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みなさん、こんにちは。作曲家で大学教員の小松正史です。今日はですね、ずっと大学教育をやってきて、学生とのつながりで、すごくね、教育ってめちゃくちゃ力が、影響力があって、人の生きる力にもつながってるんだなぁみたいな、そんなお話をしてみたいなというふうに思います。
この学生なんですけども、今から10年以上前なんですけどね、僕は本部校が京都生化大学なんですけども、別の大学で非常勤の教員として2年ぐらい行ってた大学があったんですね。
そこでずっと本部校じゃないので、週1回の半期セメスターの授業だったんですけども、そこで出会った学生なんですね。その授業の内容はですね、「京都の音」っていうタイトルで、京都市内の音をたどりつつ、いつもね、この音声配信でお伝えしているような音域とか地域の中の音の資源というのは
すごく語幹の中で大事なものなんだとかね。あとその大学は自然環境豊かなところだったんで、ちょっと授業の合間に実行生とともに周辺の自然環境を音をたどりながらサウンドウォークもたくさんしたっていうような、そういう感じのいつも僕が本部校でやっているような音域のつながりの授業ですね。
そこでもやってたんですね。音の授業をやっているとですね、ただ知識を得るとか、良い音を聞くだけじゃなくて、音ってコミュニケーションが生まれるわけなんですよね。この一緒にね、みんなで聞いた音をお互い感じ合うっていう時間を結構作るので、今聞いた、遠くから聞こえてきた車の音ってどんな感じとか、これって今まで意識していた音なのとかね。
音の問題って何があるかなとか、もっと改良するためにはどんな音の知恵があればいいのかなみたいな、そういうことをお互いやりとりしながら、時には音の分析もしましたね。
その大学は留学生の方もいらっしゃったので、日本語を一応理解できるっていうようなところで日本語で喋ったんですけど、いろんな地域から来ておられる方も結構いらっしゃいました。
そのメールをいただいた学生っていうのは、地域がですね、京都じゃないんですね。他の地域にいらっしゃる方でございまして、かなり離れた場所の国内なんですけどね、そういう方なんですね。
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2013年とか2014年ぐらいだったと思うんですけど、ちょうど10年前ですね。2014年だったかな。その方は本当に週に1回だけ、しかも1時間、1コマ90分だけの授業なんですよ。
その授業が終わったら、僕は本部校に帰って仕事をしたりするわけなので、そこの滞在時間って本当にわずかなところなんですね。
その中で、合計15回、いろいろ始めはすごく距離があるようなところっていうのは、どの授業でもそうですけど、だんだん打ち解けてきて、それほど学生さんの口数が多いわけじゃないですけど、本当熱心に音を聞いたり、
自分自身で噛み砕いて感じることっていうのがありますよね、音とか感性のそういう部分では。それを自分なりにしたためていらっしゃるような空気感を感じたりしてたんですね。
その時も、それほどたくさんは喋らなかったんですけども、授業が終わった後で、やっぱり感銘を感じていただいたのでしょうかね。
本当に定期的に連絡が来るわけですよね。その方は国内留学ということで遠くから来られて、そして京都界隈の大学に半年か1年ぐらいいらっしゃったんでしょうかね。
それでまた地元に帰られて、元の大学も卒業されて、その後就職をその方されまして、大学のお仕事もキャリア関係のお仕事をアドバイスとか学生さんに何か相談を受けて、何か的確なアドバイスをされるような、そういう仕事をされてたんですよね。
そこからまた転職されて、新しいまた仕事の職場で共通したようなキャリアアドバイザーをずっとされておられて、日々いろんな成長があったと思うんですね。もう10年も経ってるからかなり経験もすごく積んで、すごく立派にというかですね、そんな感じになっていらっしゃるんでしょうかね。
一度も出会ったことはないわけなんですけれども、それですごくね、定期的にやっぱりくださるんですよ。僕もあのメッセージもね、いただいたらすごく喜んでお返しするようなところがあったんですけれども、一番近い最近のやりとりっていつかなと思ったときにですね、意外と日が空いてるなっていうことがわかったんですよね。
多分コロナのあたり2020年ぐらいにですね、コロナでかなりこう職場とか大学とかいろんなところがこう環境変わっていったような時代がすごく表現した時代があったわけなんですけど、まあそのときにやっぱり仕事とか人のやりとりで誰もが結構戸惑ったりするわけですよね。
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で、そのときにですね、僕は多分メールでお返ししたんだと思うんですけど、コロナと、まあコロナってすごくそのとき脅威で本当にもうなんかもうちょっと排除すべきことみたいなところもね、やっぱりあってやっぱり怯えてたところがあったと思うんですけど、まあそのときに僕が伝えた言葉としてですね、コロナと共存するしてみてはどうかなみたいなね、一緒にもう過ごすしかないやんみたいなそんなことをちょっと
伝えた記憶があります。そしてその異常事態の状況であってもですね、人間はいろんな環境に慣れていくんだよっていうか、やっぱり順応性があるからこそね、今まで人間のこの歴史というのは繰り広げられてきたわけで、それであの適応する環境に順応する、適応する
そういうことがあってね、今のどんどん変化している状態にも耐えうるような、そういう力がね、やっぱあるっていうふうに僕は信じているので、まあそんなことを伝えたんだと思うんですね。で、そのあのことをやっぱりこうずっと心にね、秘めておられて、それでまあ支えられていたということをね、ちょっとあの連絡いただいてですね、すごい僕無意識で言った言葉なんだけどすごくそのそれぞれのね、学生にやっぱ深い
影響を与えているんだなあっていうふうに思ったんですね。で、まあそのコロナの状況っていうのがね、我々大変だったわけですけども、そこがね、その時点が、あの事態がですね、どんどんこう変化していって、で、まああの毎日楽しく過ごせているというか、まあコロナがあったっていうことがね、きっかけとなって、まあいろいろこう活動がね、まあオンラインも含めてですね、あの様々なこう活動も慣れていったりとか、まあしやすくなってきたみたいな
そういうやっぱポジティブにね、どんどんこう変化に対応して、で、学生やその就職する方のサポートとかアドバイスをね、していらっしゃるっていうことにすごくね、僕はあの心をね、あの勇気づけられたというか、そんなことを僕言ったのかなあみたいなね、そんなことを感じました。で、すごくね、大事なことをそのあの学生さんからおっしゃっていただいてるんですけど、それ何かというと、いつ何が起こるかわからない時代だからこそ、
時間はね、有限だからこそね、だからこそ大変大切なことに気づけた気がしますっていう、その一言すごい響いたんですよね。これあの、いつもね、日常をね、普通に過ごしてると、あんまりそういうことって感じないんですけども、やっぱ有限である、やっぱこれ1日1日1日人ってね、時間がこう、あの生きてる時間が減っていくわけで、1日1日1秒1秒やっぱ大切なものっていうことはね、
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それはわかるんですけれども、それを実感としてね、感じることすごく少ないわけですよね。それをですね、こうしてメールね、いただいて、そういうことを感じてですね、本当離れているところであってもですね、逆に僕が勇気づけられたというか、そのあたりにね、感謝したいな、教育ってこう循環するんだなっていうね、そういうことを本当に今回ですね、メールを久しぶりにいただいて、ものすごくね、感銘を受けたという、
10年前っていう、もう本当にね、忘れてしまうような長い年月かもしれないですけども、こうして着実にというか、心残っていることっていうことにね、すごく深く今日は感謝してね、皆さんにちょっと共有したいなと思って、そんなお話をしていきました。ということで、ここまで今日聞いていただきましてありがとうございました。それでは今日も良い音の1日をお過ごしください。
最後に2つお知らせをさせていただきます。9月の7日と8日にそれぞれ関東でピアノコンサートをやることになりました。詳しいことは概要欄ありますので、ちょっと見ていただければと思うんですけれども、まずは1つ目なんですが、9月7日の土曜日の開演が13時からです。自由が丘オペラハウスで漢方アロマ声優と環境音楽のコラボアルバム完成記念イベントを行います。
これはグランドピアノを演奏しながら、最新作の漢方音楽2の演奏をお楽しみいただきつつ、体質改善を促す漢方アロマ声優に触れていただき、皆さんの心と体に向き合う貴重な時間を分かち合いたいなというふうに思っております。
そして2つ目なんですけれども、9月8日の日曜日です。開演が13時30分からになります。ところは、つくば市ふれあいプラザ多目的ホールでございます。こちらはですね、つくば和太鼓の会つくどんと小松とのコラボコンサートということで、漢方音楽はもちろん演奏しながらもですね、和太鼓とのコラボコンサートを開催という。
和太鼓の表現ってやっぱりすごくダイナミックなんですね。小さな音から大きな音まで、そして早い音、そしてスローな音、すごくいろんな多様性があってまるで生き物だと思うんですけど、これまさに僕のピアノ即興ですね。
一期一会でどれだけ楽しめるかっていうような、そういうことをね、実験的な時間も含めて皆さんにね、ぜひお楽しみいただける、またとない会となっておりますので、ご興味ございましたら、こちら放送概要欄に詳細書いておりますので、ぜひご覧いただければと思います。ここまでお知らせでございました。それでは失礼いたします。