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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、様々な業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト、小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回は前回に引き続き、
インサイトコミュニケーションズの紫垣樹郎さんにゲストとしてお越しいただいております。
前回お話しした通り、私の今勤めている会社の社長さんなんですけども、
今回はスキルの盗み方について、いろいろお話を伺っていきたいなと思うんですけども、
私もチラッと聞いたことあるんですが、
紫垣さんは新人時代にかなりすごい製作マンの下で働かれていたそうなので、
どういう風にスキルを盗んでいったのかなというのを伺っていきたいなと思います。
ということで、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
はい、それでは紫垣さんどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本日はスキルの盗み方についてお話ししていただこうかなと思うんですけども、
紫垣さんはコピーライターとして新人時代にかなりの成績を収められて、
今でも製作マンとしてご活躍されてますけども、
そういうスキルってどうやって身につけてきたんですか?
新人時代コピーライターじゃなかったんですけどね。
ちょっと言い方間違えました。
製作職というところに配属になりまして、
初め興味がなかった仕事だったんですよ正直。
領域としてはあまり興味がなかった仕事だったんですけど、
次第に周りにすごい人がいるんだなということを気づき始めて、
そのすごい人がやっている仕事を見ていくと、
めちゃくちゃ面白そうだなという風なことを感じ始めて、
こうなりたいという風に思ったということが一番大きくて、
やっぱりそういう意味だとスキルを盗む大前提としては、
動機付けみたいなことだとか、
本気でやる気になるかどうかというところが、
まず第一歩だと思うんですけど。
それはそういう上の方々の製作したものを見て、すごいなと。
そうです。もう憧れて、こんな広告作りたいなとか、
この人の企画でこんなにビジネスとして動いているんだ、
みたいなことだったりだとか、
そういうのを見て、すごいかっこいいなという風に思い始めましたね。
なるほど。
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初めはその先輩が書いている企画書だとか、
入手したくてたまらなくて、
机の上に置いてあったりすると、
夜中とかコピーさせてもらって、
当たり前のようにして、
こんなことを書いているんだ、みたいなことを見ながらやったりもしてましたけど。
それは企画書を見たいんですけどというと、
割と見せてくれる環境ではあったんですか?
もちろんそれは全然オープンな環境だったので、
結構みなさん教えてはくれますけども、
でもここで言うスキルの盗むことと、
教えてくれることって結構違うじゃないですか。
教えてくれることって、向こうも意識してやっていることだけども、
実はその人が突き抜けている原因って、
自分では意識していないレベルのことで、
違いを持っていることって結構あるじゃないですか。
それをどうやって盗むのかということが結構大切だと思うんですよ。
それはしがきさん、常日頃疑問に思われていたんですか?
例えばすごい人を見て、
この人の違いはどこにあるんだろうっていうのを、
割といつも疑問に思っていて、そこを探り出そうとしていたんですか?
僕大学時代に、
それを一度すごい体験したことがあって、
高校9時から大学でも野球をやったんですけど、
高校の時、最後はあまり打てないで野球を終わっちゃったんですよね。
そこですごく後悔して、
振り返ってもっと打てるようになりたいと思って、
大学でも野球をやることにしたんですけど、
その時に、今までの、
ただガムシャラにやっていた野球は、
なかなか上達しないっていうことを痛感して、
もっと上手くなるためにどうしたらいいんだっていうことを、
負けたことによって真剣に考え始めたっていうのが大きくて、
その時に、当時、プロ野球ニュースで、
今日のホームランっていうのをずっとやってたんですよ。
その上は1日6試合やってる、
あの試合を、
ダダダダダダダダダダって、
音楽と同時に、
ホームランシーンだけ集めてた。
5分間くらい流れてた。
で、それを全部ビデオに撮ってたわけ。
昔、あんまり機材とか充実してなかったんですけど、
たまたま家にはあったんで、
そのビデオで全部撮って、
それを今度は、
コマ送りでこうやって、
指で一コマずつ送っていくわけです。
そうすると、当時で言うと、
今、中日の監督の落合選手であったりだとか、
ブライアントだとか阪神のバースだとか、
すごい選手がいっぱいいて、
でもみんな打ち方、全然一見すると違うじゃないですか。
でも一見すると違うんだけれども、
それをよく細かく見ていって、
コマ送りで送っていくと、
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例えばインパクトの瞬間の形がすごく共通点があったりだとか、
タイミングの取り方に共通点がすごくいっぱいあったりだとか、
そのフォームランを打っている時の共通点を
どんどん抜き出していく作業をしたんですよね。
へー、すごいですね。
そしたら、今度はその抜き出したものを、
自分がバッティング練習しているところを
撮ってもらったりとかして、
自分をコマ送りしてみるじゃないですか。
そうすると、明らかに僕が打てない訳が分かるわけですよ。
つまりその共通点が僕のスイングには全然ない。
なるほど。
だからダメなんだと。
そうすると、今度はその一つ一つの共通点となっているポイントを
埋めるための練習を始める訳ですね。
例えばインパクトの時に、
手の甲がこういう形になっている並みになる。
でも僕はこうなっている。
それを修正するためにどうしたらいいかという練習をし始める。
それを積み重ねていくと、
少しずつやっぱり実感できるレベルで打てるようになってきている
という体験があって、
物事が上達するというのは、
こういうステップを踏まなきゃいけないんだなというのを
体験したことがあったんですね。
なるほど。
その体験があったからこそ、
仕事を始めた時にも
そういう風にして進んでいかないといけないんだという。
そうですね。
だから、ホームランを打ったら
ホームランだけを見てすごいなって
今度ホームランを真似ようと思っても
なかなか真似できないですよね。
そうですよね。
そのためのタイミングの取り方だとか
そのためのスイングだとかが必要になって
もっと言えばそのための準備・練習が必要になってくるわけですけど。
だから、いい広告だとかいい仕事をやっている
広告作りだとかいい仕事をやっている人たちを見て
その結果だけを真似ようとしても絶対できなくて
それを追いかけていくと
やっぱりそのアウトプットが生まれるまでの
過程にすごいいっぱい差があるはずだという信念があって
なるほど。
それをとにかく探りたかったんですね。
例えばそれが一つは企画書かもしれないし
実は企画書に至る前段階での
どういう習慣によってそのアイデアが浮かんでいるのかだとか
どんな本を読んでいるのかだとか
普段どんなインプットをして
刺激を自分の頭に入れているのかだとか
そういったことをどんどん
盗み出すということをやっていかないと
いけないんじゃないかなと
盗んだものって徹底的に真似されるんですか?
その違いを見つけただけだと
その人には近づけないと思うんですけど
それを盗んで理解した上で
今度はそれを徹底的に真似するということが最適なんですか?
そうですね。基本的には
そこではもう真似をすると
だって僕より上手なんだ
だからまずは真似をすると
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よく陥りがちなのは
私は私流でやりたいというふうに
言いがちだし
言っている仲間ももちろんいたんだけど
僕は一旦は先輩がうまくやっている方法を真似てみようって
結構素直に自然に思っていたタイプで
その後自然に作り込んでいくと
自分なりの色とかが
加わっていけばそれでいいと思ったので
共通点に関しては
真似ていこうということは強く意識していました
今お話を伺っていて
真似できるというのも
新人時代だからこそできるのかなと思ったんですけど
年を取ってから真似とかしていると
お前何人の真似ばかりみたいな感じになると思うんですけど
そんなことないですよ
例えば僕が会社を経営するということを
半分やっていたりするじゃないですか
それでも世の中には
うまくいい経営をしている社長がいるわけですよね
そうしたらそういう人たちの本を読んだり
話を聞きに行ったりして真似ようと思う
もちろんそういうのは
それは何の問題もなく
一生それは学びなんじゃないですか
今私が思ったのは
クリエイティブ関連の方法で
活躍している人たちって
わりと個性的な人が多いので
色々学んでいくうちに
個人の自分なりの道を見つけているのかなと
そういうことですね
クリエイティブに関して言えば
まさにその通りですね
表現の仕方まで真似ていたら
それはもう真似というかパクリ
そうですよね
徹底的にパクリ
TTPとかよく言いますけれども
でもクリエイティブ領域に関しては
それをやっていたら
それご法度な世界なんで
進め方だとか企画の立て方だとか
コンセプトの作り方というところは
もちろん同じステップを踏んでいくんだけど
最後にジャンプするところは
頭をひねって
頭に汗かいて
表現方法を考えるというところを
やらないといけないかなと思います
特にクリエイティブ領域に関して言うと
最終アウトプットの違いが
もちろん大切なんですけど
その前工程を全然意識しないで
その最後のアウトプットの違いだけを
すごく意識している方が多いと思うんですよね
そうじゃなくて
どんな企画もその前工程を
結構同じステップを踏んでいて
これを伝えなきゃいけないんだ
というところまで至った時に
初めてそれを伝えるために
どうしたらいいのかというジャンプが
生まれるということだと思うんですけど
なるほど
大変だね
こういう会話もしていて
なおかつ上司で
大変だな
もっと徹底的に盗んでもらいたい
頑張ります
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頑張ってください
細かいことを盗むのは
細かいところまで
真似してみないと分からないと思うんですよね
それは同じ行動をしてみたりだとか
同じものを
同じ文章を書いてみたりだとか
そうすることによって
初めてこういう気遣いで
こうしてたのかだとか
そういうことが分かるわけで
それを何となく見てるんじゃなくて
自分で同じように行動してみる
ということがすごく大切だと思います
それをやると自分が普段やってないことで
こんなことやったことない
ということがどんどん見つかるんで
そこの差異を埋めていく
ということをやっていくと
盗むべきものがどんどん見えてくるんじゃないかと
思います
最後にちょっと質問いいですか
今の盗むっていう工程をするときって
私も普段ちょっと感じてることなんですけど
他の業務に追われてる中で
そういうのを取る時間って
なかなか取りづらいんですけど
しがきさんはそういう
盗む時間っていうのを
盗む時間というか
それを真似して書いたりとか
っていうのは決めて時間を取られてたんですか
それは勉強する時間を取っていたのか
勉強する時間
それは取ってましたね
業務外
業務外って一日をずっとやってるわけじゃないじゃない
そうですよね
休みの日もあるわけですよね
家に帰っても時間があるわけですよね
そういう意味だと
上手くなりたいという気持ちがあったからこそだと思うけど
ちょっとこれは
この文章は写し書きしてみようだとか
このデザインはラフを写し書きしてみようだとか
先輩のこの企画書の通りに今度は書いてみようだとか
そういうことはすごく意識してやってましたけど
あと喋り方とか
喋り方ですか
私も結構喋り方は
人の喋り方聞いてていいなと思ったのを
結構真似するようにはしてます
電話口で横の先輩とかが
すごく難しい先輩とか
お客様とか
すごく難しい外部のパートナーの方と
やってる時に
自分が電話をしてる時には
もっとなんかすごく
堅い感じになってしまうんだけど
僕がすごいなと思った先輩はそこで
またまたなんでそんなこと言わないでくださいよ
とか言いながら
やんわり断ってたりするわけ
それを見て
こういう断り方もあるのかとか
そういう一つ一つの動作だとか
仕草だとか話し方だとか
そこら辺にすごく差があるなっていうのは
結構20代の頃感じてましたね
なるべくいろんな人がいる環境で
いろんな人の行動だったり言動を見たりして
学んでいくっていうのが大事なんでしょうね
そうですね
会社の規模にもよると思うけど
小さい会社でも外に行けば
いくらでも人はいるわけで
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電車の中にもいろいろ学ぶようなことも
いっぱいあるでしょうし
いろいろチャンスはあるんじゃないかなと思います
日常のいろんなところに目を向けて
学んでいくっていうことですね
ありがとうございました
ということでやっぱり
ものすごく細かいことにこだわって
そこから吸収していこうっていう意識が
すごい強いなと思ったんですけど
やっぱり普段も仕事を一緒にしている中で
企画書とかかなり緻密で
私は到底足元に及ばないなと思って
いつも拝見しているんですが
そういう秘密が
そういうところにあったのかと
つくづく感じましたね
そうなんだよね
細かいことなのか
全体ができていて初めて
その細部の話になっていくので
そこに101%の1%の差が詰まっているんですよね
どっちかというと大雑把な性格なので
そういうところを吸収していかないと
性格と話を混ぜちゃいけないんだよ
そうなんだよね
性格と話を混ぜちゃいけないんだよ
性格は大雑把でいいの?
あなたはずっと大雑把でいてください
ただ仕事の仕方は緻密じゃなきゃいけない
そうですよね
僕も見るからに性格は大雑把じゃないですか
だけど仕事の決めるところは割と緻密なんですよ
よくそういう会話があるんだけど
私は大雑把だからお前早いことはあるみたいだ
だけどそこはできないと
そういう人たちと一緒に仕事ができていかない
今ちょうどかなり緻密さを求められる仕事をしているので
今回の話はかなりまだなのかなと自分では思っています
期待しています
これから刷新になるのでドキドキしているので
できたら見せてください
わかりました ありがとうございます
いかがでしたでしょうか
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新人時代の今にこそ自分のものにしていってください
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