スピーカー 2
なんかそういう、例えばおそらく皆さんもいろんな本業だったり副業だったり、いろんなことをチャンネル切り替えながら、時に睡眠時間も短くなりながらお仕事されてると思うんですけど、そのあたりどう回復したりとかリセットしてるのかなっていうのは興味があります。
山本さんに来ていただいてこのテーマで話すのすごくザソラジオっぽいと思いました。
これ話したことあんまないですよね。
スピーカー 3
これがザソラジオの醍醐味ですけど、いや僕らは山本さんの無駄遣いをしてる感じがしてすごくいいなと思いました。
スピーカー 1
でも学長もチームビルディングとかが大好きだから、漫画読んでても何しててもチームビルディングのこれだみたいな風に、いつもチームビルディングメガネで吸収しちゃうから。
さっきの山本さんの言ってた、これ何か使えるかもなみたいな。僕も割とそういうとこあるんですけど。
スピーカー 3
前も仕事とはみたいな。仕事だとお金発生するしないみたいな感じになりがちなので、最近は活動と呼んでいますみたいな話をしましたけど。
仕事と仕事以外みたいなのを余分けて捉えていないので、別に離れたいと思うことがないっていうか。
スピーカー 1
そうですね。僕からすると、山本さんも多分食事してても、店のレイアウト見ても、これもしかしてここに使えるかもとかって、映画見てても思うとかって、僕も経営してたりするとやっぱり思うんですけど。
脳が休まるときがないけど、果たしてそれで意外と良かったんじゃないっていうか、休めなきゃいけないのは本当なのかみたいな。ずっと考え続けてこられてきたから、今の山本さんがあるような気もしてるし、ずっとチームビルディングで見てきた学長があるような気もしているので。
果たして、それによって疲弊して消耗して過ぎきれて、続けられなくなるってことは良くないけど、考え続けることが必ずしも悪いことではないんではないかみたいなのはあるかなっていう、へりくつみたいなこと返すんですけど、どうですか。
スピーカー 2
いや、ワークライフバランスみたいなんじゃなくて、本当にワークインライフみたいな、そのこと自体が生活の一部みたいな感覚っていうのは僕にもあるんですよ。
だけど、自分の中で堂々巡りしちゃったりだとか、一旦メタ認知してみたいな時があって、だからそこがサウナだったりマインドプロフェスだったり、一旦ちょっと離れてみて、もう一回ちょっと自分をメタ認知してみるみたいなことをやった時に結構スッキリするっていうか、
答えがない問いに考え続けるみたいなことだったり、そこから一旦空白にしてみるっていう。本当大げさじゃないんですけれども、僕の授業のアイディアとか教育改革のアイディアの6割ぐらいは水風呂の後とかに降ってくる感じなんですよね。
そのワードが、このワードを使いたいとか、この順番で組み立てた方がいいとか、すごくごく一部なんですよ。ごく一部なんですけれども、僕6巻メモを置いておくんですけれども、忘れないうちに書いとこうみたいな。
そういう今までの実体験の中で、答え出そうと思って一生懸命やってる時よりもリラックスした状態を作ったりだとか、散歩をしたりだとか、それ自体も楽しめるようにした方がいいなっていうか。
よく先生たちと話をしてて、すごく深刻な顔をしてみんな食事とかしてても、うちの学校はこうだとかああだとかっていうのをすごく深刻な暗い雰囲気になっちゃう時があるんですけれども、そうじゃなくてそういうことも含めて楽しめる方がいいなって思うんですよ。
その状況を例えば何か少しリフレミングしてみるみたいなところを、今なんかその客観的に見たら今自分めちゃくちゃ辛い状態だけど、これをチャンスとして捉えていくみたいな思考の転換みたいなのができないかなって思って、
それってすごくリラックス状態にならないとできないなって思ったんですよ。だからお酒を飲んだりだとかっていう時もリラックス状態に近いかなと思うので、一時期みんなすごく明るくなると思うんですけども、でも次の日になるとそれが持続しているのかどうかっていうの分からなくて。
だからちょっと実験的にサウナで教育イベントをやってみようっていうのを去年になったんですよね。そうしたらなんかそういう体験をしたことない先生たちが一つ体験してみる、リラックス状態を体験してみて、それをちょっとポジティブに自分の今の置かれている状況であったりだとか、教育、学校、
いろいろ問題はたくさんあるけども、そういうのも楽しく解決できるんじゃないっていうような、すごい論理的な回ではなかったんですけども、マインドセットっていうかそういう捉え方っていうかものの見方みたいなところをポジティブにしていくにはすごく自分もリラックスしないといけないっていうか、
だから中に本当にコン詰めてずっと授業の準備されている先生とかいると思うんですけど、それも少し手放していくぐらいの、完璧じゃなくてもいいよねっていうような、なんかその、あ、そうか、自分って今まで完璧求めすぎちゃったなとかっていうのを気づくだけでも、すごい先生たち楽になるんじゃないかなって思う。
スピーカー 1
いや、わかります。なんか、僕今の話聞いてて、2つ僕もあるなと思って、シンプルに脳を詰め込んだ時に、脳の中に多分フラグメントというか、かけらがいっぱい出てきて隙間なく詰まっていると答えが出ないんだけど、隙間をちょっと作ってあげたら、かけら同士がくっついて、パズルがガシャっとうまくはまるみたいな時って、これ多分隙間を作るって話なのかなと思って。
これは僕は、いっときサウナもやってたんですよね。僕もサウナ好きで入ってたんですけど、最近はサウナより、僕はそれ、なんか水泳とかしてる時は結構、水泳をしてると、ジムとかで走ってると、ついなんか耳で聞いたりとか、動画見たりとかってしちゃって、インプットの時間になんかもったいないからしようとしちゃうんだけど、
プールしてる時は何もできないんですよね。で、最初考えながら泳いでるんだけど、途中からもうしんどくなってくるっていうか、その運動の方に集中しだして、なんか終わった後、頭空っぽになってたなみたいな、考えてなかったなみたいなのを、なんか2、30分くらい泳ぐと、割とすっきりするっていうのは、まず僕一つあるなっていうのと、
お話聞いてて思ったのは、結構難しい問題とかに取り組んでる時に、一緒に笑い合えるってすごい大事なんじゃない?って。
これは問題解決で頭使うというよりは、しんどいことが起きたときに、自分一人で完璧にできるかどうかってやるんじゃなくて、90点でいいよみたいな話だと思うんですけど、それがいいよって思えるのは、
たぶん同じような立場の人とか、近しい人と話してると、実は脳は使ってるけど楽しくなってるっていうのは、なので僕は割と雑草ラジオとか学長とのおしゃべり会とかは、僕にとってそれに近い。
結局そこで脳を使ってるんだけど、なんかさっきの堂々巡り、自分一人じゃないから、投げてみて全然違うの返ってきたり、真食ったやつ返ってきたりもするけど、でもお互いキャッチボールしてる間に、しかも楽しい相手とキャッチボールしてると、結構前向きな気持ちになれるみたいな。
やっぱり僕はそこがありますね。学長どうですか。
スピーカー 3
あれ、もともと疲れの仕方でしたっけ?
スピーカー 1
そうですね。余白の大事さは、先生もそうだし、生徒側、僕ら会社でいうと若いエンジニア側も、やっぱり余白の時間作るのが結構やっぱり大事だなって感じで。
これ先生のほうに書かれてたのが、教育をするときに直線的な時間の使い方をしてしまいがちっていうのが、僕らもともと成果物に対してレビューするっていう指導の仕方だと、いかにいい成果物を作るかだけに、それこそ直線的な成長を求めてしまったんだけど、
直線的な成長を求めたら、エンジニアとしては全然幅が広くなく、仕事はできるけどそれ以外全然できないみたいな。でも、仕事の難易度が上がれば上がるほど、ただプログラミングができればいいだけではなくなってくるので、
実は直線的な育成というか、自分たちも直線的に育っている、本人たちも直線的に階段登るってことを考えちゃうと、実は幅が狭くなっちゃうから、最近は余白作っていろんな経験しましょうっていうふうにするようにしてきてるんですよね。
なので、やっぱり余白って大事なんだなっていう。
スピーカー 2
横浜荘園のサッカー部が、あと一歩で全国大会に行けそうなところまで来てるんですけども、練習時間がすごくめちゃくちゃ短いんですよ。90分で終わるんです。90分で、週9、2日でサッカーやってると、彼らは練習終わった後にめちゃくちゃまだサッカーやりたいっていう状態で、
その90分どう使うかとかも含めて、めちゃくちゃ考えるんですよね。僕が高校でサッカーやってたときは、本当に長時間やって、もうやりたくないって思って帰ってたんで、また明日も練習あるのかよみたいな。
だけど、そういうの子たち見てると待ち遠しいみたいな。練習待ち遠しいとか、次どうしようかとか考えるっていうことですよね。
僕の今の授業改革の中で、そういう先生たちにお願いしてるのは、子どもが選択するっていうこと、学び方を選択したりだとか、空白の時間があったところを、それをどうデザインするかっていうのを生徒に預けてってほしいと。
で、この50分があったら、この目標達成のために先生から教わるのか、友達と学び合うのか、それとも一人で黙々とやるのか。
あるいは外部の企業の人とのコラボの部屋があったりだとかして、そこで英会話だったりプログラミングを習うとか、そういう選択をしていくみたいな試みをしてるんですけれども。
最初にそういう空白の時間を子どもたちに与えると、自己決定した経験がないので、アオスになるんですよ、本当に。
ケンカは起きるし、教室から出ていっちゃう子がいるし、じっと座っていられない子がいるし、携帯でゲーム始める子もいるしっていう。
一旦リセットしてあげるみたいなところから、自己決定していくっていう経験を積み重ねていくっていうのに結構時間がかかるんですよね。
だから最初空白って与えると、みんなサボるじゃんって先生たちは思うんですけれども、だけどもずっとサボるわけじゃなくて、
ちゃんと適切に目標設定を促したりだとか、手段の選択を選択肢に与えてあげたりだとか、ちょっと背中を押してあげるような言葉を使ったり、
エンゲジメントって呼んでるんですけれども、ちょっと子どもたちの興味を引く問いを立てたり、動画を使ったり、あるいは時には厳しくコーチングしたりだとかっていうことをしながら、
その自己決定していくことの面白さみたいなのを子どもたちが感じる時があるんですよね。
だから空白って今の子たちに自由にさせると、ろくなことないって思ってる先生や親多いと思うんですけれども、
実はそれを乗り越えたらめちゃくちゃ強い子になるっていうふうに僕は思ってるんですね。
スピーカー 1
自己決定ですね。
自己決定、意思決定するの大人になっても難しいですもんね。
特に正解があるものを決めるっていうのは、考えたら決めれるんだけど、正解がないものを決めていくっていうのが、
社会に出れば出るほどそれが多くなるので、社会で仕事の難易度が上がれば上がるほどそういう仕事が増えてくるので、
意思決定の練習をどれだけ子どもの頃からできるかって結構重要だなっていう感じがするし、
いろいろ若い人と見てて、それこそキャリアをどう選ぶのかとかも考えた時に、
やっぱり自分で決めたか自分で決めてないかで、その人の幸福度みたいなのは全然違ってくるっていう感じがしていて、
自分で決めたら大体のことは幸せなんじゃないかっていう、選んだ結果そんなに環境が良くなくなったとしても、
これ自分が選んだとしたらそれはもう幸せなことなんじゃないって感じはしてはいて、
それを子どもの頃からできるっていうのは、難しいけど大事なことだなって感じはしますけどね。
スピーカー 2
自己決定と幸福度の研究っていうのを読んだことがあって、
世帯収入だったりそういういろんな指標の中で自己決定の回数が多い方が幸福度の指数が高いっていう研究があって、
スピーカー 2
まさにそうだなって思うんですね。
子どもたちを褒めると子どもたちは幸せになるかって言ったらそうじゃなくて、
子どもたちが幸福度が上がるのは任せられて選択して、それを勝ちづけていくっていうことが幸福度が上がることなんですね。
褒めるとかそういうことではなくて、
どれだけ自己決定させてるかっていうことが幸福度と関係あるんだろうと。
スピーカー 1
これでも親の立場になったときに子どもに全部決めさせるとはいえ、
親から見るとそれ選ぶかみたいなときに、
まあ分かんないけどランドセルをね、今どきカラフルなランドセルいっぱいある中で、
お前その色選んだらきっと後悔するぞって思いながら、
まあでも自分で決めたからいいかっていうのを親はどう見るんでしょうね、そういうときにね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。だからそれも、いけてなくても自分で選んだっていうことがすごく価値があることだっていう勝ちづけをしてあげるのは大事だと思うんですね。
最近もそういう話をよく保護者とするんですけれども、
大抵僕の経験でも子育てってAとB、子どもが親がAとAがいいなと思ったら大抵Bを選びますよねって。
そこでがっかりしないで、どんな選択しても応援するよっていう風な心理的安全性を作ってあげることが親にできることっていうか、
まあこの色のランドセル選んだらいじめられるかもしれないっていうような手回しをするっていうよりも、
もしかしたらそれですごく人気者になるかもしれないし、でもなんか親に言われて色を変えたとかっていうか、なんかもやっと残るじゃないですか。
だからその誰かが決めたことって言い訳にもすることができると思うし、親が言ったからっていう。
だからどんなにイケてなくても、自分で選んだことを認めてってあげるってことはすごく大事かなと。
スピーカー 1
いや、面白いな。
僕らの会社が都定制度って、これもちょっとお話ししましたけど、
エンジニア育成するときに、以前は都定制度って言わずに育成しようとしてたんですね。
そうすると、育成するベテラン社員と育成されるはずの若いエンジニアの関係性がうまくいかないときが出てくるんですね。
なぜなら、育成しようとしても、育成される側が育成されるつもりでなかったりするときがあって、
スピーカー 3
ちゃんとやってるのになんで言われなきゃいけないんですか。
スピーカー 1
会社だから、育成じゃなくて仕事をやったらいいでしょみたいな感じになるのに、
いや、でもその仕事だけだと今のやり方だとうまくいかないから、どうやっても指導しなきゃっていうのがあって、
うまくいかないなっていうときがあって、僕らがそこから都定制度っていう形にして、
マネージャーだった人が師匠です、親方です、名前も変えて、あなたはこれから親方ですって、
入社される若者たちには入社前にしっかりと丁寧に説明をするんです。
入社をしたら数年間は師匠の近くに住んで、しっかりと指導されるし、
スピーカー 1
でもそうするとプログラマーとして、それこそ僕らの会社は最終的には自立してリモートワークで自由に働ける会社を目指すんですけど、
最初のそこに行くための型を身につける機関になるので、そこでしっかりと育つことができる。
でもそこの機関はしっかりと師匠のもとで指導される必要があるよっていうことを伝えて、そこで決定してもらうんです、入社前に。
それを望みますっていう方は入社してもらう。そこまでしっかり説明した上で、
そういう環境だったら僕違いますっていう方は入社しなくていいですよって。
そこで自己決定させた後の若者たちはもうほぼ辞めないです。
辞めないし、そこで自己決定して入った若者と師匠、親方の関係性はすこぐる旅行ですね。
目指すところがあっているので、なので僕らの会社はその入社前の自己決定が一番まず大事だなって。
その自己決定できるだけの材料とそのふまびらかに僕らの情報をちゃんと伝えるってことをしている。
でもそこの本当自己決定してるかどうかで、その後の伸びが今までやってなかった頃と比べて、
もう本当にみんな伸びるようになったっていうのはありますね。
スピーカー 2
今の話って、僕が今教育とか学校で抱えてる一番の問題点は何かって言われたときに、まさにそれだと思ってて。
子どもが学びたいと思ってないんですよ、今。
ある調査だと60%以上の高校生が勉強したいと思ってるんですね。
勉強したいと思ってないのに勉強を教えるっていう構図になってるんですよ。
だからそこを勉強したいって思う仕組みを作るしかないなって僕は思ってるんですよ。
だからいい授業をしようっていうことではなくて、子どもたちが自分で勉強しようと思う仕組みを作ろうって、そういう回力なものを作ろうって思ってるんですね。
だからいろんな先生のいろんな教え方があっていいけども、それを自分で選ぶとか、
ちょっとした目標を自分で決めて、その手段を自分で決めて実行してみるとか、
そういうことのちっちゃな積み重ねをたくさん用意するような回力なものを作ろうっていうのが、今僕がやろうと思ってる学校改革で、
こんなにいい教育をしますとか、こんな授業をしてますとか、全員でオーストラリア行きますとかっていうことではなくて、
ベクトルをまさに変えていく。
先生から生徒っていうベクトルを、生徒が先生を選ぶとか授業を選ぶとか手段を選ぶっていうベクトルをただ変えていきましょうみたいな。
そんなイメージなんですね。
だからすごく納得します。
だからそれを本人が望むっていうことが、すごく大事な入り口になるっていうのは。
スピーカー 1
そうですね。これもしかしたら第3回に僕は雑な相談させてもらう、ちょっと頭出しかもしれないですけど、
じゃあ学びたいって思うきっかけはどうなるのか。
僕らの会社でいう、成長したい、プログラマーとして一角のプログラマーになりたいと思うために、
その前段階で何をしたらいいのかみたいなところは、ちょっと深掘りしたいなと思ってたところなので、
第3回でちょっと僕からの雑な相談させてください。ということで、第2回はこの辺で。また来週。
スピーカー 2
ありがとうございました。