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2024-09-10 20:11

#4-1 ゲスト・wellry代表 /ハルカさん【読書のまにまに】

Well-Leadingを運営するハルカさんをゲストに迎えて、トークセッション。Well-Leadingの立ち上げの背景から、子供時代に読んだ本のことまで。ここに至るまでの道のりで読んできた本とともにお話を聴いていきます。

 

【今回のゲスト】

ゲスト・wellry代表 /ハルカさん

学生時代から本や学びへの興味が強く、所属企業の新規事業プログラムを通じて対話と本の力を使ったキャリアアップ支援の事業Well-Leadingを立ち上げる。
社外活動として、読書会や選書イベント、1on1サービスのサポーター、中小企業診断士の支援業務を実施。趣味は海外旅行(35ヶ国渡航)。
 
FB: https://m.facebook.com/profile.php

Instagram: https://www.instagram.com/wellleading?igsh=amQ2amx5bXpqZGxn&utm_source=qr

 

【登場した本】

『マーフィーの法則』アーサー・ブロック

『精霊の守り人』上橋菜穂子

『insight』ターシャ・ユーリック

『Search Inside Your Self』チャディー・メン・タン

『ハドリアヌス帝の回想』マルグリット・ユルスナール

『僕らは嘘でつながっている。』浅生鴨

『問いの源』マツダミヒロ

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今日も始めていこうと思っております、読書のまにまに。
この番組はあらしろゆうきがナビゲートしてお届けしておる番組でございます。
この番組、読書のまにまには、読書の途中で生まれてくるいろんな声を聞いていこうとする番組です。
本編、読み切ることが念頭に置かれることが多いような気が、個人的にしているんですね。
けど、読むのって難しいとも思っています。
読み切ることに、意識を向けて読み覚えるとあんまり覚えてなかったりもすることも僕はありますし、
ちょっとだけ読んでいると、まだ続き読めてないなぁ、みたいなことを思いやすいと。
この番組では、読み切るとか読み終えることには重点をおかす、今読んだ数十ページとか、
1ページ、もはや本屋さんに手に触れただけでもいいかなと思っています。
もはや、はるか昔に、数十年前とかに読み途中になったものでもいいかなと。
ゲストの方に思い出す本の感覚や思っていることを聞いていきたいな、みたいなことを思っています。
というわけで、今回第4回ということで、ゲストはベルリーディング立ち上げ人のはるかさんにお越しいただいております。
はるかさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、今日が6月の、今日2日、6月に入ったところですね、収録日が。
今は結構晴れてる感じがしますけど、今日の夕方、東京あたりは雨っぽいような感じがします。
そうすれば、はるかさんって東京周辺でしたっけ?
あ、そうですそうです、東京ですね。
あ、そっかそっか。よく考えたとすれば、聞いたことなかったなと。
ちょっと不安な感じですね、国語行きが今後。
そうですね、そうですよね。
じゃあ、せっかくなんで、このはるかさん、今日お越しいただいておりますけれども、
簡単に自己紹介などお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、改めまして、はるかと申します。
今、ITの会社に勤めながら、新規事業として、
ウェルリーディングというですね、読書にまつわる新規事業を立ち上げて活動をしています。
ウェルリーディングって何なのかっていうところを少しだけお話ししたいと思うんですけれども、
会話と本を通じて、その会社員の方のキャリアをサポートするというサービスになっていて、
その人に合った本をですね、コーチが対話をする中で見つけていって、
その本を提案して、そのユーザーの方はその本を読むことを通じてですね、
そのサイクルを継続的に回していくっていうようなものなんですけれども、
キャリアコーチと全書っていうのを組み合わせたような形のサービスになっていて、
今はですね、事業検証を進めながらサービスリリースに向けて準備を進めているというようなところになっています。
そんな事業を立ち上げるくらいなので、昔からすごく本が好きで、幼少期から本当に本が好きで、
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社会人になってからもずっと読んでいて、本にはすごくいろんな局面で救われてきたみたいなところがあって、
こういった事業を立ち上げましたというところと、
あとは人の生き方とかキャリアとかの話を聞くのがすごく好きなので、
ポッドキャストとかもたまに聞きますし、ドキュメンタリーとかも好きで、
そういったところがあって、こういう事業という形になったのかなというふうに思っています。
あと趣味は海外旅行が好きで、
暇があればバックパックを持って海外に行くみたいなことを学生時代からやってきたかなというところです。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
バックパック話はあんまり聞いたことがなかったなと思います。
そうなんです。実は。
年に1回ぐらいコロナを受けてからもちょこちょこ行くようになって。
そうなんですね。直近だとどこに行ったんですか?
直近はハワイに行ってきまして、すごい良かったです。
もうちょっと行きたいぐらい今好きになっちゃいました。
ハワイは初めてだったんですか?
ハワイは初めてで、ずっと撮っておいたんですよ。
でも絶対好きになるから最後にしようって。
いつでも多分行けるかなと思ってて。
そしたら結構時間がかかってました。
すごいそうなんだ。
僕はハワイ行ったことないんですけど、すごく興味があって聞いてみたい気持ちはあると話が逸れていきそうなんでやめようと思いますけど。
アルカさんとは僕が一番最初お会いしたのはいつだっけ?3月とか4月?3月かな?
そうですね。3月ぐらいですよね。
3月ぐらいにこのホットキャストを、もう外に出てるとしたら出てると思いますけど、
第1回に出てもらったA20番のユウヤさんっていう方に僕が誘われて行った会社の飲み会にアルカさんいたみたいな。
これ出会わせていただいて今3月弱とかぐらいの感じですよね。
おかげさまで。
本当にその説はありがとうございました。
ありがとうございました。
それこそその日お話をしたときにもこのウェルリーディングのお話聞かせてもらって、
それで、本と対話なんだみたいな感じで、個人的に僕の大好きな領域だなって思ったので、
温めてアルカさんの話をたくさん聞いてみたいなみたいなことを思ったりもしつつ、ここにお呼びさせていただいたみたいな感じだったりするんですけど。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
さっきほらまさにこういうサービス立ち上げるぐらいだからこそ本を昔からみたいなお話とかもされてましたけど、
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なんかアルカさん的には本を読むだとか本と触れるみたいなものって、
そうだな、なんか幼少期なのかもうちょっと大きくなってるのかわかんないですけど、
最初すごく本が好きだなとか本について関わっているなみたいなことを思ったのってどういうタイミングだったりしたんですか。
一番小さい時の本の記憶が本当にもう物心つくかつかないぐらいの本当に幼い時に、
自宅のトイレにマーフィーの法則っていう本当にその当時すごくヒットした本当に自己啓発の本だっていうような本が置いてあって、
それをトイレに入る時に読んでたっていうのが一番小さい時の思い出になっていて、
そうなんですよ、なので結構幼な心で傷ついた時にその本を読んで、
こういう考え方があるんだみたいなのを読んだっていうのがすごく一番小さい時の記憶で、
あとそれ以降も小さい時は結構物語が好きだったので、
本当に小説とかそういう本ですね、日曜書っていうよりは本当に学生時代のいろんな小説を読んできて、
なんていうんでしょうか、活字を読むのが好きっていうのもあったと思いますし、
その世界にどっぷり入り込むみたいな感覚がやっぱり本って、
他のコンテンツもそういう、映画とかもそうですけど、
よりやっぱりイマジネーションの世界にどっぷり浸かるみたいなところがあるので、
やっぱりその体験はすごく好きで、結構本を読むのがその時からすごく習慣付いてきたっていうのがあるのかなっていうふうに思います。
幼少期でマーフィーの法則って言ってましたけど、
幼少期って物心つくがつかないかってことは、4歳とか5歳とかそういうぐらいですか?
そうですね、ずっとその時から小学生ぐらいまでずっとあったんですよ。
お入れにあったんですか?
そうです。
むちながら知らなかったのを調べてみたんですけど、
マーフィーの法則について簡単にいくつかどんなものなのかパッと見てみたんですけど、
一つ読み上げてみようと思うんですけど、
マーフィーの法則とは失敗する余地があるなら失敗する。
落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、
カーペットの値段に比例するをはじめとする、
先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則をまとめたものである。
っていう感じの内容になっていて、
すごいですね、この物心つくがつかないあたりに、
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先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも哀愁に富む経験則を読んでいたみたいなところが。
そうなんですよ。
今思うと失敗しても、
インシャンとかそういうポジティブな方向に捉えることができるきっかけになったのかなっていう感じですね。
本当に中身を覚えてなくて、
久々にこの前手に取ったときに、
こういうことが書かれてたんだっていうのも改めて。
でもその違和感はないなっていう感覚はあって。
そうなんです。
それってお父さんとかお母さんとかが好きだった本なんですか?
そのはずなんです。
あ、そうですそうです。
そのはずですね。
それで多分家にあって、
両親も結構読書家というか本を読むのが好きなので、
結構環境的にそういう本が身近にあったみたいなところがあるのかなと思います。
えー。
トイレにあるぐらいだから結構読みますよね。
そうですね。
そうです。
投書比率も高いですよね。
そうですよね。
すごいなあ。
そうなんだ。
なるほどな。
そして最近手に取ったんですね、また。
そうですね。
ちょっとなんかちらっと読み解けて、読んで、
あーなるほどこうだったなっていうのも改めて。
へー。
そっか。
なんかさっきほらおっしゃってた、
イマジネーションにどっぷり使えるみたいな表現もされてましたけど、
もうちょっと小学生、中学生とかになってから読んだなーっていうふうにすごく記憶のある本とかって、
他に挙げてみるとしたらどんなものがあったりするんですか?
そうですね。
好きだった本は、
上橋万子さんっていう方の森人シリーズっていう本を書かれてた方で、
精霊の森人とか、
いろんなシリーズで書かれてる、
ちょっとダークファンタジーみたいな感じなのとありますけど、
それを誕生日かクリスマスに親にもらってすごく好きで、
そのシリーズを読んでた記憶があります。
これ連作が好きで、
へー。
そうなんですね。
なんちゃらシリーズみたいなのとか、
歴史系の子ども向けの歴史の小説とかも読んでたりもしますし、
目についた本は何でも読むぐらいの感じだったと思います。
書館に行っては借りて読んで返してみたいな。
そうなんだ、なるほどな。
そういうのを聞いて、ちょっとふと聞きたくなっちゃったんですけど、
本題からそもそもずれそうなんですが、
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まさにさっき自己紹介のときにおっしゃっていただいた、
ウェルリーディングの立ち上げるところにも、
まさにそういったこれまで読まれてきた本とかって、
いろんな影響をされてたりするんだろうな、
みたいなことを思いながらうかがっていたんですけれども、
実際そのウェルリーディングというもの自体をやろうと思った、
一番最初のきっかけって何だったんですか?
一番最初のきっかけは、
1年半前に社内大学で、
新規事業をみんなで1人1個考えようというようなプログラムに参加しまして、
そこで本当に自分のこれまでの現体験に立ち戻って、
自分が何でもこのテーマだったら
突き詰めてやれるっていうものを探して、
事業を考えようっていうようなお題が出たので、
そこで本だなって比較的すぐバッと出て、
取り上げたっていう感じですね。
そうなんですね、そうなんだ。
そのとき本だなって本当にキャリアだなって思ったんですよね。
今本当に幼少期の学生時代の初期の頃の本のお話をしたんですけど、
社会人になってからもキャリアでいろんな浮き沈みがある中で、
本にすごく支えられたっていうことがとても大きかったので、
一方、社会人になると忙しいし、
結構仕事で疲れてて手に取れる本もすごく限りが出てきてしまうなと思ったときに、
そういう忙しさの中でも、
自分にあった本をちゃんとコンスタントに読んでいきたいなっていう気持ちもありましたし、
それがやっぱり周囲の方々で、
やっぱり本全然最近読めてないんだよっていう人がすごく多いので、
それってすごいもったいないなということを思い、
じゃあこれ本とキャリアでなんかいけないかなっていうふうに思ったっていうところが、
最初に本とキャリアだと思った次に、
アイデアの種みたいなところで芽生えた感覚というか、
そういうところから始まったっていう感じですね。
そうなんですね。
なるほどな。
なんか春川さんにとっての本棚っていうのは、
いわゆる本棚って何でしょう。
本をしまっておく場所だったり、
本の背拍子が常に見えるようにしておく場所みたいなものとして、
そういう機能はあったりするような気はしてたりするんですけど、
春川さんの今聞きながら、
春川さんにとっての本棚ってどういうものなのか、
もうちょっと聞いてみたいなみたいなこともあったりもしたんですけど、
どんなものなんですかね。
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なんでしょう。
シンプルにいろんな人の考えに増えることのできる場所っていう感覚が。
考えに増えることのできる場所ですね。
そうですね。
外に出てお人に話すとか、
そういう一つの設定を持たなくても、
こんなにいろんなすごく多様性というか、
考え方をしている人がいるものごとの考え方とか、
人生の過ごし方とかが詰まっている場所なので、
タイトルとか見ているだけでも、
心が落ち着くというか、
穏やかになれるというか、
日常から離れることもできるし、
一歩先に行くこともできるみたいな、
少し抽象的な感じですけど、
そんな感覚かもしれないです。
そうなんだ。
1年半前に社内大学でおっしゃってたじゃないですか。
1年半前からこの構想が始まって、
今まさにやり始めているところじゃないですか。
1年半経ってみて、
まさにパルカさんにとって、
本ってそれまではご自身を支えるとか、
いろんな考えをくれるみたいなものだったりしたものが、
今まさに自らの働くというか、
日々の活動の中で必要な要素だったりするわけじゃないですか。
本自体が。
やっぱりサービスに強く関わったりするし。
そんなふうにこの1年半で、
パルカさんと本の関係性って、
結構変わってたりするのかなっていうのを聞きながら、
ちょっとふと思ったりもしたんですけど、
1年半経ってみて、
今パルカさんにとって本ってどんなふうな存在になっているのかとかって、
普通に聞いてみたくなってたんですけど、
どんな感じします?
そうですね、一番大きく変わったのは、
今までも本って純粋に自分の興味のもと、
自分に必要とするものを選び取るっていう読み方しか知らなかったんですけど、
やっぱりサービスの中でいろんな方のキャリアの話、
例えば悩みとか、本当はこうしたいとか、
今後こうなってたいっていう話を聞いて、
それをビーングって言ってるんですけど、
いろんなビーングのあり方に触れた上で、
改めて本と向き合っていると、
やっぱりこの本はその人のビーングにすごく効果的に働きそうだなとか、
あの人がこの本を読むとどういう考え方をするんだろうとか、
自分と本っていうより、
自分と誰かと本っていう向き合い方になったな気がしていますね。
面白い。
確かに自分と誰かと本か。
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そっか。
面白いな。
なんかそういうふうに、
本と私っていう2人の関係性から、
私と誰かと本みたいな3つの関係性になったときに、
なんか遥さんの中で、
読む本とか見る本とかって変わったりしたんですか。
かなり変わりましたね。
かなり変わります。
もともと自分だったら読まない本にすごく触れる機会がやっぱり増えましたし、
ジャンル的にもそれまで知らなかった本、
哲学の本だったりとか、
それこそ台湾に関する本だったりとか、
そうですね。
自分だと興味はあっても手には取らなかったような領域の本に手が伸びるようになって、
すごく領域が広がったような感覚がありますね。
あとは他の人がやっぱりこの本の話をすごくよくするので、
この本いいよ、この本いいよっていろんな人の推し本を教えてもらうと、
その人のフィルターを通してその本を読むというか、
ちょっとその人を意識しながらその本を読むみたいな形になるので、
中枢にやっぱりそれも、著者と自分っていうよりも、
この間に誰かがいるみたいな感じの本の読み方ができるので、
ちょっとそれもいいな。
どういうことかっていうと、その人はどういうことを考えながら本を読んで、
どう今生活に活かしてるんだろうみたいなところもやっぱりちょっと
頭の奥どこかにありながら読むような形になるので、
そういうのもやっぱり一対一よりも豊かというか、面白いなというか。
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