1. 社労士久野勝也の「労務の未来」
  2. 第162回 【ベトナム視察】韓国..
2026-01-02 16:43

第162回 【ベトナム視察】韓国・中国企業に一度流れた人材が、日本企業に戻ってくるワケ

▼今回の概要
労働者人口約230万人のうち24.8%/親日/まじめ/ベトナム便が多い/福利康生・教育がしっかり・給与が安い/アットホーム/韓国・中国企業との人材争奪戦/給与より大切な教育と福利厚生/システム導入で疲弊しないための知恵

▼公式サイト:https://www.tokai-sr.jp/

▼コトトコト『中小企業の問題を価値に変えるポッドキャスト編集室』
https://ck-production.com/ckp_mailmag/

▼ご感想・ご質問・お問い合わせはこちら
https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_kuno

サマリー

このエピソードでは、遠藤克司氏と久野勝也氏がベトナム視察について語っており、国の親日性や労働市場の状況、人材紹介を行う企業の取り組みについて述べています。具体的には、日本企業がベトナムに拠点を持ち、優秀な人材を求める背景や教育機関の厳しさ、そして現地企業がどのように人材を提供しているかに焦点を当てています。ベトナムでは、韓国や中国企業に一度流れた人材が再び日本企業に戻る理由についても触れられています。日本企業の福利厚生や教育がベトナム人にとって魅力的である一方で、外資系企業のカルチャーに合わなかったため、戻る人材が増えていることが示されています。

ベトナム視察の背景
こんにちは、遠藤克司です。久野勝也の労務の未来、久野先生よろしくお願いいたします。
お願いいたします。
さあ、ということで今日はですね、久野先生お得意の分野の一つであります、海外レポートということでいきたいと思いますが、前回はどうでした?その前は、デンマーク。
さあ、今日の国はどちらでしょうか?
今回はベトナムのハノイに行ってきました。
アジアですか、今回は。
アジア、初めてのベトナムに行ってきました。
ベトナムって思いのほかに日本人と同じくらい人口いるんですよね。
そうなんですよ、ベトナムすごいんですよ。
1億以上いますもんね。
そうなんですよね。
国土面積もあまり変わらずで、結構似た感じですよね。
そうなんですよ。
日本に今230万人外国人労働者が来てまして、そのうちの24.8%がベトナム人ということで、結構日本とベトナムっていうのは縁が深いのかなという。
230万人のうちの何パーセントって言いましたか?
24.8%で17万人がベトナム人らしいです。
ちょっとメモっちゃいました。ありがとうございます。
そんな中で今日はベトナムの話、ちょっと1本で終える気がしませんけども、どんなテーマで、ていうか何しに行ったんですか?
そうですよね、そこが一番。
結構ベトナムってどういうイメージがあるかというリスナーの方がわからないんですけど、
まず背景的にはですね、わりと親日の国なんですね。
それで、日本が好きっていう方がベトナム人多くて、しかもわりと大学の制度とかが、ものすごい大学入ると厳しかったりして、
勉強してる方が多いし、とにかく国民性が真面目で、日本に合う、日本人と一緒に働けるというか、
日本人とマインドが合うっていうふうに言われてるんですよ。
それで今回の視察の目的としては、日本といえば労働人口が減ってってるじゃないですか。
それでベトナムにオフショアみたいな感じで、給与計算の外注とか、
端的に言うとベトナムに会社とか作れないのかなと思って。
そういうために行ったってことですか?
そうなんです。そういう意味に行った。
結構事業目的なんですね、今回は。
そうなんです。東海のグループとして、こういうアウトソーシングの会社みたいなところを、
事業継続性じゃないですけど、BCPの観点とか、もっと大量にし…。
ただもちろん結構大きな壁はあるんですよ。データセキュリティとかあるんですけど、
ベトナムで会社作って、アウトソーシング出せないかなみたいなところを見に行こうみたいなところです。
教育機関と学生の現状
なるほど。じゃあ結構オフショア的な目的でも行ったっていうことですね。
そうですね。実際に日本企業も、例えばNTTさんとかを訪問したんですけど、
NTTのシェアド会社、要はグループの中のアウトソーシングみたいなところで、
ベトナムにもう何十社も拠点出てるみたいで。
日本の大企業は結構ベトナムの中に拠点持ってて、
グループ内の仕事をアウトソーシングに出してるんですよ。
そこが分かったので、ちょっと見に行ってみる。そういう感じです。
どうだったんですか?
すごく良かったんです。
どこ行ったかってところから行きますか。
いいですね。ちなみに何泊したんですか?
2泊4日で。
ベトナムって便多いんですよ。
フライト?
フライト。初めになんでそんなにベトナム多いのかなって分かってなかったんです。
それはそうだなと思ったのが、要はベトナム人が日本に多いわけなんで、
帰る人が多いってことですよね。
なるほど。
なるほどなと思って。
行き来が多いんですね。
行き来が。
名古屋なんかだったら、東京もそうだと思うんですけど、
深夜便っていうのがあって、2泊4日で行ったんですけど、
日本は朝出て向こうに昼着くんですよ。
時差が2時間ありますんで、向こうの方が2時間遅い感じですね。
朝7時くらいに出ても、そんなにフライト4時間とかしか着きますので、
そうすると昼間くらいに着きまして、最後帰りは深夜の便で帰ってくるんですよ。
朝日本に着きますんで。
結構効率的に行けるわけですね。
その日は働けるみたいな。
なるほど。結構しんどいですね。
そういう感じです。
2泊4日で行ってきました。
はい。
行った場所がNTTって話はありましたけれども、他にもいろいろある中で。
まず、初日に行ったとこで言うと、大学に行きまして。
ペニカ大学っていう大学で、私立大学になるんですかね。
に行ってきまして、そこの授業に参加させてもらったっていう。
受けたんですか?
授業にの手伝い。
手伝い?
日本語の講座みたいなのがありまして。
教えに行ったんですか?
そうですね。教えてはいないですね。
ティーチングアシスタント的な。
僕が日本語喋るじゃないですか。
喋れますかね。
なかなか日本人が日本語喋る機会ってあんまり向こうでもないみたいな。
そこをちゃんと通訳する練習とか。
そういうのにお付き合いさせてもらったって感じ。
結構感じたことは、まずすごいなと思ったのは、
ベトナム人は、ペニカ大学のポジションとしては、
ハノイはハノイ大学とかハノイ工科大学ってめちゃくちゃ優秀な、
本当に日本でいう亭台よりもちょっと上か同じくらいのクラスのところがありまして、
そこはもちろん素晴らしいってことはわかってるんですけど、
ペニカ大学は私立で結構資本、お金がめちゃくちゃ入ってて、
なので、何ですかね、トヨタも大学とか作ってるじゃないですか。
日本電算とかも作ってると思うんですね、京都とかです。
ああいった感じの大学なので。
民間のこの実験的なところも含めた、自在開発をしているところなんですね。
なので割と研究とかしっかりやりたいという学生がたくさん集まって、
新しいアカデミックっていうよりも。
そうです、最先端の技術大学的なところなんですよ。
なるほど。
めちゃくちゃモチベーション高いっていうのがあって。
面白いですね。
だから入ったら大歓迎で。
こんな感じなんだ。
すごく喜んでくれて、
あとはベトナムのカルチャーとして大学ってめちゃくちゃ厳しくて、
大体朝早朝8時ぐらいから夜の6時ぐらいまで缶詰でガンガンに勉強するみたいなんですよ。
大学?
大学。
マジですか?
はい。
ベトナム側はもちろん喋れるじゃないですか。
英語が必修で、
統一が600点以上ないと卒業できないらしいんですよね。
なるほど。
プラス第3言語を学ばないと卒業できないんですよ。
結構厳しいですね。
第3言語で日本語を選択する人は結構多いかもしれない。
なるほど。
でもさすがだなと思うのは、国家として外貨を稼ぎに行かないと。
特にベトナムって、
中国にここは構造と似てるんですけど、社会資本主義っていう感じなんですよね。
社会主義国でありながら対してそんなに国民の管理をせずみたいな資本主義だけど、
ただ国力がそんなに強くない歴史もあるので、
外国でお金稼いでこいっていうような戦略なんだと思うんですよ、大学は。
だから特にベトナム語ってそんなに世界で優先度が高くないので、
なので英語と、あともう一個各国学んで、
海外で金稼ぎに行けよっていうようなのがすごく意識として感じてて、
ベトナムの若い子もそのメンタリティやらないとまずいっていうような意識があるから、
めちゃくちゃ真剣に学んでるなって日本の大学生大丈夫かと思いました。
人材紹介企業の取り組み
今は結構大学厳しくなってて、そんなことないかもしれない。
それが大学だったんですね。
そうですね、そこに行って。
だいぶ学生たちが鍛えられていると、日本との差を感じながら。
そういったところがまずフェリカ大学は面白かったですね。
そうなんですね。
他にはどちらへ行かれたんですか?
あとは本当に一般企業でNTTさんとか、
あとセキショーさんっていう会社さんって結構面白くて、
セキショーさんってこれ筑波の方だったかな?
日本にも会社がありまして、ベトナムで活動してるんですよ。
メインが?
メインは日本で商社みたいなところでやってるんですよ。
セキショー商事ですよね。
そうですね。
ちょっと企業向けサービス見るとやりすぎてて、何の会社かわからないですね。
あんまり知らなくてすごい会社で、ベトナムで人材紹介してるんですよ。
日本企業に、ベトナムを出展してる日本企業さんに、
優秀なベトナム人を紹介するみたいな事業をやってるんですよ。海外で。
でっかく丸というと人材会社ですね。
人材会社なんですよ。
紹介もアウトソーシングも人材育成もコンサルもだけど人材派系もやりつつ、
海外人材のベトナムインド等にも高度人材としての紹介してるって感じですね。
そこで結構面白かったのが、ベトナムの中に日系企業もあれば韓国企業も中国企業も、
あとベトナムの企業もあるじゃないですか。
ベトナム人の就職状況
ベトナム人って今どういうところに仕事に行くんですかって質問してきたんですよ。
これは結構ヒントになるなと思ってて。
まずそもそもベトナム人って日系企業で働きたいっていうのがずっとあるんですって。
日本企業って人気ないってイメージありましたけど、ベトナムではあるんですね。
あるし、あと日本に行って日本で働きたいっていうのもあるらしいんですよ。
それはすごく嬉しくてですね。
なのでベトナム人の方に日本に来てもらって、日本で長く働いてもらうっていうのも、
もうちょっと日本人に真剣に考えなきゃいけないなと思って。
それちょっと別で話をするとして、ベトナム国内の市場ってどうなってるんですかって話をすると、
まず基本的に今、韓国とか中国系の企業が博人っていうところに、
いわゆるベトナムの北側ですね。そこにガンガン工場を作り始めてですね。
技術力のあるベトナム人をですね。
特に日系で働いてたベトナム人をガンガン今引き抜いてるらしいんですよ。
なるほど。韓国、中国系の企業が人材投与でバンバン抜いてって製造業、製造業ってことですか?
そうですね。日系企業は教育がしっかりしてるんですよ。
これ中国も一緒じゃないですか。
だから日本で企業で学んだ人たちっていうのは、中国、韓国から企業からするとすごく魅力的に映るらしくて。
日本人が教育してるのは取っていっちゃうってことですか?
取っていっちゃうみたいな。が一時期起きたらしいんですけど。
ただなんか、なので結構今中国語をベトナム人学び始めてるらしいんですけど。
ただ、これは日本企業がこれから国際社会の中でもこういうポジションなのかなと思うんですけど、
日本人って基本的に福利構成をしっかりするっていう文化らしいんですね。
教育をしっかりするっていう文化らしいんですよ。なんとなくわかるじゃないですか。
ただデメリットが給与が安いんですよ。
ベトナムの中ではちょっと高いけど、外資よりは安いって感じなんですよ。
戻ってくる人材の理由
中国とか韓国系とか欧米系の会社は教育しないんですよね。
福利構成は確かにいいし、給与も高いんだけど、合わなければすぐクビになるみたいなカルチャーなんですよ。
はいはい、イメージ通りですね。
イメージ通りですよね。
一旦ベトナム人も給与につられて、みんな韓国、中国系の企業に行ったんだけど、
結局カルチャーが合わずに、今やめてまた日本企業に戻ってきてるって話です。
面白いですね。そういう流れが起きてるんだ。
そうなんですよ。
なるほどね。取られて終わってるって話だと思いましたけど、そうじゃなくて、ゆり戻しで、
福利構成とか教育とかフード文化みたいなカルチャーみたいなところの方がむしろインセンティブが高くて、
出戻り組が結構多くなってるという流れってことですか?
そうなんですよ。それで、ベトナム人が結構好きなところって何かっていうと、
福利構成…
なんか日本人の話聞いてるみたいだね。
そうそう、やっぱり日本と似てるよって話なんですけど、やはり教育をしっかりしてくれるっていうところとか、
結構アットホームで優しいってところはすごくベトナム人に大事にしてるらしくて。
意外ですね。
意外ですよね。
そうなんだ。
で、やっぱり人を大事にする会社で働きたいっていうのがベトナム人の根底にあるらしいです。
ほうほうほう。
それは関所さんが言ってまして、日本企業は捨てたもんじゃないなみたいなことはちょっと思いましたけど。
すごく彼らの人材と日本のカルチャーはすごく相性がいいわけですね。
そうなんですよ。で、ちょっと日本の悪いこともある、日本企業の悪いところっていうのも聞いてきたんで、これ次回にちょっと回すとしまして、
僕がちょっと日本の経営者にお伝えしたいところでいくと、
日本人、僕が感じる、ベトナム人って日本にいっぱい来てくれてるじゃないですか、
なんかね、一部の経営者なんですけど、扱いが雑というか、
外国人だから安く雇えばいいみたいな感じで、最低賃金にしたりだとか、
日本人よりも一生懸命働いてくれてるのに、なるべくコストを抑えようみたいな感じが強くて。
なるほどね。再雇用みたいな感じですね。
そうですよね。
なので、そうすると日本の魅力って、しかも大した教育もしないと単純作業させるみたいなところが多いなと思うんで、
技能実習生とかそういったところも含めて、もうちょっと日本を働きやすい国にしないと、
これから本当に日本って、日本の企業ってやっぱダメだよねって言われることも出てくるんじゃないかなと思って。
そこでね、悪い印象戻って、時刻に戻った時にはね、日本のイメージ上がってますもんね。
そうなんですよね。だから日本の企業ってベトナムですごくいいポジションだなって感じた反面、
日本のベトナム人を受け入れてる会社さんの頑張りっていうのがちょっと足りてないんじゃないかと。
ということですね。ということを踏まえまして、次回またちょっとベトナム引き続きいきますが、先ほど言ったのが、どんなテーマでいきますか?
そうですね。例えば日本企業は、ベトナム人をこう使うみたいな。要は、こういうとこ直すといいよみたいな。
そんな話もあるんですか。ということでやっていきたいと思いますし、
くの先生の今後のベトナムとの関係もちょっと聞きたいなと思っておりますので、次回楽しみにしていただけたらと思います。
終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
この番組では、くのまさやの質問を受け付けております。
番組内のURLからアクセスして、質問フォームにご入力ください。
たくさんのご質問お待ちしております。
16:43

コメント

スクロール