1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #175『エイリアン:ロムルス』..
2024-09-09 24:40

#175『エイリアン:ロムルス』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

普通のエイリアン

() AVP : 『エイリアンVSプレデター』。女子高生が恐怖のあまり駆け出した途端、巨大手裏剣で壁に縫い止められて雑に死んだことしか覚えてないし、調べてみたらそれはAVP2だったので最早何一つ覚えてないことが判明。

() ホラー的カメラワーク : ビビり倒してる登場人物の後ろにちらちらクリーチャーが映る演出は恐怖より面白さが勝ってしまう。

() ジャンプスケア : でっかい音と突然のカットインで驚かせる演出。怖がらせるのはストーリーでやってほしい派。

() 暗黒メガコーポ : フィクションに登場する「すごくわるい大企業」。オフィスの壁とかやたら黒かったりする。

() 研ナオコのプロモーション : 完全フルメイクで誰だか全然わからないし、どのターゲットに向けたプロモなのかも全然分からない。

() 『ザ・フライ』 : 調べたら1986年の映画でした。筆者は恐いので観てない。

() お化け屋敷のこんにゃく : 本当にやる奴いるのかな。

サマリー

エイリアン:ロムルスについての感想を述べるエピソードです。エイリアンのビジュアルやストーリー、ホラー的要素の評価、そして過去作へのオマージュが取り上げられます。このポッドキャストでは、『エイリアン:ロムルス』の感想が語られ、特にキャラクターや特殊効果、懐かしいSF映画の要素が強調されています。また、作品中のリアルな演技や旧式の未来観に対する懐かしさも話題にされています。

エイリアンの印象
エイリアンシリーズってさ、子供のころからなんかこわそうで見たことなかったんだよ。
で、はじめて見たんだけども、はじめてなのに、めっちゃくちゃ既視感あるのね。
これが正しい教科書通りのエイリアンって感じの映画だったら、見たことないけど。
まあ、AVPは見たけどね。
うん、そうね。
だから、まあ、ふつうにテンプレート通りのおもしろいお話で終わった。
あと、ビジュアルも好きだな。コンピューターとかが古いのよね。
古いね。
モニターとかさ、ブラウン管でさ。
だから、昔の作品のオマージュだったりするのかな。
ていうか、いろんなところでこれがオマージュなんだろうなと思わせるところはあるよね。
その、真正面にエイリアンの顔が来ててさ、下がみょーんって伸びてきてさ、みたいな。とかね。
とってもエイリアンでした。見たことないけど。
たぶん、エイリアン1とか2もこんな感じなんだろうなって。
そんなにおもしろくなかった?
前半めっちゃ眠くて。
それはそう。
俺もビジュアル好きだなと思いながらも、なぜか前半すごく眠くなった。
あの、アンディだっけ?
弟くんロボットがコードを書き直されてぐらいからようやくおもしろくなって、
それまでの、なんか俺たちであの宇宙船であそこ行って、なんかやろうぜってやって、ぐちゃぐちゃゴネゴネしてるところすげえ退屈で、
ストーリーの展開と評価
あっち行って、何匹かエイリアンの子供が出てきて、その後ぐらいからようやくなんか意識がはっきりしてきて、って感じ。
それはそう。序盤は俺も確かに意識が飛びそうになった。
あんまりそんなにおもしろくないなって正直思っちゃって、
その後は、なんか、エイリアンって言ったらこんな感じだよねっていう感じ。
過去作見たことある?
多分あると思うんだけど、あんまり印象に残ってなくて、
なんかさ、形は特徴的だし、小さい時は卵から出てきて、ギュルルンって顔に巻きついてきて、
口の中からクダ突っ込んで、お腹の中で子供を産んで、お腹からバー出てきますっていうのと、
あと大人になったら口からさっきも言ってたけど、ミューって出てきて、さらに小さい口がキシャーってなります。
あとはなんだ、体を攻撃したら強いさんなので、下に垂れたら溶けますとか、それを全部やってて、
なんか、エイリアンだってこんなよねって感じの、以上のあれってなかったな。
昔から攻撃すると宇宙船に穴が開くレベルの3なの?っていう。
そんなんじゃない?知らんけど。
なんぼなんでも体液として3強すぎじゃねえとは思ったね。
あっという間に真空になるよね。宇宙船に穴が開いて。
エイリアン自身を抱えている体細胞がすごい耐酸性があるのね。
エイリアンの酸もそうだし、体もそうだし、どっちもすごい新素材として持ち帰れたら役に立つんだろうなっていう気がする。
だから、半メカ博士みたいな人がそれを人体に適応することで、宇宙開拓に適応できるように人体をなんとかしていきたかったわけでしょ?
だから、そういうバイオ的な話は置いといて、単純に素材としてもものすごいものだよねっていう話。
うまく活用できたらってこと?
あんな超高速でなんでも溶かす酸とかすごい有用じゃない?
廃棄物処理とか簡単にできそう。
それを受ける?
それはエイリアンボディーで受けられるわけで。
頭のつるっとしたところでボールを作ってみましたみたいな。ナウシカ的な。
赤ちゃんが生まれるじゃん。赤ちゃんの入ってたさやにシチューかスープみたいな感じで酸がうまく入ってるねーってずっと思ってたんだよね。
あれが最後ピンポイントにジャーって流れてズボーンって落ちてさ。
最後に貨物室を切り離して宇宙空間に構築するっていうのは、20年前の生存者がそれをやったみたいなことを言ってたから、あれも1とか2あたりのオマージュなんだろうね。
じゃあこれも今流行りの懐かしいリバイバルものみたいな感じってこと?
そういう感じではあるよね。知らんけど見てないからね。
ただ昔のファンは、あったあったみたいになるんだろうなぁと。
カメラの後ろで緊張しまくってる登場人物の後ろで、イヤーみたいな感じでエリアが見切れるシーンが何とかあるじゃない?
すぐに襲いかからないで。
ちょっと笑っちゃうんだけども。
こういうのもホラー的なカメラワークの演出ではあるんだけども。
ちょっとおもろい。
エリアンってそこそこミステリアスですし、何せインパクトがあって怖いですよね。
ただそれ以上の知的な程度がどのぐらいなのかとかいう伸びしろがね、私にはイマイチ感じられないで。
知的じゃないでしょ。獣なんじゃないの?基本的には。
かもしれない。今回さ、人間とのハイブリッドが生まれたので、
もうちょっと伸びしろがあるのかなって思ったら、そうでもなかったねっていうところに、
私あんまりあの思い出がね、エリアンの方には入らない。
キャラクターとテーマ
エリアンとプレデターがいるとしますよ。
プレさんってなんか教授のようなものを感じたりだとかさ、なんか非常に魅力的なのよ。
私的に。
だってプレデターは普通に知的生命体じゃないですか。
で、エリアンはそれに駆られる猛獣だよね。
じゃあ、宇宙に適応している、すごい攻撃的な生き物って感じなのね。
虫みたいなものか。
虫だったりとか、サバンナの獣とか。
だから、見てて思ったけど、普通にホラー映画なんだねっていうSFアクションというよりは、
ジャンプスケアめちゃめちゃ多かったじゃん。
私ね、今回全然ね、何もそんなにびっくりしなかった。
あんまりしなかった音もでかかったんだけど、一番びっくりしたのは、
最初の静かなシーンで、突然コンピューターがバーンって動き出したシーンで、
あそこ軽くびっくりした。
その後のものすごいズバーンって死体が出てくるようなジャンプスケアは基本そんなに怖くなかったね。
なんで怖くないのかもわかんないんだけど、
俺ジャンプスケアすごい苦手だから嫌いなんだけども、あんまりびっくりしなかったね。
前半眠くなったことも含めて、自分では気づいてない何らかのぬるさがあるのかね。
なんかね、子供の頃にこれ見てたらすごい怖いなって思うのかもしれないけど、
正直ね、そういう怖さとかびっくりとかはなくて、
犠牲者がね、やられてる様子をニタニタしながら見てたかな。
ニタニタはしないけどさ。
なんかね、ああいいねって思いながらね、見てた感じはするかな。
あとは、最後あの途中でエレベーターから落っこちそうになる男の人を、
なんか尻尾のかぎ爪でギャーって引っ掛けてなんかやるとことか、
何の意図があってこのエイリアンはこういうことをしてるのかなとか、
なんかね、あと子供、人間とのハイブリッドの人が母体を求めてなんかこう来たのかなと思ったら、
普通に母ちゃんのことむしゃむしゃ食ってたなとか、
なんか真っ先に母親を食わないとなんか気が済まないっていう特性なのかなとか、
その辺はよく知らないから、
なんかね、人間と交わったなら交わったで、何かちょっと面白いものを見せて欲しかったなとは思う。
まあその邪悪な笑みを浮かべてたよね。
表情があったね。
ちなみにエレベーターシャフトで尻尾で引っ掛けられたのは主人公のレインです。
男の人じゃないです。
レインが転落死するって思ったら、エイリアンが助けてくれちゃうからね。
そこがね、何なのかなって思ったわけよ。
まあ手図から殺すなり何かを植え付けるなりしないとっていう本能なのかもしれないけどね。
おっと素材ゲットみたいな。
なるほど。ないどこだから貴重なってこと?
でもフェイスハガーがさ、あれ羊体なんだよね。
羊体の段階で何かを生みつけて繁殖するんですかね、あの人ら。
そこが分かんないよね。
まあシリーズ見てれば分かるだろうけどね。
なんかからさ、卵の卵床がピキピキってなってバーって出てきてっていうのは見た記憶があるんだよね。
今回は卵床というよりは保存ケースみたいなところにいっぱい入れられてたよね。
あそこに出たから分かんないですよね。
ああそうなんだ。そこで入り込んで燃料をガコンと抜いちゃったせいで全部解凍されちゃったみたいな。
そういうこと。
あれをサンプルを冷凍して持って帰って人間の宇宙的用に活用しようと思ってたわけだ。
そのなんとか社、ウェイランド社だったかな。
暗黒メガコーポだよね。
暗黒メガコーポのおっさんが、それからネズミの実験とかで作ったのがこちらですって言って、明らかにやばい黒い注射。
あれはさ、身ごもったお母さんの人がバスって打ってたけれども、あれで何て言うんでしょう、とりま即死が免れてって感じなんですかね。
何でせよ、あれのせいで子供がハイブリッドのクリーチャーになっちゃったってことなんだよね。
私、その前にもう何か生みつけられてたのかと思ったんだけど。
そうそう、どっちなのかと思ったんだけども。
どっちかだと思うんだけども、わざわざあそこ強調するっていうことは、あれに影響を受けたんじゃないかなと俺は思った。
あれはさ、母体に作用したというよりは、バスって打ったやつが子宮に作用して、子宮自体が乱生になってって感じなのかね、イメージ的には。
だからね、母体には何もなかったのかなと思ったけどね。
何にせよ、本当にちっちゃい塊だったものが次に出てくる時には、いや僕だよみたいな感じで巨大なクリーチャーになってたっていうさ、
成長速度とかもやっぱり打った謎の液体の影響なのかなって。
母の子宮突き破って出てくる系のポッって思って、なんか手みたいなピャーって出てきた気がしたと思ったら、
割と乱生ごとボンって生まれて、次見たらパカって開いてて、割と汁残ってんだよね。
どうやらペタペタ歩いてるっぽいし、足跡手跡も大きくなっていってる。
ぐんぐんなってるんだけど、その先ですよね。もうちょっと何かあってほしかった。
そうね、最後の最後まで立て続けにひっきりなし、ピンチピンチが続くんだけども、なんかいまいち緊張が終わらないんだよね。
ちなみに、ハンターさんとの子なんですか?身ごもっててって、女の子から言われてたじゃん。
ハンターさんって誰だよ?
あれ?ハンターさんじゃないけど。
タイラーさん?
タイラーさん。
親は誰だかわかんないって言ってた。
そうなんだ。なんか治安悪そうだったしね。
最初に死んだ女の人、ビオラさんだっけ?そんな感じの名前出てるじゃん、坊主の女の人。
コマーシャルで何度も何度も殺されたかも出るなり。
なんでつけて見えるのかと思ったら、自分でX線装置背中から当てて見せてくれてたんだねってなって、ちょっと失笑しました。
そうなんだ。
船に入った時にさ、拾うのよ、X線装置を見つけて、手を透かしてみて、わー面白いとかやってて。
やめなさいよ、そんなの。
なので、エイリアンの羊体から食い破られる時も、自分で背中からその機械を当てて、見て見て、どうなってる?みたいな感じで見せてくれて。
どうもこうもないよね。
わかりやすくしてくれたなと思いまして。
あと、あれだ、ビオン、ちょっと嫌なやつ。
誰だっけ?
エイリアンの共産ニードルに打たれて、溶けて死んだやつ。
エイリアンの共産ニードル、なんか顔の上からボタボタ垂れて死んじゃった人?
そうそう、なんかちょっと嫌なやつの方の男。
あのゲームで銃かきのあれ覚えたさん?
それはタイガー。
もうわやわやだね。
わやわやだよ。
先に死ぬ方の男なんだけども、基本的にアンディに意地悪を言ってたやつ。
あいつがアンディとかタイラーとレインを置き去りにして、自分らだけ船を切り離して逃げて、
結果としてはバタバタになって、その船が操縦不能になって、結局元のあのでっかい船の中にゴーンと入ってっちゃう、みたいなことになるわけだけども。
だからあいつはやっぱりいらんことしいで、嫌なやつで、いろいろした結果死ぬっていう役なんだけども、
なんだかんだで、あいつはあいつで仲間を守るために行動してたんだよねっていうことを思うと、憎みきれないところがある。
あいつが仲間を残し逃げようとしたのは、そのビオラさんをアンディが見捨てようとしたから。
アンディにこのままだと殺されると思ったから連れて逃げて、脱出しようとしたわけだし、
その後自分がエイリアンの生体に襲われて死にかける時にも、こっちに来るなってケイに言うんだよね。
だからアンディに対してはめちゃめちゃ感じが悪いけれども、基本仲間思いではあるんだわ、ということがあって、ただの嫌なやつではないなと思った。
アンディは最初からいじめられてたよね。
キャラクターの演技
一人にするんじゃなかったとか言ってたけど、たぶん普段からそんな様子なんだろうから、
一人でお役所に行くんじゃなくて、本当に連れて行くとかなんとかすればよかったのにね。
アンディさんの役者さんのこの困り眉というか眉毛が葉の字になっててさ、
いつも困ったような顔をしているのに、新しいソフトをインストールされてミッションが塗り替わった後さ、やっぱり顔つきが全然変わる。
顔つきだけの演技でさ、葉の字眉なんだけどつり上がっているように見えるぐらいのキリッとした顔になってさ。
全然顔つきが違う感じだったよね。冷たい感じの。
顔だけで全く喋らずとも中身のソフトが変わっていることがわかる演技は素晴らしいと思った。
あとは無重力になって宙に浮いているエイリアンのサンの間をくぐり抜けるシーンはちょっと好き。
銃の推進力でちょっとよけてみたりとかね。
案外弾残っているなって思った。
私が許せなかったのは最初に無駄打ちするところ。
450発打ってわかっているんだったら最初にテテテとか打たなければよかったのに。
でもあんだけいっぱい生体が襲ってきたらめっちゃ打つでしょうよ。
無駄打ちではないと思うよ。
なんか最初にね、これ無駄打ちじゃないかなっていうところがあったんですよね。
覚えてないや。いいんだよ、最後まで足りたんだから。
ケン・ナオコのプロモーションのやつ見た?
なんかやってたらしいけど見てはいない。
そう?ちょっとこちらをご覧いただける?
今日映画を見て、ケン・ナオコがプロモーションだったのかって気づいて。
エイリアン、ロムルス、ゼノモフ、ケン・ナオコさん。
似合ってるね。
すごいじゃん。
これなんか知らないけどわけわかんない。
カズレーザーと一緒にいて本当にわけわかんないじゃん。
すごい楽しんでらしたらしいんだけど、
私今日これを見る前に昨日からケン・ナオコのこのコスプレのやつだけ見たから、
ゼノモフ型っていう頭の長いののことを言うのかな。
出るたびにケン・ナオコのことが頭をちらつよぎって。
プロモ失敗じゃん。
ぶっちゃけケン・ナオコの方がインパクトが強かったんだよねって思っちゃってね。
ずっとこの映画見てる間ずっとケン・ナオコのこと考えてた。
俺はそこまでケン・ナオコのことを思っていなかったから。
あと思ったのが、CGがちょっとSFXっぽいというか特撮っぽさを感じたんだよね。
昔のやつをオマージュしてるからわざとそうしてるのかなと思ったんだけども、
ちょっぴり作り物っぽさを感じて、それが逆に良かった。
メカオヤジいるじゃん。
机の上に肥大化した腹部みたいな半透明の部分があって、
管がニュって出てたりするんだけど、
その辺昔のSFXっぽい感じの、
ナイロンとかビニールとかの素材で作ったっぽいヌトヌト感というか。
だから実際にあれは作ってるんだろうね。
CGとかじゃなくて、フルCGじゃないんだよね。
クリーチャーのヌトヌト感というか、大事な機関の部分とかは、
割と手作り味のあるところがまんま見受けられる。
結構手作り多めにして作ってるのかなと。
それは昔の作品に対するリスペクトかオマージュかとか、
そういう部分もあってやってるのかなって気はするよね。
コンピューターとかに謎の投油ポンプみたいなチューブがあったりとか、
さっきも言ったけど、コンピューターとかが古いのね。
ただ、本当に昔50年ぐらいの映画とかで見るようなダサ未来じゃなくて、
80年代とか90年ぐらいから見た未来っていう感じの未来なんだよね。
その頃に見た2158年だったかなんだかっていう、
比較的新しい感じのレトロフューチャーというか、
なんて言うんだろうね。
分かんないけど、未来すぎない、ちょっと前に考えた近未来感。
あの感じすごい好きなのよ。
リアルな感じはしないんだけど、
もうちょっと前に、10年20年前に考えてたら、
確かにこんなぐらいかもしれんっていうような。
だから最近の前世の空中に浮かんでくるホログラムのインターフェースみたいな、
そんな完全な衛星空間にしちゃうと、この味わいは出ないよね。
逆にそれで映像作っちゃったら、
本当にテンプレの教科書通りの普通の映画になっちゃった気がするので。
カスカスになっちゃうかも。その重たみがいいのかもね。質感というかね。
だからビジュアルの良さが結構この映画を救ってると思うのよ。
ある程度実物感というかもの感がないと実現できないっていうことなのかもしれないね。
人の好みにもよるかもしれないけどね。
逆にあの辺の雰囲気を知らないというか、
視覚効果と懐かしさ
要するに僕らがリアルタイムで見てきてるような、
昔のコンピューターがそのまま未来になったような映像なわけじゃん。
だからそういうものを見てない世代の人とかが見たら、
なんじゃこりゃってなるのかもしれないし。
私らが中学生ぐらいかな、
ターミネーターとかザ・フライとかさ、
あのあたりの頃の映画って、
わりとスライム使ってぬちゃーっとさせるみたいなのが多かった気がするね。
ゴーストバスターズの叱りでしょ。
ザ・フライは見たことないけど、あれって僕ら生まれる前ぐらいの映画じゃないの?
わかんない。再放送なのかわかんないけど、
地上波でね、私小学校の時に親と一緒に家族で見てたのよ。
めっちゃ怖かったのね。
すっごいぬちゃぬちゃしてるのよ。最後の方とか。
今見たら大したことないかもしれないけど、当時めっちゃ怖くて。
やたらとやっぱりぬちゃぬちゃするよね。
ゴーストバスターズもさ、この間最初のやつ見たけどぬちゃぬちゃしてたじゃん。スライムで。
グレムリンなんかもぬちゃぬちゃするし。
やっぱりぬちゃぬちゃでしか出せない味みたいなのが。
本能的な嫌悪感をね、呼び起こすからね。
得体の知れない恐怖みたいなのは、簡単に引き起こせますよね。
時々ちょっとさ、壁とかに手をやって、ぬるっとしたものは、うぇーってなるじゃない?
それこそお化け屋敷のこんにゃくだよ。見たことないけどさ。
人間が本能的に恐怖する何かがあるんでしょうよ。
ちょっと待って、お化け屋敷のこんにゃくって何?ぶら下がってんの?
なんかぬるっとする。よくさ、創作ではさ、表現でさ、こんにゃくをつぎ下げて、ペトーンってやって、ひゃーってやるのってあるじゃん。漫画とかだと。
漫画とかだったらあるかもしれない。
実際に見たことはないと思う。くさいだろうし。
不潔そうだよね。やだよね。人に触れたこんにゃく、流用されるの。
とにかくぬるぬるぬとぬとしたものは、人は嫌がるという生き物として。
生理的な嫌悪感を。
生理的な嫌悪感があるということは、やっぱり野生動物だった時に生命をおびやかす何かだったから。
毒物的な何かが。
腐ってたりだとか。
根源的な恐怖の一つなのかもしれない。
だから口を開けたらそんなだし、生まれた時もそんなだしとか、ぬちゃっとしててなんかキモいっていうのは、テンプレなのかもしれない。
テンプレ感のある映画で終わりました。
そうですね。最後もなんか普通に終わったなって感じがする。
多分だから過去作品への忠実なオマージュした結果、こうなったんだと思うよ。
なんか昔の映画っぽいなって感じなのと、
ああ、エイリアンですね。存じてますよ。一応みたいな感じの思い出もないし。
俺も最初に言った通り見たことないけども、ああエイリアンってこうだよねって思ったから、正しい感想だったんだね。きっと。
エイリアンが一番最初に出た時には度肝を抜かれたかもしれないけど、
それからずっといろんなところでエイリアンっていうものが、
おなじみのになっちゃったからね。
おなじみのアイコンが出てるので、ああエイリアンだ、以上の何かが特になかったっていうのは正直なところなんだよね。
こんなところで普通って感じだったね。
そういうのがスタンダードに好きな人っていうのがいるんでしょうな。
僕も嫌いじゃないよ。絵はとても好きよ。
なんかふーんっていう感じ。淡々と見たな。
そんな感じでは。
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