1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #197『ロングレッグス』の感想..
2025-03-16 21:32

#197『ロングレッグス』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

ニコケイランド

() ハーシー : チョコレートメーカー。ココアも作ってる。

() 『ドリームシナリオ』 : みんなでニコラス・ケイジの夢を見る映画。

() 『マッシブ・タレント』 : ニコラス・ケイジが大好きすぎるペドロ・パスカルが自宅にニコラス・ケイジ部屋を作ってニコラス・ケイジグッズ(呪物)を集める映画。

() ニコラス・ケイジランド : 藤子不二雄ランド的な。

() 陳皮 : みかんの皮を感想させた漢方薬。

() 『セブン』 : エンドロールが上から下に流れる。

() 『ヘレディタリー/継承』 : 公開当時、Twitterで怖い怖いと言われており、ビビり倒しながら観に行ったがそれほどでもなく、今にして思うとあれステマだったんじゃないかと思う。そのちょっと後でアナ雪2が炎上して露骨なステマが減っていった記憶。

() バットマンが地べたでなんかやる : 『ザ・バットマン』。だだっ広い部屋で資料を貼る壁がなかったので、地べたに置いてスプレーで文字を書く巨大な映えマッピング(かっこいい資料並べ)を実施し、一覧性が壊滅した。

() 『ブラック・フォン』 : 人さらいの殺人鬼に拉致・幽閉された少年が過去に拐かされた少年たち(故人)からの霊界電話を頼りに脱出を試みる。

() 『ホット・ファズ』と『ショーン・オブ・ザ・デッド』 : 『ホット・ファズ』はホラー風サスペンスからのT-REXで思い出し、『ショーン・オブ・ザ・デッド』はそこからサイモン・ペッグとニック・フロストコンビで連想しただけだと思われる。コメディなので明るいEDテーマに違和感はないです。

サマリー

ポッドキャストのエピソードでは、『ロングレッグス』というホラー映画についての感想が交わされます。ジャンプスケアや効果音の使い方、ストーリーの中途半端さ、そしてキャラクターの関係性について議論し、全体的に期待外れだと強調されます。映画『ロングレッグス』に関しては、ストーリーやテーマの難解さ、ニコラス・ケージの演技に触れ、解析や設定の不足についても議論が展開され、視聴者の理解を試みる場面が多く見受けられます。

映画の恐怖表現
予告のね、「ここ10年で一番怖いホラー」っていうコピーを考えたやつを連れてきて、説教したいなって思いました。
一つも怖くなかったぞ。
ジャンプスケアだったよね。
ジャンプスケアというか、ただ単に音がうっさいだけだと思うのよね。
基本的に効果音の類がみんなでかくてね、耳障りだなって思っちゃった。
実際、絵としてジャンプスケアだったのは最初にロングレッグスが出てきたとこだけじゃない?
なんか鉄砲でバンって、ピンポン、もしもしって言った、FBIですって言ったお兄さんがバンってされたところで、一瞬ビクンってなって。
あれはもう絶対撃たれると思ってたもん、俺。
だってその前の警察のミーティングで、相手は撃ってくると思って捜査にかかれようと、聞き込みにかかれようって言ってて、
そんで、主人公の橋があそこにいる、なんか知らないけどいるって確定してたから、これは撃ってくるやつだって思った。
なんか、撃たれた人がバカすぎるって。
いやいや、さすがに本当に犯人がいると思ってなかったんだから、撃たれた人はそんなバカでもないと思うよ。
普通に聞き込みに行っただけ。ただ聞き込みの掛け声がFBIなのはちょっと笑ったけどね。
ハローでもなんでもなくFBIって。
声高らかに、あんな住宅街で叫んでいい名前なんだね。
それよりも、その後ね、応援を呼ぼうとか言ってたくせに、一人で乗り込む橋。
何やってんの?って。
あとその後犯人が手を挙げてさ、抵抗しないよって言って捕まって、普通にその犯人もう出てこなかったじゃん。
なんか曰くありげな態度をとってた割には。
家の中ビニールバリになってたのとかさ。
いろいろあるんだけども、何がやりたかったかわかんないっていうか、すごい中途半端なまま?
ほったらかしみされてる要素が多すぎるんだよね。
そもそもリーがなんとなくふんわりとした超能力を持ってそうだっていうのもさ、結局何も使われなかったじゃん。
いろいろ意味ありげ、不思議げ、怖げなのが出てくるんだけど、あんまりよくわかんなかった。
なんかこだしこだしにしてすぎてよくわかんないんだよね。
あとハーシー、ハーシーって言ってたけども、それだとチョコレートになっちゃうね。ハーカーだね。
キャラクターとストーリーの関係性
ココアですね、ハーシー。
ココアか。
ハーカーです。ハーカーとカーターです。紛らわしい。
カーターは誰?
あの上司の黒人の。
あの人態度悪かったね。あれは何?悪魔につかれてたの?もうすでに。
最後はそう。結構いい関係性の上司。
家族にも呼ばれて、お誕生パーティーに呼ばれて、もうその時点であの娘がターゲットになるって間違いないじゃんって思っちゃったしね。
ルビーちゃん?
ルビーちゃん。
ちょっと私文化わかんないんだけど、お誕生日にあんな自分の生き人形みたいなのもらって嬉しいもんなんですかね?
いや嬉しくはないんだろうけれども、あれにはもう悪魔の力が込められてるから、もう見たらうっとりってことになっちゃうのかなって思った。
文化がわかんないって言えば、父親がいきなり酔っ払って連れてきた部下をお誕生パーティーに呼ぶってのがわからん。
私の部屋に来るって言ってお話するあの気まずい空間も本当にわけがわからなかった。
前のさ、ニコ系のさ。
ドリームシナリオ?
いや、なんとかタレントの方。
マッシブタレント。
マッシブタレントでも、急に娘のお誕生会で弾き語りをしたりとかさ。
いやお誕生会をやること自体はいいんだけども、酔っ払った父が連れてきた部下を誕生会に誘うってのがわけがわからなくて。
酔っ払った大人が娘のお誕生日に乱入っていうシーンがね、嫌なシチュエーションとして。
あれはもうお誕生日本人の父親なんだから、ファミリーなんだからいいんだけどさ。
リーさん他人じゃん。
たまによくある嫌なことなのかな。
わかんないけどね。そんで行ったらお誕生日別にお友達が来てるでもなくさ。
なぜかリーさんの母親がいますっていうのもわけがわからない。いやわかんなくはないよ。シナリオ的にはそうなんだけども。
もう誕生会でも何でもないねっていうね。
結局実行犯はリーの母ちゃんで、リーの母ちゃんは娘を生かすためと言いつつの自分の命がなんだ?
自分の命も惜しかったけれども、始まりはもうリーの命を守るためだし、
やってるうちに引き返せなくなっちゃってるよね。
ニコラス・ケージの演技
だからびっくりポイントとしてはさ、リーの実家の実家室がロングレックスの工房だったみたいなところとか、
あと母親が黒幕というか共犯者だったっていうところではあるんだけども、
あ、そうっすか、ぐらいの。えー、そうだったの?ってなんなんやだよね。そんなに入念にさ、伏線がしか出てたわけでもないしさ。
あとニコラスケージ、ちょっと出番少なすぎじゃない?っていう。
もっと話をぐいぐい引っ張っていくキャラクターなのかと思ったらさ、ちょっと出てきて捕まって、
死んじゃって、あとは階層にしか出てこないっていう。
あと何がロングレックスだったのかもよくわかんなかったんだよね。あれただの名前?なんかそういう妖怪がいるとかなのかな?
足長おじさんとかと絡んでるのかわかんないけどね。ロングレックスって言葉には何か意味ありそうだよね。
なんか子供にね、素敵な贈り物をしたり支援したりするおじさんっていう意味でのロングレックスみたいなのとさ、足長おじさんとかけてるんだったら、
なんかでもかけ方がうまくないよね、そうだとしたらね。なんかあんまり何にもかかってないじゃん。大して嬉しくないさ、悪魔入りのもんを押し付けてくる?
見てて思ったのが、なんかこう、ニコラスケージだけ絵のタッチが違うんだよね。
絵のタッチって映画だけどもさ、なんか漫画で描かれてたとしたら、一人だけ違う人が作画してるみたいな浮き上がってる感じ?振る舞いとかもそうだし、見た目もそうなんだけども、
ああいうのを指してこう、適当に開演、ニコラスケージの開演とかさ、表する人がいそうなんだけど、ニコラスケージっていつもこんなのよねっていうイメージなので、やりすぎ感というか、
一層顔芸レベルまでいっちゃってるぐらいの、なんで普通にいつも通りのニコラスケージがいるなって思っちゃった。
ニコラスケージランドから一人連れてきたって感じになっちゃってるよね。
見た目、ぱっと見はね、そのメイクとかでニコラスケージだってわかんなかったけどね。
鼻とかね、ちょっととんがった鼻にしてみたりとか、いろいろ用紙をいじってはいるんだけど、ただあの、自傷気味に笑うような感じの演技とか、引き笑いとか、
あ、普段のニコラスケージだなって。
普段のニコラスケージのイメージどんななんだよって話なんだけど。
それこそ最近立て続けにニコラスケージが出てるのをいくつか見てたせいで、余計に、あ、いつものニコラスケージだなっていう、それをさ、逆手にとって、
なんか、いっぱい出てる人だからこそ夢に出てくるっていうモチーフとか、そういう上手い使い方のものもあったけど、今回は本当に普段のニコラスケージが、なんかちょっとチンピな格好、チンピなんだそれ。
みかんの皮だ。
とんぴ?何語?
とっぴ?
とっぴ?わからないけど、珍妙な格好をしてと言いたかった。
珍妙とかとっぴとかチンキとかが混ざったんだろうね。
チンキは混ざってないと思うよ。チンキは消毒するやつだよね。
いや、珍妙に奇境の木でチンキ。
あ、そっか。ヨードチンキとか、あっちの方かな。何の話だっけ?
うん、まあなんかね、いろいろさ、ドラえもんズみたいな感じでさ、ニコラスケージのさ、ニコラスケージバースがあって、いっぱいいろんな絵柄のさ、あれがさ、なんか連れてこられたんじゃん。
別のユニバースから来てるニコラスケージだったな。
車走らせながらね、ダディ、マミー、俺を作るなーって叫んでたとこ面白かったけどね。
でもあれもなんかで見たニコラスケージであるんだよなーって。
すっごいニコラスケージ感あったの、あそこ。
いかん、ニコラスケージすぎるってなってね。だからもう存在自体に違和感が拭えないんだよね。
まあそうなんだけど、ただニコラスケージっていうキャラクターをこう、まあとりあえず置いとくにしても、この映画そんなに怖くなかったと思う。
あんまり。
怖くないし、まあつまんないとは言わないけど面白くもなかったね。
面白くもなかったね。
あのやりたかったのはセブンだったんだろうなーって最後のエンドロールのさ、あの下から上に流れるやつ?
うん。
あれ?上から下だっけ?
えーと、降りてくるタイプ、上から下に降りてくるタイプのエンドロールを見て、あーあれセブンと一緒だーとか。
最初の方でやっぱり殺人事件を追うとかね、ケージのバディものだったりとか、それぞれの事件の共通性を追うみたいなところが、セブンっぽいところを意識してるのかなと思ったんだけれども、
結局最後に悪魔のせいにしちゃうのってさ、そういうオチを初めから用意してるんだったらセブン風にするなよと。
意味深にね、番号を並べて資料を並べてとかやってるから、
ね、なんか、うん。
オチの脱力感がすごいのよ、結局それですますんかいっていうね、あの結局文化の問題だと思うんだけど、ヘレディタリー見た時なんかもそうなんだけども、
悪魔のせいにされちゃうと俺わかんないのよ。
宗教感が肌的にわからない。肌感がないってやつ。
そう、初めからエクソシストものとして見に行くんならいいんだけども、そうじゃないと、特に今回ミステリー風味を出してた割に、悪魔のせいかーってなっちゃったね。
そうだね。
しかもね、その暗号解読できたのはよく見たからですって言わされてるし、結局暗号なんだったのとか、
次の犯行のタイミングとかもさ、カレンダーを並べて線で結ぶとなんか悪魔のせいになってるとかさ、なんなんでしょうね。
それもさ、リーちゃんの能力をなんかこの映像を見て、なんか何が思い浮かぶか言ってみて、みたいな知能テストみたいなのをするんだけど、
あの乱数よくなんか半分もクリアできたねとかなんか言ってて、あれがリーの能力の何が高くってみたいな指標なのかもいまいちよくわかんないからさ、
超能力の正体はわからないからものすごく優れた直感力だみたいなことでね、言ってたけどね。
まあだからそのものすごく優れた直感力で暗号も解き明かしたし、その犯行のアルゴリズムとかもわかったんでしょうけれども、
映像としてやってるのはさ、関係ありそうな書類をさ、壁に貼りまくってってさ、
っていうかなんでアメリカ人はさ、資料を壁にさ、めちゃくちゃに貼って眺めるんでしょうね。
特に今回もう完全にランダムになんかかっこよさそうに貼ってるようにしか見えなかったんだよね。
よく地図上に貼り付けて線で結んだりとかさ、ピン立てたりとかは見るけどさ、今回ただ壁に貼ってただけだろって。
おしゃれに貼り付けるよね。
そう、おしゃれに貼るんですよ。
そこらへん面白いのは、日本の掲示物を見てるとホワイトボードにきっちりきれいにまとめていくんだよ。
そうね、付箋とか使ってね。
真面目だなって思う。
かっこいい、映えを意識した貼り方をアメリカ映画はやります。
日本は映えねえ。めっちゃ3Mの付箋使っとるみたいな。
そうなんだよ、付箋が無印で買ったようなナチュラルな色のものなのか、それともその3Mの蛍光色っぽいカラーのやつなのかで全然雰囲気変わってくるもんね。
あれはキングジムの去年着で、あれは3M。
壁に直接かホワイトボードかっていうのもね、違うよね。
今回時代的にね、結構昔っぽかったけどね。
そうだね、それちゃったけど、お国柄が出るんでしょうね。
アメリカだった?今回ってこれ、どこの国だった?
アメリカじゃないの?
FBIって言ってたけど、連邦警察だから、アメリカだね。
ザックバラにオシャレに貼り付ける。
ゴッサムシでもね、バットマンが、壁ここ、洞窟の中ないから床にていて、オシャレに。
雰囲気を損なわない感じにね。
あれで何かがわかる気しないんだよね。よく見るんだけど、ああいう絵面。
あれだよ、ご本人はわかるように、ただ一般の人が横から見てもわかんないのよ。
もうあれじゃん、お部屋で全てが手に届くように置いてあるんだよって考えられた配置なんだよみたいな話になってるじゃん。
いいんじゃないの?それで、天才とかさ、ちょっと理屈はわかんないけど、すごい推理で。
最初の超能力で。
結局、ニコラス・ケージがそもそも家庭に入り込んで人を殺しまくってたのは、悪魔の指示だったの。
どこに根源があったの?あれって。
わからない。そもそも14日が誕生日のジョジがいる家庭を狙って皆殺しにするっていうところが、なんでなんだよね。
映画の難解さ
しかも、ネズミ子じゃないけど、ロングレックスたるニコラス・ケージの下に下に下にどんどん指示を出す悪魔が、みたいなことも言ってた気がするし。
下の人って地獄にいる悪魔のことを指してたのかな?
どういうシステムなんだろうなって思いながら。
だから裏には綿密な設定があるのかもしれないけども、なんかそれを分からせてくれなかった。
こっちの理解力が足りないだけではないと思うんだよね。単純に情報が足りてない。
それは基本的なあれのせいで?
例えば、キリスト教の漢字だと、煉獄にいる魂が燃えちゃったらアウチやから、とか、そういうのが分かった上で、怖いです、みたいなさ。
のがあるのかもしれないし、単純に描写が不足してるだけなのかもしれないし、文化圏が違うから分かんないのかどうかは分かんないね。
渡し目などはちょっと、たまにスポット的に出てくる印象的な絵みたいなやつで、ドーンって音がして、ビグーンってなるぐらいで、あとは結局何だったんだって。
だから、難解なんだよ。難解なのに真実とか、それが解き明かされていく過程とかは、すごいシンプルで、言っちゃえば面白くないオチなんだよ。
で、ふわっとしてる上に、あとさ、なんかさ、あの人形さ、例えばさ、リーちゃんの人形さ、鉄砲でパーン撃ったら、黒い霧がワワワって出てて、今のでなんかあんたの霧出たわよ、みたいな。
それでさ、一旦そのリーちゃんの悪末期に関しては解決なのかなって思ったら、終わりなのかなって思ったら、なんか終わりがない感じなの。
母親は何で続けてんの?って話になるんだよね。ニコラス刑事が死んだって聞いて、娘の人形を撃つでしょ?
で、なぜか同僚の刑事さんも撃つし、人形を撃たれたらリーが気絶するし、それはなんか人形と本人が繋がってるみたいな描写がさ、その精神病院に入院してる女の子に関しても言われてたかもしれないけれども。
でも、だから何なの?って。ロングレックスが死んだなら、辞めりゃいいじゃんっていうね。
あと、ルビーのお誕生日に遅刻だぞ、みたいな電話がかかってきたけど、あれ言ってたのは誰なんだ?とかさ。悪魔からダイレクト電話だったのかな。
なんかそういうのなかったっけ?悪魔から電話みたいな。
ブラックフォンかな?悪魔じゃないけど、先に死んだ子たちかな?
ああ、あれはね、先輩からヒントがくるんだよね。
なんでもいいけど、結構電話の主が根気強く待っててくれて優しいなと思う。
あと電話までが遠い!すっごい電話までが遠い!
ブラックフォンの話?
いやいや、今回の電話さ、なんかベッドから起きたリーちゃんがカクカクしながら行くんだけど、ずっと電話鳴ってて待っててくれてんなーって。
あれは地下室から上に上がってたからね。
これからルビーを殺すぞっていう宣言をするために電話かけてるんだから、もうじっくり待ってたんでしょうよ。
ベッドから起き上がるリーちゃんもちょっとカクカクしてさ、画面もひっくり返ったり、表になったりするしさ、ぐるぐるしてるから、リーちゃんの体の構造に人形的な何かがあったのかな?とかさ。
カメラひっくり返すっていうとさ、ミッドサマーとかアリアスターの映画でね、ここからが異世界ですっていう表現でやるから、そういう何かなのかなと思ってたけども、あれは前後風格感を表してたのかね。
ただクラクラしてるだけだったのかな?なんか意図がわからなかったんだよ。
わからなかったね。何の逆さまなのか。
だから、要するにセブンとかもそうだし、そのひっくり返ったカメラとかもいろんなね、リスペクト、オマージュがあるのかもしれないんだけども、実力不足なんですかね、単純に。
わからないけど、そういう演出を、なんかああいうのから影響を受けて、かっこいいなって思って入れてみましたっていうのも、その演出意図がね、ちょっと私にはわからなかったの。
だから、全体的にチグハグなんだよ。やりたいこといっぱいあるんだなと思えるんだけども、見てて、つながってないんだよね。
キャラクターとプロットの共鳴
最後にさ、T-REXの曲でも締めるじゃない?歌詞でヒュドラの牙がどの子のとかって、それも絡めてたみたいだけども、あれももう全然映画にあってない。
あれは何なんだろうね、思い出したのが、ホットファズ?ホットファズとショーン・オブ・ザ・デッドなんだけど、あれもT-REXの曲だったんだけど、ショーン・オブ・ザ・デッドのエンディングってどんなだったかな?ちょっと忘れちゃった。
ちょっとT-REXつながりで思い出して、とにかくいろんな好きな映画があるんだろうなとは思ったんだけど。
好きなこととかの、なんかコラージュになっちゃったのかね。
コラージュ感あった、コラージュ感あった。
雰囲気はあるんだけど、主軸っていうかテーマっていうかがいまいち伝わらなくて、だから怖いとか怖くないとか以前に、なんか訴えたいことがよくわからず、
何がやりたいんだってずっと思いながら見てて、わからないまま終わっちゃったね。
そういう話なら話でね、ロング・レックスっていう怪人が話を引きずってくれるっていうのだったらよかったんだけども、あんま出てこねえのよ、あの人が。
オープニングで、ニコラス・ケージ・アズ・ロング・レックスでババーンと書いておいて、これがいいって。
ニコラス・ケージの無駄遣い。
雰囲気はありました。以外に言うことがない。
せめて何かが欲しかったね、その悪魔がさ、パンってやってさ、根絶してきて、とりあえずほっとしたエンドからの不穏な、なんかやっぱニコラス・ケージがその後何かやりそうとかさ。
最後のルビーちゃん人形に対して、銃弾が足りなくて壊せないまんまっていうのもあれも。
なんかいまいちえーってなったよね、もうそのなんかもうね、それ使ってボコッてやっちゃえとかさ、もう何なの?
あれも結局何を意味しているのか、わかんない。ホラー映画見慣れてたらわかるのかもしれないけどね。
あとカーターさんの奥さんがなんかウクウクウクウクとかなってて、彼女はもう死んでるわとかなってて、えーそうだなとか、あれの辺も理屈がよくわからんかったしね。
あれはケンシロウ的な意味で殺され確定って意味なのかなと思ったんだけどね。
お前はもう死んでいると。
なんか殺されることをわかりつつ、恐怖感じてるけども無理やり笑顔にさせられてるみたいな、そんなあれなのかなって思った。
よくわかんない。ケーキ切らなきゃダメ?みたいなことをさ、言ってたしね。
だからなんかいろんなことを匂わせてはくるんだけども、結局のところ何がやりたくてそれがやってるのかが、我々には届かなかった。
視聴者の解釈と感想
こっちの理解力が足りなくてごめんなさいっていう感じなのかもしれないけれども、でもまあ作る側もうちょっと、あれなんじゃないですかって。
分からせる努力が足りないんじゃないですかって思っちゃいました。悪いのは俺だけじゃないよって。
まあね、なんかじゃあこんな、10年に一度ぐらいの怖い映画とか言わなきゃったらよかったんじゃないかなって。
誰が言ったのかわかんないけどね。マーケティングの人間が勝手に言ってるだけかもしれない。
もし評論家がそんなこと言ってるんだったら、本当にね、もうピンタしてやりたくなってる。
ピンタ?
ピンタです。
ピンタ?
ピンタぐらいまでいくとやりすぎなので、ピンタぐらい。
ピンタ?
うん、ピンタ。
ベチコン?
うん、そのぐらいの気持ちでございました。
そうでごわすか。グッズも何もなかったしね。
あれで何のグッズ作れって話ですよ。
でもパンフ買ってる人はいたから。
いたね。
うん、それなりになんか好きな人?
いやーもうわけわかんなすぎて解説見たかったんじゃないの?
そうか。
俺もちょっと読みたいもんパンフがあったら。ただ1300円で買う気はしない。
ただニコラスケージ作品のパンフを集めてる人とかかもしれないし。
まあいるでしょうよ。見たいが必ず記念として買う人とかだっているだろうし。
うん、そうだね。
はい、まあそんな感じですね。映画自体は思わなかったけど、思わないって言っちゃった。
思わなかったけど、まあこんだけ話せりゃ十分でしょ。
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