1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #171『ツイスターズ』の感想を..
2024-08-04 24:06

#171『ツイスターズ』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

思ったほどシャークネードではなかった

() 『トップガン マーヴェリック』 : 意外なことは何一つ起きないコッテコテのド王道なのに、実機を使った圧倒的映像パワーとトム・クルーズ力(とむくるーずりょく)でめちゃめちゃ面白い。

() 輩 : この言葉単体であまりガラのよろしくない人々を指すようになったのは最近だと思う。

() 川の様子を見に行くおっさん : 筆者も正直、ゲリラ豪雨とかワクワクするし、台風の日の川の増水ぶりとか見に行きたい気持ちはある。

() テキサスブロンコ : 「テキサスの暴れ馬」。『キン肉マン』に登場するテリーマン、ひいてはそのモデルとなったプロレスラー、テリー・ファンクの異名。完璧超人始祖編のアニメすげー面白いです。

() 『シャークネード4』 : これまでもさんざん言及している、チェーンソーで竜巻と戦うサメ映画の4作目。主人公の妻エイプリルは3作目のラストで雑に死んだが、本作でマッドサイエンティストの父の手によって蘇った。

() シャークネードハンター : 『シャークネード』シリーズの主人公ネイト。2作目から「シャークネードの専門家」という訳のわからないポジションで人々からの尊敬を集める。

() 特殊なカーボン : アニメ『ガールズ&パンツァー』シリーズに登場する謎マテリアル。これを戦車に塗布することで、重戦車の主砲が直撃しても搭乗員は怪我一つしなくなる。

() 『NOPE/ノープ』 : 縦横無尽の音響と、理不尽に死にゆく人の絶望感が恐怖を誘うが、終盤はなぜか珍獣ハンター映画に。

() トップガンのジャイアン : 『トップガン マーヴェリック』に登場する研修生のハングマン。マーヴェリックの親友の息子、ルースターをライバル視してやたらと絡む。なんか爪楊枝くわえながらブリーフィングをうけるシーンがあった。

() 猫拾ってるヤンキー : 素行の悪い人間がたまにいいことをするやつ。

サマリー

オクラフンは、もはや人が住むべきではない土地だと思われています。1週間の間に4個も5個もの竜巻が発生し、街を破壊してしまいます。昔からこの土地はそうだったのでしょうか。竜巻の数は多いと思いますが、さすがにこれだけ多すぎると感じますね。『ツイスターズ』は、竜巻ハンターや竜巻カウボーイの活躍を通じて、竜巻の恐ろしさと力強さが描かれた映画です。2人はその感想を話し合いました。

オクラフンの竜巻被害
オクラフンは、もはや人が住んじゃいけない土地だよねって思った。
なに、あの1週間の間に、4個も5個も竜巻が出てきて、街を破壊し尽くす土地は。
昔からそうだったってことなのかね。
多いんだろうけど、さすがに多すぎだろうと。
予告の段階ではさ、サメが出てないだけのシャークネイドだと思ってたんだけども、わりかしまともな映画だったね。
普通だったね。
なんかこう、エンドロールにジョセフ・コシンスキーで出てて、おまえかいってなった。
誰?
えーっと、トップガンマーベリックの監督が、今回の監督ではないんだろうけども、原案みたいだね。
ステクタクル感というか、あと劇場最後に逃げ込むところ、映画館に逃げ込んで、スクリーンがぶち抜けるところで、
私たちを同席させて、味わわせる的なことをもくろんでるんだろうな、とか。
そうね、やりたかったんだろうなって思ったよね。
あとフランケンシュタインっていう人造の怪物と、竜巻をなぞらえてるんだろうな、とか。
この後に及んで映画上映しっぱなしなの笑えるけどね。
のんきだなーって。
白黒のフランケンシュタインが上映されている頃なの?って考えると、どういうあれなの?
いや、別に時代は関係ないだろう。昔の映画をやってただけでしょ。
やってただけ?
でも、あれだもんね、ユーチューバーだもんね、あの人。
なんか、最初、タイラーさんだっけ?
映画『ツイスターズ』について
最初、めっちゃやからで出てきたのに、だんだんきれいになっていくタイラーさん。
いや、ずっとやからなんだけどね。
そうなんですよ。途中でね、Tシャツとか売って、それは炊き出しとかね、竜巻の被害に遭っている人たちを救うためだっていう、実はいいやつだった、的なところを出してるけども、
だからといって、お前らのやから声は許さんからなって。
その本職の人たちの情報を、横取りっちゃあれだけど、あいつらがあっちに行くからって言って、車でめっちゃ邪魔して前に入ってきたりとか、
お互いやり合ってたけども、あのカーチェイスシーンは不愉快だよね。危ないからやめなさいって。仲良く観測しに行きなさいって。
ちょっと先に着いたところで、何も変わらないからねってなりました。
本当にね、で、後からタイラーさんが頭をどうにかする前は、学術のなんかをやってたみたいなことを聞いて、余計わけがわからんちになったのよ。
なんでこんな竜巻のこととなると、この人たちはどっちのグループも理性がなくなるんだろうって思いながら、イライラしながら見てたんだろう。
どっちも理性がないよね。
あそこの畑の麦がないだから、あっちに行こうって感じで、行くな。
ていうか、そもそもよ、最初の実験からしてさ、やっちゃダメでしょ、そんなことってなるじゃない。
若者クズムーブみたいなのを、主人公のケイトンも昔やらかしてて、それで彼氏とかが飛んでっちゃって、ああってなってるわけじゃん。
それから5年でちゃんと気象庁みたいなところに勤めてるにもかかわらず、また同じようなことをしているっていう。
で、竜巻カーボーイのチームもね、彼らはチャリティーでいろいろやってる、それはわかったけれども、
一番やっちゃダメなのが、もうフォロワーをいっぱい生み出しちゃって、竜巻見物客がうじゃうじゃ出てきてるの。これがいかん。
川の様子を見に行くっていうおっさんをいっぱい増やしちゃってるわけじゃん。
そりゃ良くないですよ。
現場に竜巻大好きっ子たちが集まってきちゃって、そのせいで被害者が増えるっていう、大変よろしくないよね。
あのフォロワー何人か絶対巻き込まれてるよね。
だからなんか、それだったら普通に災害地の利益っていうか、お金だけ出してるなんとかっていう出資者のおっさんの方がよっぽどマシなんじゃないかって。
あの情報だけで出資者のおっさんが被災者を食い物にしているかどうかわかんないんだよね。
逆にその復興のための、そこの傷んだ土地にお金をつぎ込んで、ちゃんと復興に導いてる、口とか手とかは出さないけれども、お金これをお使いって言ってやってるおじさんだとすれば、そっちの方がよっぽど足長おじさんでさ、素敵な行いだよね。
ボコボコになった被災地を二足三門で買い叩いてるのかもしれないけど、実際二足三門の価値しかないじゃん。あんだけ竜巻が盛り盛り来る土地って。
なんぼ直してもまた竜巻が来て定期的にリセットされるんでしょ?そんなところをしつこく二足三門で買って整地してってやってくれてるあの人の方がよっぽどマシじゃねえかって。
まあまあ、映画のストーリー上あの人は悪徳仕上げ屋ってことなんだろうけれども、提示されてる部分だけだと正直わかんないよね。確かに金儲けが目当てなのかもしれないけれども、ウィンウィンなんじゃないの?って思っちゃうよね。その竜巻研究にもボリボリお金出してるわけでしょ?ぶっちゃけ土地を買い叩くだけだったら、竜巻研究に金出す必要ないもん。
ダメになった土地もなんとかしてくれてるし、その竜巻を消す計画にも出資してくれてるっていう、ナイスおじさんなのよ。なんだけどケイトとか竜巻ハンターの彼からすると、ちょっとなんか敵対勢力みたいに映ってしまってるようなのが、主人公の女の子としてのすごい偏った主観っていうか、なんか嫌な感じじゃない?
それ誤解じゃない?もうちょっと話せば?みたいな、そんな感じになってて。最終的に異門側になる竜巻ハンターはもうだから最初からずっとやからだしってんで、竜巻ハンターじゃねえや、竜巻カウボーイだ。
竜巻カウボーイ。最近筋肉マン見てるから、お、ブロンコフィギュアだ。テキサスブロンコだ。でもテキサスじゃないよね。オクラホマ。オクラホマの。ロデオやってたしね。だから人間の力ではちょっとやそっとじゃ対抗できない暴れ回るものを漁する、テイミングするっていう話をさ、牛と竜巻でなぞらえてやろうとしてんだけど、
映画のストーリーやキャラクターについて
漁しきれてないじゃん、全然よ。最初にビデオを撮りながら、もうあのビデオが良くないですよ。今日は何の日?竜巻を手名付ける日っていうところで、みんなでポーズ撮ったところで、全員死ぬなって思ったんだよね。私この名は応援できないなって。2人は生き残ったけどさ、竜巻映画のスペクタクルといえばさ、人がひょぼって吸い込まれるシーンだと思うんだけれども、
あんまりなかったね。シーンといえば、プールで逃げ遅れおじさん、約1名ぐらいなんだよね。立つな立つな。あとジープとか、あとは最初の学生チームがスポスポ吸い込まれる。そうね、彼氏とかね。
だからスペクタクルで言うと最初が一番だったんだよね。 あとは別に映画館のシーンなんちゅうことなかったね。映画館のシーンとか、あとオイルプラントが爆発して炎の竜巻になるところ。
あそこでシャークネイド4を思い出したんだけどね。 そんな話なんすか。シャークネイド4はね、シリーズで普通に竜巻が出ます。
空に行きます、宇宙に行きます。2で空で戦い、3で宇宙で戦い。 4はどうするのかと思ったら、いっぱい出てきて、それぞれの竜巻に属性がつくんだよ。
炎ネイドとか岩ネイドとか、最終的には原子力発電所を吹き飛ばして核ネイドになる。 そして巻き込まれているサメは炎のサメとか核のサメになるんだけれども、燃えてるから死んでる。
炎属性をまとった死骸ってこと? サメの?が人間に向かって飛んでくるから、これは危ないねってことで、
やっぱりシャークネイドハンターみたいな人いるじゃん。シャークネイドシリーズにも。 おやびその妻みたいなのとかいるじゃん。
そういう人たちが何とかする? する。フォームの時点では、奥さんのエイプリルが地上最強のサイボーグになっているから、
まあなんとか。 ちょっと待って。
だからさ、そういうね、なんかとんでも映画なのかなって、今回のツイスターズも思ってたんですよ。 だってなんとかハンターが出るんだもん。
で、予告の時点では割とそういう方向に倒してたよね。 そういうんだと思ってたんですよ。
その2本ぐらい竜巻が出てきて、右肩と左肩みたいな感じの2つがついており、それにそれぞれ炎となんかの嵐の属性がついて襲ってくるのを、
あのカウボーイみたいな人がとんでもインチキパワーみたいなのでなんとかするとか、そういう話なのかなって思ってたら、
実際予告の時点であの炎ネイドは一瞬出てた気がするしね。 そういう系かなと思ったよね。
なんかしらのあの、プレーンなネイドなので何が死かが入っていって、それをあのカウボーイハットをかぶった人がなんとかする。
そうそうだから、サメがいないだけのシャークネイドじゃんっていうよりは全然もうバッチリでいったんだけども、そんなことはなかったぜっていうね。
なんか普通の映画だった。 いや面白かったよ。割ととんでもない理屈で、竜巻は止めてたけども、なんかみんなが普通にそういうもんだみたいな感じで行動してると納得するよね。
甲部に吸収体を吸い込ませれば、竜巻は湿気が失って止まるんだよ、うんみたいな。
タンパスって言ってたね。 だからおむつとかナプキンとかの間に入ってる、水吸うとプクプクになるやつあるでしょ?
あれをその場で混ぜて、その場で混ぜて、でなんか古いスイッチをポンポンってやったら飛ぶ?巻き込ます?
でもそのジャブジャブに水を吸ったポリマーがさ、着地する場所ってどこやねんって思うよね。
粉末状態で巻き込まれてるから、そんなにドコドコっとまとまって落っこち方はしないでしょうよ。
いや、それ吸水体だから。 膨らむけれども、竜巻でぐるぐる回ってる間にブチブチにちぎり飛んで細かくなってくるんじゃないの?
それだけ水がさ、あの苔になってゲルになって降り注ぐわけじゃん。 それどうすんのさって、ものすごい環境ごみになったりしてね。砂漠に落ちるんだったらいいよ、別に。
環境にケアしてるって言ってたから、自然に変えるんじゃないの、あのポリマーって。
言ってたよ、わざわざ。環境には配慮してますって。最初のビデオで。
あれか、ドクシカーボンぐらいのふわっとした感じでいいのか。 そうそうそう、そんなこと言ったら竜巻が収まる理由だってさ、
硫化銀を入れたらどうのこうのとかさ、それはそういうもんだって納得しなきゃ。
それができるんだったら、すでに実際の竜巻収まってるからね。
若い映画よりなのか真面目な映画よりなのか、いまいちよくわかんないんだよね。 真面目ではないよ。真面目ではないと思うんだけどさ、なんかね、ふわっとしてるんだよね。
まあ、振り切れじゃない感じはあったよね。それこそ、だからもっとスペクタクル感は出せたと思うんだよ。
被害が足りない。フィクションにしては。 終わった後の街が吹っ飛んでる絵、ボコボコになってる絵はいっぱいあるんだけれども、
人や車が吸い込まれたりない。 もうちょっとね、
映画館のある街が吸い込まれてるあたり、ノープを思い出したんだけど、アングレーの怖さがもうちょっと欲しかったけど、
そういう映画でもないのかって思ってね。 竜巻ファイターの人たちが直近まで近寄って、だいぶ危険なことをするっていう都合上、
そんなに絶大な威力の竜巻にできなかったのかもしれないね。 もう車ホイホイ吸い込んじゃうぐらいの竜巻だと、あんなドリル程度じゃ全然効かないだろうしさ。
でもあのドリルっていう描写は良かった。 バカだねーと思って。
あんなの柔らかそうな筋が簡単にメキャッとね、引き剥がされて吹っ飛んじゃいそうだけどね。
その設置する地盤によってはね、なんか意味ないよね。 とか思うんだけど。
まあ最後空港でアスファルトぶち抜いてたから、それなりに強力なドリルで頑張っても抜けるのかなって思ったけどね。
何しとんねんって感じなのよ、あれが。 あの辺の男女関係もね、なんかふわっとぼやっとしててね、なんかねピンとこないんですよね。
ハビ君もずっとケイトに横恋暴してたっぽいけれども、 その終わりにはお前のせいで親友が3人も死んだとか言っちゃいけないこと言うしさ。
横恋暴っていうか、あの時点であの2人付き合ってたんじゃないの? 付き合ってたのは、飛ばされちゃった彼氏なんだけど、
で、その後、おかぼれしてた感じ? ずっと? ずっとおかぼれしてたんでしょ。
で、竜巻ハンターと恋のライバルになってたわけ? そう。 関係的には。 ただ、ケイトはぼやっとしているんで、
なんかぼやっとしてるよね、あいつね。ごめん。 まあいいや、そういう映画じゃないんだろう。
そういう映画じゃないし、そういう本に振られたら正直うっとうしい。 うん、うっとうしいよね。
で、制服組と言いますか、パーの人たちね。ストームパーか。ストームパーの人たちの測定機器のパー。
300mしか有効範囲がないって、さすがに狭すぎねって思ってさ、そんなレンジの狭いセンサーでさ、時速27kmで移動中の竜巻を3方向から囲むって、どう考えたって無理じゃん。
あと、普通に軽く吹っ飛ばされそうな縦桿みたいなのをポンポンポンって置いただけなんだよね。 実際にマッハで吹っ飛ばされてたよね。
本当にそれこそドリルをつけるなりなんなりしろやーって。 一応ね、アンカー打ち込んでた。
物足りなさと好感度の低さ
それこそ車1台ぐらいの重量のあるものをドリル込みで設置するぐらいの覚悟がないといけないよね。 そうなのそうなの。降りての配置だってやるんじゃなくて、
車に取り付けて2台で行って、車ごと置いて、残りの1台で同乗して逃げるっていうね。 そういうことをやればいいのに、彼ら賢いはずの研究者なのにみんなバカなんだよね。
本当に最初からパーになる計画作るのどうだろうって思って。 あとMIT卒のハビと一緒に乗ってた彼。
いいから車を止めてセンサーを降ろすんだって怒鳴ってた彼。 カカシ君? 彼はカカシのチームの人? カカシ担当? MITの人でしょ? MITの人なんだけど、
最後に置き去りにされるってあれ完全に死んでるよね。 そう、カカシ君どこ行ったの? 最後カカシ君の行方が何も触れられなくてどうしたの?
だってね、センサーを送るための竜巻の進路にいて、彼だけ降ろしてハビ行っちゃったって最悪っていうか、
人殺しだよね、あれ。 だからハビがさ、2度目の最悪してるのよ。 ケイトに対して行っちゃいけない、一番のトラウマをえぐる最悪なことを言い放ったのと、
カカシを置いて逃げる。 いや、あれは街を救うための行動だからって、正当化されてるけども、彼は死んだよね。
普通にね、よくできた映画ではあったけれども、スペクタクル不足でした。 ディザスター映画としてはちょっと物足んない。
なんかね、ケイトが絶対これ何があっても、今後何かラッキーでナーナーになって生きていくんだろうなって思って。
いろんなところがナーナーになってるよね、ケイトだけじゃなくて。 ケイトはひどい目に遭ってほしかった?
もっともっと心削られてほしい。 まあ、削られるのは一番最初に来ちゃったからね。
物語としては、間に挫折があって盛り返すみたいなのがよくあるストーリーテーリングだけども、今回最初が寸胴でね、
あとはずっと何かなるようになってる感じだから、話に寄付はかけるよね。 何を自分は求めていたのか、何を思ってすればスカッとしたのか。
俺はもうスポスポ吸い込まれる人がもっと見たかった。 巻き込まれて、例えば風圧でペシャって打ちつけられて、なんかひどい目に遭っている人とか、
そういうグロいところは全くなくて、なんか想像はされるけどところで収まってたよね。 いや、グルは見たくないよ。
そうね、全くほとんど違なかったね。あのサミ映画に出てくるよく桃を切りつけるあれぐらいかな。
竜巻の威力が結果としてしか見えないんだよね。 最中にいろんなものが巻き込まれる、吹き飛ばされる、破壊されるっていうのがあんまり見れなかった。
石油プラントは派手に火を吹いてたけれども、なんか遠くから見てるだけだし、自分たちが巻き込まれそうな、それですごい威力を出してるって絵をもっと見たかったかな。
それがプールでおじさんが吸い込まれるところとか、ジープがひっくり返ってまるごと巻き込まれていくところなんだけども、
もっとめちゃくちゃやってよかったと思う。
ヤカランだった時のヤカラたちが最初に花火を打ち上げて竜巻に巻き込ませるところとか、それのせいでヤカラな印象が強まったんだけど、
そういうふざけたことをやってるから、ハンターのチームの人たちが後ですごい巻き込まれていって、かと思いきやすごい炊き出しやってて。
要するに、登場人物が全体的にそれほど好感が持てなかったということでよろしいか。
そうなのかな。
結果的に記者の人がついて、いいふうに宣伝してくれたんで、これからも希少学者のケイトと竜巻ハンターが協力して、
竜巻カウボーイ。
竜巻カウボーイが協力して、なんかやっていくって感じのドキュメンタリーになって、続きたかった感じ?これ。
どうだろうね。続かないと思うけど。竜巻カウボーイも字幕の異役であって、ツイスターなんとかって言ってたけどね、カウボーイではなかった。
記者の人、ビルだっけ?よく洋画で見るような、器用ないじられキャラみたいな外見で、でもちょっと好感持ってました。頑張ってました。
ハネスつけろってんだったら、もっと早く言ってくれよみたいな。
本当にね。あの辺の安全管理とかも全然してないから、なんかね、わざとなのかな?見てる人にイライラさせるための?
カウボーイチームが要するに上系のYouTuberなのかね、肌に合わなかったね。
あんまり頑張れって気持ちになれなかった。
主人公の竜巻クラブチームと、竜巻カウボーイチームやからの人たち、どっちにも、どの勢力にもなんか思い入れが湧かない?
なんか微妙だし、やってる作戦が、すごいプロの仕事かっていうと、そんな感じもしないのよ。
まあ、それは適当に理屈つけてやってるだけだしね。
いやだって、設置したセンサーが秒で吹き飛ぶとかさ、そういうなんか粗雑なね、ああいうのを見せられるとね、なんかね。
そうね。
君どうじゃった?良かったですか?
いやだから、普通に面白く楽しめたけど、物足りねえわ、物足りねえよ。
どうなってほしかった?もっと巻き込みがあって、なんだっけ、めっちゃくちゃなところをとんでもパワーで。
いや要するに、ハラハラしなかった。
映画の不足点と感情的な起伏の欠如
だから竜巻のヤバさをもっと見せてもらって、どうせ助かるんだろうって思ってても、手に汗握るっていうのがいい映画だと思うんだけども。
それがない。同じコシンスキーの話で言えば、トップガンでジャイアンがクライマックスで助けに来るじゃないですか。
スマヨウジの話。
絶対来るんだよと、控えのチームが絶対助けに来るんだろうって分かってても、もうロシアに追っかけられてるところでさ、もうドキドキだったじゃない。
で、助けられてうわーってなったじゃない。それがこの映画にはない。
カタルシスがないってことだな。
緊張がないから、そこからの落差であるカタルシスもない。
でも出来が悪いわけではないので、普通に劇場で見てる分には2時間損したとは思わないぐらい。
絵としてはすごかったんだよ。本当に巻き上げられるものとか、壊れゆく街とか、ディザスターものとして見る分には、すごいなーって。
飛んでいくテントとか、どうやって撮ったんだろうかなーとか、思いはするんだけど、いかんせんなんか、登場人物たちの行動とか、その辺がぼやっとしてて、感情的な起伏として喜びが得られなかったというか。
まあ色々振り切れてなかったね。
ラブロマンスとしてもなんかパッとしないし。
まあラブロマンスはいらないので、あのぐらいでいいですというか、最後空港でキスしないでよかったなって本当に思った。
やめてくれよ、やめてくれよって、お互い向かい合ってて、ここでキスするのやめてくれよって思ったら、飛行機が止まりましたって言われて、よっしゃ行こうってなったから、あーよかったって。
ほな戻りましょかーって言って、何?車に戻ってドリルを抜いて、すいませんでしたってそのまま帰るの?
いやもう絶対に免許出して、後で連絡が来て、アスファルトの補修費を払うでしょうよ。
そうでなくたって顔が売れてるんだからさ。100万人登録のYouTuber様ですよ。
竜巻ハンターでアメリカで100万人だったらまあ結構すごい方なんですかね。
100万人いたら金の盾もらえるんじゃない?
うん、金の盾だけどさ、やだね、やから系でさ、なんかやらかし系のバズリーYouTuberみたいなのってやじゃない?迷惑系YouTuberみたいなのって。
詰まるところ、災害関係で迷惑系YouTuberでフォロワーを生み出してしまいそうっていうのが一番嫌だ。嫌だった。さっきも言ったけど。
そこがもう最初手であかんやんってなるから気持ちが入れない。
だからその後の炊き出しとかも本人たちのあくまで自己満足のためにやってるっていうさ。
自己満足とは言わないけれども、これは猫拾ってるヤンキーだよねっていう感じだよね。
最初から最後まで好感が持てない。
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