第5話のテーマは「ドメイン」。前回の検索の回にいただいたコメントから、話が始まります。
届いていたのは、「一次情報なのか二次情報なのかを確認するのが良いのかなと思いました。ただ、知見のある分野でないと、それすら分からないので難しいのかもしれませんが」というご感想。まさにそこですよね、というところから、まずは一次情報と二次情報の整理へ。それ以上さかのぼれないオリジナルが一次情報で、それを誰かが切り取ったり編集したりして出したものが二次情報。ただしこの区別は文脈によって変わるもので、たとえばこの番組も、話の根拠になっている統計データのほうが一次情報で、それについて話しているわたしたちは二次情報になる——「信じてもらえるのはうれしいけれど、気になったら元のデータを見に行ってほしい」という話が出ました。
では、その“元”にたどり着くとき、何を手がかりにするのか。そこで出てきたのがドメインです。よく「インターネット上の住所」と説明されるけれど、それだと分かったような分からないような……という入り口から、ドメインは買うものであること、そして種類によって取得の条件が違うことへ。誰でも買えるものもあれば、日本国内に登記している法人しか使えないもの(co.jp)のように、登記情報を出して申請し、認められないと使えなくなるものもある。大学や専門学校が使う ac.jp、18歳未満を対象とした教育機関の ed.jp、政府や行政機関の go.jp——統計データを元から確かめたいときは、このあたりが目印になります。
後半は、その知識が身を守るほうにも効く、という話。フィッシングのメールやサイトは、本物の企業名を名乗っていても、アドレスの一文字が違っていたり、後ろの部分がまるごと別物だったりする。差出人の名前は送る側が自由につけられるので、見るべきはメールアドレスの「後ろ」のほう。リンクのボタンは踏まずに、右クリックでURLをコピーしてメモ帳に貼ると、実際の行き先が分かる。それでも判断がつかないなら、メールからではなく、自分がいつも使っているサイトへ自分で行って確かめる。公式のお知らせに、同じ文面が注意喚起として載っていることも多いそうです。しかも手口は、深夜や明け方に届いたり、「24時間以内に」と極端に短い期限が切ってあったりと、焦らせにくる。落ち着いてからでいい、という話もありました。
ドメインは、情報の出どころを確かめるときの“指標・目印”。迷惑メールが届いたら、焦らず、まず差出人のメールアドレスを見て、URLはコピーして貼って確かめる——そんな回になりました。
――――――――――
⏱ チャプター
オープニング
前回の検索の回に届いたコメント
一次情報と二次情報って、どう違う?
この番組も、二次情報になる
統計データの話をするとき、一次はどこにある?
元のデータにたどり着くヒントがドメイン
ドメインは「インターネット上の住所」?
子どもは「後ろのやつでしょ」と知っている
co.jp は国内に登記した法人しか使えない
ドメインは、買うもの
申請が通らないと、使えなくなる
.com は誰でも買える/信頼性の担保はない
学校のドメイン=ac.jp と ed.jp
大学付属の高校は、どちらを使う?
本物の大学のサイトかを、URLで確かめる
昔あった、大学のパロディサイト
政府の統計は go.jp から見に行ける
ドメインを知ると、詐欺に引っかかりにくい
本物そっくりのアドレス/一文字だけ違う
差出人の名前は、送る側が自由につけられる
見るのは、メールアドレスの「後ろ」
「不正なログインを検知しました」というメール
ボタンになっていると、リンク先が見えない
踏まずに、右クリックでURLをコピーする
メールからではなく、自分でいつものサイトへ
公式サイトに、注意喚起と文例が載っている
深夜や明け方に届く/焦らせるのが狙い
「24時間以内に」は、極端に短い期日
まとめ:ドメインは、出どころの指標・目印
――――――――――
🎙 パーソナリティ
のざたん(聞き手・会いに行けるセンセイ) https://meetupsensei.com/
安藤未希(メディア情報リテラシー/株式会社インフォハント代表) https://infohunt.co.jp/
📮 質問・おたよりフォーム
https://forms.gle/M5SDiGEy1TyAeN9D7
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サマリー
今回のエピソードでは、インターネット上の情報源の信頼性を判断する上で重要な「ドメイン」について掘り下げています。まず、一次情報と二次情報の違いを整理し、番組自体も二次情報となり得ることを説明。統計データなどの一次情報にたどり着くための手がかりとしてドメインの重要性を解説します。 ドメインは「インターネット上の住所」と説明されることが多いですが、実際には購入するものであり、種類によって取得条件が異なることが明かされます。例えば、「co.jp」は日本国内に登記された法人しか取得できず、信頼性の指標となります。一方、「.com」は誰でも取得可能で、それ自体に信頼性は担保されないと指摘。 後半では、このドメイン知識がフィッシング詐欺から身を守ることに繋がる点を強調。本物そっくりのメールアドレスでも一文字違いやドメイン部分が異なる場合があるため、差出人のメールアドレスの「後ろ」の部分(ドメイン)を注意深く確認することの重要性を説きます。また、メール本文中のリンクは安易にクリックせず、URLをコピーしてメモ帳に貼り付けて確認する方法や、不安な場合はメール経由ではなく公式サイトへ直接アクセスして情報を確かめる方法も紹介。深夜や早朝に届く、あるいは極端に短い期限を切るなど、受信者を焦らせる手口にも注意を促し、落ち着いて対処することの重要性を伝えています。
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