2023-02-17 31:41

第5回:今や全ビジネスパーソンの必修科目!?「言語化時代」のコピーライティングを考える(23.02.18配信)

  • 昨年11月からferretの「コピー学習帳」がスタート
    • 番宣?初回~広告の目的・基本スタンス編までを紹介
  • 言語化力の重要度が高まってきている背景
    • 業務環境:遠隔同士のSlack等を使ったテキストコミュニケーションの増加
    • 生産性の観点:言語化の本質=抽象的整理をするとチーム全体の仕事がスムーズになる
    • デジマはもちろん、人事(採用広報)、広報、さらに経営者(パーパス/MVV)など全員が「人を動かす言葉」を使いこなす必要性が増えてきている
  • 言語化力を磨く参考になるのが「コピーライティング」の技術
    • 「広告コピー」の役割は、商品の魅力を言語的にスッキリ整理して、本来あるべき購買行動を生むこと
      • まず情報整理→何を言うべきか→どう伝えるか
      • 単なる表現手法ではなく、問題解決の技術
    • メディアコミュニケーション領域で磨き抜かれてきた「日本語から日本語への翻訳」の技術体系である
    • これまではコピーライターだけの秘伝の技だったが、今や全ビジネスパーソンの必修科目といえるのでは
  • 導入編2本目「広告の目的」記事の読みどころ
    • 広告の目的を多くの人は見誤っている
      • 広告の目的=買ってもらうこと と思っている人が多い
      • 生活者の「お買い物ポリシー」を書き換えて再現性の高い購買行動を生み、自社商品を「買い続けてもらうこと」=態度変容こそが目的
      • そもそも目的を見誤っていれば、全てうまくいかない ex.旅をするのに「目的地」を見失ったらどこにも辿り着かない
    • 態度変容を起こすために必要な「気づき」
      • 毎日幸せに機嫌よく生きていくためにはその商品が「必須アイテムだ」と認識してくれたら買い続けてくれる
      • 態度変容とは生活者の人生をほんの少しだけ変える行為である
00:08
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アロフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する皆様のヒントになる視点をお届けしていきます。
シェアリングエコノミー事業のマーケティングをやっております宮本です。よろしくお願いします。
三回目に売り場のCXの話をしたじゃないですか。
やりました。
早速先週、CXをエクスペリエンスしてきましたよ。
どこに行ったんですか?
僕の行動範囲は狭いので、淡路島の。
最近のコピーライティングに関しては、
大阪でワインとコーヒーを扱っている会社さんが淡路島で出したお店らしいんですけど、
幕張メッセのスタッフさんが、
大阪でワインとコーヒーを扱っている会社さんが淡路島で出したお店らしいんですけど、
幕張メッセのサブ会場ぐらいでかいんですよ。
でかいですね。そんなにお客さんが淡路島のコーヒーショップに来るのかなと不安になりましたけど。
スーパーでかくてですね。
車で向かうとですね、あそこだろうなっていう建物が見えてくるんですよ。
だけど、広すぎて駐車場の入り口がさっぱりわからないっていう。
そんなにでかい。
すごいでかい。
でも駐車場はもう運動会がすぐできるみたいな広さで。
基本的には焙煎工場なんですよ。
コーヒーの焙煎をやっている。
だからもう駐車場からすごい香りですよ。
それはいい体験ですね。最初から。
そうなんですよね。
入ると、すんごい大きな倉庫というかガレージができる。
市民ホールぐらいの大きさがあって。
下北沢の劇場みたいな感じです。
ちょっとわかる人少ないかもしれないけど。
でもコーヒーショップとしてはめちゃでかいですね。
めちゃでかいでしたね。
常に焙煎の機械は回ってますから、香りはするわ、音はすごいわみたいな感じで。
03:04
飲むスペースもすごくあるんですよね。
ロフトみたいになってて、周りが回廊状になってるんですよ。
工場の中の。
だからハーティー会みたいなところがぐるり飲めるスペースになっていて。
みんな吹き抜けから下をちょっと眺め下ろしながら、
注文してる人とかを見ながらコーヒーを飲んで談笑するみたいな感じなんですよね。
面白いですね。
ライブ感が半端ないっていうところですね。
工場見学しに行ってその工場でコーヒー飲んでるみたいな感じなんですかね。
そう、まさにそうです。
なのでガラス一枚隔てたところでは、
本員さんがいろんな豆をぶち込んだりしてるのをリアルで見ながらコーヒーを飲むっていう感じですね。
それはなかなかできない体験ですね。
もともと工場はあったけれども、カフェができたのは最近なんですか。昔からあるんですか、そこは。
いや、どうなんでしょうね。工場ごと多分最近なんじゃないかな。
おそらくは。
なんかね、あまりにも広くて。
たぶん地元のおじいちゃんがね、たぶんよく来てる人なんだと思うんだけど、
回廊をめっちゃね、正しいフォームでウォーキングしてましたね。
そんなジムみたいなことをしていいんですか、そのコーヒー屋さんは。
分からないけど、たぶん名物おじいちゃんじゃないのかな。
なんか2週ぐらいしてました、僕が見てる前に。
逆に本当にだからそれぐらい広いってことですね。
それはでも面白スポットですね。
そうですね。なので、そこの中でコーヒーを飲んで談笑するみたいな感じなんで、
なんていうかな、あんまり落ち着かないんだけどね、すんごい機械の音とかうるさいから。
ああ、そうなんだ。
すんごい匂いもするから、この匂いは焙煎の匂いなのか自分が注文したコーヒーからの匂いなのかも分からないぐらいの感じなんだけど。
でも楽しいですよね、そういうの。
確かに、コーヒーに包まれるというかもうそういう感じはありそうですね。
そうですね、包まれてきました。
面白い。素晴らしい。
じゃあちょっと僕も淡路島に行った時にぜひまた行きましょう。
気が向いたら。
それでは今週のピックアップに行ってみましょう。
さて、じんぼうさんの今週のピックアップテーマはこちら。
言語化時代のコピーライティングです。
やり遂げる力、グリッドでやるとか、プログラミングなど、
06:02
これからの時代のビジネスパーソンに必要と言われる能力って様々な要素が挙げられていますが、
言語化という言葉もよく聞きます。
コピーライターのじんぼうさんがどのように考えているのかというところを教えていただきたいなというふうに思います。
どうでしょう。
昨年ですね、11月からマーケティングメディアのフェレットというメディアで
コピーライティングの入門者用の講座みたいな連載を始めてまして、
コピー学習長という連載なんですけども、
今回はっきり言って晩成みたいなもんですね。
自分で書いている記事を紹介するの。
そうだね。記事戦なのかコンテンツ戦だかわからないけどね。
コンテンツ宣伝みたいな感じで、
7、8回目くらいまで掲載は進んでいるんですけど、
ぜひ読んでほしいなと思っているので、
今回は初回から、
3回、4回目くらいまで、
広告の基本みたいな話をしているので、
そこを内容を共有して、
興味を持ってほしいなみたいなね。
晩成ですね。
晩成と言いつつも、
広告マーケターに役立つ観点ですね。
そうですね。非常に基本になるので、
そのままコピーライターだけじゃなくて、
当然マーケターも持っておくべきところだというところを
紹介しているのが導入編になりますので、
そこの内容をかいつまんでお届けしたいなと思っています。
ありがとうございます。
ちなみに、いろんなスキルの中で、
言語火力の重要度が高まってきているかな。
確かに僕も思うんですけど、
じんぼうさんから見て、
なんで最近そういうのが必要になってきているというふうに思えますか?
まず、表層的なところで言うと、
業務環境の変化があるかなと思うんですよね。
昔はね、社内も社外も全部メールでやり取りをしていたりとか、
基本的には打ち合わせは対面が基本みたいなところでしたが、
スラックというのが現れましてね、
いろいろありますけど、
あれは割と革命的でしたよね。
お疲れ様ですって書かずにメッセージが送れるっていう。
今考えると、
よく社内でメールでやり取りで仕事ができてたなって思いますけどね。
あそこの店舗感とか、
情報濃度とかが全く変わったし、
あとは大きく変わったのは、
個々の会話で終わっていた内容が、
社内の全員からも見える化されているので、
そこのやり取りの濃度とか、店舗とか、キャラとか、
すごく大事になってきてるじゃないですか。
09:00
仕事自体が全部変わっちゃったなって思うんですよね。
確かに。
スラックでどれぐらい反応できるか、
どれぐらい文字を書けるかっていうので、
仕事しているかどうかみたいな感じになりますもんね。
なりますよね。
怖いのは最近スラックのレスの遅さを定点観測して、
レスが滞りがちになってきたら、
この人病んでるみたいな判断するソフトマンらしくて。
ソフトなのかサービスなのか。
それぐらい業務を変えたなって思ってますね。
その中でもやっぱりスラックとかで言うと、
テキストコミュニケーションが中心になっているので、
そこでいかに的確なやり取りをできるか。
それは社内も社外も、
クライアントもスラックでやり取りすることが増えているので、
全て全てですね。
テキストコミュニケーションの能力っていうのが、
より重要性を増している。
逆に言ったら昔で言うとかますみたいな、
営業スタイルとか。
なんすかかますって。
ハッタリをかますみたいな。
それはちょっと成り立ちづらくなってきてる。
わりとそういう業務環境の変化が一方であります。
もう一つは、よく言われる生産性みたいなところですよね。
日本人生産性が低いですとかってね、
常々言われてますけど、
ここの生産性の低さみたいなところを、
ちょっと解消するポイントが言語化なのかもしれないなと思います。
それも言語化っていうと、
なんとなくHow to sayというのかな。
コミュニケーションで英語というやつみたいなところも、
若干ニュアンスとしてあると思うんですけど、
でも本質はどっちかというと、
What to sayの部分だと思うんですね。
そもそもその抽象的な整理をまずはしつくす。
言語的に、これってこういう問題だよねみたいな形で、
整理をするっていうところだと思うんですよね。
それを言語化と言っていて、
誰かがエクセレントに言語化をして整理をしつくしたら、
そのチームってそれ以降、
その言語化以前のフラストレーションとか、
コミュニケーションミスとか誤解とか、
全部なくなるので、
それ以降はチーム全体の仕事がすごくスムーズに進み始めると思うんですね。
そういう意味で言うと、
言語化をパッとすることで生産性が上がるっていうところもあると思うんですね。
なので、今今の環境で言うと、
すごく言語化っていうところ、
これは抽象的整理力としての言語化っていうんですけど、
これはすごい大事になっているのかなと思っているというところですね。
12:00
あとは整理だけではなくて、
その先の人を動かすっていうところが大事になってきていると思うんですね。
例えばマネージャーで言ったら、
管理しているチームのメンバーをモチベーション高く働かせるとか、
そういうのも言語化に含まれると思うんですけど、
やっぱり最終的にアクションを伴う、アクションを促すことがより求められているので、
そういう意味でも言語化力が重要になっているかなと思うんですね。
いろんな、今言ってくれた3つの要素が絡まっていると思いますけど、
確かにスラックとかでやっていかなきゃいけなくなると、
いかにスラックでのコミュニケーションの中でチームメンバーを動かせるかとか、
大事になってくるし、
今僕もリモートワークですけど、
スラックとZoomのミーティング以外、コミュニケーションないですもんね。
そうですよね。そこがオフィスみたいな感じですよね。
そうなると確かに、うまく言語化して伝えられないと、
なかなか仕事を進めにくくなっている部分はありますよね。
便利になった部分はあると思うんですけど、
逆に言語化が基礎能力というか、
それができないとそもそも前に一歩進めないみたいなところはありそうですよね。
そうですよね。
その言語化力を磨くって、言語化力もロジカルに考えるであるとか、
クリティカルシンキングとかいろいろとあると思うんですけど、
言語化力というのとコピーライティングってどういう形で関連してるんですか?
そうですね。コピーライティングイコール言語化力ではないと思うんですけど、
例えば経済学を学ぶときにも、マクロもミクロも色々学ぶわけじゃないですか。
会計とか学ぶわけで、その中の一つの科目としては、
コピーライティングっていうのは入ってくるのかなと思うんですね。
特にさっき言った、人を動かすっていう文脈においての言語化力っていう意味では、
それをある意味、メディアコミュニケーションっていう限られた領域ですけど、
ルルメンメント磨き続けられてきたコピーライティングっていうのは、
これまではコピーライターっていう職能集団の中で、
今や全ビジネスパーソンの必修科目の一つとして、数えてもいいのかなと思うんですよね。
なるほど。面白いですね。
コピーライティングとかマーケティングを仕事にしてない人でも、
あらゆるビジネスマンが人を動かす言葉を操れるようになれますよね。
そうですね。あらゆるビジネスマンが求められてると思うんですね。
例えば経営者で言うと、これまで誰も経営者の訓示なんて聞いてなかったけど、
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今めっちゃパーパスとかMVVとか、上が示さないと現場は一つになれないよみたいな感じもあるし、
順調に言うと、経営者の経営者というのは、
上が示さないと現場は一つになれないよみたいな感じもあるし、
人事もピンポイントでこういうスキルがある人を取ってこなきゃいけないって言って、
割と人事がマーケティングみたいな感じになってきてるから、
最近で言うと採用広報みたいな、めちゃくちゃマーケティングよりの人事の役割もあるし、
広報は広報で、狙った露出を取るみたいな、これまでのメディア対応だけではないみたいなことにもなってきてるから、
やっぱりあらゆる正社員ですよね、ビジネスパーソンが言葉を思うように使って、
狙った行動を引き出すみたいなところって、より求められてきてると思うので、
それをずっとやってきたのがコピーライティングですっていうところもあるので、
そういう意味ではやっぱり重要になってくるのかなというところで、
ちょっと連載を始めてみましたよっていう感じですね。
広告コピーっていうものは、どういう仕組みになっているというか、
何のために作られているものっていう感じなんですか?
広告コピーは、そもそも商品があったりすると、
それって何らかしら、誰かのニーズの、
さっきの第4回目の話で言うと、埋め合わせられてないという、
未充足ニーズ。
未充足ニーズっていうのがあって、
そこに対して商品を嵌めて、
マーケティングをして嵌めていくわけじゃないですか。
でも、その商品が生まれただけでは、
誰も知らなければ気づけないわけなので、
できたよっていうことをまずは正しく伝えるっていうことですね。
それを限られた予算の中で、なるべく全員にそういうものができたんだ、
自分の欠落はこれで埋められるんだっていうことが、
効率よく分かってこられる、気づきのぶどまりっていうのかな。
それを高くするための言語的な技術がコピーライティングっていうことなのかなと思います。
なるほど、なるほど。
ニーズに対して答えをうまく伝える技術がコピーの作り方だとすると、
人事においても採用において、
採用相手が考えているようなニーズは何かとか、
経営者においてMVPを語るときに、
ステークホルダー、株主だったりとか、
お客さんがどういうニーズがあるのかっていうのに対して
どういうふうに答えるのかっていうふうに考えられるから、
魅力の伝え方をうまく伝える方法が分かるんじゃないかという感じですかね。
そうですね。
ここで大事なのは、
ない魅力をうまいこと言って生み出すとか伝えるではなくて、
18:05
本来伝えるべきあるべきものを100%に近い状態で引き出す。
稼働させるっていうのが、たぶんあるべきコピーライティングの使い方だと思うんですね。
その辺をお伝えできたらなとは思ってるんですよね。
今のが1本目って感じですよね、さっきの記事の。
そうです。
2本目は広告の目的っていう記事だと思うんですけど、これはどういうことを書いてるんですか。
マーケターとかコピーライターの基本中の基本って言われているところを、
改めてそうじゃない人にも知っておいてもらいたいなと思ってまとめてるんですよね。
こういうコピーライターの導入記事みたいなのを、
改めて自分が昔読んだ広告の入門の本とか、めっちゃ今読んでるんですけど、
パッケージの弊害っていうのはあると思うんだけど、
本って本にしないといけないから、周りくどいというか。
本来で言うと、これを伝えてこれを伝えてこれを伝えて、
ポンポンポンと学ぶべきコンセプトが割とバラバラに薄まってる感じ。
そもそもあんまり出てきてないみたいなところもあるので、
導入編のその2本はそこをしっかりとまずはテンポよく伝えるってことを意識してる。
へー、なるほど。具体的にはどういうことなんですか?
まず一番大事なので、広告の目的っていうところをちゃんと押さえておこうっていうところなんですよね。
着眼というか問題意識としては、広告の目的っていうところって、
実は多くの人は勘違いしてるというか、
ちょっと広告の記事書いてとかって言われたときに、
そもそもの目的を見失って書いてるから、
いい記事も正しい答えも絶対に書けないっていう問題があると思ってるんですね。
広告の目的って、買ってもらうとか売りたいとか売り上げを上げるとかそういうことを考えそうですよね。
それもだから半分は正しいんですけど、でも100点じゃないんですよね。
大学のテストで言ったら59点ぐらいかなっていう感じ?
負荷ですね。
本来の目的っていうのは、態度変容という言葉がよくマーケティングでは言われるんだけど、そこなんですよね。
だから態度変容って何かっていうと、心理学ではあれです。
勾配行動、行動というのは気分によるんですよね。
今日寒いなと思ったら温かいもの買うとか、
今日はむしゃくしゃするなと思ったらお酒買うとか、
そういう気分によってガンガン変わるものが行動なんですけど、
21:00
でも例えばウイスキーなら絶対これだみたいなポリシーってあるじゃないですか。
買い物には。
ありますね。
ポリシーはあんまり揺らがないんですよね。
むしゃくしゃして酒を買うときも、ウイスキーを核だって決めたら核を買うわけですよ。
なので、あんまりブレない一貫した再現性の高い勾配行動を生む根っこのポリシー、それを態度っていうんですね。
行動っていうのは態度に紐づいてというか、態度の概念なので、
勾配行動っていうのは上位概念の態度を書き換える。
だからお買い物をする人のお買い物ポリシーを書き換える。
なるほど。
ってことはさっきの核ハイボールだとするとウイスキーの、
これまでいつも核を買ってた人が、核を買わなくではなく他のものを買うようにするってことですかね。
そうですね。これまで核買ってきたけど、俺は間違ってたと。
本当はこれなんだって思ったら、次からはそれを買い続けるわけじゃないですか。
一方で、買ってもらうことっていう広告の目的を買い続けてもらうことではなくて、
買ってもらうことにおいた場合は、例えばキャンペーンやったりとか値引きやったりとかするんだけど、
それで一回だけの勾配行動で、次もその次もっていうのはないんですよね。
だから積み重なっていかないっていうことなんですよね。
本来の広告の目的っていうのは、セールとか値引きで一回だけの勾配を引き出すのではなくて、
買い続けてもらうことなんですね。
なるほど。
だからあらゆるコピーにしても、記事とかコンテンツアプローチをするにしたら、
それにしても買い続けてもらうための築きをどこに生むのかっていうところを考えないと、
何本打っても意味がない。積み重なっていかないっていうところなんですね。
なるほどなるほど。
例えば旅するときに目的地もなくて旅したりとか、目的地見失ってたら、どんだけ歩いてもどこにも着かないじゃないですか。
ですね。むしろ逆方向に行ってる可能性ありますよね。
そう。逆方向に行ってる可能性もあるんですよ。逆ブランディング的なやつですよ。
そういうことなので、まずはすごい大事なんだけど、実はあんまりここの目的を違えてる議論が多かったりもするので、
そこが一番大事だなと思って、最初の記事のテーマにしてるっていう感じなんですね。
じゃあ広告っていうのは目的として態度変容であると。
その人の思っていたこういうものを買おうみたいな、そういった意識を変えていくみたいな。
24:01
この態度変容を起こすためにはどうしたらいいんですか?
ドラクエとかね、RPG的に考えたらわかりやすいと思うんですけど、人にはそれぞれ自分の人生がありますね。
ゲームがあるわけですよね。なので、その自分の人生、ゲームをクリアするためには、
あるいは毎日機嫌よく過ごしていくためには、その商品が必須アイテムなんだという認識になれば、
マストバイのリストに入るわけですね。
そこに入れるための説得力ある気づきっていうのが必要かなと。
気づきっていうニュアンスは、どっちかっていうと、
押し付けるものではなくて、ヒントを与えて、生活者が自分がそうだと自発的に思った体験がないと気づきにはならないので、
そこの辺のアプローチがコツかなと思いますよね。
なるほど。じゃああれですね、こうやってマーケターラジオ始めようっていうところで録音してみると、
マイクがしょぼくて録音うまくできないぞみたいな。
初回のやつか。
初回のやつですね。
これはマイク必要だなって気づきましたもんね。
そうですね。試行性のいいマイクやっぱり4000円以上するやつがないとダメだなみたいなね。
なるほど。確かにそういう気づきを与えると、商品を買うと。
態度変容につながるということですね。
態度変容につながる。
なるほど。
でもその態度変容につながった後って、もうその前提で生きていくわけじゃないですか。
だからいいマイク前提で私のウェブ会議はずっと進んでいきますし。
確かに確かに。
それをいろんなマイクもそうだし、調味料とかいろんないろんなことの気づきの蓄積がその人の人生だと思うので。
そういう意味で言ったらコピーとかマーケティングってちょっと夢があるなと思うんですね。
確かに。そっかそっか。
態度変容を通じて生活者の人生をほんの少しだけでも変えるっていう仕事っていうふうに考えればモチベーションは上がるわなっていう感じですね。
そうですね。
気づいてない、こういう生活をしたら幸せになるのに気づいてないっていう人に気づきを与える仕事ってことですよね。
そうそう。
それはすごく素敵な仕事ですね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか。
ツイッターのハッシュタグ、マーケターの真夜中ラジオで教えてください。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
宮本さん、最近ね、宮本さんも言語家っていうことについてはいろいろと思うことはあると思うんですけども、
仕事、業務上とかね、スラック的なカルチャーになってきたとかっていうのも踏まえて最近思うこととかってあります?
27:00
そうですね。言語家の前提みたいなところですけど、
何か物事を伝える時って、誰が何を言うかってその2つのセットかなというふうに思ってて、
そうなった時に言語でそれを伝えるっていうのも大事だし、
その1個前に誰が伝えるのかっていうのをうまくどう伝えるのかみたいな、
キャラ立ちみたいなところも同時に重要になってきているかなっていう感じがしてますね。
特にうちもリモートワークで仕事をしているので、中途だったりとかそういう形で入ってくると、
その人がどんな人なのかっていうのが全然最初わからないんですよね。
リアルで昔オフィスで仕事をしてた時はランチに行くであるとか、
なんとなくそこにいる体格が大きいのか小さいのかとか、
声の雰囲気がどうなのかみたいなところで分かってたものっていうのはもう全然わからなくなっているので、
言語家も大事だけど、言語家の1つでもあるんですけど、
キャラとしてどう自分をアピールしていくのかみたいなところがすごく大事になってきているなっていうのを。
昔も大事だったけれども、それがよりスラックとかリモートワークとかの中で大事になってきているなと。
キャラ立ちのために言語家で自分のコピーを作っていくみたいなところも両方必要になってきているなっていうのは感じたりしますね。
確かに。キャラって割と前提情報だったりするので、説明が割と省けるところがあるじゃないですか。
割と説得力のあるキャラとか、なんとかなんとかに詳しいキャラとかっていうキャラを確立しておくと、
社内コミュニケーションが端的に進み出す。
そうですね。僕とか結構コミュニティマーケティングで、
いろいろと取材をしてもらった記事とかがありがたいことに、数年前に取材してもらった記事が何本かあって、
初対面の人だったりとか、社内社外関わらずですけど、そういう人に事前にそれを送っておくんですよね。
そうすると、どういうのが得意で、どういうふうなことを考えて、どういうふうなことをやっていって人なんだなみたいなところがわかるので、
そういう自分のキャラを伝えるセットみたいなものを、
TwitterのプロフィールURLに置くようなものを一つ持っておくと、
それはTwitterのアカウントでもブログ、ノートのアカウントでも何でもいいと思うんですけど、そういうのも大事だなと思いますね。
結局そこに何を書くかって時にまた言語化力が必要になってくるので、
そのキャラたちも結局は言語化力だっていうことにはなるんですけど、そういうことにも役立ちそうですね。
セルフブランディングっていうのが、全員が必要とされてるから、
全員が全員の自分自身のコピーライターにならないといけないっていうことでもあるかもわかんないですよね。
30:04
そうですね。そういった能力が、商品を売るわけじゃないけれども、自分の魅力だったりとか、自分のできることをうまく伝えるみたいなところで言語化を求められているかなと思いますね。
そうですね。さっきの4本目の話でいうと、N1イコール、最初のN1は自分じゃないけどね、
最初の言語化は対象の自分なのかもわからないね。
確かに確かに。自分の自己紹介であり、自分のアピールっていうものを言語化から始めましょうっていうのはいいですね。
それって広告関わってる人じゃなくてもきっとやってることだし、もしかしたらYouTuberとかインフルエンサーもすごく得意かもしれないので、
最初にそういうところから始めるのいいかもしれないですね。
そうですね。ここで自分語とかしていろいろ考えられることになりますもんね。
確かに。
手応えとかもね、なんかいろいろやってみないとわかんないですからね。
じゃああれですね、みんなでフェリットのコピー学習帳を見読んで、自分の自己アピール文を書いてみようっていうのが結論ですね。
そうですね。
ではまた来週の土曜日の朝、ポッドキャストでお会いしましょう。さようなら。
さようなら。
31:41

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