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2025-10-19 09:53

新刊『耳を澄ませば世界が変わる』がいかに稀有であるか、の話。

11/17に出る新刊『耳を澄ませば世界が変わる』についての稀有なオリジナリティについて話してみました。ぜひ買ってね!

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サマリー

新刊『耳を澄ませば世界が変わる』は、京都の音風景をテーマにした内容で、多様性を取り入れたエッセイが特徴です。著者は、21年前の作品からの進化や変化を反映させ、新しい音の体験を提案しています。

新刊の紹介
はい、お疲れ様です。小松でございまーす。
今日はね、もうじき新刊が出るので、新刊の宣伝をさせてください。
11月の17日なんですけど、
耳を澄ませば世界が変わるっていうね、
京都の音風景のレッスンみたいな本なんですけど、
それがですね、もう第2行が終わって、
最後ね、最終行というか、最終構成をやってるんで、
もうじきというところなんですけど、
いやね、めちゃくちゃ早いスピードで出ましたね。
9月の最初に、作ろうかっていう話になってですね、
知り合いの編集者さんから。
それからね、本当にあれよあれよという間に、
もう販売になるというね、
入れのスピードを約2ヶ月ぐらいかな。
出版商って決めてから2ヶ月ぐらいで、
もう書店に並び、そしてAmazonで売れるみたいな感じになりましたけどね。
これ一言で言うと、21年前に書いた
音ってすごいねって本がありまして、
内容の変化と進化
それをね、実は電子書籍化する予定で話を進めていたんですけど、
僕はね、ちょっと手を入れたんですよね。
なんていうかな、同じものを電子書籍にするにしてもですね、
出すっていうのはあんまり新しくないっていうところがあるじゃないですか。
僕のやってるプロジェクトというか活動っていうのは、
不変性があって変わらないところが結構多いんですよね。
基本的な音を聞くとか感性磨くっていうのは、
他の分野と間違ってあんまり変化しないことが結構ね、
自分の身体を使うっていう、いわばダンスをするとか、
ピアノを演奏するとかっていうところと近いので、
あんまりね、急激にメソッドが変わるっていうことはないんですよね。
なので、同じことをずっとやってるっていうところがあって、
その内容はね、新しい、古い、あんま関係ないわけなんですよね。
そういう中でずっと僕もそれ以来21年間ね、
2004年にリリースした本なんで、
21年間変わらないことをやってて、
それでね、不変的な文章ではあるんだけど、
ちょっとね、やっぱり21年後の自分から見たときに、
そのものを見て変わるものとか、変わらないものっていうのがあると思うんで、
そのあたりをね、ちょっとどうしても各章ごとに、
文章を書きたくなったんですよね。
一つの章について4つか5つぐらいのトピックがあって、
それに対してね、1000字ぐらいかな、1500字ぐらいで、
ちょっと書いてしまったというかね、そんな感じなんですよね。
それで書き足したのが6章7章ぐらいなので、
2万から2万5千字ぐらいの可筆したでしょうかね。
それを編集者さんに送ったところですね、
もともとの電子書籍をする予定だったのが、
いや、これはなんか面白いなっていうね、
変化っていう言葉がありますね。
自分の歌にまた別の人が返すっていうやつがね、
これ変化なんじゃないかなって思って、
いや、これはやっぱり紙で出す必要があるでしょうみたいな、
そういうご判断をされてですね、
まさかの紙媒体でのリリースっていうことになったんですよね。
それでね、そういうことで僕もとっても驚いたんですけど、
そこからせっかく作るんだったらね、
注釈も綺麗にちゃんとしたいですし、
自分の歌にまた別の人が返すっていうやつがね、
そこからせっかく作るんだったらね、注釈も綺麗にちゃんとしたいですし、
あと新たにですね、やっぱり音風景を実際に感じるっていう、
自分で身の回りのところを意識していくっていうのが、
やっぱり何よりも何しろ大事なことなので、
そのレッスンを入れてみたんですよ。
レッスンといってもそんなに難しくない。
例えば森に行ってディープリスニングをやろうとかですね、
座ったり立ったりしながら、歩きながら川の流れを感じていこうとか、
すごく身の回りの背景の音を主役にして、
それを聞こうってする意識を磨くことによってですね、
感性が活性化されていくっていうことにつながればいいなという風なところなんですけどね。
僕は耳トレの本を結構たくさん、5冊ぐらい耳トレで書いたと思うんですけど、
それと違うところがやっぱりこの本にはあるんですよ。
これは一言で言うと多様性ですね。
いろいろな観点から僕はエッセイをそこに敷き詰めてるんですね。
学術的なこともかなり専門性の高いところも入れてますし、
表現も僕はするので、表現のありどころというかね、
そういう表現の原点を手繰るようなエピソードもあるし、
あとはメディア論的にイヤホンをすることによってどういう弊害があるかみたいな、
そういうことも書いてますし、
音の重要性
耳トレの感性を磨くということも書いてあるようにですね、
多様なピースが入っているわけですよ。
そのピースが一つずつ完結しているような文章なので、
そういう散りばめられたところを、
一つ今回21年後の自分ということで統合するかのようにですね、
書くというか、自分なりの一つの落としどころ、落とし前みたいなものをね、
書いたのが各章の21年後の音風景というところなんですけど、
それを見るとやっぱり変わらないところと変わるところがすごく多いんですよね。
そんな今までそんなことを書いた本ってないんですよ。
どこ探しても。
何しろこの本を出版するのが難しいご時世でしょ。
なかなか売れないっていうところもあるし、
その中で昔の21年前かの本を復刊するっていうのもないじゃないですか。
だったらそこで新しいやり方で変化を書くということをして、
しかもレッスンも含めて新しくしたっていうか、
やっぱり同じことをずっと僕はしてたことのこれはね、
極みというか、やった甲斐があったというかね、そういうことなんですよね。
やっぱりマイナーな部分ですけどね、
なかなか音を聞くっていうのはね、難しいですよね。
一言で言うとすごく大変。
当たり前すぎて難しいところなんですけど、
そういうのができていて、それで本も出せるっていうのは幸運中の幸運だと思うんですけど、
だったらせっかくだったら面白く形にして定着させたいし、
今の価値も入れつつ他にはないっていうところもあるし、
あと今ね需要がやっぱり高いんですよね。
デジタルでも嫌がってる人結構いるじゃないですか。
特に若い世代、アルファ世代ぐらいだったらもうSNSであんま使いたがらないっていう状態になってるでしょ、今って。
これ言うて変だけど中高齢者ぐらいはSNSにまみれて使ってるっていうかね、
フェイスブックだのなんだのってそっちに依存しかかってるぐらい変化があって、
若い人って見ないんですよね。
むしろ閉じたコミュニティで安全なところでやり取りするってことをすることがとても多いと思うんですよね。
うちの息子を見てもそうだと思うんですけど。
だからねデジタルについても本当にもう過剰にインプットされてしまってる状態っていうのがやっぱりすごく疲れが出るんですよねやっぱり。
そのあたりをどうそれを解きほぐすかというか、ほぐしていってニュートラルにするかっていうのもね、
やっぱ音ですよ。音が一番速攻力、速攻性があって効果があるっていうね。
これね、やっぱまだあまり言ってる人いないよね。
そのメソッドを書いたので、そこでようやく時代がね、たまたまですけど自分の活動にシンクロしてきたなっていうところがあるので、
すごくね、そこら辺はめちゃくちゃブルーオーシャンじゃないですか。
自画自賛にあるかもしれないけどね。
同じことずっとやってたからこれできたんだなというふうに思うので、
そういう感じで11月17日に出ますし、またこの音声で編集者さんと対談したりとかですね。
あと京都の様々な音風景をずっと僕はアーカイブしてるので、
そのあたりをちょこちょことストーリー的にショートで出そうかなと思ってるので、
皆さんそういうところを賛同いただけるようでしたら是非是非購入していただいて。
こちらも予約始まってるので、是非是非そんな感じで応援してくださいということでした。
ということでまた関連のお話もできるかと思います。失礼します。
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