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はい、マモ〜です。本ラジオでは、異業者の転職を3回経て、現在は学習塾に勤務する私が、
先札以上の読書と実体験から得た知見をもとに、キャリア、子育て、幸福についてお話をするチャンネルです。
いかがお過ごしでしょうか。今回は、成績下位の子の共通点というテーマで話をしていきます。
結論は、わからないをそのままにしてしまうということです。どういうことかというと、よくいろんな生徒と会話をして、その中にも正直に言ってしまうと、
成績がかんばしくない子も一定数いるんですね。そういった子の特徴として、普通に何気なく会話をしています。
自分がその生徒がわからない言葉を使う時があるんですね。
成績がそれぞれの子というのは、仮に自分がわからない言葉を使ったら、それってどういう意味ですか?と聞いてくることが多いんですけども、
その成績が正直イマイチっていう子っていうのは、わからない言葉を自分が使ったとしても、あたかもわかったふうな反応をすることが多いですね。
で、自分がちょっと何かわかってなさそうだなって思った時に、その言葉が多分、この子とある言葉がわからないだろうっていう仮説を立てて、
その言葉ってどういう意味だと思う?って聞くと、やっぱり答えられなかったりするんですね。
で、一般的に正直そういう子っていうのは、言葉はあまり知らない。語彙力、ボキャブラリーがちょっと乏しい傾向にもあるかなっていうふうに思いますね。
正直語彙力で言うと、自分も偉そうなことは何も言えないんですけども、そういった子はちょっと言葉を全般的に知らなかったり、わからない言葉を言われても普通にわかったように演じてしまう、わかったふうに捉えてしまうっていう風な癖があるかなっていうふうに思いますね。
なんでそんな癖が生まれたかっていうのを自分なりに考えてみると、特に私立の中高一貫校っていうのは、授業のスピードめっちゃ速いですよね。本当に残酷なまでに速くて、ほとんどの人がまともについていけないぐらい速いと思うんですよ。
そういった子はどういう流れでその状態に落ちるかというと、学校の授業にまずついていけなくなる。わからないものが徐々に増えてくるわけですね。最初はわからないものを一個一個解決していこうと試みるんだけれども、だんだんわからない量が膨大になってきて諦めるんですね。
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これは解決しようがないって本人の中で意識的か無意識的なのかわからないけれども、そういう状態で諦めてくるんですね。そうするとわからないという状態になれるんですよ。
わからないのは当たり前だから、なんとなく授業に出てボーッと聞いて、なんとなくわかったような気にはなるけどやっぱわからないっていう状態が身について、最後スルーする力が身につくんですよね。わからない言葉を相手に言われてもなんとなくわかった風なものを演じるっていうスルーする力、全然良くない方向のスルーする力が身についてしまっちゃって、
結局わからないをそのままにしてしまう。わからないことがあっても気持ち悪いという感覚がなくなっていくわけですね。成績上一層というのはそういったことはなく、わからないを一個一個確実に解決していくような感じですね。
なのでそういった子に対峙するときは、対峙するというか会話をするときはごめん、今正直君はわからないに慣れすぎちゃってると。わからないをそのままにしてしまう癖がついてしまっているので、わからない言葉や文が出てきたらちゃんと質問しようねっていう風な話をしています。
出ないとなかなか厳しい。受験とか関係なく、この先社会に出た時にわからないをそのままにしてしまうっていうのは、業務をする上で致命的というかですね滞ると思うんですよね。これは自分の体験からも言えることで、わかった風に演じたところで一つも良いことなかったですね。
逆に結局わからないのにわかった風にやって、結局わからなくて周囲に迷惑をかけるっていうことは自分自身も経験しているので、今のうちにそういうわからないをそのままにしてしまうとかスルーをするっていうのは、そんな癖はそこで取っ払う努力をするべきだと思いますね。
参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。