1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #158『オッペンハイマー』の感..
2024-03-30 32:34

#158『オッペンハイマー』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

途中から呼び方がオッペンになります

() 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』 : ドイツの暗号機エニグマを解読するプロジェクトを主導する科学者アラン・チューリングをベネディクト・カンバーバッチが演じた。研究バカのコミュ障カンバーバッチがチームのメンバーと打ち解けようと唐突にリンゴを配りだすシーンが狂おしく好き。

() すっぽんぽんのおっぺんとすっぽんぽんのぴゅー : ひらがなで文字起こしされた字面が半濁音多めで面白かったので。

() 『ザ・ファブル』 : 一般人として暮らす元・伝説の殺し屋を描いた人気漫画の実写化。佐藤二朗のタコちゃん社長がちょうどいい塩梅の佐藤二朗で大変良かった。

() ヤクザ二人の格闘シーン : 柳楽優弥と向井理。見事にクズを演じきる二人が延々泥仕合をしており、勝敗の行方が心底どうでもいい。

() 『FALLOUT4』 : 放射能汚染されたアメリカで、突然変異した野生動物を狩って食ったり、暴力で敵対勢力から物資を奪ったりして生きていきます。押井守のプレイ日記が異様に面白いのでぜひ。

() 『アステロイド・シティ』 : ウェス・アンダーソンらしいポップな色使いとひたすらかわいい小道具大道具。内容は鑑賞当時はよく分からなかったけど、今なら少し解像度が上がっているかも。

Summary

オッペンハイマーという物理学者のイメージが全然違うことに驚き、彼の女性関係や政治的な影響力について知ります。映画『オッペンハイマー』は、彼の苦悩や原爆開発後の立場に焦点を当て、戦後の話がメインとなっています。 原爆資料館の衝撃的な経験や映画『オッペンハイマー』の描写について話し、アメリカの共産主義嫌いについても考察されています。 オッペンハイマーの決断や核爆弾の使用についての論調や、科学者としての興味、物理学のモチーフなど、映画「オッペンハイマー」に関する意見が交わされています。

オッペンハイマーのイメージと女性関係
われわれ歴史に関しては、めちゃめちゃ不勉強なので、
アホのヨタ話になるな、前提で。
もう、絶対そうなるよね。
話しますけど、まず思ってたイメージがさ、全然違ってさ、
こう、何?物理バカで、学者一辺倒みたいなキャラクターだと想像してたんですよ、オッペンハイマーが。
全然違ったね。
わりと女性にだらしなくて、政治的な影響力とかも駆使したりとか、街を作っちゃったりとか、
すんごいエネルギッシュなリーダー体質の人なんだよね、役者さんのこの細くて病弱そうな外見と違ってさ。
確かに、もっともっと何か、科学しか取り柄がないので、周りに利用されたタイプの人なのかなと思いきや、そうではなかった。
全然違うんだよね。それがびっくり。
なので、見る前は、イミテッションゲームのベネリックとカンバーバチみたいなのかなって想像してたんだけども、
そんなことはなかったぜってのが第一印象。
で、まあ、原爆開発の話というよりは、どちらかというと戦後の話がメインだったね。
開発した後に、その立場というか、なんて言うんでしょうね、責任問題みたいになっていくじゃん。
いや、俺も最初よくわかんなくて、大量虐殺兵器開発に対する責任問題を諮問されているのかと思ったら、そうではないよね。
オッペンハイバーの野郎は、その良心の過酌やらなんやらで、国の原子力政策に対して反対してるから、政治家からすれば目の上のタンコブで、
なおかつ、ロバートダウニージュニアからは、個人的な恨みもあって、機密情報へのアクセス権の更新を認めないってされたわけだよね。
オッペンハイマーの立場と政治的影響力
だから、大量破壊兵器を開発したことによる責任が問われているわけではないよね。
むしろ、責任を取ろうと少しでも尽力しようとしたけど、ストローズの野郎に詰められて、その権利を剥奪されてしまったと。
国の方針とも違ったし、目の上のタンコブであるところ。
で、最後の白黒でやってた校長会的なのは、逆にストローズさんが出世する何らかのポストに就くための審議だったんだよね。
だけど、いろいろオッペンハイマーを追いやったところの証拠を次々に挙げられて、詰められていくストローズだったよね。
だから、ちょっと時間軸がわかりづらくってさ、混乱したんだけど、最後の方でそういうことなのかってわかった。
白黒のシーンって昔っぽいっていうイメージがあるので、
一番新しい時代が白黒なので。
そこら辺も、おそらく新聞を受けている会議ではあるんだけれども、カラーの部分と白黒の部分で時系列が感覚的に逆になった。
誰の何の新聞をされているのかっていうのがわかるのに、相当時間というか、話を聞いてて。
結構、ハイコンテクストなのか、翻訳がおかしいのかわかんないんだけど、時々、「ん?」ってなるセリフがあってさ、
電車の中でさ、初めてラビさんと会った時かな、なんか話しててさ、いきなりラビさんが、「うせろ!」とか言うんだよね。
ごめん、前半ね、会話劇じゃん。すごい。
訳わかんなくなっちゃって、ちょっとうとうとしてたところがあるかもしれない。
そうなんだよ。とか、時々ね、「え?このセリフどういう意味?」みたいなのがね、ちょこちょこあって。
だから、前提条件を色々知らないとわかんないのか、それとも字幕になることで情報がやっぱり削ぎ落とされちゃって、ちょっとわかんなくなってるのかがわかんなかった。
今回も字幕の内容を頭で理解しようとするのに一生懸命すぎて、ちょっとね、なんかわからないなーってふうになっちゃって。
あとは登場人物が多すぎて、で、ちょっと出ただけの人間も名前だけで呼ばれるから、そう、把握するのが大変だったというのは正直ある。
そう、なんでこのメガネ君気持ち悪いとか言われて、なんであんな奴と握手するのよとか、その理由がわかんないなーとか。
あいつはテラーだよね。
テラーだっけ?なんかわからない。
あいつは開発時に水爆開発したい君だったから。
映画『オッペンハイマー』の苦悩と戦後の話
なんで気持ち悪いって言われてたの?
いや、普通にオッペンハイマーに対して不利な証言をしてるのに、握手なんてしてるから、なんであんな奴とって。
で、最後の最後年取ってなんか表彰されて立てもらった後改めて握手してたね。
で、奥さんにも求めるけども、奥さんは。
しないでーって言ってたよね。
で、大量破壊兵器を作ったことに対する罪みたいなところがどういうふうに書かれるのかって思ったけど、
見ててね、思った以上に心が動かなかったね、僕は。
割とどうでもよかった、彼の苦悩とか。
日本での公開をするかどうかで結構議論が起こった経緯があるけれども、
そこまで?って思ったね、この映画。
思ったんだけど、私日本人だけれども、結局興味本位でこの映画見に来てるしなって思ってて。
だから大方の日本人というか現代に生きる日本人のね、ほとんどは戦争を知らないし、
過去の話だし、広島長崎の人間ではなければ、やっぱり言い方は悪いけれども、どうしても自分ごととしては考えにくいんだよね。
もちろんその広島の原爆博物館とかに行って衝撃を受けた人とかさ、
あるいはもっと真面目に人権だとか戦争だとかそういうことに考えてる人は別だけども、
大方の普通の人間っていうのは、そこまで深刻に捉えることができない。我々も含め。
なんでさっき驚くほど心が動かなかったっていうのはそういうこと。
だからオッペン・ハイマーの苦悩っていうのも、なんかね、それはもう自分が開発した爆弾で何十万人も死んだっていうのは衝撃的ではあろうけれども、
理屈としてそう思うだろうなっていうことしか自分の感情としてはわからなかったのね。
自分が発明したもので、過失が起こってしまいましたっていうのを。
過失が起こったってわけじゃないんだ。はじめからそう使うために作ってるんだから。
わかってて開発したのにっていうことだけども、で、一方でめっちゃ大喜びしてたり、オッペン・ハイマーを英雄として叩いてるアメリカ人たち。
こいつらに腹が立つっていうこともなく、やっぱり現代に至るまでアメリカ人の一般的な感覚ってこんなんだろうなというふうに思って。
原爆のせいでアメリカは救われましたって言ったら、行動の人たちがワーって喝采して、オッピーコールをして喜んでね。
足踏み、ダンダンダンっていうのは時々ね、オッペン・ハイマーの頭の中で聞こえてくるんだよね。
あの足踏み、たたえる足踏みがもうトラウマなんだろうね。
あれと爆発の音が重なる感じでフラッシュバックするっていうシーンが結構あったよね。
最初の実験の時に光だけが強烈にきて、音が遅れてくるっていうところにかぶせて、たたえる民衆というか、あれはロスアラモスの人たちか、
人たちの声が全く聞こえなくなって、光がパーッとなった後、突然音が来るみたいな、あの演出は秀逸っていうか、よかったよね。
この映画ってさ、ずっと四六時中スリリングな音楽がジャンカジャンカ流れてるじゃないですか、ずっとカサスジャン、なのにあそこのシーンだけが無音になるんだよね。
あとは、アイマックスで見てよかったと思うのは、実験のシーンが眩しかった音。
光のパワーで、その衝撃が伝わってきたなと思って。
ちょっと目を細めちゃったもん、あのシーンが。
珍しいよね、あそこまで眩しいっていうのは。
で、あのフラッシュと、実際に焼けたられる人間の映像が頭の中に浮かぶじゃない?オッペンアイマーの。
あれがさ、実際に焼かれた日本人、アジア人じゃなくて、白人の子供なんだよね。
その辺にいる人たちが焼かれ燃えてたね。ロスアラモスの人たちが。
だから、ものすごい罪悪感を持ってるのはそうなんだけれども、日本人に対してではないんだよね、おそらく。
自分の…
開発した爆弾で、世界中が開発競争になって、核が拡散してしまうということに対する罪悪感だと思うので。
最後のアインシュタインと話す会話でも、我々は世界を壊してしまったみたいなことを言うじゃない?
罪悪感はそこに対してであって、多分広島長崎の人に対してではないんだろうなって感じた。
この映画に登場している大統領とかさ、広島はーって言ったら、長崎もですって、そうそうそうそう、なんだっけとか言って、別にどうでもよさそうだったもんね。
トルマンのバカ社長っぽさが良かったな。
でも、両親の過酌に囚われているオッペハイマーに対して、広島長崎の人間が、日本人が憎むのはお前じゃないと。
落とした私だというところになった時に、なるほど大統領っていうのはバカ社長が大統領になっているわけじゃないんだなとは思った。
だけども、その後、あの暗いベイビーが二度と呼ぶなとか、本人が聞こえるように言っているあたりで、あれやっぱりバカ社長なのかなって思ったけど、クソいよね。
どうなんでしょうね、この映画の論調としては、オッペは悪くないよと、ただその時の国の雰囲気とかね、ナチスが我々がやらなきゃ開発しちゃってたでしょっていうような、言い訳がましさは感じるよね。
世界平和のためにとか言ってたじゃん。
だからそれが、もう本当に言い訳そのものっていうか、手段を選んでられなかったんでしょう。
だから、いずれ開発されてたのは間違いないだろうし、ナチスが最初にその力を手にしてしまったらっていうような事情は分かれども、
分かれども、まあ負には落ちないよねっていう、その辺がすっきりしないところで、しょうがなかったんだよって言われたら、しょうがなかったんだろうねとは思うけども、そんなこと言われましてもっていうのが率直な気持ち。
ただひたすらその言い訳を聞いているような感じ?
そうね。だから、心が動かずにスーンって感じで見てた。苦悩してるんだよ、両親のかじゃくにって言われてもって。
そうか。
そうだな、君も大変だったなって言って終わってしまうね。
あとさ、不倫のシーンがさ、傍聴席でいきなりすっぽんぽんのなってるおっぺんのところにすっぽんぽんのピューがまたがっているっていう。
そこは演出よく分からなかったね。
いらんくね?こんな力の入ったシーンって。
夜を共に過ごしたのかって言われたら、はいって答えるだけでいいのにさ、そのまたがってるピューとさ、奥さんキャシーを目合わせさせるっていうのもよく分かんない演出だったね。
そこを強調するところなのかなって思いながら、変わった絵面だなとは思うけど、ここに力入れる意味って何なんだろうとか。
そもそもキャシーも、不倫関係から嫁にしたわけでしょ?
そうだっけ?
さらに他の人とも不倫してたし、だから結構なろくでなしなんですよ、おっぺんさん。
そういう無病の人ではないというところで、ロバートダウニージュニアの役名を忘れた。
ストローズ。
たくさんストローズがあると想像してください。
ストローズに利用されて、追い落とされたわけなんだけども、
だからまあ、どっちも別に失脚していいやって思えるので、どうでもよかった。
この気持ちは、ザ・ファブルでヤクザ二人が対マンでやり合ってた時、どっちが負けてもどうでもいいやって気持ちで見てたのに似てるわ。
誰と誰だか、俺役者の名前覚えらんないから出てこないんだけども、主人公じゃないヤクザ二人が格闘してるシーン、結構長い尺取られてたんだけども、
クッソどうでもよかった気持ちに似てる。
だから、超他人事なわけだね。
そうなんですよ。
これっぽちも当事者意識なんてものが。
日本人であるからには、これっぽちもとは言えないけれども、歴史上の話であって実感としては感じられないな。
原爆資料館と映画『オッペンハイマー』
私は原爆資料館に見に行って、そこでうわーってなって、思わず帰りにそこら辺にいた募金の人に紙のお金を渡しちゃったぐらいには衝撃を受けたのね。
ちなみにその募金の人って、たぶんその辺の野良のどうでもいいおじさんが勝手にやってるやつだったってことは後に気づくんだけど、いまだに思ってるんだけど、
そのぐらいに心が弱るぐらいにはダメージを受ける絵面だったのよ。
で、今回の映画にもガリを浴びてる人たちの皮が剥がれていって、黒くなった焼け焦げたムクロを踏みつぶしてしまうってシーンがあったけど、やたらと綺麗に描かれてるなぁとは思ったんだよね。
僕もたぶん原爆資料館を直接見たら、たぶん心が痛んでダメージを受けると思うんだけども、今回の映画では全くそれがなかったってこと。
やっぱりアメリカの立場から作った映画だと、こうはなるだろうと、そんなに衝撃的にショッキングには作れないね。
結局アメリカ人によるエクスキューズみたいな。
の側面はどうしてもね、あるよね。無病とは言えないけども、どうしてもやらなくちゃいけない事情があったっていうのが一般的なアメリカ人のスタンスだろうから、
それはこうなるよと。別に日本人としてそれに不満を述べる気はない。
こんなもんだろうねって思う。ことさらに悲惨さを強調した映画を撮れなんて言う気はない。
今回はオッペハイマーとストロースの揉め事が主題であって、
実は核の被害そのものに関してはね、中心に持ってくるお話ではないね。
原爆っていう一つの新兵器に関して、その周りの政治的な動きとか、
あとはそれが世界中に拡散してしまうということになった事実。
あいつ最初からソ連のスパイだったよって。
あと見てて思ったのが、アメリカの共産主義アレルギーというか、
やっぱり共産主義が大嫌いっていうのはいろんな作品で見るもんね。
赤狩りっていうんですかね。
僕がね、初めてそれを感じたのはね、フォールアウト4っていうゲームなんだけど、
核戦争後の世界、転んだ後の世界で人間がなんとかしぶとく生き延びて、
殺し合いをしてたりするわけですよ。いろんな勢力になってて。
その中のイベントで、自分で掘り出した過去の超兵器を組み立てて動かすっていうのがあったのね。
そしたら出来上がったのは巨大ロボットでさ、
その巨大ロボットが自動運転で共産主義者は死ね、愛国心とか言いながら周りの人をレーザーで焼き払っていくロボットで。
控えめに言って頭おかしいんだけども、アメリカ人の共産主義嫌いってここまでかって思いました。
アメリカのゲームなの?
アメリカのゲーム、言い忘れた。
大爆笑しちゃったんだけど。
共産主義にしよう、民主主義に回収しない人は死ね、愛国心。
そう、愛国心がつくの。
というのがアメリカ人の共産主義嫌いを実感した初めてだったんだけども、その後映画をよく見るようになって、やっぱり共産主義に対する圧の強さ、日本だってそんなに大きくは違わないんだけども。
アメリカが国をまとめるための共通的として、最初ナチを槍玉にあげてたのが、次は共産主義が相手になったわけでしょ?
それで冷戦行動になっていくわけだし、でも核を開発している時から共産主義に対するあたりは強かったね。
核で、各々の核を開発所持していると思われるっていうのを探り合って、冷やーっとした均衡状態になりますっていうのが冷戦状態なわけでしょ?
それが40年続きました。
でも、あんな大気に引火して全世界が惑星アラキスになっちゃいますみたいな、そんなんじゃなくて、今のところは済んでるけどねっていう話ですよ。
そうね。実際に直接大気に引火はしないけれども、世界中に核が拡散したっていうのは、大気に引火したっていう言葉で比喩がされることだもんね。
そうね。未知の領域だった原子の中を開いちゃったことによって、その知識っていうのはもう全世界に伝播して、だから金と技術があればいくらでも作れちゃうわけじゃん。
アインシュタインがストロースを無視してスーッと通り過ぎたことで、なんか悪いこと吹き込まれたんだっていう風にストロースが解釈して、それも恨みに思ってたわけだけども、あれはアインシュタインがやっべーってなった衝撃で、ストロースの挨拶でも気づかずに通り過ぎちゃったってことなのかな?
その辺ちょっとよくわかんない。ストロースさんが被害妄想だったんじゃないの?
被害妄想だったんだけど、明らかにアインシュタインがスーッとストロースを無視したことによって、ストロースがそう解釈したわけでしょ。なのであそこで無視したのはなんでなのかなっていう。
ぼーっとしてたんじゃん。
だからなんでぼーっとしてたのかっていうのは、オッペンハイマーの発言が衝撃的すぎたからなのかなと。
角の扉開けちゃいましたぜ。えーーってこと?
そうそう。
マジかーってなった感じ。
かなって。僕もよくわかんなかったんだ。
そういうことができるっていう理論的な可能性は、理論上はアインシュタインが予想してはいたけどって感じなのかな。マジにやっちゃったんかーって感じだったのかな。
なのかなって。
ひー、マジかーってぼーっとしてる横を、ストロースさんが、え?仕方されたんだけど?つって。
そうそう。
なんあいつ、え?つってなって、で、あれでしょ?悲願で、きっとオッペンの野郎がこんなことを言ったに違いない。つって。
まあ終盤はもろにストロースが悪役というか嫌なやつとして描かれてたけども、普通に初対面でいやしい靴屋とか言われたら、そりゃムカつきもするわね。
んなふうに言われてたんだっけ?
言われてた。靴屋から叩き上げてって言ったらいやしい靴屋だったのかみたいなこと言われてたよ。
そりゃムカつきもしますわ。
寝にもつタイプだからね、ストロースさんがね。
初対面の時からお前は嫌いだったんだっていう。
なんか言いずれ?キャン言わせたら?つって、ずっと寝にもたれてたわけだね。
もらたれてたんだと思う。
で、オッペンもこいつ今に見ていろって、あの時法廷であんなこと俺に言いやがったの許してないかな?つって。
法廷ではないよね。ここは法廷じゃないからっていうところで強調されてたじゃん。狭い部屋でさ。
あ、あの狭い部屋の前になんでそんな恨みを抱くようになったかってところで、なんか校長会みたいなところで。
なんかの審議会だか校長会だかで、なんかの輸出に反対していたストロースに対して、それに反対したオッペンだったよね。
だからその時はオッペンはそれなりに原爆の父ってことで発言力があったから、ふわーってこう言っちゃったんじゃないの?
あれ時間的にはいつなの?
アメリカの共産主義嫌い
わかんない。その辺の時系列も。
あれも白黒だった気がするんだけどね。あの時にはもう原爆の父だったのかな?
白黒具合というか、カラーで、あのストロースが詰められてた白黒の画面で、その恨みを抱いたきっかけは?って言った時に、昔のカラー画像が映って、そこでオッペンが言ったんだよ。サンドイッチがどうだとか。
ストロースの首長に反対して、めちゃめちゃ恥をかかせたんだよね。
俺赤っ端じゃん。今に見てるオッペンめ。ってなって、そのせいでオッペンはタコ部屋でやらせの尋問を受けることになり、出来レースだから弁護士さんがね、いくら言っても誰も聞きもたない。
はい論破、はい終了でもう終わりですよ。
論破っていうか法的な理論は関係ないというか、その正当性は通用しない場っていうことだよね。
でもそれでも2対1だったんだよね。
最後の審議。
一応弁護士さんは、いや弁護士はストロースが選んだ人だけど。
弁護士じゃない。テーブルの反対側にいた3人がオッペンの機密アクセス権の行進を判断する人だったと思うんだけども、
その3人の中であなたは善良な市民であることはわかるけれども、なんか共産党員とかと関係もあるっぽくて、そのことを鑑みて2対1で却下になりましたって言ったので、
3人のうち1人は継続してもいいんじゃないかって言ったんだなって、あんだけ出来レースの中でも。
あそこまで出来レースが及んでるのかと思ってたけど違うんだ。
違うんじゃない?あるいは1人2人は買収されてるのかもしれないけども。
向こう側の判定する3人だけは正しい立場の人で、その他がストロースの仕込みだったのかもしれない。
だから1人は賛成したんだっていうのがちょっとびっくり。
あとその伝える時にも、わりかしオッペハイマーに対して同情的じゃないけれども、あなたの立場わかるけどもみたいな前振りがあったりとか、
完全にやり込めてやろうっていう感じじゃなかったなと思って。
そこまでも含めてやらせだったんじゃないかなってちょっと思ったんだけど。
どうなんでしょうね。
オッペンハイマーとストロースの関係
ちょっとね、人間多すぎてどういう立場でどこまで仕込みだったのかっていうのはね、正直見直さないとわかんない。
握手して気持ち悪いとか言われていたテラーさんは、水爆開発ができなかったことに関して恨みを持ってるし、
実際にオッペハイマーが水爆の処理には反対という立場だから、
歪襲されたじゃないけれども、オッペハイマーに不利な処理をしたのはわかるのね。
それこそ目の上の炭鉱部だったわけだからね。
そういう人間関係のドロドロを描く映画だったんですなあというあれだね。
最初にも言ったけど、オッペハイマーが最初原爆投下の直後に衝撃を受けて弱気になったと、
でもその後自分が英雄になってしまったという政治的立場を利用して、
水爆処理に反対するとか原子力政策に関わっていこうとするという下高さは良かったかもしれない。
これはカンバーバッジ先生の人にはできなかったなと。
アランチューリングか。
だから倫理観と責任能力を伴うタイプの科学者であったっていう人物像だよね。
研究には興味と集中が持つけど、それ以外のことが全く責任能力がないというタイプの科学者ってよく描かれがちなんだけど、
それを指してカンバーバッジ先生タイプって言ってるんでしょ?
そうじゃなかったと。
そうじゃなかったのが本当に意外で面白いなあって、こういう人間いるんだなって思った。
あとさあ、話変わっていい?
アステロイドシティを思い出したんだけどさ、ロスアラモスの街並みというか景色、あれ見て、
ああ、アステロイドシティじゃんって思ったんだけど。
やっぱりそういうイメージでしょ?だって核実験が遠くでドコンドコンと回れてたし。
なってたなってた。
だからあれを見たときに、いやさっぱりわからんわ、ウェスアン作品難しいわとか言ってわけわからんこと言ってたけど、
ああ、なんかこの原爆の実験の実験村の話だったんだってなると、
アステロイドシティってむちゃむちゃすごい風刺の作品なんじゃね?ってなって、ああってなった。
その街の感じとかを言うとさ、核爆弾なんてさ、ああいうだだっぴろい土地がある国じゃないとできねえなって思った。
それをさ、島国で規模ちっちゃくで済むかなとか思われたのかな?
10日場所、日本がいいわってなんか言われて。
ああ、そうなんだよね、日本にとにかく爆弾を落とさなきゃ気が済まないっていうような状況があるわけだよね。
オッペンハイマーの決断と核爆弾の使用
そう、で、どこに落とそうかねってなって、戦況を見て、カメラ見て、ちょっと日本はうるせえからキャン言わせたいみたいな、そんな感じのタイミングでさ、
だと言って、京都は新婚旅行で行ったけど文化的価値があっていいとこだよね、あそこには落としたくないみたいなことを言って。
ああ、あの辺の会話が苦想不苦想として表現されてるわけだけども、
ヒトラーが自殺しちゃったから、もう核爆弾は開発しなくていいよという論調になった時に、
日本は核爆弾でも落とさない限り戦いをやめないとか、無理やりこじつけてさ、日本を対象にしたわけだよね。
で、その時にはオッペン・ハイマーも日本に落とさなきゃ側だったわけなんだよね。
その瞬間では、やっぱりそれまでやってきた3年間、ようやく実験も成功して、結実しそうだっていうタイミングだからそっち側にいたんだよね。
ただ、いざ落とすってなった場合に、やっぱりやばいんじゃね?って気持ちが変わってる。
でも、もはや科学者がどうこうできるわけじゃなくて、軍の意向がすべてになっちゃってるっていう書かれ方じゃん。
だから、やっぱりあいつは日本はわりとどうでもいいんだよなって感じたね。
研究した以上、どういう成果をもたらすかっていうのは見たいわけだよね。
その時点で、科学者としての興味が勝っちゃってるよね。
あと気になったのは、仮にヒトラーが死ななかったとして、ドイツに落としたかなってところなんだけど、やっぱり日本に落としたんじゃない?あいつら。
同じ白人相手に核ミサイル使えるのかなってこと。
ルーツが同じ系の人類にっていうこと?
一応、イエローよりは打ちづらいわけ?
打ちづらいだろうよ。仮にヒトラーが生きてたとしても、ドイツに核は落ちなかったんじゃないの?って思うのね。
ヒトラーが自決した時点で、あそこらへんの戦況ってさ、そんなに原爆落とすほどでも、戦況が変わるわけでもないんじゃないかね?
日本だって虫の息なのわかってんのにさ、こじつけですよ。原爆でも落としてやらなきゃ日本人は戦闘をやめないから。
科学者としての興味と物理学のモチーフ
だから、世界平和のために原爆落とさないと、もっと死人が出る。
ていう定義で。
定義で落としやがったんですよ。あいつらは。
なんかさ、ぼやっとしてたんじゃない?広島像が。日本よくわからんしって。京都は行ったことあるけど、何広島って?ってなったんじゃない?
実際そんなもんだと思う。
長崎にいたっては忘れてたぐらい知らんし。
だからああいう密室で適当に決まったんですよっていうシーンは、実に良かったね。こんな感じなんだろうよってよくわかるから。
オッペンハイマーですら、もう瀬戸際で実はかなりやばくね?って気づいた程度で、大統領ぐらいなんかはさ、もうそんなさ、全然落とすか落とさないか。
で、責任はアメリカ代表の私だよぐらいで、現場でどういう状態で被害が出てるかとか、そういうところまで全然実感としてさ、勝つか勝たんかぐらいの。
いやー、大統領のバカ捜査がね。
変な蝶々ネクタイしてたし。
という、名演技だったのかもしれないけど。
で、ストロースのなんか、あれに反対票投じた中にケネディがいたね。
彼は賢い大統領ということになってるのかな?
いやー、わかんないっす。
あとはあれだな。
時々さ、物理学のイメージ映像みたいなのがギュンギュンって出てきたりするのはノーランぽいなって。
ギュルギュルするじゃん、あの人の。
物理法則にのっとってるようで、すっごいファンタジーな世界観なんだけど、今回は実際にあったことの実際の人を描写する映画だからか。
物理の部分のモチーフが、イメージ映像ですってピュンって出るだけぐらいで、あとは火花だとか、爆炎とかぐらいかな。
まあ、電気映画だからね。
さすがに大迫力のSF映像は作んないだろうけれども、ちょっとだけ差し挟まれるあたりが、やっぱりノーラン美かなって思った。
面白かったとは思うけれども、なんだろう、出た後、トイレの前で考えさせられるなって言ってた人がいたんだけど、何も考えなかった俺。
何も考えさせられなかった。
思った以上に思うところがなかったっていうのが今回の感想。
32:34

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