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2025-12-26 12:45

第161回 【人事・総務のDX化】3社同時導入!? 久野流「高速トライアル経営」のすすめ

▼今回の概要
DXしても紙文化が消えない理由/便利ツールが魔法にならない訳/人事と現場のギャップ/部分最適と全体最適を往復する設計力/スモールスタートと高速トライアル/“まず試す”会社が変化を掴む/システム導入で疲弊しないための知恵

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サマリー

人事・総務のデジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みとして、勤怠システムや経理ソフトの重要性が語られています。特に、システム導入時の課題や社内ルールの更新の必要性が強調されており、企業が直面する現実的な問題についての考察が展開されています。このエピソードでは、KUNO流の「高速トライアル経営」に基づき、請求管理ロボを含む複数のソフトを同時に導入し、その結果を早期に評価する経営手法が紹介されています。特に、経営者が新しい技術を迅速に試し、最適な選択をする方法に焦点が当てられています。

質問と課題の共有
こんにちは、遠藤和樹です。久野勝也の「労務の未来」の先生、よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで、今日はですね、ちょうど今年最後の配信になります。
こういうことで、何やろうかなと思っていたんですけど、質問がね、ありますので。
久野先生、日常、海外も行くし、セミナーもやるし、なんか激しい動きが多くてですね、なかなか質問に至らないこともあるんで、
今日は、年末最後、ちょっと質問に行きたいなというふうに思っておりますが、よろしいでしょうか。
はい、大丈夫です。
ということでですね、今日のご質問、いきましょう。
久野先生、遠藤様、毎回わかりやすく共感の多い内容をありがとうございます。
定年後再雇用で、今月から職託として人事で継続勤務しておりますということでいただきました。
前回の勤退システムの回は、共感しかありませんでした。
弊社も、某大手A社のシステムから、3年前に金次郎に入れ替えました。
勤退システムですか?
金次郎、割と中堅ですよね。
いいシステムだと思います。
結論、久野先生のお話の通りです。
自社設定に大変な思いをしてスタートしたものの、現場の勤退への認識や、新しいシステム運用への意識は全く変わらず、
人事が楽に至るために入れたんでしょ、などと言われるしまんです。
すごいですね、言ってた通りですね。
3年経過した今も、社内ルールが変化に追いつかないことで、届出の紙は未だに残っており、
勤退を担当する現場の管理者の中には、労働基準法の基礎も認識がないものもおります。
まずは社内の調整とルールのアップデートが必要だったと切実に思います。
2年前には人事システムの入れ替えを行い、すったもんだの末、やっと従業員からの申請や年末調整、給与明細電子化まで進みましたが、
説明を聞かない人や放置する人への対応に追われる日々です。
しばらくは何も変えたくないというのが本音ですが、次は会計ソフトや給与ソフトが課題となっています。
そこで経理ソフトなどについても、注意点や課題をご教授いただけますと幸いです。
経理ソフトの導入と課題
ということですね。
ありがたいですね。
まさにというような方がね。
予言通り。
予言というか、すべての禁体を入れている会社さんはこうなるんですよ。
もう禁体システムが魔法の通貨だというふうに、
全部馬鹿に思うんですよ。
はいはいはい。
で、僕らが言われるのが、禁体システム、僕らも何百社入れてるんですけど、
めちゃくちゃ怒られたのが、お前が楽になるためにやったんじゃないって何回もお客さんに言われたことがあって。
人事が言われるように社路支事務所も言われるんですか?
そうなんですよ。
なるほど。
行くのに勧められてやったのに全然楽にならないとか、余計めんどくさくなったとか、
ずっと言われてて。
ちょっと早すぎたんで僕がトライするのが、
なんか当時はめちゃくちゃ批判にあってるんですけど、
今やっと何も言わなくなりましたね。
それは、そういう説明をちゃんとするからですか?
じゃなくて、みんながもう麻痺ってきたんですか?
なんかお客さんもでも白状で、
昔はZoomとかもめちゃくちゃ早く進めたんですよ。
Zoomの前からSkypeとかも進めてやってたのに、
あの頃はめんどくさいとか大変だとか言ってたんだけど、
やっぱ時代が変わってくると、俺はもう5、6年前からやってるぜみたいな。
当時は文句言ってたじゃないですか。
そうそう、でもまだやってないのかみたいな、他の軽車詰めるみたいな。
都合がいいですね、軽車詰めるのはね。
そうそう、なんかね、本当に。
そういうとこありますよね。
俺が進めたんだぞとか思いながら。
そんな話があるんですね。
ちなみに勤怠の話は、156回勤怠サースは茶番論というところでやってますので、
ぜひ聞いてない方はそちらも一緒に聞いてみてください。
ということですけど、今日は勤怠じゃなくて、
今度経理まで移行していこうと、給与ソフトとかね、なってますけど、
これ人事の方ですけど、なかなかあれですね、幅広いんで、中堅どこなんですかね。
おそらく仕事できる方でいろいろやらされてる。
人事総務両方みたいな。
あれあれですよね、やっぱり。
すごく中核の方なんだと思うんですけど。
うちも経理もかなり児童化してる自負がありまして、
お客さんからも割と人事周りに相談されるんですけど、経理周りも相談を受けて、
人を紹介したりだとか、あと中身の設計とかは見たことあるので、アドバイスはできるかなと思うんですけど、
経理を意外と分解しなきゃいけなくて、
例えば請求っていうところもありますよね。
まあおそらく請求は肝だと思うんですけど、
請求して、そのお金が入ってきて、
会計ソフトに経費も含めて入力するっていう行為と、
あとはそれで入金を消し込むとかっていう業務と、
あとは振込みたいな感じで分かれていくんですよね。
そこの一連の流れの中で、おそらく一番困っているところはどこかっていうのを特定させて、
そこを集中的にやるっていう方法もありますし、
でもとはいえそれをやると部分最適になるので、
完全対最適に考えたほうがいいなと思っている。
だから一番きついところを考えた上で、
大きな設計を組んで決めていったほうがいいかなと思います。
例えばですけど、めちゃくちゃ簡単なのは部分最適でいくと、
経費生産とかで、最近だと楽楽生産とか、MF経費とか、
ああいうのって気軽に入れられるので、
ああいうのを入れるだけでもすぐに個数が下がるじゃないですか。
でもああいうのからスタートすると、今度実際に組み込んでみると、
大元の会計ソフトと相性悪かったみたいなことが大きい。
そういったところで部分から全体、部分全体っていうのを繰り返しながら、
全体構築していくのが結構ポイントかなと思います。
ソフト選びと総合的な設計
これ今回給与ソフト、会計ソフト、経理ソフト等出てますけど、
これ一般的に多いのは何?
マネフォードとかフリーの話ですか?
あと弥生的な?
そうですね。会計ソフトの大元のところで、
例えばマネフォードの会計とか入れると、
インコーデータ取り込んでくれてとか、
仕分けも自動でAIとかでやってくれるっていう話だと思うんですけど、
そこはでも多分もうどこのソフトもそんなに僕変わらないなと思ってて、
最近なんか面白いなと思うのは、
うちはインボックスって使ってるんですけど、
あとストリームドとかそういうのですかね。
ああいうのって結構面白いなと思ってて、
請求書をスキャンとかするとですね、
全部振り込みデータとか作ってくれるようなものとかあるじゃないですか。
それをいきなりネットマーケティングに入れたら振り込めるとか、
そういったものもあるので、
実はその請求周りが結構パワーかかってるんじゃないかなと思ってます。
予想区としては、まあでもそうですよね。
その辺の中で多分設計綺麗に組めば、
割とスピードアップしていくような気がします。
ポイントはソフト選びというよりも、
全体部分のこの生き気の設計の話なんですかね。
ちょっとさっきの話に戻るんですけど、
どこが一番パワーかかってるのかを、
なんでこんな話するかっていうと、
まあ会計も給与もそうなんですけど、
全て万能ってないんですよ。
品体が良くて、給与計算も良くて、
人事管理も素晴らしいみたいなんてあんまりなくて、
会社ごとにどうしても、
ここは強いけどここは弱いみたいになりがちなのと、
あとソフト同士で全部良いとこ取ったとしても、
連携が悪かったりするんです。
だからどこが一番、
会社によって負荷がかかる場所って違うんですよね、
会社ごとに。
請求管理ロボの導入
一番負荷がかかりそうなところを、
まず改善するっていうのが一番良いこと。
問題解決型としてどう施行するのかっていうことなんですかね。
そうですね。
例えばお客さんの方でご紹介したところで言うと、
請求管理ロボってあるんですね、ソフトが。
請求管理ロボ。知らないですね。
これも権利の一部なのかというとわからないですけど、
請求書作るじゃないですか。
請求書だけでも結構分解あるんですよ。
お客さんからまず、
ロボットペイメントをやってるやつですか。
そうですね。
例えば売上げ上がるっていう行為があって、
売上げを部門から上げてこなきゃいけないじゃないですか。
それを請求書作って、
お客さんに請求書送付して、
それで請求したら引き落としかけるのか、
それとも振り込むのかってあると思うんですけど、
それを消し込むみたいなところが全部ニューキーの流れだと思うんですけど、
こういうのを自動化してくれるようなソフトって結構珍しくて、
請求管理ロボって消し込みまで全部やってくれるみたいなソフトなんですよ。
そういうのを選択するとかっていうのもあるし、
そういうところの選定が結構あると思うんです。
KUNO先生のところ、これ私実体知らないんですけど、
KUNO先生ものすごい取り入れるじゃないですか、いろんなものを。
取り入れますけど、そのサイクル、
判断して切るときは切るし、やめるときはやめるし、
トライアンドエラーのスピードは異常な認識があるんですけど、
この辺どうなんですか?入れた後というか。
めっちゃ早いと思うんですけど、うちはとにかくやってみようという文化なので、
スモールスタートしてやってみて、
ダメだったらすぐ変えるって感じなのと、
クラウドPBXとかも入れるときも3車いっぺんに入れたんですよ。
マジ?
そうなんですよ。
同時に走らせてみるんですか?
同時に走らせてみるんです。
すごい良い映画ですね。
やりながら最適なやつ見つけて。
へー、それはなかなかやらんですね。
特にサーズはいいのは初期企業が安いじゃないですか。
大企業、中堅の会社なんかだと初期で、
多分最近だと初期10万とか取られるかもしれないんですけど、
ダメなソフトをずっと使い続ける方がコストなので。
確かに。頭で両方30ぐらい払って損切っちゃった方が早いと。
そうなので、
初めに倫義取るときにできれば、
例えば、さっきの請求書をまとめるシステムってめちゃくちゃ便利なんですよ。
請求書100枚来て、スキャンでまとめたら、
銀行振込のデータが出来上がるんですよ、数秒で。
これもうどこが使いやすいかわからないので、
やっぱりいっぺんに2社契約すると良いと思うんですよ。
なるほどね。
それを倫義で上げて、
で、3ヶ月間コスト重複しますと。
結果として良い方を選びますんで、
早くなりますみたいなプレゼンを経理とかそういうのもやったら。
御社倒壊であればね、それを社長が意識してしてくれるから良いけど、
それを倫義上げれば良いですもんね。
そうなんですよ。だから何が良いかっていろんな人に言われるんですけど、わからないんですよ。
お客さんによるっていう話がもう。
なので。
払い機関を作って、全部いっぺんに同時で試して、とっとと結論だと。
経営者の意思決定
そうです、早めに終わらせると。
なるほど。
そしたらでも、結構経営者が悩むのが、
人事の方とか経理の方が、どれが良いか迷ってると、
こっちも行こうって言いづらいんで。
それはそうですよね。
積極的に、これとこれやれますって言われたら、
そうか頑張れとか、ありがたいとしか言いようがないっていうのは、
なかなかそういう人っていないから、それが良いと思います。
なるほど。ということで今日お話ししてきましたが、
結論になってないかもしれないけど。
結論というか考え方と進め方としての話なので、
むしろ大事じゃないかなと思いますが、
今日の話を受けまして、また聞きたいことがありましたら、
是非追加質問いただけたらと。
ということで、今日のとこ一旦終わりたいと思います。
黒先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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たくさんのご質問お待ちしております。
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