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2022-11-09 25:08

#26 教育について

学校や職場での研修、習い事、育児、スポーツクラブなどなど、人が人に教える機会はたくさん存在します。その教える側での注意点、気をつけるべき点を話しました。よろしくお願いいたします。

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こんにちは、シロクロの伊藤です。
Podcast 26回目、今回は教育についてというテーマで話したいと思います。
今日は、2022年9月9日、水曜日です。よろしくお願いします。
教育についてというテーマで、
ある程度年齢を重ねると、人に何かを教える機会というのは少なくないかなと思っていまして、
例えば、会社に勤めていて、旅家や新入社員に教えたり、
あるいは、子どもができて育児・教育をする機会が出てきたり。
僕の場合は、それに加えて、専門学校の非常勤講師とか、
企業研修で先生役をやったりとかをしていて、
その中で気づいたこと、感じたことなどがあるので、
それをちょっと整理したいなと思って、今回このテーマにしました。
今も現在進行経営で非常勤講師をしていて、
ベルのデザインの授業をやっているんですけど、
まだ熊本にいた頃、25か6か7ぐらいの時に、
もう一度、熊本のデザイン系の専門学校でウェブを教えていたこともあります。
今考えると、ほぼ学生と変わらないぐらいの年齢でやってたんですね。
その当時のほうが、かなりいろんなことが雑だったりはしたんですけど。
教育というかなり大きな括りにするんですけど、
教える人、学ぶ方の対象が大人であるのか子どもであるのかで大きく違ってくるのと、
あとは教える機会、例えば小中学校とかで毎日教えるケースと、
あとは習い事とかで週に1回とか、
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いわゆる先生と生徒の会う頻度によっても、
いろいろなことが違ってきそうだなと思っています。
僕なりに思ったことをいくつか話していきたいんですけど、
まず一番はやはり教える側っていうのは、
怒ったりミスを責めたりするっていうのがやってはいけないことだなと思っています。
これは前のコミュニケーション周りの回でも話したんですけど、
基本的に怒ったりするのはどんな理由があっても、
言葉の暴力なので絶対的にNGであると思います。
その辺りを検討するのはおそらく部活動、スポーツクラブとかが非常に、
今はそうでもないのかもしれないですけど、
大罰だったり、監督、コーチと呼ばれる人が
かなり強い口調で子供に暴言を吐いたりとか、
そういったことっていうのは薬害しかないので、
何をどうやっても肯定してはいけないと思うんですよね。
なのでまず、教育に関して怒ってはいけない。
ミスを責めてはいけないっていうところです。
じゃあ自分がそれができているかっていうと、
大人に関してはもちろんできてるんですけど、
育児でそれができるかっていうと非常に難しいですよね。
難しいと言ったらダメなんですけど、
理想論は怒ってはいけないっていうところですね。
仮に怒るのならきちんと理由と、
なぜ怒ったのかという理由と、
あと相手の尊厳を傷つけないことができた上で怒る。
なんだそれって話だけど。
っていうところかなと思います。
あとなんで怒るかっていうと、
言った通りにできないとか、課題、宿題やってないとか、
そういった話になってくると思うんですけど、
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これは学校とか、子どもの育児でもそうだけれども、
一度言ったことを覚えていないとか、聞いてない、できてないっていうのは、
本当にこれ当たり前の話で、
できてない、一度言っても伝わらないっていうのは、
大前提でやらないといけないなと思います。
もちろん一度言って伝わる人は伝わるし、理解もしてくれるんですけど、
全員に伝わるっていうのはもう土台無理ですね。
仮にそれができるんであれば、
ラジオでもYouTubeでも流しておけば、100人いたら100人伝わるので、
教育なんてなくていい。
本だけでいいっていう話になるので。
なので、いくら相手が真面目に取り組んでいたとしても、
一度、二度言っても覚えていない、理解していないっていうのは、
当たり前っていうふうに思っていると楽だし、
だからこそ同じ話を何度もする。
それで覚えてもらうし、
先生、教える側が何度も同じ話をするっていうのは、
すごく大事なことなんだっていうふうにも、
もちろん理解してもらえるのではないのかなと思います。
学校とかだと、
高校生ぐらいで1プラス40人?50人?
50人もいないか。
40人前後だと思うんですけど。
そういうふうに、同じ話大事だからといって同じ話をするっていうのは、
理解している側からすると割と退屈な時間になってしまって、
要は対象をどこに合わせるかっていうのも、
問題になってくるのかなと思うんですね。
高いレベルに合わせるか、
まんべんなく行き渡るかように話すか、
一番理解度の低い人たちを対象に講義を行うか。
この辺は高校とか新学校とか、
学校のレベルによってはより高いところに話して、
ついてくる生徒たちを中心に講義するとか、
そういったところでレベル感は分かりやすいと思うんですけど、
専門学校とかスタンダードな現場で、
どこに合わせるかっていうのは結構難しい話な気がします。
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僕個人としては、研修だったり専門学校だったり、
いろんな現場で他人数に教えるときは、
公平でいいのかなと思っています。
平等ではなくて公平。
やる気のある人にやる気で返す。
そんなにこの授業に関して、
そこまで強いテンションで向かってきていない人に対しては、
それなりのものを提供するが一番公平かなと思っています。
やる気がそこまでない人に対して熱量でぶつけても、
それは相手の人もしんどくなるだけだし。
なので、現在の僕のスタンスとしては、
公平にやる、相手のやる気に応じて、
こちらも可能な限りやる気で返すというスタンスでいます。
それが違う。
これはこういう理由でダメなんだよっていうのがあると、
それはそれでありがたいので聞けるといいですけどね。
あとは、これは近年意識していることなんですけど、
何かを教えたり、学ばせたり、手を動かせたりするときには、
きちんと学習の目的を伝えるようにしています。
今からこれをやろうとするのは、
こういうことを学んでほしいから、これをやってもらいますみたいな。
ではそれがないと単に課題宿題を出して、それをやるだけになってしまうので、
そこまでやることが目的ではないので、
やって何かを学ぶ、何かを身につけることが目的なので、
そこはきちんと意識してもらえればなと思います。
あえてそれを伏せて、何を学ぶかというのを感じ取ってもらうために伏せることはあるんですけど、
そこをきちんと説明すると。
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あとは、学生とかだったら、高校生でも大学生でも専門学校生でもそうだけど、
1日1個、どっかの授業で何かの学びを見つけられたら、
相当すごい1年間の学習になるのではと思っているので、
そこも割と同じ話を何度もしてますね。
何か1個見つけましょう、気づきましょうという話ですね。
逆に僕が中高大学生の時って、真面目でも不良でもなく普通の人間だったので、
興味がない授業に関しては何も覚えてない話を聞いていなかったので、
それが普通、それが普通って言うと変な、
でもいわゆる2対6対2でU6に当たるところかなと思うので、
そこをどう引き上げるかっていうのも、もちろん教育の教える側の課題ではあると思うんですけどね。
あれどこの話だっけ。
学習の目的をきちんと伝えるっていうところの話からね。
あとは質問できる環境にするべきだというところですね。
よく日本人は講演会とかでも質問全然しないとか言われて、
その国がどうか全然知らないから何とも言えないけど、
確かに大きめの講演会とかだと質問する、
では挙手して何か自分の意見を言ったり質問したりするっていうのは非常に恥ずかしいと思う人が多くて、
僕もそうだし。
でもオンラインイベントだと結構挙手して話したりせずに、
メールとかそういうチャットツールとかで質問送ってねってすると結構来るので、
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そういう何かしらツールを使って質問を募集してそれを展開したり。
要は自分の意見を自分で発言するというのは一つの訓練にもなるし、
そこから話が広がって教える側がまた話を膨らませて、
新しいことを提示できたり、より学びになったりもすると。
だから質問する側もメリットあるし、教える側も話を広げられるメリットがあるし、
他の聞いてる人たちもたくさん話が聞けるので、質問するイコールメリットしかないと思っていて、
そういう教室とかだと質問するっていうのが、
実際に頭の前で話をするっていうのが照れる、恥ずかしいっていうのがあるから、
そこをどうクリアするか、心理的なそういう負担というか、
そこをどう取り除いて、よく言う活気あふれる現場じゃないけど、
たくさん話が会話が飛び交う教育現場が結構理想なのではないかなと思います。
あとは、めちゃくちゃ単純な話で褒めるっていうところです。
否定はせず、きちんといいところを褒めましょうと。
学生側からすると、僕もそうだったけど、褒められると嬉しい。
先生に褒められると、それは記憶に残るし。
だから、相手のことをきちんと見て、いいところを褒めて、
悪いところを否定するのではなくて、いいところを伸ばしてあげる、褒めてあげる。
それもメリットしかないですよね。
かつ、より生徒同士でレビューしたり、意見言ったり。
今の小学校とかも、たまに授業参観が見に行くことがあるんですけど、
割と僕が小学校行ってた時代よりかは、生徒が結構活発にしゃべっていて、
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みんな結構挙手をするんですね、そういう授業で。
俺のときはそんなだったかな。
少なくとも自分はあんまり手を挙げなかったなとか思って。
それは30年も経てば、教育のレベルっていうのも当然上がってるだろうから。
小学校の教育現場もどんどんレベルっていうのは上がってるんだろうなと思います。
あとは学校というよりかは、会社、仕事の場で新人研修とか部下の教えたりとかするときには、
何か教えるっていうのは、それ単体のことを教えるのはもちろんだけれども、
自分で学習できるように、そういう習慣をつけるようにするっていうことも大事なのかなと思います。
それは大分大人対大人なのでやりやすい気はするんですけど、
他人数になると、大きな会社になるといろんな人がいるからなんとも言えないですけどね。
あとは、これは割と子供というか育児に関わるんですけど、
何かするときに飴と鞭的なこと。
これ宿題やったらおやつあげるよとか。
そういったことっていうのはあまり好ましくないというか、
それをやることで一時的に宿題やったりすることもあっても、
同じことはずっとできないので、やはりそれに頼るのは良くないかなと思います。
それに慣れちゃうので、このやつもらわないと宿題やらないよってなると、
それが毎日続くとしんどいので、宿題とか自発的にできるようにする。
宿題するしないが、正確にやるので、
全然言われなくても当たり前のようにやる子とか、
やらないと気持ち悪い子だったり言われてもやらない子もいて、
しかもそれって成績あまり関係ないんですよね。
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成績が良いから宿題やるかっていうとそういうわけではなくて、
成績良くて宿題やらない子、
成績あまり良くないけど宿題はきちんとやる子。
僕も小さい頃は別に成績全然良くなかったけど、
宿題とかはやらないと気持ち悪かったので自分からやってたんですけど。
でも親がそういう性格であっても子がそういう性格であるとは全然限らないので、
育児は難しいですね。
はい、何の話か。
子どもの話とそれ以上の本気の子どもと大人はだいぶ話が違うので、
一緒くたにはできないですね。
ではまとめる。まとめる話って必要なんだっけ。今までやってない。
今日のまとめとかやってないんだけど。
教育について怒ったりしてはいけない。
もちろん罰を与えたりとかそういったこともしてはいけない。
1回2回話したぐらいで伝わらない、理解してもらえないっていうのは大前提で。
あとは学生の目的を適宜きちんと伝えておくということ。
あとはいいところをきちんと褒めて。
褒めるときは人前で褒めようっていう。
どうしても注意しなきゃいけないときは個別にこっそり、
ここはこうしたほうがいいよねっていうふうに話す。
あとは質問を促すこと。
それが質問しやすい環境を作る。
それは一番難しいんですけどね。
っていうふうにすれば、わりと一方通行の教育、授業って退屈なので、
学生側からすると。
なのでいかに自分ごとにしてもらうという点が大事なのかなと思います。
いやーでもそんな俺さっきからすげー理想なことばっか言ってて、
全然できてる気がしない。
万が一これ俺が教えてきた人が聞いて、
いやいや全然できてらんやんとか思われる気がする。
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まあまあまあ。
でも理想論、こうあるべきっていう話と、
自分がまだそこまでできてないっていうのは両立する話なので、
まあ仕方ないです。
頑張ろう。
ちゃんと自分で話すことで、それを自分が意識するっていう、
すごい大事な回じゃないですか。
自分にとって。
なので、傷つきと傷つけずにきちんと楽しんで、
理解して、学習してもらうっていう風に意識していこうと思います。
俺の話だ。
ダメになった。
はい、じゃあそんなところで終わりましょう。
はい、今日もありがとうございました。
では終わります。
さようなら。
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