2025-05-24 1:01:05

第123回:生涯忘れないブランド体験記憶をつくる。体験価値の時代に最適な「箱型アプローチ」の威力

エンタメを中心に「新種の体験価値」が生まれ、生活者の感度も養われている中、ブランドも体験型のコミュニケーションが活性化しています。

最も手軽なのはOOHのメディア掲出ですが、最近はポップアップ型の体験場や展示会も増加中。会場という世界観があることでエッジの効いた体験価値提供ができ、一度で忘れられない体験記憶が生まれます。

体験型の企画は、全身でブランド体験する強度の強さはもちろん、その体験自体の味わいは千差万別なので圧倒的差別化も図れます(ディズニーのコースターでブン回された体験記憶をUSJと取り違えることはないように)。リーチこそ限られるが、一度巻き込まれた人は生涯そのブランド体験記憶と共に生きてゆくことになるでしょう。

■LINEオープンチャット参加するとマーケティングが学べるラジオコミュニティ。ラジオを聞いた感想や質問なども募集しています。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://line.me/ti/g2/3fbjmyPGiq8IlZxQLv_5TmOx84gPu6xQYAIByA⁠

関連記事:生涯忘れないブランド体験記憶をつくる。体験価値の時代に最適な「箱型アプローチ」の威力 - アトリエライフ通信

サマリー

このエピソードでは、生涯忘れないブランド体験を作るための「箱型アプローチ」について論じています。特に、インスタ映えを狙ったNTTドコモの「爆漏れ展」などの事例に触れ、新しい体験価値の重要性を探ります。また、NTTドコモの個人情報保護に関連する啓発活動や、ミンティアを利用した消費者体験を通じてブランド価値を高める戦略も探究しています。このエピソードでは、時代のニーズに応じた体験価値の重要性に焦点を当てています。ポッドキャスト第123回では「箱型アプローチ」を通じて、生涯忘れないブランド体験の重要性が語られています。体験価値の高まりとそのニーズに応えるサービスの具体例も紹介されています。また、広告業界における偶然の競合コピーが注目され、その影響について深く掘り下げています。主に『ホットペッパーグルメ』と『ご飯行こう』という二つのコピーが同時に登場したことから、コロナ明けの飲食業界における新たなトレンドについても議論がされています。ブランド体験の重要性と箱型アプローチの効果について論じ、価値ある体験を提供するための新たな視点も提案されています。

体験価値の重要性
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち点を模索する、みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
淡路島でコピーライターをやってます。じんぼうです。よろしくお願いします。
さて、今日のテーマは、生涯忘れないブランド体験記憶を作る、体験価値時代に最適な箱型アプローチの威力、です。
このテーマ、取り上げた理由は何なんでしょう。
はい、今回のテーマは前回のあれだな、宮本さんの回のエンディングのテーマと割と実続きな感じではあるんですけど
おー、蔦谷十三郎テーマ
蔦谷十三郎はブランドではなかったが、体験型の展示会的なものって今は割と注目されてますよね、みたいな感じで
以前も新種の体験価値みたいなところで、イマーシブフォードとかそのあたりの新しいテーマパークの価値作りが
ぶん回し型からどっちかというと巻き込み型に変わってきているよ、みたいな話をしたと思うんですね。
で、それのブランドに落ちているものっていうのもたくさん生まれているので、そのあたりの話を今日はしたいかなと思ってます。
で、そういう様々なテーマパークとかで、割と新しい価値提案がいっぱいされているので、
その新種の体験価値的なものの、成果者の感度みたいなものも若干研ぎ澄まされてきていると思うんですよね。
なので、そこにブランドが乗っかるというか、そういう感性に差していくっていうのも有効なんだろうなっていうところですね。
そういう体験型のコミュニケーションっていうのは、スクリーンが多い中で、体験型っていうのは一種新しいというか新鮮なというか異質なというか、そういうコミュニケーション価値があるわけで、
以前も紹介しましたけど、そういうのをやろうとした時に一番手軽なのはOOH、アウトオブホーム、屋外広告メディアで改めて接触をし直すことで、スマホで見たね、テレビで見たねっていうスクリーンの接触と、
リアル世界での接触を足し合わせて臨場感を上げたりとかっていうのが今今主流ではありますという感じですね。
で、もう一個そこにもう少し強烈な臨場感を植え付けるアプローチとして、ポップアップ型の体験場、体験場とか展示会みたいな、そういうのも増えてきているので、今回はそのあたりの事例の話をしたいと思っています。
単に見せるとかではなくて、会場という箱の中で世界観で積み込むみたいな感じのアプローチができることで、普通に見せることよりもよりエッジの効いた体験価値の提供ができますっていうところと、
それって何が生まれるのっていうと、一回体験するとなかなか一度では忘れられないような体験価値、体験記憶になりますよみたいなところなんですね。
で、これって全身でブランド体験するっていうこの強度の強さですよね、っていうのはありますけども、それ以外にもやっぱりその体験自体の味わいって割とセンサー番別なので、似たような体験じゃなかなかできないので、
体験自体で圧倒的な差別感も測れるっていうことなので、ブランドコミュニケーションのやるべきこともちゃんと果たせてますよっていう感じですね。
たとえばディズニーのコースターでブンマーされた体験記憶を、あれ?USJの時のブンマーされたっけ?って取り違えることはあんまないと思うんだよねみたいな。
確かにそうですね。全然見える景色が違うからね。コースターとしては一緒かもしれないけど、ディズニーだったらスペースマウンテンだったらスペースだし。
スペースマウンテン真っ暗だけどね。
一応ね、だから星キラキラしてるぐらいだけどね。確かにUSJだったらスパイダーマンとかね。
たくさんキャラが見えますね。
確かに全然違いますね。
一回ブンマーされたらまあまあ覚えてますわなみたいな話だと思うんだけど、体験記憶ってのは強いわけで、
体験した人にとっては根本的なブランドの何かしらイメージを作ってくれるものになりますねっていうことですね。
なので、まあね、それをたくさんの人に体験させようとしたらUSJとか作らないといけないんで大変ですけど、
まあね、こういうブランドの展示型のやつはリーチは限られちゃうんですけど、まあそこから拡散したりもするだろうし、
仮に一度巻き込まれた人は、まあ生涯そのブランド体験記憶と共に生きてくれるかなと思うので、
そういうまあどっちかというと深さや強度を実現するようなアプローチとしていいですよねっていうところと、
今今のこの新種の体験価値が求められる時代欲求の中で模索したいアプローチではありますよねっていう感じですかね。
箱型アプローチの事例
本編先に収録していますが、宮本さん的には今回の内容というのはどのあたりで明日使えるネタになりそうですか。
そうですね、やっぱ体験価値のさっき話した深さみたいなところはすごく深いし、
あとはこう体験価値が深いものを作るとPR露出も取りやすくなるので、
まあそういう意味で一つのマーケティングにサービス認知を広げる手法として一つあるかなというふうに思ってます。
実際エニカの個人関係者やってる時もこういうことはやっていて、
やっぱり個人関係者を普及させるのは初期すごい難しかったんですよね。
他人の車に乗るって違和感がすごくあるし、誰がそのことするんだって感じだったので、
でも他人の車に乗るからこそできる楽しい体験ってあるんだってことをどうやってみんなに知ってもらうかっていうことを考えて、
当時やってたのが、例えば自動車教習所を借りてそこでスポーツカーを走らせるイベントをやって、
そのスポーツカー乗れますよとかね、やってたんですよ。
だから個人関係者でやってることを体験、他人の車に乗るっていうのを体験しましょうというのでやったりとか、
あとは他にあったのはバックトゥーザフューチャーに出てくるデロリアンって車あるじゃないですか。
あの車に乗れるイベントやったりとかね。
何年に行けるんですか?
タイムスリッパー多分できなかったと思うんですけどね。
デロリアンに乗れる。あるんですよ、本当にあのデロリアンって売ってるんですよ。
売ってるの?
あれ売ってるんですよ、デロリアンって。
マジで?
当然ね、過去には行けないんですけど、
ああいう形のデロリアンの車って売ってるので、ドアもああいう感じでウォーンって斜め上に上がるデロリアン売ってたりとか、
あとはイニシャルDの86、横に豆腐屋って書いてある86とかも、
それは86を買ってきて、そういう塗装すればイニシャルDみたいな車が出来上がるんですけど、
そういう風にカスタムしている人がいるので、
そういうのをシェアっていうか借りてきて、
実際そのレース場とかそういうので乗れる体験とかそういうのをやってて、
やっぱね、結構メディアの人として絵が面白いので取り上げやすいんですよね。
自動車教習所のところでスポーツカーが走ってるとか普通そんなことないので、
面白い絵が撮れて、しかもそれは個人関係者をやっているエニカがやってますっていう一つのニュース番組を作れるので、
なのでPR露出目的にそういう尖った体験をするみたいなことはやってて、
実際それでWPSに出たりとかそういうことはあったので、
特に提供しているサービスの体験がすごく特殊なものだったりとかだった場合は、
そういう体験価値をある特定の場所で感じてもらって、
深い体験をしてもらいつつPRで広げるっていうのは一つの手法としてありだと思うので、
なのでPRを含めて今回みたいな体験価値を作るっていうのは一つの手段として、
面白いかなというふうに思いましたね。
今回事例の多くはそうですけど、やっぱり体験者はめちゃくちゃ限られるので、
だからどっちかというとPRフックな感じの狙いでやってるなっていうのが多いですよね。
そうですね。でもまあ確かにPRで出れるのであれば、
広告観賛をすればPR少しでも出れたら普通に何千万とかいくことはあり得るので、
なのでPR目的でこういう企画をしてPR露出テレビ含めて撮れるんだったら、
参加者は確かに数十人かもしれないけど、ROI合うような企画とかもできると思うので、
そういう意味では一定メディア露出を狙うので賭けにはなるけれども、
体験が深いのであればそこは一つ賭けてもいい企画かなと思いましたね。
そうですね。ちゃんと番組とかで取り上げられると、
また広告でリーチするのとはちょっと質の違う認知が得られますもんね。
ちょっと世の中ごととか公けごとみたいな感じで、
まあ世論がこうなってきてるよね、こういうサービスって求められてきてるんだねみたいな、
そういう合意形成がなんとなく社会的に進む感じがあるじゃないですか。
それあたりの効果がありますよね。
やっぱりテレビ、WBSとかニュース番組で取り上げられるっていうのは、
今新しい世の中の事であり、これからこういう時代が来るんだという風なアピールにもなるので、
やっぱりそういう意味で普通に広告を買うのとは全然違うし、
デジタルマーケットは絶対そこはいけない。
けれどもテレビとかにテレビCM打つぐらいの予算はないっていう会社もたくさんあると思うので、
そういう中でテレビの露出を取るためにこういう体験を作っていくっていうのは一つ面白いと思いますね。
そうですね。
まあマーケ部と広報PR部が仲良く連動してこういうのを作っていくといい感じでしょうね。
そうですね。結構ポップアップイベントとかそういうのを目指してやっていったりとか、
あとはカンブリア宮殿とかああいうテレ東の大きい番組に出る時も、
普通のECだとどうしても絵が撮れないので、
撮り上げたいけど絵がないから困るなみたいな時にこういうポップアップイベントとかイベントがあると、
人が行列を成している絵とかテレビは撮れたくてしょうがないので。
好きやな。テレ東が好きですね。
そうそうそう。この行列は何だろうとかから始まるやつはテレ東とか好きなんで。
そういう意味でもそういう絵を1回作れるっていうのはイベント自体は仮に1週間とか2日とかしかなくて、
参加できる人は少なくても価値はあるかなと思いますね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約34分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さてじんもさんの今週のピックアップテーマはこちら。
生涯忘れないブランド体験記録を作る。体験価値の時代に最適な箱型アプローチの威力です。
さあどんな内容なんでしょう。
今回はオープニングでもお話しした通り、体験価値の時代に最近よくいいなと思える事例が出てきているブランド的な展示会みたいなアプローチなんですけど、
それを今回は箱型アプローチって言ってますけど、箱の中で包み込むように見せることで単純なポスターとか液晶スクリーンからの接触ではない、
特殊なブランド体験価値並びに体験記録が巻き起こせるのかなと思っていて、
そのあたりで最近熱い事例を通して考察したいなという感じですね。
まず一つ目の事例。一つ目二つ目はこの放送時期から近い2025年の4月ぐらいに話題になっていた事例のご紹介ですね。
マーケティングとPRの連携
一つ目はNTTドコモがやっていた爆漏れ展という展示会ですね。
これは爆発的に漏れるっていう。
漏れるってやつだね。
写真とかね。
そうですね。爆はひらがな漏れはカタカナで展示会の展で爆漏れですね。
漏れっていうのは実はダブルミーニングになっていてって話なんですけど、
先ほどミヤンプさんがおっしゃった通り漏れてるよねっていうこの森戸の森ですね。
はい、森戸の森。
森戸の森。森って難しいね、説明するのがね。
そうね。インスタとかの写真がすごくよく撮れることを漏れるって言いますもんね。
そうそう。漏れてるよね。
映えの隣接ワード。漏れ。
確かに確かに。
漏れてるから映えるわけですけど、その意味が1階建ての1階部分ですね。
2階目部分は流出の方の漏影の方の漏れるっていうのがあって、
そのダブルミーニングなんであえてカタカナで爆漏れてるになってるっていうことなんですね。
なので展示の内容は一見めっちゃうまく漏れてる、映えてるように見えて、
実はダダ漏れやでーっていうコントラストでビビらすみたいなショック体験をさせる展示会なんですよね。
へー、なるほど。
なのでめっちゃ漏れてるけど、実は人目に映った景色で家がバレちゃってますよとか。
おー、なるほど。怖いね、それは。
そうなんでそこまでできるの?みたいな感じじゃないですか。そこがちょっと戦慄なんですよね、みたいな。
へー。
あともう一個これすげーなと思った、ピースサインから指紋が抜け出されてみたいな。
マジか。
そう、これもわりとアングルとか近さとかによるんだけど、一定できるらしいんだよね。
すごいね、007みたいなことやる人がいるんだね。
個人情報保護の啓発
やる人がいるみたいだね。
へー。
怖いね。
なるほど。じゃあその携帯キャリアのNTTドコモとしては、個人情報流出につながるようなSNS投稿をやめましょうという啓発をしているわけだ。
そうですね。
へー。
やっぱりスマホライフを楽しく送ってほしいわけじゃないですか。
それには安心して送ってほしいんだけど、安心するにはどこまでが危険かっていうのは知っておかないといけませんねっていうことですよね。
はー、なるほど。へー。
でもさ、これなんか記事で読まされたり、ランディングページ的なやつでやられてもなんかピンとこないじゃないですか。
ピンとこないね。さすがにそんなことないだろうみたいな。
思うよね。
思う思う。
大げさだーとかね。
思うよ。そんな大丈夫よ。写真のGPS情報とかさすがに気にするけど、住所とか書いてなかったら大丈夫でしょうって思ってるけどね。
特定屋さんがいるにしてもまあまあ私ぐらいだったら大丈夫だろうみたいな。もっと有名人だったらあれだけど。
思うかわかんないけど、実は危ないよっていうことを、よくあるよねーみたいな日常の楽しげなSNS投稿の写真を見せて、
その直後にこういうことがあるよみたいな他社の悪意を表裏一体のものとしてガーンって感じで体験させることで、
僕の言葉で言うと捉え直しっていうのが好きなんで、リスク感のショッキングな捉え直しをさせているってことですよね。
それによって多分おそらく多くの人は、あの日来行動を改めたわーって思うじゃないですか。
そのなんかきっかけって絶対忘れないですよねーみたいなことですね。
まあそれがこの体験ドコモがやってくれたバクモレ店行ったなーみたいな、
まあそういう感じでドコモって僕たちの私たちの安全な安心安全なスマホライフをちゃんと考えてくれてるんだなーみたいな、
その体験記憶につながっていくってことでしょうね。
ミンティアのブランド戦略
なるほどねーそうか。しかも結構こういうのを啓発しないといけないのは多分おじさんとかおばさんとかじゃなくて、
若い人じゃないですか。個人情報をダダ漏れしている可能性が高くて危険な目に遭う可能性が高いのは。
そうだねー。
そういう人ほどLPとかね文字で伝えても伝わらないから、そうなると実際その人たちに見せるとなると、
これもインフルエンサーの方の写真を使ってこれで実はこんな漏れてる写真だけど実は個人情報も漏れてるんですみたいなのは、
ターゲット速記を考えてもすごくハマりそうですね。
そうですよねー。ハマりそうですよねー。体験させるとわかるんだよなー。
僕ぐらいのおっちゃんになるとね、人目にそんなにね背景は映らないですよ。
そうだねー。そんなね、自分の顔をアップで映すとかもしないからねー。
そうそう確かにそれはあるね。逆によく自分の顔を映すおっちゃんいるけどね。
いるけどね。そんなおじさんの顔SNSで見たくないんだよってね、フェイスブックで。
あまりこの投稿は表示しなくても見ちゃったりするけどね。飲み会のおじさんの投稿ばっかりする人とかね、いるよねー。
確かにね。自分の顔をよく上げるおじさんいるよねー。
いるねー。
そういう人以外はあんまり普通上げないので、若い人が多くなりがちですよね。
若い人は無敵状態で怖いもん知らずなんで、本当に危険なものも上げてしまう可能性もあるので、
そういうのをね、うまくゲームをしてくれてるというか、説教がましくなく、
友達と行ったら楽しめそうな感じでちゃんと教えてくれるみたいなところが、コミュニケーションとして非常にうまいなと思いますよね。
確かに。
そういう感じと、企業姿勢を体験記憶を通してうまく伝えてるなっていうのが一つ目の事例ですね。
もう一つ最近の事例でいいじゃんと思ったのが、
このブランドってこういう時に使ってねっていう、そのブランドのキューサインを出すのって、
キャンペーンとかの一個の役割だと思ってて、それは生活者というか利用者がやるべきことではなくて、
もちろんブランドが積極的にこの時にはこのブランドがいいよっていうキューサインをちゃんと埋め込んでいくというか、
アピールしていくというかみたいな。
なるほどね。汗をかいたらポカリスエットとかそういうカテゴリーエントリーポイントですね。
そうそうそうそう。
はいはいはい。
そういうことをやっていく責任があるので、その辺りですかね。
で、今回のいいなと思ったのはミンティアっていうね、食べたらすっきりするお菓子ですよね。
これの事例で、ミンティア食べたくなる時ってどんな時ですかっていうところのモーメントは、
まあちょっと日常の中でもやっとした時ですよね。
もやっとしたモーメント、瞬間にポケットからミンティアを取り出してパクッと食べてすっきりしてねっていうナーチャリングをしたわけなんですよね、ミンティアとしてはね。
なのでそういうのをCMで伝えてもいいんだけども、今回は体験型店舗かな、大観山Tサイトで日常のなんてこった書店っていうイベントを開催していて、
そこでね、日常であんたらくこうみたいなモヤッとすることとかイラッとすることとか、そういうのを募集して、
例えばさっき結んだ靴紐がまた解けるとか、これをよく分かるけどカフェWi-Fiのパスワードがやたら長いとか、
なんでやねんみたいなのがあるよね。
ありますね、打ちづらい、これ新しい人みんな売っているのめんどくさいやろうとかありますね。
なんでみたいなね。
確かにあるね、分かりやすいのにしたらいいのにとかね。
イラッとするときね、その瞬間とかそういうあるあるを提示して、その時にミンティアでリフレッシュしてね、みたいなゲームをする書店を開いたらしいんですよね。
これのいいところというかうまいところは、このネタってネタが全てだと思うのよ、分かるなみたいな。
それをTBSラジオで募集してて、いくつかの番組で募集をしてるんだよね。
お笑い芸人さんとかの番組とかでも募集してるから、割とそのなんていうかな、はがき職人的な人いるじゃないですか。
そういう人の職人魂に火をつけて、割と分かるわみたいなのをエッチな瞬間、モメントっていうのをちゃんと拾ってきてるところがうまいかなと思いましたね。
なるほど。確かに広告代理店とかマーケターとか、なんてこったの瞬間を全部考えるのちょっと大変やもんね。
超大変だよね。なんか若い人ならではのなんてこったもあるだろうからね。
触ると爆音で起動するパソコンとか、確かにちょっとクスッとしちゃう。
クスッとしちゃうね。うまくいかんなっていうことが多いじゃないですか、人生には。
そういうことをちゃんと一個一個取り出してブランドを紐づけていくっていう作業はすごく大事だと思うんですよね。
今こそミンティアですと。なるほどね。別にパソコンの起動音とかWi-Fiのパスワードとミンティアは全く関係ないけど、
あえてでもそこを紐づけることができると早期されるシーンは増えるかもしれないもんな。
あとはそういうことがあった時のためにって言って、普段ポッケに入れない人がポッケに入れてくれるかもわかんないね。
なるほどね。それこそがブランドと生活者の関係性を作るみたいなところですよね。
イケズ体験スポットの紹介
このキャンペーン、さっきのたてつけの話は一つうまいなと思うんですけど、もう一つはやっぱりこの言葉遣いですかね。
そういうあるある的な感じでいいじゃないですか。残念とかあるある的な言葉遣いでこれまでは表現されていたというか。
そういうのであるあるネタ10個とか出してとかってのはよくあったっちゃあったんですけど、今回はちょっとアレンジなのかな。
なんてこったっていう言葉でそれを言っているのがいいかなと思ったんですよね。あるあるっちゃあるあるなんかもわからないが、
でもちょっとチャーミングですよね、これまで言っている。
なんてこったってね。使わないけどね、あんまり。でも意味はわかるしね。ちょっと表金な感じでいいですね。
こういうアプローチとかって方向性が決まっていても、そこであるある逃げずに、そこからちょっと一個頑張ってなんてこったを出してきたところが偉いと思っていて、
なんでもそうだけど、問いの立て方ってめっちゃ大事なんですよっていう話でいくと、今回の勝ちポイントはやっぱりなんてこったっていう問いにしたことで、
やっぱりちょっとチャーミングなネタがより上がってきたのかなって、これは推測ですけど思いますよね。
あとはまあこれって基本的にネガティブな方向の話をしているわけで、嬉しい瞬間ではなくてちょっとイラッとする瞬間みたいな残念な瞬間にフォーカスしているんだけど、
その残念残念残念だと気分が下がっていくけど、そのネガなことをなんてこったってチャーミング化することで、
以前話したくすぐり表現じゃないですけど、気も可愛いじゃないですけど、いた気持ちいいみたいな感じでポジに捉えてくれて、そこにミンティアを紐づけるみたいなことができるのかなと思いますね。
確かにミンティアが解消できるストレスってそのぐらいだもんね。なんてこったぐらいだもんね。
彼女に振られたところはミンティアではちょっと解消できないもんね。
そうだね。ミンティア1年分飲んでもちょっときついかもね。
きついからね。ほんとちょっとしたなんか、あ、もうなんてこったみたいなちょっとしたことにちょうどいいもんね。
ちょうどいいね。
なるほど。
この辺の距離感が上手いですよね。
そうですね。
この辺最近いいですねと思ったんで今回紹介してるわけなんですけど、去年かな、僕は毎日一個マーケニュースをピックアップして手法論として紹介をしているので、300ぐらい溜まっとるんですけどネタは。
その中でめっちゃ好きなネタが2つあって、それが去年なんで最新事例じゃないですけどご紹介させていただくと、1個が京都のイケズを体験できるっていうスポットがあって。
イケズってちょっと意地悪というかなんかお茶漬けだしたら帰ってくださいみたいなそういう感じの?
そうそうそう。
例えばね、関西人がすぐ突っ込むとかボケるとかって、それはまあ行きゃ大体体験できるじゃないですか。
大体の関西人は。
まあ確かにね、しゃべれば体験できるね。
大した面白くもないかもしれないけど、ボケたり突っ込みとかはやりますよねみたいな話なんだけど、京都のなんかそういうイケズって、まあよく聞くけど体験はなかなかできないじゃないですか。
まあそうですね。別に京都行っても意地悪なことはされないもんね。別に店行っても、お茶漬け出されて帰ってくださいって言われることはないもんね。
ないよね。なんかね、いきなり一元さんで行ってね、お子さんも元気ですなーとかってね、一元さんには言わないよね。
言わないね。
話だったりするし。
だし、京都のイケズってなんていうのかな、気づけない可能性もあるじゃないですか、ああいうのって。
そうだね。
遠回しに言う感じだから、明確に言われたらね、あれだけど、だから本当にされると気づかなくて、むしろ格好悪いシーンになるかもしれないから、わかんないね。
お茶漬けとかね、僕ら出されたら、ありがとうございます、おいしいですね、おかわりもらっていいですか?
やっぱ最後はお茶漬けですよね、みたいな感じでね、おいしそうにお茶漬け食べちゃって、そろそろ帰ってくださいってメッセージ受け取れない可能性あるからな。
また来ますわーみたいな話になってしまうこともありそうですね。
あり得るね。
そんな感じなのでね、そういう文化の中でも、コミュニケーションの中に織り込まれた都市文化、カルチャーっていうのかな、なかなか体験しづらくて、都市伝説化しているものをなかなか自分では体験できないよね、みたいなところだと思うので、
そういうのを切り出してテーマパークとして体験できるようにしたらどうなんだろうっていうのが、この先池砂郷町屋っていう体験スポットですね。
これはどっかの企業がやっている、プロモーションなのかな?
これはね、プロモーションではなくて、謎解きなんとかとかあるじゃないですか。
ああ、はいはいはい。
ああいう感じで、その体験自体をサービスにして提供している会社の展示会です。
じゃあ、これは参加費みたいなのがかかるのかな?
そうですね。参加費を払って、5ゲームできるのかな?
ステージがいくつかあって、何か振られて、それ行けずかどうかを気づいて、行けずやと気づいたら、うまくそれをかわしたら次のステージに行けるみたいな。
次のステージに行ったら、徐々におかみさんは認めてくれるんだって。
ああ、そうなんだ。
そう、分かってるじゃないかみたいな感じで。
でも、行けずに気づけずに、ぶちつけて対応を取ってたら、即座にぶぶづけを出されて、ゲームオーバーみたいな。
これ面白い。1人当たり5500円みたいですね。
今年の1月25、26日やってた企画らしい。面白いですね。
ちょっと行ってみたい。ゲームオーバーならずに最後まで行けるかっていうことか。
貴重な体験の提供
ならずに行けたらめちゃめちゃ誇れるよね、これは。
そうだね。ずっとあれでしょ、今の発言は行けずなのか、普通の発言なのかって考えながら座ってるわけでしょ。
うん、座ってる。
すごい体験。
震えるね。
よく語られるしね、よく漫画とかでも描かれるけど、実際は見たことないし、これからは見ることはないかもしれないなみたいな。
そういうものはね、体験型なのかテーマパークとしてちゃんと提供するべきだっていう、これは1個の気づきですよね。
これはすごいね。しかも実際1回1回この、なんていうかな、オカミの格好をしている、実際オカミなのかな?
4代目大西里江さんが演じて、イケズオオカミが実際やってくれるわけだから、まあね、そんなに人数入れるわけでもなく。
2日間、1月25、26の2日間でたぶん40人か60人ぐらいしか体験できない企画ですね。
選ばれた人しか体験できないね。
まあすごい貴重な体験やね。
そうですね。この辺もだからこの体験価値のニーズみたいなのが高まってるからこそできる、生まれるサービスなんでしょうね。
サントリーのキャンペーン
そうですね。実際即日完売って書いてますね、チケット。
まあそうでしょうね。
これはだから、どこにフォーカスするかっていうのがうまいですよね。
なんかめちゃくちゃ有名だけど誰も体験したことがないっていうところをフォーカスしていて、今こそテーマパークでそれを体験させるのかみたいな、そういうアイデアが強いなっていう気がしますよね。
なるほどね。
いやでも目の付けどころがいいですね。この京都のいけずって確かになかなか体験できないものを体験できるっていいですね。面白い。
うん、いいですね。難しいよね。なんかちょっと振られた時に気の利いた回答すればブブ付け出さないわけじゃないですか。
ということはめちゃめちゃ問われてるよね、参加者の切り返し能力っていうの。
しかも何パターンもあり得るというか、あとは何か言ったらいいかどうかはお神の判断次第ってことでしょ?そこも含めてすごいね、返答性が高い。
そうね。あれとパターンとかシナリオとかはめちゃめちゃ吟味したらしいけど、一定このアドリブというか偶発性の部分が大きいけど、とはいえおおむねここに回収できるよねみたいな、そういうシナリオ組をすごいしたらしいんだけどね。
すごいね、この辺りの設計力とか。
これが仕事になってるのはすごいね、これ考える人ね。
そうっすね。
ある意味遊び考えてるみたいなもんやからなぁ。
そうだよね。ぜひ2日間だけじゃなくて、やってほしいね、どっかで。
そうっすね。
定期的なイベントとして。
やってほしいね。
万博とかに常設していただきたいものでありますね。
万博でね、京都の生きずを体験とかちょっと面白いね。
そうね、海外の方とかも来たらね、ブブ付け出されてんのになんかワンダフルとかなんか感動しそうやもんな。
確かにね、もうわかんない、もうすごいハイコンテキストな話だからね。
そうね。
意味わからへん、ブブ付け出たらゲームオーバーですとかっていうのもさ、背景を知ってるから理解できるけど、全く背景わからないと意味わかんなすぎるよね。
そうね。
注文してないとか言いそうやもんな。
言いそう言いそう。
その辺りのハイコンテキストな日本を楽しめる企画が1つありますね。
なるほどね。
1個いいなと思った最後の事例はあれなんですよね。
ちょっと絶妙なノスタルジーに訴求してくるなっていう感じかなと思って、
こういう体験型アプローチってさっきのブブ付けもそうだし、あれはカルチャー体験ですし、
ショッキングな体験とかね、あるある体験とかそういうのもいいんですけど、
もう1個やっぱり体験型アプローチでグッとくるのはタイムスリップ的なアプローチですよね。
なのでこれをうまく使ってるなという事例が、サントリーがやった去年ですね、2024年にやってたキャンペーンで、
サントリーがよくやるなと思ったんですけど、あの夏休み自販機っていう企画で。
はいはいはい。
これはすごいですよね。
いやもう何かで見て調べて体験したノートを見ましたけど、ようこんな企画社内通せたなと思って。
そうやね。
ぶっ飛びすぎてるやろって思ったけど面白かったね。
間口がとにかく狭いね。
そう。サントリーが多分結構な金額、予算感かけてやってる割に参加できる人数すごい限られてるからね、すごい企画。
まあ絶妙な企画というか。
だから体験型だからこそ別にリーチ、間口はまあどうでもいいんですわみたいな話しか分からないね。
とはいえ、あれでしょ、その応募して当たったらここに行ってくださいって言われて、民家の前の自販機の前に行って、
なんかサントリーの商品を押すんだよね。
なんかそれも暗号みたいになってるのか。
CCレモンを8回、なっちゃんを3回、レバーンを1回引くと家からお母ちゃんが出てくるんだよね。
いつも言ってる友達のおかんが出てくるわけだな。
そうそうっていう設定なわけでしょ。
だから2024年にやってる企画で、2004年の友達の部屋におかんが招き入れてくれるんだよね。
20年前の。
はいはいはい。っていう設定の世界にここからいきなり誘い込まれるわけだね。
すごいね。
絶妙だよね。だから35歳の人が15歳ぐらいの時のやつか。
小学生だから、30歳ぐらいが多分メインターゲットかな。
小学生、小5、小6ぐらいの時に友達の家に行ったなみたいな感じ。
その前後ぐらいの世代がメインターゲットなのかな。
だから友達の部屋にあるのはなっちゃんとかCCレモンとかですよね。
プレステ2とかそんな感じ。
そうね。CDMDプレイヤーがあって、それでオレンジレンジの音楽かけたりとか。
まあね、その30歳ぐらいの人からするとめちゃくちゃノスタルジーあるね。
あるよね。やっぱ確かにそうだよね。
小学生の時の友達の家の感じっていいなみたいな。
僕らでいうとファミコンですね。ファミリーコンピューター。
僕らの時はファミコンでしたね。ファミコンスーファミでしたね。
その辺出されて、その辺のグッズに囲まれたら確かにおおって思うよね。
まあおおって思うね。すげえ企画やるなって思うけどね。
でも本当にリアルにその時のやつを再現して、
夏休みの宿題やってるとかさ、ノートとか、そういう自由研究の文章とかいろいろ全部置いてるわけでしょ?
めちゃくちゃ手間かかってるね。
手間かかってるよね。
すごい。
なんか僕ら世代もやって欲しい。多分各世代これやって欲しいんじゃないかな。
やって欲しいけど、どの企業がやってくれんねんちゅう。
これだって、サントリーだからもういいんですかね、ROIとかね。
これもあれじゃないかな、最近サントリーじゃない、カルピスが三世代アプローチみたいなのやってて、
カルピスって100年飲料だから、やっぱり世代を超えて受け付かれているよっていう飲料ですよっていうのって
なかなかないんだよね、カルピスぐらいしかないので、
だから長澤正美と娘の何気ない会話で、この子いつもちょっと濃い目でって言うんだよねって言ったら、
長澤正美のお母さん役の人が、あんたも昔言ってたわよみたいな感じで、
さりげないコミュニケーションの中で三世代飲料であるみたいなことを改めて認知させるみたいなことをやっていて、
そういうことなんだろうね、サントリーも特定の飲料というよりはサントリーの飲料群が、
あなたたちの青春とずっと一緒に寄り添ってたんだよみたいな、そこをガーンと体験させるみたいなところなんでしょうね。
伝わるインパクト
なるほどねー。
いやーいいなー。
いやーこれどのぐらい制作かかったんだろうなーとか、そういうことにちょっと心が行ってしまうけれども。
いやいや、小4に戻らないといけませんよ。
そっかそっか、じゃあやっぱりすごい楽しいみたいなCDラジカセがあるみたいな風に思わないといけないのか。
そうそうそう。
なるほど、ROIとか考えちゃダメなんだね。
ROIとか知らないよ三山さん。
知らない知らない。
忘れちゃいなさいそんなものは。
そうかそうか、そういうものか。
まあでもね、体験した人は少ないけれども一定SNSとかそういうところで話題とかにはなってたから、
まあそれで認知が一定あったりはするんだろうね。
だからどっちかというとそこから広がる話題性っていうところなんでしょうね。
PRイベントですね。
そうですよね。
だから体験者もあれかな、インフルエンサーが呼ばれていたりするのかな。
そうですね、PR投稿とかで何個かありますね、ハッシュタグあの夏休み自販機で。
いいですね、参加したかった。
一応謎解きにもなっていて、その同級生が部屋の中にいるんだけど多分消えたとかそういう設定なんだろうね。
はいはいはい。
まあなんでみたいな謎解きをしながらタイムスリップみたいな感じでギミックの二重奏になっているみたいな感じ。
なるほど。
ノスタルジアも加えているから、今の30代がターゲットだとすると、30歳かな、ど真ん中ターゲット30歳だとするとタイパ重視なんで、
まあ失敗したくないよねみたいなそういう人たちのインサイトにも指しているので、
そういう感じでは安心材料になるから、行きたくなるよねみたいな感じもありますよね。
なるほどね。
ここまでやる事例があるんだっていうね、気もするけれども。
まあでもインパクトはすごいよね。
どれだけ言葉とか絵とかで伝えられるよりも、友達のお母ちゃんに会う体験が30歳でできるとかはすごいもん。
映画の主人公になった気分だもんね。
そうだね。
この間ね、古本屋に行った時にファミコンのカセットが売ってたんですよ。
ほうほうほう。
100円とかで。
フーンと思ったし、ファミコンないけど、あれ?と思って、インテリアにいいんじゃね?と思って、
ドラクエ3のカセットを買って、
買ったんや。
本棚にポンと置いてるんですけど、これね、めっちゃいいよ、ドラクエ3。
へー。
なんかインテリアとしてのファミコンカセットって、今めちゃめちゃいいし安いし、
冒険の章消えてもいいしね、知らん人のやつだし。
それはでもね、それが棚にあるだけでノスタルジーを感じられるもんね。
感じられるよね。
あのデザイン一つめちゃくちゃ見つめてたわけじゃないですか、僕ら。
めちゃくちゃ情報量ありますよ、あれ。
人によってそれは違うだろうけどね。
どのカセットかね、作品かは違うだろうけどね。
まあ確かにジンボさん家行って、ドラクエのカセット見つけたら絶対なんか言うもんね。
うん、言うね。
うん、スルーはできないね。
うん、だよね。
なんかそういう、いいな、デーマパーク的な合宿ができるところとかもあったら楽しいだろうね。
なんかスーファミのカセットとかがたくさんあるとか、
実際プレイしないにしてもエンドレスで流れてるようなところとか、
なんかね、すごい脳内ホルモンがいっぱい出そうな感じするね。
そうですね、最新のやつがあるよりも逆にファミコンカセットがあるほうがいいかもね。
うん、そうだね。
この辺りの、ノスタルジックスイッチを入れるギミックってのは、ちょっと掘りがいが、研究しがいがありますね。
なるほどね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
X、旧ツイッターのハッシュタグ、マーケターの真夜中ラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。
誰でも特命で気軽に参加できます。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
この間ね、ゴールデンウィーク僕ダラダラとテレビを見とったわけなんですけど、
CMを見てて、めっちゃ思いっきりCMを2度見してしまったんですけど、
タベログのね、20周年記念のテレビCMが春キャンで始まったんですよ。
これはね、僕もアデュータイとかでも見てて、なんかいいなーって言ってピックアップというかつぶやいたりしたんですけど、
こしばふうかさんを起用して、ご飯行こうっていうメインコピーでやってると。
主にこしばふうかさんを起用したことにいいですねっていう意味で僕はいいですねって投稿してたんですけど。
いや確かにね、お美しいですね。
オリランでね。
はいはいはい、とても良かったですね。
ここに来るまでに、朝が来たっていう、ちょうど10年前ぐらいの朝ドラで、春さんが主演の時の朝ドラで、
こしばふうかさんはデビューなのかな?わかんないけど、初めて朝ドラに出てて、
偶然の競合コピー
その時は吉岡里穂さんと清原茅屋さんとかと一緒に出たんですよね。
あ、絶対売れるやんって思ったんですよ。
あ、こしばふうかさん。
そう、清原茅屋さんもね。
吉岡里穂さんはね、なんかメガネかけキャラだったんで、あんまりそうは思わなかったんだけど、
彼女が最初に一番売れましたけど、
ほら、こしばふうかさんは絶対売れるやんと思ってから、
でもここまで来たのは10年かかってるわけですよね。
だから考え深いなーとかって思いながら、
ずっとわりと応援してて、NHKに愛されて育てられてる感がある女優さんなんで、
安心して見てたわけですよ。
とはいえ、時間思ったよりかかってるなって思ってたんですけどみたいな。
あー、そっかー。
確かにそうですねー。
なんすよねー。
だからまあいいですねーとか思いながら、そのCMを見てましたと。
ご飯行こう、あー今っぽいね今っぽいねみたいな。
まあいいなーと思ってたわけですね。
で、その後かな、他のCMまた見てたら、
今度はちびまる子ちゃんが友相と寿司屋で飲んどるわけですよ。
モルちゃん飲んでないだろうけど。
あかんあかんあかん、絶対CMしたらあかんそれ。
でなんか、なんか食べていいとかって、
友相は返事もしないのに勝手にモルちゃん注文して食うわけ。
友相も、ん?なんか懐ぐらい具合がどうなのかな?とか思いながら、
うーんって見せたら、それはホットペッパーグルメのCMで、
でまあそういう一連のやり取りがあった後で、
ポーンとまたメインコピーが出てきて、
それがご飯行こうっていうメインコピーなんですよ。
さっきの食べる具はご飯行こうだし、
ホットペッパーグルメはご飯行こうだしみたいな感じで、
マジかとこれマジ競合じゃないですか。
飲食業界のトレンド
マジ競合ね。
食べる具とホットペッパーグルメってまあど競合同士なんで、
それのハルキャンコピーがどかぶりしてるみたいな、
もうほぼ正面衝突事故じゃんと思って。
へえー。やばい。びっくりするねこれはね。
これはびっくりする。二度見三度見しましたね。
え?おかしい。でもそんなことはないよねって思うやんか普通。
あれ?とかって思って、
でもあんまりね、ツイッターでも話題になってないから、
何も気づいてないかもね。
へえー。
気づいてないから気づくなよって言ってるのに、
俺が言ってるから気づいちゃったけどみたいな。
まあ本当に偶然かぶったんだろうね。
そうね。
だってさ、もうこしばふうかさんとかちえまのこちゃんとか
キャスティングしてやってるってことはもうたぶん、
1年前くらいからね企画してCM枠も抑えてってやってるから、
その頃から密かにお互いにやってて、
公開した瞬間、どっちが先にあったかわからへんけど、
公開された瞬間に後のほうのやつは、
え?まじか。かぶってるやんと思ったけど、
もう戻れない。
もう戻れない。
もう作っちゃってるからさ、そのクリエイティブで。
コピー差し替えくらいだったらできそうだけどね。
できるけどね。
それこそもうご飯いこうの伸ばすのをいこう。
ちっちゃいツイにするみたいなそういうことくらいしかさ、
最後も間に合わないからもう気にせずいったんだろうね。
そうね。あとアプローチがわりと違うかったから、
見た目の違和感っていうのは、
こんなに興味持って見てる人は気づくかもわからんけど、
普通の人は見てもあんま気づかないかもわからないね。
そうか。
コピーもそんなに尖ったこと言ってるわけじゃないもんね。
ご飯いこうって。
普通の言葉っちゃ普通の言葉だから。
被ることもあるか。
でも代理店説明難しいな。
これね、代理店もだから責められないと思うんだよね。
事故じゃんこれって。
事故だね。偶然被っちゃいましたっていう。
たぶん情報漏洩とかじゃないと思うね。
漏洩したら隠らないからさ。
漏洩したら隠らんもんね。
漏洩したら逆に外すからさ。
だから情報漏洩じゃなくて本当に偶然被ったんだろうね。
そうね。
まあ大変だなと思いながらって感じだな。
僕はもう気づいちゃったから、
えーとかっていうのをツイッターでまた投稿するわけ。
もう消されるでそんなことをしたら。
じゃあなんかタベログの公式から、
いいねって来たんだよね。
これどういう意味?みたいな。
タベログ公式的にはいいねなのかな。
いいねみたいな感じでいただいたんで、
まあいいんじゃない?気づいちゃったよ。
みたいな感じ。
そうか。
ちょっと外れてるから、
共同プロモーションってわけでもないもんね。
たまにあるじゃないですか。
競合同士が共同プロモーションで、
競合ではあるけれどもこの同じ文化を広めるために一緒のコピーでやろうとかっていうのはあるけど、
そういう感じでもないもんね。
そうですね。
ほんと偶然被っちゃったって感じね。
ほんと偶然被ったんやと思う。
で、この偶然は割ともしかしたら必然なのかなって、
事故も起きるべくして起きたのかなって思うのが、
ミスドもね、タグライン今回は今田明さん、
アサドラ主演の今田明さんを起用して、
新しいタグライン設定したんですよ、この4月に。
そのタグラインがミスド集合でっていうタグラインなんですよね。
へー。
これも割と似てるじゃん。
似てるね。
ご飯行こうもレッツゴーだもんね。
ミスド集合も一緒にミスド行こうよだもんね。
そうそう。
だからこう、飲食店が、
なんていうかな、誘いやっていくような感じとか、
誘いたい、誘われたい場所みたいな感じになってるのかなっていう感じがするんだよね。
あー、なるほど。
多分だけど、調査したらそういう調査結果が出たんだろう。
多分コロナがあけて、1年、2年経って。
で、でもまだ飲食店は本格再開はしてないじゃないですか。
元々の以前よりも集客が落ちてるわけなんで、
だから飲食、飲み会いいよなーみたいな、
ちょっと空気感が徐々に出てきていると思ってて、
リアルコミュニケーションってやっぱいいですよねーみたいな、
もっと語りたいですよねーみたいなのが改めて、
ちょっと膨らんできているタイミングであると思うんだよね。
その時の兆候は各社多分調査して把握していて、
それをこの飲食店の復活に繋げるにはっていう考えたら、
またこの方向性になるんだろうみたいな。
なるほど。
じゃあ多分これがきっかけだから、
これから各社がこれに近いようなコピーを出してくるのかもしれないね。
くるのかもしれないねー。
時代のこれが空気感だとするならば。
なるほど。
確かにちょっとわかる気はするなー。
一人で楽しめることがどんどん増えてきていて、
別に一人でネットフリックス見ようとか、
ミストに行ってもずっと一人でネットフリックス見たりとか、
そういうお一人様みたいな文化に寄ってきているのの逆張りとして、
やっぱり誰かと一緒に何かをするって楽しいよねっていう、
コピーとか訴求がこれから新たに出てくるのも、
確かにわかるなーって感じがするので、
そういう時代背景なのかもね。
そうだねー。
今時若い人は大体倍速でコンテンツを見とるだろうから、
そういう一人が虚しいなって気づくのも倍速で気づくんだろうね。
だから数年で気づいて、揺り戻しも早いんじゃないんですか?
なるほどねー。
新たな消費スタイル
そうかー。面白いねー。
面白いよね。
だから、タベログのリリースか何かに入っていたんだけど、
調査の結果、今は皆さんの中で、
今度飯行きましょうっつって、そのままになってますみたいな案件が、
大体一人当たり2.5件抱えているらしいんだよね。
あー、ご飯行きましょうね今度、ぜひぜひって言って、
行ってない案件が2.5件あるってこと?
2.5件あるらしいんだよ。
それを回収するというか、
っていう狙いでもあるという。
まあね、昔から2.5件ぐらいあったと思うけどね、みたいな。
昔からずっとね。
キャンペーンのご飯行こう、キャンペーンの説得力を増すために、
今の人が、みたいな感じで出してたけど、
まあそういうのはあるよね、みたいな。
そこの約束を実行しようよ、みたいな。
市場の動かし方っていうのも一つありますよね、っていう感じみたいですよ。
そうかー。
確かになー。
いやなんか飲み会とかそういうのも、
減った気がするのは、それは年齢によるものなのか、
時代の変化なのか、
どうなんだろうなー。
うーん、確かにねー。
東京の中にいてもやっぱり、
復活、コロナが明けたとしても別に飲み会自体はそんなに、
ちょっと減ったかな、みたいな感じ?
なんか減った気がするんだよなー。
なんだろうなー。
やっぱこう、ちょっとこう、
一回習慣がなくなると戻るのに時間がかかるというか、
別にね、これまでやってた飲み会も、
それがしないと生きていけないものではなかったから、
なんとなくこう、ちょっと減った感じもするなー。
まあそうだよねー。
それがなんか年齢とかによるものなのかどうかはあれだけど、
まあでも、なんか訴求として、
そろそろ一人じゃなくてみんなで遊ぼうよとかっていうのが、
増えてきてもいいんかなーって気もするねー。
うーん、そうだよねー。
そうじゃないのが多いからさ、
一人で楽しめるものがどんどん増えていってて、
みんなどんどん一人一人になっていって、
まあそれでも別に飽きないからさ、
でもそれはそれでどうやねんみたいな話もあるから、
これからはそうね、誰かと何かをする。
お、社交ダンスブーム復活するんちゃいますか?これ。
ダメか。
僕もちょうどZ世代の人たちと、
で、しかも割と効率市場主義みたいな感じの子たちとよく会話するんだけど、
なんかそんな感じのこと言ってるもんね。
なんか効率だけでいくのがめちゃくちゃつまらないと最近思えてきて、
逆にその理不尽なことをめんどくさいことにちょっとコミットしていくっていうの。
はいはいはい。
タッチメント、コミットメントって昔話したけど、
コミットメントモードになってるんですわーみたいな、
それじゃないとわからないこととか、
それってめちゃくちゃコンテンツ消費してることでは絶対に得られない満足感があってってことに気づいたっていう人が割といて、
面白いなと思って。
確かにそうだね。
そうだそうだって感じをもうなんかちょっとお前も人生上がってきたなみたいな。
そうそう。
なんかそれって多分そのN1とかN2のそういうのだけじゃなくて、
多分世間的に割と多いんだと思う。
だからそのモーメントをこういう企業は掴んでるんだと思う。
だから被るんだよね。
そういうことだね。
面白い。
いや、二度と見れないかもしれないよね。
このド強号が同じコピー出すっていうのは、
ほぼ一文字ぐらいしか違わないから、
伸ばすか伸ばさないかの違いと、
ゆっくりマークか丸等点かの違いなんで、
マジで一緒だから、
すげーな。
すごいね。
まあね、別にタベログもホットペッパーも、
そんなサービスとして大きな変化はないから、
別に同じコピーでやってもおかしくないというかね。
もう怒りうるよね、こういうことね。
そうなんだよね。
タベログは利用者が減ってる?
特に若年層は減ってるらしくて、
若年層は別にタベログ見ないで、
インスタとか、
インスタでログって、
次行きたい店とか全部データベース化してるらしいので、
そういうところで行くとやっぱり、
タベログも徐々に先細っていくだろうみたいな、
ホットペッパーとかグルナビとかもちろんそうだし、
だから新しい層を取り込んでいきたいなっていうのがあるんだろうね。
なるほどね。
テレビCMでリーチできるかどうか、
よくわからないがみたいなところであるけどね。
そうか。
でもホットペッパーグルメのちびまる子ちゃんとかどうなんだろう?
ちょっと年齢層高め向けなのかな?
まるちゃんって全方位なんじゃないの?
そうか、今もやってるから若い子も行けるのか。
ブランド体験の重要性
あとおそ松さんとかもやってたし、
おそ松さんとバカボンのパパの世代、
カルチャーギャップ?異世界コラボの会話とかのバージョンもあったし、
いくつかあったけどね。
でもアニメーションっていう制裁を取ること自体が、
若年層に向けてアピールしますっていうコミュニケーションの姿勢なので、
タブログはコシラ風化でしょ?これも若年層アピールだと思うから、
そういう意味でもターゲットは見えてるよねって感じですよね。
気分も多分そっちに指してるんだと思うし。
そうか、すごいな。だからこそドハマリ。
ドハマリですね。
お互い多分誘い合いたいなみたいな気分が、
社会的にはあると思うので、
皆さんね、ちょっと飲み会の準備をしといた方がいいかなと。
これからこういう時代が来ますと。
いいですね。これは言っておきましょう。
あとこういうね、ハルキャンコピーが競合でドカブリするとかっていう人事は、
多分何十年に一回あるかないかなと思うんで、
そういうちょっと変な異常気象がありましたみたいな都市は、
だいたいね、阪神が優勝するんで。
大胆予測。あなたは今年飲み会に誘われて、阪神は優勝します。
大胆予測ですね。
なかなか5月7日にはわからないことを。
え、まだ野球始まってる?野球。
やってるよ。
あ、やってるんだ。
まあでもまだね、優勝候補はまだわからないと思うから。
じゃあそれはあれですね、9月、秋、夏ぐらいに検証ですね。
検証ですね。
マーケティング情報の配信
明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオでは、
マーケティングに役立つ情報を毎週配信していきます。
ポッドキャストをフォローすると、
マーケターとしての知見が毎週溜まっていくので、
ぜひフォローしてみてください。
ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。
01:01:05

コメント

スクロール