ダース・ベイダーになった物語も含めて、確かにそうだね。
ヒールだけれども、スターウォーズの格好をしてくださいって言ったらダース・ベイダーの格好するもんね。
ルーク・スカイウォーカーの衣装を着ても分かんないもんね。
分かんないね。誰やねんみたいなね。
グッズもね、別にルークのエンビロ人形売れてないでしょ?
ダース・ベイダーでしょ?
ダース・ベイダーと売れているのはね、やっぱりその人気は強いんじゃないかな。
あとはあのね、緑色の誰だっけ?
緑色?ピッコロ大魔王ですか?
違う違う違う違う。スターウォーズに緑色のちっちゃいさいるやん。
R2・D2の話をするじゃないですか。
違う違う違う違う。師匠誰やっけ?
ヨーダのこと言ってる?
なんて?
ヨーダのこと言ってる?
そうです、ヨーダのこと言ってます。
マスターヨーダのこと言ってます?
ヨーダ、緑色じゃねえから。
あれ?緑色じゃないの?
いや茶色でしょ?
え?
え?緑色か?
ヨーダは緑色でしょ?緑緑。
ググった?
ググった。
カーニングした?
ヨーダは緑色。
マスターヨーダ?
マスターヨーダは出てこなくなっていることにちょっと愕然としました。
そうだね。
ヨーダかダースベイダーだよね。
そうだよね。
ドラゴンボールもやっぱりハロウィンとか見るとわかるけど、フリーザーが圧倒的に人気あるんですよね。
確かにね。箱根駅伝でもフリーザーがよく走ったりしてますもんね。
フリーザーはやっぱりマラソン大会に出勝ちだよね。
なんでか知らんけど出勝ちですね。
やっぱり時期力あるんだろうな。戦闘力50万もありますからね。
そういうこと。
ハンザーナウキも大和田ジョームじゃん。
まあ確かにそうですね。大和田ジョームの演技いいもんね。
いいよね。
土下座させたくなる。
大和田ジョームをなんとかするためにハンザーナウキは銀行偉人生のすべてをかけてるわけですから。
確かにそうですね。この戦いを見たいですからね。
見たいよね。それと最終的には手を組むみたいな展開になると思うんだけど。
そういうのも盛り上がってたよね。昔の敵と手を組むみたいな。
ベジータと手を組むとかもそうだけどね。
確かにね。ダースフェーダーも最後は良い人になってというかね。
死ぬ間際には元に戻ってって感じもあるもんね。
暗黒教でダースフェーダーがウォーって投げ落とすのね、最後はね。
エピソード5?6か。
あったあった。
フンヌーって投げ落とすみたいな。
あったね。
あ、そこは腕力団だ。
フォースどこ行ったみたいな。
フォースどこ行ったみたいなのありますけどね。
まあそんな感じですよね。
悪があり、それとの悪との人間関係みたいなところがまた面白いね。
やっぱり全ての作品、ドラマは関係性の進展、成長だと思うんだけど、
仲間との成長もそうだし、やっぱり敵との人間関係の成長も見どころですよね。
そこが胸圧ポイントだったりしますよね、みたいなところもありますと。
物語的なものは全てそうなので、ブランディングにおいてもそうですよねという話かなと思います。
一番わかりやすいブランディングの現場でいくと、やっぱりSNSによってめちゃくちゃやりやすくなった領域としてキャラクター運営があると思うんですけど、
これまでのキャラクター運営は、例えば着ぐるみでいくと喋りにくいところがあって、なかなか饒舌に喋れなかったんですが、
Twitter現X的なものがあると饒舌にキャラクター展開ができるし、そんなにコストもかけずにできますというところがあるので、
その中で転がしていく中ではやっぱりマンネリとか起きるので、
そこで効果的にヒーローを登場させ、やり取りをさせることで展開を膨らませるみたいなことができるよねという感じですね。
今回はブランド展開でキャラクターを転がしていく中で、弾みをつけるためのヒーローを登場させることで、
世界に陰影を生み、それがブランドのエッジの明確化につながるみたいな、そういう話を事例を通していくつかしていきたいなと思っていますという感じですね。
本編先に収録してますが、宮本さん的に今回の内容はどのあたりで、明日使える低データになりそうでしょうか。
そうですね。今日事例後で3つ紹介するので、それ見てみたらわかると思うんですけど、
ヒールという別キャラを登場させることによって一気に物語の解像度が上がるというか、これまでただ単に1個のメッセージだったものが、パーッとシナリオができるというか。
僕らが映画とかアニメとかを見て、ストーリー理解をするのにすごい役に立つんでしょうね。このヒーローがいてヒールがいるって。
この2つが出てくることによってヒーローが際立つっていうのはすり込まれているので、そのすり込まれているメッセージにちゃんと合わせることで理解のスピードを速くするっていう意味では、
このヒールっていうものをブランドコミュニケーションの中で出していくっていうのはすごく有効なんだろうなというふうに見てて思いましたね。
どうしても企業のメッセージってヒーローだけのメッセージになりがちではあるんですけど、それをするとマンネリ化するし、企業だからいいことしか言わないよねっていうふうに見えてしまうと思うので、
そういう意味で今のコミュニケーションの中でヒール役的なものを出していくんだったらどんなことができるんだろうっていうのは、1個の軸として考えてみても面白いんじゃないかなと思いましたね。
そうですね。転がし方の1個の選択肢としてはめちゃくちゃ有力な選択肢ですよね。
そうですね。1個出すだけで一気に愛着が湧くというか、キャラクターの心の中が見えるようになってくるので、
まあね、映画とかアニメとかで必ずヒール役がいるのは、やっぱりそれが一番わかりやすいし、物語として面白くなるからだと思うので、そこをブランドコミュニケーションに生かすのが有効かなと思いますね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約30分あります。途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。さて、神保さんの今週のピックアップテーマはこちら。
ヒールの力でブランドをブーストさせる。暗黒面によって明確になるブランドの陰影です。さあどんな話なんでしょう。
今回はブランディングの中でも割と最近メジャーになっているキャラクター展開ってやつですね。
それを転がしていく中でよくマンネリに陥ったりとかするわけなので、そこで一個アクセントをかますという意味で使われるのが、
よく言われる明るい世界を描きがちなブランディングにおいても、やっぱりヒール、悪役を登場させるっていうことをよくやっているわけですね。
それがスパイスとなり、ヒールというのは正義が要の世界であればヒール、悪役は暗黒面をその世界に持ち込むってことなんですけど、
それによってブランドの顔つきが明確になる。なぜかというとブランドに陰影が生じるからですね。ということなんですね。
じゃあヒールっていうのはバイキンマンってことですね。アンパンマンにおける。
そうなんだよ。バイキンマンなんだよ。
まあでも確かにバイキンマンがいないとアンパンマンは何も面白くないもんね。
そうなんですよね。ずっと顔食われて終わるやん。
そうそうそう。アンパン食わすこともないとなる。
旅人に顔食われて終わるやん。
それで終わっちゃう。旅人に顔を食べられてジャムおじさんのところに戻ってパンを復活させて終わるっていう何の物語もない話になっちゃうね。
1話で完結だよ。
完結するね。売れなくなるよね。やっぱバイキンマンがちょうどアンパンマンが顔の一部を食べさせた後に何かの悪さをハヒフヘホと言いながらすることによって、あの物語は面白くなってるもんね。
そうなんだよね。だから様々な悪意があるから、悪意も意思だからさ。
悪意と意思があって初めて正義というものが生まれるわけでみたいな、そこで1個1個の悪意に対して物語が生まれていくっていうことですよねと。
なるほどね。
その辺最近ね、面白いですねみたいな。映画だけとかドラマだけアニメだけキャラクター展開だけじゃなくてブランディング的なところでもそういうのを使ってますねみたいな話ですね。
へーなるほどね。まあでもブランディング的にはちょっと難しいよね。普通商品はどっちかと言えば悪役じゃなくて、その正義の見方のほか側に見せたいし、その悪役と正義の見方が2つ出てくるってことは結構ハイコンテキストというか長いコミュニケーションがないと伝わらないだろうし、
そこをどうブランドコミュニケーションに生かすかっていうのは、普通に小説とか映画とかアニメでやってるのそのまま入れるのではない何かが必要そうな気がするね。
そうだね。2時間じゃないもんね、ブランドコミュニケーションとかね。
何十年の世界だからさ。
そうそうそう。まあそうね、一瞬で興味を引いてその後はずっと続いていくとかそういうもんだったりするから。
まあそんな感じの世界の中で割と最近はね、ヒールが活躍してますぜみたいな話ですね。
なるほど。
まず最初に最近、最近と言ってもまあちょっとね、このネタ自体を温めていたこともありまして、だいたい全て2014年のネタなんですけど。
めちゃくちゃ前のネタやな、最近ではないそれは。
めちゃくちゃ気に入ってて、気に入ってて出しどころがわからなくなって、みたいな感じで。
ちょっとね、全部2014年のネタなんですけど。
すごいな。
メイコーギルクっていう塾がありますよね。
ありますね、はいはいはい。
で、メイコーギルクの塾のキャラクターは、やればできる子の略のYDKっていう子なんですよね。
すごい、やればできる子をYDKと略すのすごいね。
そうだね。
ローマ字やんみたいな、英語ちゃうんやんみたいな。
でも確かにすごいね、YDKって今検索すると、やればできる子の画像が一番上に出てくるね。
さすが高偏差値塾ですね。
SEOも高偏差値でしょうか。
そうですね。
恥ずかしい。
やればできる子。
ドメインパワーも偏差値が高いでしょうな。
ドメインパワーに偏差値。
でもね、検索する人多いんだろうね。
YDKって検索すると、AIによる翻訳で、やればできる子の略ですって書いていますね。
学習塾のキャッチコピーですって書いてる。
そこまで浸透している。
浸透している。
でもYDKで検索した一番トップに出てくるのは、YDKっていう機械メーカーのサイトが一番上に出てくる。
ああ、そりゃそうだよね。
企業サイトが2番目だったらもうやってらんないね、その企業をね。
YDKって言ったら確かに企業サイトだよね。
昔からある会社だと思うな。
なるほどね。
名工技術的にYDKっていう、やればできる子。
名工技術的なコンセプトを表した人がいますと。
そうなんだよね。
YDKというキャラクターがずっと走ってたんだが、最近はアクセントが欲しいよね、みたいな。
YDKをもっと輝かせたいよね、みたいなところで。
映画とかドラマではよくやるんだけど、主人公を輝かせるためには魅力的なヒールが必要ですね、みたいな話ですね。
役役がね、必要ですと。
役役が必要ですね、というところで。
そのヒール役として、仮面ライダーで言うとショッカーみたいな感じ?
ショッカーね。
めちゃくちゃ見た目も、もうThis is ショッカーみたいな見た目の黒タイツみたいな感じの見た目のサボロー君っていうのを登場させてるんですよね。
勉強サボローってことですね。
そうそう。だから、YDKやればできる子が勉強しようって思ってる時の子供たちの心の隙に入り込むキャラクターとして。
だからショッカー不悪有キャラみたいな位置づけらしいんですけど、サボロー君が悪い誘いをしてくるわけですよね。
なるほど。
たてつけとして上手いし。
受験勉強とかしてたらね、必ず天使と悪魔がね、後ろにいてもっと頑張ろうよっていう天使と、もういいじゃんスマホ見たらいいじゃん遊ぼうよっていう悪魔が囁きますもんね。
囁くよね。それをわかりやすくキャラクターが知るってことだね。
すごいね。しかもこのね、ポスターとか見てるとサボロー君の方が結構目立ってるよね。
そういう風にピックアップしてるからかな。
これはサボロー君で画像検索してからだね。
あーなるほどね。
サボロー君が登場したからかもしれないが、やっぱYDKやればできる子だけだったら、なんか共感しにくくないですか?
弱いっすよね。
出来すぎ君だけのドラえもんみたいな感じでさ。
弱いっすね。
なんかね、強化性弱いよね。
確かにね。やればできる子って言ってるだけだからね。フーンって感じだけど。サボローが出てくることによってちょっとドラマ性が生まれるというかね。
理想論でしかないじゃん。やればできる子って。当たり前だよ。大体の人がやればできるんですから。
そのやるのが大変なんですよ。話ではあるね。
そうだよねーみたいな。そこどうすんすか?みたいな話なんで。
そこだよね。サボローを退治するのが名工技術ってやつみたいな感じで言うと、ああなるほど、だからやればできる子のやるモードになるのねみたいな納得感が生まれるじゃないですか。
そういうことか。
そうか。名工技術って個別指導なんだね。普通の集合型の塾じゃなくて。
だからこう、やればできるように子供を一人一人見ていきますよ。でもそこにはサボロー君という悪役ヒールがいるから、それに負けずに名工技術でやればできる子になろうっていうことか。
負に落ちるよね。
そうだね、わかるよね。
実際ね、個別指導に行く人って、塾で行ける人は塾で受験勉強する気がしてて、
結構個別指導って塾ってついていけないからとか、塾に行って宿題持って帰るけど宿題一人でやるのができないとか、
そういう人に個別指導だったら、ちゃんと一人一人のことを見て、宿題の進捗とかも見てやってくれるから、成績が上がりますよっていうところな気がしてて。
まさにその個別指導に行く人の課題、副ってサボローだと思うんですよね。サボりたくなるっていう。
勉強を始めても結局わからなくなってすぐ挫折するっていうのが多分課題で。
その個別指導であることと、このサボローとYDやればできる子っていうのは、ちょうどいいコンセプトなんだろうなぁ。
そうだね。
あとはわかりやすいよね。構造自体が正義悪の普遍的な対立構造なんで、めちゃくちゃわかりやすいから、子供も大人もめちゃくちゃわかりやすいみたいな。
コミュニケーションスピードが速いみたいなことだね。
そうですね。
というところもあるかもね。
暗黒面だよね。ヒールの登場、悪役の登場によって名工技術のブランド価値が明確になるということが言えますね、という感じですね。
最近だからこういうのをよくやってるなぁと思うんですけど、株価がね、バカバカリして止まりませんね。最近ちょっと知らないけどね。
はいはいはい。どこですか?
というのが、サンリオですね。
あー、サンリオね。
うん。サンリオはね、僕が株を売ったら株が上がることで。
そうなんや。
サンリオもヒールを上手く使って、めちゃくちゃヒールがスター化していて、今はヒールがヒーローを抜いちゃったみたいな事例ですね。
へー、そうなんだ。悪役の方が愛されてるんだ。
そうなんですよ。
で、その悪役?ヒーローになりつつあるヒールが、黒みちゃんって言うんですけど。
あー、聞いたことある。
ね。
他のニュースで聞いたことあると思うんですけど。
黒みちゃん。
おはげな音を落とすようなニュースで聞いたことがあるような気がするんですけど。
黒みちゃんっていうのがめちゃくちゃ人気なんですよ。
なんかね、サンリオって明るい世界観じゃないですか。
なんかね、キティちゃんとかね、マイメロとかね、あとケロケロケロッピとかターボとかね。
とかキキララとかね。
キキララとかね、その辺の世界観。
日本のディズニーランドみたいなもんっすな。
あー、まあそうですね。
そういうキラキラした世界観で、女の子のワンダーランドみたいな感じですよね。
っていう平和な世界の中に、割と不良キャラなんですよね。
へー。
一言で言うと、やさぐれキャラ、やさぐれ可愛いキャラみたいな感じが黒みちゃんなんですよ。
へー。
これはキティちゃんとか何かに出ているキャラクターなの?
黒みちゃんが単独のキャラなのかな?
これはね、キティちゃんの世界観ではなくて、マイメロの世界観、マイメロディーのアニメの中に出てきたキャラクターらしいんですよね。
へー、なるほどね。
それがさっきの影を落としたみたいなところに反らかってくるんですけど。
マイメロディーのアニメの中にたくさんキャラが出てきてて、その中の一つの2005年くらいに出てきたらしいんで、もう20年目くらいかな?
のキャラクターらしいですね。
黒みちゃんっていうのが最近爆跳ねしてるみたいですね。
なので、2024年でいくと、黒みちゃんは自称マイメロディーのライバルらしいんですよね。
悲しいことに、マイメロは黒みちゃんのことを普通に友達だと思ってくださるんですよ。
へー。
という、マイメロ視点では良いお友達は、黒みちゃん的には敵なんだよね、ライバル。
へー、そうなんだ。
そうそうそう、みたいなキャラクターで、みたいな感じみたいですね。
で、去年2024年の黒みちゃんのバースデープロモーションをやってて、それが世界黒みかweekみたいなことをやってるみたいですね。
だから基本的に黒みちゃんはショッカーとか悪役キャラなんで、このマイメロの世界をちょっと黒く染めたいみたいなプロジェクトをいっぱいやるわけなんですね。
で、それをマイメロたちが叩くみたいな、そういうアンパンマン構造になってるわけですけど、
そういうのが割とああいう世界観で受けてるっていうのと、Z世代っていう受け手の人たちは、
この綺麗綺麗な世界だけ、要は都合のいいだけの世界はあんまり信じないっていう心理特性があるらしく、
そういう世代の感性にも合ってるみたいですね。
なので、黒みちゃんのスタンスとしては、自分のことはあたいとかあたしっていうらしいんだけど、
要は全キャラクターで好きなのを人気投票して、6000万票ぐらい集まるんだけど。
マジですげーな。どういうこと?
すごいね。だから日本人の半分が参加してる投票ですね。
マジか、やべーな。
すごいな。
その中でトップクラスは500万票ぐらい取るんですけど、それがね、2010年代はくろみちゃんは10番目ぐらいだったんだよね。
13位とかだったんだけど、2020年頃から、ちょっとね海外とかでもバズり出して、
誰かインフルエンサーのやつに乗ったりとかもしたらしいんだけど、
ディズニーのミッキーちゃんとかも何かで抜いたらしいんだけど、
キャラクターの推し度とかバイドゥの何とか数とかで抜いたらしいんだけど、
三流キャラクター大賞でいくと2020年からはもうマイメロとかキティちゃんを常に圧倒していて、
1位は取れないんだけどね、悲しいことに。
なるほど、ヒールだからね。
だけど常にトップ3ぐらいに入ってる。
1位、2位がプリンフンダカちゃんとか、我々もあまりよく知らないキャラクターが常に上位にいるんだけど、
その下ぐらいには常につけてて、2020年以降はマイメロキティちゃんより常に上位にいるみたいな。
相当すごいね。
上り詰めたわけですね。
ライバルに勝ったってこと?
ライバルだから勝ってるんですよね。
勝ってるってことだね、結果的にね。
それはクロミちゃんとしてはヤッタッタ感あるかもね。
ヤッタッタ感あるね。
押される要素っていうか人間臭さみたいなところがいいんだろうな。
以前くすぐり表現のところで、ポッキープリッツの日みたいなところでプリッツがすねるみたいな事例を紹介しましたけど、
あれはやっぱり人間臭さですよね。
すねるっていう究極の人間臭い行動を大手お菓子メーカーのお菓子のブランドが取るっていうことがすごくいい。
それがくすぐるんですよねみたいな話だったと思うんですけど、
まさにそっち系ですよね。非常にくすぐられるものにはなっていますよねみたいなところ。
なるほどね。
これもちょっと前紹介しましたね。
サンリオがブランドのスローガン変えて誰も一人にしないっていうスローガンになったんですよね。
なるほどね。
その辺にもかなってますよね。
明るいキャラだけじゃなくて人間にはいい時もあるし、
人間、女の子だってポジな時もあれやクソネガな時もあるじゃんみたいな半年間落ち込んでるとかね、
ちょっとヤキモチ焼いてますみたいな時期もあるので、その時期に寄り添ってくれるキャラクターはもうサンリオにはいるんだよみたいなことだと思うんですよね。
なるほどね。
そういう時期も比較的多かったりするじゃないですか人間にはっていう中では。
そうですね。
それがクロムイちゃん人気に下がってるのかなっていう感じはするよね。
なるほど。確かに愛されるよねこういうキャラクターね。
うん、愛されるよね。
昔に比べてこういう昔はこうある程度みんなの価値観が確立的で、
やっぱヒーローかっこいいよねみたいな感じだったけどどんどん価値観が多様化していく中でヒーローだけっていうのもって形でこういうヒーロー役、
悪役だったりとかが昔に比べてフィーチャーされる時代的背景もある気がしますね。
そうだよね。
そうだな、チャーミングな形で流通しやすい土壌があるよね。スタンプだったりなんだったり。
あとは自分もそのクロムイちゃんの口を使って友達に返すとか。
そういうコミュニケーションの中に溶け込む時にやっぱりやさぐれキャラの方が使いやすいっていうのはあるよね。
なのでサンリオのブランディングとしてはこのクロミちゃんがめちゃくちゃ陰影で言うと陰影の部分をちゃんとなることで他の人たちのきらびやかさを引き立たせているという構図になっていて、サンリオの株価は爆上げしていると。
クロミちゃんのおかげなんだね。すごい効果で。
経験も上がっております。
はい、上がってますね。
あとはこっち系ですね、サンリオ系なんですけど、3つ目の事例としては地方のゆるキャラも一つの格好たるブランドですよね、みたいな話でいくと。
クマモンとかね。
クマモンとかね、フナッシーとかね。
次はグンマちゃんぐらいじゃないの?
確かにグンマちゃん見たことありますね。
馬のキャラクター、グンマちゃん。
そうかそうか、馬か。
そう言われるとそうだね。
明確に認識していなかった。
明確に認識していないけどね。
みたいなんですよね。
はいはい。
なので、グンマちゃんもね、もう30周年迎えるらしいんですよね。
へー。
あーそう、そんな経ちますか。
なるほど。
ですね。
まあ普通にだから、
普通にめちゃくちゃかわいいキャラクター造形してますよね。
うーん、そうね。
ゆるキャラ、ゆるキャラでもないね。
かわいいんだよね。
やっぱこうね、顔の中で目が下にあるとかわいいんだろうね。
うん。
グンマちゃんかわいいね。
ベネッセの登場しそうな感じの造形っていうか顔してますよね。
ベネッセ?
ベネッセ教祭、トラジロー。
あートラジローね。
確かにそう言われるとそうかも。
トラジローに似てる感じだね。
かわいいんだけど、
ちょっとゆるキャラなんでね。
で、このかわいいかわいいではダメだよみたいなことを、
ようやくこの30周年に迎えて言ってくれる人が登場するわけですよね。
ほうほうほうほう。
それがグンマちゃんの、まあグンマちゃんはキャラクターだからあんま喋れないというか無口なのだが、
饒舌な敵役としてグンマさんっていう人が出てくるらしい。
めちゃめちゃ人間っぽいみたいな。
これはグンマちゃんの仮装している人間みたいに見えますね。
そうだね。
ちょっとピエロみたいで気持ち悪いけどね顔も。
そうそうピエロみたいなね。
パットマンのジョーカーみたいな感じ。
そうそうそうそんな感じがするね。
グンマちゃんの暗黒面な感じがするよね。
そう言われるとそんな感じがする。
そうだね。
まあ饒舌でこうなんか世の中うまくやっていそうなグンマさんが先輩にアドバイスするわけね。
突き上げ的なアングルでアドバイスしてくるんだけど、
それがまあ先輩緩いだけじゃこの先きついっしょみたいなことをガンガン言ってくれる。
グンマちゃんは戸惑うみたいな。
なるほど。
でもこれはあれですね。
グンマちゃんができた瞬間には成立しないけど、
30周年も経ってグンマちゃんというものが浸透した中で
グンマさんという別キャラが出てきてこの先緩いだけじゃきついっしょっていうのは理解しやすいというかありそうな会話っぽくて面白い。
そうだよね。
まあ生きていればこういうのあるよね。
生意気な後輩が急に入ってきて、
饒舌のやり方は違うと思いますって言われて。
そうそうそうそういうことあるね。
いやいやいや。
お前とはまだ議論するレベルに達しないって思いながら。
あるある。
そうやなとか言いながらみたいな。
よくありますよね。
あるね。
そういうキャラクターも人間なんだなみたいな。
キャラクターなりに悩んでんだなみたいな。
ちょっと共感性を高めるのがこういう感じですよね。
敵キャラとか。
よくある生意気後輩に突き上げられてるキャラクターみたいなのを描くことで、
なんかキラキラした世界の話だと思ってたけど、
意外となんか自分たちに近いなみたいな共感を覚えさせるみたいな。
まあそういう効果はありますよね。
確かに確かに。
まあそんな感じでね。ニコニコしてる裏にも小さな悩みがあるよみたいな。
なんかその辺をちょっと感じさせればいいよねみたいなところですね。
このグンマさんを登場させることによってグンマちゃんの小さな悩みも明らかにして、
それが共感ポイントになるってことか。
そういうことね。
悩みがない人には共感しないじゃないですか。
はいはい。
やっぱりこんなに可愛くてなんか明るく生まれてるが、
まあ人生はいろいろだよみたいな。
明るい楽しだけじゃないよ、グンマちゃんにも売られるよっていうことを示唆することによって、
まあ少し共感させるみたいなね。
ところはありますよね。
面白いね。これ代理店がいくらぐらいで案件受注してやってんのかな。
どういう決済フローでこのグンマ県庁はこれを通したんだろうか。
ヒールの宮尾さんが出てきてるよ。
ついついこういうの見ると、いろいろと裏側に何があったのかとか。
あら。
考えちゃいますね。
だってこういうの民間企業じゃないから、炎上リスクとかもあるわけじゃないですか。
そうだね。
気持ち悪いキャラ出さないでほしい、グンマ県の代表としてみたいな、
そういうのもある中で、これは炎上とかはしなかったから、
そこまで問題にならない、うまくコミュニケーションしただろうけど。
ちょっと担当者としては勇気がいるかもね、こういうのであるのはね。
勇気はいるね。
このままいったらもうシリーズ揉みですよ、みたいな感じで、
えいやなんじゃない?30年だよ?
そうだね。
キャラクター運用だからね。
ずっとやってたらもうだんだん右肩下がりになっていったりもするんじゃない?
まあまあ、そりゃそうだよね。
無限に出てくるから、ライバルは。
たしかに。
その危機感の中でこれを取り組めたとすると、担当者はなかなかね、
勇気を持った英団でいいと思うけどね。
そうだね。
まあその辺の思考錯誤は、ゆるキャラでもするんだから、
ガチマーケターはしないといけないですよね。