で、今、かわいい子供が一人いまして、その子とわじゃわじゃ楽しく地元で暮らしております。
ありがとうございます。
そっかそっか、確かに言われてみてそっかって思いましたけど、鎌倉を出て確かに東京、そしてイギリスなどなど世界飛び出て、そして鎌倉に戻ってきたんですね。
視聴者の時は南米とか中国とかにいましたし、もうなんかほんと飛行機で世界を股にかけるみたいなのやってみたかったので、ひと回りやったみたいな感じですね。
そっか、あれ、えっと、ツイッターの時って駐在とかもしてたんですか?
駐在してましたね。中国に2年いたのと、
あ、そうなんだ。
ブラジルの案件を3年半ぐらいやってて、1ヶ月おきに日本とブラジル行ったり来たりする生活をずっとしてたので、
すごいな、地球逆側か。
そうそう、年間6往復してたんです。なので、行って帰ってくると地球一周なんですよね。
片道2日ぐらいかかるので、
あ、そんなにかかるな。
6往復行って帰って12で、24日間ぐらい飛行機に乗ってるような年間、そんな生活をしてましたよ。
そっか、そういう時代があったんですね。
いや、あったんですよ。
なんか、今ののりぞうさん、話し方とかもろもろ全部含めて違いそうです。
あ、もろもろ違いますね。寿司のスーパーでポップアップとかやってないですね。
そうだよね。
丸の内を髪の毛巻いて、7センチのピンヒールでカツカツ歩いてましたよ。
7センチ。そうなんだ、今だと想像つかないな。
はい、すいません、なんか、しかし。
ありがとうございます。なるほどな、そっか。
そっか、あと、生まれからもう鎌倉ですもんね。
そうですね、生まれた場所自体はちょっと違うんですが、
地元とかそうですね、おじいちゃんおばあちゃんがずっと住んでいて、
で、年中から両親も鎌倉で、っていう感じですね。
私も割と小さい頃に鎌倉に移ってきて、鎌倉で育ったっていう感じです。
ああ、そうなんだ、そうなんだ。
なんか改めてこういうふうにちゃんと聞いたことなかったから、そうなんだっていうのがすごく面白い。
やっぱり居心地いいとこに戻ってきますね。
ああ、確かに確かに。そっかそっか。
今って駅屋様、店名は一定大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。アービットという小麦粉と白砂糖を使わずに、
主にリンゴの甘み使ってケーキを作っているお店になります。
今どれくらいでしたっけ、のりぞうさん入ってから。
えーとね、2年半、3年弱ぐらいですかね。
もうそれぐらいになるんですね。
結構なるんですよ、試行錯誤しながら。
もうそんななるんだ。
楽しくやっております。
確かにそのくらいの時期にケーキ屋さんになりますというか、やりますみたいな話を聞いたら、そっち行くんだーみたいな。
みんなびっくりしてましたね。
ですよね。
はい。
事業生計みたいな形でしたっけ?
そうです。事業を生計してて、もともと2016年からあるブルテンフリーで白砂糖を使わない、リンゴの甘みを使うブランドで、地元に愛されているものだったんですけれども、
ちょっと創業者の方がもうだんだん年を取られて、この先どうしようかなーっていうタイミングと、私が子供を産んで鎌倉帰ってきて、仕事何か地元でしたいなーっていうタイミングがうまい子と会いまして、
私お客さんだったんですけれども、やりたいですって言って、
お客さんだったんですか。
そう。え?っていうところからお話をたくさんして、信頼関係作って、はい。
え、すごい。お客さんから言ってくんだ。
そうなんです。
はい、そんな感じになってます。
なるほどね。結構お店が、あれは結城浜でいいのかな?
材木座になります。鎌倉の、はい。材木座というところで、大きな薬局が、地元の人はみんな知ってる大きな薬局があるんですけど、この初向かいにお店あります。
ですよね。なんかそんなに鎌倉しょっちゅう行くわけじゃないんですけど、鎌倉に行こうとすると、あのルートか八万宮側から行くっていうルートがありまして、
行くとき帰るときどっちかを通るので、
はいはい。
時々通ると、時々寄らせてもらって、代わってもらったりしていて、
ありがとうございます。
ありがとうございます。まさかひょんな感じではありますけど、妻が時々ね、最近ちょっとあれだけど、前はバイトさせてもらったりとか。
ああね、手伝っていただいて大変お世話になりました。
ありがとうございます。
はい。
そうか、なるほどな。
ちなみになんか、のりぞうさん、いろいろこの前聞きはしたけれども、去年いろいろ大変だっただろうな、
ああね。
思ってたんですけど、なんか今日の本題というかに入ってみたいな、みたいなことを思っておるんですが、
はい。
のりぞうさんって、そんなかなりこの数年間また激動だったと思うんですけど、
本って触れる瞬間ってあったりしたんですか?
あのね、去年から結構、もともと私すっごい本読んでたんです。
それっていつ頃かっていうと、小学校、低学年とか。
へえ。
高校に上がるぐらいまで、小説がすごい好きで、
小学生の頃ってそんなにね、ちっちゃい頃ってあんまり長いの読めないから、
なんか、星新市のショートショートとか、そっから派生してきたもりおとか、
で、あとあの、物語がすごい好きで、
へえ。
めちゃくちゃ本読んでました。
あの、二宮金次郎みたいにランドセルショップで学校帰りに歩きながら本読んでるみたいな。
はいはい。
そうなんだ、そのイメージはなかったな、そうなんだ。
そうなんです。で、それはなんか、読まなきゃいけないとか、
なんか、読書っていいもんだよねとかじゃなくって、ただ楽しくて読んでるやつ。
なんていうの?エンタメとして、
そうなんだ。
そう、小説読むのがすごい好きで。
はいはいはいはい。
で、なんかあの、高校生ぐらいまで文庫本、やっぱすごい買ってて、
で、大きくなってくると、なんだろう、必ず解決してちょっとほろりとするミステリーみたいな。
ドラマで言うと相棒みたいな、そういうのがすごい好きで。
相棒、相棒、なるほどね。
相棒めちゃめちゃ好きです。
で、必ず悪いやつが最後なんか捕まったり、ちょっと家族愛を感じたり、
なんかあの、だから小説で言うと、宮部美雪とか東の渓谷とか、
ちょっとたまにグロいこともあるけど、港カナエとか、
ああいう感じのミステリーをめっちゃ読んでましたね、昔。
へー、そうなんだ。
そうなんですよ。
全くそこイメージなかったな。
で、最近の話にそれがどうつながるのかって言うと、
なんか、それこそ勝者で勤めてたりとか、
あとはまあ、だんだんね、大学受験とか就職活動とかなんか、
人に、人にっていうか社会が定義する成功に向かって、
がむしゃらに頑張ってた時期って、私たぶん楽しむための読書を忘れちゃってたなって、
今振り返ると思いまして、
それよりも成長のための読書、教科書的な、なんだろう、
ファイナンスのなんか本とか、
なるほどね。
なんていうの、自己啓発とか、
はいはいはい。
なんかあの、なんだろうな、楽しむための小説ではなくって、
そうか。
ちなみに語楽として読むって、
人によって語楽って全然違うじゃないですか、受け取り方が。
はいはい。
のりぞうさんが言ってくれる語楽として読むって言ってる語楽っていうのは、
読み終わった後にどんな感覚をのりぞうさんに残してるんですか?
なんかね、私が思う語楽って、
終わった後よりも最中に、
もう没頭して無心になっちゃう感じが語楽かな。
終わった後感ないんだ。面白い。
なんか料理とかも結構そうなんですけど、
段取りとか考えて夢中になってると、
時間がファーって過ぎてくっていう感覚がすごく好きなんですよね。
はいはいはいはい。
結構いろんなことを常に何個かを同時並行で考えちゃうタッチなので、
なんかそれわかる。
そう。常に3個ぐらいのあれもやんなきゃこれもやんなきゃっていう感じがあるので、
それピチッと切って、
なんかこう、その小説の世界にバーっと入っちゃうみたいな、
この感覚、だからほんと小学校の時に図書館の本を読みながら、
二宮健次郎みたいに歩いて、
危ないですけどね、
夢中で帰りながら読んじゃうみたいな。
その感覚が語楽かな。
おもろ。なるほどな。
例えばなんですけど、
小学校の時に夢中になった本を、
なんか一つ二つ思い返してみて、どんな本なんですか?
タイトルとか。
なんか、僕らの何とか間戦争みたいなのありませんでした?
あったあったあった。
ああいうのとかすごい手上げるの頃めっちゃ読んでましたよ。
僕らの何とか間戦争ありましたよね。
ちょっと今調べてみていいですか?
ぜひぜひ。
壮大さむだっけ?僕らの、
七日間戦争だ。
あ、七日間戦争。はいはいはいはい。
あ、壮大さむだね。
壮大さむの本は、多分もう小学生の頃に読破してるんじゃないかな。
ぐらい読んでますね。
懐かしい。
そうなんだ。
うん。
えーと、僕らの七日間、
あ、この本ってあれなんだ、映画とかにもなってるんだ。
なんか、いろいろね、
映画、アニメにもなってるし、
リアルな映画にもなってそうだし、
そうだね、壮大さむはめっちゃ読んでたな、当時はほんと。
なるほどね。
あとだから、北森雄と星新一も多分全部読んだんじゃないかな。
へー。
ぐらい。
すごい。
なんかあの、僕らの七日間戦争を知らない方向けにちょっとAmazonにある説明文を読んでみようと思うんですけど、
明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。
事故、集団誘拐。
実は彼らは廃校場に立つ通り、ここを開放区として大人たちへの反乱を起こしたのだった。
女子生徒たちとの奇想天外の大作戦に本物の誘拐事件が絡まり大人たちは大懇願。
息もつかせぬ大傑作エンターテイメント、僕らシリーズの大ベストセラー。
僕らシリーズよ。
僕らシリーズ、多分全部読んだよ。
へー、おもろ。
そうなんだ。
懐かしいな。
それって、今思い返せるかちょっとわからんのですけど、
その本どこらへんがすごく没頭してた?
いや、もう思い出せないよ。
でも、すっごい本屋さんに行っては、それこそ鎌倉の駅前のしまもりとか行って、
そうか、はいはい。
前からあるんですよ。
僕らのシリーズ探してたような気がする。
そうなんだ。
それって、最初ご両親とかから渡されたんですか?
それとも自分で選んでいったんですか?
その頃の本って。
星新一とか北森雄は家にありましたね。
家にあったんですね。
そっから読み始めて、
で、おもしろいなーって思って、
で、本欲しいって言うとだいたい、
結構厳しい親だったんですけど、
いいぞいいぞって買ってくれるから、
なんとなく導かれるようにって感じですかね。
僕らのシリーズも一冊ぐらいはあったのかな。
結構古い本だから。
あとはなんか、
すごい古い少年少女世界文学全集みたいなのが家にあって、小さい頃から。
それも読んでたかな。
へー、そうなんだ。
今小学校の頃って一旦言ってみましたけど、
高校ぐらいまでは読んでたって言ってたじゃないですか。
その時代、年齢が上がっていくとまたちょっと変わっていったんですか?
そうですね。
星真一とかあの辺って、
ショートショートって超短い短編集をいっぱい出してるんですよ。
そっから一冊の小説を通してのストーリーが多分読めるようになって、
で、だんだん長いミステリーを読むようになったのかな。
シャーロック・ホームズとか読んでたかもね、その合間で。
宮部美恵とか東の帝国にたどり着く前の合間で。
そっち通っていくんだ。
子供用のシャーロック・ホームズシリーズとか多分あるじゃないですか。
はいはい、ありますよね。
あとなんか推理の本とかすごい好きだったかもな。
へー、そうなんだ。
なるほどね。
そういう風な変遷があったんですね。
そうですね。
なんかあの、私、人生100年戦略のワークショップとかたまにやってるんですけれども、副業で。
EEOがやってるんですか。
今も不定期ですけど開催してて。
そうなんだ、へー。
それを聞きに来てくださった方と、結構フリーにみんなでお話をしながらワークショップ進めていくんですが、
ある方が結構こう、ひとつのストレスのもとになることがあって、
そのことをすごくずっと考えてしまって、離れられなくてどうしたらいいだろうかみたいな悩みを出されたことがあって、
そこで私も知らなかったんですけれども、別の方がアドバイスくださったのが、
6歳の時に自分が没頭してた遊びは何ですかと。
へー。
それが自分が一番好きなことですよっていうふうに言ってたんですよ。
だから、6歳の時に自分が没頭してたことは野球なのかテレビゲームなのか読書なのか何でもいいんですけど、
それをやるっていう贅沢を自分に与えてあげるとすごく楽になりますよっていうふうに、別の参加者さんがアドバイスでおっしゃってて、
私ってそれ何なんだろうって振り返った時に、めっちゃ本読んでたなっていう。
あー面白いそれ。
そう。だから疲れちゃった時とかに本を読んで、自分をなんていうかリラックスさせようとしてるのってそういうことだったのかみたいな、
点と線になる瞬間が去年ちょうどあって。
あ、去年だったんですかそれ。
そうなんですよ。
めちゃめちゃ面白い。6歳って小学校1年生か。
多分何してた。
いやでもね、僕も本読んでた。
あ、ほんとに。
他何してたって、そうね、何記憶あるの?なんか本読んでるか苦悶やってるかみたいな。
苦悶?すごいね。
いやでも苦悶が好きだったかって別にそんな好きじゃなく、なんかやらされな感じで。
あれ、やってもやっても出てくるもんね。
やってもやっても。
次のレベルは。
それすごい嫌だなって思いながらで、その鬱憤とかも全部本で晴らしたり。
あ、なるほどね。
結構ほら、小学校の図書室にある本を全部読んでやろうみたいな、結構小学校1年生の時に思った記憶があって。
すごいね。めちゃめちゃレベチだな。
全部別に全く読んでないと思うんだけど、
なんかすごく毎日図書館に行きながら、図書室に行きながら、なんか本借りたりとか読んでたりするのがすごい好きだった感覚がありますよね。
へー。
なるほどね。6歳の時に没頭して遊びか。
うん。
面白い。それちょっとなんか今、当たり前の伊藤さん言ってくれたからこそ、この番組聞いてくれてる人も自分なんだっけ?
いやーね。結構ふと振り返ってみると。
はいはいはいはい。
なんかね、今の自分と一緒だったり違ったりするんだけど。
たしかに。
えーなんかすごい興味出てきちゃったんですけど、
はい。
そのまあ、伊藤さんにとっても6歳の時の没頭は本だったって今言ってくれてましたけど、
はい。
なんかそこの感覚みたいなものと、今のアービットをやられていることって、なんか繋がったりしないのかなみたいなことをちょっと思ったんですよ。
なんか近しい感覚。
劇屋さん?
でもほらなんか、のりぞうさんもその、まあ勝者辞めた時、
で、それ以降、それこそだんだんだんだんとより自分自身の一番自然なのかやりたいことなのかわかんないけど、
なんかそこにだんだん近づいていって劇屋さんを今数年間やってみて、
なんか大変なことたくさんだろうなーみたいなことを一応お客さんとして感じたりはする。
ありがとうございます。
でもやっぱりなんか、それによってやっぱ楽しかったり嬉しかったりするのがやっぱりあるからこそ、
のりぞうさんも楽しそうにやってるのかなってことをすごく思って。
はいはい。
それってその、ある意味没頭してる部分もきっとあるんだろうし、
それってそののりぞうさんが本に対して感じること、いたことと、なんか全部違うかって言ったらなんか共通部分だったりとか、
繋がってることってあったりするのかもなーみたいなことにはちょっと初めて思って。
なるほどねー。
なんか共通点という、なんかこれがあっていう綺麗な共通点はちょっと今出てこないんですけれども、
なんかその、小さい頃の自分が今に繋がってるなっていうのはすごく、
劇屋さんの話も読書の話もあって、
私、両親が基礎研究の研究者なんですよ。
で、ご飯を食べながら、大根は消化酵素あるからとか、
なんかその、機能性食品の機能について、
食卓でこう講義をされながらご飯を食べて育ったんですね。
いやー、やばいなー、それ。
やばいでしょ。
で、なんか、
すごく食べるのが好きな母親で食いしん坊なので、
いろんな季節の食材を持ってきては、
なんかあれはこれはってこう解説されて、
で、今でも忘れられないんですけど、
高校生の時だったかな。
部活の朝練で、結構早く家出なきゃいけなくて、
当時血圧すごい低かったので朝が苦手で、
ご飯ほとんど食べずに家飛び出ようとしたら、
玄関まで母親がリーコピーンって言いながら、
トマト持って追いかけてきたことがあって。
やばい、やばい、それ。
まず玄関まで追いかけてくるのもやばいし、
トマトって言わないでリーコピーンって言って追いかけてきたっていう。
っていうね、
なんかそれぐらい現体験として、
栄養素と食っていうのと自分の健康みたいなのが、
どれだけ大切なことなのかっていうのを、
叩き込まれて育っているので、
実は少女にいた時も食品の流通の仕事で、
食品メーカーさんの海外進出の案件で、
ブラジル貼り付いてたりとか、
そうなんだ。
食品部門の中国のオフィスに駐在するので、
2年行かせてもらってたりとかなので、
食と健康みたいなところは自分の中でずっとテーマとしてあったんですね。
今のアービットも実はリンゴの甘みを使っているとさっき言ったんですけど、
リンゴってお砂糖よりもGI値って言って血糖値の上がる、
上がり方がなだらかなんですよ。
なので血管とかに与えるダメージが少なかったり、
要は成人病になりにくい糖分なんですね。
リンゴのお砂糖と比べると。
それを、なのにすごく美味しいっていうケーキにものすごく魅力を感じて、
だから、ものすごく映える見た目じゃないし、
地味なんだけど、
食べると美味しいし、機能面ですごいやっていうのがうちのケーキなんですよ。
で、その辺にたどり着いてやりたいなって思ったのは、
おそらく小さい頃からのリコピンの、
衛生教育の影響なんじゃないかなっていう。
なるほどね。
なんだかんだ自分でいろんなことを選択してきたような気がしてるけど、
やっぱり育った環境って大きいですよねって最近思ってます。