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みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらほうマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索するみなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
エールコネクトの代表をしております宮本です。よろしくお願いします。
アワジシマでコピーライターをしてますじんぼです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんかエールコネクトの宮本ですもん、ちょっと板についてきましたね。
いやいやちょっとね、まだ2回目なんで全然言い慣れない。
すごい言い慣れない。株式会社言ったらいいのかあれなのかとかちょっと言い慣れない感じで。
もうちょっと慣れるまでかかりますが、よろしくお願いします。
じんぼさん、今日のテーマ。
物消費からこと消費文脈への語り直しコピー特集と。
万博より一歩先に私のコピーパビリオン開催前編ということです。
どういう意味ですかコピーパビリオンというのは。
僭越ながらね、万博ちょっと待ちきれなくて。
大阪ね。
ちょっとねパビリオン作っちゃいましたみたいな感じですかね。
私のコピーパビリオンということは、じんぼさんのコピーを紹介していただける。
そうですね。ただねパビリオン作る先立つものがないのでね、皆さんの想像力にちょっとお任せしてね。
ちょっとパビリオン的な雰囲気だけちょっと味わっていただきつつみたいな感じですかね。
ラジオドラマにはしないんですか。
にはしないですね。演技力がちょっといかんせん、致命的にないということで。
なるほど、確かに確かに。やめときましょう。
でね、以前の放送でコピーライターっていう仕事とかね、開けたら嘘だと思うんですけど、
いろんな会社に出入りしていろんなところのお仕事に携わらせていただくという立場の美味しい部分っていうのがあると思っていて、
それは例えば一つの消費文脈、推し消費とかこと消費、手応え消費とかいろいろありますけど、
大きな消費文脈が流れているんだけど、それを事業会社だったら一つ二つぐらいの中を深くやるってことになるんですけど、
第三者的な立場でいくと、それを10、20、30って割とこういろんな多角的に捉えた中で、
こういうことなんだなっていうのは、よりバランスよく理解できるみたいなところがあるよっていうのはあると思うんですよね。
なので、その商品ごと商品ごとの視点から見た丸々消費っていうのを捉えることができるのはすごく美味しくてっていう話をしたと思うんですけど、
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具体的にはっていう話になると思うんですよね。
分かるけどどういうことなの?みたいなところだと思うんで、
ちょっと具体例を交えてこういうことですよっていう世界観をパビリオンとして表現したいなと思ってるんですよ。
取り上げるのは2016年からメディアで3年ぐらいでガンガンBtoCの報告を作りまくって、120件ぐらいやったんですよね。
なので、割とあらゆる領域からあらゆる原稿化をしたなっていうのがあるので。
個別の商品商品はもちろん案件の課題とか狙いとか違うんだけども、
でもざっくり一言で言うと、物消費からこと消費文脈への語り直しの仕事だったなって言えると思うんですよね。
これでもすごいですね。BtoCのコピーを120件も3年間で書くって、
なかなかメディアの知事校じゃないとないんじゃないかな。
うん、だと思うんですよね。
で、県境離縁をちゃんと対面で受けて、提案をしてってやってるので、なかなか濃密な体験だったわけですよ。
まあいかんせんね、120個全部紹介するわけではないんですけど。
ちょっと時間がね。
とはいえちょっとね、これだけはちょっとご紹介したいみたいなものを見つくろったら20個ぐらいはちょっとあったんで、
さすがにね、全部一回にするのは難しそうなんで。大塚美術館ってみなさん行ったことあります?徳島県の。
あるのは知ってます。ナルトのところにね。あるのは知ってます。一応香川県出身なんで。
日本の他の方はご存知かわからないですけど、世界中の名画が展示されて、リプリカっていうか絵版が?
そうそうそうそう、と、と、と、なんだっけ、あれ焼き物なんですよね。
焼き物で原寸大で、全部偽物なんだけど、世界中のものが集まってるっていう価値はすごいぞみたいな場所なんですよ。
でもあそこね、巡るのすごい大変で、ある1日とか、いやもう普通に僕は途中でギブアップしちゃったんですけど。
そんなでかいんだ。すごいでかいですよ。今回それなんで、ちょっと1回じゃ無理なので2回にわたってお届けをしたいなと思ってます。
楽しみです。それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約56分ぐらいあります。
途中で聞けなくなったときのためにも、ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは聞いてみましょう。さて、じんぼうさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
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物消費から音消費文脈への語り直しコピー特集。万博より一足先に私のコピーパビリオン開催前編です。
では早速パビリオンに入ってみましょう。
いやー僭越ながら万博に2年先駆けて、勝手に開催をしたいと思ってるんですけど。
じんぼうさんパビリオンに入れてくるわけですね。
大行列が見えると思うんですが。
ちょっと僕には見えないけど。
ちょっと目が悪いからね。
ちょっと目が悪いからね。
みなさん特別にファストペースを参考にするということでね。ちょっと入っていただくということにしましょう。
最初は何でしょう。
まずねパビリオンに入ると見えてくるのはね、展示物なんですけど、ちょっとでかいんですよね。
街です。
タウンですね。
タウンなんですよ。
なのでちょっとね今回はタウンメインかな。
タウンをちょっとご紹介して、その後ちょっといくつか紹介したらタイムオーバーみたいな感じになると思うので。
聞いてみたい。
まずねその街っていうのは、きなりの街っていう街なんですよね。架空の街なんです。
でも物件はもうあってもう完売してるんであれなんですけど。
埼玉県三里中央っていう場所にあったマンションのプロモーションでやった言語化の仕事だったんですよね。
きなりの街っていうのが。
これは街のコンセプトネームみたいな感じかな。
きなりのっていうのはメディアの名前なんですよね。
そうですね。そうですよね。
このプロジェクトの僕の解釈したユニークな点としては、マンションのプロモーションっていうとチラシとかね、窓上中摺りとかでもよく見ると思うんですけど。
やっぱこうなんか物件のね現地を空撮してそこで光がシュッと一筋立ってるみたいな感じで。
よく見ますね。
最強のコピーはもう駅徒歩丸分なんですよね。
7分ぐらいまでが行き近くされていて。
で、バーンと出るキャッチコピーは、キャッチコピーですかって話なんだけど、何とかの頂に住まうみたいなコピー。
よく見ますよ。
よく見るよね。
マンションポエムって言われたりしますよね。
そうそうそうマンションポエムですよいわゆる。という世界なんですよね。
だから最上級表現の頂上合戦をやってるみたいな。タワーマンション同士がみたいな。
そういう異常な世界です。
確かにマンションポエムで検索すると洗練の高台に上質がそびえるっていう。
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何言ってるかわからへんけどなんかすごそうっていうコピー出てきますね。
すごいよね。この間チャットGPTのコピー検索でボロクソに言った洗練と上質を2つもキャッチコピーの中に入れてるっていうのは相当すごいよね。
あと高台も言ったらそうだし。
確かに。
そういう世界なんですよ。
で、そのプロジェクトで僕がこういう仕事なって解釈したのは、なかなか抜け出せないんですよ。
もう20年も30年も全国でそれやってるから。
新しいコピーをやろうたってマンションデベロッパーと広告。
よくやってる広告会社の間では確立しちゃってガチガチなんですよね。
だからそこをブレイクスルーするにはちょっと違う第三者をかますっていうことなんですよね。
そこの第三者が、例えばそのマンション買うだろう人がこういうメディアを読んでる人だよねってなったときには、
そういうメディアの編集部をかますと、一個そこで第三者が発生するんですよね。
世界観が広がるわけなんですよ。
っていう取り組みかなと思ったんですよね。
だからメディアの世界観で編集部のフィルターというのを介して、
どうこのマンションを読み解くかっていうところで新しい言語化をしましょうっていう取り組みだったのかなと思ってるんですね。
マンションポエムから脱却すると。
そうですね。大胆に脱却するっていうところですね。
僕もそうだなと思って張り切って言語化をして、狙いから全部構築をしてプレゼンをしたんですけど、
ひとしきりプレゼンした後、担当者から一言だけ不動産コピーに新しい風吹きましたねって言われたんですよね。
へー。
でも一発採用で。
へー。
なかなかこの言葉出ないよね。
なかなか出ないですね。
出ないね。
今期待値上がってるけど大丈夫ですか?このパビリオン。入ったときから。期待値上げまくってますけど。
僕大体期待値は上げまくる癖があるんで大丈夫です。
まずスペックで言うと東京まで、東京駅までね。TXで埼玉なんで、TXが開通したんで割と便利なんですけど、言っても42分かかるわけですよ。
一回上野まで行ってそこから乗り換えてとかかな。で42分かかって。
であとね、萌入れ駅の三里中央っていうところから現地まで16分徒歩でかかるんですよ。
ちょっとありますね。
そうそうそう。なんで、マンションってね、基本的には色々言ってるけど、基本的には立地が全てなんですよ。
展売とかね、を含めたその不動産価値ということも考えると、基本的には徒歩16分はちょっとしんどいなみたいな感じ。
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僕がその時思ったのは、今回のコピーワークの要点っていうのは、一般的に言うと微妙な立地を、自分だけの絶妙な場所だなっていう方に読み換えていく作業をすればいいのかなって僕は思ったんですよね。
確かにちょっと、埼玉の頂に住まうみたいな感じになるとね、頂ですけどみたいになるから。
埼玉から東京を頂きますみたいなのどうする?
42分で来れるからみたいな。
ちょっと徒歩16分だけどみたいな。
あー、それちょっと3年前に提案したかったな。5年前だっけ?忘れたわ。
まあ、ないけどね。
ないね。
微妙な立地を自分だけの絶妙な場所に読み換えると。どうやって読み換えるんだろう?
これも前回の宮本さんの話だけど、自分の仕事は自分で再解釈しないとねっていう話だよね。
別にこれダリテンさんからもクライアントさんからも別に言われてないけど。
言われてないって。
言われてはないよ、もちろん。
折り絵には書いてないって。
折り絵には書いてないけど、コピー書く前に今回どういう仕事かなっていうのはやっぱりちょっと考えないといけないねって思ってますね。
考えた時に、そのシフトではそういうことを考えたっていうことです。
なるほど。
具体的にどういうことをやったかっていうと、アルチコピーの話したじゃないですか、こないだ。
聞きましたよ。
ルーツ飲んでこうとかね。
ウォーク23句とかね。
23句のコピーがあるやつね。
そうそう。
あったあった。
あれですよ。
ああいうことをやらないといけないなと。
やっぱりそういう、1本バーンでああいいな買うとは絶対ならないと思ったんですよ。
なので、一発コピーじゃなくて、どっちかというと異色10の中の10の価値観って人それぞれあるじゃないですか。
それのあらゆる局面を買い物、部屋で住まうとか、いろいろ。
1個1個シーンごとに価値観を共感させるようなコピーをマルチコピーで展開していって、
ああわかる、こうだね、こうだね、こうだね。
ということで、共感の同時多発的積み重ねっていうことを通して、
ああまさにこれって私のための住まいじゃんっていう認識に導くってアプローチをしたんですよね。
このコピーの掲載場所はどこなんですか?
掲載場所はメディアです。
ああ、そこそこ、キナリノのメディアにあるからそこに掲載があったな。
キナリノっていうのは女性の20代、30代の割とハイセンスな女性で、
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今もそうですけど、当時めちゃくちゃ伸びていたシンプルライフ、ナチュラルライフっていう文脈のところに
割と共感している女性がよく読んでいるメディア。
女性メディアの中では数もナンバーワンぐらいの読者数を持っていたみたいなメディアです。
連続コピーを作った場合それはどんな感じなんですか?
記事が複数、コピーごとにあるって感じですか?
1本の中でわかるんですか?
それは1本の記事の中に全部入れてます。
見出しがキャッチコピー、テキストがボディコピーみたいな感じで、
いわゆる広告のように作るっていうことをやって、
それを1本の記事を1つのランディングページのようにやって、
全ての世界観をそこに集約する。
それを本ちゃんの物件とかパンフレットとかの方にも展開していくみたいなアプローチですね。
マンションというと一般的にはまずはどこっていう、
なんとか駅、駅徒歩何分っていう、
マクロリッジってよく言うんですけど、まずどこから始まるんですよ。
その後で実はここにはこんな利便性のあるスーパーとかがあってみたいな、
近隣のエリアの良さを訴求して、
その後お部屋の中に入っていくんですね。
まずはだから外観からありますよね。
外観ボーンで中に入り、内観はこうです。
スペックはこうです。
徐々にだからこういったら中に徐々に入っていくっていう語り口なんですけど、
逆にしたんですよね。
読者はすごい決まってるので、スマホでその媒体を見てる、読んでるユーザーなので、
まずそこから入ったんですね。
中から入り、徐々に外に連れ出すみたいなアプローチを取ったんですよね。
ちょっとそういう語り順とかも工夫をしてます。
具体的なコピーは7本か8本くらいあるんだけど、
まず最初はその全体のコミュニケーションの価値観定義みたいなことをやるコピーを入れたんですね。
それが定義よりも自分の物差しが正しいと思うっていうコピーをまず入れたんですね。
それは自分の物差しとかってよく言いますよね。
そういう今の女性メディアの情報感度が高い人って特にそうですけど、
自分の物差しを持つために読んでるわけですよ、そういうメディアとかを。
なので、そこにまずぶっ刺すみたいなところはありますよね。
最初の定義よりも定義っていうのは世間一般の価値観で、
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それっていわゆる液地化イコールいいよねっていうことなんですよね。
液地化イコールいいし、都心に近い方がいいっていうことだよね。
そういう思考停止的な感じではなくて、自分なりの尺度で判断できる人って素敵だよねっていうまず価値観、気分を立ち上げるっていうのが最初のコピーでやるべき仕事なんですよね。
まずはこういう話をするよっていうところ。
それが定義よりも自分の物差しを正しいと思える人に対して今から話をするよっていうことなんですよね。
マンションの話全くしてないですね。
全然してないです。
だってマンションの話聞きたくないでしょ、そんなの。
そのメディアをさ、ナチュラルライフの話を読んでる人が、
いきなり何とか駅の頂に住まうって言われたら、は?って話じゃないですか。
広告来たみたいなね、逃げなきゃってなるね。
じゃなくて、まずはあなたの価値観ってこうですよね、あなたはこれがわかる人だって。
で、次から、普通は広域のリッチから話すんだけど、中から中から話していくっていうことですね。
まずはインテリア観というか、間取り観みたいなところの擦り合わせっていうところで、
間取りは暮らしの脚本と考えるっていうコピーなんですね。
これはね、今回のテーマのあれですよね、こと消費的な語り口って何なのよって言ったら、
割とドンズバの語り口だなと思うんですけど、
間取りは完全にスペックじゃないですか。
広い狭いとか、お父さんのスペースがあるのかどうかとか気になると思うんだけど、
そもそもその先には住む人のコミュニケーションやったり、
動線とか人の流れがあったりするので、
その先の家族の会話を想像させて、
どんな会話を生むための間取りなんだっけみたいなことを考えさせることで、
間取りをちょっと選びたくさせるみたいなところをちょっと考えたんですよね。
なるほど。
間取りを見るだけじゃなく、
この間取りだったらどんな生活できるかなってことを考えてみようと言ってくれるわけですね。
そうですね。
間取りを見る楽しさに気づいてもらいつつ、
それは他の物件でもそうなんだけど、
だけど一個一個の価値観のすり合わせをしていくっていうことなんですね。
この物件を自分の物差しが正しいと思える人、定義よりも、
っていう人はこういう価値観を持ってるよねっていうことの例え話の一つがそういうことですね。
ここくらいからいかないと、
メディアの雑誌の記事の中に間取りが出てくるだけで、
それで抵抗感を感じる人もいますもんね。
もう私とは関係ないみたいに思う人もいるから。
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だから間取りというものを暮らしの脚本として考えてみると、
その間取りもたらにのファンションの広告とかとは違う見え方がしますよねっていうところから話をしないといけないわけだ。
なるほど。
間取りってずっと脚本っていうテキストでちょっとレトリックみたいなのもあったりもするんだけど、
そういうのを掛け合わせると想像力がパッと膨らむみたいなところもありますよねという感じですね。
こんな感じで一個一個例え話を各シーン、各領域でしていくことで、
一個一個価値観を結んでいくみたいな、そんな作業をしたわけですね。
次は設備仕様ですね。
設備仕様って例えば何ですか?
キッチンだったら生ゴミをすりつぶして流し込むディスポーザーとか。
アイランドキッチンがあるとか。
そうそうそう。
そういうことね。
スペックですね。
別にめちゃくちゃ高級物件じゃなかったんで、そこそこなんですよ。
必要十分みたいな設備仕様のスペックだったんですけど、
それを逆に必要十分がいいよねっていうことを言っていったんですよね。
あんまり言わないんじゃなくて、逆にそれの良さを言っている。
ちょうどいいがちょうどいいよねっていう語り口ですかね。
それがコピーは余計なものをそぎ落としていくことは、
大事なものを骨太にしていくことっていうコピーだったんですけど、
そういうことですね。
何かをシンプルな設備仕様にするっていうのは、
何かを諦めることではなくて、みじめなことでも当然なくて、
むしろ自分のための使いたいものにその良さを使えることなんだけど、
それを正々堂々と言うというか、
そっちの本質だよねっていうことを思いっきり言ってあげることで、
もうそうなんだよってなるっていう感じですね。
いわゆるレス・イズ・モア的な感じですよね。
別にね、シャンデリアとかいらないっすよねみたいな。
天井、扇風機なくてもいいっすよねっていう、
なんとなくそういうのがあったほうが豪華感は出るけど、
そんなライフスタイルじゃないっすよねってことをまずは前提として持ってくると。
これは私向きじゃないよねっていう確認だよね。
そうだそうだみたいな感じを積み重ねていくと。
部屋内はそんな感じで、まあそうだなそうだなと。
ちょっとお外に出ますと。
そこはね、三里地方ってやっぱり川が流れてるんですよね。
何川か忘れたけど川が流れてて、すごい広くて河川敷もちゃんとあるんですよね。
そこが、原町行って一番いいなと思ったのは割とそこだったりして、
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そこをちょっと売りたいなと思ったんで、そこのコピーですね。
それが、河川敷の小道を裏庭にする暮らし。
家族で歩けば散歩道、一人で歩けば哲学の道っていうコピーなんですよね。
なるほど。
これは伊東温泉の川を歩いてる時に僕聞きましたね。
川岸を歩くと出てくる言葉なんですかね、じんぼさんから。
そうですね。
家族で歩けば散歩道、一人で歩けば哲学の道。
もう引用が止まりませんでしたね、あの時はね。
でもまあ確かに、哲学の道とか、ただの散歩道っていうよりも、すごく情緒感出るね、その言葉を使うだけで。
一本の道でもね、いろんな使い方ができるわけでね。
2way、3wayに使うわけで、なんかそこですよね。
そういうメディアを読む人って、割と気難しいというか、自分の価値観をめっちゃ大事にする人だったので、
家族時間ももちろん大事だけど、自分時間もどっちも大事にしたいっていう人なんですよね。
だからそういうインサイトを絶妙にくすぐる感じ。
なるほど。
家族でも歩くし、一人でも歩くんだけど、そこを2wayで使える場所があるよっていうことなんですよね。
なるほど。
だから一人で歩くことも肯定してるわけですよ、ここで。
どっちも大事なんだって。
哲学の道の哲学を漢字にしちゃうとね、もう京都の哲学の道になっちゃうね。
カタカナに開いてますね。
そうすることで哲学の道をカタカナで書くことで、自分に向き合うこと的な、割とカジュアルに哲学みたいな意味を表現している感じになるかなというところですね。
確かに字面で見ると、この哲学が漢字で書くかカタカナで書くかでだいぶ柔らかさが変わりますね。
音で聞くと当然わからないけど。
確かに文字で見ると、カタカナで開くと、意味はわかるけど哲学って読むから、
でもすごく柔らかい、自分でもできる感はより高まりますね。
そうですね。なので、くすぐる感っていうのをすごく大事にしたいなという中ではやっぱりこうなりますよね、というところですね。
あとは、この河川敷って夏は花火大会とかがあって、花火が上がるんですよね。
それもそれで他にもそういうところはあるけど、割と固有性というか差別感にはなるので、そういうところも訴求していきましょうみたいなところなんですけど、
花火大会ドーン見れます!だったらなんかね、機能押しなんで。
それをこと消費文脈的に語るとどうなるかなっていうところで、ちょっと人生に引きつけて語ってみた感じのコピーが、
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夏の夜空に花が咲く街。これからの人生、晴れの日が多い方がいい。っていうコピーなんですよね。
晴れの日っていうのはだから、晴天じゃなくて晴れとけの晴れですね。
はいはいはい。カタカナだから書いてるんですね。
そうそうそうそう。
毎年確実に、花火大会以外にもお祭りが多い街なので、そういうね、マンション買うときって、
やっぱりこれからの人生のことをワクワクしながら考えるわけじゃないですか。人生の舞台を決めるっていうことなので、
よりね、ワクワクさせるアングルで見せてあげるというか、っていうのは、いろんな素材を並べて考えるわけだけど、
その中で花火大会があるっていうのはいいなと思うんですよね。なので、花火大会がある街っていうファクトは強いから、
それをもとに、確かに晴れの日が多い方が絶対いいじゃないですか。華やかな方がいいというか。
華やぎと共にある人生の方が、華やぎのない人生が絶対にいいわけで、そこを言ってあげるっていうことですね。
じゃあ、なんかよくわかんないけど、なんか私の人生よくなりそうって予感できるし、確信できるわけじゃないですか。
確かにね、花火大会が見えるってマンションの訴求とかである気がするなぁ。
でもそれを単純に花火が見えますよじゃなくて、人生晴れの日が多い方がいいっていう、ちょっと違う見せ方でこれを表現することで、
なんか一個ずつイメージが湧くというか、自分ごと化しやすくなりますね。
あと花火じゃなくて、夏の夜空に花が咲くっていう、それも割とレトリックですよね。
確かに。
もうちょっとその想像力を広げてあげるってことをやってますと。
あとは、都保16分?駅都保16分っていうのは、どうやねんというのはまだ残ってるじゃないですか。
そうですね。ちょっと花火が見えても、毎日16分はしんどいなぁと思いますね。
しんどいですよね。それの読み替えとして、もうね、一個ネタに使えるなぁと思ったのは、間にホームセンターがあったんですよ。
はいはいはいはい。
必ず1日に行きと帰り2回ホームセンターの前を通る生活しますよね。
それもいいなぁと思ったわけです。
特にね、東京だとなかなかホームセンターないじゃないですか。
ないですね。
都内だとね、ちょっとないよね、都心だとね。
全然ないですね、ホームセンターは本当に。
だからこれは豊かだなと。
ホームセンターというのは何かって考えたときには、やっぱりスーパーとの比較で言うと、スーパーは目的買いの場所ですよね。
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これを買いに行きます。で、行きます。で、最短時間で買い物を済まして帰る場所ですけど、
ホームセンターはどっちかというと、偶発的な場所、アイテムを見つけるエンカウンタリングな場所なんですよね。
だから行く前は想定してなかったアイテムであって、で帰った後は想定してなかった、なんかちょっとライフスタイルの変化がもたらされてるわけですよ。
激オチ君に出会ってしまったとかね。
僕で言うと、タマロクリーナーもあれだけど。
いろんな、なんか水魚の落ちるクレンザーと出会ってしまったとか、ピカピカにする快感を知ってしまったとかってあるわけじゃないですか。
そういう偶発的なアイテムの出会いっていうのがいいなと。
それっていうのはどういう暮らしかというと、帰り道に一つ新しいライフスタイルを持ち帰るっていう生活かなと思ったんですね。
なるほど。ホームセンターを寄って一個何かを買って帰ればライフスタイル持ち帰れるよねと。
そんな感じで、もうちょっと踏み込んだらホームセンター付き気なりの街みたいな感じで生きちゃえみたいな感じで。
それが叶える暮らしっていうのはハンドメイドの暮らしなんだっていうことを言ったんですね。
自分の手作り感のある暮らしが、まあそこでね、オープネーターの前を通るごとによりハンドメイド感が増していくとか、自分らしくなっていくみたいな。
多分スーパーの前を何回歩いても自分らしい暮らしにはならないわけで、まあそこですね。
なるほど。すごいメッセージが多い一記事ですね、これ。
そうだね。
このコピーが全部だから一個の記事の中に入ってるってことですもんね。
そうそうそうそう。だからマルチコピー展開ですね。
はいはいはいはいはい。
僕今淡路島に住んでますけど、駅徒歩、っていうか駅ないしみたいな話で。
淡路島に駅ないですね。
最寄りの駅まで歩いたら12時間ぐらいかかるんですよ。
どこなんだ、あれなんですけどね。だから一般的に不便って言われてるのって、一般的な人が言ってるだけで僕は言ってないわけじゃないですか。
そこに我に変えらせるというかってすごい大事かなと思うんですよね。
でも駅徒歩丸墳を捨てたら逆に逆の世界はすごい美しいとか豊かな世界に広がってる可能性もあるじゃないですか。
他の人が自分の価値を感じないものに一杯お金を払っていて、自分はそれじゃなくて自分の価値があるものにお金を払いたいんだみたいなところって絶対あると思うんですけど。
キナリオのメディアでやってるからこそホームセンターっていうのが生きていて、ホームセンターでそういったことも見れるし、ライフスタイル作れるし、
っていうことによって徒歩何分っていう近さじゃない価値を感じてもらってるってことか。
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そうですね。
ある程度媒体が育ててきた読者の感性に対して指すから、より話も端折ってというか。
まずハンドメイドがそもそもいいですよっていう話は端折れるわけじゃないですか。
これは確かにマンションポエムとは一線を隠すコピーたちですね。
そうですね。
全然アプローチが違う。
マンションポエム、そうね。
マンションのことだって気づくのも最後の最後だもんな。
ハンドメイドの暮らしっていうのでちょっと気づけるかなぐらいで、多分文章とか画像があるからわかるんでしょうけど、
コピーだけ追っていくとマンションって気づかないかもしれない。
そうね。これキャッチだけだから、ボディーではちゃんとマンションしてますよ。
ボディーがね、大事あるからね。わかるんだろうけど。
1個はボディーついてるから、ボディーではその話は一応描写はしてるんだけど。
次があれですね。ちょっと近隣の環境の話をしたら、次はちょっと中高域というかマクロリッジって言われるやつですね。
このエリアはどうかみたいなマクロリッジ訴求をしていくんですけど、
ここで言うと、車を使って10分ちょい走れば、IKEAがあって、コストコがあって、ララポートがあるんですよここ。
IKEAとコストコがあるってすごくないですか?同じ場所に。
だからまさに郊外のIKEAとかコストコとかが集まっている場所にちょうどあるからこそってことですね。
そうなんですよ。ここが重なってる気象性はユニークしたことはないけど、
これをマンションポエム的に言うと、やっぱり便利快適みたいな感じになるわけじゃないですか。
確かにね。
そういうのじゃなくて、こと消費文脈に置き換えたらどうかなっていう表現ですね。
休日のサイズが違うっていうコピーなんですよね。
これはね、イメージはすごい膨らみますよね。
休日っていう時間とか日程に対してサイズってちょっと違う次元の言葉で掛け合わせて、
掛け合わせることでサイズがより想像力が膨らむというレトリックなんですけど、
でも誰にとっても休日って大事じゃないですか。
だから例えば土日って2日しかないし48時間しかないけど、
ここで住んだら同じ48時間が64時間ぐらいのサイズ感になるかなとかってちょっと思えるっていう。
マンション買うときって期待しかないからね。
確かにね。
選択肢が家の近くにIKEAとコストコとララポートがあれば、
今日はIKEA行って、来週はコストコ行ってとか、
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いろんな休日の過ごし方ができますもんね。
そうなんですよね。
あとはまもともとの買い物もよりダイナミックじゃないですか。
シェア買いとかって当時流行ってたんで、
一緒に買い物に行くんでも、
毎週コストコ行くまもともとかって心強いじゃないですか。
欧米感があるね。日本っぽくない。
でもすごいスマートですよね。
毎週だからシェア買いして、
どっかーっと買ったものを各家庭に持ち帰るっていうのはすごくスマートなことなので、
そういうことだって余裕でできるよっていう話なんですよね。
そういう想像力を掻き立てるのが、
休日のサイズが違うっていうコピーだったりしますと。
ここまでそういう一個一個価値観を確認していくとかね。
コピーを紡いでいって、
わかるわかるを紡いでいって、
最後タグラインみたいな、
一言で言うとどうなのみたいなコピーですね。
それが気持ちの真ん中で生きるっていうのをタグラインにして締めるっていうことをやってるんですね。
これは改めてなんですけども、
他人の尺度、
イコールあれですよね、都心に近いことはいいことだみたいな、
思考停止的なものではなくて、
どこに住むか、都心じゃなくて、
自分の価値観の真ん中を暮らしの拠点として定めるんだみたいな。
かっこいいよねみたいな、
そういうことの確認っていうのを、
気持ちの真ん中で生きるっていう一言で再確認するみたいなところですね。
こうすることで、
この街を選べる私なんだ、
これはいいことだなって確信できるみたいな、
そういうところですね。
逆にだから、
他の人はもう東京の都心に住んだ方がいいと思ってるけど、
そうじゃないでしょうっていうのは私だけが知ってるみたいな、
そういう優越感がくすぐるというか、
そういうところもあるかなと。
これでもマンション、
この記事からマンションサイトに飛ばすっていうボタンが付いてるんですか?
そうですね。
マンションの広告とはほとんど思えない話がずっとくるけど、
でもそれによって、
もう完全に都心からちょっと離れてて、
徒歩16分かかるっていうことが捉え直されてはいますね。
行きから遠いからこそ、
ホームセンター寄って帰ればいいんかとか、
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都心から離れてるからこそ、
IKEAとかコストコあるしなみたいな、
固定の価値観じゃない捉え方ができるんだなっていうのが、
外からっていうか直接言ってないからこそイメージできるんだろうなって思いました。
第三者のメディアっていう立場から、
言語化することで、
デベロッパーのホームページで言うのとはまたその伝わり方も違うし、
みたいなところもありますよね。
いやーでもこれはコピーとして難しいね。
マンションのコピーをメディアで作れって言われたらめっちゃ悩みそう。
直接だと絶対無理だし。
こういう、まずは街の中のある家の暮らしみたいなところを一回言語化をしたんですよね。
パビリオの第一見せ所は街ですよ。
街があって家があるということは、
そこの暮らしが展示されてるわけですよね。
なんだろう、部屋の中。
部屋の中ですよね。
見渡すとね、さっきからね、
いい音に宮本さん包まれてると思うんですよね。
ボロン、フワンみたいな。
はいはいはい。
これはなんだろう。
スピーカー、スピーカーないよねみたいな。
っていう感じがすると思うんですけど、
この部屋全体を気持ちの良い音で満たすものは、
実は一本のグラスサウンドスピーカーっていうソニーのスピーカーなんですよね。
なんですか、グラスサウンドスピーカーって。
だから一本筒なんですよ。ガラスの筒なんですよ。
はいはいはいはい。
これは筒が振動して、お部屋全体が響くんですよ。
だから壁全体が楽器になるんですよ。
あれ、これジンゴーさん家にありました?
家にあります。宮本さん聞いてますね。
見ましたよね、僕。
なんかめっちゃ紹介してもらった気がする。
必ず15分ぐらい私のプレゼンテーション聞かないといけないことになってるんで。
あれですね。
あれです。
なるほど。
まさか仕事で関わった商品について熱く語られていたのかとは今初めて気づきました。
だいたいうちにあるものはもう仕事でやったやつばっかりです。
だいたい自分が一番惚れ込んで買うっていう感じだね。
コピー書いてるとね、その商品の一番いいところを抽出しようとするから、
そう。
好きになっちゃうよね。
それはね、自分が態度変容しないとね、他人様を態度変容なんて絶対させられないと思いますけどね。
そんなソニーのグラス&スピーカーにはどんなコピーを作ったんだろう。
グラス&スピーカーは、インドアなのにお出かけ以上っていうコピーですね。
ソニーの本社に行って、オリジネした時の印象というか思い出が未だに超絶濃厚なんですけど、
42:05
会議室なんですけど、明かりを消してね。
あの時も、家に来てくれた時もそのモードだったと思うんですけど、
ライトの揺らぎの投下のモードがあるんですよ。
焚き火をね、みんなで囲んでるような感じになるんですよね。
中の火みたいな、炎が揺れてるみたいな感じですよね、揺らぎっていうのはね。
そうですそうです。
それを会議室の真ん中に置いて、それを見ながらね、ちょっと打ち合わせをするんですけど、
なんか不思議な親近感というか、一緒にキャンプファイヤーしながらなんか語ってるみたいな、
そんな感じにスッとなるんですよね。
会議室にいるのに。
そうそうそう。
あと音楽って、スピーカーとかってお部屋の端っこから鳴らすもんじゃないですか。
だけど、その音楽は真ん中にあるんですよね。
真ん中にあるんだけど、そこでめっちゃ鳴るわけじゃないから、なんか違和感がないというか。
音楽を中心にしてるんだけども、別にそこからの音感をめちゃくちゃ感じないというか。
っていうなんか不思議な体験なんですよね。
新しい体験をもたらしてくれるスピーカー。
だからスピーカーなんだけど、スピーカーではないんですよ。
これは体験なんですよね。
それはソニーがライフスペースUXっていうコンセプトでいくつか商品を出していて、その中の一つだったんですよね。
それを表現するためには、スピーカーだから音がいいんですよ。
音がいいんですけど、音がいいんだったら伝わらないですよね、この本質的な価値は。
っていう時に、何がいいとかっていう話じゃないよなって思ったんですよね。
これってもう機能じゃなくて情緒とかその先の話だと思うんだけど、
ってことを考えた時には、やっぱり体験価値を打ち出していくっていうことかなと思ったんですよね。
体験価値なんだけど、これインテリアなんで、
インテリア文脈でいうとオシャレな部屋とかシンプルな部屋とか、
なんかそういう二軸とかだったりするわけですよね。
部屋の良さ悪さの軸っていうのが。
そうじゃなくて、別の体験価値。
だからお出かけ以上に、お部屋の中で思い出が作れちゃうぐらいの体験価値のある部屋とかってあってもいいじゃんみたいなことを考えた時に、
1個体験価値っていうのを新たに尺度を引くと、
例えばビールでいうと黒うま味論争っていうのがあった中で、
辛口っていうのをバシンと引いて、
マーケットを完全に改めて再ポジショニングしちゃって、
以降ずっとトップみたいな、スーパードライみたいな立ち方がありますけど、
ああいう感じですよね。
なんとか論争を仕切り直すみたいなところで言うと、
オシャレシンプルじゃなくて、体験価値っていうのを導入すると仕切り直せますよねみたいな感じ。
45:06
お部屋の価値を変えちゃうみたいな、そういうアプローチですね。
そういうメディアの読者なんで、どっちかってアウトドア派じゃなくてインドア派なんですよね。
そこもあります。
そういう人たちを肯定する。
リア充っていうのは別にいちいち出かけなくてもいいんだよって言い切っちゃうみたいなところもありますね。
これだったらインドア、家の中にいながらキャンプファイアしてる的なところも感じられるっていうところがお出かけ場ってことか。
音の体験も全く新しいし。
確かにちょっとスピーカーっぽくないもんね。
スピーカーっぽくないですね。
ここで音の当てたんだってみんな言うしね。
だからそのスピーカーの前とスピーカーから遠い部屋の端っこで音量が変わらないんですよね、基本的には。
だからそういう音の体験も面白いですよね。
そういうのを言うのに、音が確かにいいんだけどそれを言ったらおしまいなんですよね。
スピーカーはそんな感じで。語り尽くせないですよ、スピーカーの話をしだすと。
確かにね、部屋にあるぐらいだからね。
でもスピーカーの脇のソファーを見てくださいよ、宮本さん。カメラがあるでしょ。
これあれじゃないですか、いつも持ち歩いてるやつじゃないですか、じんぼさん。
持ち歩いてるのはペンなんだけどね。
ああ、ペンか。
子育てしてないからね、俺ね。
そっかそっか。
これはね、キャノンのかの有名なイオスキスですね。子育て用のデジタル一眼ですよ。
ああ、俺もイオスキス持ってるわ。子育て用のデジタル一眼持ってるかもしれん。
ああ、そう。
持ってますね。
大体もう子育て始めたらイオスキスでもう子供にキスしまくるわけじゃないですか。
まあやっぱりね、綺麗な、だって子供のその瞬間って一瞬しかないからね、撮りたいなと思うんですよ。
そうですよね。
撮る、撮る。
イオスキスの横にもなんかちょっとコピーが飾られてますけども。
ああ、じんぼさんの作品ですか。
そうですよ。
素晴らしい、ちょっと教えてください。
それはね、書いてあるのは、撮影することは子育ての眼差しを残していくことっていうコピーなんですね。
で、まあね、明らかにデジ一の競合って、キャノンのデジ一の競合はソニーでもなくてオリンパスでもなくて、まあスマホですよね。
はいはいはい。
スマホでいいじゃん、どう乗り越えるかってことなんですよ。別にオリエンで言われてるわけじゃないですけどね。
普通に考えてそうかなと思ったんで、スマホの写真もすっごく良くなってて、当時って2018年とかだからもうカメラいらないかもみたいな感じだったんですよ。
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普通に一眼じゃないデジカメは全然売れなくなってましたからね。
売れなくなってましたよね。
そことの差分で、やっぱりデジ一買いたいなと思ってもらうためにはどうすればいいのかなと思ったときに、
やっぱりとはいえスマホはレンズの限界はあるので、どんだけ綺麗でも平板は平板なんですよね。絵がのっぺりするというか。
で、カメラはよりその立体感があるからやっぱり臨場感のある絵が残せるんですよね。
で、あとあれですよ。カメラ構えられるのとスマホだったらカメラの方が子供も乗るじゃないですか。
はいはい。
撮影されてるって思うじゃないですか。
わかる。ちょっと大きい子供だったらね。
そうそうそう。
明確にもうレンズを向けられてる感はあるもんね。
ありますよね。
撮影感って大事なんですよね。
そういう意味でそこの場の臨場感というのを膨らませて残せるみたいなところですよね。
で、それってすごいいいことだよって。その価値を一言で言ったら何なのかなって思ったときに、
もちろん被写体は魅力的にボケとかがすごい出るから強調されてシーンのように残りますよね。
だからそれはそれで綺麗なんだけど、でもそれを必死に撮ってるその被写体の裏にいる親ね。
自分自身の眼差しを残せるっていうところも気づかせてあげることで視点が倍増しますよね。
なんで、ベネフィット感が2倍になるというか、撮影したくなる。
イノスキスで撮りたくなるみたいなところまでいけるのかなっていうのがありますね。
撮ることっていうのは単に撮ることではなくて、自分の子育ての眼差しを残していくことなんだよっていう気づきを与えるということですね。
なるほどね。
もう朝にコピーからデジタル一眼との競合比較してないですもんね。
全然してないですね。
デジタル一眼としてこっちの方がピント合わせのスピードが速いとかそういう話も全くなくて、
そうじゃなく、スマホじゃなくてデジタル一眼にしようよっていうことですね。
そうですね。
そもそも捉え直してるからこそすごい共感を生むというか、多くの人に確かにそうかもなって思うコピーになってますね。
あとは撮りたくなるっていう。
僕はこのコピー結構好きですね。子育ての眼差しを残していくっていうのは、
すごい父親とかの気持ちを代弁しているなって思うな。
ありがとうございます。
デジタル一眼まさに変えようと思う時の気持ちってこうだと思う。
その瞬間しか子育てって子供はすぐ大きくなるからないし、
それがちゃんと綺麗な思い出として残っていくことならばいいもの買おうみたいな感じで。
51:08
僕はこの子育ての眼差しを残すためにスマホがあるにも関わらずデジタル一眼はあるわ。
GoProはあるわ。
GoProもあるんだ。
GoProはあるわ。あとGoProとは別のアクションカメラもあるわ。
すごいな。
どんどん眼差し残せるんだったら、あらゆる手段で残そうと思って。
眼差し残しまくりだね。
残しまくり。保育園で撮影とかしてたら、そのカメラ何ですかって言われる。
オスモポケットってアクションカメラを持ってるんですけど、ブレない。
子供が走ってる横で僕が走りながら撮ってもブレない。そういうのとか買っちゃいますね。
ブレないお父さんなんだね。
ブレない。子供がイキイキと動くようになったら嬉しいんですよね。
ちっちゃい子はそんなに動かないので。
そのイキイキと走ったり動いたりしてるやつを上手く綺麗に映像に残したいと思うと、
こっちがカメラでこっちが走ってブレてると綺麗に残されないから、
じゃあオスモポケットのジンバルついててあんまりブレないやつ買おうかと思って、
どんどん買っちゃいましたね。
まず何か子育てが始まるぞだったら、その時に一眼買いますとかビデオ買いますとかって、
子育てを楽しむぞって自分に決意表明してるようなもんじゃないですか。
そういうのって割と大事だと思うんですね。
その決意表明のヒントになるような、こういうことだねっていうような視点と同時に、
ちょっと商品も覚えてもらうみたいな感じが今っぽいのかなみたいな。
1600万画像とかそうじゃないじゃないですか。
全然ないですね。もう分かんないしねその差がね。
1600も1400も違いの見方が分かりませんみたいな。
分かりませんし、どうせ圧縮するしみたいな。
パビリオンがね、でかいんで。
だいぶ長い間喋ってますよ。パビリオン。
ちょっとね、残りはね、もうちょっと個別お部屋見渡すといろいろ物はあるので。
まだありますね。もうちょっとまだ買えるにはもったいないかもしれないですね。
お金払って入ってるんで。
そうせっかくやもんね。
ちょっとそれはね、次週、再来週ということでね。
はい。
あれなんですよね。
じゃあ次回も楽しみにしてますね。
はい。
ただ今回のテーマで言うと、物消費からこと消費の語り直しみたいなところなんですね。
これ全部そういうコピーなんですよね。
で、オカキンさんっていうコピーライターの人がすごいしっくりくるさんみたいな本を書かれていて、
本のタイトルが売り言葉と買い言葉っていうタイトルだったんですけど、
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分かりやすいなと思って、まさに物消費のコピーの語り口って売り手目線の言葉なんですよね。
世界最小最軽量ですよ。
はいはいはいはい。
5グラム軽くなったから知らんがなみたいな話なんだけど、みたいな。
そういう機能訴求で自己満足的みたいなものだったのに対して、やっぱりこと消費の文脈で言うと、やっぱ買い手目線なんですよね。
それは何かっていうと、なんかこうしみじみと生活実家に刺さる情緒訴求みたいな、そんな感じなんですね。
あとは情緒と自己実現ベネフィットに刺すみたいな。
どんな自分になれるのか。この商品を買った自分はどんな人生を振り広げていけるのか。ワクワクみたいな。
そういうところを想像させるっていうところだと思うんですよね。
なので、このアプローチはまだまだやりようがあるというか、余白はいっぱいあるので、これからもどんどんやっていきたいなと個人的には思ってるっていう感じですね。
後編は、前編はタウンとか結構広めでやったんですけど、
後編はもうちょっと身近なものになるんですか?
そうですね。後編はよりその辺の家具なり調味料なりになっていきますね。
じゃあ楽しみにしてます。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
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さて、今週のアスタツガエル聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
ジモさん、パビリオン、僕はすごい興味深く見させていただきましたよ。
どうもどうも、閉館寸前までありがとうございました。
次の後編も楽しみなんですけど、僕はこのジモさんのコピーを一個ずつ見ながら、どうやってこれを思いついたのかなと。
例えば現地調査の話もあったし、現物を見て、例えばさっきのカメラとかスピーカーとかも、
現物をいろいろいじったりして考えたりするのかなと思ったりしたんですけど、
結構商品、現地調査とかもするんですか?
もちろん現地調査はするし、現物もそうあるんですけど、
ただ、僕ちょっと思っているところは、よくね、現地調査しないと、現物を触らないと描けないよっていう人いるんだけど、
僕それ違うなと思ってて、どっちかというと、オリエンを聞いた段階で、まず答えは出てますと。
で、それが間違ってないかどうか確認するための作業として、現地に行ったり、現物を触ってみて、
じゃないと、どこをどう触ればいいかの確認作業も、全部やらないといけなくなるから、それは無理ですよね。
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だから、そういう感じのほうがいいかなと思っていて。
で、やらないと、たぶんね、仕事回らないですよね。
メディアだと本当、忙しいときに月に16本上げたこともありますけど、
全部撮影とかね、インフルエンサーとかもあるし、とかなんで、
手際も大事だし、ある程度の見切りとかも大事なんだけど、
でもそれは、別になんていうかな、普通の一つの大きな正規文脈を捉えていれば、できるのじゃないかなって思うんですよね。
僕はそんな感じで考えてます。
現物を見ないとコピー描けないって言ったら、遅すぎると思います、たぶん。
現物届くのに1週間後とかかかっちゃうんだけど、
ロリエンを受けたら、そのときに担当者の熱量はもう体にこもってるわけじゃないですか。
そのときに描かないと、やっぱり1週間後に現物見たときは、ロリエンの熱はちょっと抜けてると思うんですよね。
描くときは一気化せに描かなきゃいけなくって、
現物は現物でやるけど、それは本と確認っていう感じにしてます。
なるほどね。
じゃあもう一つは、世の中のトレンドっていうか流れみたいなのを見て作るってなったときに、
例えばさっきのカメラであった、撮影することは子育てのまなざしを残していくことって、
確かにカメラのスペックのことは言ってないから、カメラ見なくてもこのコピーは言えるだろうなと思うんですけど、
ただ、地元さんって別に子育てをしているわけじゃないじゃないですか。
だから、そうじゃない人の気持ちとかをコピーに表すときってどうしてるんだろうって。
でもね、地元さん子育てしてないのにこのコピーは子育てをしている僕に刺さってるわけですよ。
だからどうやってそこを見出したんだろうなと思ったんですよね。
そもそも僕の描いてたやつって全部性別が違うじゃないですか。女性向けに描いてたわけなので。
そっかそっかそっか。女性向けメディアだもんね。
そう。しかもガサツな生活をしてた代理店で僕がシンプルなナチュラルライフな人に描いてたりもするわけで。
全部そうなんですよ。基本的に仕事ってそうなんですけど、違うところはあります。違います。
だけど、同じとこを数えていけば、数えきれないぐらい同じところもあるんですよね。
だから、まずそこから数えるっていうことかな。
同時代、この時代に生きていて、スマホいつも使ってます。
Facebook、Twitter、インスタやってます。こういうことやったら嬉しいです。
とかってまず共通点はわかりますよね。
男女差とかってなんとなくわかります。
年齢差もなんとなく考えに入れれます。
って言うと想像力がだいたい絞り込めてきますよね。
あとはその商品周りの想像力っていうところで言うと、
僕は子供の撮影はしたことはないですけど、
でも追い子はいるわけじゃないですか。
1:00:02
追い子の撮影を自分のカメラでする時とかのことをちょっと思い出したりとかするとかね。
そういう体験を重ね合わせていくと、どんどんどんどん解像度が上がっていくんですよね。
っていうところですかね。
なるほど。じゃあ直接自分がそうじゃなくても、
だから全く違う女性の化粧品とかのコピーとかも、
そのアプローチで言えば書けるってことですね。
そうですね。書けるんですよね。
そこがすごいよなと思って。コピーライターとかってね。
だいたい自分が直接の顧客になることもあるけど、そうじゃないことが多いじゃないですか。
120個もコピー書いてたら、全然自分だったら買わないような商品とかもある中で、
買う人が共感するものを作れるって、
僕とは違う人生経験を歩んでるのかなみたいな。
あれですよね。業務やったら自然とそうなっていくみたいなところなんじゃないですかね。
ずっと女性向けメディアで、いろんな商品でその人たちに共感するものを作ってるわけですもんね。
そうですね。だから読者の、以前も話しましたけど、
やっぱりルックとかヒートマップとかも見るわけですね。
あとアクション率もCTRとかも見るし、
割とそういう数字を介して読者と会話してるわけですよ。
だから、ここはいいんだなとかって積み重ねていくと、
下手に女性ライターが何も知らずに女性向けに書くよりも、
割と刺さるアプローチが分かってくるわけですよ。
そういうところもあるかも。
想像力のよるしろって単に純粋に想像してるわけじゃなくて、
そういう数値的な裏付けでこうかこうかっていうのをぶどまらせながらやっていくって感じですかね。
だから提案も、こっちは数字の根拠というかがあるから、
完全に確信を持って提案する感じですよね。
途中からあれですよね。
それの途中、真ん中ぐらいからほぼ提案一発で覆ったことはないんですよ。
それはもう当てずっぽというか、
AもBもCも考えられるなっていう提案の仕方じゃだんだんなくなってくるんですよね。
1個の読者に対してずっと考えていくので、
これしかないっていうのがなんとなく見えてくるわけですよ、数字が。
でもその数字って、そのメディアじゃなくなった時にも大体変わんないですよね。
同じ時代のそれが男性になったり、負けたなったりとかいろいろするんだけども、
でも今の時代の人の真ん中はなんとなくわかるわけなんですね。
そうすると大きくはぶれないですよね。
だからジンモさんの、世の中の真ん中は大体こんな感じですよねっていうのをちょっと引っ張り出して
1:03:07
チャットGPTとかに入れてくれたら、あとはそこからジンモさんのコピーバンバン出てくるのになって。
あいつには絶対教えねえ。
でもそれを持っててるのは、それを全部言葉化することはできないんでしょうけども、
頭の中にどういう形かわからないけど入ってるからあれだけど。
それはすごいね。それがあるのはね。
多分マーケターだと思うんだよね。僕の心の中に入ってるのは、
120案件分のブランドをずっと担当してるマーケターの人が困った顔が入ってるんですよ。
だからどうしたらいいですかねって聞かれて、
そこの困り、課題っていうのは、同じ文脈を捉えてるから共通してるんですよね。
だからすごい多層的にあるから、絶対値としてこうだなっていうのがなんとなく見えてくるんですよね。
へえ。
絶妙な経験や。
そうですね。メディアの報告担当ってすごいおいしいと思いますね。
意図的にやればね。
いやいややったら何も身につくものがないと思います。
本当は編集やりたいのに何かタイアップやらされてる。
じゃあ何も身につかないんですけど、
超広告作りたい人がメディアで、
ああこのブランドもこのブランドもってやると、
1年2年3年で割と分厚い経験ができるので、
これがZ世代向けのなんとかとかTikTokの企画とかって言われたら、
まあできないと思うんですよね。
だけど自分たち世代ぐらいの、XY世代ぐらい向けの、
ちょっとコトソフィ文脈への語り直し的なものであれば、
まあそこそこのものはすぐ出せるって感じがしますね。
すごい。
いやなんか、ジンモさんのコピーを聞くとちょっとずつジンモさんの頭の中が開いていくので、
それが面白いですね。
後半のパビリオンでもよりその辺を、より身近な商品になるわけじゃないですか。
よりね、街とかじゃなくてもうちょっと身近なね、調味料とかになってくるね。
聞いてみたい、調味料とか難しいよな、もう何言ったらいいんやろってなるもんな。
そうね、料理のサシスセソ的なやつとかね。
もうなんか、語り尽くされてるものをどう言うかみたいな感じだもんな。
そうね。
いやー、じゃあ後編も期待しております。
はい、今後期待。
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さよなら。