コピーが時代の写し鏡である、のと同様、雑誌の言葉も時代の写し鏡である。1983年anan発「ハウスマヌカン」や1998年VERY発「シロガネーゼ」など。


具体的な時代変遷などはまたいつか別の機会にまとめて話したいが、今回は雑誌の言葉とは何か?コピーとの違いについて考えてみる 

雑誌と広告の言葉の違いとは?まずは大前提としてスタンスが真逆。私の言葉では雑誌は「ペイドアテンション」で、広告は「ノンペイドアテンション」に対してぶつけるもの。

雑誌の言葉は言葉づくりの模範としてではなく、事実としてのカルチャーとして踏まえておく。名作コピーもそうだが、残る言葉は「生存者バイアス」が一定かかる。だから残っているからといって、それ自体が素晴らしいわけではない。


Webメディアは「言葉を育てる」努力をすべき。「メディア固有の言葉」があれば、UU数やPV数ではなくメディア文脈で勝負できる=スポンサーも集めやすい。「メディア固有の言葉」を軸に、商品を語ればコミュニケーションスピードも上がり、広告効果も増す→リピートが増える。


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00:16
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、ハラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で、打ち点を模索するみなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
淡路島でコピーライターをやってます。じんぼうです。よろしくお願いします。
お願いします。
さてじんぼうさん、今日のテーマは、雑誌の言葉を考える。アテンション属性の違いから見えるコピーとの差異、ですが、このテーマを取り上げた理由は何なんでしょう。
以前も話しましたけど、興行コピーを学びたいなって思った時には、過去の興行コピーを借協しましょうみたいな話をしたと思うんですけど、
昔どういう意義のものがあったのかっていうのを知っておくことはすごい大事なんですね。これはどういう発想がいいのかっていうのはもちろんありますけど、
もう一つは、同じようなものを書かないっていう予防にもなるので、知っておかないといけませんよっていうことなんですよ。
それはもちろん基礎知識で、それをやらない人はそもそもダメですけど、もう一つは他のジャンル、例えば映画とか漫画とかドラマとか何でもいいんですけど、
表現も同じように知っておく必要があるんですね。この段階のタイミングの美味しい生活の時にはどんな映画が流行ってたのかなとかね。
だいたいETとか出た年なんですけどね。
そういう時期ですか。
そういうグロスで押さえておくと時代感が見えてくるっていうのがあるので、そういう他のジャンルの表現も知っておかないといけませんねっていうことなんですね。
例えば僕で言うと、映画とかドラマのストーリーテリングを割とコピーに応用したりしてるんですけど、映画で言うと大体3幕構成なんですね。
基本的には、今の映画長いけどね。今の映画2時間分から3時間あるから3幕もくそもないんだけど、基本的には90分なんですよね、映画の構成っていうのは、ハリウッド映画とかって。
だいたい30分30分30分で、最初の30分でヒーローが登場して敵に勝ちます。
次の30分でヒーローが1回負けます。
最後の30分で逆転して、最後一言キャッチコピー、俺が言う限り世界は終わらないぜみたいなことを言って締める。
で、だいたい90分終わるっていう感じなんですよね。
03:00
この3幕構成の勝つ負ける勝つみたいな構成っていうのは、ボディコピーそのまま応用できたりするわけですよね。
あとは、僕よく記事広告の構成で、自分でゼロから作ったんですけど、その時のやったのは、記事広告ってやっぱり最終的に商品が出た時にドッカーンってこないと買わないんですよね。
単に書いて紹介しただけじゃ不運で終わるんですよ。
だから、さっき読んだあれもこれもこれもここだったんだって思うと、同時多発的気づきって僕が言うんですけど、ドッカーンってくるわけですよ。
それってお笑いとかM-1だとすごい時間が限られた中で、ネタ振りとかも多重にかけてやっていくじゃないですか。
最後後半でそれが全部かかって、笑いがものすごく倍増していくみたいな構成になっているんだけど、それをやらなきゃいけないですよね、記事広告も。
同じように前段でいろいろネタ振りをしていって、それを後半で一気に商品にかけていくってことをやらなきゃいけなくて。
同じなんですね。だから漫才の構成を広告に応用してるとかっていうのも普通にやってますとか。
なるほど。これはあれですね。関西人の転論とかそういうのですね。
そうそう。転論とか伏線回収。映画で言うと伏線回収とかも同じだけど、そういう文脈作りにおいては他ジャンルのことを応用しないわけにはいかないというか。
なるほど。
ということなので、ちゃんと勉強した方がいいですよっていうことですね。
そういう意味で言うと、雑誌の企画とか言葉作りとかっていうのも当然広告の参考になるので、
今回ちょっと雑誌の言葉についてお話をしたいなと思うわけですね。
広告のコピーはよく時代の写し鏡であるとかって言われますけど、雑誌も同じなんですよね。
例えば有名な言葉で言うと、1983年にアンアンが出したハウスマヌカンってね。夜霧のハウスマヌカン。
どういう意味なんですか?ハウスマヌカンって。
ハウスマヌカン。
蜂蜜の名前ですか?これ。マヌカハニーとかじゃない?
マヌカハニー。
違うの?
そんなに甘い話じゃないかな。
違いますもんね。
でもあれだな。マルイとかイセタンとかの漢に勤めてる女性の。
そういうこと?
そうそう、売り子さんですよね。生きてるマネキンみたいな感じ?
そういうことね。
ハウスどういうこと?ハウス?
カン?
ハウスは何のハウスなの?家じゃない?
ハウスはカンだよ。マルイとかの建物。
建物。
百貨店的な建物ですよ。
マルキューとかの建物ですよ。
建物。
当時はDCブランドブームでもあり、そういうのは、割と女性への憧れではあったわけです。
06:07
ハウスマヌカンは。
なんだけど、夜霧のハウスマヌカンっていうのは、全然お金もらえないし、結局、つったってる時に着てる服は自腹で買ってるんですよ。
そうなんですね。くれるわけじゃないんですね。
くれないんですよ。全然だから理想は叶ってる。憧れるんだけど、実際はめちゃくちゃ辛いよみたいな話でもあったみたいなところとかね。
ハウスマヌカンって言葉は時代を風靡しました。
で、その15年後ぐらいかな。シロガネーザは割とみんな知ってますよね。
これは知ってますね。さすがの僕も。
これはベリーが98年に出した言葉らしいんですけど。
これもよくわかんないけど、シロガネーっていうところが最近行けてるよねって話になってきたんでしょうっていうことなんですけどね。
東京出てきてね、シロガネーとかシロガネー高縄とか近くの駅やったけど、そんなに行く機会なかったけどね。今もほとんど行ったことないけど。
なんかね、意外と普通の場所ですよね。
そう、そんな感じがする。
シロガネー通りはね、クックパッドが昔あったところは、確かに華やかというかいい感じはするけど、とはいえただの東京の道だよねって感じですよね。
そうそう、表参道とかとそんなに大きな差を感じないけど、でもシロガネーゼって言葉は全国の人が知ってて言葉やもんね。
そうですよね。
だから時代の何年にどの言葉が出たっていうのは、確かにその時代をログを打ってくれる言葉ではあるので、知っといた方がいいでしょうって話ですね。
なるほど、そっか。シロガネーゼとかって検索すると、シロガネやシロガネ大でショッピングや食事を楽しむ専業主婦。
やっぱ専業じゃないとダメなんだね。でも今の時代では多分言葉になることほぼないだろうなって言葉ですね。
時代反映してるね、98年。
今の憧れられる女性像ではないんだろうけどね。
この時代にはこういう言葉があってみたいな、ちょっとクロニクル的な話は別の機会に気が向いたら話そうと思いますが、
今回はそういう雑誌の言葉っていうのはコピーと同じように時代の写し鏡であるんだけども、じゃあどう違うのっていう話をしたいなと思うんですね。
そこが改めて言語化されてることってあんまりないと思うので、それの温度感の違いとかどう違うのかってことを知っておくことで取り入れ方が変わってくると思うんですよ。
09:02
なのでちょっと今回はそこにフォーカスしてお話をしたいなと思っています。
本編は別撮りしてますので宮本さんには収録で聞いてもらったんですけど、どういう点が明日聞くネタになりそうですか?
そうですね。まさにこの観点がなかったですね。雑誌の言葉をちゃんと考えるっていう。出てくる言葉知らない言葉ばかりですもん。
ハウスマヌカンとかね。そういう言葉があったのか。確かにその言葉の定義とかを聞くと、その時代だからこそそういう言葉が流行ったんだろうなっていうこともわかるし、
そういう意味で時代性もわかったりとか、あとはね、この実際本編の中で広告と雑誌のコピー。広告のコピーも確かに時代を映し出していると思うので、
広告のコピーと雑誌のコピーの違いみたいなところは、そういう目で見たことがなかったので、なんか面白かったなと思いましたね。
これからも言葉を見たりとか、あとは流行語大衆とかいろんなところで使われる言葉も、雑誌っぽい言葉もあれば、広告コピーっぽい言葉もあれば、それぞれ使われ方が同じカテゴリの中に入ってても違うので、
その辺を注意してみると、言葉に対しての自分の中での目線の作り方ができるなっていうふうに思いましたね。
ラジオを聞くのがいいところってそこだと思うんだよね。情報を得るのではなくて、考え方を知るみたいな。
誰かの肩に乗っかって他の世界を見渡してみるみたいな体験がいいと思うんだよね。
僕は僕で広告ばたからメディアに入り、いろんな景色を見た中で、なんか違和感を覚えたりとかもいっぱいしたので、
そこをいろいろ言語化すると、なんかこうなのかなって思ったんだけど、
いろいろ思ったってことは、僕がいろんな読書をしてきて、そんなことはどこにも書いてなかったわけなので、
だから、それは一個の視点としては提供できるかなと思ってますね。
そうですね。新しい言葉の見方がわかるっていうところはあるかなと思いますね。
それでは本編、ぜひ聞いてみてください。
本編は約39分あります。
途中で聞けなくなった時のためにも、ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
雑誌の言葉を考える。アテンション属性の違いから見えるコピーとの差異です。
では早速どんな話か聞いてみましょう。
まず、そもそもなんですけど、雑誌と広告の言葉の違いについて、まずはお話ししたいんですね。
12:02
同じようにメディアに踊る言葉なんですけど、よく見ると割と温度感が違うんですよね。
まずは大前提としてスタンスが全然違うんですね。
基本的には真逆なわけです。
これを一言で言うと、僕の造語なんですけど、雑誌ってどういう人に向けて投げかける言葉かというと、
お金を払って雑誌を買って読む人なんですよ。
だから自分でお金払ってるわけだから、映画とかと一緒ですけど、ちゃんと2時間だったら2時間見るんですよね、最後まで集中して。
だからそういう意味で言うと、ペイドアテンションに対してぶつける言葉です。
広告っていうのは逆にノンペイドアテンションに対してぶつけるものなんですね。
なので広告っていうのは、以前も話しましたけど、基本的には99.9%を無視される前提で書かないといけないんですよね。
もう情報が多すぎるから一個一個に向き合っていれば、今の現代人は頭がおかしくなってしまうんですね。
なので無視せざるを得ないです。無視してるんじゃなくて、無視せざるを得ない普通の精神状態をキープするためにはということなんです。
だから逆に言うと0.001%に残る精度の言葉を作らないといけないので、結果的に表現が高度に洗練されるわけなんですね。
それに対して雑誌っていうのは見てくれる前提で書く言葉なので、そこには当然温度感の違いがあるわけです。
確かにその雑誌を買うってことは読もうと思って買ってくれてるわけだから、やっぱりその中身に興味があるし、不思議な言葉とかがあったらこれどういう意味なんだろうって気になりますよね。
広告だったらこれ何の言葉だろうと思った瞬間に閉じますもんね。広告だったら読まなくていいやって思いますもんね。
あとやっぱ雑誌を買うということはその雑誌の考え方を自分が支持しているのだっていう姿勢の表明なので、やっぱり受け取りますよね、その雑誌の言葉は。
少なくとも表紙の言葉を受け取るわけじゃないですか。そういうスタンスの違いはありますよね。表紙の裏表紙の言葉はいちいち見ないと思いますよ。
とか広告なんでねとかそういう話だと思いますよね。ここまでの語り口でなんとなく僕のスタンスがわかると思うんですけど、
言葉の精度の話をすれば圧倒的に広告コピーの方が高いです。それはね。頑張って作ってると読まれない前提で書いてるからね。
読まれない前提で作るのでやっぱり純粋なレトリックとか洗練された鮮度、レンドっていう意味ではちょっと比べようにならないぐらい高いと思います。
15:02
例えば広告の言葉って歴史に残ってるようなコピーがいっぱいありますけど、昔のやつでいうと8070年から90年ぐらいの広告の言葉は文化そのものを作ってきたわけですよね。
精度で言うと、なぜ女性は化粧をするのかとか、アイメイクを発した時にはアイメイクキャップをして見つめられた男性はどうなのかみたいな揺れる眼差しみたいなコピーとかもあったけど、そういう文化自体を作ってくる支える言葉みたいな感じだったんですね。
サントリーは当然お酒の文化を作るっていうことをずっとやってきていて、比較的新しい、つっても90年代ですけどの有名なコピーで言うと、例えばサントリー山崎の何も足さない何も引かないっていう西村吉成さんっていう知ってるコピーライターが残した、これ25年も使われたコピーなんですけど。
あるいは一番僕が好きなコピーは秋山翔さんの92年のサントリークレストの時は流れないそれは積み重なるっていうコピーなんですけど、どっちもあれですよね。
ウイスキーのピュアモルトウイスキーなんだけどの良さをめちゃくちゃ言ってるのと、あとはウイスキーを飲むこと自体の想像力を無限にかけかえてますよね。
もうその一口飲むこの一瞬が12年とか24年とかの時と交わるわけじゃないですか。
っていうそのウイスキーの価値と。
ウイスキーっていうのは飲むときはハードリカーなのでグビグビ飲まないですよね。
飲んだらグラスから口を離して間を楽しみますよね。
間の間に大人はいろんなことに思いを馳せるわけですよね。
思いを馳せる想像力に24年とかのウイスキーを寝かした時間の総量自体もその想像力のガソリンみたいな感じにしてくれる言葉だったりもするわけですよね。
なるほど。
トータルでウイスキーを飲む豊かさみたいな。
この一口の豊かさみたいなことをものすごい端的な言葉なんだけど100倍ぐらい想像させるっていうのがコピーのすごいこと、すごさだと僕は思ってるんですね。
確かに今の解説を聞くとわかるね。
この一言でそこまでのイメージは。
言葉だけだとイメージわからなかったけど多分広告だと画像もあって含めてその雰囲気がわかるんだろうけど。
なるほど確かにそう言われると深いですね。
そういうことだなと思って僕は好きなんだけどっていうことですね。
一方で雑誌の言葉ってアデージョとかね。
18:04
ありますね。
ニキータのアデージョでレオンはちょい悪オヤジとか。
レオンとか言葉はいい雑誌だと思いますけどそういう感じですよね。
あとは2010年代はどうやらだと思うんだけどオシャピ?オシャレプロデューサー女子とかTNJ女子?
大したことない女子なんだっけ?
ちょっと知らないかもしれない。
女子高生用語みたいな。
知らなかった。
20代半ばくらいの女性子のやつで吉高由里子とか郷里香やめとかさしはらとか。
あの辺大したことないじゃん。女子なんだって。性格悪いと思うけど。
吉高由里子は大したことあると思うけどね僕はね。
映画の演技とか見たらね。
大したことあると思うけど存在感とかっていう感じ?
だからちょっとよくわかんないなって感じはするんだよね。
だから基本的にお金払って迷子を買って呼んでくれてる人向けの一羽乗りの言葉で
その中では爆発力を生むかもしれないよねっていう言葉なんだけど
例えば通りすがりの人にパッと振り向かせるような言葉ではないし
例えば僕が広告クリエイティブの提案の場で
じゃあ次の提案をつってはいおしゃぴーですなんて言ったら
まあもう一発退場でデキン。即デキンですよ。即デキン。
TNA女子です。その心は大したことないじゃん。女子です。即デキンですよ。
っていう感じの荒いっぽいというか、ある程度の内輪感とあと繰り返しの擦り込みだよね。
その媒体で何ページも渡って繰り返し使うことによって擦り込む
それを100個とか試して1個残るぐらいの、そういう前提で作られている言葉なのかなと思いますよね。
全然役割というかね、出る場所が違うから
広告コピーとしては成立しないけど、雑誌を読んでいる人同士での内輪受けはいいんでしょうね。きっと。
なんかおしゃぴーだよねとかTNJ女子って言葉をその人たちの界隈で使うと
そうそうそうみたいな、その言葉を使っている私たち仲間だよね感とかが出るんでしょうね。きっとね。
出るんだと思いますけど、あまり好きにはなれない。個人的には思っているの。
なんでそんな好きにはなれないことを話しているのってお前は。
なぜテーマに取り上げたのかですね。
お前が性格が悪いんじゃないのかみたいなところもあると思うんですけど
21:01
なぜ話しているかというと、僕は一応勉強しているわけですよ。雑誌の言葉もね。
映画を見るように、ドラマを見るように、同じように一応吐きそうな気持ちになりながら勉強しているわけですよ。
それはなぜかというと、雑誌の言葉は言葉作りの模範として勉強しているわけではなくて
でも現実に日本の社会にある程度普及をしているわけじゃないですか。
この都市にこういう言葉が出てある程度浸透しましたっていう事実は事実なので
そこは要はカルチャーとして知っておかないといけないということなんですね。
そこに授業されたからにはそれなりの社会文脈があるだろうし
それのシンボルとしての一つの言葉としての物だとは思うので
一応踏まえておきましょうということです。
なるほど。
ただね、これがいいというわけではなく、これは名作コピーも往々にしてそうなんですけど
フミフミとかね、よくありますよ。よくわからないコピーはいっぱいありますよ。有名なね。
でも良い悪いはそれはわかんないですよ。有名だから良いではないんですよね。
残ってる言葉っていうのは、残ってるから有名だから評価されてるっていう面も言ってあるので
生存者バイアスっていうのがかかるんですよね。
だから残ってるからといってこのコピーとかこの雑誌の言葉が良いのだという意味では絶対にないっていうことなんですよ。
だからそこは踏まえておかないといけないんだけども
ただ作る側としての基礎素養としては知っておかなきゃいけないっていうことです。
だからそこですね、社境をしなくてもいいけど
社境はしなくてもいい、自分の発想のメカニズムには取り込まなくてもいいけど
知識としては知っておきましょうみたいな、そういうことです。
これを知識として知っておくとどういうところで役に立つんだろうか。
例えばターゲットが50代ですってなったら
50代の人が一番多感だった時にはどんな時代を生きたのかなって考えるじゃないですか。
その時に50歳の人は毎年変わりますよね。去年49だった人は今年50になるしみたいな感じなので
案件によって50といっても一律に50じゃなくて
今年の50の人はあの時にどういう時代を生きてたのかなって振り返って考えるときに
やっぱりこういう年表は必要なんですよね。カルチャーとしての年表は必要で
今の50の人だと85年とかぐらいに思春期だったわけじゃないですか。
85年だからマキセリホのシンデレラエクスプレスとか
男女7人とかの辺ですよね。86年男女7人とかなんで
24:00
シロガネーゼって言葉はまだありませんとか
そういうことが時代観としてわかりますよね。
スマホとかもちろんないですしみたいな話なんですけど
だからそういう中で育った人の感性ってどうかなみたいな
そこが多分ドーパミンのポイントにはなっていると思うんですよね。
だからそういうのを想像力のよりしろとして置いておくことで
いろんな案件に対応できるようになるということかなと思う。
なるほど。じゃあ時代を映している鏡とか
あるペルソナの人を映している鏡の一つとして
その言葉っていうものを捉えておくと
その人の理解とか年代の理解が進むから
知っておいた方がいいよねってことか。
そうですね。
うん、なるほど。それはそうかもしれない。
ガングロとかね、ルーズソックスとか
俺らの青春のちょっと前ぐらいとかは
そういうのが流行っていた人が
今40代後半とかになっているわけですもんね。
そうですよね。今でいうとあれね
その思春期にスマホがあったかなかったかとか
すごい大事じゃないですか。
全然違うでしょうね。
今のZ世代でいうと
物心ついた時にテレビで流れていたのって
東日本大震災の映像なんですよね。
だからテレビの映像がすごい
彼らにとっては重要度が高いんですって。
だから別に視聴セアで言うと低いんだけども
視聴態度で言うと高いかもしれないみたいな話もあったりとか
するので
そういう生育環境ってめちゃくちゃ大事なんですよね。
その時に就職氷河期だったかどうかとかね
そういうのもすごく大事だし
それによってコンプレックスの揺らし方が
世代によって変わるわけですよ。
全体的に自己肯定感が高い世代と低い世代とかってあって
みたいなのもあるから
年表は大事ですと。
その中で一応雑誌の言葉も
抑えておかなきゃいけない。
嫌だけどって話ですよね。
嫌だけどって言わない。
ということなので
雑誌の言葉っていうのは
広告と比べた時にはそういうことです。
ということで
改めてクロニクル的な話は
いずれしたいと思いますが
ここまで話した話で言うと
一個不都合な真実というのがあってですね
広告はノンペイドなノリで書かれますと。
雑誌はペイドアテンションのノリで書かれますと。
どっちつかずのやつが一個いて
ウェブライティングってやつなんですよね。
お金払われてもねえのに
雑誌で書いてたような人が書いてるから
それがうまくいかない理由なんですよね。
ペイドアテンションのノリで
ノンペイドのメディアで書いてるから
それは読まれんわっていう話ですよ。
27:03
リアルの人間関係でも
TPOとか距離感があるじゃないですか。
メディアコミュニケーションも当然あって
ペイドの人には距離感近く話しかけていいですよね。
ノンペイドの通りすがりの
流れ読みとかして
テレビとか見ながら見てるような人に
なんかですよねとかね
いかがでしたかとかしても
なんだのこいつっていう話ですよね
っていうことなんだけど
なんでやっちゃうかっていうと
そこの違いを全く意識してないってことなんですよね。
自分が書いたテキストは
ペイドのノリで当然読まれるものだと思って書いてる
なんだけど
ウェブと紙雑誌の違いが
切り替えられていないので
全く伝わってないっていうことですよね。
全く伝わってないことは
編集部からはライターにはフィードバックされないので
だから全く伝わらない情報、書き方が
今一般に普及しているウェブライティングの
メソッドとして定着してますよね。
あれは人間には一切読まれないテキストライティングなので
っていうことなんですよ。
ウェブライティングもいくつか
メディアによって結構種類がありますよね。
SEOめっちゃ目指してるみたいな
ところはもうSEOバンバンだし
ここで指してるウェブメディアってのは
比較的雑誌っぽい
雑誌社がやってるウェブメディアとか
多分こっちに寄ってて
雑誌っぽいウェブメディアって感じですね。
ウェブマガジンって称してるような
でもやっぱりSEOを書いてる人に
書かせてるっていうところが
やっぱり致命的なんじゃないかなと思いますけど
でもSEOを目指して書いたら
さっきの雑誌的な言葉は使わないよね
おしゃぴーとかいきなり知らない言葉は
基本使わずに
一般的なワードを散らめようとするんじゃないのかな
だからおしゃぴーとかは
あれは編集の人が打ち立てる言葉なんで
あれはあれだけど
読まれる前提の書き方であるっていうのが
多分ボトルネックなんじゃないかな
って思ってますね
SEO記事であっても
当然検索エンジンを意識して作ってるのもあるけど
一応人間にも読んでもらいたいと思って
作っているはずなのに
読み手のことを考えずに作ってるから
ついつい4センチとか書いちゃうってことね
そうそう4センチとか
自分読めるのかよって話だよね
自分が誤食しまくってるのに気づかれないような
気づけないような文字量書いといて
よく納品できるよなと思いますけどね
責任感って何でしょうって思いますけど
短くする方がスキルはいりますもんね
30:02
伝えるべき情報に絞るっていうね
本当に語読なく伝えることを伝えようとした時には
全ての文字をテキストを設計するんですよね
計算しないといけないんですよ
読語感を設定して逆算して書いていかないといけないので
4線文字だとそんな計算
多分AIでもできないぐらい難しいんですよ
だからもっともっともっと短く絞らないといけなくって
4線文字だと基本は10分読むのにかかるんだけど
Webメディアは大体1,2分しか読んでくれないので
8割は読み飛ばされますよね
8割読み飛ばされたる主張態度で
何を伝えられるのって言ったら
もうなんかまぐれでしかないですよね
ある人はこれを受け取りある人はこれを受け取りなんで
でもその読語感の計算なんて成り立たないわけですよね
だからそういう意味もっとリアリストになりましょうって話なんだけど
っていうことですね以前も話しましたけど
ウェブライティングがSEO的なもの
要はGoogleの評価以外は一切うまくいってない理由は
まずそこにあるんですよ
アテンションを履き違えている
雑誌のノリで書いているノンペイドメディアなので
読まれないってことなんですよね
やっぱり画像しか見られないねみたいな話になるんだけど
僕はいろいろやってきた中で言うと
別にテキストも読まれるからっていう話なんですよね
読まれるテキストは読まれるし
画像よりも価値のあるテキストであれば
画像よりも見られますし読まれますっていう話なので
そこは何言ってんのって話です
っていうのがまず一つと
ノンペイドな状況で読まれるものなので
結局は報告型の人があんまり書きたいとは思ってないと思うんだけど
やっぱりアテンションまずキャッチしないと何も始まらない
っていう世界で書いてる人の方が
向いてるは向いてると思うんですよね
だからそっち系の人の練習の場として
ウェブメディアが
もうちょっとリクルーティングを変えた方がいいかな
っていう気は若干しているっていう感じはしてます
僕昔自社のオウンドメディアの記事を書いてもらうときに
メインはスパのライターやってますっていう人が記事書いてもらったんですけど
その人は上手でしたね
ちょっと下世話なんですよねスパだからというか
ちょっと文春っぽいというか
でも何だろうって思わせる文章の書き方とかタイトルの書き方とか
人の興味を引くっていうのは
雑誌社にもよるかなっていうのも思うかもな
ライフスタイルメディアって文化を作っていくじゃないですか
その雑誌の中で
だからその雑誌を読んでいる
毎回読んでる人には伝わる言葉で文化を醸成していくけど
33:00
雑誌でも文春とかああいうのとかってそういうんじゃないので
もうなんかちらっと
コンビニとかに置いてあったりとか
コンビニの売店に置いてあって興味を持つような言葉とかを使ってるから
そういうところはウェブでライティングしてもらっても
いい引きのある記事書くなって思ってました
スパはいいよねスパはね
僕の感性だいたいスパの投稿コーナーの丸暗記から始まってるんで
スパには頭上がらないです
だからスパとか
あとR25とかその辺上手い気がするけどね
つい気になって読んでしまう
R25とか上手いですよね
上手いっすよね
あれもだからダラダラ書かないってのはいいよね
R25って800文字ぐらいじゃないあれ1コラム
2分とかで読める1駅で読めるってやつだもんね
だからああいうのがいいと思うけどね
なんかダラダラ書きすぎですよ
確かに
そこもテレビとネットテレビって
ゴールデンタイムのテレビ番組と
深夜の番組みたいなところもあって
テレビで番組と同じことを
YouTubeとかネットでやっても面白くないというか
ネットとかYouTubeでやるんだったら
ちょっとテレビでは言えないようなキワキワのことをやるとか
やった方が面白かったりとかすると思うんですけど
ウェブもきっとそうで
雑誌でやることをそのままウェブっていうものでやっても面白くなくて
ウェブだからこそ短くしたりとか
すごい切れ味の鋭い何かの記事を読みたくなるなと思うけど
なかなかそういう記事が少なかったりする感じはしますね
そうっすよね
期待する
毎回向き合う時に多分視聴サイドが全く変わると思うんですよね
映画とドラマでも全然違うじゃないですか
映画だと2時間見るつもりでやるから
オープニングで砂漠の向こうから車が小さいところから
ぶーっと寄ってきて通り過ぎるみたいなのを1分撮っても見てくれるけど
映画館座ってるからね
ドラマでそれやったらチャンネル変えられますわなって話ですよね
だから全く期待が違いますよね
YouTubeだと10分で見たい人ですよね
でもテレビのドキュメンタリーでも割と情報詰め込んでると思うけど
あれ1時間の尺で45分で伝えるものだから
割と情報濃度がゆったりしててもある程度は見てくれるわけですよね
でもあれYouTubeで流したら多分ダメなんだろうなとかね
そこのトンマナをまず考えましょうなんだけど
基本SEO目線で書いてることが多いからね
36:02
ウェブマガジンもSEO的な書き方をするので
だからダメなんだよね
数が分かっちゃうと引っ張られちゃいますもんね
どうしても人間としてね
数値がある、撮れてるものがいいように思えてしまうから
でもPV倍になって何がいいんですかって話じゃないですか
まあ広告費が取れるからみたいな
アドネットワーク?
アドネットワークとかね
一応提案するときにPVありませんしのビデオはって言うから
それがお金的にはいいけれども
以上終わりではあるよね
GDNはPV増えれば増えるけどさ
例えばタイアップで言うと
別にUUが2倍になっても
個別の企業の保証PVは変わらないわけじゃないですか
変わらない変わらない
全く意味がないんだよね
じゃああれの説得に何の意味があるかって言ったら
比較的メジャーなウェブメディアであるってことだけなんだよね
これが1000万UUか2000万UUかなんてあんまり関係ないわけですよね
みんなが見てるって言えるかどうか
ただそのメディアを読んでるって
ユーザーが理解してるかどうか問題もありますからね
特にSEO記事なんて
確かに見たけどそのメディアの記事だったんだって
そういうのもありますもんね
月間2000万でウィークリーが10万でとかやったら
ほぼ通りすがりじゃんみたいな話をさせてたら
このメディアってメジャー感があるのか
めちゃくちゃ愛されてないのかどっちなのみたいな話になるよね
その辺あんまり考えずに出してるメディアもあるよね
その通知がどういう意味を持つのかも
メディアの人もあんまりわかってなくて
ボーっと媒体資料に載せてるみたいなことも割と多いけどね
ほぼ通りすがりだねみたいな媒体資料あるよ
なるほどウェブメディアどうなんですか
一時クリエイションメディア時期とか
ウェブメディアがすごい流行ってた時期あったじゃないですか
広告の時もウェブメディアも一つやっぱり検討しないとね
みたいな時期あったけど
あんまり最近聞かないなって思うんだけどどうなんだろうな
売れてんのかな記事庫
売れてないんじゃないか見てる限り売れてないなって感じはするけどね
差もありなんだけどねそういうことやってたからだよね
だってPV換算で言うと全然広告売った方が圧倒的に安いもんね
ただPV換算で安いけれどもそのウェブメディアの読者が
興味を持って読んでもらうっていうところに価値を持って
39:02
ウェブメディアに広告出行するけど
結局その記事の意識変容とか態度変容を作れるものが
どれだけ作れるかっていうところ
だから本当はPVとかUUとかじゃない編集力の勝負
な気もするけどね
そうだね
あとはだからもう一回よく言ってたのは
ウェブマガジンの良さは
その媒体のロゴ付きのページで説得できるってことはまず一つですよね
陰謀を出しながら
そのブランドを語れるっていうのが強みです
この時の前提は陰謀が機能してるかどうかって話で
UUが2000万の媒体はそれは陰謀が機能するのか
メジャー感があるのかで言うとデカすぎな可能性もありますよねと
はいはいはい
そういうこともあるよね
そこはあえて車掌されてるというか
2000万だから陰謀なんですっていう説得で売れてたんだけど
違うんじゃないのってバレてきたのが一つあるかな
というのがまず一つありますというところと
もう一つはそのPVの価値はインプと何が違うのかっていう話で言うと
PVはやっぱりページをビューしてるわけじゃないですか
文脈を読める人が読んでくれるからよくて
その文脈を読める背景にあるのは
そのメディアをずっと読んで
そのメディアの文脈を共有してる読者がいるっていう前提ですよね
だから通りすがれじゃなくて
そのメディアが先月先々月で出してきた記事の文脈を
基礎知識として持っている人に対して
そういうのをはしょって伝えることによって
コミュニケーションスピードを上げれるっていうことなんですよね
なのでだからこそ記事広告がいいんだっていうことなんだろうけど
そんなメディアないんだよね本当はね
それは幻想で理想論というか
夢のような話ってやつだね
お金払って読んでるわけじゃないからねウェブメディアはね
そうなんですよね
だから僕はウェブメディアずっといた時も
言ってたし何度か取り組もうとしたんだけど
広告側から働きかけるから
トータルとしてうまくはいかなかったんだけど
何度かやろうとしたことがあるのが
メディアとして言葉を育てましょうっていうことを
やったんですよね
雑誌ってあんまりずさんな言葉出してるとか言ったけど
一個いいと思うのは
ずさんでもなんでも言葉を自分のメディアで打ち出して
それを育てようっていう気概があるんですよね
そこは表紙でちゃんと育てていくみたいなのが
いいなと思うんだけど
ウェブメディアには一切ないんだよねそれは
大きなメディアナバーワンとか言われてるメディアでも
なんか全然なくて
42:00
本当だから紙のメディアの同じような属性のメディアが
こういうことを特集してるから
うちでもそれをやりましょうみたいな
なんか意思がないんですよね
意思がないから当然狙って流行らそうなんていう
発想もなくてやればいいじゃんって話なんだけど
それをやらないんですよ
もしそれをやれば要はメディア固有の言葉があれば
どういうメリットがあるかっていうと
ビジネス用のメリットが当然あるわけで
タイアップ取りますとかっていうときは
ユニークユーザー数とかPV数とかじゃなくて
別にそんな少なくてもいいわけですよ
今で言うとニュースティックスの記事行のPVなんて
すごい少ないですよ保証PVって数千とかなんだけど
普通に売れてるわけですよ
割と高いのに数百万するんだけど
そのメディアに出す価値があれと
判断されれば売れるし
純粋なUUPVとかって意外と意味がなくて
広告主も求めてないんですよ
メディア固有の言葉があれば
メディアの顔が見えるので
このメディアでこういう文脈で語ればいいね
っていうイメージが広告主に湧くので
だから売れるわけですよね
っていうのがまず一つあります
もう一つは個別の記事広告とかの中でも
その言葉を使って
例えばアデージョって言葉が育ってるんであれば
この商品もアデージョ向き
あの商品もアデージョ向きって言えば
コミュニケーションスピードが上がるわけなので
広告効果も増すわけじゃないですか
だからレピーターも増えるってことなんですよね
選択肢がないのに育てないのは多分
メディアだと自分ってないんじゃないかな
足りないのはそこの自覚だと思うんですよね
メディアをやってるって嫌いというか自覚というか
がなくて
ビジネスやってなんか儲けたいなって思ってるから
たまたまメディアやってるだけみたいな感じ
だからそうなっちゃうと思うんですよ
という感じがしますね
コンテンツマーケの一サイトって感じだと思います
そこはだから
コンテンツマーケの一部ともデジタルだから見えるし
雑誌のようなことと同じことやったら
ウェブで上手くいかないし
上手くそこのメディアとしてやるべきことで
コンテンツマーケットでできないことっていうのは
ウェブでもやらなきゃいけなかったけど
メディアに少なかったかもしれないですね
難しいんですよね
事業を預かる
事業部長の考え方と
メディアの編集長の考え方とか尺度って
全然違うじゃないですか
事業部長がメディア編集長みたいな考え方を
45:01
もし持てたら上手くいくと思うんですよね
多分それが僕あんまり好きじゃないけど
北欧暮らしの童貞みたいなところ
なのかもしれない
けども
そんなところってないですよあんまり
ほとんどないね
ほとんどないってか僕は知らないね
北欧暮らしとかはそうっすね
別にこれはメディアをやってるわけじゃないけど
北欧暮らしとかってメルマガとかって
誰々ですみたいな名前が出てくる感じなんですよね
だからそれってある意味で誰やねんって感じやけど
そういう文化だと思うんですよ
ヨナヤナエールとかのメルマガもそうで
なんちゃらの店長ですとかってあだ名が出てくるんですよね
誰やねんやけどそこにいる
ヨナヤナのファンの中では
また誰々さんがメール送ってくれたみたいな
内輪感があるからこその良さっていうのがきっと
調整されていて
本当はそういうのをウェブメディアもやっていけた方がいいんだけど
なかなかそういうところは少ないかもしれないね
人の入れ替わりが激しすぎて
顔出してもすぐやめちゃうからってのもあるのかもわからない
確かに
そういう意味を含めてやっぱり
メディアではないですよね
なるほどね
今回の話を聞いてどんなことを考えましたか
ツイッターのハッシュタグマーケターの真夜中ラジオか
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さて今週のあしたつがえる聞くネタ帳
マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります
あの三山さんね
はい
僕ら一緒にやってたメディアのベンチマークに
懐かしい
雑誌がベリーとかマートとかですよね
輝いてましたね
輝いてましたね
僕も雑誌とか全く興味ないのにちょっと買って読まないと
社内の会話についていけないなみたいな
そんな時でありましたよ
メイソンジャーって何ですかって言ったら
全員の扱いの目で見られました
メイソンジャーを知らないこいつは
みたいな感じでしたけど
全部マートに書いてやったわけですけど
そのマートも期間誌になってね
今は年に4回くらいかな
季節ごとに発売される感じで
こないだ9月号秋号の特集が紹介されたんですよ
その特集のテーマが
なんと
9月の特集のテーマ
48:01
9月ですかね
秋って言っても
紅葉とかは早いから
キャンプ特集とか
今年ならではだったら
キャンプとかね
なんとね
もうちょっと
使い過ぎた感があるね
バエルはもうちょっと
雑誌が言ってあかんよねって思っちゃうな
そうだよね
大学生が
ビニュースプランコンテストで考えました
バエル
やっぱりバエルです
雑誌って
一歩先半歩先を提案するものですよ
今年2023年に
バエルはちょっとだよね
というのはありますね
しかも期間誌になったわけでしょ
年4回しか出さない
結構少なくなった特集で
バエっちゃったわけですね
アンアンとかさ
月に2回出してるから
忙しすぎて
こんなずさんなタイトルなんだなって
いつも思ったんだけど
期間でもこれかって思うよね
企画意図をね
読んでみてもらっていいですか
書いてあるので読みますね
バエルものを見る人
人は気分が上がりますし
記録にも記憶にも残そうと思いますよね
家族で過ごす週末も
それをテーマにすると思い出にも残るし
写真を撮って残したくなるはず
と思ったのが本特集のきっかけ
何も言ってなさすぎないですか
新しい情報が全くなさすぎて
すごいよね
例えば編集部を受ける学生
大学生がいます
秋以降の特集を考えなさいと
課題を出すとするじゃないですか
こういうテキストを上げてくるじゃないですか
即音しますよね
何を当たり前のことを言っとるんだと
逆にもうあれじゃないですか
一周回ってこうなっちゃったんじゃないですか
新しいことをやりまくって
逆にバエルとかやってなかった
そういえばみたいな
一周回ってバエルかなみたいな
感じなんじゃないかな
その発想はなかったな
51:03
逆にどんなこと書いてあるんだろうって
ここまで話したらキリになりますけどね
バエル週末で書くことも
だいたい書き切ってるじゃないですか
いろんなところで
おしゃれなテントでキャンプとか
そんなこと言ってもバエないし
なんだろうバエって
具体的な紹介するものは
アップデートはされてるんだけど
でもそんなものは
どうでもいいよね
思考のコアが進んでないと
雑誌を毎月とか
作る意味って何なんですかって話だよね
去年や今年アップデートしないとさ
人間は成長しないと
お金出して買ってる読者は怒るよね普通
これはあれじゃないですかSEO対策で
みんな検索するからじゃないですか
バエルってみんな検索するから
作ったんちゃうかな
雑誌社のウェブサイトの
トラフィックの無さは有名だからね
そもそもパワーないもんね
本当にひどいからね
そんなちょっと嘆いててもしょうがない
ここはもうしょうがないよ
これは変わらないと思っている
構造的な問題なんですよ
メディアには
才能は集まってこない
考えられる人は来ない
よく言われてることなので
この先は皆さんの方が詳しいかもしれませんが
SNSが出ましたよね
SNSが出たら
日本人全員がメディア化しましたね
メディア化すると情報流通チャンネルを独占していた
メディアの優位性は失われますね
だから儲からなくなりますね
儲からない分野には
才能は向かわないので
どういう人が来るかというとメディア憧れが来るんですよね
才能はない
競争もしないのにメディアに入り
編集武器取りなんですよ
だから立ちが悪いんですよ
編集長ですといろんなイベントに顔を出すんだけど
特に何もしない
人が増える
ということですよ
これはしょうがないと思うんだけど
多分そういうことですよ
もう終わっているんですよ
構造的な問題はあるよね
雑誌なんて読まないよねって
54:01
昔結構前から言われてたけど
でも言うても読まれてたみたいな
新聞とかもそうですけど
新聞読まないよねって言ってても
意外とでも読んでる人もいるんだよって世界があったけど
SNSとかが出てきたことによって
これまでSNSがなかったときって
すごく専門的な情報はどうしても
ウェブ上にもそこまでなかったりとか
したけど自分の趣味にあったものが
SNSで簡単に集まってくるようになると
そこは難しいよねって
なるよね
どうするんだろうね
5年前くらいの頃に雑誌の人とかと話をしてるとき
やっぱり危機感を感じてて
どうしたらいいんだろうねっていうことは
会話の中ではあったけどね
でももうちょっとプロダクトとしての
境地を取り戻すというか
持ってて部屋に飾っとくとか
ちょっと置いとくのが嬉しいみたいな
そういうものにしていかないと
絶対に変われないと思うんですよね
そういう意味では
これまでの発想の延長線上だと
絶対変わらないと思うんだよね
再定義しないといけないと思う
雑誌とか
ウェブメディアもそうだけどね
再定義しないといけないと思うね
昔雑誌って自分で買うことはなかったけれども
美容院に行ったら大体あったんですよね
美容院に行ったら雑誌読んでたんですけど
最近って美容院も雑誌置かなくなって
コロナ禍の時に雑誌は接触するものなので
いろんな人が触るから
雑誌によってコロナが移るのもあれだからって言って
みんな雑誌を買わなくなって
そのタイミングでみんなタブレットに移行したんですよね
タブレットのDマガジンとか
そういうので読めますよって渡されるんですけど
ああいう形で渡されると
雑誌の本を読むっていうより
ページを読むっていうスタイルなんですよね
ウェブメディアを読む的な感じで
雑誌だとマート読むんだったら全部マートの記事を読むから
マート文脈みたいなのができていくと思うんですけど
そのDマガジンで読むと
切り抜きな記事を読んでいるので
雑誌の記事を読んでるんだけどウェブメディアを読む的な感じで
記事が面白かったところは読むけど面白くないところは読まないから
結果的に自分は何の雑誌を読んだか覚えていない
という形になっていて
こういう感じになっていくと雑誌としての
生き残る魂みたいなのも
より出しにくくなるだろうなって思いました
本当はそうしちゃダメなんだけど
どんどんそうなっていってるよね
57:01
雑誌の編集長が
だから編集長がポッドキャストやればいいんじゃないかな
ポッドキャストとかは確かにいいメディアよね
昔日経ビジネスの編集長が
めちゃくちゃラジオ向きの声をしていて
当時まだね
日経ビジネスって30万部あったんですよ
今10万部ぐらいなんだけど
僕が新卒の頃は30万部あって
ポッドキャストで増えたんだよね
部数が32万部ぐらいまで
ビジネスマンじゃなくて元すそのに行ったんですよね
田舎の農家の人とか
農家の人とか公務員の人とか
割とそういう人が
低費活動し始めたとかつってて
割と伸びたみたいですよ
それは何が良かったかっていうと
編集特集の裏話を
厚く語るみたいなところですよね
ビジネスって厚く語ろうと思ったら
無限に厚く語れるので
すごいワクワクしたんですよね
ポッドキャストは
それは人の動くわなみたいな感じで
その後他の雑誌も追随して
やりましたね
多分上手くいかなかったと思うけど
あれもあるからね
個性というかさ
もあるけどね
なるほどね
裏話とか話したらいいんじゃないかな
確かに
YouTubeとかよりは確かに
ラジオ的な感じの方が
コミュニティー感とかは醸成できそうな気がするな
雑誌もね
定期報道局なんてファンクラブみたいなもんだもんね
コミュニティーに属してるようなもんじゃ
私は毎週アウアンを買ってる女ですってことじゃないですか
はいはい
エンゲージメントを高めるためには
もうちょっとパーソナルメディアと言われる
音声とかの方が合う気もするよね
確かにそういえば
最近アップルのポッドキャストランキングで
僕らを抜いて1位をずっと独占してるのは
ダイムのポッドキャスト番組
ダイム嫉妬商品総研っていう
小学校のダイム編集部がやってるやつが
ずっと1位2位をマーケティングカテゴリで
最近できたんですけど上位になってて
ちょっと俺らのランキングが下がるなと思って
やっぱ信用性があるのかもしれないね
雑誌のコンテンツとね
元々情報量は取材してるわけだからあるわけで
それをいつまで出せば
1:00:01
取材の裏話とか面白いんだよね
記事に乗り切れなかった取材の裏話とかって
割とお得感があるじゃないですか
記事の読み方も変わりますよね
記事を一文字一文字読んでるなら
ちゃんと読もうと思うしね
ニュースピックスの記者の人がやってる
ポッドキャストの番組で
地球環境問題とかそういうのを中心に取り上げてる
グリーンインパクトかなっていう番組があって
それとかはニュースピックスの
フードロスとかそういう関係の記事を書いてる記者が
やってるポッドキャストなんですけど
世界中問い回ってますとか
ホテルがめっちゃ汚くて大変ですとか
取材こんな苦労してますみたいな話を聞けるのは
確かに面白いなと思うので
それいいんじゃないですかね
斬新者はポッドキャストによって復活するっていう
そうだよね
何か中心となるプロダクトは雑誌だけども
そこを中心として
集まるコミュニティとか
知的欲求の方向性が似た人たちが
つながる場所なんだ
っていうことにした方が
今っぽいよね
プロダクトにこだわる必要は一切ないと思うけど
プロダクトがあるのは強いと思うんだよね
結局ウェブマガジンとかも
プロダクトとか作り出すじゃん
ウェブマガジンが雑誌を出しましたとかってなってくるので
プロダクトはいいし
システム化されてるつもりがあるのは強いと思うんだよね
そこに他のチャンネルをミックスすれば
なんか変わりそうな気がするけどね
じゃああれですね
雑誌社でポッドキャストで復活を遂げたいなと思っている方が
あとは僕らに問い合わせいただければ
何かいいコピー含めてご提案ができるかもしれないですね
そうですね
僕ら一応ウェブメディアやってた2人ですから
メディアのことちょっとわかるからね
会議中はそんなに口悪くないんで
いきなり下手に出るスタイル
基本的にはニコニコしてますからね
会議中はね
ワコンとか言わないからね
ワコンとか言わない
全肯定
明日使える聞くネタ帳
マーケターの真夜中ラジオでは
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マーケターとしての知見が毎週たまっていくので
ぜひフォローしてみてください
ではまた来週の土曜日ポッドキャストでお会いしましょう
01:03:02

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