みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらふおマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、 それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち点を模索する、 みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いを分解に変える戦略マーケターチーム、 株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
同じ島でコピーライターをやってます。ジンボーです。 よろしくお願いします。
さて、今日のテーマは、生活者のニーズの隙間をこじ開ける。 シーン限定訴求の積み重ね効果です。
さあ、このテーマを取り上げた理由は何なんでしょう。
はい。今回テーマを取り上げた理由は、ちょっと前ですけど、朝専用のワンダとかね、 モーニングショットみたいなのもありましたよね。
はい。めっちゃ前ですよね。
僕らが若い頃は、朝専用コーヒーってね、言われてましたよね。
そうね。あっちゃん抱えてるなーぐらいの時ですけどね。
いやでもね、ワンダを見れば朝専用って思うぐらいの認知ができてるから、 相当認知効果あった気がしますね。
ありましたよね。
あのマーケティング上手いよねって当時話題になってましたけど、 当然ね、今になっても引き続きそっち系のアプローチは引き継がれているわけで、
やっぱ強いなと思うんですよね。朝なのか昼なのか、何とかなのかわかんないけど、
利用シーンを限定することによって何ができるかというと、その商品のエッジが立つんですよね。
その商品ってどういう特徴ですって、くどくど言うんじゃなくて、 時間帯、朝とか通勤とかランチの後とかということで、
パッとその特性が伝わるっていうことがあると思うので、
そういう伝え方、特性の伝え方として非常に使い勝手の良いアプローチかなと思って、
それを言うことでブランドは、そのブランドの存在感が立ち上がるっていうことができるかなと思うんですよね。
なので、一定商品をデビューさせました、でも何か埋もれてるなみたいな商品ってあると思うんですよね。
マーケットは広大で広いですから、その中で埋もれちゃったなっていう時も、
改めて特定の時間帯と紐を付けることで、ブランドのエッジが、ちょっと輪郭がまた見えてきたりとかして、
朝のあれね、とかっていう感じで、なんとなく時間帯になったら思い出されるみたいな感じで、
定期的に何かしらのタイミングにはちゃんと純粋早期候補に上がるみたいなブランドに徐々になっていって、
それが徐々に、うん?ミルも使えるんじゃない?みたいな感じで広がっていくみたいな、
そういう効果が狙えるのかなと思いますね。
今の生活者って割と賢いので、朝専用って言われたからって、
朝しか飲んじゃダメなんだねとは絶対に思わないので、朝専用っていうのはこういう効果があるのね、だから朝専用なのね。
だったら私は昼にも飲もうかなとかね、ランチの後2時くらい飲もうかなとかって、
自分の中で応用するのが当たり前なので、そういう今の生活者のリテラシーっていうのを一定信頼した上で、
あえてシーンを絞るっていうことをやるっていうのが割と最近多いかなと思っていて、
そのあたりを今回は紹介したいなと思っています。
ということで、本編先に収録してますが、宮本さん的には今回の内容はどのあたりで明日使えるキープネタになりそうでしょうか。
そうですね。シーンを区切るって一つのターゲット認識でありターゲット定義だと思うんですよね。
このシーンに思い出してほしいとか、このシーンに合った商品ということを伝えたいという意味で、
それを明確にすると伝わりやすくなる、分かりやすくなるので、
その考えの一つとしてすごく面白いなというふうに思いましたね。
実際こう、最近クラフトコーラをよくサウナの後に飲むなと思って、
例えばイヨシコーラとか、またこれコーラじゃないけどチルっていう商品とか、
そういうのってだいたい銭湯とかサウナのところに置いてある缶ジュースというか、感じなんですよね。
普通だとちょっと高いので自動販売機にあると変わらないけれども、
そういうところにあると、サウナの後の特別な気分だから今ちょっとこれ飲んでみたいなっていうふうに思うと。
サウナの後チルを飲むなとかイヨシコーラ飲むなと思ったらそれ日常的にもちょっと飲みたいし、
サウナの後に飲んでるコーラって特別な時に飲むものっていう認識もできるから、
それによってそのブランドイメージが高まって、
ちょっと高い、普通のコカコーラより高くても飲みたくなるってシーンを作っていると思ってて、
そういうシーンをうまく訴求するっていうコミュニケーションの中で、
実際もう言っちゃう朝専用とかサウナ専用とかって言っちゃうっていうのもコミュニケーションの方法としてわかりやすいので、
そういうコミュニケーションの例を考える上では今日の事例はすごく参考になったかなと思いますね。
百貨店ってシャワー効果ってあるじゃないですか。
最初8階最上階のもよしものに行ってその後徐々に色々ブランドものに下ろしていくみたいな。
例えば食品とかでも飲料とかでも一番おいしく感じる瞬間にまずはアプローチして、
そこから日常に下ろしていくみたいなシャワー効果はありそうな感じしますよね。
そうですね。結局その商品が本当においしいかどうかよりも、
その瞬間に喉が渇いているかどうかとかの方が、
味わった時のおいしさを感じる度合いって変化が大きいと思うので、
そこで思い出を強烈に感じてもらったら、おいしいと思ったらその後飲んでもらいやすいし、
そういう初体験を作るのはブランドとして大事でしょうね。
期待値があると感動も大きいと思うんですよね。
そうですね。サブスクとかもやっぱり初回一番最初に食べた時の感動があるかどうかはすごい大事ですね。
じゃないとやっぱり続けないので、そういう意味で一回目に一番定番のおいしいものを入れるとか、
そういうのはあるし、最初のそのブランドをどう思うかっていうのは最初に決まるので、
その点シーンを訴求しておくと一番おいしいシーン。
朝専用コーヒーとかもそうですよね。コーヒーって一番朝飲むとシャキッとするし、
それを感じると他の眠たくなったシーンでも飲みたくなるから、
そういう意味ですごい効果が高いプロモーション手法な気がしますね。
そうですね。コーヒーって特に朝飲むものじゃないですか。
だからコーヒーだぞって言っても差別化できないわけだけど、
朝専用というとなんか一番シャキッとするんだろうなみたいな感じで、
埋もれないよね。シャキッとしたいんだったら、
でもだいたいコーヒー飲む人ってシャキッとしたいから飲むよねみたいなことなんで、
結局はマーケットを取る軸を自分で定義してる感じにはなってるところですよね。
でも実際物性として、例えば朝専用コーヒーのワンダがカフェインが多いとか、
シャキッとする効果が高いかどうかはわからないけれども、
朝専用と言われるとその効果が高いように自然と認識されるので、
コミュニケーションコストは低いですね。
そうですね。
それでは本編、ぜひ聴いてみてください。
本編は約30分あります。
途中で聴けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、リンボさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
生活者のニーズの隙間をこじ開ける。
シーン限定訴求の積み重ね効果です。
さあどんな内容なんでしょう。
オープニングでもお話した通り、
今回はシーンを限定して、
生活者の1日の時間の中で少しずつタイムシェアを広げていくみたいなアプローチ。
暑いよねっていう感じのお話をしたいんですけど、
以前あれですかね、青春の1ページに残すブランド戦略みたいな。
なんかありましたね。
ポッキー、ポカリ、などなどね。
そっち系で、それの応用編みたいな感じで、いいですねって思ったのがあるので、
まずそれからちょっとご紹介をさせていただきたいんですけども、
今回はね、青春はだいたいそうだよね。
ポカリもポッキーも青春っていいよねっていうこのハイライトなシーンにフォーカスをするじゃないですか。
だいたいはね、そこで汗をかいてポカリ飲んでますみたいなシーンとかね。
そんな感じの訴求が多いと思うんですけど、
今回の訴求はそのハイライトなシーンが一つしきり終わった後、
1人でトホトホ帰ってる時間とか、
そういう青春って、なんかそのハイライトの後も青春だよ。
それが実はいいんだよみたいな。
そういうことね。学生時代であることは変わらない。
俺おじさんになってる時のことかと思った。
青春のハイライトの後って。
おじさんになった時のことかと思ったら、そうではなくてね。
いやいやいや、宮本さん間違ってない。
間違ってない。
おじさんの青春は終わってないからね。
そういうことだね。なるほど。
だからそうだよ、宮本さんも何かなというか、
マッチを飲んでね、青春アゲインをできるわけですよ。
できるわけですか。ほうほうほう。
キャンペーン的に言うとハッシュタグ〇〇の後、例えば部活の後、告白の後とかでキャンペーン展開をしていたりとかしていて、
タグラインなのかキャッチなのかは、青春の後もうまいのだみたいなキャッチで締めて、
そういう余白的な時間、名前のついてない時間にマッチ飲んでね、みたいなそういう擦り込みをしているらしいんですよね。
へー、なるほど。
でもこうね、タイミングが切られてないから、その点難しい気もするけどな。
イメージを伝えづらいよね。
確かに。
日常的な時間だもんね。
日常的な時間だね。
まあだからあれじゃない?
例えば部活終わりの夕日の夕暮れで帰る時間とか、そんな感じですよね。
うーん、なるほどね。
そういうその後の時間に、だから何でもない時間にはマッチを飲んだらいいよみたいな話ですね。
うーん、そうなんだ。マッチってそういうプロモーションなんだね。
うん、今年はそれやってるみたいですね。
へー、僕結構ねマッチ、サウナごり飲むの好きなんですよね。
めっちゃ青春終わってないじゃん。
青春っていう気持ちで飲んでなかったけど。
でもなんかサウナ子ってたくさんグビグビ飲みたいけど、コーラとかだと炭酸がきつすぎるのよね。
はいはいはい。
その点ちょうどいいぐらいの炭酸度合い?
ちゃんと炭酸は入っててシュワシュワはするけど、でもグビグビ飲めるのがマッチの良さだなとは思ってた。
だからあれか、宮本さんの社交ダンス後の名前のない時間をマッチと共に過ごしてるわけだね。
まあそうかもしれない、そういう時もあるかな。
青春のボーナスタイムだね。
そういう風には全く思ってなかったけど、なるほど。
でもまさにそうみたいで、部活終わりとかそういう時にちょっとゆっくりした時にごくごく飲めるのが微炭酸であるマッチの良さらしいんですよね。
なるほどなるほど。そこはマッチの飲料としての特性とちゃんと掛け合わせてるわけだな。
そうそうそう。
その辺は宮本さんにも依然刺さってるわけですね。
まあ確かにそうですね。
4月かな、立ち上げはそうで5月にまたプロモーションがあって、それは家に着くまでが青春みたいなキャンペーンをちょっとやってるみたいですね。
青春Botさんっていうイラストレーターがいるみたいで、まさにそう、部活帰りの夕暮れのなんとか、そういうエモいイラストを作る人がいてね。
Botっていうぐらいだから多分AIとか使って作ってる、するんだろうという憶測はありますけど、割とエモいイラストを作る人なんですよ。
でそのエモいイラストをいくつもいくつもだからシーン訴求をしてそこにマッチを置くみたいなプロモーションも最近は始めてますね。
これでも大塚製薬だからポカリと同じ会社ってことですよね。
どうなんだろう、大塚食品だからな、なんか系列は一緒だけど若干違うじゃないですか。
大塚製薬は鳴門だろ、僕の大好きな徳島の。
系列は一緒なのかな、大塚グループなのかな、ちょっとあんまりよくわかってないな。
じゃあちょっと外してるというか気にしなくていいのかどうなんだろうね。
5月のキャンペーンで言うと家に着くまでが遠足ですわよく言うじゃないですか。
ありますね。
その辺の隠しエコー文をうまく使ってる感じがしますよね。
確かに。
それを若干家に着くまでが遠足はもう耳たこで聞きたくねーわだけど、家に着くまでが青春だと毎日のことになるじゃん。
なるほどね。
遠足だけじゃなくて、店員の毎日がプレシャスなものに感じられるみたいなそういうトライ直しを促すことができる。
メッセージのアレートかな。
確かに。
調べてみると大塚ホールディングスだから一応関連会社っぽいものらしいですね、大塚製薬と。
そうなんだ、ノリは一緒なんだね。
ノリは一緒。だからポカリと全く同じところは当てれないから、青春はポカリだからポカリの後は私。
そういう、すごい系統リレー。
でも青春というカテゴリーは全部いただきますみたいな。
青春は大塚グループでよろしくみたいな。
よろしくっていう。ちょっと面白いね。
素晴らしいね。
なるほどね。
エリカウゴから墓場まで的な。
そうね、青春というカテゴリーについてはもう青春中も青春の後も大塚グループでお願いしますっていう感じだな。
いいね、ナルト暑いね。
これ何がうまいかって、さっきも言いましたけど、ハイライトの瞬間ってほんと一瞬なんですよね。
だからブランドをどっちに紐付けるって言ったら、そうじゃない方の時間帯に紐付けた方が、その時に飲もうとか使おうとかって思ってもらえる率は上がるのでっていうめちゃくちゃマーケティング的な。
時間は長いよね。
時間は長いからね、あるよねって思って。
なるほど。
そういうところはあるよね。
あとは今の生活者って肯定されたがってるじゃないですか。
だから何もない時間だって青春なんだよって言われると、それをそうかみたいな感じで、それを青春で、これ青春満喫してるなーじゃない人も青春をしてるなって思えるから。
それはそれで肯定感が高まるので、後押しできると思うんだよね。
そこに対して寄り添えるブランドになれるみたいなところもあるでしょうね。
あとはそういうね、イエーイみたいな時間は何回夢中だったりするので、あれですけど、そういう何もない余白の何とかの後の時間にこそ自分自身の感情とか思いを書き込めるじゃないですか、余白があるから。
そうですね。
何もない時間、余白時間を再定義して、そこにね、その右下ぐらいにブランド名をちょっとひも付けておくみたいなのが上手いですね。
他の大体があればいいと思うんですよ。
僕の場合は車高ダンスでしたけど、別にバトミントンサークルに入るとか、
卓球サークルに入るとか、ジムじゃない何か。
チョコザップがすごく売れたのは、あれはジムに行ってるんだという免罪符を買ってるだけだから、
運動してるかどうか関係ない人が多いと思うんですよね。
でも月額1万かかるっていったものに対してチョコザップは月額4千円とか、
よりリーズナブルに運動してる感を変えるっていうのが良かったんじゃないかなと思ってますけどね。
そういうジム時間が現代に増えてますと、
たぶんポッドキャストとかラジオブームとか、
それもそのおかげだと思うんだよね。
ジムで景色の変わらない車輪を漕いでる時間、
マジ退屈とかって思ってる人が多いから、
ポッドキャスト聞いたりとかいう人が多分多いよね。
そうですね。ポッドキャスト聞いたり。
最近はテレビがあったりもするけどね。
それぞれみんなテレビ見たり、YouTubeをスマホで見たり、ポッドキャスト聞いたりとか、
それぞれの過ごし方をしてるでしょうね。
そうだよね。
僕の知り合い、友人は割とその時間にラジオ派も多いから、
そうか、みたいな感じで思ったけど、
そういう空白時間ですよね。
1年中の中の空白時間っていうのは、
パーケティングがすごく探している時間なので、
そこに対して差し込むっていうのはありますよねっていうことで、
もちろんね、駄菓子というかね、
ガムを作ってるロッテもそれを狙っていて、
スポーツガムってね、
ヒントレしてるとかトレーニングしてるときに使ってくださいね、噛んでくださいねっていうガムを作ったんですって。
切り取るスポーツガムっていうらしいんですけど。
なるほどね。
それは確かにこれまであんまりなかったですね、スポーツガムね。
これはまあいいですよね。
だからテレビ見る派、ラジオ聞く派いるけど、
どっちもガムは噛めるじゃないですか。
噛めますよね。
口寂しくもあるもんね。
その辺りうまくやってるし、
単調だけど、口でガム噛んでるとリズミカルな感じになるじゃないですか。
はいはいはい。
そんな感じもあるし、どうなんだろうね、噛む筋肉があると小顔効果とかあったりなかったりするのかね。
でもあるんじゃないですか?
ありそうな感じがしますよね。
いびきをかいたりするのは顔の筋肉とか首の筋肉が弱るといびきをかくらしくて、
それは一つガムとかで顔の筋肉を鍛えるのがいいとか聞いたことありますよ。
なるほどね。
そういう意味では同時に顔筋も鍛えられるみたいなところもあるんだろうね。
あるんでしょうね。
トレーニングの実感でもありますよね。
だからこそかわからないけど、
スポーツガムはガムベースが多めで割と噛み応えを強化されてるらしいんですよね。
だからしっかりとバーベル持ち上げるときに歯を噛み食いしばるみたいなときの多分対応性も高いし、
普段噛んでるときも割とちょっと負荷がかかるから、
ちゃんと若干顔のシェイプ効果が高かったりするんじゃないの?
とか。
そんな感じで。
その新訴求っていうのは名付けてるだけじゃなくて、
ちゃんと中身もそういうふうに調整をしてるみたいですね。
確かにアメリカの野球の人、めっちゃガム噛んでるイメージあるけど。
あれは噛んでるよね。
あれは効果があるからなのか、ただ単にヤンキーだからなのか、なんなんだろうね。
あれはね、美味しいからですよ。
そうだね。
美味しいから、あとバッティングのときに、強打者ほど歯をめちゃくちゃ食いしばるんだって。
だから王さんとかもそうかな、やっぱり歯がガタガタになったんだってね。
なるほど。
そこのパフォーマンスを維持するために干渉剤としてガム噛むらしいですよ。
マスピースみたいなもんだね、ボクサーのね。
そういうことか。
じゃあやっぱりバーベルあげるときにガムとかがいいんでしょうね。
いいと思うね。
なるほど。でもね、そういう打ち出し方をこれまでスポーツ用ガムって言われてなかったから、
そういうふうに言われると、その瞬間に食べてた人は他のガムじゃなくてロッテのガム食べてみようかなとは思いそうですね。
そうですよね。
だからこれまでなんとなくガム噛んでた人も必ず噛むし、それをロッテのスポーツガムするだろうし、
これまであんまり噛む習慣がなかった人も、なんかトレーニングの時はロッテのスポーツガムっていうのが出たらしいから、
それを噛んでみようと思って、じゃあトレーニングの時だけはガムを噛むようになりましたと。
うんうん。
でも、いいねみたいな、なんかシャキッとする感じするぞとか、リズミカルな感じするぞみたいな感じになって、
じゃあ仕事中もロッテのやつ噛んでみようかなみたいな感じで、
徐々にスポーツ時間とかトレーニング時間を起点に、他の時間帯まで利用が広がっていくみたいな、
そういうところが期待できるんじゃないかなと思いますね。
なるほどね。
この新祖宮のいいところといって、朝専用とかって言ったところで朝以外も食べてくれるっていうのがいいですよね。
そうなんですよね。
そこいいなと思って、朝専用コーヒーとかって言うけど、じゃあ夜飲まないかっていうと飲むじゃないですか。
飲むね。
そこちょうどいいというか、朝専用だけにしちゃうとシーンが限られちゃうから売上下がりそうと思うけれども、
消費者感覚で言うとそうじゃないっていうのは、いいやり方ですよね、これはね。
いいよね。
あざといとも言えるけど、
わかってやってますよねっていうのと、
マーケターが一定だから今の生活者を賢いと思ってるってことじゃん、それって。
こうだって言ったら、なるほどねって思って、自分だったらこうもこうも使えるねって解釈してくれる存在だって思っているので、
あえてそういう限定祖宮ができるわけだよね。
とかそんな感じかなと思いますね。
もう一個ね、なんかちょっと前なんですよ。
ちょっと前というか古いね、3年前ぐらいなんだけど、
なんかめっちゃ面白えと思って寝かしてた?
はい。
これBtoB系なのかな?の事例なんですけど、
締め切りに追われる人っているじゃないですか。
編集者とかね。
編集者、ライダー、普通のビジネスマンでもいると思うよ、企画書をあげないといけないとかね。
一定ね、締め切りはあるね、誰もはね。
ですよね。
だからなんか、締め切りに追われる人専用のテレワーク個室っていうのがあって、
これはいいねみたいな。
テレワークテクノロジーズ社っていうところが出したみたいなんですけど、
3年前だな、2022年に出した。
ちょっと話題になっちゃうけどね。
はいはいはい。
締め切りに追い込まれた方専用のテレワーク個室を作ってみたいな感じでやってたみたいね。
めちゃめちゃニッチだよね、これね。
ニッチだね。でも話題にはなるよね。
話題にはなりますね。
あとまあそうだね、締め切りはね、別に今や編集者とかそっち系のコンテンツ作ります系の人だけじゃないもんね。
まあね、誰もがある。
書いて資料作ってとかやるから、普遍的なニーズだと思ったんでしょうね。
これでも何が違うんやろうな、この締め切りに追い込まれた人専用のコアワーキングスペースは。
それはあれだろう、やっぱり締め切りに追われてないちょっとぬるい感じの空気感を持ち込まれたら困るわけじゃないですか。
まあそうですね。
だからやっぱりその辺は判断するんじゃないですか。まずスケジュール帳を見せてください。
ああそういうこと。
工程はどうなってるんですか?
使う時に。
本当に追い込まれてますか?みたいな。知らんけど。
これは一種のギミックというか遊びだと思いますけど、こういう何々専門店とか何々専門なんとかみたいなのが割と出てきてますねってなった時に、
まあ一個今っぽい、B2Bっぽいみたいな感じでちょっと遊んでる感じがするんだよね。
まあ明らかにこれはバズ狙いだし広報狙いだと思うので、その辺の差事加減というかアングルは割と絶妙だなと思ったからですね。
まあでも例えばコワーキングスペースとかもデザイナー専用じゃないな、デザイナー用コワーキングスペースとか、
エンジニア用コワーキングスペースということにすることによってデザイナーの方が来やすかったりとか、
あとはデザイナー用コワーキングスペースだからそういうものの貸し出しが、デザイナーが必要なものの貸し出しがあったりとか、
あとはデザイナー同士のコネクションができたりとかっていうので、他のコワーキングスペースとの差別化要素になってたりもするので、
なので別にね、そういうふうに言ったところで他の人が来てもOKすればいいだけの話なので、
なんでそういうコンセプト1個作るのは差別化を作る上で言い切り口な気がしますね。
確かにね。業務スーパーってさ、全然業務スーパーじゃないやん。
今はそうだけど別に普通のスーパーじゃんみたいな感じだもんね。
だからこう言いながら、実はこうなんですみたいなことは、今の人はよくわかってるわけで。
それはこういう、あえて言うことはメッセージなんでしょみたいな。
なんかビッグサイズで、単価は安いよみたいな。お得だよみたいなことを言いたいんでしょみたいな、ちゃんと解釈ができる人なんで、
だからそこのあえて一定信頼して投げるみたいなところは、そのやり取りは最近成熟してる感じがしますよね。
でも一言ね、それを入れるだけで差別化要素にもなってくるし、ターゲット絞れるから。
で、実際その一言を入れることによって、例えばさっきのガムであればちょっと硬くするであるとか、
特性も変えられるし、特性を変えたことの理由説明もできるので、
まあなんか言い切り方な気がしますね。
そうですね。あと僕がちょっと前に言った、ルールという名の表現手法っていうので言ったところでいくと、
なんとか専門のなんとかとか、締め切りに追われる人専用のテレワークとかって、
それはそれで一個設定という名のルールじゃないですか。
うちはこの設定でいきますって、それはもう人事制度と同じようなものなので、
そういう意味で言うと経営の意思を割と端的に社内にも社外にも示してますよね。
そうですね。分かりやすく示せますね、それがね。
そういうことを考えてますって言うよりも、もうそれ専用ですって言い切ることによって分かりやすくなりますね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
ヒックス旧ツイッターのハッシュタグマーケターの真夜中ラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。誰でも匿名で手軽に参加できます。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
あの、龍馬が行くを読んで、もう読み進みたくないぐらいの勘まで行っちゃったんですけど、
あー、そろそろ暗殺されるところまで。
もうちょっと辛いわみたいな。もう見送りたくない。でも今は元気だよ、龍馬。全然元気だよみたいな。
結論わかってるもんね。
結論わかってるからね。
ちょうどあの直前までイケイケというかね、色々な伏線というかやりたかったことをズドンと回収したタイミングだもんね、あの時がね。
そうだね、だから一人の龍馬、坂本龍馬として人格的にも哲学的にも思想的にも完成されてきている時期じゃないですか。
確かに。
前半はもう本当、なんていうの、龍馬もなんか大きな空洞みたいな感じでね。
ブレやもんね、前半はね。勝つ回収暗殺しに行って、逆に勝つ回収の弟子になったりとかね。
色々と迷い迷いだけど、だんだんとそれが自分の思いが形になって、それが思いだけじゃなくて現実に形になって色んな人巻き込んでっていう。
そういうのがうまくいくと、読んでるこちらもドキドキするよね。
ですよね。もうでも読み進めないといけないね。
しかも若いからね、33とかじゃなかったかな、坂本龍馬。
そうそう、33だよね。改めて読み進めて、結局ね、柴良太郎の話の中では何度か龍馬は死角に襲われて剣を振るよね。
全部峰打ちでなんだけども、どうなんだろうね、実際はそんなこともなかったんじゃないかなと思うんですよね。
寺田家で襲われて、銃でね、っていうのはあったんだろうけど、他なんかどっか動いてて新戦軍に襲われたとかっていうのはあれは多分作り話なんだろうなと思うんですよね。
いやわかんないけどね。
一応龍馬が言うと小説として書かれてあるから。
小説として書かれてるから、前半はやっぱりそういう切り合いシーンが何度かはあるんですけど、それはまあそれがないとね、いつかは盛り上がらんよねみたいなところだろうなとかって思って。
って思った時の、龍馬が北神道流の免許買いで取ったとか取ってないとかいろいろあるけど、取ったとした時に、でも当時としても剣術は本当に切り上げするためのものではなかったと思うんだよね。
というよりはなんか、男ぶりを示すものみたいな感じだったんじゃないかなとか、本気の御神術として学ばれていたのではないんじゃないかなって思ったんですよね。
だってね、戦国時代ってそっから250年とか前でしょ?
まあそうだね。
300年くらい前か。
たぶん本気でそういう御神術とか戦うためではなくて、何かしらスポーツ的な感じだったんじゃないかなと思う。
なるほどね。江戸時代に剣術を学ぶということは、別に剣術で御神術とかではなくってことね。
そうそうそう。まあ別に英会話とかでも何でもよかったと思うけどね。
その中で一つとしてだったのかもわかんないけど、でもなんか一つの流派を極めたとかっていう自信は、たぶんその後の彼の思想とか自信に影響を与えたんじゃないかなと思うんですよね。
あーそうですね。
まあそういう面もあるのかなと思った時に、一個僕が思い出したのが、柳道彦さんの講演会に行った時に、柳道彦さんって風とロックの人で有名なのはノーミュージックノーライフのキャンペーンとかですかね。
あの辺やられていた方です。最近はキリキリンさんのトーチと藤原のCMとかやられたんで、それの展覧会とかもされているような方ですね。だから僕ら世代のスタークリエイターですね。
で、その人がどっちかというと金髪でロケンロールな感じでアウトローな感じなんですけど、割とオーソドックスというか東京芸大卒で一浪をしてて、一浪2回目の受験でデッサンめっちゃやったらしくて、デッサンの成績がトップだったらしいですね。
でも関係ないんだよね。テレビCM撮るのにデッサンの成績とかマジで意味ないんだけども、でも俺は東京芸大のデッサンで一番だったんだから大丈夫だっていう妙な自信があったらしいんだよね。
なるほどね。
そこが基盤になることっていうのもあるので、それがCMの構図とかね、ディレクションの構図とか、OKかどうかわからんけど自分がOKと思えばOKなんだろうみたいな、そういう自信の下支えみたいなところにはつながるんだと思うので、そういうことなのかなと思うんだよね。
今の時代、直接的に関係のないスキルだったとしても、それを誰よりも極めたことって、自分の根源的な自信になるんじゃないかなと思うんですね。逆に直接的に役に立つことを極めるのって、みんながやるしね。
競争激しいですよね。
DNAの新卒面接の質問も、あなたが人生の中で一番頑張ったことのエピソードを教えてくださいっていう、頑張ったことをどれだけ頑張ったかっていう、何時間やったとか、どこまでのものを犠牲にしてやったかとか、そっちを聞くっていう、頑張り力があるかどうかっていうのを聞いてたので、
別にそれがね、サークルであろうが、将棋であろうが、百人一致であろうが、別に何であるかは気にしないっていう感じだったんで。
でもやっぱりそれは思いますね。何か一個のことをやりきることができたら、他のこともやりきれるんじゃないかというのはあると思うなぁ。
何かしらこう、物事を極めていく過程って、違う部分もあるけど、似てる部分もあると思うんですよね。
矢沢恵吉と桃井香織も、ジャンルは違うけど、なんか空中戦で話が合うわけですよね。
空中戦?
空中戦の話、対談とかすると、不思議な波長で話がすごく噛み合うみたいな。
ああ、わかる、そうだよね、みたいな、そうよね、みたいな感じで噛み合うところは、極めた物同士の分かり合える境地みたいなのはあるらしく。
その辺、本当に分かり合ってるかどうかはさておき、でも自分が音楽だとか演技だとか、剣だとか、デザインだとか、何でもいいけど、
直接的には仕事の役に立たないかもわからないが、何かを極めた体験っていうのはめちゃくちゃ大事だなと思うんですよね。
確かにね、なかなかでもね、あらほうになってくると、何かを極めると言っても、みたいな感じはあるけどね。
まあ、みょんさんの場合でいくと、車高ダンス。
そうですね、いや、あれなんですよ、車高ダンス極めるはもう無理なんですよ、もう遅すぎる。
遅すぎる。
40歳からオリンピック選手目指すみたいなもんなんで、もう遅すぎるは遅すぎますね。
なるほどね。
何かを極めるっていうのは、若い頃じゃなきゃできないことは結構あるので、若い頃に何かを極めるっていうのはとても大事なことな気がするな。
それは別に何でもいいけれども、だから、なんかね、部活もそうだし、オリンピックとかもそうだと思うんですよね。
ある意味、20歳前後で世界を極めるわけじゃないですか。
でじゃあ、30歳40歳でその、例えば短距離走とかマラソンでもそうだけど、その年齢で現役でバリバリってわけにはいかないけれども、
でもやっぱり20歳の時に世界を、頂点を極めたっていう経験は、その後、どの世界でも生きると思うんですよね。
まあそうだよね。
うん。
まあ尊敬されるもんね、アスリート。特にオリンピック選手はね、やっぱ世界と戦ってるわけだからね。
だからやっぱね、僕も想像できないけれども、世界一になるってきっと生半可じゃないというか、相当大変だとは思うので、
それをやり切ったっていうのは、本人の自信もあるだろうし、やり切る過程でのどういう努力の仕方をしたらいいとか、
っていうのは、きっといろいろと本人の中での工夫があると思うんですよね。
うん。
まあね、小さじもさんもよく大谷翔平さんとか一郎さんの言葉を生き方の参考にしてますもんね。
そうだね。座右の銘にしますね。
座右の銘にするとかもそういうことだと思うんですよね。
すごい小さなことを積み重ねていくことが、とんでもないところに至る唯一の道である、バイ・一郎みたいなのめちゃくちゃ好きですけどね。
ああ、なるほどね。
だからカレーを食い続けるんですよね、彼は。
そうか。
それはちょっと関係ないけど。
あと、その言葉は一郎が言うからこそ輝くというか、その辺の中学生とかが言ってても、いやいやいやみたいな。
そうだね。
積み重ねてどこまでも行ってないじゃないかっていう話なんで。
中学生だったら毎日会ってもたかだか3年やからな。
そうそうそう。全然足らんわみたいな。
一郎まで行ってその言葉を聞くと、なるほどみたいな感じはするね。
そうね。そんな感じのことをまた龍馬から学ばせてもらいますから。
そうですか。いいですね。
わかりました。
龍馬が行く、読み終わったら次何読むか決めてるんですか?
あれだろ?坂を登れって言うんだろ?
坂の上の雲ね。
たしかに。
定番ですね。
5回目のチャレンジ読めるかしら?
まあ頑張りますよ。
結構でも、龍馬が生きた時代の柴田太郎作品もたくさんあるので、
その辺も花心っていう大村増次郎を書いた本だったりとか、
世に棲む日々っていう吉田松陰に書いた本とか、
結構幕末者でも面白いの多いので、幕末者でもう一個行くのもありかと思います。
なるほどね。保険として持っておこうかな。
保険として、はい。
明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオでは、
マーケティングに役立つ情報を毎週配信していきます。
ポッドキャストをフォローすると、
マーケターとしての知見が毎週溜まっていくので、ぜひフォローしてみてください。
ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。