1. 小松正史『耳の保養』
  2. 新刊『耳を澄ませば世界が変わ..
2025-11-02 1:08:27

新刊『耳を澄ませば世界が変わる』担当編集者との生対談

新刊『耳を澄ませば世界が変わる』担当編集者との生対談。新刊誕生の裏話や、本音話をぶっちゃけ、編集者とディープ対談します!

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サマリー

新刊『耳を澄ませば世界が変わる』のリリースに関連して、編集者の平瀬さんが制作過程や出版社リッカー堂について語ります。この対談では、出版に対する思いや具体的な編集作業が深く掘り下げられます。新刊は聴覚を通じて自己認識や心の状態を深めることを目指しています。編集者との対談では、読者が身の回りの音に耳を澄ませることの大切さとその効果が探求されます。対談では、出版の冒険や過去との対話を通じた自己の成長が探求され、また、この本が読者に与える多面的な体験の重要性とマーケティング戦略についても語られます。さらに、書籍の制作過程や過去の作品との比較、新たなデザインコンセプトについても話し合われます。特に、京都の風景を取り入れた表紙の写真や、音の重要性が強調され、読者へのメッセージが込められています。

新刊の紹介と対談の開始
皆さんこんにちは、こんばんは、小松正史でございます。今日はですね、対談に皆さんお越しいただきまして、大変ありがとうございます。
今日はですね、新刊を、なんと11月の17日をメドにリリースをしましてですね、そこの『耳を澄ませば世界が変わる』という新しい本といいますかね、いろんな内容詰まった本なんですけれども、
今回は立花堂さんから出版をさせていただく運びになりまして、担当の編集者さんに今日は来ていただいているというね、
この中身をですね、新刊の誕生の裏話とか本音話をぶっちゃけするというような感じで、秒読み返しの新刊までの時期となっておりますけれどもね、
今日は立花堂の編集者さんにお越しいただいております。こんばんは。
はい、こんばんは。初めまして。
初めましてという。
平瀬と申します。
はい、平瀬さんという方でございますので、皆さんもですね、また新刊についてね、質問とかいろんなことがあったらまたお便りいただけたらありがたいと思います。
そしたらですね、この2ヶ月間ですかね、平瀬さん、本当にいろいろ、もう最後の課長時ということでね、メールも頻繁にやりとりしつつ、構成も何度かやってるっていうような。
そうですね、もう交流間近ですね。
交流、交流をね、完了すればもう触れないというところまで来てますね。
はい。
ということでよろしくお願いいたします。
リッカー堂の創設と出版プロセス
あと少しですけど、よろしくお願いいたします。
そしたら改めましてですけども、リッカー堂の平瀬さんに簡単な自己紹介と言いますか、リッカー堂さんの会社の紹介も併せてお願いできますか。
はい、改めましてリッカー堂と申します。
聞き慣れない出版社かなと思いますけれども。
実はですね、2024年、去年に立ち上げたばかりのほとんど一人でやっている出版社です。
出版としては今回2冊目になりまして、1冊目は個性物挿入文というですね、個性物の基礎教養みたいな本を出して、今回2冊目になるんですけど、
出版としては入り口となる教養書みたいなのを中心に今後も出版していきたいなというふうに考えています。
入り口なんですね。
入り口か分からないですけど、入り口というか何かしら自分の視点が変わったりとか、
そういうきっかけになるようなラインナップを出していければいいなと今のところは考えています。
ありがとうございます。
そもそもなんですけど、リッカー堂という出版社、一人出版社っていうふうにおっしゃることがありますけど、
立ち上げられた行き先というか、その辺りを、なかなか出版会社立ち上げるの大変じゃないですか、すごく。
その辺りを手掛けられたプロセスを教えてほしいなと思うんですけど。
プロセスっていうのはそんなにプロセス的なものはないんですけれども、
私自身今までいろんな出版社で編集の仕事はしてたんですけれども、
一つがやっぱりずっとやっていくうちに自分で、自分が読みたい本を出していけると、
出していく場が欲しいなというのが一つですね。
それが出版活動が今後うまくいくか分からないんですけど、
本を出していくと同時に自分自身の記録ともなりますし、
例えばどこか出版社だったりとか、いろんな出版社から頼まれて本を作るっていうのとは違って、
自分一人で例えば小松さんのような著者の方といろいろ物を作っていくっていうところを、
本当にプリミティブな感じというかですね、どこまで手作りでやっていけるかなっていうところを
試してみたかったという、そういう場が欲しかったというところですね。
場が欲しかったって話なんですね。
ちなみに平瀬さんは今まで大きな出版社というか、やりとりというか編集のあたりで、
ご経験とかされたことはあったりしますか?
そうですね。いろんな出版社で働いていたりとか、
出版社の方とやりとりしてフリーで本を作らせていただいたりとか、そういう仕事はしていました。
そうするとそういう目線から見ると、割と大きな組織の中での本の作り方っていうのは、
多分意思決定とか様々な中間プロセスって結構あると思うんですけど、
おそらくですけど、場所の作り方としてはそのあたりのコントロールというか、
イニシアティブを感じになられてっていうところもあるかもしれないですけど、
そのあたりはやっぱりダイレクトに著者と話ができるとか、
本という具体的なものを見れるとかっていう、そういう手応えっていうのはありそうですかね。
電子書籍と過去の作品の再生
はい、それはすごく感じますね。やはり一番違うのが、誰かに、
あ、大丈夫ですか。
誰かと相談をしながら、もちろん相談は周りの方にしながらなんですけれども、
誰かの許可を得て何かを作るというよりは、
自分で決めて自分で出していくとか、もちろん何ページのどういう内容にするのかもそうですし、
あとでお話が出ると思いますけど、例えば電子書籍をどうしようかとか、
そういうのも全て自分で考えたらもうそれで自分で決められるので、
そこがすごく楽しいところでもありますし、逆にちょっとドキドキするところでもありますね。
両方ありますよね。
僕も今回、制作の話にちょっと行っちゃいますけど、
初めは電子書籍でやってみようかなみたいなお話を平瀬さんとして言ってて、
それで本が紙になったということなんですけど、
初めのきっかけとしてどうですかね。
数多ある本の中で小松の本をね、ずっと今までつながりはあった平瀬さんなんですけど、
何か引っかかるものっていうのは初めに電子書籍の段階においてはありました?
そうですね、自分で会社というかレーベルを始めて、
やっぱりいろいろとどういう本を出していこうかなとか、
ラインナップを増やしたいなっていうところを考えていたんですね。
それで、紙の本と同時に電子書籍も紙で出さなくて、
電子書籍のラインナップっていうのも増やしていったらどうかなっていうのをふと思いまして、
その場合は、例えば以前の既にある本であったりとか、
そういうものを電子で出していけると面白いのかなと思ったんですね。
それで、ちょうど小松さんの元々の本は2004年に出た
「音ってすごいね!」という応用書房から出た本なんですけれども、
そちらは多分2010年か2010何年かに読ませていただいたことがありって、
ふとそれを思い出して、
他にも小松さんの今紙になっていない5本って結構あるので、
ご協力いただけると、もちろん小松さんの本が好きだったというのが大事だったので、
ご協力いただきたいなと思って、まずご相談させていただいたんですね。
それで電子としてやらせていただけませんか?みたいなご相談をさせていただいて、
ただ、それをじゃあそのまま出すんではなくて、
何か少し編集を加えましょうかっていう話になったときに、
改めてそういうつもりで元々の本を読ませていただいたときに、
20年ぐらい前の本なので、
結構面白いというか、すごい当時の熱量っていうのをすごく感じまして、
何て言うんですかね、内容も全然古い内容と思わなかったんですね。
多少カセットテープとかそういう言葉が出てきたとしても、
録音技術とかは違っても、このメッセージ性だったりとか、
その時の気持ちの移り変わりとか、そういうのって全然古くならないっていうのと、
この熱量に当てられて、これはちょっと電子だけで出すのもったいないなっていうところで、
やっぱり紙でどうでしょうっていうご相談をさせていただきました。
ということは、21年前の紙そのものの媒体が持っている熱量っていうのが封じ込まれていたというか。
そうですね。紙の熱もそうですし、もちろんその中に元々あった熊津さんの思い出があったりとか、
本を読むことによって体験みたいなのが結局今読んでも全然色褪せてなくて、
同じように本当に体験として楽しめたので、それを立花堂から出せたらいいなというふうに思ってご相談しました。
最初、電子書籍のお話を熊津さんからいただいた時に、直しますよね。
21年前のこの青臭いという文章を実は感じているんですけど、
それを見た時にちょっと心の中の今の状態で昔より進化しているところもあるし、
昔の方が今と比べてかなわない、すごい変わらないところあるなっていうのがありますよね。
そういうのがすごく対話したくなっちゃって、構成している時に電子書籍を。
それで変化というか、返し歌みたいなものがちょっと作りたいなと思って、一生ごとにそれをやっちゃったっていうのがあって。
それで電子書籍上のまずは意味合いではあっても、ちょっと変えてみたいなという気持ちが、
昔の自分の文章がそうインスパイアさせたっていうのはやっぱり、昔の文章の持っている吸引力かもしれないけど、
それをやっていくと結構6章分書けちゃったっていうのがあって。
かなり実は分量を書き下ろしていただいてますよね。
全6章あって、副章の最後にかなりのボリュームを書き、
当時の文章を踏まえて今どう思われているのかだったりとか、
今どうやって音に向かわれているのかみたいな話を、時代の移り変わりも含めて書いていただいて。
最後にもう一つ、全6つのワークも加えていただきましたね。
それもタイトル決めてるときに、引き出しさんがいろいろ考えられてるときに、パッと気づき…
ちょっと待ってください。
失礼いたしました、ミュート切って。
ごめんなさいね。
大丈夫です。
毎回毎回の文章の後で文章を作って、かなり分量が増えたっていうか、
そういう状態になるような感じだったですね。
はい。
そこからさらに注釈を入れてしまってですね、
やっぱり古い表現があったので、古いというかテープとかね、そういう話だったので、
そこに客注みたいなものを入れることによって結構たくさんの文章に結局なりましたね。
そうですね、結局かなりボリュームとしては増やしていただいて、
元の本を読まれている方がいらっしゃるかわからないですけれども、
もし読まれていたとしたら、より楽しめるようになっていると思いますし、
もちろん読んだことない方だと、元の本自体がすごくサウンドスケープの基本的な内容とか、
松本さんの研究のことでやったりとか、ただそこからどうやって音に向き合うのかみたいな、
一般のそうじゃない方のメッセージ性っていうのがすごく入っているので、
いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなと思います。
そういうところで元々の本が割といろんな内容というか、
分野に連動していろんな多種多様な表現をしているんですけど、
それにまた変化を加えることによって、すごくいろんな読み方ができるような本になったかなというふうに思いました。
そうですね、逆にお伺いしたかったんですが、元々音ってすごいねっていうのは、
元の本はどういう本としてご筆記されたんでしょうか?
そうですね、とにかく表現が当時とてもほとばしるというか、いろんなところに表現したいなとか、出したいな、アウトプットしたいなっていうことが、
めちゃくちゃそういう意欲が強くて、それでウェブサイトとか、よく頻繁にライブもやってたこともあったんですよ。
で、その一環として活動してると、ウェブで当時活動し始めたので、
それを読んだ担当編集者さんがいらっしゃって、京都の井上さんという方なんですけど、
その方がノーアポイントで小松研究室にやってきて、いきなりですね、
本書いてください、本書いてくださいって言われて、えー、みたいな。
それで、本って自分から宣伝っていうか、企画書持っていて書くっていう場合が最初の場合があるかもしれないですけど、
その編集者さんが何かやってほしいっていうことで、ああって思って始めたっていうことで、
で、その時でも自由に書いてって言われたんですよ。めちゃくちゃ自由に。
もう章があって、こういろいろなことがあるけど、構造的に書くのもいいし、でもエッセイとして毎回毎日、
僕はウェブページで自分の猫松の気持ちって書いてたんですけど、その延長で書いていってもいいよっていうふうにおっしゃられて、
で、僕も即興的に分散して、四方八方にやって進めていくタイプなので、
1日2000字、1500ぐらい書いていくってことをずっとやってて、結局それが30個とか40個ぐらいたまったんで、
それを編集者さんに投げたっていうような、そんな感じで作りました。
かなり即興的というか、中身もですね、この本、音ってすごいね、今回の耳を澄ませるは世界は変わるもんですね。
元々の文章って結構エッセイ的でもあるんですけれども、ただそれが何かどこから読んでもいいんですけど、
耳を澄ませる体験
前から読んでいくことで、読者の方がいろんな音の音の向き合い方をいろんな角度から追体験できるようになって、
紹介文にも書いたんですけど、めくるたびに、めくっていって読むうちに何となく自分の中で、
この身の回りの世界に対する耳の澄ませ方の違いだったり、視点が変わったりとか、
結果的にそういう体験ができる内容になっているなというふうに感じます。
多面的というか、同じことはある程度何度も繰り返して書いているところもありますけど、
それが結果的に意図しない吸引力で、読者の方に合う部分というか、波動が合うところに引っかかる可能性があるというか、
そんな感じかもしれないですね。
全体的に一冊を通じて、最後にワークをつけていただいたことで、
ワークというのは、実際街の中でどういうふうに耳を澄ませるといろんな視点が変わるかとか、
そういうのを紹介していただいたんですけれども、
何となくそれを本を読むこともそうですし、最後ワークを取り組んでいただくことで、
皆さんが読みながら、自分だったらどう思うかなみたいなのを感じていただいたりとか、
ちょうどふと読みながら周りの音を耳を醒ませていただいて、何となく心が安らいだりとか、
そういういろいろな読み方というか楽しみ方が推していただけるんじゃないかなと思っています。
メソッドと自己変革
なるほどね。
そこのきっかけ、やっぱり平地さんが作られた気づきというかレッスンという言葉を副タイトルで発想いただきましたよね。
なんかパッと出るとき、このタイトルもキャッチボールして、
もう本当何回も投げあって投げあって、ふとした言葉っていうのが出てきて、
それが平地さんのところでレッスンという言葉があって、そこから僕は6つのレッスンを書いたんですよね。
はい。タイトルは非常に色々議論させていただいたなと思います。
本としてもともと音ってすごいねっていう、何でしょうね。
小松さんのお気持ちをそのまま形にしたっていう感じの本なんですけれども、
今の時代でまた出すときに、読者の方にどう受け取っていただきたいかとか、
そういうところで一斉集なのか、でももしかしたらもうちょっと何か役に立つものだったりとか、
どういう気持ちになっていただくのがいいのかとか、そういうのが明確な方がいいかなとか、
色々やり取りさせていただいて、それで少し何でしょうね。
若干自己啓発ではどうまではいかなくても、
少しそういうちゃんと自分が変わる、これを読むことで自分が変わりますよみたいな、
実際私自身も変わりましたし、そういうところを入れ込みたいなと思いました。
本当にそのあたりが結構、エッセイだと言葉を言うとBというか、
自分らしさとか自分主体とかっていうところがありますけど、
ちょっとDoというか何かそれを活用したらメソッドとして使えるんじゃないかなとか、
そういう実績的な部分っていうのはやっぱり読者にとってはすごく良いところもあると思うんで、
そこをどっちかというとBがめちゃくちゃ多い、自分らしい、自分の理由っていうところが多い中で、
そこを平塚さんが入れてくださったというか、
そういうメソッド、京都からだから京都でいい場所で音を聞くと、
ものすごくそこがDoに近い読者にとってのメリットになるかなとかね。
それを京都っていうことを今くくってはいますけど、京都以外の東京でも新潟でも静岡でも熊本でもどこでもいいなっていう、
どこでもいけるような部分で普遍性なところと合わせてやったらいいんじゃないかと思って6個入れてみました。
ありがとうございます。まさに小松さんのお気持ちのBの部分、心の中からこういうものを伝えたいとか、
こういうあふれ出たものっていうBと、読者の方にこうやっていただいたらいいんじゃないかとか、
こうすると役立ちますよみたいなDoの部分っていうのをうまく一緒に両立させられたらいいなみたいな話はさせていただいてましたよね。
そうですね。本当に本当に。そこが書き手にとってはBが多いし、
編集者さんにとってはDoのあたりもしないと本の流通の滑らかさがやっぱり保てなくなるかもしれないので、そこを本当にうまいこと、
いいバランスで合わせてくださった感じかなと思いました。
気づきっていう言葉を今回は押し出させていただいて、京都の音風景に学ぶっていうサブタイトルがあるんですけれども、
もともとのきっかけはやはり京都でご活動されていらっしゃるから京都とは言ってますし、
ワークも京都だったらこの場所にっていうのもあるんですけど、今回そうじゃなくてもユニバーサル版というと京都ならこの場所だし、
京都じゃない場所だったらこういうところでやってみましょうみたいに、両方のパターンを入れていただきましたよね。
そうですね、例えば昔の100年前の音を聞くようなイマジネーションのレッスンがあるんですけど、
それだと京都だと昔から人が住んでて、歴史的に音が聞こえやすい、
石辺工事っていうのが清水寺の下にあるんだけど、そこのやり方をちょっと伝えたんだけど、
それは他のところでは伝統的な歴史の建物のあるところでやってみたらいいんじゃないかなみたいな、
そういう感じの転用というか応用の仕方で考えてみましたね。
音の冒険へ
聞くことによって身の回りの音に気づいていただいたりとか、気づいていただくことで自分の今の心の心身の状態にもまた気づくことにもなるし、
周りとの向き合い方っていうのも気づきが、いろんな意味合いで気づきっていう言葉を小松さんと作らせていただきましたけど、
これ実は前の最初に出た紅葉書房の音ってすごいねーは、これ推薦文、糸井重里さんが推薦文書かれていて、
気持ちよく生きるためにっていう言葉を出されていて、
なんかそれもやっぱりありますよね。結局それってまさにこの一言ですよね。気持ちよく生きるために気持ちよく生きるための本ってことかもしれないですね。
そうですね。それもこうBばかりでもいけないし、Doばかりでもいけないし、そこを一生かけて人ってこうバランスを取っていくんだと思うんだけど、
その行き着く、そのどういうのかな、打診版というか、
うーんと、何ていうかな、こう、あのー、測るものというか何て言うんだろう、うーん、そういうものがこう気持ちよさみたいなもので、そういうのは評価できるというか、
いいバランスをね、DoとBのいいバランスを気持ちよく生きるっていうことでこう、なんか測ることってできそうですよね。
そうですね。そう考えると、読んだ方が自分なりのやっぱりBを作っていただくというか、自分なりのBにつなげていただきたいっていうところかもしれないですね。
うーん、それってなんか本とかでは教えるって言われるとおこがましいけど伝えられないんですよね。
自分で会話…
そうしましょうっていうのはなかなか難しくて、やはり読むうち中でそれぞれの方の心の中でこうそういうのが生まれていただけるといいなというところですよね。
うーん、それってこうあるべきだとかね、こうじゃないとダメだっていうDoの多い世の中じゃないですか、本を見ても。
うーん、それが今回とか僕の性格かもしれないけど、なんかこういろんな提示をしていいところをチョイスしていただいてみたいな、そういう寛容さというか、うーん、そういうところでなんか実現しそうですよね。
はい、もうおっしゃる通りだと思います。いろんなところからこうやりましょうもあれば、僕はこうやったよみたいな書き方をしているところもありますけれども、
それを受け取った方がすごく自分なりに、自分の体験につなげていただくっていうか、ちょっとそういう読み方ができるかなって。
実は一つ私自身も昔この本読ませていただいた後に、鴨川の川辺を音を耳を澄ませながら、音楽とかを聞かずに走っているっていう描写があるんですよね。
で、ずっとそういう習慣づけられているって小松さんが書かれていて、なんか実はそれを読んだ後に、私自身もたまにジョギングしたりすることはあったんですけども、やっぱり
なんとなくそれが念頭にあって、音楽を聞かずにイヤホンとかつけずに周りの音に耳を澄ませながら走っていく、走るみたいなのをやってたなって思います。
それ以前はイヤホンをさしながらマラソンとかライニングされたこともあったんですか?
そうですね。
なんとなくそれ自分の内側に意識が外に向けずに、音楽と自分だけに向き合ってたのが、そこの本、この本前読ませていただいてから、
世の中とか周りとのなんとなくことも気にしながら話すというか、それはそれですごくなんでしょう、マラソンジョギングとしても結構面白い体験になったなというふうに思います。
すでに平塚さんが実践されてたというか、本当にそういう言葉をね、自分の預かり知れぬところで言葉が伝わって、将来本を一緒に作るであろう編集者さんのっていうのは、なんかちょっとゾクッとくる話ですよね。
そうですね、あまり話したことがなかったかもしれないですけど、実は想像が一番残ってますね。
という自分自身が、もう最近はランニングとかっていうのが、なんかちょっとね意識が変わって、自転車とか朝晩のストレッチとか、そういうふうになって、身体の意識は変わらないんですけど、やり方が変わったっていうのは、今回の本にも書きましたけど、そんな感じがしますね。
でもそれに伺って思ったのが、やはり松田さんの取り組みって、なんか耳だけでもなくて、何かこの本だけでもなくて、なんかやっぱり身体と連動された、ご活動されてるなっていう感じですね。
そうですね、多感覚という言葉を最近よく使われるようになりましたけど、やっぱり聴覚を研究とか実践とか表現をすればするほど、やっぱり不自然というか、やっぱり語感との連動しないと聴覚の良さが引き立たないというか、むしろこう、専門をやりすぎると本当に逆効果になっちゃうっていうのはありますね。
特に研究者を見てても、表現者を見てても、思いますね。
そういう意味だと、松田さんの今までいろんなご著書あると思うんですけども、例えば耳トレなんかすごくいろんなところで本出されて、ワークショップとかもやってらっしゃるんですけど、
そこも身体ですけれども、より今回は例えば、机の上とか部屋の中でこれをやりましょうというよりは、町に出てこういうことをやってみましょうとか、日々の生活の中でやってみましょうっていうので、より身体性が高いメソッドになっているのかなと。
はい、今話しながら終わりました。
ありがとうございます。
やっぱり耳トレがずっぽいんだけども、それってもうある一面を切り取られたっていう部分がやっぱり多いので、それ自体の訴求力はあるかもしれないけど、やっぱり平塚さんがおっしゃったような、普段の生活の中でいかに場面を増やすかというか、音的な思考を習慣化させるっていうことがめちゃ大事だと思うんで、
そこのあたりの接続する本としてはやっぱり、この音ってすごいねの現状はもちろん、今回の新しく編集し直した、耳を澄ますが世界が変わるっていうところが本当に、僕だけでは到底それはできなかった話なんで、本当に実感するんですけど、それを接続してくださるような媒体になったなというふうに思いましたね。
そうなるといいなと思ってます。ありがとうございます。まさにいわゆる小松メソッドの両輪というか、耳トレっていうのがあって、それと別に日々の生活の中での取り組みっていう、耳を澄まして世界を変えましょうっていう、今回の本の取り組みっていうのも、両方取り入れていただくといいなと。
それって割と耳を澄ませて意識を変えてリラックスしましょうとか音が聞こえますよっていうこともあるかもしれないけど、やっぱりこう、まあ最初の文章の終わりにも肩書きで音の冒険家って書きましたけど、ちょっとこう挑戦的ななんか営みなような気がするんですよ。
当たり前の音に対してちょっとこうマッターをかけて耳澄ませていい音も悪い音も両方聞こえるという結構危険な実はワークだと思うんですけど、そこまでしていよいよ結構人って割とハードだなとかね。
いや見なくてもいいものを見ちゃうみたいな、ネタコーコス的なヤブヘビーをつついてこうね噛まれるみたいな、そういうとこも含めたら多分おこないような気がするので。
前書きのプロローグの最後の肩書き、音の冒険家って書いてくださったのがすごく素敵で、結構それまでも何度か原稿のやり取りさせていただいた中で、
音の探求者とか音の巡礼者とか小松さんを語る言葉って多分いろいろあると思うんですけれども、結局今回の本では冒険家に統一していきましょうかって話をしたんですけど、
出版の冒険の重要性
やっぱり冒険って困難とか自分で意思で何かを始めないといけないけれども、でもワクワクするものが待っているとか、ちょっと楽しんでいる。
要は巡礼、巡礼みたいな、巡礼よりももっと動的だけれども少し未知との出会いがあるみたいな、なんかそういうのがすごく素敵だし、僕自身も自分話してもよろしくなんですけど、
やっぱり出版、これからラインナップ増やしていくっていうのも、なんかそこの冒険だなと思ったり、僕自身の方も自分なりの冒険に出ていただくのがいいなと思ったりしました。
今54、もうすぐ55なんですけど、やっぱり守りの部分とか、感性をちょっと閉ざして身の回りのタスクをこなすとか、そうしないとね、なかなか厳しい仕事量な部分も、僕のみならず多くの方にはあると思うんですけど、
そうするとその冒険とか、切り開くとかっていうところまで頭がいかないなって自分すごく思ってて、そこが21年前の自分が原石ぽくって青臭いんだけど、自分としては負けたみたいな感じで、そこはあえてこうね、穴を穿つというか、
ギュッと深めないとダメじゃんみたいなことを、すごく21年前の自分から言われてる気がして、それで結果的にあそっか、自分のまあまあ意識はしたけども遠ざかっていくことがめちゃくちゃ実は怖いなと思ったんだけど、冒険家、もともと冒険家だったんだなあみたいな、それを気づかせてもらって最初のところの肩書きに冒険って書いたのかもしれないですね、冒険家。
過去の自分との対話を通じて、冒険心を改めて思い出したというか、また冒険まだ続いてるなっていうところですね。
本当にね、一生続くというか、この人生という舞台、青臭いけど、人生の舞台に立つとも、なんかね、相当なことしても逃げられないなと思って、逃げられないというネガティブな部分もあるし、冒険でさっきね、平塚さんおっしゃったような、ちょっとワクワクというか、
新鮮な気持ちというのがやっぱりあるので、引き換えかなっていうか。
私自身はゲームとかもやったりするので、ゲームの中で冒険すると途中で休むこともあれば、たぶん戻ることもあったりするし、
常にこの未知のところに突き進み続けなければいけないっていうよりは、もっと自分なりの冒険ができるんじゃないかなって、今話しながら思いました。
なるほど、ゲームね。どんなゲームされるんですか?僕あんまりたくさん知らない。
いやいや、ドラクエとかそういう昔からの。
確かに人生のいろんなところの宿頭を、ゲームの世界というのはすごく反映してますよね。
うちのゼミ生もね、音楽専攻と言いながらゲームを何人か作ってて、卒業制作するんですけど、
やっぱりシナリオとか作ってる時に、やっぱり今おっしゃられるような、避難場所みたいな、リトリートって言うんですかね。
ちょっと避難して一服するようなところは設けてましたね、確かに。
音楽はまさにそういうの、特に今学生さんとかがゲーム音楽とか話し作るとしたら、やっぱりいろんな風景とか行動と連動した音楽を作られますよね。
そうですね。だから本格的に休むところと、一瞬ちょっと踊り場みたいな、階段の踊り場みたいなところでちょっと一服するときって、やっぱり音楽の作り方が違ってくるから、そのあたりはやっぱり本当に音楽作りでも結構共通したものありますね。
まさにそうですね、全く辞めてしまうではないけど、一時期止まっていってもいいし、
この本がやっぱり時間軸、21年前と今現在の小松さんの、両方書いていただいたことで、そこを時間の流れっていうのも、そんなに内容は別にないんですけども、
それでも続いている、続けているものとか、変わるもの、変わらないものとか、ずっと続いているものとか、同じ魂を持ち続けていることを、今回気づかされたって書いてくださっていますけれども、
そういうところが、読んだ方も自分の中で、昔はこうだったけれども、ここ変わってないなとか、そういうのを少し感じるきっかけにもなるのかな、私自身がそういうのを感じていましたね。
ありがたいです。やっぱりこの対話形式の本って意外とあまり多く見たことがないんで、時間の触れ幅というか、ボラティリティというか、変動というか、それを間近で体感できる本に結果的になってしまったことで、
他の本と比べるわけじゃないけど、ちょっと珍しい読書体験みたいな感じになるかもしれないと思ったんですけど。
あ、まさに体験ですね、本当に。いろいろ体験の一冊になるんじゃないかなって、私も思ってますね。
すごい不思議な、文章というのはテキストであり、そしてそれが紙媒体にあったとしても、結果的にすごいですね、人の心を動かすという、極めて原初的というか、当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、不思議ですよね。そういうところにまで持っていくっていうのは、テキストの並び方で。
あ、そうですね。しかも本の中でいろんな場所に行かれているので、そこもすごく読んでいて楽しいです。時間もそうですけど、場所も毎回舞台がいろんなところに、いろんなところが舞台になっているので、すごくそれが、何でしょう、心がそこに持っていかれるというかですね、そこは楽しいなというふうに思います。
多面的で万華鏡みたいな本っていう感じですね。時間も場所もこうね、ほんと散らばってますよね。
そうですね。ただ読んだ後には、ご自身の中で何かしら変化だったり、気づきがあったりとか、実際にちゃんとワークも入っているので、どうやって音と向き合えばいいのか、世界と向き合えばいいのかみたいなのを示していただいているので、結果的には役立つ本になっているんじゃないかなと思っています。
一番理想的な形ですよね。作り手というかね、筆者っていうのはやっぱりわかんないから書いてる時はもう本当に主観主観なんだけど、だからBが増えてるんだけど、それが編集者さんのお力によって、本当にルーに変えるというか、それこそ魔法使いっていう章が5章か6章にあったと思うんですけど、
マーケティングと読書体験
魔法使いですよね、なんかね。
これを実際に本屋さんとか、いろいろそういうところに置いていただく時には、結構これは大きな出版社となかなか難しいかなと思うんですけど、じゃあこれ何の本ですかとか、どこの本コーナーに置きますかっていうのをやっぱり売り込まないといけないんですね。
でこれが、元の本はどうだったんですかね、これ。
音楽の読み物のとこですかね、大体見ると。
そうですね、だから音楽の本っていう売り出し方もありますし、
少し癒しの本とか気づきの本みたいな、ちょっと自己啓発書的な売り出し方もありますし、もう少し場合によってはなんかこれ、本の中でいろんな、例えばハズレの音だったり、葉っぱの擦れる音を科学的に分析されたりとかされているので、ちょっと利口っぽいところもあったりとか。
そうですね。
本当はどこ置きましょうかねっていうのがね、耳トレの本にしてもすごく、そこの出版社さんとどうしようかって言った時に結果的に健康本の方に置いてもらったんですよ。
で、サウンドスケープの本、昭和堂さんから出してる本は本当にもう音楽的なとことかね、街作り、サウンドスケープの技法は街作りだったんですけど、そういうふうに置いてもらったですし、今回本当にどこに置こうかな。
平瀬さん的には何かありますか。
今いくつかちょっといろんな、少しずつアプローチを紹介させていただいていて、本屋さんでやったりとか、そこで反応とかご意見を伺いながら置く場所を絞っていきたいなと思っていますけれども、
今はいくつか音楽とか自己啓発とか、そういうところにご案内をさせていただいている。もしかしたら京都っていうのでも引っかかる方がいらっしゃるかなと思っていて、
ただちょっと思っているのは、これって逆にすごくマーケティングとか、営業がすごくガチガチの出版社だとなかなか難しいところではあると思うんですけども、
本屋さんっていろんなジャンルによって置き場所が変わるんですけれども、
ただそういう横のジャンルとは別に、いろんなジャンルの中で自分と向き合いたい方だったりとか、レイヤーってまた違うと思うんですよね。
いろんなジャンルの中に、この本を読んで何かしら得ていただきそうな、リンクしていただきそうな方っていらっしゃると思うので、
もしかしたらちょっとそういう通常の本屋さんの置き場所っていうのは聞いてもらいつつも、
なんかすごく少し、ジャンル分けとはまた違う、この本に引っかかる方がいらっしゃると僕は信じているので、
なんとかそういう方たちに届けたいなと思っています。
伝えがそういうとこがあるかどうか、ちょっといろいろ店によって違うかもしれないですけど、
セレクト的なショップが個人の書店さんにしても、今って結構たくさん出始めてきてますよね。
そこにある程度、コンシェルジュみたいな人に投げかけて、どこ置いたらいいの、ここの本屋さんだったり、本屋の特性もあるじゃないですか。
だからそこで、じゃあこれ哲学がいいなとかね、っていうこともあったら逆に嬉しいですよね。
僕の本って、僕を知らない人にやっぱり届けたいっていうのを感じるんで、
そういう今の平成さんのコーディネーターの方にちょっと相談っていうのは本当にあるべきとか理想というか、
そこが本当ポイントかもしれないという、今マーケティングの話になってますけど。
そうですね、もしかしたら聞いてくださっている方だったり、小松さんのSNSとかに触れている方でも、
なんかこうやったらいいんじゃないの、みたいな方がいらっしゃったら、
リッカー堂のホームページからアドバイスとかメッセージをいただけるとすごく嬉しいですね。
嬉しいですね。今ちょっとコメントが来てて、タラさんから来てるんですけど、
毎回違うものが見えるという意味でも、万華鏡みたいな本なのですね、みたいな。
そうですね、読むたびにだったりとか、自分ご自身の心の状態によって結構いろんな受け取り方だったりできる、
まさに万華鏡みたいな読み方できると思いますね。
そうですね、なんか最近ボイシーの番組名も音の万華鏡って書いちゃったんですけど、
すごくあんまり実態が強くない本だからこそ、タラさんがおっしゃってるような違うもの、新しい意味が見えてくるっていうのがあるので、
本当になおさら大手の出版社の方針的な売り方とは、本当にそことは最下ができる感じの流通の仕方っていうのが、
逆に強みという感じがしましたね。
そうですね、強みにできればいいなと思ってます。
もちろん一応お付き合いしておくと、普通に本屋さんで流通はしてますし、
Amazonとかネット書店でもちゃんと買えますので、
ただ全国どの本屋さんでもおいてあるかは、ちょっとまだそういうわけではないと思うので、
ご注文いただくとちゃんと取り寄せていただけるとか、そういうこともあると思うんですね。
注文さえすれば、リスナーの方の一番近い書店に届くってことですよね。
そうですね、大きな書店さんにはおいていただいていると思いますけれども。
素晴らしいですね、本当にね。
かなり、部数的には、ここで正確にお伝えする数字はお伝えできないかもしれないけど、かなり思い切った数字ですよね。
本当にシークレットでありますけど、すごいですよね。びっくりする感じの。
個人でやるにはちょっと頑張らないといけないかなっていう。
それ聞いたときに、僕ちゃんとプロモーションセンター感だっていうかね、
自分ごとのようなところとして捉えるのは間違いなくやってるので、緊張感が始めましたね。
もしかしたら、この本の熱量に当てられたかもしれないですね。
ちょっと冷静な、もう一人の自分と、この熱量に当てられた自分っていうのは、当たりいたかもしれないですね。
ビートグループで攻めき合いが。
いや、本当不思議な本だなと思いましたしね。
今ですね、この生放送のところに下にURLが貼ってありまして、
アマゾンさんなんですけど、予約いけてますので、リスナーの皆さんもしね、
予約まだでしたら、ぜひぜひ予約をしてくださいという。
ありがとうございます。
ぜひよろしくお願いします。
11月の17日に全国発売をしまして、
アマゾンは多分もうその頃には、アマゾンさんから発送できるんじゃないかなとは思いますけれども。
あと、ちょっともう一つ、読んだ方にお願いとしては、
読んでいただいたら、アマゾンとかにレビューを書いていただけると嬉しいです。
めちゃくちゃ嬉しいですね、レビューはね。
レビューで本当に大きく、より知らない人にも伝わっていくっていうのがあるので、
そういうことがしていただける。
マーケティング的にはやっぱり、人がどう評価しているかって、次の方が判断されますもんね。
耳トレの最初の本を出させてもらった時、
新刊の概要と制作過程
失敗したしがって申し訳ないんですけど、
やっぱり今見ると2017年のやつでちょうど200の、本当にすごい数のレビューがあって、
3.6ぐらいになってましたけど、なんかすごいですね。
それ見ると、これだけ見てるんだっていうね。
僕の中で一番耳トレが、一番部数としては大きかったんで。
凄まじい数ですね。
どんどんだから増えてくると、どんどん増えるって、雪だるま式に増えていくと言いますよね。
あと、レビューする方が、最初の一つ目はなかなか書きづらいけども、
100人書いてたら別に自分も書きやすいじゃないですか。
そうですね。
本当にメソッドがね、じわじわと多分ね、人生が変わっていくような感じなんでしょうね。
そうですね。
少しずつ広がっていけるといいなというか、そうなる本だと確信はしてるんですけれども、
そうは言っても、バーンと言ったらそれは凄く嬉しいので。
最初の本、あんまり記憶はないんですけど、多分1500部ぐらいだったと思います。
音って凄い音が。
1500でそれで、だんだん少なくなったというか。
再販無しで終わりましたね。
割と専門書に近い形で流通してたので、
そこまで一般的というか、生き方とかね、ライフスタイルのところまでの方には
通っていかなかったなっていう手応えがありますね。
そうですね。今回はそういうところまで広げたいなと思って。
実は元の本が音って凄いのが、ハードカバーの本で、
表紙デザインの意図
2004年に出て、税抜きで2300円だったので、
結構当時にしてはそれなりの、ちょっと半分学術書みたいなところもあるんですよね。
確かに。当時としてはね、今インフルエンス張るけど。
今は珍しい金額じゃないんですけど。
当時は結構珍しくて、初めてどこだったか、当時新進堂っていうのが京都にね、
今はないんですけど、そこにいた時に平積みにしてあったんですよね。
で、あったけれども、1ヶ月経ってもほとんど札数が減らなかったっていうのがあって。
怖いですね。出版社的にも多分怖い話ですけど。
今回は2000円プラス税っていうところで、
実は最初の本よりも値段が下がっているんですね。
ボリュームも増えているのに。
増えているのにめちゃ解読ですよね。
これ大きな出版社だったら前の本が2300円なので、
今だったらさらに値段上げるものじゃないっていう判断もあると思うんですけれども、
ちょっとより多くの方に手に取っていただきたいなというところで。
少し下げてみました。
下げるってことは並大抵のことじゃない。
この判断もやっぱり一人出版社の強みというか。
強み、うまくいけば強みですし、ちょっと浅はかに思わないようにしないとなと思ってますけど。
本当にあるべき設定だと思いますね。
これ高かったのはハードカバーと、これ剥がすと分かるんだけど、
この工程が凝りまくったんですね。こういうスリットつけてるんですよね。
穴が空いてますよね。
すごくここに凝っていて、実はこれお伝えしていいのかわからないですけど、
当時の編集者さんとの工業消防団の編集者さんとの打ち合わせメモっていうのを
作ったんですよね。
これ結構当時の編集者さんも熱い方で、過去最高の想定ができましたっていうのも書かれていて、
それに負けない想定にできないか、でもこんなにお金をかけるのはちょっとあれですけれども。
というので、非常にいい想定になったなって、今回はまた前とは違いますけど、
小松さんが撮られた写真を表紙に持ってきましたね。
そうですね。僕も写真が好きで、ちょこちょこ日常風景、観光客目線じゃない日常風景を撮ってるところがあったので、
それで無意識で撮ってたところがあったんですよ。
今回のところで写真をいろんな場所でつけてみたらどうかなっていうことの発想があったんで、
それを調べたというか、見た中で直感的に5つか6つか10個ぐらいだったかな。
表紙とは想定してなかったんですけど、それをお送りしたところですよね。
それでいろいろどんなデザインをしようかっていったときに、出町柳のデルタの付近の出町橋のあの風景だということだったんですよね。
そうですね。デザイナーさんに何パターンかいろんな写真を使ってデザインパターンを作っていただいて、
最終的にデザイナーさんもすごくその意図を組んでくださっていて、
日常の中の明るい希望が一番感じられる写真っていうところで、今回の鴨川の写真になりましたよね。
読者へのメッセージ
すごくチョイスが素晴らしかったですね。
そうですよね。壮大な写真とかいろいろありましたね。
比叡山から見下ろす京都の盆地とかね。
日常感だけどなんか素敵な、ちょっとしたワクワク感があるような感じられるような写真になったかなと思っています。
ありがとうございます。
あれは京都の音風景として一番日常的に京都の人が感じている目線かなっていうか、耳線というか目線というか、そういう感じの音の聞こえそうな写真ですね。
それもぜひぜひ楽しんでというか。
そうですね。いろいろワークの中でもいろんなところに今回新しく小松さんが撮ってくださった写真が入っているので、そういうのもちょっと楽しめるかなと思いますし。
本当になんか良いというか、うわーっていう本になりましたね。早く現物見たいですね。
そうですね。
そんなこんなの本当になんかこう、火をこうね、火というかライトを浴びさせていただいた感じがしたので、そんな感じの雰囲気が漂ってきました。本当に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
ちょっと話少し戻ると、最後ちょっとだけですけども。
高雄書庫さんの編集者さんとも、当時の編集者さんとも今回やり取りさせていただいて、最初に出させてくださいってお願いをしたのと、
本がだんだん見えてきたところでも、一回ご連絡させていただいて、楽しみにしてますみたいなちょっとメッセージをいただいて、ありがたいなというふうに思っています。
京都のね、高雄書庫、わりと近いところなんで、できたらちょっと僕も久しぶりに20年ぶりぐらいに会いに行くかもしれないですね。
いろんな方にちょっとすごく温かく見守っていただいて、出させていただいてるなというふうに思ってます。
本当に僕も今ね、人生の変革期というか、悩みも意外とたった出てき始めた頃なので、
もちろんね、こうして平須さんとのいろんなやり取りも本当にすごく勇気づけられるとかあるし、それとともに自分の21年前の自分の文章がやっぱりね、
ああっていうふうに背中を押してくださったというか、そこの文章、僕書いた文章見ないんですよね、作った文章。
だからすごいなんか見つけてくださったというか、教えてくださった感じがね、平須さんに思ったんですけど。
怖いですよね、自分、過去の自分と向き合うって。
あまり普通の方は、私も当然知りませんけれども。
なんか構成やってると何度も見るじゃないですか、文章飽きるぐらい、めちゃくちゃ飽きる。
毎回読んでも、こんなこと書いたんだなとか、発見の連続でね、やっぱりなんか生き物のように感じるし、やっぱり自分の人生の中で背中を押してくださった感じがしたので。
本当にそれは、そういうチャンスをね、いただいて感謝でございます。
なんか一言そうですね、ここの中にいらっしゃったのが、やっぱり今の小松さんから見ても、
同志だって書かれてましたよね、当時の自分のことを今の小松さんから見て。
そうですね、本当に同志と。
それもやっぱり素敵ですよね、過去の自分の同志という。
過去の連続で今がいるわけだからね。
一秒タイトもね、そこでこう、なかったら今僕はここにいないなと思うので。
いや本当に、これはね、愚痴じゃないけど、人生は本当に反らさず来て、まあ良かったなって思いました。
こういう時ってあるじゃないですか。
それをやっぱり、長期でコツコツっていうのをやっといて良かったっていうのが感じたところですね。
冒険の奇跡ですね、それがね。
そういうね、勇気をまたこうして、読んでくださる皆さんにとって伝わると本当に良かったということで、楽しみにしているような感じでございます。
はい、関西を楽しみに、怖さ4割、楽しさ楽しみ6割かもしれないですけど、そんな感じですね。
怖さね、分かりました。今回9月の最初に紙の書籍化をしようかというお話をいただいて、平瀬さんから。
それでもう公了、ほぼ公了に近い状態で終わったのが、本当に2ヶ月、まだ2ヶ月経ってないですよね。
そうですね、もともと本のスタートはもっと1年以上前で、当時の本、雇用処方さんに許可をいただいてから、
ちょっと前の本から、まず前の本の原稿を再現するっていうのに結構ちょっと時間がかかってしまって。
そうですよね、だいぶね。
前の本の原稿をそのまま再現した後に、そこから書き換えていただいたという作業でしたね。
下準備、下ごしらえがすごくやっぱりね、手間と時間を要しましたよね。
データがやっぱり残ってないっていうのはありますよね、今は。
そっか、データね、今テキストでもデジタルベースですからね。
そうですね。
アナログだったのをデジタルに変えてからっていうことですもんね。
そうですね。文字を全部起こしてから。
文字化け結構ありましたよね。
そうですね、ちょっと読み取るっていうのを試してみたんですけれども、
ちょっとそうすると結構文字化けが出てくるので、
結局それは手作業で照らし合わせながら直していくしかないんですけれども。
そうだったんですね、手作業、手作業なんだ。
もうちょっと効率いいやり方があるのかもしれないですが。
いやいやいや、本当に古文書なんか解析するような感じのね、
そういう面持ちもありますよね。
本当にそんなのをもうじきということで、
それを出してからもまたちょっといろいろとお話がこうして続けられるといいですね。
そうですね、あと、いやまだ分かんないですけど、
せっかくなんでキャンペーンとかやりたいですよね。
ぜひぜひぜひ。
この場を借りて作戦会議へとどんどん変わっていっております。
そうですね。
キャンペーンとかちょっとこういう音散歩みたいなのとかやりたいですよね。
今ちょっとネタバレすると、今京都の音を、主力の京都の音がいくつもあるんですけど、
そこで撮ってきた静止画があるんですよね、録音してきたときの。
そこを合わせてちょっと動画を今作ってて。
縦型動画なんですけど、
それをちょっとね、今とりあえず10個ぐらい考えてて、
今まだちょっとね、作り中なんですけど、
そういうのをちょっとお見せして、
こんな風に音に吸引力があるのかっていうのをお伝えできるようなことがあればと思います。
そうですね、ちょっとそういうのを通じても興味を持つ方が音とか、
そうですね、音にもそうです。
最終的にはこの本に興味を持つ方が増えるといいなと思ってます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ということで皆さまね、また引き続きご支援いただけますと幸いでございます。
じゃあまたまたお話を平田さんと今後もさせてください。
ぜひとも。
ありがとうございます。
ということで今日は新刊の耳を澄ませば世界が変わるの、
担当編集者さんとの生対談でございました。
平田さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
よろしくお願いいたします。
失礼いたします。
ごめんなさい、最後お便り一つだけ。
手作業届いたらまず抱きしめてから読み始めますね。
情熱になる。
嬉しいです。
そうなりるということでありがとうございます。
生慶さんからもですね、素敵なお話、貴重なお話ありがとうございますというね、
まさに裏話を散々させていただきました。
そうですね。
ちょっとこんな本当、レイウェイ自体手作りな感じなので、
なんとか一緒に本当に小松さんに乗っていただいて本当に感謝しかないんですけれども、
引き続きよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
それでは本当にありがとうございました。
どうもありがとうございました。
失礼いたします。皆さんもお休みなさい。
お休みなさい。
01:08:27

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