PICUの音環境デザイン
はい、みなさんこんにちは。おはようございます。小松でございます。 またね、いつもの路上配信をさせていただいております。
今日はね、夏から製作を進めているPICUの 局のね、製作がうまくね、実は順調に進んでいるという、そんな話をしたいと思うんですけども、
これね、あとある県立の病院なんですけども、そこのね、 少尉の集中治療室の音環境をね、デザインしてほしいという依頼が、
今年の春ぐらいになりましてですね、それで8月の終わりにその場所の フィールドワークをやったり、ヒアリングをやったりとかして、どんな音楽が一番いいんだろう
っていうのをね、熟考しながらね、 考えたところというところで、それで8月の終わりにそのフィールドワークをね、一晩中というか、
深夜も含めて3つの時間帯ね、朝と昼からと深夜ね、そこで調査をしてですね、そしてあの 騒音計とか使ったり、そこでどんな音が聞こえているかっていうのもしっかりと
自分の耳でね、感能検査やりながらデータを取ったんですね。 それをもとに、この場所にどんな音楽が相応しいかっていうことをね、考えたところ、
ほぼほぼ即興で演奏した曲をですね、 朝で10曲、昼で10曲ね、そして夜で10曲、そしてあの
前傾音って言ってですね、今回はね、背傾音中心ではあるんですけど、よりそのお子さんがですね、何か治療するときとか、
検査する時ってすごいね、緊張感があったり違和感があったりするので、そういうね、ちょっとこう主体的に音楽を音量を大きくして流すための曲をですね、
それもセレクトするんですけれども、これが10曲ということで、今のところね、40曲の
オペレーションで進めている感じですね。すごいですね、40曲を、 法のという言い方が変ですけど、そこで導入するということなんですけどね。
で、その曲のコンセプトなんかはですね、もう本当に精子をね、分けるようなとても厳しい環境なんですね。
僕もそこに入りましたけどね、まず機械の音がね、すごく圧迫感があるんですね。
持続的な機械音がすごく出てるし、それに音サインもね、時折聞こえてきますし、とにかく機械とか、あと窓があるから、お昼とか朝の光はあるんですけど、基本的にはね、
あまり外との環境が断絶しているので、ちょっと閉塞感がすごくあるんですね。
しかもね、すごく緊張感がある場所なので、しかもすごく身体的にもかなり限界、本当にシビアなね、危機状態のところなので、僕としてはですね、音を音楽で何をすることもできないけれども、とにかく癒やすとか、
なごやかじゃないんですよね。引き上げなくちゃならないっていう、かなり緊迫した緊張状態の中でのね、いのち綱に近い音をね、やっていくしかないんですよね。これがかなり厳しいというか、自分もある程度今のね、今54歳ですけれどもね、いろんな事情があって今ね、人生がね、やっぱり一番きつい時だなって僕は思うんですよね。
で、そこをちゃんとうまいことですね、こういう音楽の可能性をね、いただいたので、僕はこれが人生の一番大事なそういう時にこそやってくる音ということで、今の状態をですね、曲に消化というかね、浄化させながら作っているという、極めてシンクロがいいですよね。お互い危機状態だから。
そこをね、アフヘイベンですよね、セーハンGOでね、消化していくっていう、もう本当にアフヘイベン的な人生のですね、クリエイティブなところにして本当に感謝しているけれども、作るごとにね、いろいろと消化されていくんですよ。もうこれ最高やなっていうか、いやー作っていることに自分が音にね、助けられているみたいなところまで行ってますよ、はっきり言って。
音楽の制作過程
そういうことをね、やりながら、弾き上げる曲ですよね。それをね、作っておるということですね。それをちょっとこう、もうちょっと抽象的に言っちゃうとね、作為のない音なんですよ。作為のない作為というか、無作為の作為って言い方があるよね。
そういう無作為の作為的な、いわゆる日本庭園とか、庭の増園のあり方なんかそういうところ多いですけれども、そんな感じの精神性をですね、曲に託していくというかね、そんな風にして即興のデータ、演奏のデータがあるんですけれども、それを整えたりとか、曲をね、演奏したり、演奏というかね、即興ですからね、もう。
なんかすごく感覚的なことをしてますけれども、そんな風にして、曲をですね、一つずつ下溜めていって、今ほぼほぼ9割ぐらいね、セレクトできてるので、あとはもうちょっとぐらいかなというような、そんな感じです。で、これをね、今の無作為の作為って言ったけど、これ具体的に何かというと、雲のような音楽なんですよね。雲ね。
雲なんですよね。雲って作為がないし、ふわっと現れて、あまり欲望がないじゃないですか。どこにクライマックスがあるかっていうのは、さらに入道雲でガーッと大きなものだったらすらわかるかもしれないけれども、なんかね、モワモワモワっていうことなんですよね。
で、そのね、聴きたくない、音とか音楽をあんまり聴きたくない、聴く必要のないというか、あんまり音を届けなくてもいいような感じっていうのがわかりますかね。無意に音楽を聴かせようじゃないんですよ。
Bなんですよ。ただそこにある音楽、音っていうところを考えると、やっぱりこう、自然の設立としては雲とかね、木の枝とか、水のね、水面とかそういうところに近いんじゃないでしょうかね。だからそんな感じでね、イメージして、あまりね、気象転結がないような感じの音作りをね、やっているということになりますね。
はい、ということで、進めているという次第でございますね。これがね、あの無作為な作為をやって、しかも、他はね、どうなんだろう、浴様がなかったりとか、霧のような音楽っていうのかな、まあそんな感じなんですよね。不思議な曲ですけど、でね、ここはね、ちょっとまあ著作権的な話もあるので、
一般公開がちょっとできないんですけどね。どんな音楽作ってるの?って言われてね、もう本当にそれはね、まあね、そこの場所に皆さんをお連れするわけにはいかないので、秘密にしておきましょうかというね、という感じです。まあでも、ちょっとイメージしていただけたらいいなと思うのは、
まあイメージしていただけたらいいなと思うのは、
えっとね、なんていうかな、僕のいつもの演奏あるじゃないですか、即興のね、今ちょっと弾いてないけどね、まあそれに近い感じはしますよね。
本当に一筆書きでできるような即興演奏ね。まあそんな感じの作り方をね、してるっていうことで、なんとなくイメージとってもらえたらいいかなというふうに思いました。
ということで今は、PICUの曲の制作途中の話をお伝えしました。