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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクト小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。本日は、また珍しい女性ゲストになるんですけれども、
リクルート・エグゼクティブエージェントのエグゼクティブコンサルタントの森本千賀子さんに
ゲストとしてお越しいただいております。今回は初回になりますので、
まずは簡単に経歴の方をご紹介させていただきたいと思います。
森本千賀子さんは、大学卒業後の1993年、リクルート人材センター、現在のリクルートエージェントに入社。
入社1年目に営業成績1位、前者MVPを受賞して以来、常にトップを走り続け、
リクルートエージェント設立以来の累計売上実績は、社内トップを誇ります。
リクルーティングアドバイザーとして、大手からベンチャーまで幅広い企業に対する
人材戦略コンサルティングや採用支援サポートを手掛けます。
これまで約1万人の転職希望者と接点を持ち、約2,000人の転職人に携わってきました。
結婚・出産後も仕事と家庭の両立を目指し、2010年4月より株式会社リクルートエグゼキティブエージェントに出向。
エグゼキティブコンサルタントとして、エグゼキティブ層の採用支援、
外部パートナー企業とのアライアンス推進などのミッションを追考しながら活動領域を広げています。
2012年には、NHKプロフェッショナル仕事の流儀に出演し、その仕事ぶりが放映されるなど、
企業と人を結びつける、すごくコンサルタントとしての活動が注目されています。
経歴を拝見させていただくと、まさに伝説の新人というか、新人時代から突っ走ってきた方なんだなという印象を受けますけれども、
これから4回にわたってお話を聞けるということで、非常に楽しみですね。
そうですね。僕一応20代でお会いしていると思うんですよ、多分。
そうなんですか。
楽しみだと思います。
はい、ということで森本さん、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
第1回目の今回は、スタートが違うというテーマでお話ししていただこうと思うんですけれども、
先ほど経歴の方でもご紹介させていただいたように、スタートからもう突っ走ってきたんだなという印象を受けたんですけれども、
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当時の働き方とかについてお話しいただければと思うんですが。
はい、そうですね。私の当時の目的の一つに一番になるというのがあったんですね。
そうなんですね。
そうなんです。それはちっちゃい時からですね、うちの母親から一番になると見えるものが違うと、かつ人の記憶に残るということを言われて、
例えば一番高い山って何だか分かります?
二番目って意外と知らないんですよ。
私の地元は滋賀県なんですけど、一番大きい湖は琵琶湖ですよね。
二番目の湖って言われても意外と知らない。
なので一番にならないと人の記憶に残らないのと、じゃないと影響力も与えられないよということをずっとちっちゃい頃から言われてたので。
そうなんですね。
入社式の時も、入社式終わった後、みんなの前でいろいろこう親父の歓迎会みたいなのをやるんですけど、
その時断情で、私は一番になりますっていうのが一つありました。
そういう意味で一番になるための努力というか、そういったものについては全く苦ではなかったですね。
例えばその一番になるためにまず何をしようって考えられたんですか?
まず誰よりも早く会社に出る、出社する。
当時は4月の同時ぐらいに会社に行ってたんですよ。
ごめんなさい、考えられないかもしれません。
で、首名さんと仲良しになったんですよ。
なぜならば当時は鍵をもらって、会社の入口のドアを開けるっていうのが私の日課だったので、
なので誰よりも早く出社はしてました。
当時、ある知り合った経営者の方から言われた言葉がすごい印象に残っていて、
マラソン、例えば42.195キロのフルマラソンがあった時に、
例えば最初の10キロぐらいで戦闘集団にいなかったら絶対優勝することないよね。
だから絶対優勝してる選手っていうのは、最初の10キロで必ず戦闘集団にいると思う。
ビジネスで使うものもそうなので、もし将来成功したかったら、
最初の20代にいかに戦闘集団に食らいついてでもしがみつけっていうのを言われたのがすごく印象に残っていまして、
なので、とにかく会社の組織のコミュニティの中でも、
戦闘集団で居続けるみたいなことを意識してやっていました。
すごい、もう闘志めらめら。
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闘志めらめら。もう青臭いというか厚苦しいというのが、よくみんなから言われた形容詞で。
新人なので、あんまりそんな方に力を入れるなっていうのを先輩とか上司から言われて、
持たないぞって言われてたんですけど、私だけではそれが自然なので、
別に何か無理してるとか、本当にないんですよね。
なかったというか、別にストイックになってるわけでもなくて、
それが本当に私自身のらしさだったので、あんまり無理してる感じはなかったですね。
子供の時から、わりとインプットされてたというか。
そうですね。子供の時からとにかく、まず先の一番になりたいというので、
それは所属しているクラブチームの中とか、例えば学校のクラスの中とか、
そういうことでもいいので、とにかく一番になること。
そのための努力っていうのは、逆にあんまり見せないでいるのがかっこいいという、
そういう美徳みたいなのがあります。
今、一番になるためのマインドみたいなのを伺いましたけども、
具体的に、1年目にして全社MVPを受賞されたわけですけども、
具体的に仕事をする中で意識されていたこととかってありますか?
例えば、当時新規開拓、小久宮さんもよくご存知のリクルートなんで、
自分のお客様は自分で獲得しろっていうようなスタンスなので、
とにかく新規開拓がミッションだったんですけども、
誰よりもたくさんの量を、誰よりも効率的にやるみたいなことの工夫みたいなことは、
すごく自分の中で意識していながらやっています。
その工夫っていうのは、例えばどういう…
例えば、アポイントとアイポイントの合間、
当時は携帯電話とかもない時代だったので、
その間ってやっぱり時間が空いてしまうので、
朝、出社する時にちょうどコンビニとかが出始めた時だったんですけど、
コンビニに行って、テレフォンカードっていうのが当時派手ですね。
テレフォンカードをバサッと10枚くらい買って、
その日、アポイントとアポイントの合間が、時間が空くとですね、
そのテレフォンボックスにこもって、
実はそのお客さんのところに英語電話をかけるみたいな、
ということをやったりとかですね。
暇さえあれば、お客さんとの出会いを作る英語電話というのをやってましたね。
そこまでやっている人は隣近所の同僚には全くいなくて、
例えばそういうようなことをやったりとか、
あと、本当にお客さんの方もあまりにもしつこく電話してくるので、
とにかく私がたどり着きたい、例えば部長とか社長とか、
たどり着く前に、その部署とかその会社、小さな会社だったら、
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会社ごとみんな、リクルートの森本さんというのは何者なんだね。
名前を覚えてもらい、ようやくたどり着いたら、
あなたが森本さんだったのね、みたいな。
そこまでする人はさすがにいないから、一回会いたいよ、みたいになったので、
会ってもらったりとか。
ああ、そうなんですね。
断られて何度も何度も電話するみたいな。
割とひるんでしまうタイプなんですけども、
そこでひるまずにいけた理由というのは何ですかね。
そうですね。まず一番大きかったのは、
自分がやっているこの目の前の仕事は、
価値があるというのを、とにかくまずそこを誇りに思っていたんですね。
なるほど。
だから悪いことをしようと思って電話をしているわけでもない。
本当に必ず弊社の方に、
必ず弊社と付き合いをしていただければ、
貢献できるという自信もあったんですね。
なので、会わない方が損というふうに思っていたので、
何で私に会いたがらないんだろうというですね、
すごい大変なんですけど、そういうマインドセットだったので、
変なんですよ、本当にガシャ切りとかもありますよね、皆さん。
ガシャ切りとかという形で、
電話かけてももう必要ないとか忙しいとかって言われて、
こっちが本当に要件とかそういうのを伝える前に来られることもあって、
中には同僚とかみんな本当に人間否定されたみたいな形で落ち込んでいるんですけど、
私は本当にそういったガシャ切りをされたら、
本当にもう損をされたなと思って、
大損失をされたなっていうふうに本当に思ってですね、
次に行こうと。
次に私に会いたいと思ってくれる方に行こうという形で切り替えてましたね。
そういうことに対して全然凹まなかったですね。
すごいポジティブというか、自信があるからこそできた。
でも新人なので、実績も経験もないじゃないですか。
なんで皆さんそうやってひぐんじゃったりとか、
そんな自信を持って私に会ってくださいなんて言えないっておっしゃるんですけど、
それは組織人の一人なので、
私が100%提供するわけじゃなくて、
やっぱり会社組織のソリューションがあるので、
そういう考え方は当時からできていました。
確かにそうやって考えるとできますね。
自分一人が個人で提供する商品だったりソリューションということではなくて、
会社が持っているノウハウだったりナレッジだったりソリューションなので、
そこの絶対の自信というか、
そういったことにつながっていたと思います。
1年目にしてもすぐに営業でナンバーワンになられたわけですけども、
先ほど一番をまずは目指すとおっしゃっていましたが、
その後は何か新しい目的を持ってお仕事されていったんですか?
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あり続けるというのが大事かなと思って。
人の記憶に残りかつ、
それが影響力になるためにはある意味一番にあり続ける。
初めてそれが価値になるかなと思っていたので、
いわゆるラッキーとかで終わらないというか、
たぶん一回ポッとすごい実績を出すと、
それってたぶんお客さんの顔ぶれがよかったからじゃんとか、
何か神風吹いたんじゃんみたいな、
その人の能力とか努力というよりも、
周りの外的な理由によってそうなったみたいなふうにも見えるので、
そうじゃなくてというところを作るためにも、
それって一番であり続けるというところのチャレンジ。
というのが次の目標でございました。
かっこいいですね。
いやいや、そんなかっこいいもんじゃないですよ。
なかなかできないことだと思いますよね。
今にして思うと不思議なんですけど、
これもある方が言われたことがすごく私の中で自信になっていたというかですね、
自信と信念に裏付けはいらないと言われたんですよ。
だから自信というのは、自分ができると思えばそれが自信で、
自分がこうありたいというか、これが大事だと思えばそれが信念なので、
そこに何か裏付けとか説得材料っていらないなというふうに思っていたんですよね。
なので、そこが妙に私の腹に落ちていてですね、
今にして思うと本当に謙虚さが大事だと思うんですけど、
本当に後ろを代わり見ず、なんか反省している?
普通新人ってPDCじゃないけど、反省したりとか、
自分の行動をちゃんとチェックして、次につなげるみたいなことなんですけど、
むしろ私は本当に反省する時間があったら前に進むみたいな、
っていう感じでしたね。
例えばスタートっていう意味で言うと、お客さんとの最初の関係性みたいなのですよね。
それも例えば最初の本当にアポイントですよね。
初アポってよく言いますけど、これはやっぱりすごい大事で、
その元日時間の1時間で、いかにして、
私ってどっちかというと会社の説明とか、
システムの説明とかあんまりしなくて、
とにかく目の前の森本さんがすごい信用できる人とか、
この人に頼んだら多分期待以上のものが出てきそうとか、
そういう思いで持ってもらえたら、
多分もうその瞬間でお客様との相談は成立していて、
その信頼関係さえ作れば、多分どんな提案をしようが、
多分ここは持ってきてもらえると思うんですよね。
そうですよね。
なので、どっちかというと初めてお会いするアポイントでも、
私の人間性とか、そういったことを本当に丸裸にしながら、
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いかに信用していただけるかみたいなことを醸成する場っていうんですかね。
そんなふうな位置づけでしたね。
そこについては今後、疲れ方についてお話していただく予定ですので、
そこでちょっと深掘りしていきたいなと思います。
今回はスタートが違うということで、
本当に森本さんのパワフルさを感じたいということだったなと思うんですけれども、
どうもありがとうございました。
はい、とてもありがたいです。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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