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はい、マモ〜です。本ラジオでは、異業種への転職を3回経て、現在は学習塾に勤務する私が、
専冊以上の読書と実体験から得た知見をもとに、キャリア、子育て、幸福についてお話をするチャンネルです。
いかがお過ごしでしょうか。今回は、元優等生が陥っている罠というテーマで話をしていきます。
高校入学までは優秀だったけれども、そこからどんどん陥っていく、
よく言う元優等生みたいな方が一定数いるんですね。中にはメンタルを病んじゃう子もいます。
そういう子、全てではないですけども、何に陥っているかというと、マインドセットと実体、実情、現状との乖離に苦しんでいるということが挙げられるかなというふうに思っています。
ここでいうマインドセットっていうのは、実際に優秀な人との考え方っていうのは変わらなかったり、
あとは過去の自分、優秀な時の自分の栄光にしがみついている。
こういうマインドセットと実体っていうのは、実際考え方は立派だし、過去の自分を引きずっている。
そんな状態だけれども、やるべきことをやっていないという実態ですね。
目の前に例えば英語であれば、ちゃんと毎週単語これだけ覚えなきゃいけないよっていうふうな話で、本人も分かっているけども、ただ全然やろうとしないという実態。
このマインドセットと実態の乖離に苦しんでいて、それを受け入れて、受け入れられていないという状況が生じているかなというふうに考えています。
マインドセットのだけが優秀な自分が、実体の自分を責めちゃってるって状況かなっていうふうに推測してますね。
優秀な自分が全然やらない劣等の自分を、その人自身の中で責め続けているから、メンタル病んじゃうのかなと。
これ何かっていうと、単純に自分を受け入れられてなくて、自分を許せてない状態なんですよね。
ここを脱却できないと、いつまで経っても正直、鬱とか病んでいるという状態だと思いますね。
どういうふうにするかというと、これ一つしかないと思っていて、セルフコンパッションですね。
自分を許す、受け入れる、思いやるっていうところから始めなきゃなっていうふうに思います。
おそらくですね、こういった方っていうのは、高校入学までは優秀だったので、このまま自分いけるやろうっていうふうに考えていると思うんですよ。
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やっぱり周りも同様、もしくはそれ以上に優秀な方がいるので、もしかしたらというか、自分勝てないなっていうふうに思っちゃったんですね。
やって頑張り続けたところで、無理かもって思ってしまったところから、どんどん落ちていくっていうわけですね。
ちょっと正直可哀想だと思いますね。やっぱり物差し一つ、偏差値っていう物差しが強すぎるゆえの弊害だと思いますね。
なんでそこは可哀想だとは思っているんですけども、ちょっとセルフコンパッションがないと立ち直れられないかなっていうふうな気がしています。
正直言いますね、県内トップ校とか九州でも優秀な、3本の指に入るようなトップの学校に入った子がこんな感じでちょっと落ちていくっていうのは何度か見かけたことがあります。
なんか怯えている?不安な感じもしますね。不安な表情を抱いていたり。やっぱり結構ストイックな性格で子も多いですね。
真面目でひたむきに取り組んでいたけどある時パタリと折れちゃった。そんな子もいます。
なんでも自分を許してあげる。責めずに思いやる。そんなところが大事だと思いますね。
やっぱり許せてないでしょうね。プライドが高いゆえなのか自意識が高いゆえなのか。
なのでそこを脱却しないとちょっと後々厳しいかなっていうふうに考えております。
まずは自分を許してあげましょう。そのためには自分の中での自己対話、内的対話の内容を変えるということですね。
ポジティブに自分は大丈夫だとかなんとかなるみたいなポジティブなトークだったり、あとはマインドフルネスも意外と有効だったりします。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。