僕の原点となったような体験が大学1年生くらいのときにありまして、
それがですね、ゆうきさんもう入っちゃってもいいですかね?
大丈夫ですよ。
いいですか?
そのとき、大学2年生のころに、ある付き合ってた人にですね、そういったふられたことをきっかけに、
一冊の本に出会いまして、
正確に言うとですね、当時、社会企業をしようという仲間たちと一緒に、
いろいろ日本とかを回ってたんですね。
そのときの家庭で、ある一冊の本に出会ったんですね。
その仲間の一人は、ゆうきさんもよくご存知の三好大輔さんという仲間と、
もう一人は八木さんという仲間と、
そういう19歳のみんなとですね、いろいろ動き回っていたときに、
グラミン銀行を知っていますか?という本に出会ってですね、
それはバングラディッシュにある伝説の銀行、
貧しい人のためにマイクロファイナンスというお金を貸す仕組みを作った銀行が、
グラミン銀行というんですけど、その銀行のお話だったんですね。
それを読んだのってすごく面白くて、すごく衝撃を受けてですね、
この本がこんなに面白いってことは、これを書いた人はもっと面白いに違いないって思ってですね、
著者の秋田大学の坪井先生って方にお電話して、
あ、電話なんだ。
そうなんですよ。で、ぜひお会いしに行きたいっていうことを伝えてですね、
そしたら坪井先生はOKって言ってくれて、
夜行バスで坪井先生にお会いしに行ったんですね。
ゆきさん秋田出身?
そうですね。秋田出身なんで、あ、あのバスに乗っていたんだなって思いました。
秋田駅に着いたのねみたいなことを思いました。
そう、秋田駅に着いてね。秋田大学まで歩けるじゃないですか。
歩けますね。
あの道を歩いて行って、坪井先生の研究室に訪ねてですね、
すごい緊張して行ったんですけど、行ったら研究室のボードのところに
ようこそ最初さんって書いてあって。
へー、すごい。はいはいはい。
すごいホスピタリティのあるすごく素敵な女性の先生なんですけど、坪井先生にお会いして、
で、坪井先生はもう20年以上バングラディッシュに行って
グラミニンコのことを研究している方だったんですね。
あー、そういう方なんだ。へー。
で、彼女にその本のこと、グラミニンコのことをもっと話を聞いたらやっぱりもっと気になってきちゃって。
はいはいはい。
で、坪井先生からもぜひ現地に行ってみたらっていうことをですね、後押ししてくださって。
で、最後は秋田駅前の温泉を紹介してもらって、そこに使ってまた夜行バスで帰ったっていう体験がありました。
おーしろーい。そっか、そこから始まってるんだ。なるほどね。
それが僕のもうこの36年の人生のすごく原体験のひとつで、
それからその仲間たちとバングラディッシュに行くんですね、実際。
で、そこでそのグラミニンコに訪ねていってですね、で、わちゃわちゃやってるうちにそこでインターンとして働き始めて、
で、そのグラミニンコに日本の大学生たちをみんなで行ってですね、学ぶプログラムみたいのをみよしさんと一緒に作るっていうふうになるんですよね。
えー。あ、大輔さんがそういうことをやってたんですね。
やってたんですよね。そうそうそうそう。
で、その中で僕もバングラディッシュの村とかによく行くようになってですね、
その中で村の学校とか行くと先生の数が足りないみたいな話をよく聞くんですよね。
で、先生の数が足りないっていうことをあんまりにも聞くから、僕が高校生の頃通ってた東新ハイスクールっていう予備校があったんですね。
そこが当時はDVDで映像授業をやってたんですよね。
ありましたね。ありましたね。
そうそうそう。そうなんです。
そこで僕すごくその授業があって志望大学に合格したっていう体験を持ってたから、
じゃあ東新ハイスクールのDVDの授業のモデルをこのバングラディッシュの村でもやったらどうかなっていうのを思いついて、
これは多分僕の人生が終わるまで読み終わらない本なんだろうなっていうのをすごく感じているんですよね。
なるほどね。
ちなみにすごい聞きたくなっちゃうことがたくさんあったんですけど、
全国巡っているときにこの本に出会ったって言い方してくれてたじゃないですか、
その仲間だし巡っているときに。
それってもうちょっと司祭に見てみると、
その巡るプロセスの中でどうやって出会ったんですか、この本は。
当時ですね、僕たちが考えていたのって、
あれなんですよね、何か社会のために役立ってインパクトがあることがしたいってことだったんですよ。
それが社会企業、ソーシャルビジネスって言葉が流行っていたときだったから、
じゃあ俺たちもソーシャルビジネスやろうぜとか、社会企業やろうぜとかって言ってたんですよ。
大学1年生の頃、一番初めに取り組んだアイディアは、
僕の地元の東京都の足立区で誰でも通えるような塾を作ろうじゃないかみたいな、
そういう教育のプロジェクトをやろうぜとか、
そういう具体的なアイディアとか。
その次に思いついたのが、六本木ヒルズを全部NGOにしてとか、
ファンドを作って、アフリカのカカオ農園を買収して、フェアトレードチョコレートを作ろうとか、
そういう意味不明な動きをしてて。
ヒルズのめっちゃ面白いっすね。
その流れの中で、僕も三好くんもとにかくそういう事例の本をいろいろたくさん読んでたんですよね。
どんどん読んでいって、世界とかでどういう人に会いたいとか、こんな活動があるぞっていうのを仲間たちでシェアして、
っていうのをやってたんですよね。
その流れの中でグラミをしてますかって本も出会ったんですよね。
そうなんだ、そういう事例の本も一つとして出会ったって感じだったんですね。
そうそうそうなんですよ。
そうなんだ、もう結構前かもしれませんけど、最初に読んだ時の感覚って残ってるものってあったりします?
うんうん、ありますよ。なんか読んでて、なんかこう、
いてもたってもいられなくなった感じですよね。
いてもたってもいられない、はいはい。
とにかく面白いし、なんかこの面白さの一体どういうことなんだろうっていうか、
本当にこういうことがバングラディッシュで起こってるんだろうかってことをもっと知りたいっていう前のめりになる感じ。
で、思わずGoogleでツボイヒロミさんって著者の名前を検索して、研究室のレア番号を探して、思わず電話してしまうような?
そんなこう、勢いをくれた?
えー、そうか。なんかそれを今聞いてるとすごく言いたくなってたんですけど、
多分そういった事例の本、それこそソーシャルビジネスの、確かにそれぐらいの時期って、
確かにソーシャルビジネスとか社会企業ってことが結構出てきてた時期だよなーみたいなことをすごく思い出していたんですけど、
そういった本をいくつか見ていたり読んでいたり触れていたりしたりすると、
いっぱい読んだんですよ。
他にも結構いろんなサービス、国、事業みたいなのがあったと思うんですけど、
その中でも特にこれに最初さんとして反応したのって、
なんかその当時わかったかわからないですけど、今振り返ると、
この本に反応したのって最初さんのどんなところが、
なんていうんですか、アンテナ立った感じがするんですか?
そうですねー。
当時ほら、ケニアでもったいない運動、もったいないとかってことを提唱してた、
ワンガリー・マータイさんとかね、職人をしてた。
そういういろんな世界中のそういう活動家の話とかを読んでたんですけど、
特にやっぱグラミン銀行の話が響いたのは、
何か物をあげたり、サービスを提供するっていうだけじゃなくて、
生活に困ってる女性たちに小額のローンを貸すことで、
彼女たちが小さいビジネスを始めるきっかけを作るってことだったんですよ。
その小さいローンをもとにバンガラデシュタ村の女性たちが、
ニワトリを飼い始めたり、小さい売店を始めたり、
自分たちの生活を変えていくきっかけとなる何か小さい事業を始めていく。
それを女性たちがチームでやることで、
人生を変えていってるっていう話だったんですよ。
それがバンガラデシュ中に広がってるっていうのが書いてあって、
それがすごく驚いたんですよね。
本当にそんなにこんなことがあるんだろうかと。
すごくない、これっていう。
すごいっていうのは、そういうふうに事業を始める人たちがたくさんいるということですか。
こんなに人のためになる事業を実際にやってる人たちがいるのっていうことに結構感動したですね。
どうなんだ、こんなに人のためになることをやってる人がいるんだって。
当時、僕は何か社会に対して役立つことで目立ちたいというか、
インパクトを与えたいみたいなことを野心的に思ってたんですよ。
そういう意味では、もうこれ世界最強じゃんってことだったんですよね。
でもそうか、あさよしさんにも目立ちたいみたいな思ってる気持ちみたいなのあったんですね。
そうなんですよ。
へー、そっかー、なるほどね。
それでほら、ノーベル平和賞とかも当時2007年とかからもらってたりしたから、
世界的にも認められてて、すごいかっこいいなって思ったんですよね。
創業者のユヌス博士が。
あー、なるほどなー。
もちろん現地に行って現場に行くと、明るい面だけではないってことが徐々にわかってくるんですけども、
それでもやっぱり多くの人に影響を与えてるんだってことはすごいですよね。
確かにすごいですよね。
その当時のさよしさんがそれを読んで感じたことは、
きっとなんか今もさよしさんの心の中奥底にあるもの、眠ってるものがたくさんあるんだろうなーって思いながら聞いたんですけど、
その時は感じていなかったけど、今見たり触れたり読んだりするからこそ感じていたこととかってあったりするんですか、その本について。
あー、なるほど、その本についてですか、なるほどなー。今振り返るとどうだったんですかねー。
そうですねー、一つはどうだった、その時訪ねた時はつぼみ先生とお会いして、今だからかれこれそれが20歳ぐらいとかもう15年ぐらい経ってるんですよねー。
あー、そうかそうか、そうですね。
未だにこうやりとりをしてて、
あ、そうなんだ。へー。
時々だからつぼみ先生に会いたくなると秋田に行くんですよ。
そうなんだ。へー、はいはい。
だから、普通にほら読んだ著者です、読んだ本の著者じゃないですか。
そうですね。
だから、読んでおしまいじゃないですか、普通だったらね。
いやまあ、大体そうですよね。
大体そうじゃないですか。
大体そうですね。
でも、その読んだ本の著者の人に会いに行くとこんな展開になるの、みたいなこと。
あー、なるほどね。
ってのは当時想像してなかったですね。20歳の僕は、その後つぼみ先生と15年以上お付き合いが続いて。
うんうんうん。
っていう、そういうふうな関係になるなんてことは想像してなかったですよね。
へー。
で、たぶんその時の僕にとってはやっぱ著者っていうのは、この本を書いた人で、名前が本にプリントアウトされてる人っていう印象が強かったんですよ。
うんうんうん。
でもそのつぼみショックを経てですね。
つぼみショック、はい。
僕にとっては今もう本の著者ってプリントされてる人じゃなくて、もう手触り感のある。
あー。
会いに行く候補の人なんですよね。
なるほど。そうなんだ。
だから、そうなんですよね。
そっか、そっか。えー、すごいなー、なるほどね。
だから、ゆきさん、ついでのお話で今思いついたから言うんですけど。
はいはいはい。
今ね、収録は1月してますけど、ちょうど年越し、家族でバルセロナに滞在してたんですね。
はいはいはい。あー、なんかSNSなんか見たかも。
あー、そうなんです。で、そこで、バルセロナで豆腐屋になった私みたいな本が出てて。
めっちゃいいっすね。
Kindleで見つけて読んでたんですよ。
豆腐屋ってことは、豆腐は日本の豆腐ですか?
日本の豆腐です、そうです。日本の豆腐屋を作る新聞記者の方が定年された後に、
ご夫婦でスペインに渡って、バルセロナで豆腐屋を開業する物語です。
その10年間の記録なんですよ。
10年間、長い、すごいですね。
で、めちゃくちゃ面白かったんですよ。
そうなんだ。
で、読んだ後閉じるじゃないですか、パターン。Kindleだから閉じないけど。
Kindleはね、全員消しますよね。
閉じて終わるじゃないですか。
終わりますね。
でもこう、すごいショックから15年経った僕にとってはもう、
これはもう連絡取りに行く人なんですよ。
感想を伝えずにはいられないし。
この豆腐本の中で登場する人たちにも会いたくなっちゃうし。
豆腐本っていいな。
で、ちょうど今書かれた著者の清水さんという方の連絡先をゲットして、
感想の連絡を今書いてるところで。
書いてるところなんだ。
僕としては感想のメールを送りするだけじゃなくて、
もう一歩踏み込んでお話を聞きに行きたいっていうことを書こうと思ってて。
絶対この本に書けないこととか、書かれなかったこととか、
その後のこととか聞きたいじゃないですか。
なるほどね。
確かにそうですね。
聞きたいんですよね。
いいですね。
っていう人間になっちゃったんですよね。
なっちゃったんですね。
すごいショックの後に。
そうか。
なんかね、今のお気にしてすごく僕、
最初さんと、出会って初めの頃に感じた最初さんに対しての印象みたいなものはここから来てるのかなっていう。
そうなんですか。
それこそ最初さん、あれじゃないですか、電話何回かくれたなと思って。
で、いやほら、もちろん電話っていうツール自体は日常生活で使うにせよ。
何か難点ですか。
今使うとしても難点でしょう。
例えばインスタ系の電話。
確かに。
水道始めたいっすみたいな。
確かに確かに。
お問い合わせだけど、急眼動揺とか見てよくわかんねえわと思って、
どっかのサービスに電話するとかっていうぐらいしか日常的に使いづらいな。
あるとしたらもちろんZoomとかね、オンラインに通話してミーティングだったりとかってあるけど、
電話ってあんまないよなみたいなことを思ったんですよ。
それは最初さんから電話が何回か来て、
最初さんすごい電話してくるなみたいな。
でもそれが僕にとってはすごく嬉しかったんですよ。
何て言うんですか、そういうふうにかけてくれるんだみたいなことを聞いたりして。
それこそさっき話してた大輔さん。
大輔さんはこのPodcastの結構前半の方で1回出てくれたんですけど、
大輔さんと最近ちょっと家に、今僕が住んでる家に遊びに来てくれて、
おしゃべりしたときに、そういえば最初さんと今度こういう話しますよみたいな。
電話の話とかしたら、いやなんかめっちゃ電話するよね確かにみたいな。
確かに他の皆さんにも最初さんが電話されてるんだっていうのを聞いて、
僕はすごくそこでまた嬉しくなったんですけど。
僕は電話好きなんですよね。
これね正直ちょっとこの手法でね、手法ってこういうあり方でちょっとうざいと思ってる友達もいると思うんですけど、
なんかね声聞くとね安心するんですよね。
安心するんだ。
安心っていうか嬉しいっていうか、声聞けると嬉しいってあるじゃないですか。
ある。ある。やりますよねそれ。
なんかね声でやり取りしてるとね、その人がいるって感じがするんですよね。
確かに。
いや本当ね僕ね、その電話、最初さんが来てるのを感じたときに、
すごいなんて言うんですか、リスペクトしたとともに、僕めっちゃこれ真似しようって思ったんですよ。
そういう影響、もしかしたら坪井先生との出会いの頃からやってきたその最初さんの、
なんて言うんですか、感覚を大事にしてることをなんか、
僕もこのタイミングで貰い受けた感覚がちょっとあるなって思いました。
いや妻には結構言われるんですよ、相手にも都合があるんだからね、
そんないきなり電話するんじゃないっていうことを言われるんだから。
そうそうそうそう、でもそう電話好きなんですよね。
いやーいいっすね、いやーもう最高だなって感じですね。