00:01
ジャイアント可愛くないですか?それは相当。
いや、めちゃめちゃ可愛いよ。
いくら未知の存在とはいえ、こいつ可愛すぎへん?いくらなんでも。
これを攻撃しようって思うやつどないやねんって思うぐらい可愛い。
可愛い。
佐島とギリィのアルレミター。
この番組では、昔馴染みの佐島とギリィがお互いに好きな映画、見てもらいたい映画を紹介しあって、感想を語り合っていきます。
はい。
今回は佐島君がアニメ映画、アイアンジャイアントを前回紹介してくれたんですけども、その感想回はネタバレ全然ありで語っていく回になります。よろしくお願いします。
お願いします。
あれ、見た?
ありがとう。放送のタイトルを回収してくれて。
あれ見たの、マナーやから、この番組の。
あれ見ちゃった。
どうでしたか?
あれさ、今日さ、いろんな予定があったんだけど、朝そのための準備をしてる時間にこれを流し始めて。
基本ね、俺あの放送の日に見ることにしてるの。なんかね、何日か経つと薄れちゃうから。
はいはいはい、まあその確かにね。ライブ感というか。
そう、情動が薄れるから。なるべくその日に頑張ってみようと思ってて、全部予定キャンセルして見ちゃった。
すごい。憎いな。
あの、着替えるために氾濫なったところで全部動きが停止して、この映画をちゃんと今日は向き合ってみなきゃダメだって思って、全部予定をキャンセルして見た。
それぐらい、いっぱい言いたいことがあります。
はいはいはい。
だからすごいいい映画だった。
あ、いい意味でね。いい意味で言いたいことがいっぱいある。
ダメやったら俺さっさと家出てるから。
確かにそうだね。
よかった、すごく。
そんなハマってくれるとはって感じだけど、めっちゃ嬉しいな。
これから語る中で伝えていければいいなって思うよ。
聞かせて。
まずね、いきなり本質に切り込むのもあれやから、まずこの絵面からちょっと行こうかなと思うんだけど。
俺そもそもね、公式サイトにも書いたんだけれども、海外のアニメ映画っていうのに全然触れてこずに生きてきたわけよ。本当に。
はいはいはい。
最近のCGっぽいやつ、わかる?シュガーラッシュとか、ズートピアとか。
CGアニメーションみたいな感じのやつ。
それはね、それはね、あるのよ。触れたこと。でも、例えばこのモアナ、ターザンとかライオンキングとか。
モアナはギリCGや。
ギリCGか。じゃあ、ターザンとかライオンキングとか。
いわゆる昔のディズニーやね。古き良きディズニーとか。
03:00
あれね、そう。全然触れずに生きてきちゃったから。
あ、そうなんや。
そうなんや。だからその、向こうのさ、人物描画とこっちの日本の人物描画って明らかに違うじゃん。
確かにデザインも違うし、なんか動かし方もちょっとちゃうもんな。
ちゃうちゃうちゃう。表情とかもだいぶね、癖があるじゃないですか。
だからその、これ大丈夫かなって最初思ってたんだけれども。
いやもう、いいっすね。見てると。慣れちゃった。全然。
いや、そうやね。
全然慣れちゃったのと、あと、俺の前回の紹介会か、それともその収録した後の君の言葉がちょっとそこは定かではないんだけれども。
ロボだけCGだ、みたいなこと言ってなかった?
あー、紹介会で言ったかない。そうそう、なんかアニメーション風で描かれてるけど、実際はそのCGでアニメ風に描画してるっていう感じやね。
そうね、言ってたよねやっぱりね。
俺それ聞いた時に、あーって思ったわけよ。
だから日本のアニメとかでも、なんか一部分だけそのCGってかそのデジタル作画みたいなのやっちゃうと、妙に浮くんだよ。
そうね、今の技術ですらなんか、あーここCGなんやなってわかっちゃう時。
わかっちゃうわかっちゃう、あるある。そのモブキャラとかをさ、高数削減のためにCGにすると、モブキャラだけ妙に浮くったりとかあるわけ。
分かる分かる。
この映画はロボだけCG、もう分かる。ロボってさ、これもう主役じゃん、ほぼ。
ほぼ主役みてか、ほぼ画面に出ずっぱりな存在がCGにすしちゃうと、いや浮くでしょって思ってたんだけど。
いや浮いてねーな、なんでかなって思うぐらい全然浮いてなくて、なんか手書きの。
そうそう、後でCGってそのメイキングで見て、え、そうなんやってなってんの。
なったなった。
やっぱそれが本来あるべきCGの魔法やんな。
そう。
後から言われて、え、そうなんてなるっていう。
ね。
わかるわー。
分かる。あの、びっくりして、なんかこう手書きのアニメ作画にCGのロボが全く浮いてない。
うんうんうん。なんかロボやから、たぶんCGでイケタンやろうみたいなのもあるんやろうけどな。
あるある。
柔らかい生き物じゃないから、CGでやったほうがむしろロボ感出るみたいな。
後々またちょっと言うけどさ、たぶんロボのアウトラインのさ線が、たぶん割と荒くしてあるから馴染んでるみたいなさ、こと言ってたもんな。
難しくないもんな、なんかシルエットが。
そうそうそうそう。
頑張ったらたぶん俺でも描けそうな感じのシルエットしてるもんな。
そうそうそうそう。
顔だけは特に。
ね、とかそんな感じでね、なんかロボが全然浮いてなくて、全体的にあと、んーなんか画面の暗さとかもあんのかな、なんか明るさとかもあるけど、なんか全体的に霊戦時代がこれさ、あの舞台なわけじゃん。
06:00
結構質感とかも古く寄せてるんじゃないかな、割と。
あーそうなんかな。
それがその99年のアニメーションの技術がこれやったのか、意図して寄せてんのかわかれへん。
ね、ちょっとわかんないけど、なんかすごいね、あのレトロな感じのさ、あのアニメっぽい空気がほんのり漂ってきて。
あーまあでも、ブラッドバード監督がなんかあのメイキングで死ぬほど言ってたけど、古いアニメが好きすぎるマンやから、ありそうやんな。
このブラッドバードのさ、なんかあの初めてディズニーにアニメの持ち込みした14歳の時の作品が最初に流れるじゃん、メイキングで。
メイキング流れますね。
この人マジでアニメが好きなんだなっていうようなね。
いやーそうやね。
情熱がえぐいよね。まあこれもね、後々。
14歳で。
そう、語っていきたいけれども。
これは本筋ではないから、後で。
とにかく、俺があんまり海外のアニメ映画に対して全く耐性がない俺でも全然見れるし、一部分だけCGなのにもかかわらず、そのCGが手書きの温かい絵に異常にマッチしている。
これはね、たぶん制作人の努力なんだろうな。
見た感じの拒否感みたいなのは一切なくて、そこがバリ驚いたっていうところ。
あともう一個は、これは全く本質的には関係ないけども、英語がめっちゃ聞き取りやすくない?この英語。
まあ子供向けやからっていうのもあるかもしれないけど。
すごい聞き取りやすくて、頑張れば多分俺でも字幕なしでも見れるんじゃないかっていうぐらいすごい聞き取りやすくて。
だからそれもね、ちょっと嬉しかった感じはある。
特にアイアンジャイアントのセリフとか多分全部わかるもんね。
あれで通じるんやと思った。
そうそうそうそう。
GUN! KILL! みたいな。
そうそうそうそう。
I KNOW GUNS! みたいな。
ありましたね。
かわいいみたいなね。
そう。
あれでいいのよ。
あれでいいんだね。
まあそんな感じでね、絵面も入ってくる情報もなんか聞き取りやすいし、絵も見やすい。
まあそれがね、俺の心をホッとさせた原因なんだな。
そこで拒否感出ちゃうと俺結構きついなと思ってたんだけど。
まあそれがよかった。
俺それ知らんかったけどよかったわ、なんか乗り越えれて。
まあでも俺もそんななんか慣れてるかって言われると別にやねん。
知ってはいるけどもちろん。
昔やったら美女と野獣とか見たし、ああいうディズニー系のやつな。
見たけどなんか俺は別にすごい思い入れがあるわけではなかった。
だからそのディズニーの絵柄とかに。
むしろやっぱ最近のな、その実写版とかCGとかの方がなんか親近感あるっていうか、記憶には新しいかったけど。
なんか不思議と、まあ古さを感じないって言うと嘘になるけど、なんか時代と合ってるから。
そう、合ってる合ってる。
その舞台とな。
09:01
なんかそのレトロな雰囲気に合ってるからすごい今見ても全然、なんか作品としての古さはあんま感じない。
あ、そうそこなんだよね。全然感じなかったんだよね。
なんかこういう演出なんだとすら思うぐらい。
そうそうそうそう。なんか昔の舞台やから白黒のフィルムで撮ろうみたいなさ。
はいはいはいはいはい。
なんか技術的に古いんじゃなくて、ちゃんと演出としてその古い手法を取ってるみたいな風にも全然見えるから。
はいはいはいはい。
すごいよななんか。
すごいよかったよかった。
うん。レトロね。レトロチックな感じがね。
して良かったですね。
そうそうそうそう。
で、そんでね、あとはあの紹介会でね、さじま君が言ってて。
うん。
あの時代のところね、時代俳優のところ。
はいはいはい。
いやこれね、やっぱりさじま君も言ってたけど、この冷戦時代っていうこの時代をやっぱりうまーくストーリーに落とし込んでるね。
うーん。
なんかこのなんだろうな、さしみの妻みたいな感じで冷戦なのかなって思ってたんだけど。
これ冷戦時代だからこそ成り立つ描写とかめちゃくちゃあったり、ストーリー展開とかもめちゃくちゃあったりして。
あーそうそうそうそうそう。
なんかその恐ろしい侵略者がすぐ隣にいた時代っていうのは。
うん。
じゃなければいろいろ成り立たないだろうなっていうストーリー展開は結構あった。
なんか確かに。
うん。
最近のさ、その例えばバンブルビーとかも確か1980年代とかあったかなあれは。
うんうんうん。
舞台やった気するけどさ、なんかそこまで進んできてると、もうなんていうかこういうアイアンジャイアントみたいな奴おったらさ、研究しよみたいな。
はいはいはいはい。
あるやんなんか。
うん。
この冷戦の時やからこそ破壊せねばならぬみたいなさ。
うんうんうんうん。
その軍の人たちが思うみたいなのも。
うん。
なんかそこもそもそもちょっと、やっぱ最近とは雰囲気違うよね。
違うな。
なんかさ、今って恐ろしい侵略者が隣にいるってそこまで意識してさ、わからん。
俺が日本人だからかもしんないけど。
あーまあまあまあまあ確かにね。
あんまり感じないけれども。
うんうんうんうんうん。
でもこの冷戦時代っていうのは本当にいつ飛んできてもわかんないし。
なんなら頭上にさスプートニク、あのソ連のスプートニクがさ、こう常にスーッて横切ってる状態なわけじゃん。
いっちゃん最初スプートニクやったもんな。
そう。
アイアンジャイアントの。
そう、一番最初に映し出されるのは、この映画一番最初に映し出されるのはスプートニクであり、スプートニクが発する発信音なんだよね。
うんうんうん。
で、え、あとさ、あのなんだっけ、この町の名前ロックウェルだっけ。
ロックウェルですね、ロックウェル。
アイアンジャイアントがこの主人公のね、あのホーガース少年をさ、手に乗せてロックウェルの町に一瞬降りてくるシーンあるじゃん。
はいはいはい。
あそこでさ、月が映し出されるじゃん。
あの月のすぐそばをさ、スーって走るさ、わからない、星があった。
あれだってスプートニクなわけじゃん。
うん。
監督が曰く。
だからやっぱり、その自分の頭上を常に横切ってる敵国の衛星があって常に自分たちは監視されてるっていうこの緊張感みたいなのって、やっぱこの時代独特だよなって思うんだよね。
12:12
いやそうやな、なんか今となっては別に衛星なくてもまあ、めっちゃ監視されてるしなーみたいな。
なんか慣れちゃってるみたいな。それが日常みたいなとこあるからね。
そうそうそうそう。まあ監視カメラもある、まあ衛星も死ぬほどあるし。
ね。
Googleマップで上から見れてすごいぐらいの感じやもんな今やったら。
アームストロングがね、月に行ったりとかさ、そういって言ってなんかその全くこのブラックボックスだった宇宙っていうのに人類が足掛かりを見出したっていうのもやっぱこの辺の話なわけじゃないやっぱり。
そやね、この後の方かな。
そうそうそうそう。
宇宙開発戦争みたいなのが始まって。
そうそうそうそう。だからこの未知っていうものに手が届き始めた時特有のなんか若干の恐怖感と、あとは自分の隣人がいつ自分たちを一瞬でこう消滅させるぐらいの威力を打ち込んでくるそういう恐怖。
それがこの両方あった時代なんだなーっていうのはやっぱこの映画見てて思った。やっぱりそうじゃないと成り立たないストーリー展開がある。
この時代やからこそ50年代後半やからこそのストーリーっていう感じはするよね。
するね、ほんとに。
なんかそのレトロだからいいとかじゃなくて、ほんまにそのテーマの部分っていうか、未知と脅威みたいなところは。
ありますあります。
そこのバランスは確かにそうなんだ。
っていうので良かったなっていうところね、あるね。
確かに逆にもっと古いとさ、宇宙から来た、ふーんみたいになりそうやもんな。知らんけどみたいなさ。
なんかイメージがそんなにつかなさそう。
そうそうそうそう。宇宙へーみたいなさ、隣の大陸から来たのと似たようなもんでしょみたいな風になんかちょっとなっちゃいそうやもんな逆に。
なっちゃいそうなっちゃいそう。やっぱこう遠すぎるものってイメージつかないじゃない。
そうそうそうそう。そういう意味でもすげー絶妙な時代設定だよな確かに言われてみれば。
なんかこう未知のものに対する拒絶感を一番こう感じやすい時代っていうかさ、あるよな。だからこそ人々はいきなりできたロボっていうものに異様に恐れを抱くわけやし。
はいはいはい、せやなせやな。なんか俺らでいう今AIめっちゃ怖いみたいな感じなの。
ああ、AIな。あのAIがさ、いろんな絵描く人のさ特徴みたいなのを模倣してって、それに対する拒絶反応とか結構なもんやもんな今。
そうそうそうそうそうそうそうそう。なんかそういうのに近いような気するよね。
うん。いや言い得てみようだね。その通りだと思います。
じゃああとね、ちょっとここ降り下げていくんやけども、ジャイアント可愛くないすか。それは相当。
いやめちゃめちゃ可愛いよな。
いくら未知の存在とは。いやこいつ可愛すぎへん。いくらなんでも。
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これを攻撃しようって思うやつどないやねんって思うぐらい可愛いよ。
可愛い。なんかさあの。
でかいのに。
初めてこのジャイアントがね、生きる死ぬってなんだろうみたいな考えるシーンがあった時にさ、ジャイアントさ、スクラップ置き場のさ、車のボンネットを指で開けたり閉めたりして考えてるじゃん。
寝ながらな。
そう寝ながらさ。
パタパタして。
お前人間かって思うぐらい。なんか俺たちでもたまにやるじゃん。なんかこう考えてる時にさ、無意味にこうボールペンのこうカチカチカチカチこうやってみたりとかさ。
そうね。
それに近い。
別になんかそれが役に立つんかどうかわからんけどなんかこうやっちゃうみたいなの。
やっちゃう。
手持ちブサターンになってやっちゃうみたいな。
そう電話してる時にさ、こうイジイジなんかこうペンでこうなんとなくこうメモ帳にこうやってなんかねグリグリグリグリなんか書いちゃうとかさ。
だからそういうのがさやっぱあったりとかしてめっちゃくそ可愛いねんこいつあと本当に。
せやな。なんか表情とかはまあもちろん前ちょっと話したけどそういう仕草とかもすごいいちいち人間っぽい感じっていうか。
心がないとやらない感じするよ。
する。デザインの妙だよね。このこいつのアイアンジャイアント見てるとほとんどの表情をあの目のさ遮蔽シャッターみたいなのあるじゃん。
目のカバーとわずかなこの口のカバーの動きで全部の表情を表現してんのよね。
そうそうそうそう。
こんな単純でわかりやすいスッキリしたデザインでここまで表情を表現できるのかっていうところでも可愛いめちゃくちゃ。
せやな。
素直この子と思って。
いやほんまななんか怒ってる時とかの目もめっちゃ可愛かったもんな。
そうね。あと本気で怒った時はちょっと怖いっていうね。
ああそうね。一線を越えて怒った時はちょっと。
あれねそう怖いとかね。
じゃああとあのなんかさスクラップ置き場でさ車をね車をこう食べた時にさ車のなんかセキュリティシステムみたいなねこうプープープーってこうクラクションがめっちゃ鳴るみたいなシーンあったじゃん。
あのシーンめっちゃ可愛くない?
なんかこのあのフォーガス少年がさダメだよって車のクラクションうるさくてあの存在気づかれちゃうよみたいな風になってクラクション止めてクラクション止めてって言ったらなんか車をさこうガンガンガンガンってこうなんかツッツキまくって止めたりとかしてでこういろいろひっくり返したりするけど最終的に車のクラクションが全然止まらなくてどうしようってなって車をめっちゃ遠くに投げるみたいな。
めっちゃ可愛くないあのシーン。
いやーよかった一回踏み潰すねんなケツで。
そうそうそうそう。
座って踏み潰すけど。
ケツと地面の隙間からほんの少し聞こえてみたいな。
こうーってなってるからもう諦めて投げ飛ばす。
そうそうそうそう。
18:00
あのシーンめっちゃ好きやなー。
なんかこうどうしていいのかわからなくてとりあえずもうポンって外に投げちゃうみたいな可愛いよなーこいつ。
なんかあの子供っぽい感じというか。
ムクだよね。
パニクってなんかほんまになんか自分で頑張って考えたベストなことを全力でやる感じがすごいよかったな。
ね。なんかこう子供な感じだよね今ね。
さしまくんの言った通り。
そうねそうね。
とかで。
いやーシーンめっちゃ好きやわー。
そうねこうロボがさー。
こうわかる?この冷たくてさー人々が疑心暗鬼になってる時代に降ってきたこの異様にムクな天使のようなロボ。
そうね。
ね。いやーこの温度さよ。
このカサルシスよねこれもね。
いやーそうそう。これがまた縁よな。
言いたい日やねんな。
言いたい日よ。
ほんまに。
ほんとに。
で後半は後半でこう自分のに備わってるあまりにも圧倒的な暴力の力っていうのに戸惑うシーン。
あれもねもうなんかかわいそうになっちゃってほんとに。
いやーそうやね。まあなんかその記憶がなくなったんだろうなみたいな感じやから。
へこんでるからなあいつ頭。
へこんでるからな。
へこんでるな。ずっとへこんでるからな。
へこんでるせいでそこの記憶やみたいなのがあかんくなってて自分がもともと何のために作られてたのかとか。
そうそうそうそう。
どこから来たのかとかわかんなくなってる。
まあなんかある意味そこから解き放たれて忘れることによって解き放たれてたけど。
そうね。
なんか自分が目的があって作られたっていうのがなんか。
うん。
わかっちゃうのもなんか辛いよなああれ。
これもねあのさじま君はね見たかもしれへんけどもこの監督がねやっぱ言ってる言葉ですごい俺がいいなと思ったのは
銃は人を殺すけれどじゃ銃自体は人を殺したいと思ってないかもしれないじゃんっていうことは。
あのメイキングの映像の方で。
そう。
アイアンジャイアントのテーマとしていいんじゃないかつって。
そうそうそう。
キーワードにしたやつやんな銃は銃に魂があったらみたいなとこから。
そうだねそれですそれですそれです。
始まってるみたいな話があったな。
これまさにこのジャイアント君だよね。
いやあそうそうそうそう。
こうやってまあ記憶を失ったおかげとはいえ魂を持ちね感情を持ち。
でその自分のこの力っていうものを何かを消滅させたり破壊するためじゃないことに使いたいって思ってしまう。
本来の使命とはおそらく逆行してるだろうけれどもそこの葛藤ですよね。
本当ねかわいい。
かわいいこの子って。
なんかさついてくるなーっていうのにさなんかついてきちゃうところとかちょっと犬っぽさもあってかわいい。
あれ良かったな。いっちゃん最初かホガースと2回目ぐらいかあの変電所みたいなところで救った後やんな。
21:00
その後もう1回出会って。
えづけしに行こうとしたらついてきちゃったみたいな。
家にまでついてこようとしちゃうみたいな。
いやうちはペット飼えないんだよみたいな。
でもね普通にこう。
リスの一見があったからな。
あの前にもいろいろあったんやろうし。
お母さんの口調から言うとあった感じやんな本当に。
なんかあっこのさホガースがyou stay i goみたいな。
no followingみたいなこと言ってさすごい簡単な英語で頑張って伝えてさ言ってたやつを最後アイアンジャイアントが言うのとかさめっちゃにこないあの演出。
今それ言っちゃうそれこれ。
今ちょうどその話になったから。
今それ言っちゃうこれ。
でもそうわかるあの要はいっちゃん最初のセリフをさ後々の大事な展開でもう1回リフレインするっていうのは映画見ててさ一番エモーショナルというかこっちの心に働きかけてくるよねああみたいな。
いやそうそうそうそうなんかまあ軽いとこやとさあのなんかケントマンズリーがなんかわかるだろ君みたいなさこうなんちゃらかんちゃらかんちゃらつってand all that that impliesみたいな言うんやけど。
それもさなんかあのホガースがこう仕返しみたいなんでさ。
いうシーンがあったりとか。
そのyou stay i goのとことかさ。
自分自身のなんかそのなんていうか役割みたいなの。
自分で選ぶんだよみたいなさ。
you are who you choose to beとかもなんか。
はいはいはいはいはいはい。
言ってたな最後な。
そうそうそうそうそうそう。
あれもディーンが言ってたかな最初は。
そうディーンが言ってて最後そのねジャイアントがリフレインしてたね。
ディーンがホガースに言ってホガースがジャイアントに言ってでもう1回思い返すみたいな。
めちゃめちゃうまいねんななんか。
うまい。
ほんまにいい話。
最初にさあの今久島くんが言ったさついてきちゃダメだよ君はここにいてっていうのは最初ホガース少年があの家についてこようとするジャイアントに対して言った言葉じゃない。
でも最後は最後はこれが逆転するわけよ。
せやねんな。
ジャイアントがあの降ってくる核ミサイルをね。
そう。
ね止めるためにねホガース少年に君はここにいてって。
そう僕がね行ってくるからっていう意味合いで。
セリフが逆転する。
そうそうそうそう。
エモすぎでしょと思って。
めちゃめちゃ弱いねんな俺。
わかるわ。
いやそんなん泣くやんみたいな。
後半ね泣けるところが多すぎるんだよ。
確かにそれはそうやな。
そう。
問題やな。
君は悪いロボじゃないよって君はスーパーマンだって。
那也に匿った時にホガース少年がジャイアントに言う時あるじゃん。
24:00
コミックを見せてこうスーパーヒーローがどうのこうのみたいな。
そうそう君は悪いやつじゃないよって言って。
だから君はスーパーマンになればいいんだよって言って。
いうシーンがあったじゃん。
でさ最後さあの群みたいなのと戦闘になった時にさ
飛ぶでしょジャイアント。
はいはいはいはい。
あそこのシーンからだよねもうなんか。
あーあれか一回こけて崖から落ちた時に。
そう。
なんか飛べるって知らんかってんけどなんか本能的に飛び始めたとこな。
そう。
ジャイアント。
飛んだ時のさあの開放感とあのヒロイックさが溢れるあの音楽と相まって。
あーほんとにスーパーマンにね。
スーパーマンってよかったねって言って。
いやそうスーパーマンってこのためにあったんやみたいな。
であの腕もさ分かる?
片方だけこう腰の辺に添えてもう片方前に伸ばすみたいな。
あースーパーマンの飛び方ね。
そう飛び方。
うんうんうん。
なんかそれで飛んだら安定するよみたいなのこうホガスに言われて。
そう言ってその通り飛んでさ。
いやーよかったなー。
めっちゃもう。
あそこからもう怒涛の展開じゃん。
そうあそこら辺からすごいな。
ね。最後の核ミサイルのあれに至るまでさ。
そうそうそうそう。
今までそこまでは結構ホガス少年とこのジャイアントくんの
この魂の触れ合いみたいなところをこう中心に描いて。
あとあのほらあのかき回ってるさあの剣と捜査官とか。
その辺のなんかこの。
人間ドラマじゃないけど。
人間ドラマっていうかねそうそうそう。
組織とかが絡んできたりする。
静かな静かであのサスペンスな絵面だったわけよ。
そこまでは。
あとなんかちょこちょこそのなんか人生で大切なこととはみたいな。
そうそうそうそうあのジャイアントくんの魂の芽生えっていうものの
まあその理由付けだよね。
丁寧に丁寧にね。
そう丁寧にすっげー丁寧に描いてたよね本当に。
そうね。
で最後の最後こう大立ち回りだったりこのホガス少年がね。
そうそうそうそう。
ホガス少年があのまあ必死にスーパーマンとして戦ったけど
軍の攻撃によってホガス少年がまあ一瞬なんか死んだっていうかまあ気絶しちゃったんだよね。
そうねそうね。
それをそのまあ死んだって勘違いしちゃったねこのジャイアントが
わかるあの怒り狂うシーン。
いやーまああれはな。
悲しかったけど。
でもなんかあれも心やねんな。
あれも心。
でもね俺あそこがすごくおーってなった。
わかるあの怒りに満ちたおたけび。
ジャイアントのうわーっていって
今まで自分がこうおそらく気づいてなかったわからん何モードあれ殺戮モードみたいな。
なんかそうやな戦闘モードみたいになってた。
背中からキングギドラみたいなの生えてたもんなんか。
あーなんかレーザー光線打つようわからん触手みたいなの出てた。
あれで軍をね一掃するシーンとか。
27:01
最後の最後にこうカタルシスみたいなの詰め込んできたよね動きの上での。
すごかったなほんまに。
手前で一瞬ななんか過去の記憶みたいなんで。
一瞬その姿出てきてたけど。
出てきてた出てきてた。
まあ多分どっかの星で作られたまあほらナウシカとかでいう巨神兵みたいな存在なんだろうね。
ラピュタでいうロボット兵とかさ。
おそらくおそらく。
おそらくな何か一つの星を滅ぼしてしまったようなロボだったんだろうねこれは。
お前カートゥーンは見えひんのにジブリは見るんやな。
日本のあれはね別やねん俺。
それはね家にめっちゃあったから見てた。
まあまあわかるね。
ディズニーのカートゥーンとジブリがなんかジャンル的に違うっていうのはわかる。
わかる?
それはわかるさすがに。
ジブリはな見てて。
ジブリとゲゲゲのキタロウとウイシンボウはね家にあったからそれは知ってんの俺。
また何か差あるなウイシンボウが。
まあまあでも巨神兵とかの感じやんな。
それがまあ偶然地球に漂着してしまったということなんやろうなこれは。
で記憶を失って無垢な存在になって魂っていうものを知っていくみたいなさ。
っていうかもう続きで言うけどさ。
魂っていうものを知っていくっていうところであるけどこの作品で一番このなんだろうな一番大きな転機っていうのはこのジャイアント君とホガス少年がこの人間に両銃で撃たれて死んでしまった鹿。
はいはいはいはい鹿のシーンな。
あそこが一番でかいよなこの映画で。
そうやななんかそのジャイアントの命への理解みたいなのがなんかあそこでなされるというか。
それと同時になんか殺すってどういうこと死ぬってどういうことみたいな。
いろいろ詰まってたよなあのシーン。
詰まってた。
魂というかその生きると死ぬとのその差っていうのはさなんかものすごくこの難しいじゃない。
難しい俺らですらさ説明するのになんか結構難しいじゃない。
でもそれをさこれだけ簡単な英語で簡単なセリフででこのなんかあくまでホガス少年が子供の観点で同じ子供であるジャイアントに説明するシーンなわけじゃんこれって。
でもすっかり説明できててよかったすごく。
いやーあれめっちゃあのシーンもすごい好きやな。
俺なんか前紹介会の時に言ってたホガス少年がなんかお母さんの言葉とかも借りながらわからんなりに教えるみたいなのがまさにあのシーン。
そうだよね。
でなんかすごいなんかやっぱ教えながら自分も多分理解していくんだろうしなんか多分ああいうのに初めてホガス少年も出会ったんやろうし。
30:03
なんかあそこがななんかあれもなんて説明の順番もさ生と死っていうものがまずあって。
でそれだけやとほんまになんていうかこう自分の心の折り合いがつかへんから魂という概念を持ち出してきてみたいなのが多分ホガス少年もそうだと思うし俺らもだいたいそうだと思うんやけどさ。
なんかその流れをちゃんとジャイアントも理解っていうかこう同じロジックでこう理解してくれるのがすごいなんか通じ合った感があってすごいいいよな。
あるよね。あそこでホガス少年が説明してるのはさ、死んでしまったら二度とは立ち上がることはできないと。
ただ良きものに宿る魂っていうものは肉体の死とはまた別に永遠に生き続けて、で永遠に生き続けるんだよって言った時にホガス少年は星空をこうやってこうやってなんか両手でねこうやって仰ぎながら魂っていうのは永遠に生きるんだよって言って
ジャイアントもさ、今までこの鉄のスクラップみたいなのに目を向けてたんだけどジャイアントも仰向けになって星空を見るみたいな。
うんうんうん。
あそこでさ、なんかあー通じてたんだなってわかる。
いやーそうやねんな。なんかそのまあ言葉上だけじゃなくて、ほんまになんかそういう姿勢感っていうかさ、なんかその何かを大切にする気持ちみたいなのであそこでこう深いところで通じ合ったみたいな感じが。
あるよな。
すごいいいシーンですね。
いいよなー。
この生と死の悲願っていうのはさ、なんかそこをはっきり区別してるのはやっぱり明確に区別してるのは人間だけだっていう俺なんかその学説を見たことがあるのね。
はいはいはい。
例えばその、そうだな、猿の、猿のお母さんとかはさ、あの自分の子猿が死んだら、死んだ亡骸っていうのをやっぱ腕にそのまま抱えてるんだって。
はいはいはい。
でそのまま抱えてると腐敗してくじゃん。腐敗してって腕がもげて頭がもげてとか言ってって最終的になんか猿じゃない肉体になってしまった時に初めてこう置くらしいんだよ地面にそれを。
はいはいはいはい。
ゾウの、ゾウのお母さんとかもそう。あの死んだ子ゾウのねこの亡骸のに2日間ぐらい寄り添って、あ、これ動かんなってなってからまたようやく離れるらしいんだよ。
それってなんか死っていうのを理解してるかっていうとどうにもそうには思えないっていう学説を俺昔読んだことがあるのね。
はいはいはいはい。
だからそういう意味でもう二度と戻ってこないし向こうに行ってしまって、でなおかつそれを埋葬して葬儀してあげるみたいな。
っていうことでこの死っていうのを理解するっていうのはやはり人間だけなのだっていうのを昔見たことがあって。
33:03
そういう意味で言うとこの鹿の死に連なるシーンでやっぱジャイアントはここで人になったんだと俺は思うんだよね。すごく。
はいはいはいはい。
死を理解することによって。
なるほどね。
そう、なんか何かよくわからん兵器とかブリキカンみたいな兵器じゃなくて、ホガス少年とのやり取りでジャイアントはここで正しく人間にだいぶ近づいたというかなったんだって思うとここもすごいうるっときちゃったよね。
はいはいはいはい。
なるほどな。なんかその理解する死で繋がりあえただけじゃなくて、それがあるからこそまあいわゆる人間性みたいなのが芽生えたみたいなことか。
なんか情緒的な交流、優しさとかそういうので人間性表現するのもまあいいんだけど、死んだら戻ってこないっていうところ。
そこを理解させることでより人間に近づいたっていうのを感じさせるって、俺的になんかすごいなんかまあ新しくて、見ててすごく良かったのすごく。
はいはいはい。
はーって人になったんだって。
そのなんか軸でいくとさ、ケントマンズリーってさ、俺なんかこいつの方がよっぽど人間らしくないなって思ってんけどさ。
ぶっちゃけ。
違う?ケントさんのこと。
いやそう思ってんけど、今のなんかそのなんていうのか死を正しく理解してて、だからこそこう生を大事にするじゃないけど、なんかそういうのが人間性やと思うと、ケントマンズリーってそうじゃないや。
そうじゃないね。
別になんか誰が死んでも、なんかまあ自分の国が守れて自分が名前を挙げれたらいいみたいな。
いやこのカスについてはね、ちょっとまあまあ言いたいこといっぱいあるからな。
まあまあところあるから、だからなんかそう人間、だから人間ぽくなく見えたのは、まあそういうところもあるんやろうな、なんか今ちょっと納得がいった。
ケント、こいつな、こいつさ、何だろう、ケント捜査官さ、結構不思議なキャラやんな。
なんか役人って感じで最初出てきて、創作物特有の王兵な感じな。
で中盤ではさ、あのホーガス少年に下剤とか飲まされてめっちゃうんこブリブリしてたりとかさ、コミカルだったりするじゃん。
で後半はさ、ホーガス少年をナヤに閉じ込めてさ、尋問みたいなことするじゃん。
そうやな、軍人ぽくなったよな、最後な。
そう、なんかこう、何だろう、であとこいつさ、あと何だっけな、上司か何かにパワハラっていうか、まあパワハラ地味なことを電話で言われてさ、
はいはいはいはい。
電話切った後にアーって言って怒るみたいなとこあったじゃん。
36:02
あ、ひとんちの電話やな。
ひとんちの電話に当たり散らかすみたいな。
あったな。
いろんな要素がこいつ詰まってて、俺はこいつ怖いなって思いながらも見てて飽きないなって思ったわけよ。
はいはいはいはい。
で、こいつ言ってたよね、公共の福祉のためだって常々。
言ってたな、言ってた言ってた。我々の国のためだみたいなな。
だからこいつのこの妙にアグレッシブな行動っていうのは、公共の福祉のために全て捧げられた行動なんだって俺は思ってたから、結構こいつが出てくるたびに俺嬉しかったんだよね。
不気味だったけどこいつが。
はいはいはいはい。まあまあ、悪意ではないみたいなね。
そう、悪意ではない。こいつはこいつで何か崇高な信念を持ってて、そのためにこう、上からの圧力に耐えたり、
泥仲間でやってきたり。
そう、泥仲間でやってきて、子供のしょうもない嘘みたいなのに振り回されたりして、ああーってなってんだって思ってたわけよ。
うんうんうん。
で、こいつさ、こいつマジでカスやったのは、最後の最後さ、ジャイアントが強すぎてどうにもならんと、核ミサイル撃つしかなくね?ってこいつが提案したよな、確か。
あーそうだね、近くにノーチラス号がいるからみたいな。
そうそうそう、原子力潜水艦がいるから。
そっから撃ち込めばいいでしょみたいな。
でも、こいつの上にいる司令官は、いやいやいやってロボの近くに子供がいるから、いかんでしょって言ったじゃん。
うん。
で、こいつはでも、攻撃中止だって司令官が言う無線機を奪い取って、撃てって言うやん。
言うな。
言って、そこまではいいんだよ別に、いいんだよ。
はいはいはい。
いいの、公共の福祉のために一人の子供の命ぐらいはっていうキャラなのかなって思ってたから。
はいはいはいはい。
まあまあまあ言いそうって思ってた、そこは良かった。
で、司令官がバカかお前つって、ロボがいるところに核兵器が落ちるんだから、落ちたら俺らも死ぬんだぞって言ったよね。
言った。
そしたらこいつさ、俺は期待してた。そこで、公共の福祉のために死ねるんですって。いいじゃないですかって。
はいはいはい。
それで本望です、ぐらい言ってくれると思ったのこいつは。そしたらさ、こいつさ、え?って言って。
いやいやだ、死にたくないとか言ってさ、味方の車を奪ってこいつ逃げようとしたじゃん。
言ってたし、なんなら字幕にはなってへんかったかもしらんけど、英語やと、スクリューアウォーカウントリーって言ってて、国なんか知るかって逃げてたの。
うわあもう。
国なんか知るか、俺は死にたくないって車奪って逃げようとしてたの。
いやさあ、がっかりしたよねこいつには。がっかりしたよ。
でもその後、なんすかね、あのがっかりっていうかなんか、お前結局それやったんやみたいな感じしちゃうよな。今までずっと。
39:08
そうだよ。
国のために国のために言ってきたのは、結局自分のためやったんやみたいな。
そうだよ。
ああいうな、まあまあああいう人もおるんやろうけどな。
びっくりしたよ。
最後の最後までこんななりやがってこいつ。
あの後めっちゃ好きやったのさ、パワハラしまくってた司令官の上司がさ、
捕まえさせろってやつやんか。
見届けさせろって言うんやけど、これ多分字幕になってんかと思うけど、英語でここに留めておけみたいな。
はいはいはい。
良き兵士の兵士がそうするように。
ああ言ってた言ってた言ってた。
そうそうそう言っててさ。
なんたらソルジャーみたいなこと言ってたもん。
グッドソルジャーらしくここにずっと居させろって言ってたのがなんかめっちゃすっきりしたな。
この人はほんまに兵士なんやな。兵士っていうか軍人なんやな。
職業軍人だねあの人は。
そうそうそうそうそうそう。
本当に。
最後の最後でそんな感じで正しい判断っていうかさ、人の心を持った職業軍人よあれは。
なんかその少なくとも崇高ななんか使命感を持った人に裁かれるのはすげえ良かったなと思う。
良かったね。
ケントバンズリーの罪が許されるわけではないけど良かったな。
あいつはあのこの先ね地下鉄のトイレの監視員になるっていうそういう再就職先が決まってるからこいつ。
えー大丈夫なんかなー。
それそれだってさあの失敗した時の話やん。
あそっか。
もっとしたやろ。
核ミサイル勝手に撃たせたからなこいつ。
そうそうそうそう。
だいぶ大罪人やでこいつ。
いやどうなるんすかね。
あのなんか無線奪って撃てって言って撃てるシステムが良くない気するけど。
声こいつなんか違うなって思わなかったかね。
そうそうそうそう。
あの厳選の人たちも。
あれ司令官そんな声でしたっけみたいなさ。
あの緊張感ある時に撃てって言われたら撃つか。
まあそうやなかもしれん。
そのなんか撃つか撃たへんかでなんか味方の命が失われるかもしらんみたいな時にえ今の司令官の声じゃなくないとか言われへんよななかなか。
そうやな。
すいませんどちら様ですかとか言えないよな。
あの緊迫したところで。
すいませんなんかちょっといつもと声が違うように聞こえたんですけどみたいな。
なかなか言われへんよな。
ヘリウムですかっつってね。
言えへんよなそんな。
そうそうそうそう。
まあそうしゃーないよな。
あれはでもまあちょっとシステム面で防げた気はするけど。
あの時代やとしゃーないんかもしらん。
まあそうやなあ。
こいつマジで小物。
ガッカリした俺は。
いやケントマンズリーな。
ガッカリした。
こいつは使命に準じる強人かと思ってたら違ったわ。
ただの小物やったっていうね。
いやまあまあまあでも悪役やなって感じでよかったね。
小物の悪役な。
ほんまに。
すっきりするというか。
ね。
やられてすっきりするキャラクターね。
42:00
キャラクターの魅力がねでもあったのは間違いない。
こいつはほんとに。
でもケントマンズリー関連で言うと俺あのホガースとさ。
うん。
差しでどっちが先に寝るかバトルするとかあるやん。
あーあったあったあの騙されるやつな最後に。
あそうそうそうそう。
あのシーンもさなんかめちゃめちゃこう緊迫感があって。
ほんま1対1の決闘みたいな感じやのにどっちが先に寝るかっていうすげー子供っぽいギャップがなんかめっちゃ好きやねんなあのシーン。
最終的にあのホガース少年がなんだろうな要はなんか変わり身の術みたいな使ったんだよねあれは。
あそうケントマンズリーが多分ちょっと寝落ちした瞬間にタイミングを見計らってこう身代わりみたいなのを置いてちゃんと出て行ってジャイアントに警告できたっていう流れやったな。
そうジャイアントが動いてるのをケントマンズリーは見たことがなかった軍の人間は見たことなかったから。
いやいやあれはあのこの町に住んでる鉄のオブジェを使った芸術家あのマコピンさんだっけ。
えーそうだねディーンマコピン。
そうディーンさんそうディーンさんの芸術作品なんですよーっていう言い訳がそこで使えるっていうね。
まさかここでアートのなんか設定も生きてくるんやみたいな。
ねえあの社会不適合者が。
そうなんか少年にさ9歳ぐらいやんなホーガス少年に向かってなんか俺はスクラップを売る自動車屋なのかなんか自動車を売るスクラップ屋なのか芸術家か。
芸術家なのか。
芸術家なのかどっちかわかんないんだよねみたいな言ってたもん。
こいつダメ男らしくさあのなんかホーガス少年のさ奥さんをさ多分ねオリジナル版では削除されたシーンなんだろうけど
えっとこの俺が見たシグネチャーエディションカットされてない方ではこれカフェでさお母さんくどいてたよなこいつ。
あのこんな美人さんに入れてもらえるとはねみたいな。
言ってたよな。
コーヒーを入れてもらえるとはねみたいなこと言ってたな。
あそこからスタートして最終的にちょっとくっついてるみたいなとこあったよな最後。
あー最後そうやななんか。
奥さんといい感じになってたもんね。
そうそうそうそうなんかあの芸術のところってかえっとジャイアントがさちょっと芸術の不利して隠れてるところでさ
アニーがなんかあのホーガスのお母さんがさディーンのアートについてちょっとだけなんかコメントするところがあって。
あったあったあったあったあった。
そこはすごい細かいけどめっちゃ好きやねんなあれ。
なんかこのジャイアントのやつだけなんかこう電気の装飾とかがいっぱいついててなんか急いで作った。
あそう急いでつけたみたいな感じだよねって言ってたよね。
他のアート作品はそんな感じしないのになんかあれだけすごい急いで作った感じするねんなみたいな。
言ってた言ってた。
そう言っててなんかそれディーンめっちゃ嬉しいやつやって思う。
45:02
軍のさ奴らはさ何も疑問に抱かなかったのにお母さんはね動作力鋭いなって思ったよね。
見てんなお母さんって。
お母さんもさこのいいお母さんよなシングルマザーじゃんこれ。
そうね。
であのもともといたさ恐らくホーガス少年のお父さんはこれ設定上は朝鮮戦争で亡くなったってことになってるんだねこれは。
あそうなんや。
そうそうそうそうやっぱりこの戦争で銃で殺されてしまったわけですよホーガス少年のお父さんも。
でそこからさもう朝から晩までねカフェテリアなのかなあそこで働き爪で。
帰ってきたら息子は発電所がこうぶっ壊れた発電所の近くでねなんか銃持って遊んでるわ。
確かになもう部屋は貸されへんわ。
そう貸されへんわそうでなんかさあのホーガス少年がさ最初あの発電所の近くでさアイアンジャイアント見た時にさ
あのこんな巨人がいたんだよわーって説明するシーンあるじゃん。
はいはいはいはい。
もうあそこでさ一瞬声荒げるじゃんもうやめてって言って。
うんうんうん。
って言った後にあやばいってお母さん思ってお母さん疲れてるのって言ってごめんねみたいな感じでこう言うじゃん。
そうなんかこう余裕がない中でもこう息子であるホーガス少年に対してこう辛く当たらないようにしようとしているシングルマザーっていうのがもうあそこですごい出てて
このお母さんきっといい人なんだろうなっていう。
いやーそうやね。そのなんかホーガスがあんな巨人がいてみたいなのを聞かへんかったのに対してさなんか疲れてるって字幕ではなってたけど
英語だったら確かなんか気分じゃないみたいな。
気分じゃないって言いましたね。
そうI'm not in the moodって言ってて。
はいはいはいはい。
今ほんまちょっとそういうほんまに今はそういう気分じゃないねみたいな。ごめんねみたいな感じで言ってたのがなんかあれはあれちょっと辛いシーンやったけど。
ね。
なんかほんま頑張って生きてるんやなっていう感じがするよな。あれは。
あそこでさ本当は気持ち的にはもううんざりだった気分じゃないって言ってた。
多分どんなに散らしたかったかって思うくらい。でも抑えて優しく言い直してさきっとすごいお母さんなんだろうなって。息子のことを本当に愛してるんだろうなっていう。
ほんまに心配してたもんな。
ほんまに心配してた。
見つけた時とかもさ。
そうそうそうそうそうそう。なんか最初こう発電所の近くに見つけた時に何やってんだよって言って怒るんじゃなくて本当に心配だったのよって。
そやねそやね。
言っててあぁっていいお母さんなんだなって思ったよあそこで。
うんうんうん。
だから放学少年もさまっすぐ育ったんだろうね。優しいじゃんこの子もめちゃくちゃ。
いや優しいな。
めちゃくちゃ優しいよね。
ここでね突然なんですけれども今ね時空が左右してまして今私は全部撮り終わった後で喋ってるんですけどね。
48:09
クリストファー・ノーランしてる?
そうクリストファー・ノーランしてる。
メメメメメントしてる。
メメントしてる。
もうぐちゃぐちゃになってる時系列が。でなんと全部撮り終わった結果ですねこれ80分。あ違う今90分になろうとしてます。
もう90分くらいになってる。
なっちゃうってことでこれをそのまま流すのはどうかなっていうことで前編後編で分けるという案でいいんですかね佐島くん。
えーそうですねてかなんなら映画より長くなったな。
あー大変です。映画110分とかだっけもうちょっと短かったっけ。
えーと1時間26分よね。
あ1時間26分やばいな。
86分かな。
超えましたね今ね。
俺らの聞いてる暇あったらアイアンジャイアント見ろって感じやからねほんとに。
そうほんまそう。
って感じなんでそう分けようか。
さすがに前後編で分けるわ。俺1週間でこの1時間半に及ぶ音源編集するのしんどいし。
あやっぱりねこう撮影の撮影じゃない放送の裏側聞いてくてそういうのあるねやっぱね。
いやそうなんすよ。
この映画もそうだけどさ。
俺途中で撮りながらあこれ半分に割ったら俺気楽になるやんと思って。
思った。
より気軽に喋れるようになった。
いつもはどっちかが止めるんだよねあんまりにも長くなりそうやったら早く会話を切り上げるような素振りを見せんねんけど。
40分50分ぐらいでまあまあここらへんにしておきましょうかみたいな。
止まんなかったね止まんなかったな今回。
止まらんかったし俺も止めたくなかったな。
無理やったな今回は。
前編後編で行こう。
まあとにかくこれはおそらく前編の後編で流すと思うけどまあそれぐらい自分たちが推した映画ということで皆さんどうかご理解をください。
いただきます。
別にあの後から前編後編にするって決めたから前編と後編ではっきりテーマが分かれることではないんやけど分かれるわけではないんやけど多分後編にはブルーレイに入ってたメイキングのドキュメンタリーみたいな映像の話も踏まえたちょっとこう一歩その作品が踏み込んだところも話してるかなと思うので。
この映画を作った人がどういう気持ちだったかとか。
どういう制作体制でこれを作らざるを得なかったのかとか。
あるいはこの映画がどうしてそこまで流行らなかったのかとか。
それも含めて自分たちが半分怒りを代弁しつつ。
解説するような放送になってるんだよね。
なので後編の方も是非見てください。
よろしくお願いします。
ではまた来週お会いしましょう。
バイバイ。
バイバイ。