごく厳しい状態なんだったんですよね。
それで、そこで自分の曲を流してもらってというか、本当にそれはちょっと希望の明るい光って言ったらすごく一般的な話になるんですけど、自分を勇気づけるというか、これは土曜日の配信でもお伝えしましたけど、結局癒すのは自分しかないっていうか、そんな感じがしましたね。
やっぱりすごく生きていこうとかね、ほのかな明かりっていうか、時間が経つとそう感じる場合もあるんですけど、僕の場合はホールの中でそれをちょっと感じたというか、そんな感じがしたというようなことなんですね。
それで、そこの会場のスタッフさんとも結構話をしたんですけども、これ本当にいい曲ですねって言われまして、そこで手がけていらっしゃる運営されている側ですから、こちらもお客さんだからそうおっしゃることもゼロじゃないと思うんですよ、それはもうよくわかってるんですけども、
それにしてもすごく決して明るくないんだけども、暗くもないという良いところの加減でこの曲作られてますねって言われまして、本当にそこの専門の場所で携わっておられる方にそうおっしゃっていただけるとすごく嬉しいし、
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僕は割と穿った見方をするわけで、人の言葉を100%受けてる感じでは僕ないんですよね、結構実はね。それでもやっぱりそうだとしても何がこの曲作って良かったかというと、自分なんだよね、自分がこう聴いて、すごく晴れやかとはいかないまでもちゃんとしっかり保てたなっていうか、
それが近しい父にも妻にも子供にも伝わっているわけで、基本的に4人の葬式だったんですけどね、会場の参列者がね。
その中でもすごく自分が妙な暗さはなかったなって思って、ほっとしたねみたいなね、もう本当に闘病生活と言いますか、闘病というか浪水で亡くなったんですけど、それまでの過程がなみなみならぬものだったので、なかなか厳しい4ヶ月とか5ヶ月ぐらいだったなみたいな感じなんですけど、
やっぱり僕は音を中心に生きているね、音に人生、音楽を人生に捧げている、これ良い意味でね、自分がしたいからしているっていうか、自分を命を削っているよりもしたいからしているだけの話なんだけど、
そこをね、やっぱりやってよかったなって思って、最後自分に返ってくるなと思ったんですよね。良いことも悪いことも、すごく自分の欠点は多々ありすぎてもどうしようもないんですけど、それにしても自分の努力というか、ふっと出ちゃうんだよね、音楽。
そういうね、才能といえば表面的な話なのかもしれないけど、そこをですね、しっかり出して、で、自分に返ってきたなっていうか、そんな感じでね、今日は葬式終わりまして、骨拾いもね、終わりましてですね。
いやいや、すごく、やっぱり小さくなっていくというか、ただ区切りでね、けじめをつけていくというか、覚悟をつけていくって感じですよね。49日まで1週間に1回、実家の方にね、お聖人さん、お坊さんが、お経はね、都内に来られるんですけど。
家は日練習なんですが、南無妙法蓮華経ね、今日何度行ったかわからないんですけど、まあそういう区切りの中で、音楽もね、すごくそういう自分をね、マイナスからゼロに戻してくれるような感じがして、
まあそれをね、有森さんでしたっけ、自分を自分で自分で自分を褒めてあげたいみたいなね、まあそういう感じの、今日はね、配信ということで、環境音楽すごく、あの、めったにというか、最近すごくね、あの、えっと、好評で、CDがすごくね、売れてて、Amazonでもほとんど売り切れ状態になってるんですけど、
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作って5年前、発売して3年前ぐらいなんですけど、結構、あの、今最近すごくね、動きがあるアルバム、えっと、フューネラル、アンビエントミュージックフォーヒューネラルス、ピエタっていう名前のね、これイタリア語で哀れみとか慈悲っていう言葉なんですが、これ息子がつけてくれたんですけど、すごくそういう意味でもね、あの、3代に渡って繋がりのある曲、いいなと思いながらですね、
まだそんな曲もライブで演奏してみたいなということでね、母親にそういうクリエイトの可能性をね、いただいたっていうことは本当に感謝しつつ、これからも一生懸けて音楽を奏でていきたいという、そういう感じの配信でございました。
ここまで聴いていただきましてありがとうございました。バイバーイ。
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