物語の不思議な展開
機械
話がとんでもない方向にぶっ飛んでて面白かった。
プクちゃん
なんかすごいシュールだったね。
機械
めっちゃ大暴走したブーメランが、ちゃんと手元に戻ってきて終わった感じというか、
死の象徴というか、もうそのまんま死神であるところの終わりの鳥。
名前もテスだったし。
食べたオカンが、終わりのジャイアントオカンになると思わないじゃん。
プクちゃん
そうね。
機械
びっくりした。看護師さんが入ってきて、まず一言目が、どういうことなのって本当だよっていう。
プクちゃん
本当になってなってね。
機械
もう字幕が適切すぎてびっくりしました。
プクちゃん
なんか、そっちかーってなったよね。
機械
そっちかーだよね。
意外と終わりの鳥が話せるやつでさ、死を目前にした少女との交流で仲良くなっちゃって、
殺さなきゃいけなくてみたいなアンビバレンスな話になるかと思ったら、母親が乱入してからがもうね、個人的にはすごい面白かった。
プクちゃん
そっちが本母子というか主役でしたかーって感じ。
最後のエンドロールもさ、あのお母さん役の人が井の内に名前出てきたでしょ、あれ多分。
機械
最後の話もそうだけれども、結局お話としては大切な人を失ってもそれでも人生は続くのだから立ち上がって何とかしなくちゃねっていうお話ではあるんだけども、途中過程がやばすぎでしょこれ。
キャラクターの対立と愛
プクちゃん
何食ったらこんな話脳から引き出せるのってわかんないってなった。
機械
最初のその小粋なジョークでさ、鳥を和ませて笑い合ってっていうのはね、落語っぽいなって思ったんだよね。
プクちゃん
落語ですか。
機械
実際にこう死神っていう落語の話だとさ、口のうまい男がさ、死神を鎌倉化してみたいな話で、最後は死の羽目になっちゃうんだけどもっていう話もあるし、
あとちっちゃくなった鳥をさ、手の中に入れてさ、っていうのはさ、ほら日本昔話でもさ、海外の童話でもその鬼やら悪魔やらを騙して小さくさせてパクッと食べちゃうみたいな話あるじゃない。
プクちゃん
3枚のお札とかいうやつでしょ。
機械
3枚のお札は違うけどね。
プクちゃん
おじいさんのところに助けてって言ったらさ、お正さんがさ、うまくさ、鎌倉化して、そんなにでかくなれるんだったら小さくもなれるんだろうって。
こうやっていけないのかやってみろって。
好きってところを食べてたお饅頭にこねこねして持って食べるっていう。
機械
3枚のお札の落ちってそれだったっけ。
プクちゃん
逃げるときにその3枚のお札を切り切っても逃げられなくって、最後お正さんに泣きついてっていう話だったと思う。
機械
豆にして餅に包んで食べちゃったとか、そういうお家の話っていっぱいあると思うんだけども、そういう方向に行ったりもするのかなと思った。
本当に食べると思わなかったけどね。
プクちゃん
洋画でそういうのって初めて見るかもしれない。
機械
えっとね、海外の童話でも組みしやすい相手に変身させてやっつけちゃうって話はあったと思う。何だか忘れちゃったけども。
いや、しかしね、牧馬さんかなってちょっと思いました。
プクちゃん
私さ、実はさ、1期のラスト読んでないんですよ。チェンソーマンの。
ただ、うちだけはこないだの、何だっけ、2期は見てるんで、2期のコメントに牧馬さんがどうなったかっていうのが書いてあって、
あ、そうなんだって思ってるので知ってはいる。
機械
で、あの、デスさん。結構愛嬌のあるやつじゃないですか。
プクちゃん
そうですね。
機械
先日のミッキーセブンティーに続きさ、見た目は不気味ではあるんだけれども、動きが可愛らしくって、ちょっと好きになっちゃうキャラだったよね。
プクちゃん
愛せちゃうクリーチャーみたいなのが出てきちゃって。
機械
そう、ね、喋ると気さくだしさ。
プクちゃん
長いことね、人と喋ってなかったからなかなか言葉出てこなかったんだけど、あ、わかる?ってちょっと思ったんだけど。
機械
でもやらねばならぬ、やらねばならぬのだって感じでさ。
プクちゃん
本人もね、死神的にもそんなに人の命借り取って回ることは義務ではあるみたいなんだけど、気は乗らなくて、
だからパニック障害を起こしたり、なんかちょっとこう、呼吸が荒くなったり、なんかぼやっとしちゃったりとか、小さくなったり大きくなったりって不安定なんだけど。
機械
そうね、起源前からずっとやってるっぽいけれども。
プクちゃん
あ、こいつ知り合い、こいつろくなこと言わないよねみたいな、そんなこと言ってて、あ、こいつはクソとか。
機械
まあさ、その、どういうこと?のところに戻るけどさ、もう世の中が大混乱になってる中をさ、必死で走って逃げてきて、ドアに駆け込んだらさ、
いっぱいいっぱいになってる巨人がこっち見てたらさ、めちゃめちゃ怖いよね。
プクちゃん
なんかさ、外も中も質は違うんだけど、どっちもパニック起こってて、なんか変な世界って。
機械
外は要するにデスさんが仕事できなくなっちゃったから、死という概念がなくなってみたいな感じで混乱してたんだよね、きっと。
プクちゃん
そう、死んで消えていかねばならないっていうのがなされてない状態なんだよね。
だから、命がなくなってておかしくない状態の生き物がばっこしている。
機械
そうなんだよね。ただ、それより前のハエが大量発生してたりとか、公園で助けてくれて声かけてきたおじさんとか、あの辺はよくわからないんだよね。
プクちゃん
ハエがまずたくさんわいてたじゃん。それはもうなんか、そこらへんにある、普通にハエとかいるけど、
ハエって何か、そこらへんのものに卵を産みつけて、ウジ虫がわいて、またいっぱい増えますよね。
機械
まあ、死の象徴みたいなものの一つだと思うんだよね。
プクちゃん
そうなんだけど、そのハエが増えたまま、死ななかったりすると、あんな風にどんどんどんどん渦を巻こうとさ。
機械
だから、チューズデーと一緒に母を待ってて、その間、デスさんが仕事できなかったから増えちゃったってことなのかな。
プクちゃん
一日でざまですよっていうことだと思う。
機械
ああ、なるほどね。あとは公園でお母さんに話しかけてきた、助けてくれるおじさんなんだけど、
あれ、ジャイアントオカンが木の上で命を借り取った人かな?
プクちゃん
多分そうだと思う。同じ人だと思う。
機械
あと、両足なくなった警備員のこのジャケットを着た人?
あのおじさんも一体何があったのかっていう。
プクちゃん
わかんないんだよね、その辺が。
街の様子がさ、音とか様子を聞いてるとテロっぽく見えるんだけど、
ただ何が起こってるかって定かにされないじゃない?
機械
そうね、ただ阿鼻共感になってるってことだけがわかる、音で。
で、ナース8号さんは生首の犬に追いかけられたとか言ってたし、
死の概念がなくなってるとはいえ、そうそう犬は生首にならないし、人の足もちょん切れないと思うんだけども、
一体何があったのかっていうのは思います。
プクちゃん
ナース8号さんはさ、お母さんの携帯にナース8って登録されてたわけなんだけども、
機械
あれが要するに母親としてはナースとかにほとんど関心を持ってないというところが見て取れるじゃない?
プクちゃん
もう一回言って。
機械
お母さんの携帯にナース8っていう風に登録してるっていうことは、
そのパーソナリティとかにはあんまり興味がない。
娘の看護に対してもあんまり興味がない人なのかなと思ったのね。
で実際に娘のそばにいてやらないで外うろつき回ってて、
で仕事もしないでチーズ食って帰るだけ。
だから何でしょう。
まあ介護疲れとかもあるんだろうけれども、そんなに子供を愛していない母親のように見えたんだよね、前半は。
だけども最後は涙の別れじゃない?
あの要するにそういう動きをとっちゃう母親の心境っていうのは何だったのかなっていうのを思った。
プクちゃん
あれは娘の死に迎え合いたくがないための逃避ですよ。
機械
その何でしょう。デスさんが来る前からもう死を予感してたってこと?
プクちゃん
もう自分が最初はお世話とかしてたけれども、それもつらいし、介護そのものからの逃避ってのもあるんだろうけれども。
機械
それなのかなと思ったの。
結構さ、チューズデーさんさ、はじめの方って健康っぽくなかった?
死にそうな人に見えなかったんだよね。
プクちゃん
でもちょっとナースさんとナース8号さんだけか、庭に出てちょっとおしゃべりをするだけでも鼻にチューブをつけてるけど、すぐ息切れしちゃう。
くるーって後ろを向いて、ゼハーゼハーってちょっとしゃべるだけ息が荒くなってるし、すぐコヒューコヒューってなって、デスさんに耐えそうな息が届いちゃって、
お迎えでオンスって来ちゃうぐらいには、わりとスレスレのところに。
機械
まあそうなんだけども、なんか血色も悪くないしさ、頬がこけてるでもないしさ、その場に死ぬ人には見えなかったのよ、俺には。
プクちゃん
見た目でそういうのがさ、分かるケースと分からないケースってのは本当にあるからさ。
機械
どうなんでしょう。最後に実際に亡くなるときはね、はかなげになってたんだよね。肌も真っ白でさ、頬もこけてて。
プクちゃん
まあちょっと、なんか見た目では分かんないかもしれなかったけれども、そういうのがさ、見た目で分かりにくくてさ、ポクって言っちゃうケースもあるので、
なんかパッと分かりにくいけど、あそこは演技で、なんか、あ、なんか、わりと急にこう状態がね、悪くなって死んじゃう可能性のある子なんだなって私は思いました。
深い感情の交流
プクちゃん
まあそれはそれとして、チューズデイちゃんは、なんかあの、常に自分が留守の間もナースをつけてないと、
一人ぼっちにさせると、さすがにあれだよね、なんか、いつ死んでもおかしくないっていう状態だし、
かといってあれだろうね、最初はもう24時間お母さんがつき添ってたのじゃない?
で、金銭的に、まあ困窮して家具を売り飛ばしたっていうのは本当だし、仕事に身が入るかっていうと、それまたなんか難しかったんじゃないかと思うんだよね。
機械
まあまあ、だからいろいろあった状態になってたのは分かるけれども、だからもう介護に海疲れて、もうどうでもよくなっちゃってる人のように見えたのよ、お母さんが。
プクちゃん
それもあるし、なんか鳥が来た時にさ、ついに来たかみたいなさ、でもその割にはナースさんからのコールに答えなかったのは何かなって感じだよね。
機械
そうなのよ。だからもう放置しちゃってるように見えたんだね。
プクちゃん
だから、その目を背けていた娘の死から向き合うまでのストーリーなわけでしょ。
だから、その母親側の心境は私には不自然では、不自然ではっていうか、分からなくはないなって思ったよ。
機械
なるほどね。で、ジャイアントオカニになってからの話だけどさ、チューズレーさんを背負ってさ、各国をあんぎゃするじゃない?
あれ、死の鳥の能力とかだと思うんだけど、世界中ワープとかできるのかね?
プクちゃん
わかんないけど、途中からはもう声が遠くから聞こえた。顎でフンってやったらもう、女霊じゃないけど、命を狩り取るってことができるようになってたよね。
機械
あれは頭の中に響く声を振り払ってたんじゃないの?
プクちゃん
そうなの?
機械
あれで人を狩り取ってたわけではないと思うんだけども、とにかくさ、オープニングの時の死の鳥さんっていろんな言語の人のところを渡り歩いてたし、
ジャイアントオカニのところも明らかに近所じゃないところとかでも狩りに行ってた気がするよね。顔が半分焼けたられてる人とかさ、
戦場なりなんなりとかでやってんじゃないのかなって思ったんだけども。
プクちゃん
そうだったのかな。
機械
そこにチューズレーさんを背負ってさ、どうやって行ったんだろうなとかね。だからデフォルトでワープ能力があるのかなとかさ、思いました。
あとチューズレーさん背負ってるとき微妙に大きくなってるよね、お母さんあれ多分。
プクちゃん
まあね、大きくなった方が力持ちになるっていいみたいな感じなんですかね。
機械
これをフルタイムの仕事にしたらどうかしらって。
プクちゃん
言ってたね。
機械
ちょっと面白くなっちゃった。何言ってんだこの人はって思って。
プクちゃん
だからさ、波打ち際で、なんかチューズデーのトークでさ、ペーって鳥吐き出して、話し合いが始まるじゃん。
何やってんのあれって見るシーンがあるじゃん。そこでさ、仕事にさせてもらえないかっていう相談をしてたのかと思ってたんだよね。
機械
チューズデーが手振ると遠くからデスさんが手振るところとかさ、愛嬌があるんですよあの人。
愛嬌っていうか、なんかちょっとコメディみたいな感じがあるよね、謎な。
プクちゃん
で、その鳥さんが出てくるまでのさ、お母さんがおしっこするシーン必要でした?
あんまりよくわかんない。
機械
おしっこするからって言ってちょっと遠ざかったんだけども、本当におしっこを出してるシーンをなかなか撮る必要ないだろうって思った。
プクちゃん
何なんですかね。
焼き鳥にして食べちゃった後も、代謝は普通に行われてて、一応人間っていうことでやってますって感じだったのかな?
機械
そうね。っていうか、この首なしのボディがさ、ドアをくっついてるシーンあったじゃん?
映画の独特な視点
機械
あれは別人ですよ。あのインコ、首のもげたインコが、それでも死ぬことができずに窓に突撃を続けているっていうことだと思う。
なるほど。なるほど。デスさんの体だったわけじゃないのね。
プクちゃん
最初デスさんが頼もうって来ちゃってるのかなって思ったけど、足はなんかすっごい細い棒みたいな、カナリアみたいな鳥がコツンコツンって。
顔が潰れちゃってるほど、だけど見えないけど死ぬことができないから、窓を突くことしかできないということなんじゃないかと。
機械
納得しました。あとあれだね、中嫌いさんが亡くなった後、様子を見に来たって。
プクちゃん
いい奴だよね。
機械
いい奴なんですよ。そこでウイスキーを出すおかん。
プクちゃん
ひどい。
機械
テーブルで向かい合う二人っていうのがさ、ウルトラセブンのメトロン星人のシーンを。
プクちゃん
ちゃぶだよね。
機械
見たことはないけどシュールなシーンとして有名じゃない?
そうね。
ちょっと思い出したらね。
ミームとして知ってる、ミームというか。
で、その後ね、飲んでって言って。
くちばしが引っかかってって持ち上げて、カシャン!
プクちゃん
なるほどって。
機械
なるほどじゃないんだよ。
プクちゃん
この映画2回ぐらいなるほどのシーンがあるんだけどさ、どっちも、なるほどって、ってなるんだけど。
それをね、もっとさ、わかるじゃん、そんな麦茶みたいな。麦茶かと思ったよ。
あんな入れ物に入れてさ。
機械
で、その後話してるシーンでずっとひっくり返ったグラスそのままになってるのがすごい面白くてさ。
てんてね。
プクちゃん
あとなんだけど。
機械
まあとにかく話がさ、あさっての方向に飛んでって、でもう最後にはその最初の目的通り、チューズデイさんの命を借りとって去っていくと。
いうところなんで、あ、帰ってきたよってなったんだよね。
俺はね、これ結構好き。
プクちゃん
不思議、A24なんだけど、意外とハートフルまではいかないんだが、かといってすげー嫌な気分にもならない。
なんかシュールな、サスペンス?
機械
サスペンスでもスリラーでもホラーでもないね。Cって言うならヒューマンドラマ?
プクちゃん
ちょっとコメディー味があって、なんか拍子抜けして笑っちゃうようなとこもあるし、
あと序盤なんだけど、この鳥居の役の中に、中の人、ニコラスケージとかだったら私すごいフに落ちるなって思ったね。
そうなの?君の中のニコラスケージってそうなの?
前の白いやつよりはね、オウム役ってなった方がね、ちょっとしっくりきそうな感じでしたね。
機械
愛嬌だね。愛嬌というか、なんというか。
予告も見なかったし、事前の情報も全然ないで見に行ったからさ、こんな話ですか?ってなってね。
予告見てないよね。チラシ見たかもしれないけど。
先週だから先々週ぐらいに初めてフライヤー見た。予告は見なかった。
プクちゃん
見たかもしれないけど記憶にないし。
で、まあ案の定パンフもない、グッズもないって、何年すくしのあれなんですけど。
まあなんかちょっとこう、ちょっと味がある映画でしたね。
キャラクターの魅力
プクちゃん
死っていうのをさ、なんか刈り取る係の人がいてっていうタイプの世界観で、死という現象がなくなってしまった場合、世界がどのような状況になるのかっていう、
まあ一種試行実験というか、そういうのとして、あ、なるほどねって思って、ちょっと面白かったんだよ。
機械
まあ試行実験はその途中のパニックのシーンだけだけどね。
プクちゃん
まあね。
機械
そっちがメインではないよね。人の死にどう向かい合うかっていう結構普遍的なテーマではあったよね。
プクちゃん
メインテーマはそこなのよ。
母親が介護に疲れつつも、娘のことは死んでほしくないし、その娘の死と向かい合える勇気というかさ、そういう気持ちのできないまま、
まあモラトリアムじゃないんだけど、現実から目を背け続けているっていうことに、どうやって向かい合うかっていうのの、
それがちょっと奇妙な死そのものが、お迎えでゴンスすることによって、具体的に向き合う。
機械
確かにね、そこに現存する死が。
プクちゃん
なんかどうやら幻じゃないみたいだっていう。
機械
概念じゃなくてね、チューズデーだけに見えるものでもなく、誰からも見える死がそこに。
プクちゃん
最初こそ、追い先短いチューズデーちゃんが見ちゃった幻で、
インナーフレンドっていうか、インナーチュードレンド、なんかイマジナリーフレンドか、みたいなやり取りでほっこりするっていうか、
悪魔と同口先で、千夜一夜物語とかさ、あんな感じでやり取りをしていくとか、そういう話なのかなと思いきや、
母ちゃんが出てきて、そっちかいって。
機械
効くよ、物理ってことさ。
本当に物理が効いてたもんね。
燃やせるし。
叩いて潰して、飲んじゃってっていう。
なんかオカンがこう、異形のものになっていくみたいな話、いや異形ではあったけどさ、かなと思ったけどね。
いやーもう本当にジャイアントオカンの絵がね、チープで面白かったんだよ。
プクちゃん
異形の出方が凝ってないんだよ。大きさなんだよね。
機械
大きさだね。雑で面白かった。
まあまあまあ。
こんだけとんでもない方に大冒頭されてるけど、思いのほかシンプルな話で。
プクちゃん
でもなんか最初どうなるのかなってすごいワクワクしてたよね。
機械
真っ黒血型で、私は汚いとかなんか言ってから、お風呂入りーよ、ほらーっつって、バチャバチャバチャバチャ、うっほっ、うっほっ、うっほっ、うっほっ、うっほっ、でシャフーンみたいな感じになって。
プクちゃん
その後ハグしてさ、でオカンと頭こうツンコしてお互いにノックダウンするとかさ。
機械
その辺ね、見ててね、なんかちょっとワクワクするんだよね、ああいうの。
面白い。何でしょうね、その生活に入ってくる侵入者的なイメージでね。
あのドラえもんとかオバキューとかね、そういうのもなんとなく思い出したんだよね、俺。このフジコフジオ漫画。
プクちゃん
なんか死神がこう、異種で、異種族っていうかなんか、現実のものならぬ存在が入ってくるって話は結構ありそうなんだけどね。
機械
あるとは思う。鳥の形をしてるのは初めて見たけど、そういう話もあるのかね。
プクちゃん
なんかああいうオウムの死神みたいなのが何かであるんですかね。
機械
どこかの伝承とかであるのかもしれない。南米あたりにありそうな気がする、なんとなく。
プクちゃん
オウムまたはインコだよね、あれね、鳥ね。
機械
オウムなんでしょうね、ああいうでっかいくちばしだと。
しゃべる系のやつ。
そう、声を真似るっていうところも話のポイントではあったからね。
お前、チューズデーにこんなこと言ってたやろがいい、つって。お前、嫌なやつだなって。
プクちゃん
海でのやりとりを逐一聞いてたんだ、完全再現。
機械
完全再現。そりゃ、逐一聞いてまして、丘の中にいたんだから。
どこにいんのかなーってね。ただ喉の奥だよね、胃袋だったのかな。
シュールな表現
機械
喉のね、おえってやってる口がね、中から光となって見えてるわけだから、食堂を通して見てるんだよね。
プクちゃん
そうなのかな、でもその割には周り明るいじゃん、その入ってるところ。概念的なスペースだったんですかね。
機械
まあね、能力も一体化してるわけだしね、単純に小さくなって中に入ってるだけだったら能力の異常はできないだろうし。
プクちゃん
でもなんか、耳の中に入ってるとか、ああいうシーン面白かったね。
大きくなったり小さくなったりっていうのを、画面の撮り方で表現してるんだけど、そんなに特殊メイクとか必要ないのに、すごい工夫でシュールな絵を作ってて、すごい面白かったよ。
機械
ジャイアントオーカーンはさ、距離で大きさをなんとかしてるシーンが多かったからさ、安っぽく見えて逆に面白かった。
プクちゃん
なんかイッチコックとかあの辺の映画っぽい感じになった。
機械
昔の映画の工夫で撮ってるみたいな感じ。
プクちゃん
これはこれでなんかいいもんだなって思って、予算をかけずになんか面白かった。
機械
今日はこれ見に行ってよかった。いいものを見ました。経験のひとつとして。