サマリー
勉強ができる子どもは、IQだけでなく、EQも高い資質を持っています。アーサー・コスタ博士の調査によれば、感情知能は学ぶ姿勢や気持ちの持ち方に深く影響しています。
勉強ができる子の資質
マモスです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、勉強できるようになりたければEQを高めたらいいよというお話をしていきます。
これを聞いているあなたは、勉強ができる子ってどんな人だと思いますか?
暗記が得意とか、計算が早い、あるいはIQが高い、そんなイメージないですかね。
でも、ちょっと前の調査結果にはなるんですけれども、 カリフォルニア州立大学の名誉教授である
アーサー・コスタ博士が行った調査によると、意外な結果が出たんですよね。 この博士が調べた勉強ができる子の共通点っていうのが大きく6個
ありました。 1つ目が諦めない子。2つ目が自精神がある子。3つ目が人の話を聞ける子。
4つ目が柔軟に思考できる子。5つ目が正確さを追求する子。 最後6つ目がチャレンジを恐れない子だったんですね。
この6つの要素を持っている人というのが勉強ができる子らしいんですよ。 これいかがですかね。
もともと私も含み、あなたも考えていた頭の良さのイメージとちょっと崩れませんかね。 実際、IQのような頭の良さよりも学ぶ姿勢あるいは気持ちの持ち方っていうのが大事だと
わかるかなというふうに思います。 で、この資質ってですね完全にEQに深く繋がっているんですよね。
EQっていうのは感情知能のことでダニエルゴールマンさんが提唱した概念かなと思います。 もしかしたら違うかもしれないです。
IQとよく比較されて言われるんですけれども、IQよりもはるかに人生の幸せや成功、より良い人間関係、あるいは健康に大きく影響すると言われております。
このEQ、感情知能なんですけれども、4つの要素に分かれていて、それぞれ詳しくちょっとお話をすると、1つ目が自己認識ですね。
これ自分の感情に気づいて、それが思考や行動にどう影響しているかを理解する力。 2つ目が自己管理ですね。これ感情や衝動をコントロールして目標に向かって努力を続ける力ですね。
例えば衝動を抑えたり、目の前の快楽を我慢して衝動を抑える力とか、ストレス耐性だったり、あとは柔軟性ですよね。
あるいはその諦めずやり抜く力、これグリッドと言われたりします。これも自己管理に入ります。 最後はその失敗を成長の機会と捉える成長マインドセット。
マインドセットですね。これも自己管理のうちの一つに入ったりします。 その3つ目が社会認識ですね。これ相手の感情を理解し共感する力です。
目の前にいる人が何を考え何を感じているのかっていうのを汲み取る力ですね。 これ人とうまくやっていくには不可欠な力だと思います。これもEQに入るんですよ。
あるいは集団の空気を読む力、これ組織感覚力って言ったりするんですけれども、 集団の中で誰がみんなを率いていてとか、そういった集団の中の関係性を汲み取る力っていうのを
社会認識に入ります。 最後社会的交流。この一つの自己認識、自己管理、社会認識という土台があった上で成り立つのが社会的交流ですね。
これ人との関わりを持ちながら成果を出す力。 リーダーシップ、影響力、コーチングとか、問題解決能力とか周囲を励ましてやる気を出させる力とか
そういったものも一通り社会的交流というものに要素に入るんですね。
こういった子っていうのは完全に何でしょうね。 アーサー・コスター博士が発見した6つの資質と関連しておりますよね。
諦めない子であればグリッドですし、自精神がある子というのは自己管理全般、快楽を我慢する、コントロールする力とか
人の話を聞けるっていうのは単純にその柔軟性とか社会認識、共感があるからこそ人の話を聞けたりとか
柔軟に思考できるっていうのは自己管理の柔軟性に関わるし、チャレンジを恐れない子っていうのはまさに成長マインドセットを持っているかどうか。
これも自己管理の部分ですね。 正確さを追求する子っていうのは直接これだっていう言い気はないんですけれども
成長マインドセットもそうだし、諦めない力っていうのも間接的に関わってくるんで
アーサー・コスター博士が勉強できる子の資質として挙げた6つっていうのはいずれもEQに関わってくると思います。
つまり勉強ができるようになりたければですね、お子さんでももちろんあなた自身でも私もEQを高めた方がいいっていうことなんですよ。
EQを高める方法
これ実体験としても私自身がその学習塾でこれまで200組以上のご家庭生徒と接してきていて
世間的にかなり偏差値の高い大学、高校、中学に受かるっていう子を見てきました。
そういった子の中にはもちろんどう考えても頭いいよねって頭の回転段違いだよねっていう子もいたんですけども
それって結構少数派で、むしろ中学受験で成功して大学受験でくすぶってる子の中にはめっちゃ頭いいけれどもねっていう
目の前の快楽に負けちゃうよねっていう子の方が多かったですね。
でもそれよりもやっぱりEQの資質の高さを感じさせる子っていう方がなんかいいとこ行ってますね。
なんか話をしていて頭いいなーっていう変なステレオな話感じはしないけれども
勉強ができる子っていうのは今思うとEQ高かったんだなっていうふうに思いますね。
だから正直勉強をお子さんにできるようになってほしいのであれば
学習塾に通わせるよりもEQを高めるためのトレーニングをした方がはるかにいいかなって思います。
EQじゃあ実際どう高めるのかっていうとまずは自己認識ですね。
自分の感情を言語化することですね。
今自分は何を感じているのだろうか。それは何でだろうか。
この感情というのがどのように思考や行動に影響を及ぼすのか。
それは望ましいものなのか否かみたいなのをまず言語化することが大事だと思いますね。
やっぱりその勉強ができる子というか授業を前向きに受けている子
ものにしている子っていう言語化が得意だと思います。
言い換えれば質問力ですよね。
先生に自分が聞きたいことをしっかり言葉で言えるっていうのはかなり大事な能力だと思いますし
特に個別指導塾で受けるのであればこの言語化能力っていうのは小魅力に近いんですけども
それは本当に重要になるのでまずはそういったトレーニングからしたらいいと思います。
あとジャーナリングでもいいですね。
今頭に浮かんでいる自分の感情や思考をただひたすら掻き殴るっていう
これだけでも自分の今考えていることとか感じていることっていうのを客観視できるので
それだけでも全然違うと思いますね。
これメタ認知自分を俯瞰する力を身につけるにもつながると思います。
勉強の力を伸ばしたいならワークを解こうというよりは
ぶっちゃけこういったいい息を育てるための取り組みの方がはるかに重要かなと思います。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。
それでは良い一日をお過ごしください。
07:49
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