00:01
めちゃめちゃに面白かったな。
めちゃめちゃに面白かった。
さすが名作って言われるだけはあるわ。
この顔を入れ替えるっていうとんでもない設定のところを、
早々にそこのフィクションレベルを合わせてさえしまえば、
もうバカバカしくずっと面白いね。
もう尻上がりだね。
真似したくなるもん。
フェースオフ。
知らんもんね。見てるとき。
フェースオフ。
あのポーズ。
あいつにはもう役をやらすなって言われてたのね。
やっぱりさすがの演技力でさ、入れ替わった後、
目線ひとつ、所作のひとつで別人格を表現するお互いにね。
名優なんだね。ニコラスケージって。
マッシブタレントの方から入ってしまったもんだから。
もう見るだけで面白くなっちゃうんだけど。
だから中盤くらいまでは、出てくるだけで笑ってたんだけど、
前半はわりとフィクションレベルをわざと落としてるんだね。
後半で終盤がクライマックスが、
些細なあらとかが目立たなくなるくらいまで、
前半のところで爆発シーンとかもろに花火だったじゃん。
ああいうところでメタメタに落としててくれたから、
最後純粋に楽しめたの。
花火なのは当時そのくらいのSFXレベルだったんだと思うんだけど。
それが逆に最後良い効果になってくれたから良かったなと思って。
本当に銃撃戦とかめちゃめちゃ派手でね。
もう円溜め全振りって感じのね。
バカバカシーンだけど派手でかっこいい銃撃戦。
とにかくジャンプしてさ、
飛び込む形で二丁拳銃を撃つっていうのが多いじゃない。
あんなの絶対当たるわけないんだけども、
もうかっこいいしさ、
正面同士で銃を突きつけ合うっていうのも、
これが初めてってわけじゃないんだろうけどさ、
よく見る絵だけどさ、
それがさ、最後何人もさ、
入り乱れて二丁拳銃を突きつけ合うっていう絵。
元祖はね、これがね。
わかんないけど、
向かい合うシーンって、
その間にお互い鏡が挟まってるんだよね。
そうなんだよね。
だから自分の姿じゃない。
鏡に映ってるのは、
その時点での自分の姿ではあるんだけど、
敵の姿として躊躇なく、
躊躇なくなのかな?
打ち込んでるっていうことを思いっぱかると、
なんかいろいろさ、
あの鏡の向かい合わせのシーンは、
あれが撮りたくて始めたまであるよ。
この設定。
なんかいろんなさ、
頭の切り替えが必要なんだけど、
よくできてるなーって。
ニコラスケージの方が、
仲間のアジト、脱獄後にさ、
逃げ込んでさ、鏡見てさ、
俺はキャスターアーチャーだ!とか、
言いながら顔芸やってる時にさ、
後ろにサーシャがいたとこ、
03:01
めちゃくちゃ面白かったね。
笑えちゃうんだよ。
本当に真に迫ってる演技なんだけど、
ニコラスケージは面白い。
面白いね。
最初にさ、空港のところでさ、
車から降りてさ、
風に上着がなびいてるシーンだけどさ、
笑っちゃうんだよ。
俺の中でおもろいオッサンになってるから。
だから、いちいち風になびくマントのところとか、
いちいちケイジオンが鳴るじゃん。
シュワッ!シュワッ!って言って。
そこは話にのめり込んでて、
先に進んでいっても、
全然面白いし、
面白いけどかっこいいし、
本当に素晴らしかったというか、
尻上がりにさ、最後のボートのチェイスとかも最高だったね。
迎え合った入り込むシーンに至るまで、
なんでああいう風な入り込み具合になったのかって、
各人の動機とか環境とか置かれてるところとかが、
全部伏線として語られてるから、
あんな風な銃の向け方になったんだっていうのがさ、
なんか見事にね。
そこに至る前に、
お互いがお互いの仲間を利用し合って、
その結果、ごっちゃごちゃの状態になるんだよね。
で、キャスター側の悪人一味の中でもさ、
悪人には悪人内の情があってさ、
仁義があってさ、
それをアーチャーの姿で裏切るキャスターっていうのもね、
すごい構図だよね。
スキンヘッドの兄貴を撃つじゃん。
あれは姿はアーチャーだけども、
裏切ったキャスターがやってるわけでしょ。
だから本当にキャスターって、
キャスターっていう人は、
身内に対する情報全くないんだよね。
そうだね。
でも弟、ポラックスに対してはあった。
ポラックスに対してはあったね。
ポラックスだけだったんだね。
元自分の女であるところのサーシャさんと、
息子ね。
そう、アダム君。
息子とは知らないんだろうけども、
彼女らに対する情報はなかった。
中身が入れ替わってるっていうところのさ、
面白みをこれでもか、これでもかってさ、
出してくるんだよね。
なんでお前そんなに詳しいんだって聞かれた時にさ、
アーチャーがさ、
やつの女房と寝たんだって言うじゃない?
元々アーチャーであった自分は、
奥さんと寝てるであろうし、
今現在、自分と入れ替わってるキャスターも、
寝てるであろうことを想像しながら言うと、
そのセリフの自虐度がめちゃめちゃ高いじゃない?
あいつは今、俺の嫁さんと寝てるんだって思いながら、
あのセリフを冗談として言うっていうのは、
かなりきついんだよ。
ああ、そこはね、自虐だよね。
そう、すごい自虐なんだよ。
あの時の表情すごかったよね。
なんか、うっすら目に涙を浮かべつつ、
もうなんか、すごい感情がさ、顔で表現してて。
その後の大爆笑はもうやけくそだよね。
06:02
そこはニコラスケージの演技力がすごいなって思った。
うん、でもニコラスケージの感情爆発シーンは、
どれもさ、すごい顔芸だからさ、
それはそれで笑っちゃうんだよね。
あとファキーンとワーオね。
うん。
面白いよね。
まあ、なんでしょうね、
あのウォルシュイシだっけ?
その研究所のお医者さんね。
あの人も大概なマッドサイエンティストだよね。
あれもうやりたかっただけだよねって思うのね。
あの作戦の提案は。
同僚2人もさ、勝手にそんなことをやるなと。
この先の展開のためだけにああいうことをやって、
で、脱獄のために何人の看守さんが死んだんだろうとかさ、
思うと大変迷惑だし、
最後に真実が明らかになったとさ、
普通にアーチャーさんがクビになってもおかしくない勢いじゃない?
そこらへんね。
そのご都合なところは多分にあるんだけれども。
で、まあ無理やりさ、キャスターに手術をさせられてから、
3人縛られてガソリンかけられて燃やされるまでのスピード感よってなったし、
ただやっぱりそこからの面白さがとんでもないよね。
面会でさ、トラボルタとニコラスケージが対面するシーンの絶望感とかさ、
さっさとテロの方は解決しちゃって、
直接対決の方に話がシフトするんだなって思った。
もうちょっとね、爆弾を探すのに尺を取るのかと思ってたらさ、
実に良かったね。脱獄とかも無茶苦茶じゃん。
無茶苦茶なんだけどスリリングで超楽しいっていうさ。
脚が磁石になってて人権とか適用されないからなっていう、
バキに出てくるみたいな極限刑務所みたいなのが出てきちゃったけど、
なんかいろんなところでパロられてる気がしますね。
脚にあんな重い靴履かれてってのを何かで見たことがあるので、
多分すごいパロディー元になってんだろうなって思う。
実際にそういう刑務所あったりするのかね。
実際に何らかがあれになってモデルになってんの?
バキの死刑周辺だと深海にあったりしたけどさ。
あれってベースが下に、海の底にもっとあって、
ヘリポートだけ上に出てるっていう感じなんかなって。
そんな感じなんだね。
バキの死刑周辺でしか見たことのないようなのが出てきた。
オリバサン一層って奥のところで。
海外には実際にああいう刑務所はあるんだろうね。
実際スターさんの弟、ポラックスさんは
アーチャーが入れ替わってから交代をされてたよね。
トロイって名前も面白いよね。
トロイの木場を彷彿させるような名前だなって思いましたね。
中身に何か入ってるってことか。
09:01
罠だよね。持ち込み式の罠みたいな。
そんなのを彷彿させるなって。
脱獄までの流れだけど、靴を外すためにさ、
わざと食料を受けに行くんだよね。
そこでリュボクさんがババババババってなってるところから
速やかに協力して脱獄に行く流れとか。
だからやっぱり悪人は悪人同士でさ、
それなりの絆みたいなものが描かれるんだよね。
一生懸命助けようとするアーチャーさん。
逆にアーチャーさんになりすましたキャスターの方もさ、
上手くいってない家庭内でさ、
割と奥さんに配慮する夫だったりとか、
娘にとっては襲ってきた男を打ちのめす
頼もしい父親だったりするような一面もあってさ、
お互いの立場の入れ替わりっていうのが表面上だけじゃなくてさ、
振る舞い的にもさ、
お互いにちょっといい効果を出し合っちゃってるのは面白いよね。
取り替え物語みたいなのを、
殺人鬼と女子高生が入れ替わる映画とかこの間見てたじゃないですか、
ああいうのと今回違っていいなって思うのは、
その入れ替わった先での精神面の変化がそれぞれあるってことなんだよね。
お互いのちょっとくすんでた家庭とか、
心境とかにお互い影響を及ぼしているっていうところが、
今回すごく面白かった。
女子高生と殺人鬼の時は別に入れ替わっただけだなって、
面構えが…
ちょっと待って、女子高生と殺人鬼ってなんだっけ?
なんか見たじゃん、私過去アイコン描きましたよ。
ああ、ザ・スイッチの話か。
あれも取り替え場やっちゃ取り替え場やじゃないですか。
悪霊のあれだったけどね。
何回か結構いろいろ取り替え場や物語みたいなのを見てるけど、
今回のやつすごいよくできてたなーって。
お互いに変化はありつつも、キャスターの方は結局最後までくずなんだよね。
ゲスはゲスだった。
だからこそすっきり爽快にラストを迎えられるわけなんだけど。
すっきり爽快だったんだよね。
アーチャー、善悪がはっきりしてて、
善役と悪役がはっきりしてて、
最後善の人が生き残って、
なんかすっきり終わるっていうのが、
今だったらもうひとひねりあるかなって思ってた。
なんか最後、実は角磁玉が出てきてみたいな不穏なエンドになるかなって思ったんだけど、
なんかすっきり終わるあたりが98年当時の終わり方なのかなって。
それはそれでなるほどねって思いながら見てたかな。
途中の派手な爆発や銃撃戦を見たらさ、
下手にひねったオチなんかしないほうがいいでしょ。
黄金銃の二丁剣術はこの映画だったんだね。
この間のマッシュブタレントを見てたからこそ、
なんであんなニコラスケージの顔の革だけのクッションとかTシャツとか変なグッズ売られてるのかなって思ったら、
12:06
このフェイスオフを見たら、なるほどねって思っちゃったかな。
移植されてるの?顔がシャツに。
だからニコラスケージの顔の革グッズみたいな感じなんじゃないの?
そうなの?
ってことだと思う。
あんまりにもニコラスケージの顔の革っていうアイテム自体が面白すぎたんじゃないかと思うんだよね。
誰かがシャレでそういうグッズ作ったら、思った以上に笑いを買っちゃって広まっちゃったんじゃないかな。
悪趣味なジョークグッズとして作っちゃった人がいて、
マッシブタレントでのガチコレクターのハビさんは、
キンキラの銃はもちろん顔のクッションとか置いててっていうことなんじゃないかと。
だからハビさんのコレクションベアの謎がいくつか解けたじゃん。
あと、なんであんな海に飛び込み方したの?とか。
そうそう、脱獄の時のでしょ?
そうそう。
あーとか、ファッキンとか。
マッシブタレントから見た私にとっては、何この変な人?とか思ってただ笑ってただけだったのが、
フェイスオフを見てからあれを見たら、かなり笑ったよな、そりゃそうだわなっていうシーンが。
鏡に向かって話しかけたりとかさ。
だから今こそマッシブタレント見たい。また。
そうね。
最低限フェイスオフは見とくとだいぶ話が違ってくるよね、と思ったよね。
やっぱり一番メジャーな作品の一つであるから、引用元になってるネタが多いだろうね。
最後の娘にバタフライナイフを渡してたのが使われて脱出されるきっかけになるっていうのもさ、
あれもマッシブタレントのラストのナイフとかけてたりするのかな?
ああ、そういうことなんじゃないかな。
あのナイフ渡された時点で何か使われるだろうなって思ったよね。
終盤のピンチのところに予想外の人差しとしてキャスターさんに突き立てられるかあるんだろうなとは予想がついたけど、
そうか、だから嫁さんと年頃の娘っていうマッシブタレントでの設定はやっぱりこのフェイスオフの構成にかけてやってるんじゃない?
と考えると非常にマッシブタレントよくできてたよねっていう。
逆になんかその、あ、そうだったんだっていう。
まあ、より二次創作感が増すけどね。
まあね。だから入り方がそもそもおかしいんだけどさ。
セルフパローから入っちゃうっていうさ。
そういう入り方だからニコラスケージの話ばっかりになっちゃうけどさ、
15:01
ヒャッハーになってたトラブル多分すごかったよね。
むしろヒャッハーの方がかっこいいっちゃかっこいいんだよね。
伊達男なミックス。だからあれの人でしょ。サタデーナイトフィーバーだっけ。
ニコラスケージがちょけるとどうしようもなくニコラスケージなんだけど、
ちゃんとラボロッタがちょけると伊達男みが際立ってかっこいい役になるのはすごいなって。
ニコラスケージには悪いんだけど。
ニコラスケージってなんか面白いからさ。
あとなんか最初のニコラスケージグッズ。
いつものキャスタートロイさんセットを部下がシュッて出してくるの面白かったよね。
あとやたらとごついキンキラのマネークリップ。
ワニみたいな。
そうね。マーライオンみたいな。
とうとう見張ってないとダメでしょって。お金あげないみたいな。
あのマネークリップはハビさん家の倉庫にあるの?
あると思う。ありそうな気がする。
キンキラグッズの箱とかなんか探せばあるんじゃないかな。
ありそう。それとかを踏まえてまたマッシブタレントを見る日が楽しみだな。
弟の性格を靴ひもとかもこどけてるわねって言って結び直すっていうのってさ、
すごい印象に残りやすいし、弟がどういう性格なのかとか、
その後の弟が死んじゃった時に結び直すことでとか、上手いよねその見せ場として。
弟だけは大事なんだっていうね。
あと印象的だったのは最後の教会のところでやたら鳩がいる。
教会の中を横に飛んでくる鳩。
その後葬式が終わって全員が吐けた後、一対一の対決になる時にめっちゃ鳩入ってるなと思ってさ。
白い鳩がね。
外は白いカモメがやたらと飛んでて、白い鳥がやたらと出てくるんだよね。
とにかくそういう鳩が入りまくってる教会で一対一で対峙するっていうところと、
そこからの銃撃戦の始まりもさ、いきなり始まるところとかさ、もうけれみもりもりって感じでさ。
昔のオリンピックの開幕式張りに白い鳩出るやんって思ったんだけど。
そうね。鳩が平和の象徴とか言われるのは世界的に共通なのかね。
あと天井からバリーンってさ、落ちるあのセットってザ・ゲームだったっけ?
ゲームか。
サプライズ仕掛けるやつでも見たし、ベノムかなんかでも見たような、なんかアクションで。
コンスタンティンでも見た気がする。
いろんなやつでさ、あの高いところにある謎の針のある天井ガラスのところからパーンって落ちるシーンってよく見るんだけど、
ハリウッドにああいうとこがあんのかね。
映画監督が吹き抜けの天窓見ると突き破りなくなるんだろうけどね。
18:05
だから突き破り専用の天窓みたいなセットが常備されてて、もうあのプール状態になってるのかな?
いや普通に天井が高いスタジオにその都度セットを組むでしょうよ。
まあとにかく差がなんだろうね。高いところから落とすんだったら天窓突き破らせたいっていうのはさ。
だってかっけーじゃん。映えるじゃん。絵としてっていう。
あれは映画監督の本能なんだよきっと。
そうか。やるしかねーよ。
あと最後のボートのチェイスのシーン、なんか私見たことあるかもしれんって思ったのは、
なんかさ、この映画ってさ、何度も地上波でされてそうって感じが。
だからテレビで見たのかもしれないね。
見たのかもしれない。そこだけ。
イブさんがさ、血液型を調べた直後にさ、ニコラスケージが来てさ、信じてくれたんだねっていうシーンがあるじゃない?
その後、勘づかれたかもって思って、トラボルターが病院に来てさ、
手術中のイブさんの患者のさ、のハグシーンあるじゃん?
あの時ニコラスケージどこに隠れたんだろうね。
わかんないし。
患者どこから持ってきた?って。
嘘。あの顔ぐちゃぐちゃマンは誰だったの?
どっから連れてきたの?それ。
あんな顔ぐちゃぐちゃマンだったら、あの女医さんがあんな格好のまま普通にオペっていうか治療に携わっているはずないしとか、
いろいろ考えて、どこの誰?それ。
その辺にある患者をちょうど引っ張ってきて。
調達してきたのかな?
ちょうどいい感じ。
アーチャーさん困ります?とか言ってるのを聞きつけてから、
あの状況に持っていくまでのドタバタが想像するだけで面白いよね。
アーチャーさんはどこに隠してたんだろう?って。
触れられなかったね。
リアリティレベルはどこかに置いていけという話でね。
それのおかげで後半スリリングに真剣に楽しんでたからね。
手に汗握るだよね。本当にね。
久しぶりに姿勢直って見てた。
ボートが飛び跳ねて警察のでっかい国を突き破ってドカーンって爆発するシーンとかもありえないからね。
あそこ突き破ったところで大爆発するわけないんだけども。
もうあれ見たらうおーですよ。
なるなるなる。
だからそこで前半のタマヤのおかげでフィクションレベルとかCGのあらとかはビャーンってさ、
もう意識の外にないないしてくれるじゃん。
あとアーチャーさん、ボートで鎖にしがみついてかかとでビャーンって水上スキーみたいなのを始めるけど、
まあ彼FBIだからってなってまたトンチ系FBIみたいなモードに。
CIAとFBIはまあ。
映画に出てくるCIAはなんかもう殺戮マシーンみたいな人ばっかな印象があるんだけど、
21:05
FBIってあんま見ないんだよね何気に。
CIAの方がなんかとんでもおがち。
映画の設定としてはね。
イコライザーとかすごいもんな。
もうナチュラルにその辺の人殺しまくるからな。
なんだあれはってなるんじゃない?謎の機関。
面白いからいいんだけどさ。
忍者狩りにおかしいって毎度評判なCIA。
ハリウッドはCIAをなんだと思ってんだってなるもんね。
普通に比べるとFBIってそこまでいじれなさそうな感じ?
うんちゃんと警察やってる。
あとはアダム君を最後に引き取る流れ。
いろいろ吹っ切れてこの傷は戻さなくていいですよっていうことも言ってたけど、
あれはどうなんでしょうね。アーチャーさん的にオッケーなのかね。
わかんない。そこはちょっと微妙だなって。
そうなんだって思って。
でもなんかいろいろ解消したんだね。今回の一騒動で。
アダム君とマイケル君はさ、同じ役かね。
人の顔を確かめるときにスーッて顔を撫でる。
真ん中の3本の指でスーッて撫でる動作が終始出てくるじゃん。最初から最後まで。
それが印象的だなって。フェイスオフっていうね。
わざと印象付けるようにしてるんだと思うのよ。
だから最後はその子を愛して家族として迎え入れるよう
2人取り替わっちゃってさ、いろんな目に遭いましたけど、
中身こそが大事なんやでとか、なんかいろんなそんなね。
サーシャさんは悪の道に走らせないでって言って、ニコラス刑事側のアーチャーさんに預けるわけじゃん。
それは中身がアーチャーさんだとは知らずに預けてるよね。
あそこの南スクミモになった銃撃船の喫行したところで、
この人はこの人の中身を知ってる。でもこの人はこの人の中身を知らないで、
こういう状態になってるんだよねとか考え始めるとすごく複雑なんだよね。
だから隠まわれてる時の中身アーチャーであるニコラス刑事が
サーシャさんに対して誠実な態度をとっていたから、
だからそうなったちょっとマシになったキャスターと思っているニコラス刑事を信用して息子を預けてるんだよね。
ああややこしい。
だからキャスタートロイさんが綺麗なキャスタートロイさんに心を入れ替えてくれたんだって。
で自分の子だと認知して優しくしてくれたんだ。誠実な人になったんだ。
だからこの人を守ろうっていう風に最後の銃撃戦の心構えではなっている。
で兄を撃ったアーチャーはクソ野郎。実際中身もクソ野郎で、
その実本物のキャスタートロイであるっていう何重にも入れ子になった構造。
24:06
でそれがもう本当にスッとわかるの面白いよね。
すげーよね。だから言語化はできないんだけどシチュエーションとしては理解できるじゃん。
ややこしいことになっているって言って。
そのややこしいことと認知と心情とこれがすごく複雑に絡まりあってて
言葉にして説明しようとするともう本当にしっちゃかめっちゃかになってしまうけれども
心情として全部スッと理解できるんだよね。
その絵のシーンとかの組み合わせで最後きっこう状態になったっていうことで
もうビジュアル的にバッてさ一時にそれだけの情報が理解っていうか
なっててややこちゃってなるよね。
あんなに単純なバカエンタメであるにもかかわらず面白さがすごく複雑なんだよ。
まさかそんな風な方向で繊細なストーリーになるって思ってなかったの最初。
思った以上にアクションとかといえばボーンってなったりバーンってなったりなんだけど
登場人物同士の関係性とかおのおのの心情的にはすごく繊細。
あと主演の二人の演技とかもすごかったよね。繊細だったよね。
本当に繰り返しになるけれどもその中身が入れ替わってるっていう
使い古されたワンアイデアの旨味を徹底的に使い尽くしてるよね。
最初ね、顔ギュポンってとってカッポンってはめてベルベルンってつけるって
ナバかなってなるけどそこからさまさかそんな話になるなんてって思った。
あのギュポンの絵のバカバカしさが自分のリアリティレベルを切り替えるスイッチだよね。
あれを飲み込みさえすればもうあとはただただ面白いばかり。
私はもう第一段階のフィクションレベル下げは何度も言いますがタマヤなんだけどね。
花火大会に行くとシュワーって。
それだけいっぱい飛ばしてくれると嬉しい花火あるじゃん。
爆発シーンであれが飛ぶからワーってなるんだけど
それのおかげでガクンと自分の敷地を下げてくれる。
たぶんジョン・ウールさんという監督がよく多用する爆発なんだと思う。
ボーンってひらがなで描いてそうな感じだよね。
二乗拳銃やったりとか飛び込みながら撃つとかそういうので有名な監督さんだから。
トラボルタさんの序盤の銃の撃ち方とかバキュンバキュンって感じで変だったじゃん。
27:04
なんかそうはならんやろってなるんだけど。
こうやってね両手を交互に伸ばして撃ったりとか
ニコラスケージが手をクロスさせて撃ったりとかね。
でもかっこいいからいいんですよ。
意味もなく前に飛び込んで仰向けになりながら二乗拳銃で撃つとかね。
序盤での二人の撃ち合いのシーンってちょっとウエスタン映画みたいだったよね。
ああこういう感じなのかね。
二乗拳銃でバーンバーンとか。
まあ確かに当たるわけはねえだろうっていうあれなんだけどね。
セーブ劇みたいな感じの。
ピストルの撃ち方だよね。
ちゃんと狙いを定めて撃つんじゃなくて手を向けた方向に弾が飛ぶみたいなね。
確かにそうだね。
まあだからもうこれがかっこいいんだっていう確固たる信念があるよね。
いやダサかったぜ。
ダサいダサい。
ダサいのがかっこいい。
そうですか。
いやー面白かったね。
面白かったねー。