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2025-11-06 31:58

#115 バックオフィス経験を活かしてプロダクトを作る──開発組織への越境キャリア【 yana × nat × nemo 】

バックオフィス出身のメンバーが、どうやって“使う側”から“つくる側(PdM)”へ越境したのか。
現場知見(ドメイン)を武器に、エンジニアなど社内メンバーと連携し、お客様に届くまでのリアルを語ります。学び方のコツ、つまずき、意思決定、そしてAI時代のPdMに必要な素養まで話しました。


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サマリー

このエピソードでは、バックオフィス出身の二人がプロダクトマネージャーとしてのキャリアチェンジについてお話しされます。LayerXでの役割や、経理業務からPDMに至る経緯、新しいプロダクト開発のプロセスが詳しく紹介されます。また、バックオフィスからプロダクトマネージャー(PDM)へとキャリアを移行したNEMOさんが、開発組織での挑戦や成長について語られます。経理からスタートアップに転職した後の学びや実務についても触れられ、プロダクトの開発における柔軟性が強調されます。さらに、バックオフィスからプロダクトマネージャー(PDM)へのキャリアチェンジを果たした二人が、業務の幅が広がることやチームでのものづくりの楽しさについてお話しされ、自らの経験を活かしてプロダクト開発に貢献することのやりがいについても触れられています。

バックオフィスからプロダクトマネージャーへ
それでは、LayerX NOW! 今回もやっていきたいと思います。 PRのニークニです。
今回は、ドメインエキスパートの PDM 会ということで、ケイリ・ローム・リズムの経験者から──
キャリアチェンジして、今はLayerXでPDMとして活躍しているメンバーに──
フォーカスを当てて、お話を聞いていければと思っております。
ここから、MC Yanaさんにバトンタッチしてお話を進めていただければと思うので──
Yanaさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。LayerXのYanaと申します。
今日は、元々、ケイリ・ロームとか、いわゆるバックオフィスの経験を持った上で──
LayerXで初めて、プロダクトマネージャーとして仕事をしているお二人に来ていただいて──
実際、キャリアチェンジはどうだったか、どういう業務をやっているか──
この辺の話をお伺いしていきたいなと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、簡単に最初、自己紹介をお二人いただきたいなと思います。
では、先、NATさんからお願いしてもよいでしょうか。
はい。LayerXでプロダクトマネージャーをしているNATと言います。
私は、大学は路文系だったんですが、社会人になってから、ERPシステムベンダーに就職をして──
代表向けのシステム導入みたいなことをやってたんですけど、その後、NGOで働きたいなと思って──
パティスタンやインドネシアに駐在したり、みたいなことをして──
海外駐在で経理総務をやっているうちに、経理をやってみたいなと思って──
外資とスタートアップを合わせて10年経理をやっていました。
その後、LayerXに入社をして、カスタマーサクセスをしたり、開発組織に関わっていたりしているうちに──
プロダクトマネージャーとして異動して、今に至るという感じで──
ずっと経理向けのプロダクトのPDMをしているんですが、直近では給与のプロダクトを──
来年春リリースを目指して、今チームと開発を進めているというところです。よろしくお願いします。
ありがとうございます。何回聞いてもパキスタンの流れから経理の流れはあまり理解できないんですけど──
その辺もぜひやっていきたいなと思います。
じゃあ、ねもさん、お願いしてもよいでしょうか。
よろしくお願いします。LayerXでPDMをやっています。ねもとといいます。
会社ではねもというあだ名でやっております。
僕は、実はなっとさんと大学も一緒で、同文系なんですけど、新卒でメーカーに入って──
そこで10年ぐらい働いて、その後、教育系のスタートアップに転職をしました。
そこで数年やって、去年の9月ですかね、LayerXに入社をしています。
僕はそれまではずっと経理とかガバナンスとか、あとちょっとロームをやったんですけど──
本当にコーポレート周りずっとやっていて、去年の9月からいきなりPDM開発職種になったというような感じでございます。
直近では、請求書の爆落の債務管理というプロダクトがあるんですけど──
請求書処理、主に経理の方が使うものなんですけど、そちらのプロダクトマネージャーをやっています。
最近だと結構、会計処理に必要な機能とかはもちろんなんですけど、AIを使った機能ですね。
仕分けをAIで自動生成したりとか、あとはコスト分析をAIで自動でやったりとか──
そういった機能を考えたり、実際開発したりしています。よろしくお願いします。
ねもの経歴とAIの導入
よろしくお願いします。ありがとうございます。
でもさんは結構入社して、まだ1年ちょっとぐらい?
そうですね、1年ちょっとですね。
その中で割とAIを本当に組み込んだ機能を作っていただいているので、ちょっとその辺も伺っていきたいなと思っております。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。では最後ですね、ちょっと私の方でも簡単に自己紹介をさせてください。
改めまして、LayerXのヤナと申します。
今ですね、バックラックのプロダクト企画部とプロダクトマネージャーが所属している組織の部長をしております。
元々ですね、新卒では監査法人に入ってですね、そこから事業会社に入りまして──
いわゆるリザイムとかIRとか経営企画とかそういった業務をやってました。
LayerXで初めてですね、この事業側のポジションとして応募して入ったんですけど──
その当時、ドメインエキスパートみたいなものをLayerXが初めて募集する3年半ぐらい前ですかね。
そこでLayerX自体を認識してですね、応募して入っております。
プロダクトマネージャーになったのは2年ちょっと前ぐらいなので──
そこからですね、新しい製品、バックラック請求書発行とか──
採点管理とかそういった製品の立ち上げを担当しておりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではですね、ちょっと皆さん、今日ここにいる自分も含めて3人ですね。
それぞれバックオフィスから今はPDMをやっているというようなバックグラウンドなんですけど──
どういう風にPDMになったかというところですね。
ちょっと改めて掘り下げていきたいなというのを思っています。
この辺、そうですね、まずNATさんからお伺いしてもよいでしょうか。
どんなタイミングでPDMになったかとか──
LayerXに入られた時にここ意識していたかとかですね。この辺伺いたいです。
はい。私は今4年目なのでだいぶ前にLayerXに入社しているんですけど──
最初はカスタマーサクセスとしてお客様の導入支援を担当する仕事として入社していました。
それ時代も経理とは全然違うので大きなキャリアチェンジをしていたんですけど──
カスタマーサクセスをする中でも当時社内で経理業務を実際にやったことがある──
深く理解している人というのがかなり少数派で──
私と矢野さんともう1人ぐらいしかいないような状況だったので──
結構社内ではレアキャラ的な存在で──
営業の方たちだったりカスタマーサクセスの同じ部署の人たちだったり──
サポートの人たちだったりからお客様とのやり取りで分からないところ──
お客様の運用でどう枠を使ったらいいのかみたいなところの──
相談の壁打ちみたいなところをしていることがよくあって──
社内だとカスタマーサクセスのNATというよりはドメイティスパートのNATみたいに──
見られていることが多かったと思います プロダクトマネージャーの──
開発組織の人たちからも同じように見られていて──
今度このバクラク申請のこういう あるいは形成のこういう機能だったり──
請求書受取りのこういう機能を作ろうと思うので 経理の目線ではどう思われますかみたいなことを──
相談を受けて壁打ちみたいなことで意見を言ったりとか──
フィードバックをしたりみたいなことをしているうちに──
バクラクビジネスカードという新しいプロダクトをリリースすることになって──
そのリリース後にカードの決済の後の仕分け機能を──
まるっと使用検討をやってくださいという形で言われまして──
その時はまだカスタマーサクセスに所属としてはいたんですけど──
開発組織にその時初めて入って エンジンの方たちとやり取りしながら──
使用を考えるみたいなことをやっていました
速攻しているうちにインボイス制度が2023年始まったと思うんですけど──
それが近づいてきたのでインボイス制度対応が会社にとっても──
すごく重要なのでそのための使用検討をやってほしいというような形で──
言われましてドメティスパートとしてそこに関わるのかなと思ったら──
プロダクトマネージャーとして使用検討をやってくださいという形で言われまして──
そうなんですねという感じで自分でプロダクトマネージャーやりたいですというふうに──
手を挙げたというよりは社内でその時々で必要なところにアサインされて──
プロダクトマネージャーになったというのが経緯になりました
ありがとうございます
そうですね なんかNATOさんの…ごめんなさい 前提 LayerXという会社で──
現時点では爆落の事業部の中にドメイエキスパートという何かチームがあるわけではなくて──
ちょっと概念的なものでそういうバックグラウンドがある人が──
ドメイエキスパートというものを持ちつつ別のミッション──
例えばカスタマーサクセスとかプロダクトマネージャーとかそういうものを追っているというような状況になっています
NATOさんの場合はCSから入ってその後もPDMとしてミッションが変わったみたいな話かなと思ってるんですけど──
このときドメイエキスパートとしての関わり方とプロダクトマネージャーとしての関わり方ってどう変わりましたかね
最初のうちはそこまで大きくは変わらなくて──
自分が当時所属していた政調省系という──
今NEMOさんが担当されている爆落の債務管理のチームの中に入って──
インボイス制度対応の機能を何ヶ月もかけて仕様を検討して──
エンジニアの人たちに実装してもらってというところをやっていたので──
その前のPDMではないけどカードの仕枠の仕様を検討しているというところと──
そこまで変わらなかったかなと思うんですが──
途中で自分ともう一人上司になるプロダクトマネージャーの人がいたんですけど──
その方が移動されてから自分でプロダクトの担当を任されるという形になったので──
今後インボイス制度対応以外で──
財務管理の機能のお客様の予防を受けつつどういった機能を作っていくかとか──
どうやってプロダクトを成長させていくかというところに──
プロダクトの責任者として考えないといけないし──
あとはお客様からのあまりよく起こってはいない──
よくないんですけど不具合とかの──
社内でインシデントと呼んでいる事象が発生したときに──
どういう対応をするかみたいなところを意思決定しないといけないとか──
プロダクトの責任者として意思決定を常にしなきゃいけないというところに──
途中から変わっていって──
ドメイティスパートとして仕様検討に関わるだけじゃなくて──
プロダクトマネジャーとしてプロダクト全体の責任者みたいな形になったというところが──
変わったかなと思います
ありがとうございます
NATSUさんの場合最初PDMになる前にジャブ的な感じで──
カードの仕分けの部分の仕様検討に入ってくれみたいな感じ──
その後にPDMとしてより責任範囲が広がっていったのかなと思うんですけど──
いきなりカードの仕分けの仕様検討のボールを持つ──
自分の会社の本物なんでちょっとあれなんですけど──
ここに対してNATSUさんとして抵抗みたいな話はなかったですか?
抵抗はそこまでなくて──
できるかできないかで言うとできるかなと思って──
というのは自分が経営としてカードの仕分けのところというのは──
当時バックラックビジネスカードに専攻していたプロダクトを使って──
業務を効率化したりやっていたのでこういう機能が必要だなというところと──
あとは自社の請求書の他のカード以外の仕分けの機能についての理解があったので──
できるかなという気持ちはあったんですが──
お作法みたいなところは全くわからないので──
仕様を書いてくださいと気を決めてくださいと言われても──
何をすればよいんですか?
仕様って言葉すらない。仕様って何ですか?みたいな。
最初は後はGoogleのスライドに概要を書いていって──
画面イメージを画面の切り抜きとかで作ったりして──
それを現状の方に渡して──
現状の方はこれどうやって実際に行動を書くんだろうと不思議に思ってたんですけど──
私はその後、それを機能一覧にしてくださいと言う方です。
フレッドシートで機能一覧に作って──
機能一覧があれば後はエンジニアの方が吉田に実装されるのかなと思っていたら──
そこから更に細かく仕様を記述していってくださいという形で──
エンジニアの方から言われて──
そこで書いたものをエンジニアの方から──
私は経理の目線でこういう機能がよいと思って──
エンジニアの方はそんなのが使いにくいですよとか──
PDMとしての出発
そういったエンジニアの方のプロの目線でフィードバックをくださるので──
そこでこういうのじゃダメなんだなみたいなところを学びながら──
当時の一緒に実装していたエンジニアの方に鍛えられながら──
学んでいったみたいな感じでした。
なるほど。ありがとうございます。
NOTSの場合は結構イレギュラー的な感じで──
なんとなく少しずつ業務から入っていって──
その後にPDMになったみたいなそういう流れなのかなと思いました。
ありがとうございます。
ちょっとNEMOさんについてもお話伺いたいなと思うんですけど──
NEMOさんの場合はど真ん中のPDMとして入社いただいたかなと思うんですけど──
まずここでこれまでの経験を踏まえて──
PDMとしてLinuxに入ろうと思っていただいたきっかけとか──
そのあたりの話に伺ってもよいでしょうか。
そうですね。まずきっかけで言うと──
僕は元々全職で経理として爆落を使っていたっていうのはまずあって──
その時から結構いいプロダクトだなという──
結構いろんな経理の他のシステムを触って比較する中でも──
すごくいいなと思って知ってはいました。
あと全職の同僚──
その当時は人事をやっていた人が既にLinuxにいて──
その人が昔を探ったらいきなりメッセンジャーを送ってきて──
PDMどうですかみたいな。
そもそもPDMって何ですかみたいなところからスタートしたっていうのがきっかけ。
多分その後に初めてNATさんとカジュアル面談をさせてもらったっていうのがきっかけですね。
開発の言語とコミュニケーション
で、その時に本を紹介してもらった。
それを読んだ時に意外にいけるかもなっていうのを──
その時に実は思いました。
これ、いわゆるプロダクトマネージメントが書いてある本みたいなそういうイメージだったんですか。
そうですね。プロダクトマネージャーの仕事っていう本。
なんか結構プロダクトマネージメントって本で見るとすごい範囲が広いというか──
本の情報にあたっても基本的にはこれ全部やるんですかみたいなそういう議論が見える気がしていて──
NEMOさん的にはここに対してのこれできるかなみたいなものは何かありましたか。
確かに不安もあったんですけど──
どちらかっていうとある意味曖昧じゃないですか、やることが。
それがすごい良かったというか──
当然プロダクトマネージャーって何にも知らなかったんで──
コードを書けないとダメだと思ったんですよね。
必ずしもそうではなくて──
実際うちの会社もエンジニア出身じゃないPDMっていっぱいいるじゃないですか。
そこで結構ハードルが下がったっていうのと──
あとは何でもやるっていうところが──
結構自分の強みとしてフットワークが軽いっていうのは──
いろんな人から言われてたことであって──
結構それ活かせんじゃないかなって逆に。
なるほど。
っていうので、実際何でもやるみたいなことは書いては確かにあるんですけど──
別に常に何でもやってるわけではない。
プロダクトのフェーズであったりとか──
自分の業務量であったりとかっていうところで──
それぞれの時にやらなきゃいけないことが変わるんですけど──
そこが臨機応変にやればいいんであれば──
確かに思ったよりはいけんじゃないかなって──
その時に思っていました。
なるほど。
ありがとうございます。
このままPDMとして今どういう仕事やってるかとか──
もともと思ってたものとのギャップとかがあれば──
その辺も伺っていきたいんですけど──
まずNEMOさんに伺いたいのが──
ある程度これいけるんじゃないかみたいなものの中で入社した後に──
PDMとしてこれすごい大変だったなとか──
これ意外だったなとかそういう話があれば伺ってもいいでしょうか。
まず大変だったのはやっぱ開発の言葉を覚えたりとか──
すごい細かいところですけど──
エンジニアの方との最初コミュニケーションとか──
経緯とかロゴもやってる方って分かると思うんですけど──
開発組織って結構遠いんですよね。
例えば営業の方とかだと結構契約の話とかで話したりとかするんですけど──
多分開発の方と直接やりたい人ってほぼないと思うんですよ。
やっぱり本当そのエンジニア用語とか──
あと変な話ですけど会話のテンポとか──
そういうところは最初結構苦労した。
リズム掴むっていうところは結構苦労しましたね。
意外だったところで言うと──
全てをやらなきゃいけないって本には書いてあるものの──
結構エンジニアだったりデザイナーだったりっていう──
プロフェッショナルがレイアエクスがいるので──
例えば自分が半分ぐらいしか点数取れてなくても──
それに肉付けしながら──
ある程度完成形まで議論すれば持っていけるので──
いい意味で完璧すぎなくても別に大丈夫。
それは手を抜くとかそういう意味ではなくて──
自分の不足するところを結構みんな補完してやれるのかなっていうのは──
結構意外なところではありましたね。
経理の役割と学び
確かにレイアエクスって──
よくエンジニアの人たちも──
使用検討とかUAXのところにしっかり入っていきましょうみたいな──
そういう中でもちろん作るために──
そこの理解が必要だよねとか──
ちゃんと議論しましょうねみたいな話もあると思ってて──
いっぺんエンジニアの人たちも──
結構主要に入ってくれたりとか──
そうですね。
そこはやりやすさはあるかもしれないですね。
そうですね。
何かもう──
使用結果まで動きませんみたいな──
そうそうそうそう。
それよりはだいぶ動きやすさはある。
1から10まで全部なきゃいけないっていうよりは──
何かこうだんだんみんなで作っていくみたいなものっていうのが──
意外なところでありました。
ありがとうございます。
何かこの辺、例えば──
NATさんもNEMOさんも基本的に何か──
エンジニアリングのバックグラウンドがもともと少しあったとか──
そういう話もないと思うんですよね。
これの中でPDMとしての業務で──
これめっちゃ役に立ったなとか──
これやってて今に生きてるなみたいな話があれば──
何か伺いたいんですけど──
どうですかね?
これはNEMOさんから聞いてもいいですか?
そうですね。
今までやってたことでってことですね。
そうですね。
やっぱり一番、なんだろうな──
ドメインっていうか経理やってて良かったなと思うのは──
何か新しい機能を作ったりとか──
改善したりするときに──
それを何でやるのかとか──
ユーザーにどうなってほしいのかっていうのを──
ちゃんと自分の言葉で説明できるっていうのは──
やっぱすごくいいなと思っていて──
自分でもなんですけど説得力というか──
自分がこういう経験をしたからとか──
ユーザーにはこうなってほしいんだっていうのが──
多分オリジナルのものというか──
染み出てくるものがありますよね。
そうそう。
最近ちょっとそれを強く出しすぎて引かれるときがあるんですけど──
それはそれとして──
結構その辺を意思としてちゃんと言えるっていうのは──
すごく大事。
そうですね。
大きいかなと思いますね。
ありがとうございます。
なっとさんはいかがですか?
私が経理やってて今でも役立ってると思うのは──
忙しい中でも常に専門職として新しいことを──
学ばないといけないことが多かったかなと思っていて──
例えば外資系の企業の経理からスタートアップに転職して──
スタートアップの経理だったら知らないことが結構あって──
IPO準備ってどういうことをやるかみたいなところも分からなくて──
そのために必要な開示の知識とかを学んだりとか──
あるいは経理をやってて新しい役割を──
例えば特化されて法人税とか消費税の申告とか──
リリースになるために何か学んだりみたいなところがあったりしたんですけど──
プロダクトマネージャーも──
先ほどからすごく幅広いことをやる業務っていうところがあるんで──
できないことに知らないことっていう分野がたくさんあって──
あるいは開発の言葉とかもそういうところも──
分からないことがたくさんあるんですけど──
そういうところを常に学んでいくみたいなところを──
できるのはそういう講義のときの習慣があるかなと思います。
自分が担当したプロダクトのインボイス制度って──
世の中の経理の人たちでも誰も正解が分からない、未知の制度だったと思うんですけど──
いろいろ国税書とか発信される情報を徹底的に調べて使用を考えていったりみたいな──
そういうところが役に立っていて──
今も給与っていう全く自分にとっては未知の領域のプロダクトを担当してるんですけど──
その子も知らないことを徹底的に学ぶっていう──
社内だとよくH&M、石倉さんのラーニングアニマルっておっしゃってたりしますけど──
そういう貪欲に学んでいくみたいなところを──
マインドセットは今も役に立っているかなという気がします。
ありがとうございます。確かに経理とかロームとか──
それ以外のバックオフィスの業務もそうだと思うんですけど──
一定、何ですかね、法律が変わったりとか──
何か元となるような、業務をやる元となるようなルールみたいなものもあったりすると思うんで──
それを学びながら仕事をするような触手かなって──
そこでの習慣っていうのが入った後も結局キャッチアップしながら──
じゃないと作れないものも結構いっぱいあるんで──
そこに役立ってるのかなっていうところですかね。
ありがとうございます。
なっとさんは特にここのキャッチアップと勉強の量がすごい。
有名ですからね。
ねおさん、この辺どうですか?キャッチアップとか苦戦してることとかありますか?
そうですね。やっぱり最初は全部が未経験なので──
やっぱ誰に何を聞いたらわかんないとか──
結構手探りなところはもちろんありましたね。
ただ最近はありがたいことにチャットGPTがあるので──
まずはそこで一般的な概念を理解して──
細かいところはその分野のプロフェッショナルに行くみたいなことがあって──
それでうまく回せてるかなとは思ってます。
確かによく入ってからやっぱりプロダクトの利用率とか──
立てる時にもデータを触るのは必要だよねみたいな話の中で──
クエリが欠けないとみたいな話ってよくあると思うんですけど──
そもそも勉強するのもやりやすくなってるし──
何ならクエリについての質問をしてくれれば──
いい感じのクエリを書いてくれるっていうのがある。
AIによって取っ掛かりがハードル下がってるっていうのはめちゃくちゃあると思いますね。
会社のオリジナルな部分は当然聞いていかないといけないと思うんですけど──
まず一般論みたいなところはハードル下がってるんじゃないかなと思って。
でもどんどんAIのツールを触っていくところがすごくいいなと思っていて──
プロトタイプっていうかプロダクトのデザインとかを考える。
昔だとPowerPointとかをもっと高性能にしたようなフィグマっていうツールがあって──
そこでデザインを作るのを覚えていったりしたんですけど──
そこをAIに指示しながら画面を作れるみたいなツールを──
すごく高度なプロトタイプを作れるようになったら──
そういうところをどんどん触っていくみたいな──
そういったどんどん自分から進んでツールをAIに使っていくみたいな必要があると──
バックオフィスからのキャリアチェンジ
活躍が早いのかなって思います。
確かにそうですね。この辺は今だいぶツールも揃ってきてるところがあるし──
うちの会社だけじゃなくてもいろんな会社の中でノウハウもたまってると思うんで──
そういうのを活かしながらスキップができるところがありそうですよね。
めちゃくちゃあると思いますね。
生成AIを活用するのにどうしても技術的なところが必要だったりするんですけど──
社内のエンジニアの方たちがエンジニアの開発の効率化だけじゃなくて──
プロダクトマネージャーとかビジネスサイドの人たちの効率化も考えて──
いろいろ簡単に活用できる仕組みを用意してくれたりするので──
そういうのがあるっていうところがすごくこの会社のありがたいところだなと。
そうですね。そこはすごい整ってる感はありますよね。
めちゃくちゃ整ってますよね。
だからこそ何をしたいかとかって結構大事かなと思って──
それさえあれば結構その後はっていうのもあるから──
本当にそうですね。
そういう意味だとこういうドメインがある程度分かってる人っていうのは──
すごくいいんじゃないかなと僕は思います。
結構そうですよね。意思を持ってこういうことをしたいっていう思いがあれば──
やれることってすごい広がるし、なんかやることがアップになってきますもんね。
ありがとうございます。
チームでのものづくりの楽しさ
ちなみにお二人がPDMになられて──
職種とかやる業務自体もだいぶ変わったと思うんですけど──
何ですかね、やりがいというか──
これPDMとしてやっててすごい楽しいぞって思うシーンってどういう時に感じますか?
なんか無理くり聞いてると思った。
私はケイリーからプロダクトマネージャーになってみて──
面白いなっていうところが──
すごくありきたりなんですけど──
エンジニアの方たちと仕事をするっていうところが──
すごく今でも新鮮で面白いなと。
エンジニアの方だけじゃなくてプロダクトデザイナーっていう──
プロダクトの画面のイメージとか体験とか考える人たちだったり──
QAって呼ばれるテストをする人たちとチームを組んで──
結構小さいチームで5、6人ぐらいですかね。
チームを組みながら何を作っていくかっていうところを議論して──
ものづくりをできてるっていうところがすごく面白いなと思いますし──
それが実際にお客様に届いて喜ばれる機能になるところ。
確かにすごく面白いなって思います。
そうですよね。働く人の幅は明らかに広がりますね。
今までは組織図の中での──
職種を知ってる知らないっていうのはあったとしても──
業務の解像度、この人はこういうものづくりにおいてこういう役割を担ってるとか──
そういうものの解像度がすごい上がる感じがしますよね。
ねもさんどうですか?
そうですね。僕もちょっと被るんですけど──
一つは自分の仕事の幅の広がり方っていうんですかね。
例えばプロダクトマネージャーって結構開発する人っていうイメージだと思うんですけど──
LayerX だとお客さんに届けるところ。
例えば僕プレスリリース書いたりとか──
宣伝用の動画を作ってもらったり考えたりとかもするんですけど──
結構幅が広いんですよね。
経理をやってたら絶対に関わることのない人──
経験することのないことっていうのが──
売るところとかまで含めて体験できてるっていうのは──
今後どこまでプロダクトマネージャー続けるかわかんないですけど──
今後の人生には生きてるなっていうのは思いますね。
あともう一つは──
これもあれですけどお客さんとの関わり。
正直経理だとなかなかないじゃないですか。
お客さんとの直接っていうのは──
社外で言うとせいぜい関山の人とか──
税理人とかそういうのやると思うんですけど──
直接自分の考えたものが届く──
あるいは仮にダメだとしても意見をもらえるっていうのは──
直接やり取りできるっていうのはやっぱり全然──
やりがいとしてはあるかなっていうのは思います。
今後のキャリアについて
ありがとうございます。
お二人のお話がかかってると結構やっぱり──
仕事で関わる人たちが社内がやっぱり広がっていくのが──
あるのかなと思っていて。
最後にお伺いしたいのが──
ちょっとどこまで今のタイミングで考えてるのかっていうのは──
あるかもしれないんですけど──
今後のキャリアとして──
結局バックオフィスからPDMにキャリアをチェンジした後──
この後のキャリアについてお二人で考えてることがあれば──
ちょっと一言ずつ簡単に伺いたいなと思うんですけど──
アットさんいかがですか?
そうですね。正直まだあまり考えてないっていうところが一番そこで。
自分の中で今キャリアの中で第3期みたいなイメージ。
第1期はERPシステムベースに入って──
NGOみたいな、割と迷ってるような時期があって──
その後、経理の専門職としてやっていこうと思って──
10年やったのが第2期で。
で、レイアイクスに経理で10年やってきたっていうところが──
おそらく一部評価されて──
爆落のプロダクト開発に関われるようになったっていうのが第3期で──
自分の中でまだ今までのキャリアを生かした。
ボーナスタイムみたいな感じがしていて──
その先何やっていくかみたいなところが──
まだあまり見えてないっていうところがあります。
ただレイアイクスのミッションの全ての経済活動を──
デジタル化するっていうところに共感して──
そこに役に立てる仕事だったら──
カスタマーサクセスでもプロダクトマネジャーでも──
何でもいいかなみたいなのがあるので──
レイアイクスの中で──
ここで自分の今までの経験が生きるみたいなところがあれば──
ファンドと一緒には特に何でもいいかなみたいな感じで。
ありがとうございます。
じゃあ、ねもさんも伺っていいですか。
そうですね。僕もまだPDMになって1年ぐらいなので──
まだまだ勉強することはいっぱいあるんで──
今やることを全力でっていうのは大前提として──
あとは結構、今新しいプロダクトとかも担当させてもらってるので──
事業を伸ばしていく経験というか──
伸ばすために何をするのかとか──
そのためにどういう開発必要なのかみたいな──
ちょっとそういう事業企画なんですかね。
そういうところまで含めて──
経験したいし、やっていきたいなという思いは結構ある。
ありがとうございます。
そうですね。もうお二人は今社内で大活躍してるんで──
これからも活動、領域を広げていって──
もらいたいなと思っております。ありがとうございます。
はい。ではですね。ちょっと時間も来ましたので──
まだまだ話したいことも多いかなと思うんですけれども──
基本的にこのバックオフィスから──
PDMとかドメインエキスパートとか──
割となんかキャリアが大きく変わったお二人──
今日お話しいただきました。
そうですね。もしこれを聞いていただいている方で──
もっとこういうこと聞きたいなとか──
この二人内緒は私でも構いませんので──
ぜひお話しいただきたい──
お話ししたいという方がいらっしゃったら──
概要欄にですね、オープンドアのリンクを付けておりますので──
そこからお申し込みいただけると幸いでございます。
はい。では本日お二人ありがとうございました。
ありがとうございました。
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