好きになれない部下への対処
こんにちは、わかまろの職場の伝え方ラジオ、このチャンネルでは、アラフォーの営業管理職ウォアママが、
初めて部下や後輩を指導する立場になった方に向けて、伝わる言葉や人を動かす考え方についてお送りしております。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
またもや久しぶりの発信になってしまいまして、そして気がついたら年が明け、早くも1月半ばになってしまいました。
スタイフを更新されている方は、近況などは配信を聞いていたんですけれども、聞いていると結構体調を崩されている方が多いのかなという印象を持っていて、
我が家も例に漏れず、年末から年始まで家族4人で体調不良が相次いだり、そんなこんなで過ごしておりました。
今日は年明け1回目にしてはかなり不穏なタイトルなんですけれども、好きになれない部下ということで、
どうしても好きになれない、人としてもう嫌だ、無理みたいな部下の方に対してどうやって接していくかというお話がしたいなと思っております。
これは部下や後輩の方だけではなくて、職場にいるちょっと嫌な人、苦手な人に対する対応にも応用できる考え方かなと思いますので、
よろしければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
そもそもなんで私がこの苦手、好きになれない部下の話をしようと思ったかというと、
私は昨年からZoomで無料でですね、職場の後輩や部下の方だったり伝え方に関するお悩みをお話聞いて、
それに対して一緒に解決策を考えていくということをやっていまして、
私が発信をお休みしている間にリピートいただける方だったりとか、新たにインスタの方とか、
こっちのスタイフでもちらほらお問い合わせをご連絡いただけることがあって、
これ今合計15回以上くらい、いろんな方のお話を聞いてきたという感じなんですね。
ちょっと話それますけど、15回って結構すごくないですか。
だからやっぱり後輩とか部下指導ってすごく難しいし、周りに相談できる方がいらっしゃらなかったりとか、
結構お悩み深い部分なのかなというふうに思ったりしていて、
そこに対して私の営業経験と部下指導の経験と、そんなところからお話しして、
解決できたとか解決できそうって言っていただけるのはすごく嬉しいことだなと思っていたりします。
すみません、ちょっと話を戻して、その延べ15回以上お話を聞いてきた中で思うのが、
悩みって共通している部分も結構あるなと思っていまして、
大きく分けると3つくらい、私が今までお話を聞いた中の3つくらいあって、
1個はどうしても変わらない、相手を変えたいんだけれどもなかなか変わらない、そこに対しての伝え方、
なかなか指導がうまくいかないという、そんな伝え方と、
もう一つが、自分の中の感情、つい怒ってしまうとか、
部下が自分の言ったことをやってくれないことに対して嫌味を言ってしまうとか、ちょっとそういった対応面。
最後に意外だなと思ったのが結構あったのが、部下のことが好きになれないっていう、
とにかくぶっちゃけ嫌いですっていう、だけど向き合わなきゃいけないっていう、
どうしたらいいかっていうお悩みなんですよね。
人間誰しも、みんなのことが好きっていうことってないじゃないですか。
絶対苦手な人もいるし、嫌いな人もいるし、
ただ上司という立場、先輩という立場だと、部下指導、後輩指導をするにあたって、
結構その密な関係から絶対に逃げられないですよね。
自分の責任において、自分の人生において、
その関係から絶対に逃げられないですよね。
自分の責任において、部下の方、後輩の方を育成していかなければならないので、
本当に嫌っていう方、苦手な方が指導の対象だと、
まあ確かにストレス溜まりますよねっていうのはすごくよくわかります。
感情を排除する重要性
ここに対して私が2つ思うことがあって、1つは感情を入れないっていうことですよね。
これはすごく当たり前すぎて、なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、
仕事なのであんまり感情を入れずに、嫌いな場合もそうだし、逆に好きな場合も、
あまり感情を持たずに、仕事と割り切って接していくのがいいのかなと思うんですよね。
私が管理職になりたての頃に、すごいやる気に満ち溢れていたので、
いろんなエンジンがかかってですね、
メンバーの皆さん、部下の皆さんは、みんな大好きになりたいって思ってたことがあるんですよ。
みんな大好きで、愛情を持って、精神整備尽くしたいみたいなふうに思っていたことがあって、
でもどうしても好きになれない人がやっぱり現れてきたときに、すごく苦しくなってきてしまって、
だから私は今は嫌いっていう部下の方はいないし、逆に言うとすごい好きっていう部下の方もいないというか作らないようにしてます。
だってね、客観的に見たら多分あの上司の人は、このメンバーの何々さんがすごい好きなんだろうなとか、お気に入りなんだろうなとかってわかるじゃないですか。
そうなったときに、好きと嫌いの振れ幅っていうのに、自分が苦しくなるっていうのもあるし、メンバーの皆さんもかなり敏感だと思うので、
嫌いなメンバーを作らない代わりに、好きなメンバーっていうのもあんまり作らないようにしています。
もう一個は、会話をするときに事実だけで会話をすることにお気をつけるっていうことなんですよね。
会話に感情とかを入れ始めてしまうと、なんかこう話が空中戦になってしまうというか、
なんか自分が嫌いだから苦手だから思い込みが入ったり、感情で伝えるとあっちも感情的になってしまったりするので、
できる限り事実だけで話すっていうのを心掛けたりしています。
具体的にどういうことかっていうと、例えばメンバーの方が結構大きなミスをして、
ミスをしたんだけど謝らないとか、ちょっとふてぶてしい態度、なんか無責任そうな態度を取ったとしますよね。
で、そこに対してもうミスしたのに、もうふてぶてしい態度取り上がって許せないわーとかって思っちゃうと、
そこって結構思い込みが入ってるじゃないですか。
あっちはミスをしてどうしようもなくなっているだけで、なくなっていて、なんかこう態度がちょっと萎縮しているだけで、
ふてぶてしい態度を取るつもりはないのかもしれないとか、
感情を入れちゃうといろんな思い込みに気づけなくなっちゃったりもするので、さっきの事例でいくと、
事実は業務を遂行する上で謝りがあったということだけなんですよね。
なのでメンバーに対して指導する時も、じゃあそのミスがなぜ起きたのか、
そのミスがなぜ起きたのかっていうと、
事実は業務を遂行する上で謝りがあったということだけなんですよね。
なのでメンバーに対して指導する時も、
じゃあそのミスがなぜ起きたのか、ミスが起きたよねっていう話から、
事実と行動だけに注目して、
次回今行動をどうしようかっていう話をするようにします。
この時に、もうちょっと気をつけないとねとか、やる気がないんだよとか、
そういう話になっちゃうとまたいろいろこじれたりするので、
そうなのでまとめると、あまり感情を入れない、好きも嫌いも感情を入れずに
部下には向き合っていくということと、
苦手な人への向き合い方
それから事実と行動、事実だけをベースに会話をするということ、
その2つを念頭に置くだけで変わってくるんじゃないかなというふうに思ったりします。
ただ感情を入れないということと愛情がないということはまた別物かなというふうにも思っていて、
ちょっと話がややこしくなるかもしれませんが、
自分が苦手だなと思う人であっても、
徹底的に向き合うことってすごくめんどくさいことじゃないですか。
でもめんどくさいことに付き合うことって、そもそもそれって愛情だなというふうにも思ってて、
だから個人的に好き嫌いっていうのは置いておいて、
ただめんどくさいことにも仕事として向き合っていくことで、
それって結局愛を持って接しているとも言えるんじゃないかなというふうに思ってますというお話でした。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ちなみにここから雑談で、
今日の話に付随して私がもう二度と働きたくないと思っていた部下の方のお話をするんですけど、
それはズバリどんな方かというと、
やっぱり自己中な方ですよね。
例えばその方がミスをして、ミスに対しては適切に指導しようとするものの、
それが例えば周りのメンバーに迷惑や、周りのメンバーに影響を与えているにもかかわらず、
なんで私がこんなミスの後で注意されなきゃいけないのとか、
なんか私は全然悪くないのに、周りの人がもっとこれやってくれなかったからいけなかったんじゃんみたいなことを
結構大ピラに周りのメンバーの前で言う人とか、
あと誰かの悪口とかを結構大きな声で言う人とか、
やっぱりね、ちょっとおいおいって思うし、すごく嫌だな苦手だなとか思ったりしてたんですけど、
いろいろ考えるとその人にもいろんな事情があったりするんだよなっていうことは、
時間が経てば自分も分かったりするし、
本当に上司の仕事っていうのは、人として鍛えられる側面もあるよなっていうふうに思っております。
ということで、今度こそ最後まで聞いていただいてありがとうございました。
また次回も聞いていただけると嬉しいです。