研究計画発表会
今回のnoteタイトルは、「研究計画発表会がありました」です。
先週の金曜日、実はカレンダー的には祝日だったんですけれども、大学院の方では終始論文の研究計画発表会というのがありました。
実際に本格的に活動し始めるのが来年になると思うんですけれども、
9月からゼミには配属されて、いろいろとゼミ活動を始めています。
大学院なので、自分のテーマを決めていって、研究に取り組んでいくという形になるんですけれども、
その第一弾ということで、自分がどのようなテーマを選択して、こういった研究の計画で進めていきますよというのを、
本当に簡単に1人5分くらいなんですけれども、みんなの前で発表して、
教授陣からフィードバックをいただいたりするというそんな場でした。
私はこの武蔵野美術大学クリエイティブリーダーシップコースに行っていまして、
もともとここに入った理由というのも別のnoteには書いたんですけれども、
地域通貨とかコミュニティ通貨を使った価値交換というのにすごく興味があって、そちらをテーマにしています。
今回、中間というか研究計画の発表なので、がっちりとした論文フォーマットではなくて、
今こういうことに課題感を持っていて、こういう背景でやろうとしていますということが、
フリーフォーマットで話すという形だったので、フォーマットなかったんですけれども、
皆さんざっくりですね、概要だとか研究の背景、研究で明らかにしたい目的ということを発表していくという感じでした。
特に明らかにしたいことというのは、リサーチクエスチョンというふうに呼ぶらしくて、
そのリサーチクエスチョンに関してかなり突っ込んで、言葉とかも非常に大事にしながら説明していくという形でした。
私はですね、地域通貨とかコミュニティ通貨というものが何なのかという議論は、
それこそすごく広く、経済学とかでもすごく広くなってしまいますので、
今回はググッと研究フィールドとしてググッと絞って、学習コミュニティにおいて、
地域通貨、コミュニティ通貨がどのように関与するかというふうなことをテーマにしています。
学習コミュニティ、何でその学習コミュニティで得られるのかというところなんですけれども、
自分が仕事上関わっているというのもあるんですが、
学習コミュニティって面白いコミュニティだなと思っていて、
価値交換というふうになったときに、物を作って物を渡す、それで対価を得る、報酬を得るという形だと、
もとでがかかっていますので、それに見合う、プラス自分の領域とかそういうものを付加して、
商品の値段だったり決まってくると思うんですけれども、こと学習、知識のやり取りということに関しては、
自分が吸収したものであれば、もとではもうすでにかかっていないというか、
それを提供すること自体にもとではかからないんですよね。
なんだけれども、そのもとではかからないところに、いかに教え合いとか教わり合い、
ちょっと頼ったり頼られたりということが起きるのか、
そういうのが起きやすくするためには、また気持ちよく起きるためには、みたいなことを明らかにしていきたいなと思っています。
コミュニティ通貨、地域通貨というのは何なのかというところなんですけれども、
まずはざっくり、今日本に流通している縁、法定通貨としての縁とは別のものというぐらいにしか定義していなくて、
有無とかいろんな地域通貨ですね、紙でやるやつとか手帳でやるタイプとかいろいろあるんですが、
それをどれにするかというのは今時点、何か手段としては決め切らずにいこうかなと思っています。
デジタルがいいのか紙がいいのかというと、結構大幅に人々の活動に影響してくるみたいなので、
そこもいろいろなことを試していきたいなというふうには思っています。
その縁じゃないものでやり取りをするということが、
多分自分の想像的には縁では表現できないことが浮かび上がってくるんじゃないかなと思っていて、
やっぱり今だとなかなか不況で縁が流通していないですとか、経済が回っていないということが結構取り出されるんですけれども、
それ自体に縁自体にとらわれないということも何かこの小さいフィールドですけれども、
実験していけたらいいのかなと思っています。
このリザーチはだんだんと進んでいくと思いますので、
是非その途中経過もこういったノートとかこちらのポッドキャストで紹介できればなというふうに思っています。
というわけで今回のスキマはここまでです。ではまた。
