学生の伸ばし方
おはようございます。小松でございます。 今日、朝から歩きながらの
収録なんですけどね。どんどん暑くなってきましたね。 夏ですね。春がなくなっちゃったみたいな感じですけど。
ゴールデンウィークの頃は、すごい懐かしいなという。 今日はこんな感じでお伝えをしております。
今日は、部下を伸ばすにはみたいな、そんな ハッシュタグが来たんですけど、部下ね。僕、今日は学生であるとか、教員
部下って言い方は、よくないんですよね。 同僚で、たまたま
課長とか、係長クラスの仕事を今やってるんですけど。 それで
どんなふうに普段、人を協力していただいて、組織を回していくかっていう。 これ普通ありえないというか、僕こんな仕事することがあまり予想してなかったんですけど。
たまたまの巡り合わせとか、組織とか、大学の
運営の中での仕事ということで、させてもらってるんですけど。 まず学生から伝えましょうかね。
学生の伸ばし方みたいなね。 これ、同僚も一緒なんです。結局一緒なんですけど、学生はですね、
見守って自由にするっていうことですかね。 なんかね、いろんな決まりとか、すべきこととか、いろんなことはありますけど、
それはそうなんだけど、あまりね、もう大学生にもなってるんだから、 リテラシーみたいなものはね、もう
最低限しか教えない状態で、とにかくこう、 ゼミにいて楽しいなぁとかね。なんか面白いな、友達とゼミセット話せるなっていう環境作りですよね。
結局自分が引っ張るというよりも、環境、周辺の環境を作るっていうのが、ゼミとか特に直接指導はしてますけれども、
定期的にずっとね、継続的にクラスが展開されている時なんかは、 すごく大事なんじゃないかなというふうに思いますね。
そういう環境作りすごくてしてて、どっちかといえば、指導者っていうよりファシリテーターですかね。
コーディネーター、ファシリテーターみたいな感じで空調を整えたり、 照明をうまいこと、
良い感じの照明にしたりとか、そういう環境とかそういうものを作っていくことによって、 結局は自分のしたいこととか、やりたいことっていうのを
学生が主体的に決めていくんじゃないかなっていうのが、多分、 学生の伸ばし方
っていうことじゃないかなっていうふうに思いますね。 卒論とか卒生を教えてるけどね、どこが一番大変かというと、
学部運営の工夫
自分でテーマ決めるのが一番大変なんですよね。 こんなテーマ自分でしてみたいとか、そういうのを自分でね、本当にやりたいテーマ決めるって
めちゃくちゃ難しくって、もうちょっとそれに至らない学生もいるんだけど、それでもね、 いや自分でとりあえず決めろっていうのを、
本当にそれはきつくいってますね。 めちゃくちゃきつくいってますので、そこをクリアすると後は早いんですよ。
早い人だとね、どうだろう、1週間とか10日ぐらいで計画書書きますよね。 それから自分で決めていって、
実際に手を動かしたりして作品作ったり、 研究を進めたりするっていうことをするので、それまでのところですね。
早い人だとね、半年ぐらいでできるし、遅かったら4年の今頃、5月ぐらいで決まる、決まらないとちょっと計画書の締め切りもあるからね。
大変なんですけど、そこまで待ってあげて、自力でこれしたいっていうのをとにかく決めていく、自分で決めるっていうのが
何においてもすごく大事かなというふうに思いますね。 それで部下というか、同僚でたまたま僕がグループの長、
教務系の長なんですけど、それで授業とか、
学部の運営なんですけどね、それをやっていくっていうふうに考えていくと、やっぱり
結構でかいんですよね。中程度の部の、 学部の規模感なんですよ。教員がね23名ぐらい。
学生が全部で700名超えぐらいか、1年から4年までね。 そこのあたりの根幹をね、ちょっと触っているところなんですけど、
とにかくね、新しくできた学部なんですよね。 メディア表現って2001年からやってですね、
2025年3月、今年で完成年度を迎えてですね、 それで2回目というか、大学って4年を終えるとですね、
親切して触れるんですよね、カリキュラムが。 それまでは触れないんですけど、触って新しいというか、より
改良するカリキュラムを作って、それで回すわけなんですけど、 それもあってですね、常に変化の連続なんですよね。
もう決まり決まったルーティンで仕事をね、依頼するっていうことが、なかなか難しい状態なんですよね。
なので、そのあたりはね、その都度その都度やっていくしかないと思うんですけども、
やっぱりすごくどんどん日常的に変化している。 だからね、割と自分でこれこれやるっていうことをしてもですね、変更があるので、
依頼をするしかないんですよね。お願いしますみたいな感じで、 していくような運営をしています。
なので意思決定の回数がすごく多いんですね。 しかもね、ある程度決まったことを投げるっていうよりも、
一つずつのプロセスがあってですね、それをご意向を伺うというか、 そういうことをしていかないと、自分ごととしてやっぱ動いてくださらないことが多いですよね、人ってね。
これこれやれ、あれあれやれ、っていうのを上から落とすとですね、 またか、このやり方違うのにとかっていうふうに、僕なんか思いますけどね。
そういうふうなことになるようにならないように、 ここ大事なんだけど、プロセスを開示していくっていうことをしています。
それはですね、決まりきったことを伝えるっていうよりも、 ある程度段階的に決めていくことをですね、
プロセスを全体に伝えて、それで意見をいただいて、 また微調整をして、またそこで新しい次の段階になったらですね、
またそこでプロセスを伝えて、 考えていくっていうことをね、したりしています。
心理的安全性の重要性
それをやることによって、何がいいかというと、それぞれの人がですね、 自分ごとのようにして、例えばカリキュラムの運営のあたりをどうするかっていうのを決めていただいたりとかですね、
そういうのがやっぱり自分ごととして考えていただけるっていうのが、 やっぱりすごい良いと思いますね。
しかも、どんなことをしてもいいから、好きなようにしてくださいと、 自由にしてみたいな、そこでもゼミと一緒なんです。
で、責任は全部小松が持つからっていうね、 自由にしておいてですね、全部最後は自分で尻拭いをするというか、
それですよね、そこのあたりの信頼感を作っていくことによってですね、 やっぱり安心して、心理的安全性みたいなもので、物事が動いていく。
特にグループで仕事をするっていうのは、そういうことが非常に重要なので、 そういうことをやることによって、最終的にはそれぞれの方がですね、
納得して仕事をすることになるんじゃないですかね、というね、 そういうことなんですよね。
なので伸ばすというかね、気持ちよくお互い仕事をできるためにはということで、 2つぐらいでしょうかね、今日たぶんまとめていくと。
まず一つは、心理的安全性、自由に物事を考えていただくっていうことをするというような、 そういうところがまず一つとですね、
あとは、どんな場合においてもですね、やっぱり周辺環境というか、そこをですね、 安心して喋れるというか、良い環境、気持ちよくやりとりできるような環境ね。
それは教室のこともあるだろうし、それぞれのプロセスの共有もそうだと思うんですけど、 そういう周辺の環境を作っていくっていうことが、
やっぱり結果的に、物事が上手くいってですね、 同僚とか学生さんが上手くというか、気持ちよくやっていけるきっかけになるんじゃないかなというふうに思っています。
ちなみに僕のゼミ生ね、今この大学で24年おりますけど、 一人としてですね、自分のテーマがわからないとか、どうしていいかわからないっていう学生はいませんでしたね。
最後まで突き放してましたから、いや自分で考えたらとか、何かあるでしょうみたいな。 そこによってね、結果的に自力で卒生を出せる力になると思うんで、そこまで信じられるかどうかですよね。
で見守ってあげる。口出しはしない。 言いたいこと100もあるんだけど口出ししないっていうのをね、徹底するっていうことをしておりますね。
そんな感じで、伸ばし方。 これは子育ても基本的にはそうしているので、共通した話になるかなというふうに思いますのでね。
参考になりましたら幸いでございます。