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2012-10-11 19:03

第44回:『解釈の仕方を変えると、同じ作業でも意味が変わる』紫垣樹郎

「求人広告は人の人生を変えるきっかけになる」と気付いたことでその後の仕事への向き合い方が変わったというエピソードを紹介。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香奈です。
伝説の新人養成プロジェクト、小宮です。よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
本日は小宮さんと一緒に、伝説の新人のプロジェクトを立ち上げた紫垣樹郎さんにお越しいただいております。
実は紫垣さんは、株式会社インサートコミュニケーションズの代表取締役なんですけれども、
私も今そこで勤めておりまして、社長と社員という関係で。
どうよ、社長としては。
どうよ、ここでぶっちゃけトークしてますね。
まだ入ってこないから、今のうちに。
まあ、いろいろありますけど。
ということで、改めてこうやってゆっくり対談というか、お話しさせていただくのはなかなかない機会なので、
ちょっと楽しみだなと思っているんですけれども、
ということで、まずは簡単に経歴の方を紹介させていただきたいと思います。
紫垣樹郎さんは、慶応大学卒業後、平成元年に株式会社リクルート入社。
製作部門にて、ベンチャー企業から大企業に至る採用・組織活性コミュニケーションのプランニング・クリエイティブディレクションを担当し、
4年目に前者MVPを取得しました。
30歳を前にコピーライターとしての活動を開始し、2年後の1998年には、東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞。
その後も多くの広告賞を受賞してきました。
その後、クリエイティブディレクターとして、リクルート・自社商品のマーケティング・プロモーション・ブランドコミュニケーションを担当し、
リクルートの商品のコンセプトメイキング・CM制作など、幅広くクリエイティブ領域に関わってきました。
2005年、株式会社インサイト・コミュニケーションズを設立し、代表取締役に就任。
言葉によって人をいかに動かすかを軸に、様々な企業のコンサルティングを実施。
コンセプト開発からコミュニケーション設計、クリエイティブディレクションに至るまでを、ワンストップで提供することで、数々のプロジェクトを成功に導いています。
はい、それでは早速、しがきさんを交えてトークをしていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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はい、よろしくお願いします。
伝説の社長になりきれない、伝説の社長になりたいしがきです。
よろしくお願いします。
なかなか目標が高いですね、伝説の社長っていうのは。
はい、ということで、本日はしがきさんをお迎えしてまして、実はですね、伝説の新人プロジェクトが始まってからもう1年経つんですよね。
そうですね。
私も立ち上げの時から一緒に関わらせていただいてるんですけども、しがきさんどうですか、1年経ってみて。
結構、小宮さん、小宮君と一緒にやってるんで、今日小宮君と呼ばせてもらいますけども、小宮君と一緒にやって1年くらい経ちましたけど、大体150年くらいですかね。
そうですね。
大学の養成講座で卒業生がいて、彼らと触れるとすごく僕らも元気もらえるので、すごくやってて楽しいなと思いますし、7月本2人で書いたじゃないですか、おかげさまで面白いよって言ってくれる方が結構いるみたいで、これからどんどんどんどんもっとやっていければなと思ってますけど。
講座も参加してて、毎回毎回個性的な人が参加してて、本当に面白い場だなと思って。
やっぱり、普通新人って、他社でトップクラスの人達ってどういう人なのかってなかなか触れ合うことないじゃないですか。
そうですね。
30くらいになると、業界ごとに何か、何か会があったりだとか、そういうことがあって、あ、そこの会社にこんな奴いるんだとか、わかることあるけど、新人時代ってなかなかそういうことないから。
そうですね。
そのやっぱり入社1年目とか3年目ぐらいまでの間に、なんかすごい突き抜けようとしている人達が触れ合うっていうのがすごく面白いですよね。
そうですね。
それもありますし、何かそれが10年後、20年後どういうふうになっていくのかなっていうのも楽しみですよね。
結構楽しみだなと思って。
やっぱり新人の時って、何らか悩んでる人多いですよね。
うまくいってる人でも、出過ぎた真似をしぎてるんじゃなかろうかとか思ってたり、あとはこうちょっとしたことで、上司との関係がうまくいかないとか、何か他人の芝生が青くも見えるし、
何かそういう人達と触れてると、とりあえず今のことを真剣に突き抜けてやっていいんだっていうことが伝えられると、ガラッと変わりますよね。
上司のせいにしがちなパターン、ありがちなパターンでね。
意外にそこを色々質問していったりとかしていくと、実は自分がやりきってなかったんじゃないかみたいなことに気づいて、何か行動が変わってくるみたいな人が。
この前のあれですね、それがきっかけで何か海外で仕事したいって言ってたかな。
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そうですね、いましたね。
シングルホールでご認識したことになりました、みたいな報告を受けたりだと。
やっぱり視界が変わって、会社の中でもコミュニケーションが変わると、やっぱり色々変わってくるっていうのも、半年、1年くらい経って色々成果も見え始めてるんじゃないかなと思うんですけど。
はい、ということで講座の方ですけど、これからも随時開催していくので。
そうですね、少しこの場でもこんなことありましたよっていうのをお知らせした方がいいかもしれないですね。
そうですね、これから今後またポッドキャストでも報告などする機会もあるかもしれないですけども。
ということで、今日は講座の話はここまでにして、しがきさんをゲストとしてお迎えしていますので。
改めてよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
しがきさんの20代の頃についてお話を色々伺っていきたいなと思うんですけども。
しがきさん今おいくつでしたっけ?
47です。
あ、そうですか。
だいぶ前ですね。
そうですね。
ちょっと私もその頃どんな、どんな風に仕事されてたのか気になるので色々聞いていきたいなと思うんですけども。
まずは解釈力が違うっていうテーマで今回お話ししていきたいなと思うんですけども。
はい。
しがきさん20代の頃色々嫌なこととかあったりとかされたと思うんですけど。
僕は解釈力をテーマに上げるとして20代最初のことを考えるとリクルート事件の時に僕内定したかったんですね。
はい。
で、8月ぐらいに結構遅く決まったんですよ。
リクルートの入社、内定が。
それでその後、決まった時は結構人に会って事件が起こってるのは知ってたんですけど。
実際に人に会ってみると現場の人たちと報道されてるのにだいぶなんか違いがあるなっていう風に思っていて。
現場で会ってるこの人たちのエネルギーを信じた方がいいんじゃないかと思って。
それで一旦内定をいただいたんですよね。
そこで就職活動を終えました。
はい。
でも周りからは色々言われますよね、当然。
こんな会社行って大丈夫なのかみたいなのがとか。
親も心配したりだとかしますし。
先輩たちも色々心配されて、いや大丈夫です。
頑張りますみたいな声で言ってたんですけど。
その後、1ヶ月ぐらい経ってテレビでちょっとえげつない映像が流れたわけですよ。
多分リクルート事件そのものが知らないぐらいですね。
平成元年でしたっけ。
昭和63年生まれなので。
1年前に生まれてるので、記憶にないんですよね、もちろん。
めちゃくちゃ言われてたよ、世の中では。
そうなんですか。
ここではそれは触れないんですけど、要するに事件のピークとなるようなニュースが流れて、
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それで日本中を敵に回すようなことがあったんですよね。
そんなすごいことだったんですね。
その時にちょうどどうですかね、1ヶ月後ぐらいに内定式を控えていて、
10月1日ですよね、内定式控えてて。
その時僕いろいろ考えて、本当にこの会社大丈夫なのか。
でも会社の先輩から連絡がくれたりとかして、話してると落ち着くんだけど、
一般報道見てるとドキドキしてくる、本当に大丈夫なのか。
でもいろいろずっと一人で考えていくうちに、
多分この不安な状態になっているのは僕だけじゃないなと思い始めたんですよね。
きっと一緒に内定もらっている人たちみんなそうなんだって思い始めていった時に、
これは多分この中で抜けるやつは抜けるんじゃないかなと。
抜けるっていうのは私はやめます、やっぱり。
でも抜けないやつもいるだろうなと。
そう考えていくと、抜けないやつはちょっとどうかしてるから。
こんな時に入ってくるっていうやつは相当覚悟を決めてるんじゃないかと思う。
そうでしょうね。
という風に思ったんですよ。
それで10月1日の内定式っていう時に足を運んで行ったら、
僕大学時代は野球部だったんで野球部の仲間すごい熱いやつらで、
こんな仲間はいないだろうなと思ってたんだけど、
10月1日に集まったらそこに集まっている人間たちの温度が
それに勝るとも劣らぬぐらいの温度だったんですよね。
それでやっぱりそのフィルターがかかったっていうこともあると思うんですけど、
その時に世の中に起きている事象がこういうことなんだけれども、
これをどう解釈するかによって選ぶ道って全然変わってくるんだなということを
一番最初に、一番最初ってことはないけど20代の最初に社会の入り口で感じたことでした。
実際にリクルートを入所されたわけですけども、
しがきさんにとってやっぱりリクルートを取ったっていうのは正解の解釈だったんですか?
まあ入所して最初は失敗したかなと思いましたよ、もちろん。
アポ取りとかするじゃないですか。電話でアポ取りすると、
当然社長様いらっしゃいますかってどんどんアポ取り1日100件とか200件とかするわけですけども、
当然なかなか出てくれなくて、電話口では事件のリクルートだというふうに向こうは思っているので、
すごい怒られますし、社長いらっしゃいますかってお前かけてくるけど、
こっちが社長いらっしゃいますかって言ったら、お前はちゃんとリクルートの社長を出すのかとか言われてくる。
結構そんなことをやっていて、
当然新人時代だから全然背景だとかそういうことも十分理解していなかったんで、
なんで会社入っていきなり怒られてるんだっていうのがずっとあったんで、
はじめはこれでいいのかなというふうに思ってましたけど、
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でも次第にあんまりそんなことも考えずにやるしかないんだなっていうぐらいの感覚でやり始めて、
だんだん少しずつ慣れていったという感じでしたけど。
テレアポとかで叱られたりとかして嫌な思いをした時っていうのも、
解釈力を変えるみたいなきっかけはあったりとかしたんですか?
そこはなかったですね。
これはやっぱり辛いなと思い続けて、
これを良い解釈、今で言う活につながる意味付けをしようっていうふうに、
当時思えたかっていうとなかなか思えない。
やってる時は思えない。
でも後から何年か経って振り返ってみると、
勇気と度胸がついたなだとか、世の中に理不尽なことがあるんだなとか、
そういうことも含めて良かった、良い体験だったなというふうに思います。
やっぱり新人時代、若い時っていろんな経験をしないと解釈力をする定義みたいなのがなかなかできないと思うんですけど、
しがきさんが著書の中でもおっしゃってる、明日につながる解釈理由、定義を見つけられたのっていつ頃ですか?
そうですね、新人時代ってやっぱり自分がやってる仕事の意味ってなかなかわからないんで、
実は営業から制作っていう仕事に移って、日々すごい勢いで原稿を作って広告を作って入稿するっていう仕事をずっとやってたんですね。
そうすると目の前の原稿を入稿することがどんどん仕事になっていくわけですよ。
そうすると締め切りに追われるばかりで、どんどんどんどん辛くなっていくじゃないですか。
初めはそこにゲーム性を求めて頑張ろうと思ってたんですけど、なかなかそれだけだと辛いですよね。
でも仕事を重ねていくうちに、例えばその原稿を通してそれが本になって本屋に出て、一般の人が手に取ったりとかして、
例えば私は求人領域でいたわけですけど、会社の社長とかから何人効果が出たよ、何人反応があったよと。
それでこういう人が採用できたよみたいな話を聞くようになってくるわけじゃないですか。
そうすると先輩たちから言われたこの仕事は人を動かしてるんだよだとか、もっと大げさに言うと人の人生の変わるきっかけを作る仕事だよと言われてたんですけど、
その意味がやっと初めてわかり始めると。
そうすると目の前の原稿をこうやって手で書いて入稿作業をしてっていう同じ作業をしてるんだけれども、
その作業自体がこの仕事によって誰かの人生が変わるきっかけになるかもしれないって思い始めると、
そうするとやっぱり仕事に対する向かい方だとかが全然変わってくるじゃないですか。
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そうするとやっぱり明日に繋がるような意味付けを仕事に対して少しずつできるようになってくる。
仕事ってどんな仕事もそうだと思いますけど、ありがとうとか言われるとやっぱり嬉しいですよね。
でもありがとう言われる前にすごく積み重ねないといけないことがめちゃくちゃいっぱいあって、
特に新人時代とかって最終的な結果だとか何を動かしてるのかってところがなかなか見えないところで雑用でやらなきゃいけないことが結構いっぱいあったりするんで、
そこが見えづらいですけど、そこを意識してこの仕事はこういうふうに繋がってるんだとか、
そういうふうなことが見えてくるとやっぱり全然仕事に対する向かい方だとかっていうのは変わってくるんじゃないかなと思います。
そういう見えにくい時って何のためにやってるのかっていうのを知りたい時はやっぱり上司に聞くべきですか。
上司に聞くのも一つのヒントかもしれないけど、街に出るのが一番いいんじゃないですか。
街で自分が関わったものがどういうふうに使われているのかだとか、それが仮にB2CじゃなくてB2Bだとしても、
自分のクライアントとなっている企業さんのお客さんがどういうふうにそれを使っているのかだとか、
そういうふうに世の中でどういうふうに使われているのかっていうことを見て感じることがやっぱり一番やる気を引き出してくるんじゃないですかね。
主役さんの代の人たちって結構いろんな本を出した人だったり、リクルートの中でもね、重要なポストに割れている人が多くて、
あの代がよっぽど変わっているっていうのはみんなで言ってたぐらい、やっぱり腹決めてスタートするっていうのの強さか、
それを割れて言われている代でしたよね。
なるほど、やっぱりそういうのって大事なんだろうなぁと思いましたね。
そうだよね。
だいぶ悪くも、やっぱり今のところはどんどん人気の企業になっていっちゃうと、そういうことを考えるチャンスがないよね。
ああ、なるほど。
一番安いことなんだけどね、そのほうが。
ある意味そういう逆境のある中でどう解釈するかっていうのは、ある意味強みになりそうですけどね。
そうですね、でも本当にいろんな方と話していて、だいたい広い部に合わずに成功者になっている人とあまり合わないので、
だからそんな時に未来、明日につながる解釈ができる癖がついていると強いよね。
はい、ということで、今回は白木さんをお迎えした回の第1回目になりました。どうもありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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新人時代を誰よりも早く駆け抜けるためのヒントや講座情報などを日々更新していますので、ぜひ一度ご覧ください。
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ぜひ皆さんも突き抜けるための思考や行動習慣を新人時代の今にこそ自分のものにしていってください。
この番組は伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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