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2021-04-26 18:45

#6 CTO松本さんに聞く「情報収集方法、ファシリテーションのコツ、等身大の発信」について

LayerXの日常を伝えるPodcast『LayerX NOW!』(週2ペースで公開中)

#6では、『LayerX NOW!』のモデレータを務めるCTO松本(@y_matsuwitter)に人事の石黒(@takaya_i)が逆質問!
ちょっと気になる、ちょっとゆるめの質問をしてきたら、とってもタメになる話が聴けました。

▼ 話のハイライト

  • 松本さんの普段の情報収集源
  • ファシリテーションのコツ(スピーカーとのやりとり編)
  • ファシリテーションのコツ(スピーカーとの事前準備編)
  • 最近よくFeedbackを求めている姿を見るのですが、いつ頃から意識してるんですか?
  • 今後このPodcastでやりたいこと・迎えたいゲストなど
  • LayerXに入社して1.5ヶ月経過し正直どうですか?

▼ メディア情報

00:02
はい、それではLayerX NOW第6回ですね。
今日は私、石黒が、いつもモデレーターの松本さんに逆質問する回、ということで始めてみたいと思います。
はい、改めてLayerX NOWですが、LayerX NOWはですね、LayerXの開発メンバー、組織を知ってもらうという目的で始めたポップキャストです。
LayerXのことを、より一層いろんな形で知っていただければ嬉しいなと思って始めております。
では、今日はですね、いつもモデレーターの松本さんをフェスとしてお迎えしております。松本さん、よろしくお願いします。
お願いします。逆ですね、今日は。
はい、逆ですね。
石黒さんに何話しますって言ったら、希望として、いや松本さんに逆質問をということで。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
最初、アイスブレイク的にですね、私が聞きたいことを直球で投げちゃおうかなと思っています。
松本さん、情報収集権はどこですかという、結構ふわっとした質問なんですが、松本さん、何でも知っている印象があってですね、
もちろんテクノロジーの領域に関しては、遺伝子の話から宇宙の話からVRの話からブロックチェーンの話まで、
ソフトウェアで切ってもいろんなことを知っていらっしゃるなと思うんですが、経営の話なんかもいろんな場所から持ってこられていて、
私だけじゃなくて、結構皆さん気になっているんじゃないかと思うんですが、松本さん、どうやって情報収集しているんですかという、
小並みな質問なんですが、ぜひ聞いてみたいなと。
結構いろいろあるんですけど、一つはツイッターですよね。
僕は結構ツイッターも中毒なので、ツイッターで気になる人フォローしていって、それをなぜるってアプリ、
ハリネズミなどのアイコンのアプリなんですけど、それでさまってもらって、記事いつも集めてたりとか。
あとはですね、結構本は読むんですよ。本はですね、ほんと乱読で何でもかんでも買って、
ツンドクとか気にせず、オススメされたらその瞬間にポチるっていうルールを設けていて。
ノールックポチですね。
ノールックポチですね。なので、結構ツンドクもあったりするんですよ。
ツンドクでもチラチラと、例えば木口から、ちょっとした最初の1章だけ読んでしまうとかだけでもある程度得るものがあるので、
自分の手元に多様な情報ソースになるような本をたくさん置いたりとか。
最近だと何買ったっけな。
最近だと、戦争と条約の歴史みたいな話とか。
ライフネットの手口さんの本ですけど、あれがすごい面白くてそれを見たりとか。
興味の赴くまま買って読んでさまってみたいなことをやったり。
あとは妻も本が好きなので、妻が読んでそれのさまりをくれたりとかで。
なるほど。
普通は2人がかりで。
なるほど。ツンドクを奥様と解消するというすごいソリューションですね。
03:03
そうなんですよ。2人がかりだと2倍くらいになるんで。
なるほど。
あとはとにかくいろんな人と会って話を聞くみたいなことがあります。
一時情報を取りに行くっていうところですね。
なるほど。
妻の話も聞いてみたいところがあるんですが、
一応リスナーの方に補足しておくと、
妻は私の全職でご一緒に働いていた方がいます。
今日はですね、実は私いろいろ松本さん聞いてみたいなと思ったんですが、
技術的なことはですね、いろんな、特に松本さんのノートであったりとか、
さまざまなところで発信されているなと思うんですが、
これ聞こうと、昨日ふとオンラインイベントを一緒にやって思ったんですよね。
昨日、ユビーさんとテンネックスさんとオンラインのイベントをやったんですが、
その時に松本さんにファシリテーターをお願いして、
結構ツイッターでファシリテーターが上手だという、
開発組織の話じゃないところのコメントがいくつかあったんですけども、
ファシリテーターをやる時に意識していることって何ですか?
これからオンラインイベントがいろんなところで増えていくだろうなと思うし、
そういったノウハウも会社としてもためていきたいですし、
業界に関連していくというコンテンツもぜひお聞きしてみたいなと思ったんですが、
どんなことを意識してファシリテーターをやっていらっしゃるんですか?
結構さっきの情報収集の中で考えていることと似ていて、
ファシリテーションをする時っていうのは、
みんなからコンテンツを引き出して分かりやすく整理するお仕事だと思うんですよ。
そうすると、まずはみんなに一つのトピック、
事前にある程度トピックを並べてあるので、
そのトピックについて投げかけて一人一人聞いていくと、
ある程度コンテンツが出てくるじゃないですか。
その分量は人によって話が得意な人、苦手な人で変わってくるんですけど、
それが出揃ったら、今度はその中で共通項と、
共通項が見えてきたら逆にそこから得意な変化、違う部分の2つを
すごく明確に自分の中で意識して、
じゃあまず共通項ってなんでこれ共通なのかっていうところを
まずみんなに投げかけていくんですよね。
これってみんな一緒ですけど、
おもちゃはこれってどういう風に考えてこうなったんですかっていうのを
みんなに持っていくと、意外と同じことを考えたり、
逆に違う登り方をしてそこに至った人もいたりで、
これがすごく面白いコンテンツになるなと。
やっぱり全然違う部分に関してはそれぞれ聞いていきつつ、
それに対して他の視点を与える。
面白い取り組みですね。
Bさんはどう思います?
Bさんの視点を与える。
すると物事に対して共通項に対する背景理解と、
違う部分に対する複数視点でいけるという、
2つこれってコンテンツとしてはすごく面白いと思います。
そういう構造化をするっていうのを意識して、
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ひたすら質問を投げかけていくっていうのを意識しています。
なるほど。
すごいなって感想を言うものではないんですけど、
共通項を聞いてそれに対して他の視点を与える
みたいなやつは面白いですね。
特に昨日は3人のパネラーを回すのを
走っていただくだったと思うんですが、
どうしてもパネルディスカッション、
1人1人の意見を聞いておしまいになりがちなところを、
共通項をAさんじゃないBさんの視点を入れて、
またAさんに回答いただくっていうのは非常に面白いし、
しかもすぐに私なんかは活用できるなと思って、
めちゃくちゃありがたい情報をもらったなと思っています。
なるほど。
シンプルに、なぜを何回か繰り返す質問だけでも
結構いろんなものが出てくると思うんですよ。
共通項がちょっとまだ曖昧だなと思ったら、
より掘れそうな人、特にコメントが短かった方とかに、
実はそれってもう少し掘ってみるとどういうことなんでしょう?
っていうのを投げかけたりとか、
あと思考をまとめるために、
まず相手の言ったことを自分が要約して、
要約をまず投げかけながら、
っていうことだと思うんですけど、
じゃあそれってもう少し深掘るとどういうことなんでしょう?
そういう質問を投げて、
さらに深めていくと、
その像がはっきりしてくるみたいな。
なるほど、確かに。
これも私モデレーターを何度もやって、
回答が短い方いらっしゃるんですよね。
それって何ですか?って、
それを繰り返すだけでもいいというのも、
新しい視点ですね。ありがとうございます。
ちなみに、ちょっと準備の方も聞いてみたいんですが、
事前準備のときに何か意識していることってあったりするんですか?
事前準備のときは、
ある程度、例えば会社のことだったりとか、
その人自身のこととかは調べておいたり、
エンジニアイベントだと結構知り合いが多いので、
最近のこれについてどうなんですかとか話をしたり、
あと、例えば表に出ている、
昨日だったらユービーさんの、
ユービーさんの透明性ブログいいですよね。
ああいうのを一応先に調べておいて、
そこからトピックを、
みんなが話しやすいトピックを並べるみたいな感じではないかな。
実は調べ物として、
そこからトピックをまとめずに臨んでいることも結構あります。
それは出たところで、
みんなの話したいところをそこで探っていく、
みたいな作業をしている感じです。
なるほど、なるほど。
イベントとして、
リスナーというか聞いていただいている方にもプラスになってほしいですし、
ハウス側にも、
その人が話したいと思っている面白いコンテンツというのを
引き出さないともったいないので、
そこは事前打ち合わせができていないときは、
それをサクサク探っていくような質問をしながら
組み立てるので、
意外とそういうときは事前準備も浅く、
物件本番で話したりすることができます。
昨日のオンラインイベントを聞いて、
09:02
いいなと私が思った点は、
まさにその点で、
お話ししたいことを直球でお話しできるような環境を作らせたらいいなと思っていて、
あれはスピーカー側の満足度も上がるなと思いましたね。
どうしてもオーディエンスのことだけを意識しがちなんですが、
モデレーターはスピーカーのことも意識するといいのかというのは、
昨日改めてあれを見て思いましたね。
話したいことがそこにちゃんとあると、
そこで初めてみんなの舌が温まってくるという、
喋り出してくれると思うので、
あとはそこを紐づける先の共通項みたいなところとかを
うまく見出していって、
お互いに絡めていくみたいな、
なるほどなるほど。
あとですね、松本さんと私もイベントとかポッドキャストとか
いくつかもう最近ご一緒してるんですけども、
終わったら毎回フィードバックくださいと
コメントを私にくださるじゃないですか、
もしかしたらスナックとかで。
これ謙遜でやってるんじゃなくて、
完全に習慣化してるなっていうのは私からは見えるんですが、
それっていつ頃からの習慣化されたものなんですかっていうのと、
なんていうんですかね、
そんな簡単に、簡単にって言ったらあれなんですけども、
終わってフィードバックもらえますかって言い続けるのって
そんな簡単なことはないと思うんですけども、
これってどんな、いつからついた習慣化っていうのと、
もう一つはそれによる変化とか実感してるメリットを
具体的にあればぜひ聞かせてほしいなと思って。
そうですね、明確に意識したのは
意外と最近でここ2,3年の話です。
なるほど。
年職の時からなんですけど、
なんでこうなったかっていうと、
結構メンバーの多様性がやっぱり人が増えれば増えるだけ
大きくなってくるじゃないですか。
この多様性っていうのは、
いわゆる属性的なところだけじゃなくて、
所属しているチームだったり業務だったりで、
全然やっぱり人の考え方が変わってくる。
すると、一つの発信とか施策っていうのが、
この人にとってはプラスだし、
この人にとってはマイナスってことが当然いっぱい出てくるので、
きちんとフィードバックを集めていかないと
この会社にとっていいことをやれているのかわからないと
いうことになってくるんですよね。
なので、その時に思ったのはやはり
フィードバックを正しく集めること、
それで自分の方向性をちゃんと修正することっていうのがないと、
大きな組織になるにつれて
いろんな問題が出てくるなと思っていて、
そこからフィードバックを常に集めるようにし始めて
やってみてと。
結果としては、これ事業と同じじゃんと。
自分の個人の行動も、結局フィードバックをもらって
方向修正しないとすぐに成長がなくなるというか、
凝り固まってしまって、
すごく良くないワードだと思っているんですけど、
老害の老って、別におじいちゃんになったら害になるわけじゃないと思っているんですけど、
これは思考の凝り固まりが害になると思うんです。
やっぱり上人の立場になればなるほど、
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凝りやすいなと思っているので、
フラップにいろんな手段で
フィードバックを集めることが重要だと思う。
というので、ここ2、3年続き始めて、
自分の成長にとってこれはすごくトラストになると思ったので、
本当にいろんな人にどうやった?って話を聞いていく。
ありがとうございます。
ここ2、3年まさにDNLさん、
前所の時の多様な組織とか、
多様な経験の中から生まれてきた習慣だったんですね。
これで変化を実感することはいっぱいあって、
自分の視点を修正することができるというか、
客観化というか客体化というか、
自分が例えばAだと言いましたか、
それは僕の視点からAだと言ったんだけど、
実はこれ別の人から見ると、
これはBという風に見えるみたいなことが当然出てくるので、
いろんな視点を自分の中に取り入れて、
そうすると視点が複数あると、
問題を比較的正しい姿で認識できるようになると。
問題が正しく認識できれば改善できるんですよ、絶対に。
一番の問題は問題がわからないことなの。
やっぱりいろんなフィードバックを得ることの重要性につながってくるなと思っていて、
なのでその視点の多様化をフィードバックを得る中になっている。
実はこれはダイバーシティー&インクルージョンみたいな話にもつながってくる話題になるんですけど、
そういったところがフィードバック下さいの背景になったりします。
なるほど、確かにバイアスの修正っていうところには非常に効果がありそうですね。
問題がわからないことが問題というのは非常にいい話だなと思いました。
ありがとうございます。
喋っているとどんどん時間が過ぎてしまいますね。
私もう一つ松本さんに聞いてみたいことがあったんですけども、
そうですね、ちょっと時間もあるので、
このPodcastで今後やっていきたいことみたいなことをちょっと聞いてみたいなと思っていて、
というのは松本さんが3月に有写されて、
4月からLayerXはPodcastを始めて、エンジニアブログを始めて、
オンラインイベントを始めて、様々なトライが始まっているなと思うんですけども、
今後Podcastでやっていきたいこととか、聞いてみたいこととか、
もしくは社内のメンバーだけじゃなくて、社外の呼びたいゲストとか、
そのあたりでどんなことを考えていらっしゃいますか?
そうですね、Podcastはとりあえず全員出てもらいたいなと思っているんですよ。
全員出てもらって、多分今の採用ペースも備えていったら、
多分50から100回ぐらいの収録になると思うので、
それぐらいはまずやって、
さっき僕が等身大器キーワードを石黒さんの第5回のところに出したと思うんですけど、
みんなの等身大を知ってもらって、
この会社に合う合わないというのをまず知ってもらいたいなと思っています。
石黒さんがとっくに言っていた話だと思うんですけど、
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メルカリ時代に、採用広報として一番大事なこと、
ミスマッチを減らすことだとか、
応募してくれた人が全員採用できているぐらいの精度になると一番いいよね、
という理想系の話なんですけど、
すごい僕も当たっていて、
なので合わないという時に、
ちゃんとそれが認識できる状態を作りたいなと思います。
なのでまずは、
とにかく等身大をみんな知ってもらうというのがやってもらいたいところ。
その中で特に技術面とか文化面、
いろんな面でお話をしていきたいなと。
結構ブログもあるので、
ブログの深掘りみたいなところとかをできたらなというのが今考えているところです。
それがうまく回って、
ネタ尽きることない気がしてるんですけど、
他の会社の人も呼んで話しましょうかということが出てきたら、
例えばこの下町周辺のスタートアップの皆さんと話をしていきたいなと思います。
この前のイベントみたいな感じですかね、コンテンツは。
下町スタートアップですね。
下町スタートアップ意外と多いんですよ、皆さん。
来てください、日本橋の方に。
来てもらったらランチも一緒に行きそうですね。
感染状況を見ながらにはなりますが。
そうですね。
やっぱりその感染状況を見ながらではあるんですけど、
僕はやっぱりオフラインでお会いするっていうのはすごく大事だと思っているので、
イベントとしてランチだったりとか、
昔実はぐのちんの時ってバーベキューやったりしてたんですよ。
そういったイベントだったりとか、
みたいなものはオフラインでも企画したいなという気持ちがあります。
そうしても緊急事態宣言きそうだっていうタイミングでもあるんで、
もしかしたらこれが放送される頃には、
配信される頃には緊急事態宣言全くないかもしれないですけど。
そうですね。
政府状況を見ながら、僕もオフラインが好きなので、
ぜひうまくやっていきたいなと思っています。
ありがとうございます。
もうあっという間に15分過ぎちゃって、
ちょっとクロージングというところなんですけども、
ちょっと最後の雑談みたいになっちゃって申し訳ないんですが、
1.5ヶ月ご入社されて、
どうですかっていうのを最後まで振っちゃって申し訳ないですけど、
どうですか松本さん楽しいですか?
気持ちがいいですね。
気持ちがいい、なるほど。
一番いい感想はそれで、
本当にみんな気持ちのいい奴らだなっていうのが、
僕の一緒に働いているとの感想なんですけど、
どこかでも話をしているんですけど、
みんなすごい真っ直ぐに目的に向かって進んでいるっていうのと、
目的認識がみんなちゃんと揃っている。
これすごくいい組織の特徴だと思っていて、
今日は高江さんも収録させてもらっていたんですけど、
その中でも話をしていると、
みんなが技術の意思決定をするときも、
すごく言っていることが揃っていると。
これはすごくいい。
文化とか人の多様性はあってもいいけど、
考え方、目的思考についてはすごく揃っている。
そういう組織が僕が働いていて気持ちいいなというのが、
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この1.5ヶ月経ったというのが感想で、
みんなが全力で前に進めるように足場を整えていくのが、
僕のお仕事なんだろうなと思います。
気持ちいいメンバーがより気持ちよく働ける環境を整えると、
そういうことですね。
学則の潤滑用になる感じですね。
ありがとうございます。
心強い潤滑用ですね。
あっという間に時間が来てしまいましたが、
第6回のワイマツさん、
ワイマツさんと言ってしまいました。
みんなワイマツさんって呼んでます。
ワイマツさんに、いつもモデレーターのワイマツさんに
石黒が逆質問をする回というのが第6回でございました。
本日も聞いておりましてありがとうございました。
ありがとうございました。
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