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マモーレス本ラジオでは、異業種への転職を3回経て、現在は学習塾に勤務する私が、キャリア、子育て、幸福についてお話をするチャンネルです。
いかがお過ごしでしょうか。今回は、意見・アドバイスをしても頭に残らないというテーマで話をしていきます。
自分が今の学習塾に勤めて丸3年ぐらい経つんですけれども、最近は生徒、親御さんに対してあまりアドバイスとか意見をしなくなったんですよね。
どういうことかというと、基本聞き役に回ってご家庭や本人の考えをひたすら聞くみたいな感じで、ちょっと考えがまとまってない人に対しては、こういうことをお考えなんでしょうか?みたいな、こういうことを言いたいのかな?みたいな感じで
代弁をしてあげるみたいなやり取りしかしてないんですよね。というのも、自分がお話をするっていうのは、生徒に対しては勉強方法だったり
何を勉強するかっていう話だったり、スケジュール管理だったりをするんですけれども、これらってネットに普通に転がっていたり、やるべきことって誰が言おうと明らかだったりするんですよね。
勉強法であれば巷に転がってますしね。東大生が書いた勉強法の本とか、勉強法の本っていっぱいあるんで、別にそこから良い情報を得たらいいだけだし、勉強の仕方も同様ですね。
あと何を勉強するかっていうのも、基本学校内容ですからね。中高生に関しては小学生であればもちろん受験、学校でなっていることと大きくかけ離れたことをしているわけなので
集団塾でやっていることになるわけで、やることもどういうふうにやるかっていうのもすでに情報がたくさんあるわけで、そこから取捨選択するっていう方が
はるかに大事なんですよね。それよりもやるべきことは分かっているけれどもやれない。
それをどうしようっていう方が明らかに大きな問題なわけなんですよ。でそれに対してアダコーダ意見アドバイスをしてもやれないわけで
どちらかというとやることはわかっているけどやりたくないよねっていう事象の方がはるかに多いのでそれに対して
アダコーダ言ってもやらないんですよね。それよりも気持ちわかるよ確かにそうだよねって共感ととはいえやらなきゃだよねどうしようかっていう投げかけの方が重要なわけなんですよね
なので今はそういう風な共感、よく言う傾聴、投げかけ、問いかけでほとんど生徒との話は構成されてますね自分の場合は
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あとは本人の自己開示をさせるためにひたすらインタビュアーみたいな質問をするようなこともしてますね
今はそういう風なスタイルにはなっているんですけども最初の方はめっちゃ意見アドバイスしてました
一丁前に 1時間から本当に長い2時間ぐらいひたすら喋るみたいな自分がやってたんですけども
じゃあ生徒に今日はどういうこれからどういうことしていこうかとかどういう話が自分したっけ みたいなこと全然頭に残ってないんですよ
一つ二つか最悪ゼロみたいな全然出てこないあれ私はどういう話をしたかなみたいなことを聞いても出てこないみたいな
何だったんだあの1時間の喋りは自分のみたいなことに何度もなったんですよね もちろんですね自分の説明の仕方とか話し方が下手くそだっていうこと
っていうのも理由はあると思うんですけれどもにしても残らなすぎだろうと思うんですよね やっぱり人間って自分もそうなんですけどもそんな人の話ずっと聞いてらんないですよね
本当に1分したらめっちゃ開けますねずっとひたすら喋られると だからなんとなくこんな感じかなって思うけれども忘れてしまうと人間忘れる天才なので忘れちゃうよねと
だからひたすら自分が意見アドバイスをするっていうのは 意味がねえなって気づいたんですよね最初の半年ぐらいで気づきましたね
未だにそんなことをやっている職員いるんですけども残んねえぞと 残らんよ
生徒の頭の良し悪し関係なく残んないのでだったら生徒にひたすらこう話してもらう 気づいてもらう気づきを与えるっていう風にしないとダメかなって
思ったんですよねこれと会社の会議においても一緒なんですよ ひたすら不毛な話を不毛は言い過ぎですね
不毛じゃないけどなんか一方的に話されると聞くの飽きちゃうんですよね これ自分だけかなみんなそうじゃないですかね
みんなとは言い切れないけど少なく自分はずっと一つと話をバーッと聞いて飽きちゃって 途中で聞かなくなっちゃうんですよね
他のことやろう考えちゃったりやろうとしちゃうんで であればそんな会議する必要ないのでと
投げかけ共感経調投げが問いかけぐらいですね1on1 ミーティングぐらいはまあ意味あるのかなと思いますけれども
1on1でも上司が一方的に話すみたいなことザラにあるんでそうすると意味はない ですよね
会議を1対1集団に対して投げかけていたものをしゃべってみたものを1対1になっただけで本質は変わらない
そんな気がしますねだから結局意見アドバイスって大した頭に残んないと思うんですよね
本当に悩んでいることにボソッと一言言ってくれるそんな言葉が残るっていうことはあると思うんですけれども
長ったらしこちら側の独りよがりでバーって話してもあんま意味ねえだというふうに むしろ時間の無駄だなっていうふうに自分は感じております
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これ多分学習塾に限らず上司部下の関係で上司がひたすらアドバイス意見っていうのも 残んないですね
少なくとも自分は部下の立場としては残らなかったですね もちろん自分がポンコツでクソ部下だったってことあると思うんですよ
あの本当に聞いてなかったですか人の話 まあそれはそれで問題なんですけれども
はいそんな感じですね強いて自分がご家庭や本に話すとしたら情報提供ですね 過去にこういう生徒がいてそのかこういうことを考えながらこういうことをしてやったよって
結果こうなったよっていう情報提供はしますね その情報を踏まえてご家庭に考える材料を提供するって感じですね
意見アドバイスではなくて情報提供です この学校はこういう情報を聞いているとか成績こんな感じで決まるとか
過去にいた生徒はこんな風にやっていたよとか結果こうだったよ成績こんな感じだったよ もしなんちゃら医学部を目指すんだったら
その学校に目指すんだったら過去にいた子はこんな風にしていたっていうような話をしていく その学校は他の学校と比較すると進度が遅いから自分でどんどん先に進めるしかないよ
のような 意見に近しいけれども情報から言って言える一般論を話すだけに留めてますね
それを踏まえてご家庭内で話をして決断をしてもらう ただそれでもわからない決めきれない場合は
どういう材料があったら決められますかっていう話をしますね その情報を提供するそんな感じで自分は進めてます
何の参考になるか正直こんな話はわかんないです もし部下をお持ちの方であれば
聞き手にもあるのが最近はいいんじゃないかなと思いますね 情報提供と共感の傾聴と
投げかけぐらいがいいんじゃないですかね 自分が部下ならばそういう上司の方がいいかなと思いますね
一方的にバーって意見アドバイスされても頭に残らないと思います 参考になれば嬉しいです
最後までお聞きいただきありがとうございました それでは良い一日をお過ごしください