カスハラ対策の義務化
こんにちは、遠藤克樹です。久野勝也の「労務の未来」久野先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日はですね、前回からまた引き続きでね、法改正ということでやっていきたいと思います。
そうですね、あの、いっぱいあるんですけど、ハラスメント、パワハラ対策とかの、カスハラ対策かな、の強化の法律みたいなのはちょっと話ししておきたいなと思っています。
パワハラとカスハラの強化。
はい。カスタムハラスメントの対策の義務化っていうのが、これが予定では2026年中ぐらいに一応法律化される予定です。
え?カスハラの対策が法律化されるんですか?
はい。
うーん、どんな内容になるんですか?
例えば授業主の方針の明確化と、その周知と啓発を必ずしなきゃいけないとか、あと相談に応じて適切に対応するための体制の整備とかです。
あ、それが義務かな。
はい。
え、規模感関係なく?
規模感関係なく。
おお。
あとカスタムハラスメントに関わる事後の迅速かつ適切な対応みたいなところで、要はレビューみたいなところで、振り返りを必ず入れなきゃいけない。
へー。
改善を図らないといけない。
で、こういうのを措置を講じないで、再び従業員がそういう精神的な苦痛を負った場合には、要はこの法律に基づいて何かしら罰則がありますよっていうのが。
罰則がどういうものになるかまだ決まってないんですけど、罰則あたりだとか、あとこういったものを、要は安全配慮を変えていることなんで、民事で安全配慮義務違反とかで訴えられるとか、そういったことも出てくるんじゃないかなと思います。
これは政治家に聞き合って怒られちゃいそうですけど、カスハラ対策をそこまで立法化までして義務化しなきゃいけないのは、どういう背景なんですか?
これはね、僕の予想なんですけど、結局人不足じゃないですか。
そういう対策をしないで人がどんどん動いていくこと自体が、政府もそんなにいいとは思ってないなと思うんです。
あー。
だからそういったところとか、あとどうしても僕結構日本人はそういう意識強いなと思うんですけど、金かかった方が偉いと思ってるんですよ。
だから日本人結構、何ですかね、ものすごい礼儀正しいとか言うんですけど、そんなことは全然ないと思ってて。
そうですね。感覚的になんか、お客様私は神様だぞっていう誤解をしてる感じの風潮ありますよね。
そうなんですよ。だから飲食店とかに行って、やっぱ美味しいもの食べさせてもらってありがとうっていうのは、海外は結構こういう文化だと思うんですよ。
日本人ってやっぱ金出してるんだから美味いもの出すのは当たり前だろう。丁寧に接客しろみたいなのがあるので。
あー、それで出てけって言ったらまたこれカスハラだみたいな。
そうなんですよ。
なるほどね。
この悪しき習慣を変えようっていうところもあるのかなと思うんですよ。
だからあくまでもお金出すほうも、サービス提供するほうも良い分だよねと。
そういう社会が雇用慣行の上でも大事なんじゃないかっていうのが僕のメッセージだなという風には思ってます。
そういうことね。立法化じゃなくて家庭でやれよって感じしますけどね。
そうですね。教育なんじゃないかと思うんですよ。
教育なんじゃないかってね、確かに。そんな印象も受けますけど、そういう背景では予想ですけども、カスハラ対策の義務化があると。
企業にとっては結構良いことだと思いますけどね、しょうもないことで従業員は辞めなくなると思うので、変なお客さんって一定数いますんで、
そうしたら会社もきっちりこの法律を使って断るってこともできてくると思うんですよ。
なるほどね。そっかそっか。
セクハラの対応強化
非常に良いことだと。
あとは就職活動のセクハラみたいなのが毎年。
未だにですかこの話題。
未だに話ですね。
OB、OG訪問した時に、そういうので内定を推薦してあげるよみたいな形で、いろいろ対価を求めてくるみたいなのが未だにあるみたいで、
ここに対して今までわりとファジーだったところが、企業の責任ですよと。個人の問題に委ねちゃったところがあったと思うんですよ。
ただ単純にその人をクビにしたら終わりじゃないぞと。
企業として責任を取りなさいということだと思うんですけど、それに対する雇用管理上の措置の義務化みたいな形になりまして、
それを十分にやらなきゃいけないというところですね。
これも罰則的な方向に行くんですか?
一応義務化なので、義務に対して罰則が必ずあるかどうかっていうのは毎回ないものもあるんですけど、ただおそらく厚労省も本気なので、社名の公表とか。
それが実は今一番きついので、そういったところまで考えているかもしれないです。
確かにね、就活のセクハラで出たら採用が完全に止まっちゃいますよね。
そうなんですよ。だから、それは2026年中に多分指針まとめて発表するよみたいなことは今話しているところです。
なるほど。すごいですね。既にセクハラ、カスハラ、ハラスメント系がバンバンと強化されていくと。
自爆営業の禁止とストレスチェック
そうなんですよ。で、もう一個が。
まだあるんですね。
パワハラ、これパワハラなのかどういうことかわからなかったんですけど、自爆営業の禁止っていう。
すごい日本語ですね。なんですか?自爆営業って。
なんかその事業主が従業員にノルマ達成させるために商品購入を強要したり、自腹で契約を結ばせたりすること。
それ、くの先生のフルスの百貨店すごいんじゃないですか。
そう、百貨店とか、従業員キャンペーンとか言ってた。よくわからないけど。
従業員キャンペーンってやばいじゃないですか。自爆営業の強要という。読めますけど。
僕は結構ありがたかったんですけど、その時安く説明したりとか。
そうですね、還元としてはね。
でも、なんとなく買わなきゃいけない風潮はあったような気がするね、当時は。今は多分ないと思いますけど。
学生時代ユニクロでバイトしてたことありますけど、店長、毎月月次になると最後追い込んで何枚も買ってましたよ。
かわいそうだなと思って。
それは本当そうですよね。本人が勧める分には仏はいいと思いますし。
ただ、経営的な観点から自分の商品好きになるとか、買ってみるとか着てみるってめっちゃ大事なので。
できるビジネスマンはやった方がいいと思うんですけど。仕事できるようになるためにはやった方がいいと思ってて。
なるほどね。自爆営業じゃないですからね、そういう意味で。
強要するとかは明確に脳が突きつけられたっていうのがポイントで。
いつからってまだ決まってないんですけど、自爆営業の禁止っていうのが結構今までと画期的なんじゃないかなっていうふうに思います。
パワハラとして追記されるような内容なんですね。
そうなんですよ。だからドキッとしてる会社さんあるかもしれないんですけど。
ドラッグ業界とかね。よく聞きますもんね。
あるでしょうね。だからそういうのはね。
福利厚生で安く買えますよとかいうところに留めておかないとまた問題になるかなっていうのもあるので、この辺りが大きなポイントなんじゃないかなというふうには思ってます。
ということですか。今回は公開制ハラスメントに参戦強化されそうですよと。
そうですね。
というところですかね。ありますか?他にも。
もう一個ぐらい時間があればやりたいなと思うんですけど。
あるとすると。
はい。いっぱいあるんですよ。まだいっぱいあるけど、本当に決まったときにもっとやろうかなと思ってるんですけど、漁獄でストレスチェックの義務化。これ結構大きいんじゃないかなと思います。
どういうことですか?ストレスチェックの義務化って。
今ストレスチェックっていうのがありまして、事業場に50人以上いると10人のストレスをチェックするっていう。
厚労省のホームページにもストレスチェックツールみたいなのがあるんですけど、そういうのを使ってストレスチェックしなきゃいけないんですけど。
これ結構大変で、会社側は結果基本的には見れないので、参業者にお願いしたりしなきゃいけないですね。
何かしらデジタルのツールを使わなきゃいけないんですけど、これが全事業所対象になるので、51人以上じゃなくて全事業所をやることになります。
え、じゃあ日本の企業みんなストレスチェックしなきゃいけないんですか?
そうなんですよ。施工日は決まってないんですけど、今日もう予定はしてるので。
ストレスチェック全員やらなきゃいけないんですか?
全員やらなきゃいけない。
マジで?
はい。
ストレスチェック企業めっちゃ儲かるじゃないですか。
ストレスチェックどの会社でやるかっていうのは今からもう、僕らもリサーチしてるところで。
なるほど、すごいマーケティング出てきそうですけどね、広告が。
あ、そうなんですね。立て続けにギムギムギムギムいろんなの出ますね。
そうなんですよ。だからここはもう準備はいらないですけど、始まったらすぐやらなきゃいけないよってことで、社同士の先生とかそういったところに。
どこかでストレスチェックとは何かってどこかでやりたいですね。
そうですね。せっかくなんで、じゃあ次回やりますか。
次回やりましょう。ぜひぜひお願いします。
ストレスチェックとはをね、他社に備えろみたいなね。
今のところいつからかまだ決まってない。
まだ決まってないと。
ただなるだろうと。
なりますね。
早め早めにね、ローブンの未来ですからね。
はい。
情報を取っていただくためにもやっていきたいと思いますので、次回の方も楽しみにしていてください。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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