前回に引き続き、信州大学 教授の古山 通久さんをお迎えして、"読みかけの本”について語り合います。
【今回のゲスト】
古山 通久さん
化学や材料分野における人工知能(AI)や高度計算技術の開発と応用を推進する研究者および起業家。2002年に東京大学で博士(工学)を取得後、東北大学、九州大学、物質・材料研究機構を経て、現在は信州大学アクア・リジェネレーション機構の教授を務める。文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞するなど基礎研究に取り組む一方、研究成果の社会実装を目指し、大学発の技術を起点とした起業や起業支援にも挑戦中。
【登場した本】
『三国志』宮城谷 昌光
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サマリー
古山通久さんが、読みかけの本としてAI関連の本を挙げ、宮城谷昌光の歴史小説や『三国志』について語ります。甲骨文字や古代中国の時代背景をAIに読ませる可能性、作家の作品をまとめて読む習慣、推理小説や多重人格に関する本への関心が話題になります。古山さんは、スマホや動画視聴、本棚と引っ越しの負担によって、寝る前に本を読む習慣や本の購入を控えるようになったと話します。さらに、本の面白さは人物の生き方や心の描写にあり、研究と同じく一つのテーマを追究する読み方をしていると説明します。 過去に最も影響を受けたものとして、古山さんは意外にも大学受験の赤本を挙げます。入試問題をきっかけに環境問題に興味を持ち、進路や研究につながった経験を振り返ります。終盤では、生成AIと社会の向き合い方を問いとして提示し、子どもや孫の世代がAIネイティブになる未来、スマホの推薦情報やSNSの影響、AIの助言が人の行動や事件に関わる可能性について考えます。AIが知識のない人を助ける面と、過剰な反応や危険につながる面の両方を見ながら、これからの子育てや社会のあり方を考える必要があると話しました。
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