スマホ、SNS、検索、生成AI——。日々あふれる情報と、どう付き合っていけばいいのか。「正解」や「◯◯は禁止」を押しつけるのではなく、答えの出ないことを、答えを出さずにゆるく雑談していく番組です。
現役教員のパーソナリティ「のざたん」と、メディア情報リテラシーを専門とする株式会社インフォハントの安藤が、保護者や先生、そして情報とうまく付き合いたいすべての人に向けて、毎週おしゃべりします。
「こんなこと今さら聞けないな」という素朴なモヤモヤを、一緒に考える"まなびば"へ。ご質問・おたよりは概要欄のフォームからお寄せください。
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番組の魅力・推薦
#03 『SNSを禁止に』でいいんだっけ?
第3話のテーマは「『SNSを禁止に』でいいんだっけ?」。前回の続きで、今回は“いっそ禁止してほしい”という気持ちから話し始めます。見るのが止まらないように、よくできている——前回そんな話をしました。そんなに上手に作られたものを子どもにポンと渡すのだから、「もう入り口で止めておいてよ」と思うのは、けっこう自然なこと。実際、世界では本気で線を引いた国もあります。オーストラリアが16歳未満の利用を禁止し、フランスやインドネシア、イギリスなどでも似た動きが。ヨーロッパ全体でも議論が広がりそうな気配です。ただ、この“禁止”、よく見ると誰に向けたルールなのかがポイントでした。止められるのは子ども本人ではなく、年齢確認をする事業者側。本人への罰則はなく、誕生日をずらして入力したり、抜け道の情報が子ども同士で共有されたり。学校のタブレットでも、フィルタリングをどうすり抜けるかは、いつのまにか“文化”として広まっている——そんな現場のリアルも出てきました。そして禁止には、見えにくい副作用もあります。隠れて使えば、トラブルが起きたとき「そもそも使っていた」という告白から始めなければならず、相談のハードルが上がる。使わない前提のコミュニティでは、危ない使い方を教えることもできない。一方で、まったく制限がないのも考えもの——ブレーキがきかない子には、ある程度の枠が必要かもしれない。そのあいだで、大人もずっと揺れています。日本では今のところ、禁止という方向ではなさそう。だとしたら、危なさも含めて、大人も子どもも一緒に学んでいくしかない。結局は世界中が「どうしたらいいんだろう」と困っている、というのが正直なところでした。禁止か、自由か。そう決めてしまう前に、まず「ちょっと話そう」。今日もそこに落ち着きました。次回は「検索したあと、どうしてます?」。“正しいのか、信頼していいのか自信がない”——そんな、大人こそ今さら聞きづらい話をしていきます。――――――――――⏱ チャプター00:00 オープニング00:26 前回の続き:「いっそ禁止してくれたら」という気持ち01:51 「禁止してます」って家庭、実際どうなの?02:27 スマホを持たせる=SNS解禁、がセットになっている03:11 見るように作られている(前回の続き)/ショート動画の話題05:27 世界で「◯歳未満禁止」が始まった=オーストラリア06:22 子どもは「他の国で禁止=危険なんだ」と受け取る07:37 フランス・インドネシア・イギリス…EUへ広がる動き08:18 そもそも、何が禁止されてるの?08:44 止めるのは誰?=事業者側の年齢確認09:42 禁止しても、すり抜けて使い続けている10:31 年齢の基準が国でバラバラ=「なんで守るの?」問題11:40 本人に罰則はない/抜け道は検索で広まる12:17 学校のタブレットで、フィルタリングをすり抜ける“文化”15:40 禁止しても、使ってほしくない層が使ってしまう16:00 制限がゼロも考えもの=ブレーキと依存の見極め17:00 依存傾向の子=スワイプが止まらない18:50 禁止の副作用:隠れて使う→相談できなくなる19:25 「ルール違反」の告白から始まるハードル/学ぶ機会が失われる21:04 日本は今のところ、禁止の方向ではなさそう21:57 危なさも含めて、大人も子どもも一緒に学ぶ22:53 周りの大人が、ちょっとでも触れて、話せる関係を23:30 まとめ:禁止か自由かの前に、まず話そう23:58 世界中が「どうしたらいい」と困っている――――――――――🎙 パーソナリティのざたん(聞き手・会いに行けるセンセイ) https://meetupsensei.com/安藤未希(メディア情報リテラシー/株式会社インフォハント代表) https://infohunt.co.jp/📮 質問・おたよりフォームhttps://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7
#02 その「SNS」って、どのアプリのこと?|LINEは入る?入らない?
第2話のテーマは「SNSとの向き合い方」。ただし今回は、答えを出しにいく回ではなく、まず“土俵”をそろえる回です。夏休み前になると、学校では「SNSの使い方に気をつけましょう」という言葉が飛び交います。でも、その「SNS」って、いったいどこからどこまでを指しているのか。実は、利用実態調査を行う会社によっても、どのサービスをSNSに含めるかはバラバラなのだそう。たとえばLINEは、SNSに含める調査もあれば、含めない調査もある。含めるかどうかで、「若者のSNS利用率」の数字そのものが変わってきます。象徴的だったのが、安藤さんが授業前のアンケートで「使っているSNSはどれ?」という選択肢にLINEを入れなかったときの話。すると何人かの高校生が、「その他」の欄にわざわざLINEと書いてきたそうです。その子たちにとって、LINEはまぎれもなくSNSだった。専門家の間でさえ定義が揃っていないなら、大人と子ども、いや隣の席の人とでさえ、違うものを思い浮かべたまま話している可能性があります。もうひとつ話題になったのが、大人が想像する「SNS」と、子どもの実際の使い方のズレ。アンケートの聞き方を「アカウントを持っているのはどれ?」「週に1回以上投稿するのはどれ?」に分けてみると、アカウントはたくさん持っているのに、投稿している子はとても少ない。多くは“見る専門”でした。学校の指導は炎上=投稿の心配が中心になりがちですが、実態はその手前にあるのかもしれません。とはいえ、投稿の怖さが消えるわけでもありません。10年前の炎上の跡が、いまだにネット上に残っている——いわゆるデジタルタトゥーの話も出ました。当時の高校生も、10年経てば20代、30代。やがて自分の子どもが「これお父さん?」「これお母さん?」と、親の黒歴史を見つけてしまうかもしれない。そう考えると、少し背筋が伸びます。後半は、よくセットで出てくる「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」。猫の動画を見たら猫ばかり流れてくる、猫好きをフォローしたら猫の困った話は流れてこない——という身近な例から、なぜそういう仕組みになっているのか(滞在時間と広告というビジネスの背景)まで話しました。おもしろいのは、この2つ、言葉を知らない子どもたちのほうが「そうだよね」と体感していて、親世代のほうが実感が薄いということ。「危ない」「よくない」と言う前に、まずどういう仕組みなのかを大人も子どもも一緒に知ってみる。今日はそこまでで、ちょうどよさそうです。次回は「子どものSNS利用規制、どう考える?」。世界ではすでに年齢で線を引いた国もあります。その動きと論点を並べるところから話していきます。―――――――――― ⏱ チャプター00:00 オープニング 00:47 「SNSの使い方に気をつけましょう」の“SNS”って何? 02:05 調査する会社によって、SNSの定義が違う 03:43 LINEはSNSに入る?入らない? 04:37 安藤さんの中でのSNSの定義 07:10 同じ世代でも、隣の人とも、ズレている 07:58 アンケートの「その他」にLINEと書いた高校生 10:08 そもそもカタカナ・アルファベットが分かりにくい 11:28 投稿する子より、“見てるだけ”の子のほうが多い 12:50 炎上のイメージと、実際の利用実態のギャップ 14:16 10年前の炎上が、まだ残っている(デジタルタトゥー) 15:20 子どもが親の黒歴史を見つけたら 18:07 フィルターバブルって何?(猫の動画の話) 19:15 エコーチェンバーって何?(猫好きをフォローすると) 20:54 便利でもある。でも、依存の入り口にも 22:50 なぜこの仕組みなのか=滞在時間と広告 24:33 これ、オフラインでも起きていること 25:34 「使い方」を考える前に、「仕組み」を知る 26:04 子どもは体感していて、親世代のほうが実感が薄い 28:55 大人も子どもも一緒に考える/ファミコンとの違い―――――――――― 🎙 パーソナリティ のざたん(聞き手・会いに行けるセンセイ) https://meetupsensei.com/ 安藤未希(メディア情報リテラシー/株式会社インフォハント代表) https://infohunt.co.jp/📮 質問・おたよりフォーム https://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7
#01 スマホって、結局いつ持たせればいいの?
第1話は、超ド定番の質問から。「スマホって、結局いつ持たせればいいの?」。保護者面談でも、講演の質疑応答でも、いちばんよく聞かれるこの質問。「何歳から」という数字の正解を探しがちですが、安藤さんいわく、年齢は"きっかけ"の目安にはなっても、"判断基準"にはしづらいものだそう。じゃあ何を見て決めればいいのか。カギになるのは「持たせる前に、家の中で話せているか」。スマホを渡すことは、道具を渡すことじゃなく、新しい生活習慣を家に招き入れること——という視点から、2人で話を転がしていきます。後半は、リスナーさんから届いた2つの質問にもお答えしました。「宿題をAIで解いていたら、すぐ分かりますか?」「AIの回答が正しいかのチェック方法を教えたい」。実はこの2つ、スマホの話と同じ構造でつながっていました。「何歳から」でも「見抜けるか」でもなく、「使う前に、どうなったら見直すか、どんなときは自分で考えるか」を先に話しておく。今日の結論は、そこに落ち着きました。次回は「SNSとの向き合い方」。まずは"土俵"をそろえるところから話していきます。00:00 オープニング00:31 今日のお題:スマホ、結局いつ持たせる?03:25 年齢で線引きはナンセンス、何を判断基準に?05:45 「渡した後」の伴走が本題07:20 保護者が把握できていない実態(BeReal等)14:15 すべてを知ろうとせずに、確認できる間柄を―――――――――― 🎙 パーソナリティ のざたん(聞き手・会いに行けるセンセイ) https://meetupsensei.com/ 安藤未希(メディア情報リテラシー/株式会社インフォハント) https://infohunt.co.jp/📮 質問・おたよりフォーム https://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7
#00 はじめまして、「情報のまなぶば」です
記念すべき第0回。まずは「なぜこの番組を始めるのか」を、2人でゆるく話しました。質問・お便りおまちしております!https://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7スマホ、SNS、検索、生成AI——日々あふれる情報と、どう付き合えばいいのか。検索してもどれを見ていいか自信がない。子どもがこっそりAIを使っていても、親には言えない。「フェイクニュースの見分け方、教えます」と言われても、そんなに単純な話だろうか。現役教員の「のざたん」が聞き手になり、メディア情報リテラシーを専門とする安藤さん(株式会社インフォハント)に、素朴な疑問をぶつけていきます。「正解」や「◯◯は禁止」を押しつけるのではなく、答えの出ないことを、答えを出さずに考える。そんな番組です。「リテラシー」と聞くと身構えてしまう。でも、身構えた瞬間、それ以上聞けなくなってしまう。だからここは、「こんなこと今さら聞けないけど……」を、安心して口に出せる"まなびば"にしたいと思っています。次回は「スマホって、結局いつ持たせればいいの?」。持たせる時期、家庭のルール、利用時間——保護者からの定番の質問を入り口に話します。00:00 オープニング(雑談・収録の空気づくり)01:45 自己紹介と「情報のまなぶば」という番組名03:17 検索で迷っているのは、実は自分(のざたん)も同じ06:22 子どもの調べ方は、実は大人から見えていない08:07 「内緒ね」――AIをこっそり使っていた小学6年生10:19 なぜこの番組を始めるのか 12:37 「禁止しない」という安藤さんのスタンス14:29 知らないうちにできているSNSアカウント問題17:06 リテラシーを煽らない、"まなびば"にしたい ――――――――――🎙 パーソナリティのざたん(聞き手・会いに行けるセンセイ) https://meetupsensei.com/安藤未希(メディア情報リテラシー/株式会社インフォハント) https://infohunt.co.jp/📮 質問・おたよりフォームhttps://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7
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