【特別編】異業種から飛び込み、なぜ組織改革を成功できたのか?「挑み手」金井さんの偏愛と衝動
2026-07-08 1:00:27

【特別編】異業種から飛び込み、なぜ組織改革を成功できたのか?「挑み手」金井さんの偏愛と衝動

今回は特別企画「挑み手インタビュー」の第一弾です。

挑み手インタビューとは、偏愛と衝動から新しい仕組みを生んだ挑戦者にその秘訣をお伺いしていきます。

初回のゲストは、戸板女子短期大学学長補佐の学長補佐兼理事を務める金井裕太氏です


異業種から飛び込み、なぜ組織改革を成功できたのか?「挑み手」金井さんの偏愛と衝動をお聞きしました


■特集企画「挑み手インタビュー」

偏愛と衝動から新しい仕組みを生んだ挑戦者インタビューとして、組織や業界に新しい仕組みを作り出した方々にお話を伺う企画です。


■LINEオープンチャット参加するとマーケティングが学べるラジオコミュニティ。ラジオを聞いた感想や質問なども募集しています。

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感想

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サマリー

本エピソードでは、戸板女子短期大学の学長補佐兼理事である金井雄太氏をゲストに迎え、異業種からの転職を経て、短大の組織改革を成功させた秘訣に迫ります。金井氏はコンビニ業界での経験を活かし、定員割れという逆境にあった短大を関東エリアで志願者数ナンバーワンへと導きました。改革の第一歩として、教職員のマインドセット改革の難しさを認識しつつ、学生広報スタッフ「チームトイタン」の育成に注力。彼らを「人の人生に関わる」という仕事の意義を伝え、主体的に活動させることで、オープンキャンパスの活性化や広報活動の抜本的な改善を実現しました。さらに、企業との連携を深める産学連携プロジェクトを35社と展開し、学生にリアルなビジネス体験の機会を提供。特に、豪華クルーズ船での外国人観光客誘致企画は、学生の感性を活かしたユニークな取り組みとして紹介されました。マーケティング戦略においては、従来の紙媒体中心からデジタルマーケティングへとシフトし、外部パートナーとの伴走を通じて、大学自身のマーケティング能力向上を目指しました。金井氏は、自身の経験から「1年間本気で仕事に取り組むこと」が衝動や偏愛を生み出し、仕事人生を大きく変える鍵であると語り、教育の本質は「愛」であると締めくくりました。新たな教育の形として、学生が主体的に学びをカスタマイズできる「スマートカスタムメイドカレッジ(スマカレ)」の構想も語られ、教育界の未来への熱い想いが示されました。

イントロダクション:挑み手インタビューの始まりと金井氏の紹介
みなさんこんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
今回は特集企画、【挑み手インタビュー】として、自らの偏愛や衝動を起点に新しい仕組みを作り出した方々にお話を伺う企画です。
僕自身、せっかく良い商品サービスがあるのに、マーケティングでそれを伝えられていないという、
挑み手の方々の課題を支援したいという思いで起業したので、挑み手の方の話をお聞きして、リスナーの方にも伝えたいというふうに思っています。
第1回は、豊田女子短期大学学長補佐兼理事を務める金井雄太さんをゲストにお招きをして、私宮本がお話を聞いていきます。
みなさん、短大と聞いてどのような印象でしょう。実は短大は9割が店員に割れをしているといったような業界です。
そんな逆風の中で、豊田女子短期大学を改革して、関東で志願者ナンバーワンに導いた盾役者が、今日インタビューをお聞きする金井さんです。
しかも、コンビニ業界からの転職という異色のキャリアをお持ちです。
金井さんが偏愛と衝動を持って、この仕事に取り組んでいるのはなぜなのか。
大組織を変えていくために、どこから取り組んだのか。
変革を行う仕事への取り組み方、熱い思いを感じてもらえるんじゃないかなと思います。
エールコネクトでもマーケティングをお手伝いしていますが、学生広報スタッフといたん、
産学連携など従来の短大のイメージを覆す取り組みがたくさんあって、すごく面白いです。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
金井氏の経歴と戸板女子短期大学への着任
本日の井戸見てインタビューゲストは、豊田女子短期大学学長補佐の金井さんです。
本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
はい、では簡単に僕の方から経歴を紹介させていただきます。
豊田女子短期大学の学長補佐兼理事を務める金井雄太氏。
同校は教育改革と産学連携を牽引する中心人物で、
関東の短大で志願者ナンバーワンに引き上げた立役者が金井さんです。
実は移植のキャリアから教育界へということで、コンビニ業界から転身された経歴を持たれていて、
学生が即戦力として社会で活躍する力の育成ということを目指して尽力をされています。
数多くの企業連携プロジェクトを主導して、学生が実社会のビジネスを肌で学ぶ機会を創出してきています。
また現場で寄り添うようなリアルな視点と柔軟な発想を持ち、
社会と教育をつなぐ次世代の学校経営を支えるキーパーソンであるというふうに僕は思っております。
ありがとうございます。
まさに一緒にマーケティングの仕事させていただきながらも、
本当に今回の挑み手インタビューにはぴったりだなというふうに思っておりまして、
第1回として呼ばせていただきました。
お手柔らかにお願いします。
本当にこれだけの大学を改革するってすごく難しいと思うんですよ。
大きな組織だし、昔からある歴史もすごく長い組織の中でそれを変えてきたっていうことはすごいなというふうに思って、
なんでそんなことができたんだろうっていうような形のところを、
今日はどんな熱量とそれが衝動と偏愛から生まれてきたのかというところを聞いていければなというふうに思っております。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
コンビニ業界から教育業界へ転身した理由
最初のテーマなんですけれども、
金井さんがやられたこの短大改革というようなところで、
それを最初なぜ取り組んだのかというようなところで、
もともとコンビニ業界にいらっしゃったということなんですけど、
これ、教育の世界に入ったきっかけって何だったんですか?
はい、コンビニエンス業界から教育業界に来たんですけども、
ちょうど40歳の時に教育業界に転職をしました。
かなりやっぱり異質かもしれないんですけど、
なぜかっていうと正直、新しい業界、ずっとコンビニエンスストアで働いてたんで、
面白いと思ったっていうのが一つ大きな本心ですね。
で、また教育業界もコンビニエンスストアって意外と教育産業でもあるんですよ。
オーナーさんとか、店舗のスタッフをどう教育して任せて、
やはりコンビニエンスストアって24時間、365日なので、
本当に社員だけでもできませんし、オーナーさんだけでもできないから、
いろんなみんなの力を使って作り上げていくっていうのがコンビニだったので、
これもちょっと似てるところもあったっていうのが一つですね。
もう一つは、部下がちょうど40歳ぐらいまで50人ぐらいの部下を育った経緯があって、
部下がいろいろ一緒に仕事をしていく中で、
仕事の面白さに気づいて、仕事にやりがいを持って、
そして成長させることができた経験っていうのが、こういうことが一緒にできれば、
間違いなくうまくいくんじゃないかなっていう根拠がないですけどね、自信があった感じですね。
なるほど。そんな中で、教育業界もいろいろと多分あると思うんですけど、
戸板女子短期大学着任時の状況と組織文化への課題認識
その中でも豊田女子短期大学に最初に来た時、最初来たのは何年前ぐらいですか?
15年前です。
そんなになりますか。15年前来たとき、最初どんなことを感じられたんですか?
そうですね。初め、入職をして一番初日の日なんですけども、
学生数っていうのはその当時非常に少なくて、定員が1学年400名、2学年で800名なんですね。
1年生、2年生合わせて。そのうちの30%ぐらいしか入学者がいなかったんで、
すごい少なかったんですよ。200名ちょっとだったんですね。
で、学校に来たときにその学生が、本当に数人の学生がカフェテリアのところにいて、
すごく盛り上がって喋ってて、動物園みたいな感じで、
それが、何ですかね、音が声がファファファファーって管内に人が誰もいないんで、
子玉のようになりましてですね。やばい学校来ちゃったなとは正直思いましたね。
人数少ないのも30%って結構あれですよね。少ないし、学校経営的にも30%しかいないと大変ですよね。
いやもう多分、ちょっとまあ、あんまりその時は何も考えないで入ったんですけど、
かなり危険な状態だったと思いますね。
あー、そうですよね。
そうなんです。
うーん。
なるほど。まあそんな感じで、最初大丈夫かなと思って入って、そこからどうしようと思ったんですかね。
そうですね。変えなきゃいけないのは、やっぱり組織文化だと思ったんですね。
なんか入って、もちろん学生少ないのもあれなんですけども、かなり教職員ともにいろんなヒアリングとか話をすると、言い訳をするんですね。
できない言い訳をもう本当にね、星の数ほどお話を聞いて、
ああまあ、そうかこれ変えなきゃいけないのはマインドセットだなっていうのはすごく思いましたね、教職員っていうのが一つ。
で、逆にですね、でも面白いと思ったこともあって、
大学ってですね、僕、広報課長で入ったんですけども、基本的には営業なんですが、
入学者を確保するっていうのが目的だったんですけども、毎年毎年ですね、大学っていうのはターゲットが入れ替わるんですね。
基本的には高校3年生がターゲットになりますので、毎年入れ替わるという形で、
だから割と変わった感をですね、ホームページとか、あと大学案内とかを変えるとですね、また反応が変わってくるんですね。
だから意外と効果が出やすいなっていうのは正直感じました。
で、もう一つ面白いなと、そうなんですそうなんです。
もう一つ面白いなと思ったのが、通常レストランとかですと、食べた結果っていうのが食べログみたいな、
なんかログが残って、それを見てお客様がまた来るみたいなとこあると思うんですけども、
逆にこれはマイナス面かもしれませんけども、教育ってなかなかいくつも大学を行ってる人って少ないので、
ログが残ってないので、なかなかブランド作りがしにくいっていうのも、ちょっとこの学校の特徴かなというふうに思いましたね。
ああ、なるほどなるほど、そうか。
確かに大学とか短大って1個しか普通行かないので、いろいろと受けて比較とかそういうのないですもんね。
そうなんです。そこもちょっと難しさでもあり、逆にマーケティング的には割とやりやすい。
1年間ね、ターゲットカーっていうのでやりやすい。
でもブランディングとしてはかなり時間がかかるなっていうのは初っ端は思いましたね。
ああ、なるほど。
短大業界の厳しさと改革への挑戦意欲
これ、さっき最初のところで学生が入学しない言い訳がたくさんあるみたいなことをおっしゃってて、
実際短大ってその豊田女子短期大学以外やっぱり難しいですかね、入学者集めるって。
そうですね、今現状だと9割が定員割れしてるんですよね。
うーん。
おかげさまで豊田女子短期大学は定員を超えてるんですけども、
全国約300カ所くらいあるんですけども、9割なんでほとんどが定員割れちゃってるような状況ですね。
ああ、なるほど。
でもそれも一番言いやすい言い訳ですよね。
もうなんか定員割れしてるのは、みんな定員割れしてるんだからしょうがないですよねって言えますよね。
言える。もうまさにそれは言われましたね。
あの要は厳しい業界なんだから集まらなくていいよねみたいなところとか。
あと短期大学って4年制大学の併設してるところもあるんですよ。
だから短大行ってその後3年次編入で4年制大学行けますみたいな大学もあって、そこからするとこの豊田女子短期大学って単独の短大だったんで、
はい。
その4年制大学がないからだよねみたいなことも言い訳としては言われたっていうのもありますね。
あーそうか。でも言い訳でもありながらロジカルな話というか、確かにそれもそうだよなって部分あるじゃないですか。
ありますあります。
そういうのを聞いて、そっかみたいな難しいなと思うじゃなくて、これを乗り越えようって思ったのはどういうところなんですか?
そうですね。もともとやっぱり新規事業をコンビニエンスストアの中で、30歳の頃から約10年間新規事業をやってきた人間なので、
ちょっとこう難しいところにチャレンジするっていうことの楽しさとか、それを乗り越えた景色の素敵さというか面白さっていうのは本当に実感させていただいたので、
へー。
そういう意味では厳しいからこそここに来たみたいなところはちょっと若干変態かもしれませんけど。
なるほど。
はい。それは冒険心というか挑戦心というか、そこら辺は楽しみでしたね。
転職における家族への説明と年収減の決断
あーそうなんだ。僕も結構そういうタイプで急に転職したりとか急に起業したりして、うちの親にびっくりされたりするタイプだったりするんですけど、
でもそういう意思決定するときって家族への相談問題ってあると思うんですけど、
ありますね。
金谷さんの場合どうだったんですか。
ありがとうございます。まさにですね、僕決めちゃってからずっと言わなかったんですよ、転職活動自体を。
言わないで決めちゃって理事長に行きますって言ってから妻に夜伝えたんですけども、びっくり当然しますよね。
一応大手のコンビニエンスツアーだったんで、びっくりして。
それで学校で短大みたいな話になって、しかも定員言われてるっていうことと、年収がですね、なんと130万ほど下がりましてですね。
おー。家族としては問題ですね。
そうなんです。妻は泣いてましたね。かなり大泣きで。
そうですか。
そんなにもらってはいなかったんですけど、お小遣いはとりあえずなしで、上がるまで一歩というのは約束をしてですね、説得をした感じですね。
へー。そっか。それも一つのハードル乗り越えたみたいな感じですね。
それはどうなんでしょうね。僕も決めるまで妻に言わなかったですけど、言ったら反対されるからみたいな感じなんですかね。
なんか言いにくかったってことは多分そうでしょうね。
そうですよね。
ちょっと言えないですよね、なかなか。
確かに確かに。そっか。
前職での新規事業経験と教育業界への期待
これやっぱ前職もさっきの新規授業をやられてて、新規授業の楽しさ感じられてたっておっしゃったと思うんですけど、
でも前職辞められたってことは楽しいけど、ここではちょっとやっぱりやりきれない部分で、教育分野だとできるそうな何か、そういうところを感じる部分はあったんですか。
約10年、この新規授業で一つの事業を作ってきたんですね。
ちょうど30歳から一担当として始めて、その時は店舗開発という形でやったんですね。
3年後に自分が考えたビジネスモデルに、全部そのビジネスを総特化へ変えて、そこからは事業責任者部長としてその事業を約7年やったんですけども、
年収でいくと100億ぐらいまでなって、このビジネスをさらにもうワンステップ上げたいところもちょっとあったんですけども、
ちょっとその会社に提案したところも、これ以上はこの形を大きく変えることはないよっていうことが一つと、
あとどうしても割と大手コンビニストアだったんで、いろんなしがらみがあって、ずっと我慢しながらやってたところがあって、
かなり自分の本当にやりたいことをこれだったのかみたいなところがあって、やれなかったところがもっと自分の力を発揮したいっていう思いもちょっとあって、
ちょっと教育業界だし、130万年収下がっちゃうけど、好きにやらせてくれるんだったら行きたいと思っちゃったんですよね。
なるほど。面白い。なるほど、いいですね。
改革の第一歩:広告媒体業者へのヒアリングと専門学校の教訓
さあ、そんな思いを持って改革しようっていうふうに始めたと思うんですけど、
ただやっぱりそういうみんなが言い訳をしているっていう状態の中で変えていくっていうところ、なかなか最初、
特に最初難しいと思うんですけど、具体的にどういうところから取り組まれたんですか?
初め入ったときに、まず広報課長として入ったので、広報をどうするかっていうところに関しては、
一つは広告媒体業者さんっていう、よくリクルートさんとか、アイナビさんとか、シンケンさんとかいろいろあるんですけども、
そのうちの担当、今ちょうど予算でとってやっているところの業者さんを、ちょうどそのとき26社ぐらいあったんです。
それを全部約2週間かけて、2時間のヒアリングをさせてくださいって言って、
内容は短大業界について教えてくださいっていうのと、
もう率直に、豊田女子短期大学を復活させるためにはどうすればいいですかっていうのの、
ディスカッションをさせてくださいっていうのを、2週間かけてやりました。
もう面白かったのが、結局、コンビニの事業開発だから全く知らないんで、業界を。
たっぷり2時間教えてくれて、言われた結論としては、まず専門学校の真似した方がいいですよ、みたいなことを言われたんですね。
簡単に言うと、専門学校一生懸命頑張ってるし、2年間だから、
専門学校ってうまく広報もやってますよ、みたいなこと言われたんで、そっかー、みたいな感じのものを思ったのと、
あと、もっと大学というよりは、もっと広報的な要素、
特に学生広報スタッフとかね、そういうのもやってるところがあるよっていう、
それは全員じゃないんですけど、一部の人からアイデアをもらったところもちょっとありましたね。
そこをぜひ参考にしようと思ったところがありました。
それと、あと、それは広報的な要素で、組織的な要素で言うと、
組織改革へのアプローチ:信頼構築と学生広報スタッフの活用
さっきお伝えしたとおり、先生方とか職員さんが言い訳がすごく多くて、なかなかやってくれないところがあって、
少し話をヒアリングをすると、やっぱりこの方たちのマインドセットをいつかはしなければいけないけど、
これ今やっても基本的には全く変わらないっていうふうにちょっと感じたんですね。
先生方のマインドを変えることがすぐは難しいだろうと。
はい。頭では多分彼らも今の状況は非常にまずいと、変えなきゃいけないと。
ただ、僕自身がコンビニエンスストアから来ました、部長をやってました。
でも、だからどうだって向こうの教育業界がすると、やっぱり信頼がないわけですよ。
だからまずは信頼を作るところから始めなきゃいけないなというふうにまず思って、
徹底的にマーケティングの要素である営業活動を、まずは一生懸命半年ぐらいはやりました。
で、なんとなくこうやっていく中で少しずつ明度が出て、どうしても1年に1回しか結果が出ない業界なので、
あれなんですけども、でも少しずつ信頼関係ができつつあったときに、
そうは言っても教員、職員を変えるよりは、やはりその当時学生広報スタッフ、チームトイタンっていうのはうちの学校にはいるんですけども、
その学生たちができたばっかだったんですけどもいて、
この子たち、少人数だったんですけども、その当時まだ16人ぐらいだったんですけども、
この子たちを変えることっていうのはちょっとできそうだなとまず思ったんですね。
で、この子たちを自分がコンビニエンスストアの店長だったときとか、スーパーバイザーズだったときみたいに戦力化して、
ここから広報改革から組織改革に結びつけられたらいいんじゃないかなって、ちょっと小さな思いがあってスタートしたのが始まりですね。
チームトイタンの活動内容と学生主体のオープンキャンパス
へー、なるほど。そういうことか。だから組織文化変えなきゃいけないと思ったときに、
いきなりその組織を動かしている教員とか職員とかそっちを変えるんじゃなくて、学生スタッフしかも16人ですよね。
16人。そうですね。
へー、なるほど。ちなみにその学生広報スタッフトイータンっていうのはどういう人たちの感じなんですか?
オープンキャンパスをですね、年間今40回ぐらいやってるんですけども、
その企画と運営をしているのがこの広報スタッフチームトイータンという学生たちで、
今の大学選びっていうのはほとんどが、僕の時代と違ってオープンキャンパスにとりあえず行ってみて、
そして学校の様子とか雰囲気を味わって、何が学べるか考えて、そして学校選びっていうのをするんです。
なのでこのオープンキャンパスっていうのがすごく大きな意味合いを持っていて、
そこを通常は教職員がメインで授業をやったり案内をしたりするんですけども、
それを本学の場合は学生が全て基本的には企画運営からをやる。
授業の一部を先生がやるみたいな学生主体のオープンキャンパスに変えてるっていうのが大きな特徴な広報スタッフですね。
僕もオープンキャンパスとか見させていただいて、みんなプレゼントとかも学生の方がされてたりとか、案内とかされてたりとかして、びっくりしますよね。
こんな感じなんだと思うし、逆に高校生からするとこんな憧れの先輩になれるんだっていうふうな感覚はあるのかなって思いましたね。
そうですね。まさにそこが教育業界のあんまりうまくなかったところで、オープンキャンパスはやるんだけども、ミニ授業とかですね、ことはよくやるんですけども、
やっぱり学生を見せるってことがこれまでのオープンキャンパスでは少なかったんですね。
教育の最終形っていうのは僕はやはり学生だと思ってるので、どういう学生を育ててるのかっていうところがポイントなので、
ある意味、学校で言えばコンビニで言えば商品ですよね。それが結果なんです。
なので、その教育の結果の学生をたくさん見せることによって、それを見て高校生がこの学校に行きたいとか、こういうふうな先輩に憧れるみたいなことを持って入ってくれるようにする、
そういう循環作ることがすごく大事かなと思ってましたね。
チームトイタン育成における初期の苦労と転機
なるほど。でもそう思ったとき、皆さん、三大生で、19歳、20歳とかっていう若い人たちで、
カナエさんがどれだけやろうと思っても、その人たちがどこまで頑張ってくれるかみたいなところって結構未知数だと思うんですけど、
最初から結構みんな頑張ってくれた感じなんですか?
最初は本当にひどくて、やっぱりコンビニストアの店長、スーパーバイザーとかエリアマネージャーやってた経験があったんで、
アルバイト生を使ってたんで、絶対うまくいくと実は自信があったんですけど、正直うまくいかなくて、
その16人に対して、こうやっちゃいけないとか、こういう話し方しなさいとか、いろんな指導をするんですけども、
めちゃめちゃ嫌がられまして、このおじさん何言ってんの?みたいな感じで近づくとですね、
スーッといなくなっちゃうんですよね。結構ショックだったんですけど、
初めの2年間ぐらいは試行錯誤でしたね。指導はするんだけど、
例えば机に寄りかかっちゃって、見てないところ、お客様来てないところは寄りかかっちゃってたり、
ちょっと喋っちゃってたり、すごくそういうところではあんまり良くなかったなっていうのがありました。
で、契機があったのが、2年目の終わり、ちょうどですね、オープンキャンパスの終わりがだいたい秋から冬にかけて終わるんですけども、
2年間頑張ってくれた学生がいて、その学生が一言言ったんですよね。
このチームトイタンの活動は人の人生に関わる、すごくやりがいのある仕事でした、みたいな。
僕ね、びっくりして、こんなことを言う子がいるんだ、みたいな。
うちの本当に30%しか定員に埋まってないような時期に、そんな子じゃなかったんですけど、そういうことを言ったとき、僕は結構感動もしましたし、
自分がこの学校を受けるときの志望動機だったりしたので、人の人生に関わる仕事をしたいです、みたいなことを伝えたんで、
この子たちって、学校の広報の仕事をする中で、そういうとこまで消化できるのか、みたいな。そこには衝撃を受けたんです。
そこで、この人の人生に関わる重要な仕事であるという重さをですね、いかに広報スタッフにちゃんと伝えることが、
腑に落ちさせるかっていうのが、僕がそこからやったことでして、それが毎回毎回、人の人生って重いよね、と。
それを変えちゃうのがあなたたちの仕事なんだよ。だから一生懸命頑張らなきゃいけないんだよ、みたいな話をすると、
学生が、新しい広報スタッフがどんどん良くなってきて、意識が変わって、動きが変わってっていうのを繰り返して、
本当に4年目では、広報スタッフになりたくて入ってくる学生がたくさん入ってきて、
最大で250名ぐらい志願者が広報スタッフになりたくて入ってくる。
すごい。
そうなんですよ。すごいことになりました。
現代の学生に響くメッセージ:人のために何かをすること
すごいな。でも、なんとなくそういう熱いメッセージって、今の若者に響かないのかなとも思ってたんですけど、そんなことないんですね。
今の学生は確かに、熱いメッセージも響かないの事実です。
でも、人のために何かやりたいっていうのは、ものすごく今の学生って響くんですね。
この広報スタッフの仕事って、モチベーションがものすごく上がるんですけども、
例えば、オープンキャンパスで先輩として関わるじゃないですか。
高校3年生に対していろんなことをお伝えすると、高校生から誰々先輩ありがとうってまず言われるわけですよ、毎回。
そして、ある学生にとっては、一生懸命応援してあげることによって、高校生から誰々先輩がいるから、私この学校決めましたとか言われちゃうわけですよ。
それは何よりもですね、たまらないモチベーションアップに上がるので。
今の子は確かに熱いメッセージというよりは、誰かのために何かをするっていうところに対しての熱さっていうのはすごくあることを感じましたね。
確かに20歳ぐらいで人の人生変えることって普通なかなかないですもんね。
ないですよね。絶対にないですよね。
ないですよね。
その貴重さをどう伝えるかってことが、やっぱりこの候補スタッフを育てる上でのキーワードに今もなってるんで。
面白い。なるほどな。
産学連携の始まりと「知功楽」の教育理念
なんかその豊田女子短期大学の特徴って、一つがそういった豊田みたいな活動と、あと三学連携みたいなところもすごくやられてるなというふうに思ったんですけど。
ありがとうございます。
それはいつから、最初からやられてるんですか?
いやいや、そんなことなくて、僕が入ってから3年目ぐらいからですね、その当時ファッションとかビューティーを教える、今もあるんですけども学科がありまして、その学科の新しい挑戦をしたいというか、
でもその時に何かキーワードがないといけないなと思って、キーワードを探してる時に、やはりうちって学校のキーワードというか、教育目標が知功楽って言って、論語の知功楽の知は知るって字で、功は好きで楽は楽しいんですけども、
知ることはこれを好むことにしかず、これを好むことはこれを楽しむことにしかずっていうその一節から通ってるんですけども。
楽しんでなんぼだってところがあったので、学生の教育でも楽しいことなんかできないかなって考えちゃった時に、当時すごく流行っていた東京ガールズコレクションという大きなファッションエンターテイメントイベントがありまして、
これをですね、ちょっと学内に取り入れてみようということで、オープンキャンパスとか授業の中に取り入れたっていうのがスタートですね。
企業との連携プロジェクトとリアルビジネス体験
なるほど、そこからどんどんいろんな企業と、今何社ぐらいと取り組みされてるんですか?
はい、今35社と毎年取り組みをさせていただいています。
すごいですね、それだけの企業といろいろと。だからその授業の一環みたいな感じで企業と一緒に商品開発したりとかされるんですよね?
そうですそうです。企業とも商品開発もしますし、あとリアルに物を売ったりサービスをしたりというリアルビジネス体験までやってる感じですね。
なるほど。最近の一番面白い三角連携企画だとどういうのがあるんですか?
ありがとうございます。一番面白いのがですね、これは向こうの方から相談を受けて豪華客船、クルーズ船ってありますよね、豪華クルーズ船。
豪華クルーズ船での学生プロジェクト:外国人観光客誘致
大きい船で。
大体3000人ぐらい船乗るんですけども、それの日本一周プラス韓国のトリップにですね、クルーズにですね、学生が乗り込みまして。
課題としては、外国人の方が非常に今、やっぱり優雅に乗られるケースが多くて、なかなかですね、寄港地に降りないんですよね。
いろんなところに横浜、例えば長崎とか青森行くんですけども、降りない。
それをどう提発したときに降ろすか。降ろすと観光としてすごく収入が得ることができるので、それを何とかしたいというふうに旅行会社の方から相談を受けて、
あっ、だったらやりましょうと。うちの学生を使って、若い学生がどういう感性で寄港地に乗っている方を降ろすか、それを企画を考えてやりましょうということで。
今ちょうどスタートしてまして、約10名の学生が、特に今回長崎とか青森とか富山とか函館とか行くんですけども、青森のネブタ祭りっていうのがありまして、
ネブタ祭りに何とか船に乗っている外国人の方を降りていただこうと、参加していただこうということで、ネブタの歴史から、あとはラッセーラーっていう踊りもあるんですけれども、
あれの踊りから、あとはお洋服から、それを、うちはファッションを学ぶ学校でもあるので、それを作って、中で踊りを練習して、
そして一緒に踊りましょうということで、寄港地で大勢の外国の方を連れ出そうという計画を立てて、今学生が頑張って企画中でございます。
外部のビジネスパーソンを巻き込んだ教育実践
へー、絶対楽しいですね、その授業。
楽しいですよね。
ほんと楽しいですよ、ほんと楽しい。
この単なる本当に授業でやるだけじゃなくて、そこにうちの場合はちょっと変わっていて、僕はこの人最高っていうビジネスパーソンを巻き込んでるんですね。
だから企業も巻き込むけど、それを教えるのも、外部の企業のビジネスパーソンとして最高な方と一緒にやって、学生とコラボしながらそれをやっていくので、
だからそういう意味でも単純な授業というよりは、先人の先生ももちろん一部やるんですけども、外部の方の力も借りながら、社会の力も借りながら、この企業連携っていうのを35までやってるような形ですね。
すごい、そっか、だから結構三学連携とかで学生がアイデア考えましたっていうのは、ただ単に学生がアイデア考えただけで、キャンペーン的に学生がアイデア考えたからいいですよねっていうのも多いんですけど、そうじゃなくて本当にちゃんと外部の知見のある人が入って、しっかりものになるものを作るっていうところまでやられてるってことですね。
マーケティング戦略の転換:デジタルマーケティングへのシフト
そうなんです。ぜひ来年は宮本さんと一緒にやりたいと。ここでオファーをさせていただこうかなという感じです。
ぜひぜひ。素晴らしい、面白い。でもそういったトイタンだったりとか、三学連携だったりとか、大学の取り組み自体いろいろと変えていっても、それをマーケティングで高校3年生に伝えていかないと入学者を増やすってことは繋がらないと思うんですけど、どうやって伝えていくみたいなところをどう変えられたんですか。
そうですね。これまでは、やっぱり先ほども伝えましたけど、オープンキャンパスにいかに来させるかっていうところが一つキーワードになるんですね。なぜかというと、ちょっと数字的なことを言うと、本学の場合はオープンキャンパスに来校すると、50%強が入学するんですね。出願者になるんですね。
だからいかにオープンキャンパスまで来させるかっていうのが大事だったんですけども、そうすると新規にどう当たるかっていうと、実は本学の問題でもあったんですけども、これまでリクルートさんとかマイナミさんの進学媒体にお金を出して出向させていただいて、そこから高校生もしくは受験生の情報を得て、
それに対して高校生のデータに紙のDMを、ちょっとダイレクトメールを送ってですね、そしてオープンキャンパスやってますよ、いついつですよ、来てくださいって送って来校するっていうのがこれまで主流だったんです。
でもこれだけもうデジタルの世界になった中で、このままで紙の媒体でやっていくっていうのが非効率、プラス通信料もものすごくかかったので、何か変えたいというときに考えたのがWebのデジタルマーケティングのところだったんですね。
当時は全体の予算の中の5%ぐらいしかかけてなくて、でもこれ変えなきゃいけない、でも我々に僕も含めてデジタルマーケティングとかWebマーケティングとかやったことないっていうのがやっぱりすごく問題でしたね。
ここを変えるっていうのが一つのキーワードですね。
そうですよね、普通大学の広報PRみたいなのって高校3年生向けだから、リクルートとか進学情報とか、そういう既存の紙媒体的なやつがメインで、デジタルマーケティングみたいなのができるようになったら本当に高校生とかがInstagramとかSNSを見るようになった、今この10年ですよね、きっと。
そうですね、この10年ですね。
特にうちの学校はまだまだ遅れていたので、もう紙でやるっていうのがすごく主流だったんですね。
なるほど、なるほど。
そんな中で1年半ぐらい前にお声掛けをいただいて、一緒にお仕事、エールコネクトとさせていただくことになったんですけど。
エールコネクトとの協業:伴走型マーケティング支援
ありがとうございます。
ありがとうございます。
なぜ一緒にやっていただいたのかなっていうところをちょっと聞いてみたいです。
そうですね、これまでやっぱりデジタルマーケティングのウェイトを増やさなければいけないっていう使命はあったんですね。
1年半前、でもやはりこれまで一応5%やってたんですね、デジタルマーケティングの会社に。
その仲介をしていて、会社さんっていうのはリツイートとかインプレッションはこのくらいありますよとかですね、
数値は伝えてくれて、見られてますよとか安心はするんですけども、本当に効果があるのかなみたいな、本当に半信半疑で。
やはり我々もですね、もっと知識を高めなきゃいけないし、もっと本質的にデジタルマーケティングのことを知ることが本当に必要だと思ってたんですね。
たまたま知人の紹介から宮本さんに会って、めちゃめちゃそういうことかみたいな話の中で、
単なるコンサルで上から話をするだけじゃなくて、何か一緒に考えますよとか、一緒にやりますよって言ってくれたことが僕実はすごく嬉しくて、
伴奏してくれる方なんだと思って、それでちょっとお願いしたところがありますね。
嬉しいですね。まさに僕自身、名前としては外付けマーケティングプレイングマネージャーみたいな形で、
外中だけど社内のマーケティングプレイングマネージャーみたいな。
プレイングが入ってるのは大事で、ただ単に指示するだけじゃなくて、ガッツリ中入るんですみたいな。
オープンキャンパスも参加させていただいて、どんな学生がいるのかなみたいなのを見るし、
そこすごく大事にしているし、そういう関わりが一番楽しいなと思ってて。
現場主義と全体最適化を目指すマーケティング
もともと支援会社にもいたので、単純に広告だけやって、さっきのインプレッションみたいなこともできるんですけど、
でもそれって、僕はDNAにもいたことがあるので、それだけやっても結局授業伸びてないと意味がないっていうこともわかったので、
そこまでやりたいなと思ってやっていて、そこがちゃんと一緒にやっているカナエさんに伝わっていてよかったなと今聞きながら思いました。
ありがとうございます。本当に我々素人と一緒に伴奏してくれながら、
動線設計から広告運用からPRまで、全体のマーケティングの施策まで一緒に手を動かしてやってくれるって仲間ってなかなかいないので、本当にありがたかったですね。
いやーよかったです。そういうのって、やっぱり全体から入らないとできないなと思ってて、
なんでちゃんとその学生だったりオープンキャンパス参加してっていうのは、そこ現場を見てからじゃないと、
例えば広告でよくあるのって、素材をお客さんからもらってそれを広告運用するっていうことをよくやるんですけど、
その素材が間違ってる可能性全然あるじゃないですか。もっと魅力ここにあるのに。
でも大体広告だけやるときは素材をもらってそれをちょっといい感じにデザインして出稿するみたいなことが多いので、
それだと魅力伝えきれないのになーみたいな感じとか思って、結構全体をやるっていうことを僕は好きなんでやってるっていう感じがあります。
多分貴重だと思いますね。全体をやっていてここが足りませんよっていうのをやっぱり言ってくれたので、
うちの担当者もものすごく勉強になったし、何をどこまでいつどうやればいいのかっていうところまで集中で結構細かくやってたじゃないですか。
あれはすごく助かったのと、あとは少しずつ実装できるようになったっていうのは、やっぱりどのぐらいですか。
8年ぐらい経ってからぐらいですかね。かなり実装できるようになったかなとは思います。
それもありがたかったですね。
「語り手起点マーケティング」と持続可能な組織力向上
ありがとうございます。まさにそこも僕がやりたいことで、実装できるようになるってことは、
エールコネクトの経営上はもらえるお金が減るので、よくないってよくないんですけど、
でもそんなことやっててもしょうがないなと思っていて、僕たちの会社のリソースも限られているので、
どっちかっていうと、やっていく中でその会社の人がより成長していって、自分たちでできるようになるっていうのが一番いいことだと思うんですよね。
まさに僕のやってるマーケティングを語り手起点マーケティングというふうに最近呼んでいて、
つまり語り手が起点となってそれをコミュニケーションで伝えていく。
トイタも一人の語り手だと思うんですよね。大学の良さを伝える語り手だし、スタッフの皆さんも語り手で、
僕はトイタの皆さんすごくいいなと思うのは、一人一人の学生とちゃんと喋ってるじゃないですか。エピソード持ってますよね。
持ってる持ってる。
そこね、ほんと素晴らしいなと思ってて、それを伝えるのは僕らより皆さんの方が絶対ネタを持ってるので、
伝え方さえちゃんとお渡しすれば伝えられるはず。
なので僕が全部皆さんからネタを集めて僕が伝えるより、伝え方を僕が渡して皆さんが伝えた方が絶対いい伝え方ができると思うので、
なので最終的にそういう形で持続できるということを目指してやっていて、まさにトイタさんとかはそれに近づいてきているので、そこはすごくいいなと思ってます。
顕著な成果:来校者数前年比160%増の達成
ありがとうございます。何しろそのおかげでして、本学正直少子化でどの学校も悲惨な状況の中でですね、来校時数が今ここ3年生前年比160%なので、ありがとうございます。
すごい。
ありがとうございます。これ事実でございます。
すごいですね。
多分ないでしょうね、全国でも。
ないですよね。
ないと思うんですね。
他のマーケティングでもないと思います。前年比160%増とか本当スタートアップの伸び方なので、普通の既存の昔からある産業で160%増とかはちょっとマーケティング対象ものだと思いますね。
しかもほら、うち集まってなくて160%だったらあると思うんだけど、集まっててさらに160%だから、本当にありがたいですね。
素晴らしい。
未来への挑戦:スマートカスタムメイドカレッジ(スマカレ)構想
ありがとうございます。
いえいえ、ありがとうございます。
そんな中で、これからの挑戦みたいな感じで、結構これまでいろいろと積み上げられてきたと思うんですけど、今後さらにどんなことに挑戦していきたいとかっていうのはあるんですか。
そうですね。
豊田女子短期大学、新たな学びに挑戦しようと思ってます。
もっとですね、学生っていうのはわがままでいいかなと思っていて、やりたいことを本当にとことんやる学校にしたいなというふうに思っています。
はい。
将来、私はですね、卒業生が自分らしくワクワク働いている姿っていうのを想像していて、だから学生時代に自分を知ることっていうのがすごく大事なこと。
そして自分の好きなこととか得意なことを知って、そして伸ばしてあげて社会に出てほしいなと思ってます。
だから来年からですね、学び方、2027年4月からですね、名前をスマートカスタムメイドカレッジって言うんですけども、略してスマカレって言うんですけどね。
要はスマートに2年間は、短大ってどうしても4台のちっちゃいバージョンみたいな見えるんですけど、そうじゃなくて、2年間っていうのはスマートに効率よく学べるんだよっていうことと、
カスタムメイドっていうのは、実はその平日の5日間を3日と2日に分けまして、3日は対面授業プラスオンリマンドでやっていきながら専門的なことをリベラルアーツをしっかりと学んでいただいて、
残りの平日5日間のうちの2日間は自分の好きなことをとことんやれる時間にしたんですね。
で、この2日間っていうのは学校が用意する圧倒的な、さっき言いました三学連携をたっぷりやってもいいんですよ。
または本学、短期大学なんですけど、3年次編入で海外大学に編入学を結構できるようになってまして、今も韓国に行ったりする学生がいたり、
あとこれからはベトナムに行ったりする、有名大学に行ったりすることもあるんですけど、そこの勉強をするのでもよし。
そしてもちろん本学が提供しない、例えば芸能活動をしてる子も結構いるので、
芸能活動をその2日間たっぷりやってもいいし、スポーツとかダンスをやってもいいっていう、そういうちょっと本当に自分でカスタマイズできるような、
オーダーメイドまでいかないですけど、カスタマイズできるような教育っていうのをやっていくっていうのが一つ大切だと思ってます。
この2年間で自分らしく生きるための土台作りっていうのが我々がやらなきゃいけないことで、
本当にぜひ、もしお時間あればホームページでスマートカスタムメイドカレッジの案内も出てるので見ていただければ嬉しいなと思います。
だからこれは日本の短大にこれまでなかった仕組みってことですよね。
そうですね。短大だと初だと思いますね。
すごいですよね。当然大学でもないですよね、こんな感じ。
大学は一部やってるんですけども、3日の授業ですみたいなことでやっていて、うちみたいに3日で授業をやって、2日間でいろんな体験ができるみたいなところは少ないと思うんですね。
そうか、そうですよね。だからある意味、といった女子大学だからこそ提供できる部分もありますよね、その2日間の体験。
おっしゃるとおりですね。やっぱりこれまでやってきた準備が、この2日間って今まではどうしても午後の2時間とか3時間しかできなかったことを、逆に言うと朝から晩まで2日間はやれるわけなんで、
めちゃくちゃいろんなことができるというふうに我々は思っていて、やっぱり社会経験と実践っていうのは、やっぱり今の子にとってはすごく大切なんじゃないかなと思ってますね。
「1年本気で仕事をする」ことによる衝動と偏愛の獲得
なるほど、面白い。ありがとうございます。
じゃあちょっと最後にリスナー、結構マーケターとかビジネスパーソンを聞いているんですけど、
僕も聞いてて、カナエさんとは長い間仕事をしてるけど、どんなエピソードだったのかをちゃんと聞いたのは初めてだったんで、転職のところからすごい面白いなと思ったんですけど。
ありがとうございます。
でもやっぱそういう思いを持って仕事するって、やりたいけどできない?そういう偏愛とか衝動っていいなーって多分聞いてる人思ったと思うんですけど、
そう思っている人にカナエさんからアドバイスを一言いただければと思ってます。
ありがとうございます。
そうですよね、本当に僕はおかげさまで自分のやりたいこととか衝動を持って仕事ができてるかなっていうふうに本当にありがたいなと思ってます。
で、なんかそれを聞いた時に僕も、どうなんだろう、衝動を持って仕事をしたいと思っている人っていうのは、衝動を今持ててないけれどどうすればいいのかっていうところに迷っている方もいらっしゃると思うんで、
55歳になった僕から若い方にもしアドバイスできるとすると、意外と衝動を仕事で持つっていうのは意外と僕は簡単だと思っていて、
僕がやった経験からすると、33歳くらいの時なんですけど、1年間本気で自分の限界まで頭を使って仕事をしたんですね。
それは1年で僕はいいと思っていて、もうこれから2年も3年も永久に死ぬほど頑張れなんて僕も言いつもりはなくて、
1年間自分の人生が変わるぐらいな仕事人生が決まると思って1年やっていただけると、人が変わったように仕事に熱中するんですね。
そうするとそれを見て、3ヶ月くらいそれをやっていると周りの人が気になりだします。
そして、さらに3ヶ月くらい経つと会社で話題になってきます。
さらに3ヶ月経つと、だいたいそういう話が社長に届いて、あいつなんかすげーぞみたいな話になってくるんですね。
そうするといろんな周りの方が認めてくれて、あいつ頑張ってるからちょっと予算もつけてやろうよとか。
やりたいことがだんだんだんだん出来上がってくるんですよ。
そうするとあと3ヶ月経つと、ちょうど1年なんですけど、結果が出始めるんですよ。
そうするとめちゃめちゃ評価されるから、本当にこの後仕事人生が楽しくなってきて。
ここからが大事で、そこでだいたい成果が出て、そこで辞めちゃうんじゃなくて、そこから組織作りに入っていただきたいんですけど。
あんまりそこまでは得意じゃないこととか好きじゃないことも仕事してたと思うんです。
だけどその後は好きな、割と予算とかやっていいよって言われるようになるんで。
そこで僕は環境を作って、僕事務仕事苦手なんですけど、そこは得意な人を組織に入れたりですね。
そういうことをして自分の得意な、僕はアイデアを出すことが得意なんですけど、そこに集中できるようにして。
そうするともっと成果が出始めて、感覚的に言うと言葉で言うとムクムクって感じなんですけど。
自分と仕事が一体化してくるんですよね。
宮本さんとかもう社長だから一体化してると思うんですけども、サラリーマンでもそういう感覚が出てきまして。
そういう状況が、僕は実は衝動的に仕事をしてる状態、変愛とか衝動の状態なんじゃないかなと。
要は一体化すること。そういうことが僕大事なんだなと思ってるので。
もし可能であれば1年でいいから、本気でやってもらえるといいかなってことをお勧めしてます。
面白い。この1年本気でやる仕事、何にするかは目の前の仕事でいいんですか?
今の目の前の仕事じゃなきゃダメです、逆に言うと。
そうなんですね。
絶対ダメです。
それを探しにいく時間の無駄をやるよりは、今1年間やるだけでめっちゃ変わるので。
特にサラリーマンの方は絶対ですね。
なるほど。
部下にも何人かそういうふうに言ってきて、変わった部下たちを知ってるので、2人ぐらいは大成果を収めていますので、大丈夫だと思います。
うちの学生も結構そういうふうなイメージを持って、三学連携とかスマートカスタムメイト、スマカレとか作ってやったつもりでいるので、
多分これは全体的にいけるんじゃないかなと僕は思ってますね。
なるほど。でも逆に言うと、1年本気を出すってことをやってない人がたくさんいるってことですよね。
そうなんです。僕からするとほとんどの人は1年やってないんじゃないかなというふうに思ってますね。
なるほど。でも1年でいいですよね、本気を出すってのは。ずっとはしんどいけど。
いやいや、ずっとはしんどいし、1年だけでいいです。僕はまず1年やってみてくださいと思ってますね。
多分それをやらないで仕事人生終わっちゃう人も結構いるんじゃないかなと思ってて。
そうですよね。
やっぱり偏愛とか衝動を持って仕事をするってところまで行くには、やっぱり一生のうち1年くらいはちょっとやってみればって言いたいですね。
素晴らしいお言葉ありがとうございます。
教育の本質は「愛」であり、それが伝わることの重要性
ありがとうございます。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
X、Q、ツイッターのハッシュタグ、マーケティングアドバイス、まやなかラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。誰でも特命で気軽に参加できます。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターのまやなかラジオもそろそろ締めのお時間となります。
金井さん今日はインタビューありがとうございました。
どうもありがとうございました。楽しかったです。
いやいやいや、すごい。ちょっと目頭が熱くなるところが何回かありました。
ありがとうございます。
今日の言葉含め、やっぱ教育に関わってるからかな。なんか人に対する思いが熱いなぁと思いましたね。
教育はですね、本当に臭いこと言うと、やっぱ基本は愛なんですよね。
そうなんですよ。そういう人じゃないとやっちゃいけないと僕は思ってて。
そうなんですよ。意外とダサいですけど、結局はそこかなと思ってますね。
すごい。でも僕これまで大学卒業とかいろいろ先生とかあったけど、愛感じたことあんまなかったけどな。
僕の感度が悪いのかな。
いやいやいや。
そうですね。多分思ってると思うんですよ。心の深いところでは絶対思ってるんですけど、
多分といった女子探偵大学は表現できてる。
だからその愛が学生に伝わっていて、そのいい例が大学って女子探偵いるんです。
大体うちの学校でも20人ぐらいいるんですけども、職員をやってる卒業生もたくさんいますし、
広報スタッフチームといたので、大体5年ぐらいは外で修行してこいって言って、
愛が伝わってまた帰ってきてくれて、自分も何かそういうことを在学生にしてあげたいと思ってきてくれてるので、
愛はうまく伝わってるのかなというふうには思いますね。
すごいな。試作だけ見るとトイタンやってますとか三角連携やってますとか、
スマカレ誕生の背景:学生の退学を防ぐための想い
面白い取り組みやってるなっていうのはいろいろと思ってて、
大学のホームページ見てもすごく縦型動画が並んでたりとか、
すごい新しい感じで今っぽいなと思ってたけど、
でも今日話を聞いてその裏にすごい魂があるというか、
ちゃんと思いを持ってやってるっていうのがより分かったのがすごい今日良かったなと思いましたね。
ありがとうございます。
ここからでも本当に教育って変わっていかなきゃいけないと思うんで、
本当に財務省さんからもかなり私立大学を減らした方がいいとかね、そんな話も出てるので、
非常に厳しいとかいうか難しい世界になると思うんですけども、
でも僕はやはり本当に必要なもの、その世の中に必要なものっていうのは僕はなくならないと思ってるので、
そういう学校に一つでもそれが増えるようにこれからもこの学校単体ではあるんですけども、
今関東で1位ですけども早く日本で一番志願者が集まる学校にして、
少しでも短期大学だけどこういうことができるよみたいな学校として位置づけて残っていければいいなというふうに思ってます。
素晴らしい。
あともう一個、スマカレの時もこのスマカレ作る時に、
スマカレがなかったから大学辞めちゃった学生の話があったじゃないですか。
懐かしい、そうですね。
これ13周の壁っていうふうに僕らの中でストーリーがあって、
ストーリーというか事実なんですけど、実話があって、
高校時代オープンキャンパスに僕も出ていて、その学生すごくいい学生だったんですね。
通信性高校出身で、私人生変えたいんですみたいな、
あんまり通信性高校でも今は結構通う子もいるんですけど、その子はあんまり年に4回ぐらいしか通ってなかったのかな。
あとは通信教育でやってた子だったんですけど、でも人生変えたいってすごくいい子のうちに入ってくれて、
さっき言いました広報スタッフチームトイタンにも受かって、そして頑張って広報スタッフもやって、
あと三学連携も2つぐらいやって、授業も朝からちゃんと来て、みたいな子がいて、
ちょうどですね、学校15週で単位になって、14週目にテストをうちやるんですけども、
13週目でパタッと来なくなりまして、どうしたのかなとすごく心配していて、
先生も連絡取ったんです、なかなか連絡つかなくて。
で、14週のテストも終わってしまって、前期落としちゃったと思ったんですけど、
その子がようやっと夏休みぐらいかな、ちゃんと連絡が取れて、聞いたら疲れましたって言ったんですよね。
頑張りすぎちゃいましたって言ったんですよね。
僕すごくショックで、こんなに一生懸命やって、もちろんいろんなことを挑戦することを我々も煽っているので、
それがちょっとプレッシャーに感じたところもあると思うんですけども、
でもいつかじゃなくて、これが例えば3日っていうのがあれば救えたんじゃないかなとか、
このスマカレのもともとを作った一つの大きな要因は、その学生の一言からが、今でも退学しちゃったんですけど、
残ってての発案ですね。
そういうエピソードちゃんと一個一個あって作られて、一人一人をちゃんと助けようとしているっていうか、そこあるのすごいなと思ったし、
マーケティングにおける「愛」と「思い」の伝達
あとはもう金井さんって学長補佐で、ある意味どんどん実績も残されて偉くなっていって、
偉くなると現場を見ない方がすごく多いと思うんですけど、金井さんそうじゃなくて、
ずっと現場とか学生との交流を続けられているところがすごいなと思ったんですけど、そこは思いがあるというか。
金井さんいいこと聞いてくれたなと思うんですけど、僕コンビニ業界じゃないですか。
コンビニ業界といえばですね、僕の世代は鈴木敏文なわけですよ。
セブンイレブンの会長、この前亡くなられてちょうどですね。
鈴木会長がずっと言われてたのは、彼は毎日セブンイレブンに行くんですね。
見て回るんです。そして指示を出すんです。
現場を見ないで経営方針なんか作れないって言われてるんですね。
僕はそれを昔からずっとコンビニ業界で生きてきたんで、現場を知らないで経営方針作るなんてありえないと思っていて、
それで今もできる限りオープンキャンパスも出てますし、学生とも接点を持つようにして、
自分で肌で感じながら経営戦略を作ってるっていう形になりますんで、
それは鈴木敏文さんのおかげっていう感じかもしれません。
なるほど。マーケティング的にはやっぱ現場がすごく大事だなと思ってるので、
それを一緒にやるお客さん自身が感じてくれてないと、僕らも現場に行けないので、
そういう人と一緒に仕事をできるのは最高だなというふうに思ってます。
ありがとうございます。
いいですね、金井さん。
多分ね、やろうと思ったら何時間でも喋り続けられるネタがある方ですごい面白いし、
すごいリスナーの方に役に立つ話を聞けたと思います。
なったかな、ITの先進的な方が最後は愛ですみたいな、ちょっとガッセーなと思いながら話しながら。
でも教育はしょうがないんだよね、本当は。
マーケティングも僕最後は愛、思いだと思ってるんですよね。
それがやっぱり最後伝わる、買うのは人なので、AIが買ってるわけじゃないので、
それが上手く最後伝わるかどうかっていうところだし、
僕自身の仕事もそれをどう伝えるのかみたいな感じで、
製品スペック伝えるだけだと別にマーケティングはいらないので、
ただ単にこの製品スペックでいくらですって言うだけなので、
でも思いって伝えづらいじゃないですか、さっきの愛みたいなところも、
僕自身が学生の頃あんまり感じれてなかったように、
結構持ってるけど伝わりづらいやつをどう伝えるのかっていうのが、
まさに僕がやりたいマーケティングなので、
金井さんと一緒にお仕事できて楽しいことを改めて思いました。
ありがとうございます、本当に。
エンディング:感謝と今後の展望
ということで、今日のゲストは金井さんでした。ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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