2025-12-13 56:31

第152回:新しい市場を作り、マーケットリーダーになるには?タイミー、ベースフード、推し活収納家具

今回は、ニッチなサービスから新しい市場を作り、マーケットリーダーになるにはどうしたらいいのか?3つの事例から話しました


■今回参考にした記事

タイミー、コロナ禍乗り越え登録者1000万人突破 3割弱が社会人

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00782/00010

8日で完売LOWYAの推し活収納家具 ECとSNSで緻密なジャーニー設計

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00782/00012/

ベースフードCMOが明かす市場開拓の肝 細やかなターゲティング

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00782/00002


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サマリー

このエピソードでは、タイミーやベースフード、推し活収納家具などの新しい市場を創出し、マーケットリーダーになるための秘訣を探ります。特に、ニッチな市場をターゲットにした成功事例が分析され、その展開方法が考察されています。タイミーはアルバイトの効率を高め、従来の面接や履歴書を不要にする革新的なプラットフォームです。また、ベースフードは忙しい人々の栄養ニーズを満たすために開発された完全栄養食を提供し、急速に市場での地位を確立しています。このエピソードでは、ベースフードやタイミーの市場戦略、新しい収納家具のアイデアが紹介されています。特に、ベースフードの完全栄養食としての進化やオタク文化を反映した推し活収納家具について深く掘り下げています。新しい市場を形成してマーケットリーダーになるための戦略が、タイミーやベースフードの事例を通じて探究されています。また、推し活収納家具のユニークな魅力も紹介されています。

00:03
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケティング間でふりかけていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で、市場を模索する皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路島でコピーライターをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
マーケットリーダーの条件
今日のテーマは、新しい市場をつくり、マーケットリーダーになるには、タイミーベースフード、おしかつ収納家具です。
このテーマを取り上げた理由は何でしょうか。
はい。2025年も、もうそろそろ年末終わりを迎え始めて、この間、流行語大賞が発表されましたね。
うん。
大賞を取ったのは、高市首相の、「働いて働いて働いて働いてまいります。」でした。
去年の流行語大賞的に言うと、果てって感じがしますね。
でも、流行語大賞って賛否両論あるじゃないですか。
たぶんラジオでも話したことあるけど、「なんでこれなん?」みたいな話をしてた気がするけど、
今年のやつは、確かに結構流行になったかなって気はしたんだけどな。
インパクトがあったのと、年末にあったのと、だけど、流行語ってそもそも何?
やっぱり人々の口の葉に昇るってことだと思うんだよね。
そういう意味で言うと、「働いて働いて働いてなんて誰も言ってねえよ。」みたいなことはある。
やったら、「はて」とかの方がいいと思う。
ジュジェとか、「はて」とかの方が圧倒的に流行語だと思うけどね。
確かに。
「は」って感じがしたよ、今年も。
なるほどね。
毎年思うけどね。全然、「は」って感じがするよね。
そうか。
うん。
そういう意味では、みんなの口の葉に昇った言葉とかはなかったよね。
今年はなかったんじゃない?あんまり。
えほえほとかはね、SNSでのミームにはなってたけど。
前半確かにえほえほよく見かけたよね。
見かけた見かけた。
特に面白くもないけどね。
そうね、確かに。
まあまあまあ、それで働いて働いてっていうところで、
じゃあ、働くといえばタイミーとか新しいサービスだったなとか思い出してですね。
タイミーって、スキマバイトとかって流行語大賞になったことあるのかなと思って調べたらなかったんですけど、
一応モデルプレスの2024年の流行語大賞でタイミーさんっていうのがなってたらしいです。
タイミーじゃなくてタイミーさんなの?
さんさん。タイミーを使っている人のこと。
確かドラマみたいなのを作ってた気がしてて、タイミーを使っている人を扱った?
なんかそれでなってたらしくて。
そして、タイミーみたいなスキマバイトって昔なかったけど、
ここ数年で結構普通になったな。
市場ができたなというふうに思ったので、
このニッチなターゲットで市場を作って拡大したサービスってどういう形でそれを作ったんだろうということをちょっと疑問に思って、
今回タイミーとベースフード。
あとは、これはこれから拡大途中なんですが、
成功事例の分析
ろうやという家具のECの会社のお仕活収の家具を取り上げて、
どのようにサービスを大きくしていくのかっていうのを一緒に考えたいなと思ってます。
本編先に収録しましたが、
じんもさん的に今回の内容どのあたりが明日使える企画のネタになりそうですか?
そうですね。市場にまず入っていくみたいなところですよね。
そこから仮説をまずぶつけるわけじゃないですか。
世の中にね。
そこからどうするのみたいなものが、
3つの事例を通して具体的に思いがけるみたいな、
そういうところが良かったのかなと思いますね。
あとはベースフードでいくと、
ほとんどあれだよね。
事前にジャックオーチャーしてないよね。
商品開発してから半年後には1回出してるじゃんみたいな話が。
ベースフードでいくと、
食べ物の味とかも含めてコンセプトがまず決まりました。
ベースフードみたいな。
じゃあ1回出してみようと。
そこから15回か20回か忘れたけど、
めちゃくちゃやってるじゃん。
味を変えるというね。
普通はやらない食品においては珍しい味の変更っていうのを結構繰り返してますね。
だから本来は発売前にやるプロセスだと思うんだけど、
それを一旦出してやるみたいなのは非常にデジタルチックなアジャイルなやり方だと思うんで、
こういうことが今はそうかと。
ものづくりとかメーカー的なところでもそうなってんだなみたいなところを
コンビニスですね。確信できた。
なるほどなるほど。
そうですよね。
なかなか昔はそういう商品開発なかったし、
とてもスタートアップっぽいマーケットの作り方っていうか商品開発とか、
たぶん例えばタイミーによるとリクルートとかが同じサービス作ったら、
タイミーみたいな渋谷区に特化してとかじゃなくて、
代々的にやったりすると思うんですよね。
それだけの試算力もあるだろうし、
例えばいきなりテレビCMをするとかそういうアプローチをすると思うんですけど、
でもスタートアップだからこそそうではなく、
ある特定のところで盛り上げてそれを大きくするっていう、
大企業に勝つ勝ち方をしているなと思って、
やっぱこの辺大企業と同じやり方をしてはいけなくて、
スタートアップにはスタートアップの戦い方があるだろうなっていうのはすごく思いましたね。
確かあれだよね、タイミーのスキマバイトってリクルートが一回参入後にしようとして、
最近撤退したっていうニュースが出てましたよね。
だから最強だよね。
こういうベンチャー的なのってやっぱりいつリクルートが来るかみたいな、
リクルート来たら終わりだからみたいなことでハラハラしてることが多いと思うんだけども、
それを乗り越えたらもう大丈夫だよね。
ですね。
特定エリアの中で、当然全国ではリクルートに絶対勝てないけれども、
一番最初に取り組んだ渋谷の飲食店だったりとかそういうところでは、
リクルートよりタイミーの方が便利でしょっていう状態を作ってたと思うんですよね。
なので、他リクルートが来た時にもそこの部分で勝って、一部で勝っているから、
それを少しずつ広げていって全体で勝つって形にして、
巨人のリクルートが入ろうとしても入りきれなかったっていうのはすごいよね。
勝ち切った感じ。
勝てると思ったから入ったんだろうけどね。勝ち切れないっていう。不思議っちゃ不思議だよね。
資金力も人材も絶対豊富にいるはずで、
だいたいそういうところに資金力で入り込んで勝ち抜くみたいなことをだいたいやる。
市場を拡大する戦略
メルカリとかもね、もともとああいうスマホの売り替えするみたいなのは他にサービスがあったけれども、
後から入ってテレビCMでひっくり返して、で一番になってとかやってますよね。
そこで負けない状態を作ったのもすごいなと。
資本力に負けないっていうのは不思議だね。
唯一無二の何かしらがあるんだろうね。
仕組みなのか、ブランドなのか、人材なのか、全然わからないけど。
でもやっぱ仕組みとブランドだと思いますけどね。
ある特定のところで、その資金をかけてもひっくり返せない何かを作っているっていうのがきっとあるからこそ勝ち抜けたんだろうなと思いますね。
別にね、ブランドとかも高級感とかだけだったら、お金さえあれば全然作れるじゃないですか、そういう高級感とかイメージを作るのは。
そうだね。ワルイムユーダーも今ちょっと傾いてるもんね。
傾いてますね。
デザインはすぐに進歩化するみたいな話で。確かにね、みたいなことだよね。
やっぱりね、ユーザーにすごく愛される体験を作れるかどうかっていうところを最初に作り込めると、後からお金があるところが。
後から参入するからね、当然リクルートもタイミングの仕組みとかすごく真似って作っただろうし、仕組みもできるだけ同じようにしたんだろうけれども、
でもやっぱり勝ちきれなかったってことは、リクルートよりも早くタイミングが改善していったりとか、そういう部分があったんだろうなと思いますね。
ゼロイチのインパクトがあったのかな。
引き時間の隙間時間を何か価値に変えたみたいなところが割と画期的な感じはしたからね。
画期的でしたね。そういうのあるんだと思ったし。
リクルートはどうなんだろうな。もしかしたらやりきれなかったっていうのもあるかもしれないですね。
アルバイトとかそっちの市場もある中で、自分の勝っている戦場を一部カニバルというか、自分で自分の事業を切り崩しているような事業でもあるので、そういうところでもしかしたらやりきれなかったとかっていうのがあるのかもしれない。
イニカやってる時によくアドバイスで受けてたのは、競合企業が嫌がることやりなさいってよく言われましたね。
だから他のカーシェアとかレンタカーとかが、その戦略取られたら真似できないから嫌だなと思うようなことをやりましょうっていうのは戦略でよく教えられたので。
その辺が3つの事例でわかるんじゃないかなと思います。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約32分あります。途中で聞けなくなった時のためにも、ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。
新しい市場を作り、マーケットリーダーになるにはタイミー・ベースフード推し勝つ収納家具です。
さあ、どんな内容なんでしょうか。
オープニングでも話した通り、これまでなかったような新しい市場を作って、その中でマーケットリーダーになったサービス、タイミー・ベースフード。
推し勝つ収納家具はまだこれからかなって感じのサービスではあるんですけど、ちょっとこれも新しい兆しとして面白いなと思ったので、この辺りを取り上げて、最初そこに市場がなかったところでどうやって市場を作っていくのかっていうところを話ができればなというふうに思っています。
最初にポイントを3つでまとめると、やっぱりここはね、コンサルとしては3つにまとめたい。
あら、アクセンチャーの手癖が出てるね。
手癖がね。すぐ3つにまとめる。3つポイントが出ると、ゴールいった感がする。
いささかの思考停止感は拭えない。
ほんとは4つあるかもしれない。
4つあるかもしれないね。4つの可能性を考慮しなくなっちゃうからね。
3つで満足しちゃよくないね。
今でも3つあるかなと思っておりまして、1つ目は小さな初期ターゲットの中でユニットエコノミックスを回すと。
いきなり大きな市場って難しいので、これまでなかった市場を作っていくので、最初のポイントとしてはある特定の小さな初期ターゲットの中で成功体験を作るっていうのが1つ目で大事かなと思ってます。
2個目はそれを作ってそこから次のターゲットを狙っていくと。
最初の小さいところだけで終わってしまうと市場を作れないので、そこから次のターゲットを狙っていくと。
3つ目でどんどんいろいろと拡大していくことで、これまでになかったようなユーザー価値を発見していくということで、
いろんな市場ができてサービスをいろんな人が使ってもらうと、これまでなかったニーズというか気づいてなかった潜在ニーズを具現化できて、
そういう楽しみ方もあるんだなみたいなことも作れていくので、この3つ目はこれまでなかった新しいユーザー価値を作って広げていくっていうのができたらいいかなと思ってます。
具体的にどういうふうに各3社がやっていったのかというところで、まずタイミーから紹介をしていきたいなというふうに思います。
タイミー、最近すごい有名になりましたよね。
タイミーの成長と革新
以前渋谷のスキマ中央をタイミーで埋めるみたいなやつを紹介しましたよね。
紹介しましたね。スキマバイトという言葉が昔はなかったけれどもタイミーでできて、去年の2024年の7月には当省にも次上場しているという形で、
今登録しているワーカーの数は3年で4.4倍に伸びて1000万人を突破したそうですね。
結構な人がいる。
多いのかよ。
多いんじゃない?
東京都内中の3分の2くらいの数かな。
まあまあまあ。でもね、ああいうアルバイト登録みたいなのに人口の10%は登録してるってわけだから、多いよなと思ってます。
導入事業者数は15万事業者って形。なので大きくなったなというところです。
何がタイミーの違いなのかというと、これまでのアルバイトって求人に応募して履歴書を持って面接行って、採用始まったらバイト先に行って、月末締めで翌月振り込まれるという流れが一般的だったのが、
タイミーがどういう状態を作ったかというと、アプリでスマホにダウンロードして事前に名前電話番号を登録して本人確認を済ませておけば、
バイトの求人に応募する際は履歴書と面接が必要ないと。
働きたい場所、時間に働きたい場所で検索して、アプリで退勤登録ができて、働いた後給与と交通費が即日入金されると。
仕事探しから勤務開始までリードタイムはわずか1日って感じなので。
これは画期的だよね。
そうっすよね。
求人応募して履歴書を持って面接行ってとか、面倒臭いもんね。
結論はあれだな。履歴書と面接ってバイトにはいらなかったってことだよね。
そういうことだよね。なんであったんだろうね。
なんであったんだろうね。
それもさっき3つ目の新しい価値の一つですよね。実はなくてよかったということに気づかせる。
なくてよかった。別にタイミーが面接と履歴書を巻き取ってるわけでもないじゃん。
別にタイミーも登録するときにそれをあまり求めてないというか見てないじゃないですか。
そうだね。
登録するだけだからさ。全く意味がなかったことを日本全国でやってたってことだね。
書いたもんね。手書きでアルバイトのときで。しかもたまに落ちたからな。
そうですよね。あと写真をね。照明写真のボックスに入って写真撮って切り取ってね。
あれ高いぞ。バイト代に換算したらクソ高いぞ。
高いですよね。なんか面倒なことをやってましたよね。
あれなら無駄だな。
いや無駄であることに息づけたというところはあります。
それは過去の自分が出勤して実施したアルバイトの結果とかがレビューみたいな形で残ってるので、
なので履歴書見なくてもそのレビュー結果見ればその人がどうだったかとかわかるとか、そういうことなんだろうなとは思います。
じゃあこのサービス、初期ターゲットは何かというところで、今でこそみんなが知っているサービスなので、
そういうサービスあるんだって言ったら使ってくれそうだけど、まさにさっきの履歴書問題も一番最初に導入しようと思った店舗とか企業は必ず言ったと思うんですよ。
面接なくて大丈夫なの?ってね。
もともと面接をするのが普通だったはずなので、そういう心配があった中でどうやってこれを実現するかというところを最初どうやったかというと、
このタイミーってスマホでマッチングするってアプリではあるけれども、最終的にはオフライン、職場に行くっていう行為が発生するので、
いろんなところに店舗が例えば東京と大阪と福岡とかにあったら、ワーカーでアルバイトする人集めるの大変なので、
特定の証券で導入事業者の密度を高めていくっていうことを最初やったそうです。
具体的には渋谷区の飲食店に一点集中して事業者を開拓したと。
前話してた渋谷でね、スキマバイトのスキマとかもやってた渋谷だったんですけど、
渋谷区を特化をして渋谷区の飲食店の働き手として近隣の大学に通っていたりとか、よく渋谷区に来るような大学生にアプローチしたそうです。
なので渋谷の中で渋谷区の店舗と渋谷区に来る大学生のマッチングっていうところを最初初期ターゲットとして作ったと。
渋谷、東京とかとそうだけど、めっちゃ店多いもんね。
多いですよね。
淡路島中のラーメン屋の5倍10倍ぐらい渋谷に、渋谷だけで店あるじゃない。
5倍10倍って聞かないんじゃない。
聞かないぐらいあるかな。
すごい数あるよね、ラーメン屋だけでもね、渋谷って。
めちゃくちゃ多いね。淡路島の美味しいラーメン屋と下北沢の美味しいラーメン屋がちょうどトントンぐらいの感じだから。
渋谷はすごいね、本当に。
飲食店も大量にあるし、やっぱり働き手を募集するってところで困ってたりもすると思うんですよね。
大学生とか行ってバイトとかでよくそういうところに行くと思うので、他のエリアよりもある特定エリアで集中させてやるにはすごく良かったんだろうなというふうに思います。
ワーカーを集めるためには大学付近でチラシ配布したりとか、学生イベントに協賛したりとか、
SNSキャンペーンしたりすることによって口コミが誘発されて、タイミングの名前は知られるようになったということで。
ここで大学生というところにターゲットを絞ったのと渋谷区でやったっていうのはすごい重要だなと思ってて、
例えば大学生の中で友達がタイミング使ってるっていうのが1人だったらそういうのもあるんだけど、
2人とか3人とか使い始めると、俺も使わないと損なんじゃないかとか多分思うと思うんですよね。
そういう意味で、ある特定エリア渋谷区で大学生っていうその2つの掛け算のところを狙って、
そこの小さいターゲット層の中でちゃんと話題になるっていうところから作っていったのが、
ポイントの1つ目の小さな初期ターゲットでユニットエコノミクスを回すのに寄与しているのかなと思います。
ある程度渋谷区でうまくいったので、いろいろとやっていこうということで、19年の11月にはテレビCMをやり始めたらそうです。
ただそこのすぐ直後にコロナが来たということで、もともとこの渋谷区の飲食店に特化してたので、
テレビCMとかそういうのも飲食店のアルバイトさん、ワーカーさんを集めようっていうところで、
コロナになってそこの募集もなくなって仕事がなくなったので、ここで一気に売り上げが落ちるってことになったそうです。
でも新型コロナの中でも人が必要となる業種はあるだろうっていうふうに色々調べた中で見つけたのが、
物流に関わる仕分けとかダンボールの組み立てとか積み込みみたいな経営作業だったそうです。
確かにコロナ禍でECとかそういうのが増えたはずなので、そういうのを送るためにダンボールの組み立てとか積み込みとか配送みたいなのがすごく増えて、
そういうのを102単位の大人数の求人が出るというようなところで、そこに人を派遣するようなそういう業態になっていったと。
でも渋谷で集めた人材は大体青山学院の学生だろう?
多そうですよね。
98%ぐらい青山学院の大学生だよね。
ダンボールの組み立てはしないぞ!
そこは大学生ですから、仕事がなければやるでしょ。
コロナ禍で普通のバイトなくなっているわけなので、飲食店のバイトも全部できなくなっているから、
学費払えないとなるとオシャレな人たちも経営作業に行くしかない。
オシャレを投げ打ってダンボールを無駄にするのかな?
そうだったんじゃないかなと。
でも当然経営作業になって、それはそれでまた別のターゲットを取っていくということは必要だったんだと思います。
テレビ支援もやっていたので、このタイミングでは比較的渋谷区から他のところにも増やしていくというフェーズでもあったんだろうなと思います。
結果的に今はどういう仕事のポートフォリオになっているかというと、
飲食が20%で、先ほどの物流みたいな経営作業が49%で、小売が22%って形になってるらしくて、
この記事にも書いてあったんですけど、タイミーの人は、もしあの時コロナが来てなかったら、
タイミーは飲食のアルバイト派遣みたいなところが結構大きかったかもしれないって言ってて、
コロナという逆風を逆にうまく使えたかなというふうな記事の内容になってました。
そういう形でそのコロナを乗り越えて、今では事業所としては33万5千になって、タイミー社員今1300人もいるらしくて、
半数程度は営業職で、全国各地の事業所、アルバイトワーカーさんを採用している人たちをサポートしているそうです。
ポイントの3番目で新しい文化みたいなところで言うと、もともとさっき言った通り大学生中心で採用してたけれども、
今は大学生って学生は3割ぐらいになって、逆に3割弱は会社員が占めるようになったという形で、
これまで会社員の人がアルバイトで飲食店で働くとかはなかったけれども、
タイミーがあることによって久しぶりに仕事復帰できるとか、土日に飲食店でバイトするカフェ店員やってみたいからとか、
そういうちょっと体験してみたい仕事を提供できるマッチングするプラットフォームとしてもタイミーが使われていて、
そういった社会とのつながりとか承認を求めてスポットワークをする人もいるってところで、
これはタイミーができて新しく作ったユーザー価値なのかなと思います。
これはね、もともとのアルバイトの履歴書とかね、会社員が履歴書を持ってアルバイトの面接来たらちょっとびっくりするじゃないですか。
そうだね。
うん。
ただならぬ雰囲気が出ちゃうね。
お金にすごいこもっているのかなとか、なんかちょっと考えちゃうけど、タイミーだったらそういうのもなく、
なんかちょっと、なんていうのかな、キッズアニアに行く感じ?お仕事体験する感じの感覚で行く人もいるんだろうなと思いますね。
それ、これまでなかったような市場を最終的には作っていて、面白いなと思ったのがこのタイミーの事例でした。
はい。
ベースフードの市場参入
2つ目、ベースフードの完全栄養食ですね。
これは、2016年の夏に商品開発をしていて、2017年の2月からサブスクの販売をしているというような形です。
すごいスピード早くて、よく見たら、16年の夏に商品開発を始めて、半年後にはサブスクの販売を開始しているんですよね。
うん。
食品を作るスピードとしてはすごい早いなと思いました。
そうだね。
うん。ただ、最初のベースフードは美味しくなかったらしくて、
なので、一般的に食品って最初に完璧なものをすごく長い時間をかけて作り出して、
それを発売して、発売したらその後何も買えないっていうのが多いんですけど、
ベースフードは、もともと社長がDNAの方なので、オートモーティブ事業部で、僕も近くにいたはずなんですよね。
あまりコミュニケーションしたことはないんですけど。
うん。
はい。で、僕が聞いた話は、オートモーティブ事業部の中島さんっていう、今ゴーの社長をやってる人がいますけど、
もうDNAで仕事がめちゃめちゃ忙しくて、全然ご飯を食べられてなかったと。
うん。
で、中島さんみたいなすごく忙しい人が、とりあえずこれだけ食べといたら、もうご飯は大丈夫なんでっていうものとして、
何か作れないかって言ってベースフードを作ったという噂を聞いたことがあります。
なるほどね。
うん。
そこでニーズを発見したんだ。
ニーズを発見したんだ。
めっちゃニッチやけどな。
ニッチはあるけれどもね。
でもね、仕事忙しい人は確かに世の中たくさんいるので、そこで考えたらしいですね。
山本さんにどうしても3個目のサンドイッチをちゃんと食べてほしいなみたいな、そういう人が発想したかもしれないね。
かもしれないですね。
そうですね。
ベースフードの進化
これは僕がよくサンドイッチをコンビニで買って帰ってきて、忙しいのもあるし、あとは2個でちょっとお腹いっぱいになったっていうのもあって、
オフィスのテーブルの上にサンドイッチの一切れをずっと残して、数時間経つとサンドイッチがちょっとカラカラになってくるみたいな感じで。
でも夕方になるとお腹が減って、ちょっと乾いてサンドイッチを食べてるみたいな。
食べてるんや、あれ。
食べます食べます。もったいないんでね、食べますね。
1年前くらいに宮本さんオフィスに行った時も、ほんまにちょうど一切れ残ってたもんね、サンドイッチが。
笑ってたもんね。
ちょっと記憶にないけど。僕の中ではそうなんですよ、日常のことなので、食べた途中に何かを置いて残しておくっていうのは別に。
なるほど、リス的なあれですね。
そうそうそうそう。
うっかり、うっかり。
でもちゃんと食べてますね、うっかり見といて。一気に食べるとちょっとお腹いっぱいになるんで。
それによってね、地球は今こんな緑の星になってるわけだよね。
そうそうそうそう。フードロス削減は仕事でやってることなんで、それは良くないですね。そんな感じで。
話を戻すと、ベースフードの特徴としては、とにかく世に出して、ITのシステムみたいにアルファ版、ベータ版を出していくように、
食品なのにも関わらず世に出して、それのフィードバックを受けてどんどん改善をしていくっていうことをやっていて、
例えばベースパスタだとすると、17年に発売以降20回、原材料とか製法とかを変えてるらしくて、
ベースフードはこれまでに15回以上、原材料とか製法とか味とか食感の改良を行っているそうです。
なのでそういう作り方をしているベースフードなんですけど、
ベースフードもポイントの1個目、初期ターゲットはどういう人なのかっていうと、
まず論事当初は完全栄養食というもの自体に興味を抱いてもらって食べてもらうために、
イノベーター心をそそるようなコミュニケーションを行っていた。
完全養食という言葉も今では日清食品とかも出してたりとか、結構有名になったんですけど、
もともとこんな言葉はなかったので、この言葉を広げるところからやっていったそうです。
予算もあまりなかったのでPR施策を中心に新商品発表会を開いたり、
有名な名店とかカーレーチェーンコンビニチェーンとのコラボ商品をしたりとか、
また食や健康に敏感なスポーツ選手とか栄養士とかにアンバサダーになってもらってUGCを拡散していったりとか、
そういうことに注力していったというところで、D2Cでサブスクなので最初すごく広告回したのかなと思ったんですけど、
意外とそうじゃなくてPRだったりとかアンバサダー施策とかそういうところから始めたんだなというのはちょっと僕は驚きでした。
その後拡大時期というところである程度拡大していったので、その後は他のD2Cと同じように
YouTube広告とかGoogleのディスプレイ広告とかそういうのをやっていったというところは他と変わらないかなというふうに思います。
21年春ぐらいからコンビニ販売というところもやっていって、コンビニ販売のところも別ほど上手いなと思ったのは、
単にパンコーナーに商品があるだけだとコンセプトとか便宜が伝わらないので、
必ず陳列棚とか搬送ツールとともに置いてもらうということをやったらしいですね。
実際コンビニ行ってもベースフードの場所があるじゃないですか。あまり行かないですかコンビニ。見たことない。
コンビニ、歩いて行けないからね。車止めて行くコンビニってなかなか行かないよ。
当民ならではのコンビニが遠くなるという現象です。
なるほど。僕とかもコンビニは僕の冷蔵庫みたいなもんなんで。
そうだね。都内にやるときはデイリーで行くわね。
デイリーで行くので。パンコーナーの中でもベースブレッドが置いてあるところは背景が黄色だったりして、
これベースブレッドなんだな。展示方法も含めてよくコンビニとコミュニケーションできたなと思うけれども。
そうだよね。展示とか指定できないような気がしてるけど。
これコンビニつってもファミマローソンとかあるけど、どうやったんだろうね。
最初はファミマでやってたと思うんですよね。それから他のところにもどんどん広がった。
多分今どこのコンビニでも置いてるんじゃないかな。
だからコミュニケーションとして、ベースフードがあるって気づいてもらえれば絶対買ってもらえるから、
だから陳列方法も工夫してやってくださいとかそういうコミュニケーションしたと思うんですよね。
実際それで他のパンよりも売れるから、じゃあこのやり方で売っていこうかっていう風にきっと思ってもらえたんだろうなと思ってて、
それが実現できたのはすごいなと思います。
その後テレビCNも2022年から始めていって、もともと2,30代のものだったものが4,50代にアプローチしていって、
少しずつ広がって、これまでのなかった完全栄養食の市場を作っていったというようなところが、
タイミーのマーケット戦略
タイミングの大きくなり、タイミングじゃない、ベースフードの大きくなり方かなと思います。
最後3つ目、これから大きくなるかなというところ、初期初期ではあるんですけどすごく面白いなと思った事例で、
押し勝手の家具というものが今あるらしくてですね。
押し勝手の人が買うための家具ですね。あるらしいんですよ。
あれかな、カンブリア球でね、こないだやってたよね。
そうですか、僕カンブリア球では見てないですけど、そうかもしれない。
ローマ字で押してるっていう名前で呼ばれるブランド名で、
家具ブランドのECで主に家具を売ってるローヤってところがやってるものなんですけど、
シリーズ全体で累計で1万4,000台売れていると。
で、押し勝手の家具って何なんっていうと、
やっぱ押し勝手してる人っていろいろ押し勝手グッズがたまるらしいんですよね。
漫画とかCDとかアクリルスタンドとか缶バッジとかペンライトとかポスターとか。
これまではそういうのを本棚とか収納ボックスとかで入れていたんだけれども、
押しグッズを並べたらもっと面白いんじゃないのかというふうに、
押しグッズを並べるための棚を収納家具を作ったら面白いんじゃないのかという企画を思いついて作り始めたそうです。
押しのジャンルによってどんなグッズを持ってるかも結構違うので、
それをいろいろと聞いて、さっきの内輪とかタオルとかいろんなものを聞いて、
棚のサイズとか対荷重どれぐらいがいいかとかっていうのも聞いて、
やっぱ物のサイズが多分違うと思うんですよね、押しグッズによって。
なので棚が3.2センチ刻みで23段階で調節できるらしいです。
これ多分多いと思うんですよね、普通の棚に比べると。
23段階も調節できないじゃないですか、多分。
できないね、そのニーズがないね。
普通は本を入れるとか特定の決まってるものがあるけど、いろんなサイズのものがあるので、そういう意味でそれが違うと。
で、面白いなと思ったのが、押しグッズって常に一人でいるときは多分眺めたいんだと思うんですよね。
だからあがめたいっていう欲求があってずっと見ておきたいと。
でも友達が家に来たときに置いてあるとちょっと恥ずかしいじゃないですか。
そうだね。
あ、オタクなんですね、みたいな感じになるので。
なのでこの棚には扉がついていて、その扉を開けているといつでも中が見えると。
で、その名も祭壇という形で置いておけると。
で、もう来客の時に隠したいときには綺麗に扉が閉まるようになっていて、扉を全部閉めれば普通のただのシンプルなデザイン家具としてオタクの雰囲気を消すことができるというそういった家具らしいです。
便利やね。
便利ですね、このオタクの人にとってはね。
新しい推し活収納家具
でもこれすごくオタクの人のインサイトをついているというか。
他の棚を代わりに使うのではできない価値を作っているなと思いました。
オタクにはあまり来客がないけどな。
いやいや、そんなことないでしょ。
ありますよ、ありますよ。
だって彼氏彼女が来る時もあるかもしれないし、家族が来る時もあるかもしれないし。
オタクの彼氏彼女はオタクでしょ、やっぱり。
その場合は別に空きっぱなしでいいんだろうけどね。
空きっぱなしできない奴とは別れなさい。
いやいやいや、オタクにもいろんな方いますから、そういう隠したい人もいるんだろうな。
この夢の初期ターゲットを最初から結構絞っていて、2,30代でワンルームで一人暮らしをしていて、
おしかつにお金をかける経済的なゆことりがある人ということで、代表的な顧客としてマイコさんという名前をつけていろいろ考えたそうです。
このマイコさんの購入のしやすさから考えて1万7,900円という価格で、
この棚のサイズもマイコさんの想定身長が158cmらしくて、それに合わせたサイズにしたと。
確かにね、収納も身長が大きい人なら高いところまで届くけどとかあるので、そこもターゲットを絞ったことで作れたと。
で、発売は11月4日。いい推しの日らしいんですけど11月4日は。
で、代々的にプロモーションして、インスタグラムの投稿したストーリー動画は2日間で100万インプレッション。
3ヶ月分の在庫が4日間で完売というような、そういった売り上げを記録したそうです。
これまでになかったお宅用の棚なので、そういう意味ですごくネット上では話題になったらしいです。
ただ、結構棚、1万7,000円ぐらいする棚なので、やっぱり実際に購入する前に見てみたいなっていうニーズもあったので、
そういう意味では23年以降にできた店舗があって、もともとローヤーはECで家具を売ってたけれども、
やっぱり店舗もあった方が体験としていいよねってところで、23年から店舗を拡大していって、
この推してるっていう推し括集の家具を目当てに来店するお客さんが明確に増えたらしいですね、これを発売した以降。
ローヤーって別に推してるだけじゃないもんね。
そうですそうです。
めちゃくちゃアイデア収納家具みたいなのがメインで、そういうオタク向けも出してますみたいな話ですね。
あっちの方が良かったな。
アイデア収納。
アイデア収納。人が来たパーティーの時だけガガッとテーブルが広がるみたいな。
そうなんだよ、そうなんだよ、みたいな。そこですよ。
欲しい欲しいみたいな。
そう、めちゃくちゃ良いと思った。
確かに記事の中でも、うんちくを語れる家具はECに馴染むので得意って言って。
うん、そんなんやね。
SNS、ECがフィットするよね。
言いたくなるし、見ると確かにこれ便利そうっていう、そうそうこれこれみたいなところがSNS上で話題になりやすくて。
元々はSNSとかオンラインだけで売ってたけど、でもやっぱり話題になっても買う前には現物を見たいっていう声もあるので、店舗も23年から増やして。
でも買うのはECらしいですね。
そこが普通のオフラインの店舗とは違って、家具なんで配送してもらわないといけないので。
どの道一緒ってことだよね。
うん。
検討で買ってもどうせ配送になるし。
そうそうそう、持っていけないから。
ポイントが付くからっていう理由でEC選ぶ人が多いというような形らしいです。
で、購入者の人はみんな自分の部屋にこの推しカツ収納棚を置いて、それをSNS投稿して、そのSNS投稿のことを推し棚デビューという風に言うらしくて。
そういう形でみんな投稿していって、それでまた新しい人が獲得できてとか、そういう感じになってるらしいです。
うん。
まだまだ。
みんなのコミュニケーションワード作ると割といいよね。
推し活収納家具の可能性
そうですね。こういう推し棚デビューみたいなね。こういうのがあるとみんながそれを使っていれる。
熱量が集約されていく感じがするよね。
他にないからね、推し棚はね。推し棚デビューって書いたらすべてこの牢屋の商品のことを言ってくれるって形になるので、そういう名前を一個つけてそれで発信してもらえるとすごい拡散しやすくなりますね。
なので、この推し勝つ収納棚はまだこれからっていうところで、この狭い市場ではマーケットリーダーだけれども、これからもっと大きくなっていくだろうなという風に思うところではあるんですが、面白かったのでこの3つ取り上げてみました。
なので、マーケットリーダーになるようなそういうところも一番最初はすごく特定の小さいターゲットを狙って、そこでうまくいったことを少しずつ大きくしているんだなというところが、今回3つの事例を見ながら僕の中でナビになったところでした。
N1にも通ずる話ですね。
そうですね。なので初期のターゲットの人どう見つけるのかってなると、実際N1をしていくっていうところがきっと必要で、そこでニーズを引いていってやっていくと。
これでもエニカやってた時もすごく大事で、エニカも車と借りる人っていう2つをマッチングしないといけないので、特定エリアで成功体験を作るってのはすごく重要で、タワーマンがある豊洲エリアとかで集中的にプロモーションしたりとか。
でもこれ事業的に会社の中では難しくて、狭いエリアでやろうとすると、もっと大きくやろうよっていう人もいるんですよね。そんな小さいターゲットにやっていたら事業がなかなか大きくならないから全国でやろうよとかっていう人がいるんですよ。
実際エニカも展開としては全国でやってたので、そういうところの話を言われながらも、この特定ターゲットでうまくいくことを作るのが大事なんでっていう社内コミュニケーションも実際スタートアップとかにおいては大事なんじゃないかなとは思ってます。
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さて今週の明日使える機器のやつ超マーケターの前中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
コミュニティマーケットの新しい潮流
僕ずっとコミュニティマーケットがいろいろやってきたんですけど、最近新しいコミュニティを作り始めましてですね。コミュプロっていうコミュニケーション領域のプロが集まるコミュニティというものを作ろうと思って、11月末に第一回イベントをこの間実施をしました。
なるほど。X上でちょいちょい見かけてるのかと思ってましたけど、あれはあなたが真犯人だったわけですか?
そうですそうです。僕が共同主催の人と一緒に作ったというところで。コミュニティとかイベントとかって、一定40代になってくると飽きてくる部分もあるけど、でも求めてる部分とかもあるなと思ってて。
もう同じような有名な人の話を聞くみたいなのはもう飽き飽きしてて、もうなんかそういうのとかもう名刺公開メインみたいなやつはもう行くのしんどいなみたいな。
でもこう新しい人と結構深い話とかできたら楽しいかもなみたいな形で思って、でもそういうのないからじゃあ自分で作ろうっていうところで招待制で、
コミュニケーション領域のプロが集まるので、結構広告のコミュニティとかPRのコミュニティとかあるんですけど、より広くて広告の人もいればPRの人もいればCRMの人もいればコミュニティマーケットの人もいればっていう人たちでコミュニケーションの話をするとそれぞれ役割が違うので面白いんじゃないかなっていうようなところで作り始めたところでございます。
そういうことか。完全に勘違いしたけどコミュニティの人じゃなくてコミュニケーションの人がやってた?
そうですそうです。コミュニケーションの人がコミュニティマーケットのコミュニティがたくさんあるので。
完全に勘違いした。
それは別にいいんですよ。コミュプロはコミュニケーションプロフェッショナルズコミュニティ。
ということなんだ。コミュニティプロフェッショナルだと思ってたわ。
違いますコミュニケーションプロフェッショナルズです。
なるほどね。
これはややこしいんですが、そんな感じで作って盛り上げていこうかなと思っているところでございます。
じゅんぼさんもね、最近商工会とかの活動されてるじゃないですか。
はいはい。
だから意外と40代とかってそういう活動にも興味を持つ年代なのかなと思ったりしてました。
改めてっていうのはあるかもしれないですね。
20代の頃はそういうのよく行くじゃないですか。イベントとかね。
20代の頃は学校教育からずっとそうだけど、ずっとまきこまれてるじゃん。社会に。
社会に?
放っておいてくれって思いながらずっとまきこまれていき、立ち止まる暇もないままずっとまきこまれ続けるんだよね、日本人はね。
日本人はね、はい。
一旦、40代だからかどうかはわからないけどね。
僕とかは会社員を辞めて一人になってから。
宮本さんもそうかもわからないけど、一回スペース欲しいよね。
人との関わりとか、コミュニティとの関わり、会社のコミュニティとかさ、コミュニティとの関わり、社会との関わりは一回断絶しないと、こうしたいなとか理想のが見えてこないと思うんだよね。
出タッチ絶対大事で。
そっか、そうですよね。会社の中にずっといるとね、たぶんそのことに気づかない。会社のコミュニティがあることが普通だと思うからね。
一回切り離したときに、あのコミュニティ、このコミュニティ、あのチーム、このチームとか、振り返るとか総括されてきて、こういうのいいなとか、理想像が初めて自分の中で結実するときがあるんだけど、ずっとかかってるとそのプロセスが進まない感じがするよ。
はいはいはいはいはい。そうですよね。だから僕とかジンボーさんの結構、人生を切り替えてるじゃないですか。その会社員を辞めて独立したりとかして、でもそれって一般的ではないじゃないですか。そのままずっと会社に続けている友人の方が多いと思うんですよね。
だから飽きないんかなって僕とか思ったりしますけどね。そのずっと続いている毎日ということに。
飽きてると思うよ。
飽きてるのかな。
飽きてると思うけどね。どんどん時間の一年が経つのが早くなりましたねっていう人はだいたい会社員だからね。
あーなるほどね。
無限に早くなっていくからね。
まあそうだろうね。
まあ俺も早いけど。会社員のとこ、僕だったら20代後半ぐらいかな。その一社目の会社でもうほんまに6年目7年目8年目ぐらいのときに、終わりなき日常ってこういうことを言うのかって思ったもんね。
ほんまにめちゃくちゃ秒で一年が過ぎる感じ。
あーこのまま大人死んでいくんだーみたいな感じ。一回感じたねそれ。
それはすごく忙しかったからってこと?
いやそんなに対して忙しくもなく、ルーティンというかみたいな感じに、あー俺このまま死ぬんだーみたいな。
20代後半ぐらい思ったね。
へー。
一回転職してから思う日もあるし、死ぬほど忙しかったのもあるけど、思わなくなったし。
あとはもうそれ以降はね、一回転職するともう何回かシフトする習慣が逆に生まれるので、2,3年ごとに環境を変えてみたいな感じになっていくと、なんかそういう感じもなくなったけどね。
でも一社目とかでずっといる人も多いじゃないですか。
全然いますよね。
すごい時間の流れ早いと思うね。
そうよねー。一定ね、当然部署移動とかあるだろうけど、でも繰り返しもたくさんあるだろうからね。
そうなんだよねー。
学校の先生とかすごいよね。もうさ、40年とか同じ教科教えるわけじゃん。社会の先生とかさ。
ちょっと考えられないけどね。どういうことなんだろう。
生徒はね毎回変わるけどね、もう教えてること一緒だろうしね。
だいたいみんなノートがあるじゃないですか、先生のね、これを版書するみたいな。でそれをさ、去年と同じ版書をしているわけじゃないですか、たぶん毎年毎年。
どういうことなんだろうね。
どういうことなんだろうと思いながらでも先生も残業が多いとか言うじゃないですか。
宿題の作文をするのに残業してるわけじゃないじゃないですか。何に残業してるんだろうと思うね。
部活の見に行ったりとか顧問したりとかそういうことかなと思ってたけど。
でも大したことないだろう。
大したことないのかな。
だいたいもうだって1時間半か2時間くらいで返すじゃん。
まあまあそうね、そんな夜7時とか6時とかにはない、6時くらいには返るよね。
もうボールも見えないのにノック打ってたのはうちの顧問くらいだよ。
危ない中なんだよ。
確かに将来はだいぶ昭和な感じがするね。
そうだよね。
ですか、そうですね。
まあそんな感じで。
僕はどんどん新しいことを、独立したのもあるけれどもコミュニティ新しく作ったりやってたりするんで。
飽きはしないな。
好きなんだよね、こういうのは。
そうですね、それはあると思います。
でも僕も似たような心境になっていて、結局やっぱり会社が楽しいなと思うようになってきたというか。
証拠会社とかも言ったけども、やっぱりメインイシューが仕事じゃないと広告とかコミュニケーションが自分のすごい興味があることで、
情熱を注いだことベースで会話をしないとやっぱりつまらんのだよね。
確かにね。
どうもつまらんっていう感じがして。
確かに。
コミュニケーションのためのマクガフィン。映画的に言うとマクガフィン。どうでもいい事件爆弾装置みたいな。
宝箱とかそういうのを追うのには全く興味を持ってないというか。やっぱスカスカな感じがするよね。
なるほどね、まあそれはそうかもね。別にね、なんか唐揚げの出店やって売れようがどうでもいいもんね。
売れようがどうでもいいし、そこで福祉的に何かとか遠回りすぎてみたいなのはあるね。
確かに。仕事はね、一緒に仕事する人はただ単に仕事一緒にする人だけじゃなくて、専用的な感じにやっぱなるもんね。
なるからね。自分の得意分野をお互いぶつけ合うから楽しいよね普通にね。
そうね。
自分の得意分野やっぱり人を感動させられるから、そうなるとやっぱり張り合いも出るし、別に俺唐揚げとか揚げたくねーし。
どんだけ美味しいねって言われても嬉しくねーしみたいな。
別にね、唐揚げを揚げることに命かけてるわけじゃないからね。これまでの経験に来てないもんね。
なんかそこありますね。だから一週間って会社楽しいなっていう。でもその正社員みたいな、べったりやるのもそれも選択の余地がないと思うので。
選択的に関われる、個人として会社に関わるみたいな。外注じゃなくて業務委託みたいな。
俺は心地がいい。
なるほどねー。でもそういう働き方増えるんじゃないかなと思うけどねこれから。
増えるだろうねー。
その方がいいよね。会社にいると、マネジメントということにお互いに無駄な時間を使い続けてたりするからさ。
そうそうそう。
そんなことするなら、いいところで働いた方。自分の力が一番発揮できるところにスッと行ってそこで活躍した方が絶対いいよね。
マネジメントなんてやりたい人そもそもいないわけだしさ。中間管理職とかで言うと一番すり減るじゃないかなって。
一番すり減る。
上も下も好きなこと言うから。みたいな。
それですり減ってもう嫌になっちゃうぐらいだったら、別に業務委託で好きなことやった方がギャラも良かったりするしみたいな感じはあると思うけどね。
市場創出の戦略
積み立ちやすいじゃん。自分の得意分野で実績を1年の中で3社で同時にやった方が1社でやって、しかも今日中間管理職ですり減りながらやるよりも純粋に積めるじゃん。
スキルも積めるし経験も積めるし。
3倍積めるよねみたいなことだと思うから。多分そっちの結果的にギャラも良いんですよね。
はいはいはい。成果はそのままほうが出るもんね。当然ギャラが良くていいよね。
だからそっちかなって感じはしてるけどね。
確かに。めっちゃわかるね。
まあ中間管理職ね。やった方がいいよね。
あ、そうね。俺らやったことあるからその中間管理職の大変さもわかって今の良さもわかるんだろうね。
だから一回やっぱりもう不毛とかもうやりたい、もうゴリゴリみたいな経験しとかないと。
これはさっきのタイミーの話とも通じるけど、やっぱり引っ越しバイトとかそういうのももう嫌みたいな。
なんか梱包とかさ、物流とかもう嫌みたいな。やっぱりやっとかないとね。
わかんないもんね。経験として。
意志がね強くならないと。こっちは嫌っていうのも強烈な意志だからね。
逆にこれがいいんだっていうことも気づけるよね。
これがいいっていうのを100%確信するためにやっぱこれは絶対嫌っていう土台が必要なんだよね。
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ではまた来週の土曜日Podcastでお会いしますよ。さよなら。
さよなら。
56:31

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