クリーパーのかわいさ
機械
クリーパーかわいすぎんか。
プクちゃん
かわいすぎたよー。
機械
あの気持ち悪いデザインで、なんであんなにかわいくできるのかっていうね。
もう、裏側から見るとさ、団子虫みたいな感じと、あとまるまる感じとかもそうだし、全体としてはクマ虫っぽいフォルムでさ、
トータルでキモいんだけど、あのかわいさは動きで出してるよね。
プクちゃん
そう、なんかもうめっちゃかわいかったじゃん。最後のゾコちゃんがさ、眼鏡猫の博士っていうか、翻訳機を発明してくれた人にさ、
なんかこんなフリフリのおべべにくるまれてさ、おくるみにされててさ、キューンって喜んでんのに表情がすごいの、もうあれ。
機械
そう、動きにその表情があるし、あと思い出したのが、パンダの保育所なんだよね。
中国でさ、いっぱいパンダ並べてるとこあるじゃないですか、ああいうちっちゃい子らが動き回ってさ、後ろの方でコロコロひっくりこげてるところとかさ、
まあとにかくその動物のかわいらしい動きのモーフィングとかをふんだんに使ってるんだろうね、きっとね。
プクちゃん
それがね、今回ね、本当にね、いっぱい集まるシーンもあるじゃん。
その子たちが結構繊細に動いてて、なんかそこがね、感激した。
機械
そう、もう全然話の本筋じゃないところで盛り上がっちゃうけど、まずそこだよね。
ミッキーの倫理的な問題
機械
そう、もうなんかね、例えばさ、車が来たから避けてるところとか、あとなんだろうね、いちいち表情があるのよ、わかるのそれが。
最初にさ、怪我したミッキーを運んでわっしょいわっしょいって運ぶところだよね、穴の上に押し上げるところとかさ、もうみんなで協力してさ、よいしょよいしょっていうのが動きから出てきててさ、
しかもおっきいのもちっくらいのもちっちゃいのもみんな協力してるところとかもさ、たまらんよね。
プクちゃん
たまらんよね、あと終盤なんだけれども、おっきいのの上にちっくらいのの上に一番ちまいのが乗ってもーってみんなでやってるところとかさ。
機械
そうそうそう、ちっちゃい子がそのちっくらいの上から転がり落ちちゃったりとかね。
プクちゃん
グリードアイランドとか暗黒大陸とかそんなあれかしら、ジンさんがさ、ボッていったらさ、小さい子がボッていってさ、おっきい子がボッていって、もっとでっかいのがボッていって、飛び出すドラゴンみたいなさ、ああいうのとかさ。
機械
あれは作った人が優勝ですね。
プクちゃん
ああ、優勝だね。いやもうなんか、俺のぬいぐるみぐらいグッズ出てないんかいって思ったら、いやもうなさすぎて聞いちゃったの、パンフ買うときに。
あのすみません、ミッキー17ってグッズ出てたりしないんですかねって。ちょちょちょ待ちくださいって言ってファイルをな、パーってやって。
あ、パンフのミニーの販売のようですってすみませんって言われて、あ、いえいえすみません、こっち。って感じの微妙な感じでさ。
機械
まあまああのぬいぐるみ作っても売れないは売れないだろうからあれですが。
プクちゃん
作るしか、作るしかっていつも作んないんだけどな私。
機械
ワンフェスとか行ったら作る人いるんじゃないかな。
プクちゃん
あれ好きな人絶対いるでしょ。あとさ、あの、まあやっぱりもうずっとクリーパーの話ばっかりしちゃうんだけれども、
たてばクマ虫、ダンゴムシ、うずくまればダンゴムシで、かつ毛の感じとか顔の感じとか象なんだよね。
機械
そうそう、それはね、まずあの目が象。
プクちゃん
そう、閉じてるときに、うまくその口のところの、何だっけ、触手じゃないんだっけ、触覚みたいなのが収まって作られる目つきが、もう象の瞳だよね。
機械
そう、あの目の優しさは象だよね。
プクちゃん
それで、それはそれとしてクパーってなったときは、もうクツル系かのような、すごいあれではあるんだけれども。
機械
覇客だから虫って言われてたんだけど、虫よりはどっちかと言うと哺乳類とか、甲殻類でもないか、甲虫っぽさがやっぱりダンゴムシだから。
プクちゃん
なんかニクニクし、アルマジロみたいな感じ。
機械
むっちりしてるよね。
なんとも言えない、いやーあれは秀逸だわ。しかもあのデザインに、すごい命の吹き込まれ方がしているっていうのが、もう感激しちゃうんだけど。
正直ああいうのが出てくる話とは思ってなかったから。
全然思ってなかった。
もっともっと使い潰される人間に焦点を上げてると思ったら、お話のスタートでもはやセブンティーンで始まって、セブンティーンとエイティーンの話だったじゃないですか。
とクリーパーちゃんたち、厳重生物の話だったので。
プクちゃん
あとはナウシカっぽいと思わなかった。
機械
それはもうぽいどころじゃないよね。
プクちゃん
意識してるよね。
機械
もう完全にオウムの群れじゃん。
プクちゃん
意思疎通ができる場合の、っていうね。
機械
ででででを見ても思ったんだけれども、ちょっとビランが愚かすぎるというか、なぜ高い知能を持った意思疎通できる存在に対して最初に選ぶ手段が皆殺しになるの?っていうのはね、わからん。
これは倫理的にどうのこのとかいう話ではなく、どう考えたって意思疎通できる相手だったら、交渉なりなんなり、会話を試みるのが一番得じゃんすか。
なぜ殺そうとする?
プクちゃん
まあ、ちょっとそれでも申し訳ないが、モチーフでさ、オロロロロってするところから、インディアン、ネイティブアメリカに対する侵略の時に一方的にもう無知だと決めつけて攻撃したみたいなのの、なんか彷彿させる感じであるんだけれども、
言葉がもう通じないもの決めてかかるんだよね。あれ何なんだろうね。
機械
そう、ネイティブアメリカのあれをイメージしてるのはわかるけれども、当時のアメリカに入職したイギリスからの移民だって、会話ぐらいは試みたと思うんだよね。
対話はしたよね、少なくとも敵対するまでには。いろいろ話してこじれて、利害が一致しなくて敵対するのはいいんだけれども、そのフェーズを経ずに殺しにかかるでしょっていうのがわからんのよ。
今回ね、翻訳機ができるっていうのがわからなくて、っていうのは百歩譲って許すとしても、翻訳機ができた後もそうだし、だから悪役の造形が納得いかんのよね。
プクちゃん
そうね、悪役代表はなんであんな人なんだろうかっていう。バカな宗教の盗撮りみたいなのと、そのバカな妻と、あとそれをなんか、摂政じゃないけど横で操ろうとしてるメガネ?
機械
スキンヘッドメガネ?
物語の深いテーマ
機械
操ってるっていうよりは、そう、なんかうまいこと操って処理しようとしてるように途中見えたんだけども、結局ただの太鼓持ちだったよね。あの謎のカルト宗教みたいなのも何らかのメタファーなのかね。
下手くそな宗教の歌をアーメンで締める。
プクちゃん
最後で流れて思い出したよね。
機械
下手くそなまんま、そのまんま流すのちょっと面白かった。
プクちゃん
いやー、秘伝シーンだった。あそこ結構カオスでだいぶ笑ったんだけどね。
機械
あの食事の時でしょ、ジェニファーに祈りを支える時にさ、イーロンじゃなくて、マーシャルだマーシャル。
プクちゃん
マーシャルさんは何かの宗教のトップで、選挙には2回落ちたけど、
機械
トップは地球にいるんじゃない?
そうか。
わからない、その移民団の中でまるっとカルト宗教になるのか、でもその地球とも連絡取ってるみたいだし、
それは移民関係のトップなのか、それともその宗教のトップなのかちょっとわからないね。
あなた方の虐待が目に余るから地球に連絡しましたって言ってたじゃない?
だからより上位の何かはいるんだと思うのよ、地球の方に。
まあ、宗教は地球であった何らかのカルトなのか、
それともその移民戦団の中で作られたものなのかはよくわからなかった。
プクちゃん
この人にはなんかね、教的信仰者みたいなのが旅立つ前からなんかいたんだよね。
機械
赤い服を着て、マーシャル万歳みたいな感じでやってる人たちがいて、
まあとにかくね、アホを担いじゃうと大変だよねっていう話でもあるわけだけども、
いろいろいたたまれない部分はあるよね。全然ロバート・パティソンの話にならないんだけどさ。
まあ彼が強いてあげられるさ、話からのフラストレーションの解放ということで、
カタルシスを得ますよという作りなのはわかるんだけれども、
まあそもそもさ、ああいうレベルでさ、人の尊厳を貶めて復讐されずにいられるという風に
考える思考が理解できないんだけども。
特に最後、ゾコちゃんを抱いてたメガネの女の子とかさ、
プクちゃん
普段からもうあそこの場にいる人たち、結構もう息を吸うようにさ、
機械
普通にさ、人権ないものとして。
あのメガネさん、ドロシーって言ったっけ?
あの子はちょっと最後にさ、いいやつっぽい振る舞いをしているけれども、
いやお前も危機としてミッキー殺してたよねってなるから、
一番なんだこいつって思うのは彼女だったりするのよね。
プクちゃん
マッドサイエンティストの類いじゃん。
機械
類い類い。
プクちゃん
研究のためだったら、好奇心の赴くままに素晴らしい成果を出してるんだろうよ。
でもさ、倫理観は一番ないじゃんこの人。
機械
そう、ぶっ飛んでるのよ。打点作戦の。
プクちゃん
レコベル?
機械
レコベル。そうなんだよ。
どう考えたって、すさまじい兵とミッキーの中に溜め込んで溜め込んで、
17世代まで生きちゃってるわけで、それで野放しにしとくっていうのもわからない。
せめてああいう扱いをするんだったら、日常生活の待遇は良くしてやれよと。
いいもの食べさせてやるとかさ、あるじゃん?
プクちゃん
その辺の想像がね、最初にさ、クローンは倫理的にどうなのかとか、
そういう話し合いの時点で、そこまでの船の中でのミッキーの運用がさ、
だんだんだんだん流れで決まってきたって感じはするんだけれども、リスク平地が全然できてない。
機械
そうなんだよ。だからこそ演説してる時に18が銃持って入り込んできちゃうわけでしょ?
おかしいって。
プクちゃん
話の流れのさ、想像した一つとしては、もう18がさ、トウドリを全部殺すとか、
全然許された展開ではあると思うのよ。
機械
だからそのミッキー、クローンを運用してる人たちも、
もう何度も繰り返してるうちに感覚が麻痺して雑になってきたってことなんだろうね。
そのコピー機から出てくる時にもさ、ストレッチャーを下に入れ忘れてボトッと落っこっちゃったりとかさ、
そういうシーンもあったし。
プクちゃん
最後垂れ流しだったもんね。
機械
まあ小説、原作小説あるらしいんですよ。
ミッキー7らしいんだけど。
そっちの方でまあそういう経緯も描写されてるのかもしれないけども、
まあさすがに映画だとね、というところかもしれない。
まあとにかく、違和感はあった。
いやそれはひどい目に合うよね、というふうに思いました。
プクちゃん
それこそ、めちゃめちゃ自分のコピーを作って反乱を起こすとか、そういう話になるのかと思ったもん俺。
機械
そこはね、ちょっとね、ミッキー7がちょっとその、前世に寄ってる部分が非常に、
プクちゃん
女の人、できた恋人っていうかさ、恋中になった人にさ、
映画『ミッキー17』の魅力
プクちゃん
最後まで一緒にいてくれたのは君だけだったって抱かれてる時とかさ、
ミッキーだってんだっけ?なんかマリア様に抱かれてる神様のさ、絵のさ、忘れたけどさ、
あんな感じで、ちょっとなんかその、聖人みたいな、そういう感じに、
だからあの、割と平和的解決にいく、自分からこう復讐とか攻撃とか過激なことはしないタイプのミッキーとして描かれてるので、
機械
まあ死ぬ時に抱かれたのは別にセブンティーンじゃないけどね。
セブンティーンにある。
ただまあ、ミッキーによっても性格が違うってそのナーシャが言ってたって言うから、
17は特に正真者というか、内気寄りの、そして心優しいミッキーで、
プクちゃん
マイルドって言われてたね。
機械
そうね。で、ハバネロが18か。
ハバネロね。
そうで、その食事会の話を聞いて生き残る18と、しょぼくれたまま喋るセブンティーンの、
ああ、そこすごい面白かった。
これはもう演技力よってなったよね。
これがすごいロバート・パティンソンすごいってなってて、もう本当に面白かった。
本当に破裂しそうなくらい怒ってるハバネロとさ、しょぼしょぼのマイルド。
プクちゃん
同じ顔でもう本当に同じ人なんだけど全然違うの。
そう、一人二役面白かったあれは。
倫理的問題とクローン技術
機械
っていうかもう実際にね、顔つきがただ立ってるだけでも違うからね。
プクちゃん
なんかイカツイ感じがするんだよね、ハバネロさん。
機械
そう、ハバネロなんか眉毛すら太く見えるもん、俺。
プクちゃん
なんかかっこいいよね。
機械
実際メイクで太くしてたりすんのかな、その微妙な違いとか。
プクちゃん
わかんないけど、一人でなんか、あれだ、ザ・バットマンとベン・アフレックを演じ分けてるかのようなロバート・パティンソンなのにみたいな。
機械
いやいやいや、ザ・バットマンとベン・アフレックのバットマンじゃどっちもイカツイからあれだけども。
プクちゃん
でもなんかちょっとやんだ繊細さがあるじゃん、ザ・バットマンの方って。
機械
確かにね、マッチョかそうじゃないかの違いはあるね。
プクちゃん
あっちはさ、ベン・アフマンごついじゃん。
機械
そうね、顎割れてるしね。
プクちゃん
ロバート・パティンソンがなんかすごい叫んでるシーンあったじゃん。
パープル・ジョーを撃ちます。なんかアレルギーが人工肉食べた後、大変だって。これ開発したパープル・ジョーを撃ちましょうって。
ブスーって、首にブスーって。
すっごい叫び声出すじゃん。
もう私あそこさ、大笑いしてたんだけどさ、本当にすごいいい叫びよね。
なんていい演技するんだろうこの人って思いながらね。
機械
確かにいい演技だけど、苦しんでるとこなんだから笑うなよ。
プクちゃん
笑ってるっていうかね、もうひたすら感激してるだ。
機械
そこはすごかった。
で、ナハシャはなんでそこまでミッキーに惚れ込んでたのかわかんないけどね。
プクちゃん
たまたまなんか最初入職初日に、なんかおかわり取ろうとして怒られて、ひょーんってみんな盛り上がってるけど、なんかってやってた目があったんだよね。
機械
まず顔がどこの身だったとかそういう話なんすかね。
プクちゃん
わかんない。そこまで2人が熱烈になんか惹かれ合うっていうのに根拠っていうかちょっと乏しいというか。
機械
映画の中ではなかったよね。
その食事のシーンもさ、ちょっと余計につまんだらさ、7%カロリーオーバーですって言ってさ、返されるじゃん。
その後演説で叫び続けると5キロカロリー消費されて、
で、それは君たちの食事の2%だって言ったの。
ってことは一食に150キロカロリーしかないんですよ。
プクちゃん
そうなんだ。たくさん腫れやい人だ。
機械
ひどすぎない?っていう。
それでいて自分らはすごい豪華な生活をしてるわけでしょ?シャンデリアまで意味に下げちゃってさ。
そういうところでさ、ミッキーだけじゃなくて、他のね、移民団の人たちだって反乱を起こしかねないなって思ったのね。4年の間に。
プクちゃん
非常に粗末な扱いをされてるんだけど、それを宗教っていうか教えとかのさ、名目でさ、そういうもんだっていう風にさ、して統治っていうかさ、管理してるわけでしょ?
ひどいよね。だからもう、植民選自体にその、そもそも尊厳みたいなのが乗り組みについてはさ。
機械
まあだから、すごく世界の食図的なアイロニックな視点が盛り盛りだったよね。そのミッキーだけじゃなくて、全体的に。
パラサイトとかもそうだったけれども、そういう搾取される側を描くのが得意だったりするのかな。
プクちゃん
あとこの人の、ポンジュノさんの映画で出てくるセックスシーンは、毎回面白いの何なの?って思う。
機械
今回タイが記号になってるの良かったね。
あれは最後のね、伏線になってるしね。
あとその、マーシャルか。マーシャルがマークラファロだって気づかなかったんだよね。
プクちゃん
どちらさんで?
機械
緑のハルク。
プクちゃん
え、アベンジャーズとかに出てる?緑のハルクの?
随分印象変わるね。
機械
キャスト見て、マークラファロ、マークラファロって聞いたことあんな誰だっけって、ハルクじゃーんってなったの。
プクちゃん
あ、そう。自分の黒歴史見て、あちゃーってやってたのハルク。
機械
あんな理智的な博士がさ、悪役。
プクちゃん
随分ガラッと変わった役を。
機械
雰囲気が全然違うから、気づかなかったけども、確かに顔は一緒だなって。
役者さんってすごいね。
すごいね。
プクちゃん
あれ、ドロシーじゃない?マーシャルのさ、奥さんの役やってた人誰?
機械
トニコレット。トニコレットは、ヘレディタリーに出てた人。
プクちゃん
ヘレディタリーのお母ちゃん?
機械
お母ちゃんかな?
夫が爆死した時のさ、顔がすごかった。
すごかったね。
人の顔ってこんな形になるんだ、みたいな歪め方だ。
プクちゃん
リアルマンクって感じになったよね。
機械
すごかった。それも演技力。
プクちゃん
ほら、あのソースの趣味は?
ね!
ソースを作るんだけど、自分で食べなくて、人に味見させて。
機械
クリーパーの尻尾で未知のソースが作れるとかさ、
あのソースへのこだわり用が謎。
プクちゃん
あれ、ゾコちゃんの尻尾でしょ?
あそこもね、尻尾がみーっと見るとかさ、
クリーパーの造形が細部までこだわられて、すげーなって思ったんだけど。
機械
あの尻尾食えた時の、痛い!っていう。
プクちゃん
キャーって言って、下にいるクリーパーたちも共鳴してるわーって言ってるから、
で、中のゾコちゃんとか、ルコちゃんがどういう目にあったかっていうのもさ、
機械
そうだね、テレパシー的なものがあるんだろうね、たぶんね。
あと、思ってた話と違ったっていうのはさ、
僕、この映画の予告を見て、想像したのが、月にとらわれた男っていう映画なのよ。
どんな映画かっていうと、月で働いてる労働者、
3年の任期で、その月での調査研究のための労働をしてる。
で、もうじき任期が切れるっていう時になって、
まあちょっと体調が悪いなぁみたいに過ごしてるんだけれども、
ある日、なんか侵入者だったかな、一人の人間が出てきて、
誰だってなったら、ジブニャン家ってなるの。
まあ結局、クローンで使い潰されて、
その柔道をさせられていたっていう話なんだけれども、
そっちの方はさ、自分がクローンだっていうことを自覚してないの。
だから3年で帰還させてあげますよって言われて働いてるんだけども、
3年で使い捨てられて殺されて、次の送り込まれるだけだったっていう話なのよ。
だから思いっきりシチュエーション的には一緒でさ、
それを連想したんだけれども、これは何というかもう、
みんながみんなそのクローンだって知ってるし、本人も知ってるし、
あっけらかんと使い潰されるしで、もう全然空気感は違ったよね。
だからそっちの方もイメージしたから、もっと重たい話をイメージしてたんだけれども、
割とひどい話ではあるんだけれども、明るいテンションで終始進んだなっていう感じ。
プクちゃん
楽しい雰囲気で進むんだけど、めちゃくちゃ皮肉が効いてるのと、
あと私久しぶりにあの涙が出たんだよね。
18号がさ、マーシャルと巻き込んで爆死するシーンでね、
なんかちょっとね、あれ、ガーってなっちゃったね。
その方ぶりになんか、わーってなった映画だったな。
機械
で、まあその同一人物が2人で会ってしまうところ、
ナーシャがミッキーが2人も超ラッキーって感じで、はしゃいでるところが面白すぎてさ。
プクちゃん
でもあれはお薬が決まっちゃってたんでね。
機械
まあそうなんだけども、もう女神として描かれてるさ、ナーシャのその、
プクちゃん
ウヒョーって、私の男が2つに増えたみたいな。
両手に星をアハハハって。
機械
あそこのテンションが面白かった。
あれじゃん、もうマジ最悪、彼氏が別れたってやつ。
プクちゃん
今増えすぎて17体になってる。
ほんとにそれじゃん、18体になってんだよな。
機械
うちに勝ち目はないんだってさって、強い、勝てないの、あれを思い出しちゃってね。
プクちゃん
それ上映中に思い出しちゃった。
機械
ちょっとね。
でもまあリプリントの技術っていうのはさ、やっぱり命がけの移民団に対して有益な技術だと思うので、
全員のねバックアップを取ってから旅立つぐらいね、やってもいいのかなとは思ったけどね。
プクちゃん
それはただ一人のエクスペンダブルズっていう役職の人であるミッキーのみにね、なったっていうのは。
機械
まあだから宗教やら倫理やらのいろんな議論があった上で、そういう形になったという舞台設定、シチュエーションを作るための設定ではあるけども、
もうちょっと少数精鋭のさ、移民団入職者の舞台、専権舞台でみたいな話になる方が自然な気はする。いきなりあんな大勢ドーンと行くかなっていうね。
記憶のメモリーと表現
機械
あとバックアップといえばさ、記憶のメモリーさ、レンガ。
プクちゃん
あれレンガには何か意味あるんですか?
機械
いやーだから原作が小説じゃない?だからサイズ感からレンガとか描写されてたのが、おいおいそのまんまレンガにするやつがあるかいみたいな冗談だったのかなってちょっと思った。
プクちゃん
あーなるほどねー。
機械
わからんけどね。
プクちゃん
リューモアなのかね。
機械
本当にレンガにするなよ。
プクちゃん
本当にレンガやないかいってなっててね。
機械
そうそうそう。
プクちゃん
あれがドンキーになって何かとっついたりするとか、そういう節があったりするのかなとかちょっと思ったけどなかったね。
機械
でそのせっかく一人連れて行ったエクスペンダブルをさ、バックアップを壊して殺してやるぞみたいなこともやるし、いやなんでそんな無駄なことをするのだということは思ったね。
まあ脅しだったのかもしれないけどさ、嫁さんの方はボタン両方押しよっかみたいなこと言ってたけどさ。
強かったよねー。
まあとにかくだからヴィランが徹底したアホだなというところはありました。
だからエイティーンが爆死するところもね、悲しさよりもザマーが先に来ちゃったかなこれ。
むしろ周りのクリーパーたちが巻き込まれてないか心配になっちゃった。
プクちゃん
あとはあの、18?ハバネロがそういう自爆っていうね行為を取ったっていうのがね、17と18がいて、どっちかっていうと相手を出し抜いて生きに行こうとするのがハバネロなんじゃないかと思うんだけど、
そこらへんはなんかいろいろ思うところがあったんですかね。
まあね、その前にも自分があいつを暗殺しに行く、殺しに行くっていうシーンもあったし、もうぶっ殺したいが先に勝っちゃったんじゃないかな。
機械
取引として一人死ななきゃいけないんだったら、あいつを殺して俺が死んでやらーみたいな。
プクちゃん
マイルドさんにはできない所業だ。かといって、18は18で一緒に平和に生きて、もうあいつだけ、マンシャルだけ殺せばよかったのにとか思ったりした。
もうあそこにはさ、あの、ママ?ママクリーパーさんもさ、ちょっとさ、目赤くしてさ、えーってなってたじゃん。
機械
マザークリーパーか。
プクちゃん
マザー、めっちゃ話わかる人だったね。
もうあそこらへんの翻訳とかはね、トントン拍子に済むんですけど、
いやもうなんか最初にさ、一番最初にこのミッキーの予告を見た時に感じた第一印象そのまんまの、あの良い映画だったので、私は本当にね、良かったなって思ったんだけど、
ただなんか、あのー、ツイッターとかでさ、見てたら、なんか思ってたのと違かったなって言ってる人がいて、
それって、あの例の後から、日本の俳句が作った、ノリの軽い方の予告を見た人なんじゃないかとちょっと思ったりしたんだけど。
機械
いやー、俺むしろノリの軽い予告に近い映画だと思ったけどな。
そっか。
俺が思ったのと違うっていうのはさっきも言った通り、月に囚われた男だと思ってたけれども、設定だけ似通ってて内容は結構違ったなっていう。
やっぱりその、厳重生物が絡んでくるということを思ってなかったので、人間だけのドラマになるかと思ってたところが結構違ったなと。
あとは、あのー、もういきなりセブンティーから始まって、ずっとセブンティーの話だと思ってなかった。
プクちゃん
あ、それはそうね。もっともっとすられるのかと思ってた。
機械
むしろワン、ツーあたりから始まって、どんどんどんどんってやって、そしてセブンティーの番、みたいな話になるかと思ったら。
プクちゃん
世代の割とまたぐ話なのかなーって思ったら、あのー、セブンティーそのものが主人公だっていうね。
機械
そうね、もうシックスティーマーでは半分ぐらいがウイルスの研究に使われて、使い捨てられてたから、そういう意味では予想と違ったよ。
プクちゃん
あの最初にさ、リプリントとか、クローンの技術を開発した時に、3人いる中で1人サイコパスがいてさ。
機械
そうね、困ったことに1人サイコパスだったので、みたいな。
プクちゃん
自分ね、1と2が、アリバイ係と実行係でって言ったら、なんと3人目がいました!みたいな感じで。
機械
それはね、結局マルチプルが悪いんじゃなくて、そいつがサイコパスなのが悪いんだけどね。
設定を作るためのね、これは近畿ですっていう、設定ですっていうだけの話だからあれなんだけど。
だからまあそういうね、人の動きとかも含めてツッコミどころは多いんだけれども、
その描きたいところというかね、はしっかりちゃんとえぐり出されてたし、クリーパーが可愛かったし、なのでもう僕はこれは、
ゼ!大変面白い映画でした。
キャラクターの描写とスタイル
プクちゃん
私も超ゼ!でさ、これ。とりあえずね、あれだわ、ランキングが塗り替わりました、ようやく。
機械
おー、なるほど。ない?
プクちゃん
1、人に文句なくオススメできますぞっていう映画のランキングと、
自分が大好きなのを1つあげるとしたらどれ?っていうのだったらさ、また違うじゃん。
これは非常に好きな映画だったの。
今、今年で見るんだったらどれがいい?って聞いてあげたら、今だったらトワイライトウォーリアーズとかすっごい面白い映画オススメじゃんって進めるけど、
機械
ミッキーはさ、人によってさ、好みがかなり分かれそうな感じはする。
かなりいじめられるシーンも長いしね。
プクちゃん
そう、残酷というか、見た目にうわって思うシーンもあるし、
だから、何人に、それこそポップなCMを作ってまで呼び込むかって言われたら、私はどっちかっていうと否なのよ。
仲間にひっかけられたゾコちゃん。
完全にナウシカのあれよな。
機械
そうね。
プクちゃん
急にぶら下げられて。
機械
そうね。
尻尾は切られちゃったし、つり針支えたところも痛いやん。
そのママのマザーの唾液で治せるのしかね。
プクちゃん
洗ってたよね。おいでーって言ってくるくるってされてさ、あれ治せたんか。
怪我して痛かったねーって。
すごい優しいよね。
それこそさ、小僧にさ、鼻で水かけてクリクリするさ、母僧みたいな感じの優しさしかねー。
優しさと慈しみな。
機械
そうね。
プクちゃん
たまらねーわ。
機械
あの辺だけ切り抜きで見たいわ。
