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みなさんこんにちは、小松でございます。
今日はですね、なんとピアノレコーディングがすごく早く終わってしまいまして、
その表現とかですね、録音したプロセスみたいなことそのあたりをね、ちょっと今日は皆さんと共有したいと思います。
この番組はですね、未来の音好きを増やすためにね、
そんな感じでいろんな音の話題を毎日一つずつ提供しているそんな番組となっております。
はい、それでピアノレコーディングがですね、グランドピアノを使って、
僕の曲ですね、既存曲と即興曲を入れたアルバムをちょっと急遽作りたいなと思いながら録音なんですけど、
なんと延べ4日間ですね、大学のかなり日本でも稀なレコーディングの空間がありまして、
そこにグランドピアノがあるわけなんですけど、それをですね、調律していただいて、
そこから先週、そして終わったのが昨日なんですけど、延べ4日間で、
合計そうですね、20曲ぐらい録音が終わりまして、ベストテイクで17曲ぐらいかな、16か17曲ぐらい、
曲がですね、生まれたというか、そんな感じでできたものでございますね。
今まで僕もですね、自分の曲を弾き直して、
まさふみプレイズまさふみみたいな感じでですね、受話中毒極まりない状態で作ったシリーズがですね、
2019年ぐらいから始めまして、タイトルがですね、ピアノの風景というタイトルになってますね。
英語だったらなんだっけ、英語だったらThe Scene of…なんだっけね、ちょっと待ってくださいね。
ここら辺にあったな、これがピアノの風景だった。
ピアノシーンでシリーズものでですね、1から今まで5作ったんですよね。
一つのアルバムが15曲前後なので、だいたい70曲とか80曲ぐらいできてる状態なんですけど、
今回ですね、16か17ぐらいで、ほぼほぼ17でフィックスしようかなというふうに思いまして、完成しました。
昨日のレコーディングは全部終わったんですよ。
で、そこからですね、ベストテイクというか、もういいテイクが分かってるので、毎回毎回ですね、録音したファイル、WAVファイルなんですけど、
それをですね、ピックアップして、例えば今回というか1日のうちで10曲弾いたとして、ベストテイクが3曲、4曲みたいなのは頭の中でね、弾いた実感としてすぐ分かるので、
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それをですね、毎日終わったらその日のうちに整理をして、それでカウントしていったわけなんですね。
で、それで結局20曲ぐらいがこれいいんじゃないかなみたいな感じになりまして、
そこからですね、どんなふうに編集というか曲を選んでいくかというと、もうめちゃくちゃ直感なんですよ。
もうこれね、僕はジョン・ケージのチャンスオペレーションじゃないけど、構築してゼロから作るっていうよりも、
なんか5円で出会った曲、今弾きたい曲みたいな、そこをなんとなくですね直感的にピックアップするようなそういう能力があるんですけど、
それで選んでですね、なんとなく並べていった、特に理論とかもないけど、これ次この曲いいんじゃないかなみたいな、
自分の身体とか感覚とか感性ですね、僕は自分の感性を信じているので、信じないとそんなことできないじゃないですかね。
それで結局最初こんな曲にしようかなみたいなので、手応えはあったので、それでやっていくと、
なんと17曲がまたこれまた一筆書きのように曲が決まってですね、
それで今はまだあのローデータというか何も編集してないデータがもうね、素材だけのデータとしてファイル名は入れたんですけど、
ずらっと並んでいる状態、それが録音したてのデータの状況なわけなんですね。
このボイシーでもそうなんですよ。
これ最近毎日収録、前日に収録するんですよ。
毎朝5時にこれやってるでしょ、自動配信なんですけど、
喋りたいなっていうタイミングがあるんだよね、1日のうちで。
それ意図的にというか、しっかり仕組み的にボイシー録音するぞ、録音するぞっていうふうにね、
自分で意識はしてるんですけど、ここのタイミングみたいな、それがありましてですね、
何か仕事が終わって一段落した時とか、ちょっとこの話題喋ってみたいなとかね、
そういう心が動く状態、振動っていう状態がありますけど、そこを待つんですよね。
それでこのタイミング、今だったらちょっとね、
青京にさっき行ってきて買い物ね、買い物袋とか、買い物袋はないな、
リュックに入れまくって帰ってきて、ちょっとホッとしたら冷蔵庫に入れたなっていう。
その後でちょっと今日今ボイシー喋ってみたいなっていうふうに思ったので、
それで今配信を録音してるわけなんですけど、そこなんでしょうね。
自分の体とか状況を察知して、そこに対して素直に動くっていう、
そういう仕組みを体で作っていってですね、
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別にクリエイトというか、コンテンツ作ったりとかって、
そういうことだけじゃなくってね、物を食べたい時に食べるのがいいと思うし、
色々こう生理的なものはその都度解決した方がいいなっていうのはあると思うんですよね。
そういうのと同じように、物作りもちょっとこう、
このタイミングで作っていくんだっていう、体作りかな。
曲作るとか演奏とかね、そういうのもあるけれども、
音楽していない状態の時に、もうすでに音楽作る状態じゃないとダメなんですよね。
ダメというかそういうふうに、コンテンツを作り続けてる、
僕は作り続けてますけど、そこはね、毎日そういう状況も作っていく。
だからよく言ってるじゃないですか、田んぼとか畑を耕す形でコンテンツとか作品は作っていくんだよみたいな。
今から作品作るぞって感じで作るっていう風にしても、
それって上積みというか、長続きしないのは分かっているので。
だからそういう風なものじゃなくて、細く長く、
なんかもうちょっと、あんまり不足だなとかそういうものも出してもいいと思う。
いや逆に、そこで自分でマインドブロックしてると、こんな作り続けられないですからね。
そんな感じで4日間でパパッと作ってしまったのが今回のピアノの風景6。
ピアノの風景6だという感じになりましてですね。
なんと並べていると即興曲が今回4曲とか5曲ぐらいね、さらーっと出てきたんですよね。
で最初と最後が、あ、言わないでおこう、これは。
はい、こっからは言わないです。
言うとダメですよね、僕の悪い癖。
全部解説しちゃうというね、聴いてのお楽しみみたいな。
いやー、こんな風になったのかっていうね。
えー、最初からこれみたいな。最後これで終わるの?っていう。
まあ、ある意味ね、意表をつくというか裏切ること大事ですからね。
はい、そんな感じで、え?っていう感じでしたね。
あら?こんな風になったけど、あ、でその最後の曲をね選曲しましたもん。
それで聴いた後最初の曲聴くと、あら一筆書きが長いこと続いてるなみたいなね。
まーるでウロボロスの輪みたいな感じになってですね、再現がなくなってしまうというね。
もうこれ麻薬的な状況に今回なりましたというような。
そんな感じで今日はですね、ピアノの録音終わったということで。
大事なのはずっとやり続けるのはね、別にこれ作品できただけの話じゃないわけですよ。
長いこと続けていくためには仕組みですよね。仕組みをつくってそこに自分の体を投げていくっていう。
ただそういう自動運転した方がいいと思うんだよね。
考えてできるもんじゃないよ、こういうのね。
だからね、まあそれもたまたま今回失敗もたくさんしてるので、
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一つの曲作るのにというか録音がいい曲、ベストテイクではないけどね、
完璧じゃない。それはもうわかってます。完璧じゃないけど、8割から9割ぐらいで良しとするっていう状況の中でですね。
それでもやっぱり10回から20回は弾き直しましたよ、1曲で。
凄まじいんですよね。
でも2時間ぐらいの枠決めてですね、ずっとこうやっていくとたまたまそれがうまく展開してできているっていうような、
気がついたら終わってるみたいな感じの流れです。
これまさにね、フローですよね。
フローな感じで僕の今のフローの曲も入ってますよという、そんなオチで今日は終わりたいと思います。
ということで、今日も良い音の一日をお過ごしください。
バイバーイ。