1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #10 集中できる読書環境について
2021-09-16 35:12

#10 集中できる読書環境について

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どんな場所が読書に集中できるのか。読書をするにはどうしたらよいのか。などなど。


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

00:00
こんにちは、こんばんは。
本のそばには楽しいことがあるをモットーに、書店員歴25年の元書店員すずきと、
出版取引7年、出版社営業13年、現在、書店と出版社をつなぐ一冊取引所1年少々の運営のわたなべの2人で。
書店員や出版社さん、または一般の読者さんから素朴な疑問にお答えしていくポッドキャストでございます。
ポッドキャスト休憩室でございます。
ポッドキャスト休憩室、本そばですね。
というわけで、また質問がいただいているので。
嬉しいですね。
嬉しいです。
読み上げていいですか。
どうぞ。
ラジオネーム。
はい。
俺の仕事の極意。
売り場をサンリオピューロランド、自分をキティちゃんだと思って接客することだな。
で、お馴染み。
八大将軍ヤギムネさんからいただきました。
ラジオネーム。
長い。
なんて読めばいいんですか。
りょうくんでいいんでしょ。
りょうさんですかね、この長さは。
ヘビーディスナーですね。
ありがたいっちゃありがたいですね。
ありがたいです、ありがたいです。
今日も質問いただいてるんで。
いつもメモを片手に拝聴しています。
お二人に質問です。
一番集中できる読書環境を教えてください。
普通。
ご回答楽しみにしています。
すごい面白い質問なんですけど。
面白い質問。
今回も質問内容の文字数とラジオネームの文字数。
今回はラジオネームの文字数の方が多いですから。
上回りましたから、今回。
りょうさん。
質問は多分ね、ほんとパッと思いついたんだろうけど。
ラジオネームでね、1時間ぐらい考えてると思います。
結構考えたんじゃないですか、これ。
八大将軍ヤギムネ。
ヤギムネさんでいいですか。
ヤギムネさん。
誰ですか、ヤギムネ。
八大将軍ヤギムネって誰ですか。
八大将軍ヤギムネ。
もうね、こういうの考えてるから読書集中できないんですよ。
そうなんですよね。こういうことを考えちゃうとね。
でもね、これ本当質問としては本当に面白くて。
一番集中できる読書環境、どうですか。
ふと思うと結構、あれどういう時かななんて。
結構ね、僕はどこでも本は読めてしまうんだよね。
03:00
そうなんですね。え、じゃああれですか。パッと読める感じですか。
そう。今は一番時間が取れる。
拘束されるというか、時間が取れるのは電車の中なので。
結構電車の中だともう読むしかないから。
電車の移動時間はあれですか、乗り換えなしでどのぐらいですか。
乗り換えなしでだいたい1時間半ぐらいだから。
それはもう一番の読書時間。
もう読み放題ですよ、毎日。
だからその時間が、読む時間だけ考えると、電車の中が一番今読めてはいるんだけど。
え、だって往復で3時間?
そのぐらいですね。
読書時間1日3時間取れるみたいな。
そう。だからたまに1冊しか持っていかなくて、片道で読み終わっちゃったりしちゃって。
代わりにやることなくて、スマホずっとツイッター連続投稿とかしちゃったりするんだけど。
多いですね。
それいいですね。
集中するっていうと、たぶん就寝前かな。
電車の中で1日読むのと寝る前に読んでるので、落ちたときはだいたい就寝前。
集中っていう意味で言うと、そっちのほうがたぶん集中してるかもしれないですね。
あとは、電車に乗らない、通勤してないときはソファに寝転がって本とか読むんですけど、
昼間の読書は意外と寝落ちしちゃうんでね。
意外と続かなかったりする。
なんかそんな感じですね。
結構でも、読んでるなーって感じのお答えでしたね。
まあけど読む時間はそのぐらい習慣になってるかな。
無理に読んでるとかじゃないんで。
私はですね。
どうですか。
ちょっと遡りますと、私は首都圏のほうで働いていた、住んでたときは通勤やっぱり電車なんですけども、
乗り換えが途中2回ある。
朝の時間帯だともう満員電車で本読むどころではないと。
帰りはともすると酔っ払ってることが多いという感じで、意外と通勤時間帯に本を読むとき少なかったんですけど、
それが今京都来て、もう4、5年ぐらい経つんですけど、
交通機関というか自転車通勤することにしてですね。
となるとやっぱり読めない。
06:00
家帰ってきてもいろいろやってると、やっぱり寝る前読むかどうかみたいな感じになるんですよね。
そうですね。
今だと在宅メインなので、通勤自体がそもそもなくなってまして、
となるとやっぱり寝る前か、置き抜けにかっていう感じなんですけど、
なんかやっぱ1回読み出すとですね、続きどんどん読みたくなるような感じだと、
当たりにあうとね。
当たりにあうと寝る前どころじゃなくて、いつでも読みたいみたいな。
そうなんだよね。
それはあるじゃないですか。
そうすると読書量の多い少ないというのは当たり外れがまず、
そういう巡り合わせのもあるんですけど、そもそも言っても積読がこんだけ、
もう今私の周り見回しても本だらけなんですよ。
そうわかる。
机の上だけだって今20冊ぐらいありますよ、雑誌とかも。
ところがそれであまり読めてないっていうことは、
本を開くっていうまずそのファーストステップ。
ここがね、僕ね、集中とかでベストして。
そうね。
本開いたらもうあとは、やっぱ読みますよ。少なくとも30分ぐらいは。
うん、読む。
だからね、開くところ、よし、本でも開くかっていうモードに自分が入るかどうか、
これが多い少ないっていうのは結構やっぱね、
大きいんじゃないかなとか、集中にはそこが大きいとこなんじゃないかな。
まあまあ、集中するものは何も本を開かないと集中できない。
そうそうそうそう。
前提としてね。
で、増えていく割にはでもどんどん、買うペースはそんな落ちないんで。
まあそうだね。買うのは別に集中いらないからね。
そうそうそう、集中いらないの。自分のもうね、興味、関心、欲望だけですから。
これで読むっていうのはね、まずね、だから開くところ、
これをいかに作り上げるかっていうのが結構ポイントかなって思いますけど。
まあけど僕も以前はね、車通勤とかしたんで。
はいはいはい。
まあ本を読む、通勤に本を読むっていう習慣はなかったから、
まあ結構普通に家で、寝る前っていうのが中心だった、就寝前とかね。
けどまあ、結構東京住んでたときも、
通勤する職場までが快速の駅だったんで、
26分で着くのよ、職場まで。
その駅から徒歩2、3分どこだったから。
26分だとね、本読み始めてせっかく集中し始めたときにもう着いちゃうのね。
それだけでね、わざとね、48分かかる各駅に乗って通勤してましたよ、本読むために。
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あるあるですね。各駅の方が、座ってる乗客も降りる確率が高いから、
割とこの人、ちょっとそろそろ降りそうだなみたいな人の前に立ってたりすると。
僕がほら千葉に通ってたから、都内から。
じゃあもうガラガラじゃないですか。
そう、座れるのよね、行きも帰りも。
それはもう、じゃあ各駅乗ってもむしろ読書だと。読書楽しみだと。
たださ、通勤電車の中で読書できるみたいなさ、
東京を暮らして、電車で勢いよと本を持って、
一応快速で乗って20何分だけどさ、行くとさ、
総武線なんだけどさ、総武線で本読むと酔うわ酔うわ。
総武線揺れるんだよね。
車とか船とかも全然酔ったことないのに、総武線が酔う酔う。
そんなことってありますか。
グワングワしてね、そう。
意外とショックだったな。
滑字読むとまた、酔ってるとき文字読むのって一番しんどいじゃないですか。
しんどい。
読めないですよね。
読めない、読めない。外見てずーっと。
でもさ、総武線のさ、空景ってさ、たいして面白くないんだよ。
まあまあね、ちょっと似たような感じが続く。
そうそう、住宅地とかのところを走ってるからさ、別に景色がガーッと広かったりとかないんですよ。
江戸川ぐらい。
結構その読書環境とかさ、いつ本読んでるのかって話になっちゃうんだけどさ、よく聞かれるんだよね。
本を読むにはどうしたらいいですか。
普段本読むと思ってるけど、なかなか時間取れない人ですよね。
昔書店の頃からお客さんに書いたりもしたんだよね。
そのとき聞くのは、「本持ち歩いてますか?」って聞くと、だいたい持ち歩いてないんだよね。
そうですね。
本持ち歩いてれば、どっかで本当にラーメン屋で並ぶ10分でも本読めるし、
ページを開く習慣と活用習慣はそういったところでやっちゃえば、まあなんとか読めるよね。
ラーメン屋を待つ10分ぐらいで読み始めたらめちゃくちゃ面白かったら、
たぶんその後ラーメンを食べ終わってすぐまたどこかで、自分で今度は時間を作ってまで本を読むようになるから。
そういうふうな形で。
本を持ち歩いてますか?っていうのは聞くけどね。
まずはそこですよね。
この業界だとさ、当たり前のように飲み会とか、今はちょっとできてないけど飲み会のときとかさ、
今読んでる本これなんだよねってみんな言うとさ、みんなバックから取り出すよね。
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今これ、今これ。
飲み会でそういう業界になると、みんなカバンの中から2,3冊を平気で出てきますからね。
ある意味当たり前にはこっちは感じるけどさ、普通に考えたらおかしいよね。
そうですね、なかなか。
本の雑誌社とか遊びに行くと代わりに写真撮って撮らされるんだけど、
だいたいいつもみんな本を出して撮ってるから、みんな当たり前に思ってるけどね。
集中する環境っていうのはなかなか人それぞれだと思うんですけど、
僕はそんな気にならないんですけど、中にはやっぱり全く無音じゃないと読めない人もいるわけですね。
反対にね、音楽をかけないと若干、音楽をかけながら本を読んだりとかっていう人もいますしね。
テレビつけっぱなしで本は読めないんですよね。
別の情報が耳に入ってくるとダメ。音声でもなんでも。
映画とかもさ、映画流しっぱなしで本は読めないんだ。
これは読書に限らずなんですけど、例えば仕事をする環境とか、
でもそうみたいですけど、人間ってこの場所、この空間、
ここに座っているときはこれをする時間だみたいなものが定着していくと、
集中しやすくなるものらしいんですよ。
だから仕事をする机で、できればお弁当とか食べないほうがいいとか、
仕事をする机で趣味の何かを展開すると、みたいなのがあるみたいで。
わかる。結構仕事とか机に座ってるとさ、仕事以外のこととかめちゃくちゃ集中力あるよね。
なんかツイッターに書くネタとかすっげー考えちゃったりしてる。
そうですよね。だからそれってツイッターには集中してるのかもしれないけど、
本当はその時間に仕事をしなきゃいけないとすると、ちょっとマイナスに作用してるってことなんで。
環境が多分、頭の中で物事を考えるっていうのが普段の習慣の中で、
例えば職場とか、普段からその場所だと頭はいろいろ考えたりしてるわけじゃないですか。
そういう場所にいると自然と頭も何かしら敏感というか、かなり鋭利に働いてるんじゃないですか。
そうですね。そのモードとかになると。
だからその読書をできるモードに自分がどうすると入れるのかみたいなのは、
常日頃自分を観察するのは結構面白いかもしれなくて。
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キャンプとか行ってさ、本を持ってったり読むんだけどさ、
山の中で夕方とかに本を読むのはすごい読めるんだけど、
こないだ6月に新潟の海沿いの空き地で車中泊をしたときに、
夕日が落ちるところで、夕日がだんだん落ちてくる中で本を読もうと思ったんだけど、
夕日が気になって全然読めない。
他に気になるものにより支配されると思う。
そう、やっぱり環境は読書どころじゃないよ。逆にちゃんと夕日見とけって話だから。
そうですよねー。
そうなんですよ。またちょっと今アウトドアっぽい話になったんですけど、
インドアっていうかなんだろう、職場にしても家にしても、
インドア的なところで読む読書って、
映画とかテレビとかラジオとか、スマホっていうふうに言いましたけど、
そういったものとの時間の奪い合いみたいな。
インドアねー。
インドアだとそうじゃないですか。
アウトドアだと、むしろそのアウトドアのアクティビティー、
例えば自転車乗りながら本とか読めないし、
歩きスマホとかも問題になってますよ、歩きながらとかもできないし、
運転してもできないし、とかってなると、
その時間は映画もスマホも排除された時間っていうのを一定の時間過ごすことになりまして、
その後にまた日常とかインドアに戻ってきたときに、
そのタイミングでスマホをやるのか、映画を見るのか、それとも本を開くのかっていうのが、
僕結構重要なんじゃないかなと。
読書に集中したいと思ったら、読書に集中する前の時間の過ごし方で、
むしろスマホとか映画とかそういうのも全部こう、
一回そういうインプット的なのを全部、自然環境のみにするみたいな。
それは何?携帯も近くに置かなくて?
置かなくてっていうか、
映画も近くに置かずに?
そういうのがないところで、時間を過ごした後に戻ってきて、
一番いい本を開くと多分本に結構集中できるんじゃないかなみたいな。
まだ頭の中がね。
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他のに支配されてないっていうか。
そうそう、まだね。わかる。
そういう意味で言うと、トイレで本を読むのがはかどるっていうことを言う人とかいるじゃないですか。
トイレはさ、僕はトイレで本はちょっと、そういえば読まないな。
僕もあんまトイレに本を持ち込んだりはしないんですけど。
たまにあるよね。
友達のほうから言ったらさ、結構トイレの中に漫画雑誌とか。
みたいなのを作ってる人もいますよね。
シュッシュッって人いるよね。
あとはお風呂に入りながら本読みますって人もいるじゃないですか。
そうね。僕それはさ、どうやってみんな読んでんの?濡れちゃうよね。
だからある程度濡れるのは読むんじゃないですか?
だよね。それさ、俺だってメモさえできないんだよ、本に。
別にすごい大切にしてとかさ、それじゃないんだけど。
やっぱり紙をね、なんかね。
手元に書くものを。
書いたりっていう、あと濡れたり。
手を乾かしてさ、濡れないように持っても湿気で吸うじゃん。
だいたいほら、私もそうだけど鈴木さんなんかも造書として置いておきたいから、あんまりフヤフヤになるの嫌じゃないですか。
そうね。別に開き癖がつくからとかそういうのはないんだけどさ。
ただその2回目読んだ後も、一応2回目もなんとかして引っ張り出して読まなきゃいけなかったりするときも可能性もあるので。
やっぱり次もちゃんと読めるようにしたいけど、お風呂とかって僕はどうやってみんな読んでんのか全然知らないんだけど。
でもありますよね。長風呂して雑誌読んでますとか。
端末とか防水ケースとかに入れて、iPadとかで電子書籍読むのはわかるんだけど。
紙の本とかみんなどうやって読むんだと思う。ちょっと気になる。
そうですね。やっぱり人それぞれなんだと思いますけど、
私なんかやっぱり、集中できないから、どうしようかなって。
この収録終わった後もとりあえず手元の本ちょっとパラパラ抜けようかなって最近読めてないなと思って。
僕はどこでも読めるんだけどね。
キャンプのときもそうだし、以前北海道のぬかびらっていうところのキャンプ場に一人でキャンプツーリング行って、
ちょうどシーズンオフでも誰一人ツーリングもほとんどまばらでキャンプもする時期じゃなくて、
一人でぬかびらっていうところのキャンプ場。無料なんだよね。
管理人も4時ぐらいに一回見回りに来て、お金を徴収して帰っちゃうんだけど、お金は徴収してなくて。
21:03
そこで、ほとんどだだっぴろい森の中で、僕一人だけですよ。テントでさ。
そのときに持ってった本が、吉村明の「くま嵐」で。
やばいじゃないですか。
北海道に行くんだったら北海道を舞台にした本。
そういうのありますよね。
吉村明は「くま嵐」とか「赤い人」だとかさ、北海道を舞台にしたいろんな小説を書いてるんで、
そのときはたしか「くま嵐」と「赤い人」と「破獄」を持ってったのかな。
ちょうどぬかびらのときに、前の日からずっと「くま嵐」を読んでいて、
ぬかびらのキャンプ場でも夜になってずっとやることないからさ、
テントの中でさ、「くま嵐」を読んでたんだけどさ。
まあ「くま嵐」って、北海道の産家別で、
日本中外史上最悪と言われる、熊が人を襲ってっていう実録ものの小説で、
オカノジョウズっぽい恐ろしい小説が。
恐ろしいですよ。
ちょうど北海道でそれを読んでて、
そこのキャンプ場はトイレが200メートルぐらい山のほうに進んだ先にあるのよ。
200メートル。
でもそれを懐中電灯持って行ったんだけど、そのとき僕は悟ったもんね。
心霊現象とかさ、一人で山の中で暗闇とかにいると、
幽霊とかオカルト系の怖さってよく聞かれるんだけど、怖くないですかって。
そんなもん火じゃないよね。
その場にクマがいたら命にかかわるからさ。
そのときはじめて、あ、幽霊とかそんなの全然関係ない。
獣こそ怖いと思って。
怖いですよ。
結局それを感じてから、その日はほとんど一生もできなくて。
で、ラジオをずっとガンガンかけて。
で、ちょっと草のカサッととか聞こえたりすると、もう外見れないの怖くて。
怖いですよ。
そういうね、どこでも本読めるぞ意外とそういうとこでね。
あまりにもシチュエーションとマッチしすぎた本持ってくとね、かなりきつい。
きついですね。
だってあの、ほら、文春文庫でもあの道国の谷っていう三家別の。
三家別のやつね。
それの、だから本当にリアルに当時のあれを調べたやつね。
こんなもん、怖いっすもん。
怖いよ。だって、三家別というか今は戸間前なんだけど、戸間前っていう場所で京都資料館に行ったときは。
京都資料館だよ、戸間前って。
町村の資料のパンフレットにさ、食い殺されるって文字が三回出てくる。
24:09
初めて見たよ。観光ガイドに食い殺されるって言葉が三回出てくる。
そういう場所だけどね。
面白いのは面白いんだけど、地元ものを旅行先で見る、読むっていうのはあるよね。
ホテルとか泊まったときは結構ね、近くのほうへ必ず寄って。
最近は僕いつも山川の歴史散歩、行った場所の歴史散歩と、あと柴良太郎の街道行く。
いいっすね。
深めたいですよね、その土地を。
自分なりに深めたい。
街道行くって、僕がまだ20代前半とかに本屋で働くときは、まあおじさんたちが買ってったわけじゃない。
ああいうおじさんが読むものは、俺読まないなと思ってたんだけど、やっぱり読んだね。
ああいう地域に根付いた歴史物とかさ、そういうのって旅先のホテルとかで読むとすごい集中して読めちゃうから。
それは集中できる。
ほら、自分がさっき降り立った駅とかで柴良太郎も地元の郷土史研究家と落ち合って、そういう話とかも出てきたりして。
想像しやすいんだよね、その風景が。
それはいい読書だな。楽しいね、それは。
地理的な土地観もそんなに詳しくはないけど、ただある程度その辺を動いてたりすると、若干の岩手と秋田の県境みたいなところが、
意外とそういう場所なんだなとかって、一応頭の中で理解した上でさ、岩手藩と秋田藩の閣室とかさ。
そういうのがエピソードで本読んでてさ、すごいガンガン読めるよね。
ガンガン読めます。ほんとそれ思います。
受験勉強の日本史とか世界史とかそういうのって思ったら全く違う知識欲みたいなものが。
なんかその場に自分もいるってこと自体が、非常に読書に自分が前のめりで入り込めるよね。
たぶん小説とかでも、その場所の舞台にした小説とかでもいいと思うし、歴史だけじゃなくて。
結構本屋さん行って郷土図書コーナーみたいなさ、地元を舞台にした本とか置いてあるのってすごい助かるよね。
助かりますね。郷土本コーナーを地元の新聞社とかが刊行してて、流通的には地方省扱いとかで、
あんまり全国的には取りにくい本なんだけど、地元はご当地本だから、そういうのが揃ってたりすると。
27:03
そっからもうちょっとはみ出て、全国的にも流通してる、ほんと一般的な出版社が出してるその土地の本とか、
場合によっては小説で舞台になったとかも含めて、もっと言うと漫画みたいなものとかも含めて、
郷土本コーナーがある種のエンタメ的要素もまとったような作りをさせてる本屋さんとかもたまにあるじゃないですか。
そういうのめっちゃ、またそれが旅先でそういう売り場に出会うともうたまらない気持ちになりますね。
たまらない。地元に来た、旅先に来たっていう実感がすごい強まるじゃない。
強まる。
やっぱり情報が本屋さんに行くとさ、ルルブとかそういうガイドブックだけじゃない、郷土本コーナーとか行くと、
この間は秋田の角野建てから横手にずっと移動してて、
土地本屋さんによっていろいろ本を物色してて、郷土本コーナーがやっぱりあって、
そこに矢口高雄先生、鈴木さんという子が亡くなったのコーナーがあって、
そっか、ここ地元なんだな、矢口さん、矢口高雄先生と思って。
そしたら漫画博物館が横手にあるんだよね。
矢口高雄先生が一応第一代目の名誉理事館長とかで、そういう案内も書いてあって、
あ、この近くに漫画図書館なんてあるんだと思って、そこからまた車で移動して漫画図書館に行って、
その漫画、原画が保管されてるのね、アーカイブになってて。
で、あと漫画も自由に読める場所があったりして、そういうのを知ることができたから、
結構ね、本屋さんの郷土図書コーナーって、旅先でまず寄ってみて、そこからいろんな行き先とかが発見できるから、
ノープランでもまず本屋さんに行けば何か行きたいところを見つかるってのはあるよね。
うん、なんかありますよね、そういうのって。
漫画図書館すごいのはさ、漫画が読み放題なんだよ、図書館だから。
なるほど。
でさ、高校生とか中学生が学校帰りとかでずっと本読む、漫画読んでるの。
そこはやっぱり漫画家を、秋田の横手から秋田県から、また漫画家をどんどん育てていこうっていう意思というか意図もあって、
そうするとさ、やっぱり若いうちに漫画をたくさん、いろんな種類の漫画に触れてもらおうっていう気概がすごい、そこの歯ごたえが感じられて。
でまぁ、そこでさ、また本もみんな一心不乱に読んでるからさ、いい場所だなぁと思って、羨ましいなと思った。
30:00
今回の質問でもそうですけど、集中した読書がそこで、地元の中高生たちが。
そう、図書館って言ってもさ、コミック専門でさ、出てる本とか、ジャンプとかのコミックが壁一面全部あるやつ、古い本が。
それじゃあ、なんか、すごいっすね、それ。
すごいでしょ。
すごい、なんかよく考えるとすごい、それ。
気まぐれオレンジロードとか読んでる可能性もあるわけだよね、じゃあ。
あるよ、だからその、今連載してるコミックとかさ、最新のコミックって横の軸じゃなくてさ、
漫画史的な縦の軸のさ、コミックまでも読めるわけじゃん、若い人が。
よろしくメカドックとか。
古いな。
もうちょっとあるでしょ、なんか、シェイプアップなんとか。
そうですね。
そういうのもあるからさ、そういうこう、なんだろうな、ただ文化的に、はい本があります、記録として、資料として残してますじゃなくてさ、
なんかそこからやっぱりさ、次のさ、漫画家を育てようっていうさ、そういう。
で、若い人にやっぱり来てもらって本を読んで、実際にそれで、ちゃんと中学生とか高校生がそこで本読んでる、コミック読んでる。
静かに読んでたりしてるからさ、いいなと。
漫画博物館はなんか、コミックの原画をアーカイブして保管してる唯一の博物館らしくて。
すごい、原画とか見られるよ、いろんな漫画家の。
なんかあまりにも身近にそういうのがあると、その貴重さに気づけないかもしれませんけど、それはかなり貴重で。
貴重です。
すごいことですね。
はい。
でも確かに、ちょっとねもう30分余裕で超えちゃったんで、あれですけど。
私もね、山梨行ったときに、なんだっけな、近代一なんとか図書館みたいな。
はい。
やっぱあって。
国語学者の。
近代先生。
北都市だったかな、確か。
確かに地元の書店もそうだし、地元の図書館みたいなところにちょっとふらっと行くのも面白いかもしれないですね。
そうねー、ほんとそれは感じる。
まあまあなんか、図書館とかそういう京都本トークみたいなのになっちゃいましたけども。
うん、けど図書館もね、そこ行くとほんと集中できるんで。
集中できますよね。
図書館そうだ、京都来てから図書館がちょっと身近になくなったんですけど、川口はほんと駅前にすごくいい図書館があって。
そこに自分の寸読本とか持って行ったっていいんですから、むしろ。
まあまあそうなんだけどね。
図書館はさ、また本屋とは違う本の見方ができるし、思想的なものもそうだし。
やっぱその京都本っていうか、昭和の写真集とかさ、見ちゃうよね。
見ちゃう。
なかなか普段、高くてああいうのって目にすることできないんだけどさ。
戦前の日本の写真集とかさ。
あと民族学系の本とかさ、好きなんで見ちゃうけど。
33:04
集中できるように見ないと。
まあでもやっぱり、本の側に身を置くっていうのが集中する第一歩ってことで、
まとめとしてはよろしいですか。
こんだけ喋ったりってね。
なんか答えになってないんですけど。
すごい、なんかあんまり喋った気になってないんだけど、もう30分喋ってるのね。
ね、まだまだ喋れる気がするんですけど。
まあそう、だから本を集中してっていうか、本を読む環境を作らないと集中もなりもないので、
その環境にはまず本が手元にないといけないということで。
まず文庫でもなんでもいいのでね。
もし本を読む場所とかが集中できないとか、そもそも本を持ち歩いてるかどうかってとこもあるし。
スマートフォンよりもグラム数で軽い本なんてのもいっぱいありますからね。
あるね。
だからそんな本持ち歩くの大変だなんて言わずに、ぜひね、一冊ぐらいはカバンに忍ばせて。
いいですよね。
最近けどね、結構電車の中で本読んでる人よく見かけるようになったけどな。
最近増えたって。
結構普通に座席、両隣に文庫本とか出して本読んでたりするとさ、すごいなと思ってるけどね。
ということでいかがでしたでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
りょうくん、もうラジオネーム忘れた。
思い出せないですけど、8代将軍でした。
8代将軍ですね。
こんな感じで結構簡単なお気軽な質問もお寄せいただけると、30分ぐらい喋れちゃうんで。
ぜひぜひこれからも聞いてる方で質問お気軽にお寄せいただければなと思いますので。
それでは。
ありがとうございました。
またおたまとんでさよならしたいと思いますので。
それではみなさんごきげんよう、さようなら。
さようなら。
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